JP5061409B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、液晶表示装置に係り、例えば、携帯情報端末(Personal Digital Assistants 、PDA)など、小型の電子機器の表示部に用いて好適な液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は、CRT(Cathode Ray Tube)、PDP(Plasma Display Panel)あるいは、EL(Electro Luminescence)などのような発光型の表示装置とは異なり、液晶自体は発光せず、特定の光源の光の透過量を調節することによって文字や画像を表示する。液晶表示装置は、透過型液晶表示装置と反射型液晶表示装置とに大別される。透過型液晶表示装置では、透過型液晶表示素子の背面に光源(バックライト)として、蛍光管やELなどの面発光源が配置されている。一方、反射型液晶表示装置では、周囲光を反射板で反射させた反射光を利用して表示を行うので、バックライトを必要とせず、消費電力が少ないという利点がある。また、直射日光が当たる明るい場所では、発光型の表示装置や透過型液晶表示装置は、視認性が低下するが、反射型液晶表示装置は、より鮮明に視認が可能である。このため、反射型液晶表示装置は、近年需要が高まっている携帯情報端末やモバイルコンピュータに用いられている。
【0003】
ところが、反射型液晶表示装置は、周囲光を表示に利用するので、表示輝度が周囲環境に依存し、夜間などの暗闇では表示が認識されない。特に、カラーフィルタを用いた反射型液晶表示装置では、この問題が著しく、白黒表示の液晶表示装置に比べて強度の周囲光が必要となる。この問題を解決するために、反射板にハーフミラーを用いた半透過型の液晶表示装置も提案されているが、ハーフミラーの製造方法が複雑であり、また、ハーフミラーの構造上、光の利用効率が低く、その表示品位も良好ではない。このため、反射型液晶表示装置には、周囲が暗い場合に同液晶表示装置に対して照明を行う照明装置が付加されたものがある。
【0004】
この種の液晶表示装置は、従来では例えば図23に示すように、照明装置10と、液晶パネル20とを備えて構成されている。照明装置10は、光源11と、導光体12とを備えて構成されている。光源11は、例えば蛍光ランプなどで構成され、導光体12に対して光P1を供給する。導光体12は、例えばポリカーボネート系樹脂などで構成され、入射面12a、プリズム面12b、及び射出面12cを有し、同入射面12aから光源11の光P1を入射し、この光P1を同プリズム面12bで反射して同射出面12cから反射光P2を出射し、同射出面12cから反射光P3を入射して同プリズム面12bから観測者側へ出射する。液晶パネル20は、偏光板+補償板21、ガラス基板22、カラーフィルタ23、液晶24、反射板25、及びガラス基板26を有している。なお、カラーフィルタ23はガラス基板22上に形成され、反射板25はガラス基板26上に形成されている。液晶パネル20は、前記反射光P2を入射して表示画面に対応した制御を行って反射板25で反射させ、前記反射光P3を導光体12へ出射すると共に、観測者側から導光体12を介して入射した外部入射光も同様に反射板25で反射させて出射する。
【0005】
図24(a),(b)は、図23中の照明装置10の詳細図であり、同図(a)は照明装置10のA方向矢視図、及び同図(b)が同図(a)のc−c線断面図である。但し、同図(a)では、液晶パネル20のA方向矢視図も表示されている。
この照明装置10では、同図(a)に示すように、導光体12のプリズム面12bに、プリズム列が形成されている。このプリズム列は、光P1を伝搬する伝搬部12m,12m,…,12mと同伝搬された光P1を反射する反射部12n,12n,…,12nとが液晶パネル20の表示画面の画素密度に対応した密度で繰り返し形成されたものである。そして、プリズム列の繰り返し方向の垂直方向と入射面12aとの間に夾角θが設定されている。また、同図(b)に示すように、プリズム列では、繰り返しのピッチP、反射部12nの幅W、及び反射部12nの深さDが設定されている。
【0006】
図25は、図24(a)中の夾角θを0°に設定した場合の照明装置10のA方向矢視図である。
この照明装置10では、夾角θが0°に設定され、プリズム列が入射面12aに対して垂直方向に繰り返し形成されている。また、光源11は蛍光ランプ11aを有し、同蛍光ランプ11aの発光部の長さZは、液晶表示装置を狭額縁化するため、入射面12aよりも短くなっている。
【0007】
図26は、図25中の蛍光ランプ11aを発光させたときの照明装置10のA方向矢視図である。
この図26に示すように、蛍光ランプ11aから光P1が入射面12aに入射して導光体12内に伝搬する。この場合、蛍光ランプ11aの発光部の長さZが入射面12aよりも短いので、導光体12内には光P1が伝搬しない領域が有り、導光体12の両端に短冊状の暗部B1,B2が発生する。これらの暗部B1,B2は、光P1の回折により、入射面12aからの距離に比例して幅が減少する。
【0008】
図27は、従来の他の液晶表示装置の概略の構成図であり、図23中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この液晶表示装置では、図23中の照明装置10に代えて、異なる構成の照明装置10Aが設けられている。照明装置10Aでは、図23中の導光体12に代えて、プリズム列の繰り返し方向の異なる(すなわち、夾角θ≠0°)導光体12Aが設けられている。他は、図23と同様の構成である。
