JP5061197B2 - エアバッグ装置用ハウジング - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、車両乗員保護装置のエアバッグ装置用ハウジングに関する。
【背景技術】
【0002】
DE19750945A1は、乗員保護装置の構成要素を収容するハウジングを有する乗員保護装置用エアバッグモジュールを開示している。すなわち、膨張可能なエアバッグとエアバッグを膨張させるためのガス発生装置が、ハウジング内に配置されている。ガス発生装置は、ハウジングの外側に配置されて点火ケーブルを介してガス発生装置と接続されている点火電子装置によって起動される。ガス発生装置には、点火ケーブルのコネクタを受けるための電気接続部が設けられている。
【0003】
点火ケーブルをハウジング内のガス発生装置へ接続するために、ハウジングには点火ケーブル用の通路口が設けられ、点火ケーブルは、当該通路口からハウジング内部へ引き込まれる。通路口の直径は、点火ケーブルコネクタを通路口から引くことが可能な大きさに設定されている。それでも、点火ケーブルを取り付けるために通路口から点火ケーブルを引く作業は厄介である。
【0004】
点火ケーブルのハウジング内のガス発生装置への取り付けを可能にする別の公知の方法としては、点火ケーブル接続部が配置されているガス発生装置の部分をハウジングから突出させ、点火ケーブルコネクタを挿入するための接続部に外部からアクセス可能なようにする方法がある。この態様は、コネクタを介してガス発生装置へ接続される点火ケーブルが、(おそらく、エアバッグ装置の組付時でさえも)ガス発生装置から誤って引き抜かれる可能性のある点で特に不利である。
【先行技術文献】
【特許文献】
DE19750945A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、電気接続リード線のエアバッグ装置の構成要素への接続を簡単で確実に行えるエアバッグ装置用ハウジングを創出することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的は、請求項1に記載の特徴を有するハウジングによって達成される。本発明の好適かつ有利な発展例については、従属項に記載される。
【0007】
本発明によれば、車両乗員保護装置のエアバッグ装置用ハウジングは、
接続縁部を終端とする側壁部をそれぞれが備え、ハウジング閉鎖時には接続縁部が重ね合わされた少なくとも2つのハウジング部と、
ハウジング部の一方の側壁部に接続縁部から間隔を空けて設けられた、エアバッグ装置の構成要素に接続される電気接続リード線用の通路口と、
当該ハウジング部の側壁部に接続縁部から通路口に渡って形成されたアクセス口とを備え、当該アクセス口から、側壁部に対して垂直に合わせられた電気接続リード線を通路口内へ引き込むことが可能である。
【0008】
本発明によって、取付ける電気接続リード線をハウジングのハウジング部の一方に形成されたアクセス口から通路口内へ簡単に引き込むことが可能であり、これによって、通路口から電気接続リード線を引く厄介な作業が必要なくなる。側壁部にアクセス口を設けることで、接続縁部から通路口へのアクセスが可能となり、当該接続縁部を介して、(電気接続リード線の引き込み後)ハウジング部は、ハウジング閉鎖時に接続可能とされる。特に、予めコネクタと組み付けられた電気接続リード線も、アクセス口を介して迅速かつ簡単に取付けることが可能である。
【0009】
さらに、予め組み付けられた電気接続リード線を通路口からハウジング内へ通すことは、電気接続リード線の引き抜きを削減する効果的な手段となる。従って、本発明によって、効率的なケーブル引抜防止構造を省くことなく、電気接続リード線の取付けが容易にできる。ケーブル引抜防止構造を設ける具体的な方法については以下で検討する。
【0010】
電気接続リード線は、特に、エアバッグ装置のエアバッグを膨張させるためのガス発生装置を点火電子装置へ接続する点火ケーブルであるが、例えば、エアバッグ装置の別の構成要素(例えば、点火ケーブルに加えてもよい)をハウジングの外側に配置された装置(制御装置など)に接続する他の電気ケーブルであってもよい。
【0011】
本発明は、明らかに単一の通路口及び単一のアクセス口に限定されるものではなく、これらの開口部の数を必要に応じて適宜設定し、また両ハウジング部に設けることが可能である。しかし、ハウジング部の一方だけに通路口を設けることが好ましい。
【0012】
半円形又は円形セグメント状の通路口は、接続縁部に隣接せず、接続縁部から間隔を空けて配置され、側壁部のアクセス口を介して接続縁部に接続されている。本発明の好適な実施の形態においては、通路口は、完全な円形である。
【0013】
さらに、アクセス口は、スロットとして具現されることが好ましい。スロットは、主方向に延在し、主方向の長さに比べて幅が狭い構成であるが、必ずしも長尺状でなくてもよい。また、スロットは、例えば、湾曲又は屈曲状の経路で構成されていてもよい。
【0014】
アクセス口は、一般的に接続縁部と通路口との間に、好ましくは、ほぼ直線状に延在する。しかし、アクセス口は、(特にスロットとして具現される場合)ハウジング及び/又はエアバッグ装置の構成に応じて、例えば、蛇行するなど様々な経路で構成することも当然可能である。
