JP4910714B2 - アンテナ装置、アンテナ装置の製造方法及び電子機器 - Google Patents

アンテナ装置、アンテナ装置の製造方法及び電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、アンテナ装置、アンテナ装置の製造方法及び電子機器に関する。
従来、時刻情報を含む標準電波を受信して自動的に現在時刻を修正する電波時計が知られている。電波時計において標準電波を受信するアンテナとしては、受信感度のよい磁性材料であるアモルファス金属やフェライト等でなるコアにコイルが巻回されてなるバーアンテナが多く用いられている。
このような電波時計のうち、特に腕時計型の電波時計の場合には、限られた小さな内容積に各種部品を収納する必要があるため、小型のアンテナを用いる必要がある。
そこで、サイズを大きくすることなく受信感度を向上させたアンテナとして、例えば、短冊状のアモルファスの薄片を複数枚積層して成るコアがボビンに収納され、ボビンの周囲にコイルが巻回されたアンテナであって、ボビンの側面開口部にクサビ状のスペーサを挿入してコア両端を割り開き、アモルファス薄片を積層方向外側に曲折させたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えばアモルファスの薄片を複数枚積層して成る積層コアにコイルが巻回されてなるアンテナにおいて、コアの両端部にスペーサを挟んで積層を分割させ、端部の厚み方向の長さを長くした構成が知られている(例えば、特許文献2参照)。
これらの構成によれば、コア端部における電波受信面積が増加するためアンテナの受信感度を向上させることができる。
さらに、近年では、高級感を演出するために機器ケースをステンレスやチタン等の金属で形成する場合があり、このように機器ケースを金属製とした場合には、金属製のケース部分がシールドとして機能し、アンテナによる電波受信を阻害する。このため、アンテナを金属製の機器ケースに収容した場合には、アンテナは主としてガラスや樹脂等の非導電性部材によって形成された文字盤や裏蓋側の面から電波を受信することとなる。
そこで、文字盤又は裏蓋のいずれかを非導電性部材で構成し、アンテナのコアの端部を非導電性部材で構成されている部材の側に折り曲げたアンテナ内蔵式電波時計が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−179803号公報 特開2004−128956号公報 特開2006−153752号公報
しかしながら、特許文献1から特許文献3に記載された技術のように、アンテナのコアの端部を非導電性部材で構成されている部材の側に折り曲げたり、又はコアを形成するアモルファス薄片の端部を積層方向外側に割り開いて曲折させた場合には、アンテナが時計の厚さ方向に大きくなり、時計が大型化してしまうとの問題がある。
また、特許文献3に記載された技術のように、コアの端部を非導電性部材の側に折り曲げただけでは、電波の受信面積は変わらないため、十分な受信感度の向上が望めない。また、特に機器ケースがステンレスやチタン等の金属で形成されている場合には、前述のように、アンテナは主として非導電性部材によって形成された文字盤や裏蓋側の面から電波を受信するため、アンテナを構成するコアの端部を積層方向に開いても有効に電波の受信面積を広げることにはならないとの問題がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決するために為されたものであり、小型でかつ受信感度に優れたアンテナ装置、アンテナ装置の製造方法及びアンテナ装置を搭載した電子機器を提供することを目的としている。
請求項に記載の発明は、複数の板状部材を積層してなる板状のコアと、
この板状のコアの中央部の周りに巻回されたコイルとを備え、
前記各板状部材の端部は、前記各板状部材の表面と平行な方向に延在し、かつ、前記コアの延在方向に対して互いに直交する各方向に曲折した曲折部をそれぞれ有し、これら曲折部は、
前記板状部材の幅方向の一方側に向かって大きく曲折する第1の曲折部と、この第1の曲折部の上部に積層され、当該第1の曲折部と同じ方向に向かって曲折の程度の小さい第2の曲折部と、この第2の曲折部の上方位置に積層され、当該第2の曲折部と同じ形状でかつ、曲折する方向が逆転した形状の第3の曲折部と、この第3の曲折部の上部に積層され、前記1の曲折部と同じ形状でかつ曲折する方向が逆転した形状の第4の曲折部とを備えており、前記第1から第4の曲折部は互いに僅かずつずれて重なりあって積層されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、前記各板状部材の曲折部の基端部は、湾曲部となっていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置において、前記各板状部材の曲折部には、ローレット加工部又は目立て加工部が形成されており、各曲折部のうち最上位の曲折部の表面全体と、それ以外の各曲折部の表面のうち現れている部分のみに前記加工部が施されていることを特徴としている。
求項に記載の発明は、機器ケースと、この機器ケース内に配置されているハウジングと、このハウジングにおけるアンテナ収納スペースに配置されたアンテナ装置とを備え、前記アンテナ装置は、複数の板状部材を積層してなる板状のコアと、この板状のコアの中央部の周りに巻回されたコイルとを備え、前記各板状部材の端部は、前記各板状部材の表面と平行な方向に延在し、かつ、前記コアの延在方向に対して互いに直交する各方向に曲折した曲折部をそれぞれ有し、これら曲折部は、前記板状部材の幅方向の一方側に向かって大きく曲折する第1の曲折部と、この第1の曲折部の上部に積層され、当該第1の曲折部と同じ方向に向かって曲折の程度の小さい第2の曲折部と、この第2の曲折部の上方位置に積層され、当該第2の曲折部と同じ形状でかつ、曲折する方向が逆転した形状の第3の曲折部と、この第3の曲折部の上部に積層され、前記1の曲折部と同じ形状でかつ曲折する方向が逆転した形状の第4の曲折部とを備えており、前記第1から第4の曲折部は互いに僅かずつずれて重なりあって積層されていることを特徴としている。
求項に記載の発明は、単一の板材から、各端部が、各板状部材の表面と平行な方向に延在し、かつ、コアの延在方向に対して互いに直交する各方向に曲折した曲折部をそれぞれ有するように、複数の板状部材を打ち抜くプレス工程と、
このプレス工程で打ち抜いた前記複数の各板状部材のうち、前記板状部材の幅方向の一方側に向かって大きく曲折する第1の曲折部の上部に、当該第1の曲折部と同じ方向に向かって曲折の程度の小さい第2の曲折部を積層し、この第2の曲折部の上方位置に、当該第2の曲折部と同じ形状でかつ、曲折する方向が逆転した形状の第3の曲折部を積層し、この第3の曲折部の上部に、前記1の曲折部と同じ形状でかつ曲折する方向が逆転した形状の第4の曲折部を積層し、前記第1から第4の曲折部は互いに僅かずつずれて重なりあって積層してコアを形成する積層工程と、
この積層工程で形成されたコアの中央部の周りにコイルを巻回する巻回工程と、
を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、従来に比べて、電波受信面積を広く確保することができ、電波が進入し易く、受信感度を大幅に向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ装置を適用した電子機器の好適な実施形態について具体的に説明する。なお、本発明の範囲は図示例に限定されない。