【0009】
図28は、照明装置10AのA方向矢視図であり、図25中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この照明装置10Aでは、プリズム列が入射面12aに対して傾斜した方向に繰り返し形成されている。
【0010】
図29は、図28中の蛍光ランプ11aを発光させたときの照明装置10AのA方向矢視図、及び図30が同図29中の暗部C,Dの詳細図である。
図29に示すように、蛍光ランプ11aから光P1が入射面12aに入射して導光体12A内に伝搬する。この場合、蛍光ランプ11aの発光部の長さZが入射面12aよりも短いので、導光体12A内には、光P1が伝搬しない領域が有り、プリズム列の繰り返し方向に暗部C,Dが発生する。
【0011】
すなわち、図30に示すように、蛍光ランプ11aの光P1の大部分がプリズム列の繰り返し方向(すなわち、夾角θ+90°)Wに伝搬していくので、光P1の分散光P11は同繰り返し方向Wに伝搬し、分散光P12が端面を透過する。このため、暗部Cは、導光体12Aの入射面12aに接する一方のコーナーのみに発生する。また、分散光P13,P14は繰り返し方向Wに伝搬し、分散光P15,P16が端面を透過するので、暗部Dは導光体12Aの入射面12aに接する他方のコーナーからプリズム列の繰り返し方向Wに発生する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の液晶表示装置では、次のような問題点があった。
すなわち、図23の液晶表示装置では、図26に示すように、導光体12に暗部B1,B2が発生する他、液晶パネル20の画素密度によっては、モアレ縞が発生することがある。そのため、液晶パネル20の表示品質が著しく低下するという問題があった。又、図27の液晶表示装置では、図29に示すように、暗部C,Dが発生する。暗部Cは、液晶パネル20の表示領域外に設定することによって、特に問題にはならないが、暗部Dは表示領域内に発生するので、表示品質が著しく低下するという問題があった。これらの問題を解決するために、蛍光ランプ11aの発光部の長さZを入射面12aよりも長くすることが考えられる。ところが、発光部の長さZを入射面12aよりも長くすると、蛍光ランプ11a全体が長くなり、液晶表示装置の外形が大きくなると共に狭額縁化が困難になるという問題があった。
【0013】
また、モアレ縞の防止対策として、文献;特開2000−19330号公報に記載されたものがあるが、この文献では、モアレ縞を防止するためのプリズム列の繰り返し方向は、正方画素単位のみで検討され、RGBセル単位では検討されていないので、例えば、全画面青、赤、緑を表示した場合など、特定の表示下でモアレ縞が発生する可能性があり、その検討が不十分であった。
【0014】
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、モアレ縞の発生を回避できると共に表示領域内の暗部の発生を防止できる導光体を備えることで、狭額縁化が容易な液晶表示装置を提供することを目的としている。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、この発明の第1の構成は、互いに平行で間隔aに配置された複数の第1の線と前記第1の線に直交する互いに平行で間隔3×aに配置された複数の第2の線とからなる格子上に配列された表示セルを有し、第1の反射光を入射して表示画面に対応した制御を行って反射させ、第2の反射光を射出する液晶パネルと、所定の長さの発光部を有する光源と、前記液晶パネルに重ねて設置され、前記第1の線に平行で、前記光源の発光部よりも長い入射面、プリズム面、及び射出面を有し、前記光源から与えられた光を前記入射面から入射し、該入射した光を前記プリズム面で反射して前記射出面から前記第1の反射光を前記液晶パネルへ射出し、前記第2の反射光を前記射出面から入射して前記プリズム面から観測者側へ射出する導光体とを備えた液晶表示装置に係り、前記導光体は、前記与えられた光を伝搬する伝搬部と該伝搬された光を反射する反射部とが前記表示画面に対応した周期で繰り返し形成されたプリズム列を有し、かつ該プリズム列の繰り返し方向は、前記入射面と該入射面に交差して隣接する一方の端面とに接する暗部防止領域では前記入射面から前記一方の端面の方向に偏った第1の傾斜方向に設定される一方、前記暗部防止領域以外の前記液晶パネルの表示領域に導光する領域では前記入射面から他方の端面の方向に偏った第2の傾斜方向に設定され、前記第1の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角αは、
20°≦α≦35°
に設定され、
前記プリズム列の繰り返し周期Pは、
0.4×3×a≦P≦1×3×a
に設定され、
前記暗部防止領域は、
前記入射面から式(1)で表される距離yの位置に至る領域に設定されていることを特徴としている。
Lh≧y≧Le/tanα ……(1)
但し、
Lh;一方の端面の長さ
Le;一方の端面から光源の発光部と非発光部との境界までの距離
【0027】