【0015】
本発明の特に好適な発展例においては、アクセス口は、通路口へ引き込まれた電気接続リード線が、アクセス口を通ってハウジング部から引き抜かれるのを防止するように、且つ/又は、アクセス口によってその引き抜きを防止するように構成される。このために、アクセス口は、上述のように、少なくとも一部分が、例えば、湾曲又は蛇行した形状に構成されてもよい。
【0016】
本発明に係る実施の形態におけるアクセス口は、電気接続リード線に接続縁部の方向に作用する張力が、アクセス口を規定する側壁部の部分によって少なくとも部分的に弱められるように延在する。これは、電気接続リード線が通路口及びアクセス口から引き抜かれるのを防止するのに役立つ。そのためには、アクセス口は、例えば、屈曲状の経路をはじめとして、数々の経路形状が可能である。
【0017】
本発明の別の有利な発展例では、側壁部には、アクセス口の領域に(すなわち、アクセス口がスロット状又は長尺状に構成されている場合、特にアクセス口に沿って)安定化構造が設けられる。当該安定化構造は、例えば、アクセス口の領域に側壁部の肉厚部によって構成されてもよい。さらに、安定化させるために、アクセス口の領域に(アクセス口に平行又は垂直に)1つ又は複数のウェブやビードを配置することも可能である。
【0018】
特に、安定化構造は、電気接続リード線をアクセス口から挿入する際、あるいは、通路口に引き込まれた電気接続リード線に力がかかる際に、及び/又は、電気接続リード線を通路口から挿入する際に、側壁部が、通路口内の電気接続リード線を確実に安定して誘導するように、殆ど湾曲しないように構成される。ケーブル引抜防止構造から側壁部へ伝達される力によって側壁部が湾曲するのを防止するために、安定化構造は、ケーブル引抜防止構造と協働することが好ましい。
【0019】
また、本発明は、上述のようなハウジングを有する車両乗員拘束装置用エアバッグモジュールを構成している。電気接続リード線は、ハウジングの通路口を通ってハウジング内に配置された構成要素まで延伸している。構成要素は、主には、ハウジング内に配置された膨張可能なエアバッグを膨張させるためのガス発生装置である。この場合、ハウジングの通路口を通ってガス発生装置まで延伸する電気接続リード線は、ガス発生装置を起動するための点火ケーブルである。
【0020】
特に好適な実施の形態では、ハウジングのハウジング部は、接続縁部で互いに隣接するように配置され、電気接続リード線が、ハウジング部に形成されたアクセス口を通ってハウジング部から引き抜かれるのを防止するように構成されている。
【0021】
特に、ハウジングは、2つのハウジング部によって形成され(すなわち、ハウジングは、正確には2つのハウジング外殻によって構成される)、両ハウジング部は、接続縁部で接続されている。ハウジング部を接続する方法としては、例えば、フック留め、クリップ留め、ねじ留め、接着、溶着などの様々な方法が当業者に知られている。一方の接続箇所(例えば、ねじ、接着部、スポット溶接部など)は、アクセス口の領域、すなわち、アクセス口が接続縁部を貫通する領域に設けられることが好ましく、これによって、当該領域においてハウジング部が特に強固に接続されるとともに、電気接続リード線がアクセス口から抜けるのが防止されるように構成されている。また、ハウジング部は、一部分が蝶番によって互いに接合(すなわち、一体的に結合)されていてもよい。
【0022】
本発明に係るエアバッグモジュールの特に好適な発展例では、スロット状のアクセス口は、スロットが延在する主方向と交差する方向の幅が、電気接続リード線の外径より小さくても大きくてもよい。直径を小さくすることで、通路口内の電気接続リード線がアクセス口内へ滑脱するのを防止する、あるいは少なくともアクセス口から引き抜かれるのを防止する。電気接続リード線をアクセス口から通路口へ引き込む場合、電気接続リード線は、アクセス口から「押し込まれる」が、これは、例えば、それに相応する可撓性を有する外部被覆(絶縁体)を電気接続リード線に設けることよって容易となる。
【0023】
アクセス口の幅が電気接続リード線の外径より大きい場合、接続リード線を簡単に通路口へ挿入できるため、取付けは特に容易になる。この場合、電気接続リード線は、特に2つのハウジング部を強固に接続するなどの他の方法によって、アクセス口を通って通路口から抜け出るのを防止することが可能である。
【0024】
電気接続リード線用の通路口の設けられるハウジング部は、モジュールハウジング(エアバッグモジュール)の下部外殻であることが好ましい。一方、第2ハウジング部(例えば、通路口の設けられていないハウジング部)は、モジュールハウジングの上部外殻である。この上部外殻によって、エアバッグ装置は車室内から保護される。起動されると、展開しようとするエアバッグは、上部外殻から(より正確には、上部外殻に設けられた引裂領域から)車室内へ展開する。エアバッグモジュールが車両に取り付けられた状態では、下部外殻は、車室内とは反対側に向いて配置されている。
【0025】