[第1の実施の形態]
先ず、図1から図9を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ装置を備えた電子機器の第1の実施形態を説明する。なお、本実施形態では、電子機器としての電波腕時計にアンテナ装置を搭載する場合を例として説明する。
図1は、本発明に係るアンテナ装置を備えた電波腕時計を示す正面図である。図2は、図1に示す電波腕時計の構成部品のうち裏蓋を外した状態の裏面側内部を示す裏面図である。図3は、図1に示す電波腕時計の縦断面図である。
これら図1から図3に示すように、電波腕時計100には、時計計時部1を内部に収納する機器ケース2が設けられている。機器ケース2は、ステンレスやチタン等の金属により環状の短柱形状に形成されている。機器ケース2の図1及び図2における上下両端部、つまり時計の12時方向側端部及び6時方向側端部には時計バンド3が取り付けられている。また、機器ケース2の外周部には、時刻合わせの指示などの種々の操作指示がなされる複数の操作ボタン4が設けられている。
機器ケース2の視認側(表面側;図3における上側)には、視認側の開口部21を閉塞するように時計ガラス5が防水パッキンPを介して装着されている。また、機器ケース2の視認側とは反対側(裏面側;図3における下側)には、機器ケース2の裏面側の開口部22を閉塞するように裏蓋9が防水リング10を介して取り付けられている。裏蓋9は、例えばステンレスやチタン等の強度が強い金属により、厚みが薄いほぼ平板状に形成されている。
機器ケース2の内部には時計計時部1が収納されている。時計計時部1は、標準電波を受信するアンテナ装置11、アンテナ装置11により受信した電波に基づいて時刻調整を行う受信制御部、指針8を運針させる運針機構部(いずれも図示せず)、この受信制御部、運針機構部等を接続してこれらを制御する回路基板12を含んでいる。
また、時計計時部1は、機器ケース2の視認側(図3における上側)に装着された時計ガラス5と裏蓋9との間に配設された上部ハウジング13と、上部ハウジング13よりも機器ケース2の裏面側(図3における下側)に配設された下部ハウジング14とを備えている。上部ハウジング13及び下部ハウジング14は、モールド成型により形成されていて、各種部品を固定保持するものである。
上部ハウジング13は、電波を遮断しない所定の合成樹脂から形成されており、上部ハウジング13の12時方向部分(図1及び図2における上側)には、アンテナ装置11が収納されるアンテナ収納スペース15が形成されている。また、上部ハウジング13の上記アンテナ収納スペース15以外の部分は、受信制御部、運針機構部等の各種電子部品を保持するための電子部品保持部16が形成されている。
下部ハウジング14は、上部ハウジング13の電子部品保持部16にほぼ対応する形状に形成されている。また、下部ハウジング14の裏蓋9に対向する面(図3における裏面側(下側)の面)には、電波腕時計100の各部に電力を供給するためのバッテリー17が組み込まれている。さらに、下部ハウジング14は、当該下部ハウジング14を固定するためのハウジング固定部材18によって裏側(図3における裏面側(下側))から被覆されている。
そして、上部ハウジング13と下部ハウジング14との間であって、前記電子部品保持部16に対応する位置には、受信した電波により時刻調整を行う受信制御回路(図示省略)、運針機構等の電波腕時計100の各部と接続された回路基板12が配置されており、回路基板12は、上部ハウジング13と下部ハウジング14とに挟持されて固定されている。
なお、本実施形態においては、上部ハウジング13及び下部ハウジング14は、モールド成型により形成されているものとして説明したが、上部ハウジング13及び下部ハウジング14の形成手法は、モールド成型に限定されない。また、本実施形態において上部ハウジング13は、電波を遮断しない所定の合成樹脂から形成されているものとしたが、上部ハウジング13及び下部ハウジング14を形成する材料は特に限定されず、合成樹脂以外の材料で形成されていてもよい。また、本実施形態では、下部ハウジング14の裏蓋9に対向する面に、電波腕時計100の各部に電力を供給するためのバッテリー17が組み込まれている構成を例としたが、バッテリー17の配置はここに例示したものに限定されない。
上部ハウジング13の上面(図3における視認側(上側)の面)には、時計ガラス5の視認側と反対側の面(図3における裏面側(下側)の面)に対向して文字盤6が配置されている。文字盤の表面(図3における視認側)には、時字6aが、刻印、印刷等により施されている。
時計計時部1を構成する運針機構部は、文字盤6の中央部に形成された軸孔からその上方に伸びる指針軸7と、この指針軸7に取り付けられ時計ガラス5と文字盤6との間に配置されている時針や分針等の指針8とを有し、指針8を文字盤6の上方で運針させる。
次に、本実施形態におけるアンテナ装置11について説明する。
図4は、電波腕時計100内にアンテナ装置11を収納した状態を示す斜視図である。図2及び図4に示すように、アンテナ装置11は、時計計時部1の上部ハウジング13のアンテナ収納スペース15に収納されている。図5(A)は、図4の矢示X方向からアンテナ装置11を見た場合のアンテナ装置11の側面図であり、図5(B)は、図4のI−I断面図である。
図4及び図5に示すように、アンテナ装置11は、コア30と、コア30に巻回されるコイル31とを備えている。
コイル31は銅等の導線で構成されており、コイル31の巻き始めと巻き終わりの各端部32は(図2及び図3参照)、図3に示すように回路基板12上のコイル接続部19に接続されている。
コア30は、電波の受信感度が高いアモルファス金属等の磁性材料から成るアモルファス薄片(板状部材)33を複数枚積層して形成されている。コア30の中央部分はコイル31が巻回される巻き線部34(図7参照)となっている。巻き線部34の表層部には、コイル31との絶縁性を確保するため、例えば厚さ20〜30μm程度のフッ素樹脂(非導電性樹脂)がコーティングされている。巻き線部34には、コイル31がほぼ均一の厚さとなるように巻回されている。また、コア30の両端部は電波を受信する電波受信部35となっている。
なお、本実施形態では、アモルファス薄片33を5枚積層してなるコア30を例として説明するが、コア30を構成するアモルファス薄片33の数はこれに限定されない。
また、コア30を形成する材料は、電波の受信感度が高い磁性材料であって加工性に優れたものであればよく、アモルファス金属に限定されない。例えばフェライト等であってもよい。また、受信感度において多少劣るがスチール等を適用することも可能である。
積層されるアモルファス薄片33は5枚とも形状が異なっており、アモルファス薄片33a,33b,33d,33eの両端(先端部)には、コア30の延在方向に直交する方向であってコア30を電波腕時計100のアンテナ収納スペース15内に配置したときの水平方向(コア30(コアを形成するアモルファス薄片33)の表面と平行な方向)に曲折する曲折部が形成されている。