また、この発明の第2の構成は、互いに平行で間隔aに配置された複数の第1の線と前記第1の線に直交する互いに平行で間隔3×aに配置された複数の第2の線とからなる格子上に配列された表示セルを有し、第1の反射光を入射して表示画面に対応した制御を行って反射させ、第2の反射光を射出する液晶パネルと、所定の長さの発光部を有する光源と、前記液晶パネルに重ねて設置され、前記第2の線に平行で、前記光源の発光部よりも長い入射面、プリズム面、及び射出面を有し、前記光源から与えられた光を前記入射面から入射し、該入射した光を前記プリズム面で反射して前記射出面から前記第1の反射光を前記液晶パネルへ射出し、前記第2の反射光を前記射出面から入射して前記プリズム面から観測者側へ射出する導光体とを備えた液晶表示装置に係り、前記導光体は、前記与えられた光を伝搬する伝搬部と該伝搬された光を反射する反射部とが前記表示画面に対応した周期で繰り返し形成されたプリズム列を有し、かつ該プリズム列の繰り返し方向は、前記入射面と該入射面に交差して隣接する一方の端面とに接する暗部防止領域では前記入射面から前記一方の端面の方向に偏った第1の傾斜方向に設定される一方、前記暗部防止領域以外の前記液晶パネルの表示領域に導光する領域では前記入射面から他方の端面の方向に偏った第2の傾斜方向に設定され、前記第1の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角αは、
20°≦α≦38°
に設定され、
前記プリズム列の繰り返し周期Pは、
0.4×3×a≦P≦1×3×a
に設定され、
前記暗部防止領域は、
前記入射面から式(2)で表される距離yの位置に至る領域に設定されていることを特徴としている。
Lh≧y≧Le/tanα ……(2)
但し、
Lh;一方の端面の長さ
Le;一方の端面から光源の発光部と非発光部との境界までの距離
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
第1の実施形態
図1は、この発明の第1の実施形態である液晶表示装置の概略の構成図である。
この形態の液晶表示装置は、同図に示すように、照明装置30と、被照明物である液晶パネル40とを備えて構成されている。照明装置30は、光源31と、導光体32とを備えて構成されている。光源31は、例えば蛍光ランプなどで構成され、導光体32に対して光P1を供給する。導光体32は、例えばポリカーボネート系樹脂などで構成され、実質的に平面状に形成された入射面32a、プリズム面32b及び射出面32cを有し、同入射面32aから光源31の光P1を入射し、この光P1を同プリズム面32bで反射して同射出面32cから反射光P2を出射し、同射出面32cから反射光P3を入射して同プリズム面32bから観測者側へ出射する。液晶パネル40は、反射型のものであり、偏光板+補償板41、ガラス基板42、カラーフィルタ43、液晶44、反射板45、及びガラス基板46を有している。なお、カラーフィルタ43はガラス基板42上に形成され、反射板45はガラス基板46上に形成されている。液晶パネル40は、前記反射光P2を入射して表示画面に対応した制御を行って反射板45で反射させ、前記反射光P3を導光体32へ出射すると共に、観測者側から導光体32を介して入射した外部入射光も同様に反射板45で反射させて出射する。
【0032】
図2は、図1中の照明装置30のA方向矢視図である。
この照明装置30では、図2に示すように、光源31は蛍光ランプ31aを有し、同蛍光ランプ31aの発光部の長さZは、液晶表示装置を狭額縁化するため、入射面32aよりも短くなっている。導光体2のプリズム面は、従来の図24と同様に、光源31から与えられた光P1を伝搬する伝搬部と同伝搬された光を反射する反射部とが液晶パネル40の表示画面に対応した周期で繰り返し形成されたプリズム列を有している。そして、このプリズム列の繰り返し方向は、入射面32aと同入射面32aに隣接する一方の端面32dとに接する所定の領域(例えば、領域Q)では、入射面32aから端面32dの方向に偏った第1の傾斜方向Rに設定され、同領域Q以外の領域では、入射面32aから他方の端面32eの方向に偏った第2の傾斜方向Uに設定されている。そして、傾斜方向Rの垂直方向と入射面32aとの間に夾角α、及び傾斜方向Uの垂直方向と同入射面32aとの間に夾角βが設定されている。領域Qは、端面32eに対して距離xの位置から端面32dに至る領域である。この距離xは、
Lf−Lg≧x≧Le
但し、
Le;端面32eに対する蛍光ランプ31aの非発光部の距離
Lf;入射面32aの長さ
Lg;端面32dに対する蛍光ランプ31aの非発光部の距離
に設定される。
【0033】
ここで、領域Qと同領域Q以外の領域との境界線32fにおいて、領域Qと同領域Q以外の領域のプリズム列の伝播部及び反射部の高さが同じであること、すなわち、境界線32fでプリズム列の伝播部及び反射部の高さに段差がないことが重要である。段差があると、伝搬光及び反射光の不連続が生じ、輝線や暗線として認識されることになる。
【0034】
図3及び図4は、液晶表示素子のRGBストライプの方向を示す模式図である。
液晶パネル40の各画素は、図3又は図4に示すように、RGBストライプ構造で構成され、横方向にR(赤表示)の表示セル、G(緑表示)の表示セル、及びB(青表示)の表示セルが配置されて1画素が構成されている。各表示セルの縦横比は3:1で、RGBの3つの表示セルで構成される1画素の縦横比が1:1になっている。情報系の表示装置では、通常、このような画素構成が一般的である。これらの図3又は図4では、互いに平行で間隔aに配置された複数の第1の線と、これらの第1の線に直交する互いに平行で間隔3×aに配置された複数の第2の線とからなる格子上に各表示セルが配列され、同各表示セルの横の長さがa、及び縦の長さが3×aに設定され、1画素は1辺が3×aの正方画素になっている。