すなわち、図6に示すように、積層したときに一番下になるアモルファス薄片(1枚目)33aの両端部には、板の幅方向の一方側に向かって大きく曲折する曲折部36a,36aが形成されている。この1枚目のアモルファス薄片33aの上に積層されるアモルファス薄片(2枚目)33bの両端部には、1枚目のアモルファス薄片33aと同じ側に向かって曲折する1枚目よりも曲折の程度が小さい曲折部36b,36bが形成されている。2枚目のアモルファス薄片33bの上に積層されるアモルファス薄片(3枚目)33cは、両端部に曲折部のない長方形に形成されており、この3枚目のアモルファス薄片33cの上に積層されるアモルファス薄片(4枚目)33dは、2枚目のアモルファス薄片33bの曲折部36b,36bの形成される位置を左右逆転させた形状となっており、アモルファス薄片33dの両端部には2枚目のアモルファス薄片33bとは逆方向に曲折する曲折部36d,36dが形成されている。さらに、4枚目のアモルファス薄片33dの上に積層されるアモルファス薄片(5枚目)33eは、1枚目のアモルファス薄片33aの曲折部36a,36aの形成される位置を左右逆転させた形状となっており、アモルファス薄片33eの両端部には1枚目のアモルファス薄片33aとは逆方向に曲折する曲折部36e,36eが形成されている。
これらのアモルファス薄片33a,33b,33c,33d,33eを1枚目から順に積層することにより、コア30は、図6に示すように、各アモルファス薄片33a,33b,33c,33d,33eの端部がコア30(コアを形成するアモルファス薄片33)の表面と平行な方向に互いに僅かずつずれて重なり合う。これにより、コア30の両端部の電波受信部35は、コア30の延在方向に直交する方向であってコア30を電波腕時計100のアンテナ収納スペース15内に配置したときの水平方向(コア30(コアを形成するアモルファス薄片33)の表面と平行な方向)にずれて広がり、電波受信部35における文字盤6側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなっている。
ここで、アンテナ装置の製造方法について説明する。
図6に示すように、作業者は、周知のプレス機等によって、例えば磁性材料であるアモルファス金属からなる板材37から5枚のアモルファス薄片33a,33b,33c,33d,33eを一度に打ち抜き(プレス工程)、打ち抜いたアモルファス薄片33a,33b,33c,33d,33eを、前記のように1枚目(アモルファス薄片33a)から5枚目(アモルファス薄片33e)まで順に重ね合わせて積層し、コア30を形成する。さらに、図7(A)及び図7(B)に示すように、このようにして形成されたコア30の巻き線部34にコイル31をほぼ均一の厚さとなるように巻回し、コイル31の巻き始めと巻き終わりの各両端部32を回路基板12上のコイル接続部19に接続する。なお、図7(A)はコイル31の巻き付け開始時の状態を表しており、図7(B)はコイル31の巻き付け完了時の状態を表している。
例えば同形状のアモルファス薄片を単に積層して形成したコア38の場合には、アモルファス薄片を複数積層しても、図8(A)に示すように、電波受信部39の文字盤側に向けられる電波受信面の受信面積はアモルファス薄片一枚分の幅と同じとなる。これに対して、端部に形状の異なる曲折部36a,36b,36d,36eを形成したアモルファス薄片33a,33b,33c,33d,33eを複数積層してコア30を形成した場合には、図8(B)に示すように、アモルファス薄片33cの左右に曲折部36a,36b,36d,36eが張り出す分(図8(B)における斜線部分)だけ、電波受信部35の文字盤6側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなり、受信感度を向上させることができる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
時刻調整時、時刻調整用電波は、主として時計ガラス5側から当該時計ガラス5を透過して、アンテナ装置11の電波受信部25で受信される。これにより、コア30の巻き線部26内には磁束が発生して、コイル23内に誘導起電力が生じる。この誘導起電力はコイル23から回路基板12上の受信制御回路に伝達されて、時刻調整に用いられる。
ここで、電波受信部35の受信面積と、発生する誘導起電力との関係を図9に表す。
図10に示すように、電波を受信する電波受信部35の電波受信面の受信面積が広くなるのに従い、受信面積の増大とほぼ比例して、アンテナ装置11のコイル31に生じる誘導起電力μVの電圧が増大し、アンテナ装置11の受信感度が向上する。そして、特に機器ケース2が金属で形成されている腕時計においては、機器ケース2の周方向からの電波は機器ケース2に阻害されて内部のアンテナ装置11まで到達しにくいため、アンテナ装置11は主として文字盤6側から入る電波を受信することとなる。このため、アンテナ装置11の受信感度を向上させるためには、特に文字盤6側に向けられる電波受信面の受信面積を広くすることが効果的である。この点、端部に形状の異なる曲折部36a,36b,36d,36eを形成したアモルファス薄片33a,33b,33c,33d,33eを複数積層して、コア30の端部が幅方向に広くなるようにコア30を形成することにより、文字盤6の側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなり、受信感度が向上する。
以上のように、本実施形態によれば、腕時計等のように、アンテナ装置11の収納スペースを広く取ることができない電子機器にアンテナ装置11を収納する場合にも、スペースを無駄なく利用して、電波を受信する電波受信部35の全体としての表面積(受信面積)を広く確保することができる。また、時計ガラス5や樹脂等で形成される文字盤6側といった電波を通す材料で形成されている側に向けられる電波受信部35の電波の受信面積を広くすることができるので、機器ケース2が金属等の電波を阻害する材料で形成されている場合であっても、アンテナ装置11の受信感度を効果的に向上させることができる。
なお、アンテナ装置11のコア30を形成する各アモルファス薄片の曲折部の形状は、電波を通す時計ガラス5や文字盤6側に向けられる電波受信部35の電波の受信面積を広くするものであればよく、ここに例示したものに限定されない。
例えば、図10に示すように、各アモルファス薄片43a,43b,43c,43d,43eの形状を、アンテナ装置11を機器ケース2内に収納したときに、電波受信部41を構成するコア40の端部が機器ケース2の内周面に沿うような形状としてもよい。
また、図11に示すように、アモルファス薄片53a,53b,53c,53d,53eの端部の曲折部56a,56b,56d,56eの各基端部に湾曲部57a,57b,57d,57eを設けるようにしてもよい。このように、曲折部56a,56b,56d,56eの基端部に基端部に湾曲部57a,57b,57d,57eを設けることにより、コア50の電波受信部51に入った電波がより滞りなく流れるようになる。
なお、本実施形態では、電子機器として電波腕時計100を例示して説明したが、通信機能を有する電子機器であれば本発明を適用することが可能である。例えば、電子機器はラジオや携帯電話等でもよく、これらの電子機器に搭載するアンテナ装置に本発明を適用することができる。