【0035】
また、図3では、液晶表示素子のRGBストライプの方向と導光体32の入射面32aとが平行であることが模式的に示されている。一方、図4では、RGBストライプの方向と導光体32の入射面32aとが垂直であることが模式的に示されている。また、図3又は図4に示すように、所定の長さの発光部を有する光源31の長手方向は、入射面32aに平行に設置されている。図3又は図4のどちらの設置形式を採用するかは、これらの照明装置を設置する実装形態によって決まる。
【0036】
図3及び図4に示すRGBストライプに対応して、モアレ縞の発生について検討する。
図3に示すように、液晶表示素子のRGBストライプの方向と導光体32の入射面32aとが平行になっている場合、画素のもつ線要素▲1▼,▲2▼,▲3▼,▲4▼と導光体32のプリズム列とで形成されるモアレ縞の発生が予想される。液晶表示素子のRGBストライプの方向の線要素▲1▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X1とする。液晶表示素子のRGBストライプの方向に対して垂直方向の線要素▲2▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X2とする。液晶表示素子の画素対角線の線要素▲3▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X3とする。液晶表示素子の1/3画素対角線の方向の線要素▲4▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X4とする。
【0037】
プリズム列の繰り返しピッチを画素ピッチ(=3×a)に対して変化させたときのモアレ縞の発生状況を、夾角αとモアレ縞のピッチで図5、図6、図7及び図8に示す。実験に用いた液晶パネルの画素ピッチ(3×a)は、0.2235mmである。
図5に示すように、プリズム列の繰り返しピッチ=画素ピッチの場合、モアレ縞X1はモアレ縞X1a,X1bの2種類があり、モアレ縞X1aは、夾角αが0°に近づくに従ってピッチが無限大になる。モアレ縞X1bは、夾角αが0〜45°の変化に対してピッチがゆるやかに変化する。複数のモアレ縞のピッチが一致する条件、すなわち、グラフが交差する個所ではモアレ縞が認められにくくなると考えられる。これは、目視による実験でも確認できた。例えば、図5中の夾角αが30°、及びモアレピッチが0.43mmの近傍でモアレ縞X1bとモアレ縞X3とが交差し、夾角αが38°、及びモアレピッチが0.44mmの近傍でモアレ縞X3とモアレ縞X4とが交差する。これらの交差点の近傍ではモアレ縞が認められにくくなる。また、モアレピッチが小さいほどモアレ縞が認めにくくなる。
【0038】
図6に示すように、プリズム列の繰り返しピッチ:画素ピッチ=1:2の場合、モアレ縞X1とモアレ縞X3との交点、すなわち、夾角αが32°、及びモアレピッチが0.3mmの近傍よりモアレピッチが大きい領域では、グラフが存在しない。一方、これよりモアレピッチが小さい領域では、モアレピッチが0.22mm以下の領域に初めてグラフが存在する。従って、夾角αを32°に設定すると、モアレ縞が認識されにくいことが分かる。これらの交点は、円(○)で囲んで示してある。
【0039】
図7及び図8は、それぞれ、プリズム列の繰り返しピッチ:画素ピッチが2:3及び3:5の場合のグラフである。図9は、画素ピッチを1としたときのプリズム列の繰り返しピッチを横軸として、図5〜図8におけるグラフの交点を描いた図である。
すなわち、この図9では、図5〜図8中の円で囲んだモアレ縞が認められにくくなる点が結ばれている。縦軸はモアレ縞が認められにくくなる角度であり、夾角αに対応する。図9において、画素ピッチを1としたときのプリズム列の繰り返しピッチが0.5のグラフを考える。これは図6に対応し、具体的には、図9中の上から1番目のグラフfが図6中のモアレ縞X1aとモアレ縞X3との交点、上から2番目のグラフgが図6中のモアレ縞X3とモアレ縞X4との交点、及び上から3番目のグラフhが図6中のモアレ縞X1bとモアレ縞X3の交点に対応する。図6中のモアレ縞X1aとモアレ縞X3との交点より上にはグラフが存在せず、モアレ縞X3とモアレ縞X4との交点より上にはグラフがまだ1つあり、モアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点より上にはグラフが2つ存在する。
【0040】
また、図9において、画素ピッチを1としたときのプリズム列の繰り返しピッチが0.67のグラフを考える。これは図7に対応し、具体的には、図9中の上から1番目のグラフfが図7中のモアレ縞X3とモアレ縞X4との交点、上から2番目のグラフgが図7中のモアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点に対応する。図7中のモアレ縞X3とモアレ縞X4との交点より上にはグラフが存在せず、モアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点より上にはグラフが1つ存在する。従って、図9では、夾角αが大きいほどモアレ縞が認められにくい傾向にある。
【0041】
以上の検討は、夾角αについてのみ行ったが、夾角βについても全く同様のことがいえる。これらの検討及び目視による実験結果に基づき、図9におけるモアレ縞が認められにくい夾角α,βの範囲は、
20°≦α≦35°、20°≦β≦35°
望ましくは、モアレピッチの小さい領域、
25°≦α≦35°、25°≦β≦35°
となる。
【0042】
次に、図4に示すように、液晶表示素子のRGBストライプの方向と導光体32の入射面32aとが垂直になっている場合、画素のもつ線要素▲1▼,▲2▼,▲3▼,▲4▼と導光体32のプリズム列とで形成されるモアレ縞の発生が予想される。液晶表示素子のRGBストライプの方向に対して垂直方向の線要素▲1▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X1とする。液晶表示素子のRGBストライプの方向の線要素▲2▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X2とする。液晶表示素子の画素対角線の線要素▲3▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X3とする。液晶表示素子の1/3画素対角線の方向の線要素▲4▼とプリズム列とで形成されるモアレ縞をモアレ縞X4とする。
【0043】
プリズム列の繰り返しピッチを画素ピッチ(=3×a)に対して変化させたときのモアレ縞の発生状況を、夾角αとモアレのピッチで図10、図11、図12及び図13に示す。実験に用いた液晶パネルの画素ピッチ(3×a)は、0.2235mmである。
図10に示すように、プリズム列の繰り返しピッチ=画素ピッチの場合、モアレ縞X1は、夾角αが0°に近づくに従ってピッチが無限大になる。モアレ縞X2,X3,X4は、夾角αが大きくなるに従ってピッチ大きくなる。複数のモアレ縞のピッチが一致する条件下ではモアレ縞が認められにくくなる。例えば、図10中の夾角αが24°、及びモアレピッチが0.38mmの近傍でモアレ縞X1とモアレ縞X3とが交差し、夾角αが35°、及びモアレピッチが0.28mmの近傍でモアレ縞X1とモアレ縞X4とが交差する。これらの交差点の近傍ではモアレ縞が認められにくくなる。また、モアレピッチが小さいほどモアレ縞が認めにくくなる。
【0044】
図12に示すように、プリズム列の繰り返しピッチ:画素ピッチ=2:3の場合、モアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点、すなわち夾角αが22°、及びモアレピッチが0.38mmの近傍よりモアレピッチが大きい領域では、グラフが存在しない。一方、これよりモアレピッチが小さい領域では、モアレピッチが0.25mm以下の領域に初めてグラフが存在する。従って、夾角αを22°に設定すると、モアレが認識されにくいことが分かる。これらの交点は、円(○)で囲んで示してある。
【0045】
図11及び図13は、それぞれ、プリズム列の繰り返しピッチ:画素ピッチが1:2,3:5の場合のグラフである。
図14は、画素ピッチを1としたときのプリズム列の繰り返しピッチを横軸として、図10〜図13におけるグラフの交点を描いた図である。
すなわち、この図14では、図10〜図13中の円で囲んだモアレ縞が認められにくくなる点が結ばれている。縦軸はモアレ縞が認められにくくなる角度であり、夾角αに対応する。図14において、画素ピッチを1としたときのプリズム列の繰り返しピッチが0.5のグラフを考える。これは図11に対応し、具体的には、図14の上から2番目のグラフmが図11中のモアレ縞X1aとモアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点、及び上から1番目のグラフkが図11中のモアレ縞X1bとモアレ縞X4との交点に対応する。図11中のモアレ縞X1aとモアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点より上にはグラフが存在せず、モアレ縞X1bとモアレ縞X4との交点より上にはグラフがまだ1つ存在する。
【0046】
また、図14において、画素ピッチを1としたときのプリズム列の繰り返しピッチ=0.67のグラフを考える。これは図12に対応し、具体的には、図14中の上から1番目のグラフkが図12中のモアレ縞X1bとモアレ縞X4との交点、図14の上から2番目のグラフmが図12中のモアレ縞X1bとモアレ縞X3の交点に対応する。図12中のモアレ縞X1bとモアレ縞X4との交点より上にはグラフが存在せず、モアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点より上にもグラフは存在しない。しかし、モアレ縞X1bとモアレ縞X4との交点より下のグラフは、モアレピッチが0.25mmの近傍に存在し、モアレ縞X1bとモアレ縞X3との交点より上のグラフは、モアレピッチが0.22mmの近傍に存在する。従って、図14では、夾角αが小さいほどモアレ縞が認められにくい傾向にある。
【0047】
以上の検討は、夾角αについてのみ行ったが、夾角βについても全く同様のことがいえる。これらの検討及び目視による実験結果に基づき、図14におけるモアレ縞が認められにくい夾角α,βの範囲は、
20°≦α≦38°、20°≦β≦38°
望ましくは、モアレピッチの小さい領域、
20°≦α≦30°、20°≦β≦30°
となる。また、導光板32のプリズム列の繰り返しピッチは、現在の製造上の限界は0.05mm以上であり、一方、本実施形態の照明装置30が搭載されるPDAなどの携帯情報機器の画素ピッチは、無理なく目視できる範囲としては、0.20mmと言われている。従って、画素ピッチを1としたとき、導光板32のプリズムの繰り返しピッチは0.4以上に設定する必要がある。また、画素ピッチよりもプリズムの繰り返しピッチが大きくなると、輝度むらが目立つようになる。そこで、画素ピッチを1としたときに導光板32のプリズムの繰り返しピッチは1以下に設定する必要がある。また、光の利用効率は、夾角αが小さいほど高い。