その他、本発明が上記実施の形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
[第2の実施の形態]
次に、図12を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ装置を備える電子機器の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態は、アンテナ装置を構成するコアの構成が第1の実施形態と異なるものであるので、以下においては、特に第1の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置は、第1の実施形態と同様に、磁性材料で形成されたコア60とコア60の巻き線部64に巻回されたコイル(図示せず)とを備えている。
図12に示すように、本実施形態におけるコア60は、第1実施形態と同様に両端部の形状がそれぞれ異なる複数枚のアモルファス薄片(板状部材)61a,61b,61c,61d,61eから構成されている。このアモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eをコア60の幅方向に曲折する曲折部62a,62b,62d,62eが少しずつずれて重なり合うように積層することにより、コア60の両端部が、コア60の延在方向に直交する方向であってコア60を電波腕時計の機器ケース内(図示せず)内に配置したときの水平方向(コア60(コアを形成するアモルファス薄片61)の表面と平行な方向)にずれて広がり、電波受信部63がコア60の幅方向に広くなる形状となっている。
コア60をこのような形状とすることにより、電波受信部63における文字盤側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなっている。
前記電波受信部60を構成する各アモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eの両端部であって、アンテナ装置を電子機器としての電波腕時計の機器ケース内に収納したときに、電波腕時計の文字盤(図示せず)に対向する面には、ローレット加工が施されたがローレット加工部631が形成されている。ローレット加工部631は、アモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eの端部全体に形成されていてもよいし、アモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eを積層したときに表面に現れる部分のみに形成されていてもよい。表面に現れる部分のみにローレット加工部631を形成する場合には、積層したときに1番上になるアモルファス薄片61eの両端部には、全体にローレット加工部631を形成し、2番目以降のアモルファス薄片61a,61b,61c,61dの両端部には、アモルファス薄片61a,61b,61c,61dを積層したときに上に重ねられるアモルファス薄片61によって覆われない部分のみにローレット加工部631が形成される。このように、アモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eの両端部の文字盤に対向する面にローレット加工部631を形成することにより、電波受信部63の表面積を大きくし、電波をアンテナ装置により入りやすくすることができる。
各アモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eの両端部に施されるローレットは、横方向の筋だけを付す平目ローレット、微細な菱形形状を複数付す綾目ローレット等、どのようなものでもよい。また、ローレット加工は周知の工具を用いて施すことができ、ローレット加工を施す手法としては、転造式、切削式のいずれでもよい。
なお、アンテナ装置のコア60の構成以外のアンテナ装置及び電子機器としての電波腕時計の構成は、第1実施形態に示したものと同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施形態のアンテナ装置の製造方法について説明する。
まず、第1実施形態の場合と同様に、周知のプレス機等によって、アモルファス金属等の磁性材料からなる板材(図示せず)から両端部の形状の異なる5枚のアモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eを一度に打ち抜く(プレス工程)。打ち抜いた各アモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eの両端部の文字盤に対向する面にローレット加工を施してローレット加工部631を形成する(ローレット工程)。ローレット加工部631を形成した後、5枚のアモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eを順に積層し、コア60を形成する。形成されたコア60の巻き線部64にコイルをほぼ均一な厚さとなるように巻回し、コイルの先端を図示しない回路に接続する。これによりアンテナ装置が完成する。完成したアンテナ装置は、コア60のローレット加工部631が形成されている面が文字盤と対向するような向きで機器ケースに収納される。
以上のように、本実施形態によれば、コア60を形成するアモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eの端部の文字盤と対向する面にローレット加工部631が形成されているので、コア60の電波受信部63の表面積を広くすることができ、アンテナ装置の受信感度を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、アモルファス薄片61a,61b,61c,61d,61eの両端部にローレット加工を施したが、コア60の電波受信部63の表面積を広くできる加工を施せばよく、ローレット加工に限定されない。
例えば、図13に示すように、アモルファス薄片65a,65b,65c,65d,65eの両端部の文字盤と対向する面に目立て加工を施して目立て加工部661を形成してもよい。この場合、目立て加工部661は、アモルファス薄片65a,65b,65c,65d,65eを積層したときに表面に現れる部分のみに形成される。すなわち、1番上になるアモルファス薄片65eの両端部には、全体に目立て加工部661を形成し、2番目以降のアモルファス薄片65a,65b,65c,65dの両端部には、アモルファス薄片65を積層したときに上に重ねられるアモルファス薄片65によって覆われない部分のみに目立て加工部661が形成される。このように、アモルファス薄片65a,65b,65c,65d,65eの両端部の文字盤に対向する面に目立て加工部661を形成することにより、電波受信部66の表面積を大きくし、電波をアンテナ装置により入りやすくすることができる。これによりアンテナ装置の受信感度を向上させることができる。
[第3の実施の形態]
次に、図14を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ装置を備える電子機器の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態は、アンテナ装置を構成するコアの構成が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なるものであるので、以下においては、特に第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置は、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、磁性材料で形成されたコア70とコア70の巻き線部74に巻回されたコイル(図示せず)とを備えている。
図14に示すように、本実施形態におけるコア70は、第1実施形態及び第2の実施形態と同様に両端部の形状がそれぞれ異なる複数枚のアモルファス薄片(板状部材)71a,71b,71c,71d,71eから構成されており、このアモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eをコア70の幅方向に曲折する曲折部72a,72b,72d,72eが少しずつずれて重なり合うように積層することにより、コア70の両端部が、コア70の延在方向に直交する方向であってコア70を電波腕時計の機器ケース内(図示せず)内に配置したときの水平方向(コア70(コアを形成するアモルファス薄片71)の表面と平行な方向)にずれて広がり、電波受信部73がコア70の幅方向に広くなる形状となっている。
コア70をこのような形状とすることにより、電波受信部73における文字盤側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなっている。
前記電波受信部73を構成する各アモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eの両端部の一端側には、アンテナ装置を電子機器としての電波腕時計の機器ケース内(図示せず)に収納したときに、文字盤(図示せず)が配置される方向に向かってほぼ90度の角度で曲折する立設部75a,75b,75c,75d,75eが形成されている。アモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eの端部を曲折させる手法はプレス加工等、公知の手法を用いることができ、その手法は特に限定されない。このように、アモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eの両端部の一端側を文字盤側に曲折することにより、電波の進入位置にアンテナ装置の電波受信部73をより近づけることができるとともに、電波受信部73の表面積を大きくし、電波をアンテナ装置により入りやすくすることができる。
なお、アンテナ装置のコア70の構成以外のアンテナ装置及び電子機器としての電波腕時計の構成は、第1実施形態及び第2の実施形態に示したものと同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施形態のアンテナ装置の製造方法について説明する。
まず、第1実施形態の場合と同様に、周知のプレス機等によって、アモルファス金属等の磁性材料からなる板材(図示せず)から両端部の形状の異なる5枚のアモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eを一度に打ち抜く(プレス工程)。打ち抜いた各アモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eの両端部の一端側をプレス加工等によりアモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eの表面に対してほぼ90度(垂直)の角度に曲折し立設部75a,75b,75c,75d,75eを形成する(曲折工程)。曲折加工を施した後、5枚のアモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eを順に積層し、コア70を形成する。形成されたコア70の巻き線部74にコイルをほぼ均一な厚さとなるように巻回し、コイルの先端を図示しない回路に接続する。これによりアンテナ装置が完成する。完成したアンテナ装置は、コア70の端部が電波腕時計の文字盤側に向かって曲折するような向きで機器ケースに収納される。
以上のように、本実施形態によれば、コア70を形成するアモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eの端部の一端側が文字盤側に曲折しているので、コア70の電波受信部73の表面積を広く確保することができ、アンテナ装置の受信感度を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、アモルファス薄片71a,71b,71c,71d,71eの端部の一端側のみを電波腕時計の文字盤側に曲折したが、コア70の電波受信部73の表面積を広く確保できる形状とすればよく、アモルファス薄片の端部の他の側面を曲折してもよい。
例えば、図15に示すように、アモルファス薄片76a,76b,76c,76d,76eの端部から一端側にかけて曲折してほぼL字型に立設部78a,78b,78c,78d,78eを設けてもよい。このようにアモルファス薄片76a,76b,76c,76d,76eの端部にL字型に立設部78a,78b,78c,78d,78eを設けることによりコア70の電波受信部77の表面積をより広く確保することができ、さらに、文字盤側に電波受信部77の端部を折り曲げることにより、効率的に電波を捉えることができる。これによりアンテナ装置の受信感度を向上させることができる。
[第4の実施の形態]
次に、図16から図18を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ装置を備える電子機器の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態は、アンテナ装置を構成するコアの構成が第1の実施形態から第3の実施形態と異なるものであるので、以下においては、特に第1の実施形態から第3の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置80は、第1の実施形態から第3の実施形態と同様に、磁性材料で形成されたコア81とコア81の巻き線部85に巻回されたコイル82とを備えている。
図16に示すように、本実施形態におけるコア81は、それぞれ異なる形状の複数枚のアモルファス薄片83a,83b,83c,83dから構成されており、このアモルファス薄片83a,83b,83c,83dを83aが1番下になり83dが1番上になるように順に積層することによりコア81を形成する。
図16及び図17に示すように、積層したときに1番下になるアモルファス薄片(1枚目)83aの両端部には、電子機器としての電波腕時計200の機器ケース2の内周面の形状に沿うように一方向に延出する延出部84aが形成されている。この1枚目のアモルファス薄片83aの上に積層されるアモルファス薄片(2枚目)83bの両端部には、1枚目のアモルファス薄片83aと同じ側に向かって延出する1枚目よりも小さい延出部84bが形成されている。2枚目のアモルファス薄片83bの上に積層されるアモルファス薄片(3枚目)83cの両端部には、2枚目のアモルファス薄片83bと同じ側に向かって延出する2枚目よりも小さい延出部84cが形成されている。この3枚目のアモルファス薄片83cの上に積層されるアモルファス薄片(4枚目)83dは、両端部に延出部がなく、端部が機器ケース2の内周面に沿う形状に形成されている。