【0048】
以上の考察から、図9及び図14におけるモアレ縞が認められにくいプリズムの繰り返しピッチPは、画素ピッチを3×aとすると、
0.4×3×a≦P≦1×3×a
望ましくは、モアレピッチの小さい領域、
0.5×3×a≦P≦0.8×3×a
となる。
【0049】
図15は、図2中の蛍光ランプ31aを発光させたときの照明装置30のA方向矢視図、及び図16が同図15中の暗部Gの詳細図である。
図15に示すように、蛍光ランプ31aから光P1が入射面32aに入射して導光体32内に伝搬する。この場合、蛍光ランプ31aの発光部の長さZが入射面32aよりも短いので、導光体32内には、光P1が伝搬しない領域が有り、プリズム列の繰り返し方向に暗部G,Hが発生する。
【0050】
すなわち、図16に示すように、蛍光ランプ31aの光P1の大部分がプリズム列の繰り返しの傾斜方向R,Uに伝搬していくので、光P1の分散光P11は同繰り返し方向Rに伝搬し、分散光P12が端面32dを透過する。このため、暗部Gは、導光体32の入射面32a及び端面32dに接するコーナーに発生する。同様に、暗部Hは、入射面32a及び端面32eに接するコーナーに発生する。これらの暗部G,Hは、液晶パネル40の表示領域外に発生するので、表示品質には影響がなく、特に問題にはならない。
【0051】
以上のように、この第1の実施形態では、プリズム列の繰り返し方向が傾斜方向R,Uに設定されているので、モアレ縞の発生が回避されると共に、暗部G,Hが表示領域外に発生する。このため、狭額縁化された液晶表示装置における表示品質が向上する。さらに、モアレ縞の防止対策として、プリズム列の繰り返し方向の検討をRGBセル単位で行い、かつ、RGBストライプの方向と入射面32aとが平行の場合と垂直の場合の2種類について行ったので、モアレ縞の発生を確実に防止できる。
【0052】
第2の実施形態
図17は、この発明の第2の実施形態である液晶表示装置の概略の構成図であり、第1の実施形態を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この形態の液晶表示装置では、図17に示すように、図1中の照明装置30に代えて、異なる構成の照明装置30Aが設けられている。照明装置30Aでは、図1中の導光体32に代えて、プリズム列の繰り返し方向の異なる導光体32Aが設けられている。他は、図1と同様の構成である。
【0053】
図18は、図17中の照明装置30AのA方向矢視図であり、第1の実施形態を示す図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
この照明装置30Aでは、図18に示すように、プリズム列の繰り返し方向は、入射面32aと同入射面32aに隣接する一方の端面32eとに接する所定の領域(例えば、領域V)では、入射面32aから端面32eの方向に偏った第1の傾斜方向Uに設定され、同領域V以外の領域では、入射面32aから他方の端面32dの方向に偏った第2の傾斜方向Rに設定されている。領域Vは、入射面32aから距離yの位置に至る領域である。この距離yは、
Lh≧y≧Le/tanα
但し、
Lh;端面32eの長さ
Le;端面32eに対する蛍光ランプ31aの非発光部の距離
α;傾斜方向Uの垂直方向と入射面32aとの夾角
に設定される。
【0054】
この図18では、領域Uと領域Vの境界線において、光の出射方向が異なるので、プリズム列の伝播部及び反射部の高さに段差が発生することを防ぐことができない。そのため、段差の部分で光の不連続が生じ、輝線や暗線として認識されることになる。従って、距離yは、領域Vが液晶パネル40の表示画面に対応する領域以外になるように設定されている。又、第1の実施形態と同様に、図9及び図14の特性図に基づき、図18中の傾斜方向Uの垂直方向と入射面32aとの夾角α、及び傾斜方向Rの垂直方向と同入射面32aとの夾角βは、
20°≦α≦35°,20°≦β≦35°
に設定されている。
【0055】
図19は、図18中の蛍光ランプ31aを発光させたときの照明装置30AのA方向矢視図、図20が同図19中の暗部Kの詳細図、及び図21が同図19中の暗部Lの詳細図である。
図19に示すように、蛍光ランプ31aから光P1が入射面32aに入射して導光体32A内に伝搬する。この場合、蛍光ランプ31aの発光部の長さZが入射面32aよりも短いので、導光体32A内には、光P1が伝搬しない領域が有り、プリズム列の繰り返し方向に暗部K,L及び暗線Mが発生する。
【0056】
すなわち、図20に示すように、暗部Kは、導光体32の入射面32a及び端面32dに接するコーナーの領域uで発生した後、領域vで方向が転換するので、液晶パネル40の表示領域外の領域uで発生する。又、図21に示すように、暗部Lは、入射面32a及び端面32eに接するコーナーの領域uに発生し、暗線Mは、光P1の領域uにおける光路の変換により、領域vで最小限に抑えられる。
そのため、表示品質には影響がない。
【0057】
以上のように、この第2の実施形態では、プリズム列の繰り返し方向が傾斜方向R,Uに設定されているので、第1の実施形態と同様に、モアレ縞の発生が回避されると共に、暗部G,Hが表示領域外に発生する。このため、狭額縁化された液晶表示装置における表示品質が向上する。