図17(A)は、アモルファス薄片83a,83b,83c,83dを積層した状態を示したものであり、図17(B)は、図17(A)の矢示II方向からコア81を見た場合のコア81の側面図である。各アモルファス薄片83a,83b,83c,83dを1枚目から順に積層することにより、コア81は、図17(A)、図17(B)に示すように、各アモルファス薄片83a,83b,83c,83dの端部が僅かずつずれて重なり合い、コア81の両端部が、コア81の延在方向に直交する方向であってコア81を電波腕時計200の機器ケース内(図示せず)内に配置したときの水平方向(コア81(コアを形成するアモルファス薄片83)の表面と平行な方向)にずれて広がり、電波受信部86がコア81の幅方向に広くなる形状となっている。
コア81をこのような形状とすることにより、電波受信部86における文字盤6側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなっている。
なお、アンテナ装置80のコア81の構成以外のアンテナ装置80及び電子機器としての電波腕時計200の構成は、第1実施形態から第3の実施形態に示したものと同様であるので、同一部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、本実施形態のアンテナ装置80の製造方法について説明する。
まず、第1実施形態等の場合と同様に、周知のプレス機等によって、アモルファス金属等の磁性材料からなる板材(図示せず)からそれぞれ端部の形状の異なる5枚のアモルファス薄片83a,83b,83c,83d(図16参照)を一度に打ち抜き(プレス工程)、打ち抜いた5枚のアモルファス薄片83a,83b,83c,83dを順に積層し、コア81を形成する。形成されたコア81の巻き線部85にコイル82をほぼ均一な厚さとなるように巻回し、コイル82の先端を図示しない回路に接続する。これによりアンテナ装置80が完成する。完成したアンテナ装置80は、図18に示すように、コア81の端部の延出部84a,84b,84cの設けられている側が電波腕時計200の機器ケース2の内周面に沿うような向きで機器ケース2に収納される。
以上のように、本実施形態によれば、コア81を形成するアモルファス薄片83a,83b,83c,83dの端部を機器ケース2の内周面に沿う形状とすることにより、機器ケース2内の限られたスペースを有効に利用することができるとともに、コア81の電波受信部86の表面積を広く確保して、アンテナ装置80の受信感度を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、機器ケース2が円形の場合を例として説明したが、機器ケースが楕円形の場合等、円形以外の形状の場合には、コアを形成するアモルファス薄片は、コアの端部が機器ケースの内周面に沿う形状に形成される。
また、本実施形態においては、コア81を形成するアモルファス薄片83a,83b,83cの両端部に一方向に延出する延出部84a,84b,84cを設けるようにしたが、アモルファス薄片83a,83b,83c,83dを積層してコア81を形成したときにコア81の端部が機器ケースの内周面に沿う形状となればよく、アモルファス薄片の形状はここに示したものに限定されない。
例えば、図19及び図20に示すように、アモルファス薄片93a,93b,93cの両端部に、幅方向の一方側に向かって曲折する曲折部94a,94b,94cを形成し、アモルファス薄片を93aから順に重ね合わせ、1番上に曲折部の設けられていない93dがくるように積層して、コア91を形成してもよい。この場合、アンテナ装置90の電波受信部96の形状は、第4の実施形態で示したアンテナ装置80(図17及び図18参照)と同様に、電子機器としての電波腕時計の機器ケースの内周面に沿う形状となる。アンテナ装置90を曲折部94a,94b,94cが形成されている側が機器ケースの内周面に沿うように機器ケース内に収納することにより、巻き線部95の周りに空間を確保することができ、巻き線部95にコイル92を巻いても、コイル92が機器ケースの内周面に当接することなくアンテナ装置90を機器ケース内に収納することができる。なお、図20(A)は、アモルファス薄片93a,93b,93c,93dを積層してコアを形成したアンテナ装置90を示しており、図20(B)は、図20(A)の矢示III方向からコア91を見た場合のコア91の側面図である。
図19及び図20に示すコア91は、図19に示すように、第4の実施形態で示したアモルファス薄片(図16参照)83a,83b,83cの各端部のうち、他のアモルファス薄片83と重なり合って覆われる部分を切り欠いたものである。アモルファス薄片93の端部のうち、アモルファス薄片93を積層した際に、他のアモルファス薄片93と重なり合って表面に現れない部分は電波受信面として機能しにくい。このため、アモルファス薄片93の各端部のうち他のアモルファス薄片93と重なり合う部分を切り欠いて図19に示すような形状としても、電波の受信面積は大きく変わらない。そして、このように重なり合う部分を切り欠くことにより、コア91を形成するアモルファス薄片93a,93b,93c,93dを少ない材料から形成することができる。
[第5の実施の形態]
次に、図21及び図22を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ装置を備える電子機器の第5の実施形態について説明する。なお、第5の実施形態は、アンテナ装置を構成するコアの構成が第1の実施形態から第4の実施形態と異なるものであるので、以下においては、特に第1の実施形態から第4の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置110は、第1の実施形態から第4の実施形態と同様に、磁性材料で形成されたコア111とコア111の巻き線部115に巻回されたコイル112とを備えている。
図21に示すように、本実施形態におけるコア111は、それぞれ異なる形状の複数枚のアモルファス薄片113a,113b,113c,113dから構成されており、このアモルファス薄片113a,113b,113c,113dを113aが1番下になり113dが1番上になるように順に積層することによりコア111を形成する。
図21及び図22に示すように、積層したときに1番下になるアモルファス薄片(1枚目)113aの両端部には、アモルファス薄片113aの幅方向に大きく延出する延出部114aが形成されている。この1枚目のアモルファス薄片113aの上に積層されるアモルファス薄片(2枚目)113bの両端部には、1枚目のアモルファス薄片113aよりも小さい延出部114bが形成されている。2枚目のアモルファス薄片113bの上に積層されるアモルファス薄片(3枚目)113cは、延出部がなく、長方形状に形成されており、この3枚目のアモルファス薄片113cの上に積層されるアモルファス薄片(4枚目)113dは、両端部が先端部に行くに従って細くなる形状に形成されている。
図22(A)は、アモルファス薄片113a,113b,113c,113dを積層した状態を示したものであり、図22(B)は、図22(A)の矢視IVから見たコア111の側面図である。各アモルファス薄片113a,113b,113c,113dを1枚目から順に積層することにより、コア111は、図22(A)、図22(B)に示すように、各アモルファス薄片113a,113b,113c,113dの端部が僅かずつずれて段状に重なり合うことにより、コア111の両端部が、コア111の延在方向に直交する方向であってコア111を電波腕時計の機器ケース内(図示せず)内に配置したときの水平方向(コア111(コアを形成するアモルファス薄片113)の表面と平行な方向)にずれて広がり、電波受信部116がコア111の幅方向に広くなる形状となっている。
コア111をこのような形状とすることにより、電波受信部116における文字盤側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなっている。
なお、アンテナ装置110のコア111の構成以外のアンテナ装置110及び電子機器としての電波腕時計の構成は、第1実施形態から第4の実施形態に示したものと同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施形態のアンテナ装置110の製造方法について説明する。
まず、第1実施形態等の場合と同様に、周知のプレス機等によって、アモルファス金属等の磁性材料からなる板材(図示せず)からそれぞれ端部の形状の異なる5枚のアモルファス薄片113a,113b,113c,113dを一度に打ち抜き(プレス工程)、打ち抜いた5枚のアモルファス薄片113a,113b,113c,113dを順に積層し、コア111を形成する。形成されたコア111の巻き線部115にコイル112をほぼ均一な厚さとなるように巻回し、コイル112の先端を図示しない回路に接続する。これによりアンテナ装置110が完成する。完成したアンテナ装置110は、アモルファス薄片113dが電波腕時計の文字盤(いずれも図示せず)に対向するような向きで電波腕時計の機器ケース内に収納される。
以上のように、本実施形態によれば、コア111の電波受信部116を構成するアモルファス薄片113a,113b,113c,113dの端部に、コア111の幅方向に延出する延出部114a,114bを設けているので、コア111の電波受信部116の表面積を広く確保して、アンテナ装置110の受信感度を向上させることができる。
なお、アモルファス薄片113a,113b,113c,113dの端部に形成される延出部の形状はここに例示したものに限定されない。
[第6の実施の形態]
次に、図23から図25を参照しつつ、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナ装置を備える電子機器の第6の実施形態について説明する。なお、第6の実施形態は、アンテナ装置を構成するコアの構成が第1の実施形態から第5の実施形態と異なるものであるので、以下においては、特に第1の実施形態から第5の実施形態と異なる点について説明する。
本実施形態におけるアンテナ装置120は、磁性材料で形成され、図23に示すように、電子機器としての電波腕時計の機器ケース2の内周面に沿う形状のコア121とコア121の周りに導線を巻回して形成したコイル122とを備えている。
図24及び図25に示すように、本実施形態におけるコア121は、同一形状の複数枚のアモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eから構成されている。コア121は、このアモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eを積層した上で、アモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eのほぼ中央部を中心として両端部をコア121の幅方向にずらすことにより、コア121の両端部が、コア121の延在方向に直交する方向であってコア121を電波腕時計の機器ケース内(図示せず)内に配置したときの水平方向(コア121(コアを形成するアモルファス薄片123)の表面と平行な方向)にずれて広がり、電波受信部126がコア111の幅方向に広くなる形状となっている。
コア121をこのような形状とすることにより、電波受信部126における文字盤側に向けられる電波受信面の受信面積が広くなっている。
次に、本実施形態のアンテナ装置120の製造方法について説明する。
まず、第1実施形態等の場合と同様に、周知のプレス機等によって、アモルファス金属等の磁性材料からなる板材125から同一形状の5枚のアモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eを一度に打ち抜き(プレス工程)、打ち抜いた5枚のアモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eを順に積層する(図24参照)。さらに、積層されたアモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eのほぼ中央部を押さえる等により固定した上で、この中央部を支点として両端部をコア121の幅方向にずらす。そして、このようにアモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eをずらした状態で接着又は圧着することにより固定しコア121を形成する。コア121が完成すると、図25に示すように、形成されたコア121の巻き線部127の一端部から他端部まで、コイル122をほぼ均一な厚さになるように巻回する。これによりアンテナ装置120が完成する。アンテナ装置120が完成すると、コイル122の巻き始めと巻き終わりの各端部128を図示しない回路基板のコイル接続部に接続し、機器ケース2に収納する。
なお、アンテナ装置120のコア121の構成以外のアンテナ装置120及び電子機器としての電波腕時計の構成は、第1実施形態から第5の実施形態に示したものと同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、本実施形態によれば、コア121を形成するアモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eの端部をずらすことによって、コア121の電波受信部126の電波受信面の表面積を広く確保することができ、電波をより入りやすくし、アンテナ装置120の受信感度を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、アモルファス薄片123a,123b,123c,123d,123eの端部をずらして形成したコア121に直接コイル122を巻回する構成としたが、例えば、コア121を形成した後、巻き線部127が直線になるように樹脂等でコア121をモールドし、その上からコイル122を巻回してもよい。また、例えば、コア121を形成した後、コア121を巻き線部127が直線となっているケースに収納し、ケースの上からコイル122を巻回してもよい。このように、モールドした上からコイル122を巻回したり、コア121をケースに収納した上でコイル122を巻回したりすることにより、直線的な巻き線部127にコイル122を巻くことができ、容易にコイル122を均一に巻くことができる。