【0058】
第3の実施形態
図22は、この発明の第3の実施形態である電子機器の電気的構成を示すブロック図である。
この形態の電子機器は、同図に示すように、PDAであり、通信部41、入力部42、制御部43、記憶部44、電源部45、及び表示部50を備えて構成されている。通信部41は、図示しない無線基地局との間でデータ通信を行う。入力部42は、例えばキーボードなどで構成され、ユーザの操作に基づいて動作に必要な信号を入力する。
【0059】
制御部43は、このPDA全体を制御する。記憶部44は、制御部43を動作させるための制御プログラムを記憶すると共に、データ通信に伴う各種のデータを記憶する。電源部45は、このPDAの構成要素全体に電力を供給する。表示部50は、映像信号処理部51、液晶パネル52、及び照明装置53で構成され、狭額縁化されている。映像信号処理部51は、制御部43から送出された各種のデータを表示用データに変換処理する。液晶パネル52は、図1中の液晶パネル40と同様に、反射型で構成され、映像信号処理部51から送出された表示用データを表示する。照明装置53は、図1中の照明装置30又は図7中の照明装置30Aと同様に構成され、液晶パネル52に対して照明光を供給する。
【0060】
このPDAでは、照明装置53によって液晶パネル52が照明され、表示用データが表示される。このとき、液晶パネル52の表示領域では、モアレ縞及び暗部が発生しない。
【0061】
以上のように、この第3の実施形態では、照明装置53が照明装置30又は照明装置30Aと同様に構成されているので、表示部50が狭額縁化されていても、モアレ縞及び暗部が発生しない。このため、表示品質が向上する。
【0062】
以上、この発明の実施形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあってもこの発明に含まれる。
例えば、第1の実施形態を示す図2では、端面32eに対する距離xを同端面32e側の表示領域外に設定することにより、領域Qが表示領域の全てを含むようにしても良い。又、第2の実施形態を示す図18では、領域Vと同領域V以外の領域の各プリズム列の繰り返し方向は、逆でも良い。又、領域Vは、入射面32aと端面32eとに接していれば良く、端面32dに接していなくても良い。光源31は、蛍光ランプの他、例えば、LEDやELなどの点光源を反射器などで線光源にしたものでも良い。第3の実施形態における電子機器は、PDAに限らず、小型の表示部を備えた電子機器であれば、任意のもので良い。
【0063】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の構成によれば、プリズム列の繰り返し方向が第1及び第2の傾斜方向に設定されているので、モアレ縞の発生が回避されると共に、暗部が表示領域外に発生する。このため、狭額縁化された液晶表示装置における表示品質を向上できる。更に、この液晶表示装置を電子機器に搭載したので、表示部が狭額縁化されていても、モアレ縞及び暗部が発生することがなく、表示品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態である液晶表示装置の構成図である。
【図2】図1中の照明装置30のA方向矢視図である。
【図3】液晶表示素子のRGBストライプの方向を示す模式図である。
【図4】液晶表示素子のRGBストライプの方向を示す模式図である。
【図5】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図6】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図7】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図8】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図9】図5〜図8におけるグラフの交点を描いた図である。
【図10】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図11】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図12】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図13】モアレ縞の発生状況を示す図である。
【図14】図10〜図13におけるグラフの交点を描いた図である。
【図15】図2中の蛍光ランプ31aを発光させたときの照明装置30のA方向矢視図である。
【図16】図15中の暗部Gの詳細図である。
【図17】この発明の第2の実施形態である液晶表示装置の構成図である。
【図18】図17中の照明装置30AのA方向矢視図である。
【図19】図18中の蛍光ランプ31aを発光させたときの照明装置30AのA方向矢視図である。
【図20】図19中の暗部Kの詳細図である。
【図21】図19中の暗部Lの詳細図である。
【図22】この発明の第3の実施形態である電子機器の電気的構成を示すブロック図である。
【図23】従来の液晶表示装置の構成図である。
【図24】図23中の照明装置10の詳細図である。
【図25】図24(a)中の夾角θを0°に設定した場合の照明装置10のA方向矢視図である。
【図26】図25中の蛍光ランプ11aを発光させたときの照明装置10のA方向矢視図である。