本発明の第1の実施形態のアンテナ装置を備えた電子機器の一例である電波腕時計の概略構成を示す正面図である。 図1に示す電波腕時計の構成部品のうち、裏蓋を外した状態の裏面側内部を示す裏面図である。 図1に示す電波腕時計の縦断面図である。 図1に示す電波腕時計にアンテナ装置が収納された状態を示す要部斜視図である。 (A)は、図4の矢指X方向から見たアンテナ装置の側面図であり、(B)は、図4のI−I断面図である。 本発明の第1の実施形態のアンテナ装置を製造する製造方法のうちプレス工程及び積層工程を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態のアンテナ装置を製造する製造方法のうち巻回工程を示す説明図である。 コアの形状とアンテナ装置の電波受信部の受信面積の違いとの関係を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態のアンテナ装置に備わる電波受信部の受信面積と、発生する誘導起電力との関係を表すグラフである。 本発明の第1の実施形態のアンテナ装置のコアの変形例を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態のアンテナ装置のコアの変形例を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態のアンテナ装置に備わるコアを示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態のアンテナ装置のコアの変形例を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態のアンテナ装置に備わるコアを示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態のアンテナ装置のコアの変形例を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態のアンテナ装置のコアを構成するアモルファス薄片の正面図である。 (A)は、図16に示すアモルファス薄片を備えるアンテナ装置を示す正面図であり、(B)は、(A)の矢指II方向から見たアンテナ装置の側面図である。 第4の実施形態のアンテナ装置を備えた電子機器の一例である電波腕時計の文字盤の一部を切り欠いてアンテナ装置の収納部分を露出させた正面図である。 アンテナ装置のコアを構成するアモルファス薄片の変形例を示す正面図である。 (A)は、図19に示すアモルファス薄片を備えるアンテナ装置を示す正面図であり、(B)は、(A)の矢指III方向から見たアンテナ装置の側面図である。 本発明の第5の実施形態のアンテナ装置のコアを構成するアモルファス薄片の正面図である。 (A)は、図21に示すアモルファス薄片を備えるアンテナ装置を示す正面図であり、(B)は、(A)の矢指IV方向から見たアンテナ装置の側面図である。 本発明の第6の実施形態のアンテナ装置が電子機器の一例である電波腕時計に収納された状態を示す要部斜視図である。 本発明の第6の実施形態のアンテナ装置を製造する製造方法のうちプレス工程及び積層工程を示す説明図である。 本発明の第6の実施形態のアンテナ装置を製造する製造方法のうち巻回工程を示す説明図である。
符号の説明
1 時計計時部
2 機器ケース
3 時計バンド
4 操作ボタン
5 時計ガラス
6 文字盤
7 指針軸
8 指針
11 アンテナ装置
12 回路基板
15 アンテナ収納スペース
21 開口部
22 開口部
31 コイル
33 アモルファス薄片
34 巻き線部
35 電波受信部
36 曲折部
50 板材
100 電波腕時計(電子機器)

Claims (5)

  1. 複数の板状部材を積層してなる板状のコアと、
    この板状のコアの中央部の周りに巻回されたコイルと、
    を備え、
    前記各板状部材の端部は、前記各板状部材の表面と平行な方向に延在し、かつ、前記コアの延在方向に対して互いに直交する各方向に曲折した曲折部をそれぞれ有し、これら曲折部は、
    前記板状部材の幅方向の一方側に向かって大きく曲折する第1の曲折部と、この第1の曲折部の上部に積層され、当該第1の曲折部と同じ方向に向かって曲折の程度の小さい第2の曲折部と、この第2の曲折部の上方位置に積層され、当該第2の曲折部と同じ形状でかつ、曲折する方向が逆転した形状の第3の曲折部と、この第3の曲折部の上部に積層され、前記1の曲折部と同じ形状でかつ曲折する方向が逆転した形状の第4の曲折部とを備えており、前記第1から第4の曲折部は互いに僅かずつずれて重なりあって積層されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記各板状部材の曲折部の基端部は、湾曲部となっていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記各板状部材の曲折部には、ローレット加工部又は目立て加工部が形成されており、各曲折部のうち最上位の曲折部の表面全体と、それ以外の各曲折部の表面のうち現れている部分のみに前記加工部が施されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 機器ケースと、
    この機器ケース内に配置されているハウジングと、
    このハウジングにおけるアンテナ収納スペースに配置されたアンテナ装置と、
    を備え、
    前記アンテナ装置は、
    複数の板状部材を積層してなる板状のコアと、
    この板状のコアの中央部の周りに巻回されたコイルと、を備え、
    前記各板状部材の端部は、前記各板状部材の表面と平行な方向に延在し、かつ、前記コアの延在方向に対して互いに直交する各方向に曲折した曲折部をそれぞれ有し、これら曲折部は、前記板状部材の幅方向の一方側に向かって大きく曲折する第1の曲折部と、この第1の曲折部の上部に積層され、当該第1の曲折部と同じ方向に向かって曲折の程度の小さい第2の曲折部と、この第2の曲折部の上方位置に積層され、当該第2の曲折部と同じ形状でかつ、曲折する方向が逆転した形状の第3の曲折部と、この第3の曲折部の上部に積層され、前記1の曲折部と同じ形状でかつ曲折する方向が逆転した形状の第4の曲折部とを備えており、前記第1から第4の曲折部は互いに僅かずつずれて重なりあって積層されている特徴とする電波受信機器。
  5. 単一の板材から、各端部が、各板状部材の表面と平行な方向に延在し、かつ、コアの延在方向に対して互いに直交する各方向に曲折した曲折部をそれぞれ有するように、複数の板状部材を打ち抜くプレス工程と、
    このプレス工程で打ち抜いた前記複数の各板状部材のうち、前記板状部材の幅方向の一方側に向かって大きく曲折する第1の曲折部の上部に、当該第1の曲折部と同じ方向に向かって曲折の程度の小さい第2の曲折部を積層し、この第2の曲折部の上方位置に、当該第2の曲折部と同じ形状でかつ、曲折する方向が逆転した形状の第3の曲折部を積層し、この第3の曲折部の上部に、前記1の曲折部と同じ形状でかつ曲折する方向が逆転した形状の第4の曲折部を積層し、前記第1から第4の曲折部は互いに僅かずつずれて重なりあって積層してコアを形成する積層工程と、
    この積層工程で形成されたコアの中央部の周りにコイルを巻回する巻回工程と、
    を備えていることを特徴とするアンテナ装置の製造方法。
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