【図27】従来の他の液晶表示装置の概略の構成図である。
【図28】照明装置10AのA方向矢視図である。
【図29】図27中の蛍光ランプ11aを発光させたときの照明装置10AのA方向矢視図である。
【図30】図29中の暗部C,Dの詳細図である。
【符号の説明】
30,30A 照明装置
31 光源
32,32A 導光体
32a 入射面
32b プリズム面
32c 射出面
32d,32e 端面
40 液晶パネル
α,β 夾角
Claims (5)
- 互いに平行で間隔aに配置された複数の第1の線と前記第1の線に直交する互いに平行で間隔3×aに配置された複数の第2の線とからなる格子上に配列された表示セルを有し、第1の反射光を入射して表示画面に対応した制御を行って反射させ、第2の反射光を射出する液晶パネルと、
所定の長さの発光部を有する光源と、
前記液晶パネルに重ねて設置され、前記第1の線に平行で、前記光源の発光部よりも長い入射面、プリズム面、及び射出面を有し、前記光源から与えられた光を前記入射面から入射し、該入射した光を前記プリズム面で反射して前記射出面から前記第1の反射光を前記液晶パネルへ射出し、前記第2の反射光を前記射出面から入射して前記プリズム面から観測者側へ射出する導光体とを備えた液晶表示装置であって、
前記導光体は、
前記与えられた光を伝搬する伝搬部と該伝搬された光を反射する反射部とが前記表示画面に対応した周期で繰り返し形成されたプリズム列を有し、かつ該プリズム列の繰り返し方向は、前記入射面と該入射面に交差して隣接する一方の端面とに接する暗部防止領域では前記入射面から前記一方の端面の方向に偏った第1の傾斜方向に設定される一方、前記暗部防止領域以外の前記液晶パネルの表示領域に導光する領域では前記入射面から他方の端面の方向に偏った第2の傾斜方向に設定され、前記第1の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角αは、
20°≦α≦35°
に設定され、
前記プリズム列の繰り返し周期Pは、
0.4×3×a≦P≦1×3×a
に設定され、
前記暗部防止領域は、
前記入射面から式(1)で表される距離yの位置に至る領域に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
Lh≧y≧Le/tanα ……(1)
但し、
Lh;一方の端面の長さ
Le;一方の端面から光源の発光部と非発光部との境界までの距離 - 前記第1の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角α、及び前記第2の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角βは、
20°≦α≦35°,20°≦β≦35°
に設定されていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 互いに平行で間隔aに配置された複数の第1の線と前記第1の線に直交する互いに平行で間隔3×aに配置された複数の第2の線とからなる格子上に配列された表示セルを有し、第1の反射光を入射して表示画面に対応した制御を行って反射させ、第2の反射光を射出する液晶パネルと、
所定の長さの発光部を有する光源と、
前記液晶パネルに重ねて設置され、前記第2の線に平行で、前記光源の発光部よりも長い入射面、プリズム面、及び射出面を有し、前記光源から与えられた光を前記入射面から入射し、該入射した光を前記プリズム面で反射して前記射出面から前記第1の反射光を前記液晶パネルへ射出し、前記第2の反射光を前記射出面から入射して前記プリズム面から観測者側へ射出する導光体とを備えた液晶表示装置であって、
前記導光体は、
前記与えられた光を伝搬する伝搬部と該伝搬された光を反射する反射部とが前記表示画面に対応した周期で繰り返し形成されたプリズム列を有し、かつ該プリズム列の繰り返し方向は、前記入射面と該入射面に交差して隣接する一方の端面とに接する暗部防止領域では前記入射面から前記一方の端面の方向に偏った第1の傾斜方向に設定される一方、前記暗部防止領域以外の前記液晶パネルの表示領域に導光する領域では前記入射面から他方の端面の方向に偏った第2の傾斜方向に設定され、前記第1の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角αは、
20°≦α≦38°
に設定され、
前記プリズム列の繰り返し周期Pは、
0.4×3×a≦P≦1×3×a
に設定され、
前記暗部防止領域は、
前記入射面から式(2)で表される距離yの位置に至る領域に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
Lh≧y≧Le/tanα ……(2)
但し、
Lh;一方の端面の長さ
Le;一方の端面から光源の発光部と非発光部との境界までの距離 - 前記第1の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角α、及び前記第2の傾斜方向の垂直方向と前記入射面との夾角βは、
20°≦α≦38°、20°≦β≦38°
に設定されていることを特徴とする請求項3記載の液晶表示装置。 - 前記プリズム列の繰り返し周期Pは、
0.5×3×a≦P≦0.8×3×a
に設定されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の液晶表示装置。
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