エアバッグモジュールの別の実施の形態では、電気接続リード線がアクセス口を通ってハウジング部から引き抜かれるのを防止する連続した保持要素が、アクセス口をまたいで配置されている。これは、ハウジング部に電気接続リード線を取り付ける際、電気接続リード線がハウジング部から抜けるのを防止するために、特に重要である。さらに、保持要素が、アクセス口を規定する側壁部の部分に張力を加えるように配置され、これにより、アクセス口の幅が減少して、電気接続リード線が通路口から抜け出る、または、アクセス口へ抜けることを防止する働きもする。
【0026】
本発明は、上述のように、電気接続リード線の迅速かつ簡単な取付けを可能にするばかりか、電気接続リード線が、その延在する方向と平行な方向にハウジングから引き抜かれるのを防止するケーブル引抜防止構造の配置も可能である。さらに、この場合、通路口の形状は、ケーブル引抜防止構造に合わせて設定されてもよい。
【0027】
本発明によってカバーされるケーブル引抜防止構造は、特に、電気接続リード線上に通路口の縁部において配置される要素である。例えば、当該構造は、電気接続リード線の被覆と別体または一体状に形成された球形又は円錐形などの形状の肉厚部であってもよい。
【0028】
別の態様のケーブル引抜防止構造は、電気接続リード線に通路口の縁部が係合する径方向凹部として構成されている。
【0029】
さらに、当然、ケーブル留めなどの他の公知のケーブル引抜防止手段を本発明に係るハウジングとともに用いてもよい。ケーブル引抜防止構造を、ハウジングの内側と外側に、すなわち、通路口の両側に、設けることも原則的に可能である。これは、例えば、ケーブル留めやクリップ装置の場合も可能である。
【0030】
本発明は、実施の形態を基に図面を参照して以下に詳細に説明される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0031】
図1は、エアバッグ装置用ハウジング1の側面図である。ハウジング1は、下部外殻11として具現された第1ハウジング部1と、第1ハウジング部1に隣接する上部外殻12として具現された第2ハウジング部を有する。下部外殻と上部外殻は、それぞれ、接続縁部112,122を終端とする側壁部111,121を有している。言い換えれば、側壁部111,121の縁部は、接続縁部として構成され、2つのハウジング部11,12は、重ね合わされた接続縁部112,122を介して接続されている。
【0032】
通路口113が、下部外殻11に形成され、当該通路口を介して、ハウジング1の外側に配置された点火電子装置(図示されていない)の電気接続リード線としての点火ケーブル2が、ハウジング1の内部へ延伸し、ハウジング内部でガス発生装置(図示されていない)に接続されている。通路口113は、側壁部111に設けられたアクセス口であるスロット114を介して接続縁部112へ接続され、接続縁部112においてスロット114がアクセス部115を構成する。点火ケーブル2は、アクセス部115からスロット114に差し込み、スロット114を通して開口部113内へ引き込むことによって取り付けられる。
【0033】
スロット114には、湾曲部1141が設けられ、通路口113に配設された点火ケーブル2を(例えば、ハウジングの組付け時に)誤ってスロット114に通して引き抜いてしまうことが起こりにくいようにされている。また、一旦、ハウジングが組み付けられると、上部外殻12の接続縁部122は、アクセス部115の領域において下部外殻11の接続縁部112に載った状態で下部外殻11に固定接続されるため、点火ケーブル2を接続縁部112に設けられたアクセス部115に通してスロット114から引き抜くことも防止される。
【0034】
特にスロット114及びアクセス部115の領域において、上部外殻12を下部外殻11に固定接続するために、スロット114の両側でハウジング1の外側に取り付けられる接続構造である2つのクリップ接続部3が、スロット114の領域に設けられる。クリップ接続部3には、それぞれ上部外殻12に接続された第1構造31が設けられている。第1構造31は、下部外殻11に設けられた第2構造32と一部が重なり合うとともに、同じく下部外殻11に配置された保持構造33に係止されている。
【0035】
図2aから図2gは、スロット状のアクセス口と通路口の様々な構成例を示している。これらに図示されたスロット114は、図1のように下部外殻11の側壁部111に形成される。形状が異なるものを含む複数のスロットをハウジングの一つのハウジング部又は全てのハウジング部に設けることも当然可能である。さらに、図2aから図2gに示されたスロット及び通路口の特徴のあらゆる組み合わせが可能であることも明らかである。
【0036】
図2aのスロット114は、通路口113を側壁部111の接続縁部112に設けられたアクセス部115に接続している。スロット114は、接続縁部112近傍に屈曲構造1142を有している。屈曲構造1142は、ケーブルに対して開口部113から接続縁部112に向かう方向に力がかかった場合に、スロット114の下部や通路口113に位置するケーブル(図示されていない)が抜けるのを防止するためのものである。
【0037】
図2bの場合、スロット114には、屈曲構造に代わって湾曲部1143が設けられている。当該湾曲部1143も、ケーブルがスロット114から抜けるのを防止するためのものであるが、同時に、屈曲状の場合と比べるとスロット114からのケーブルの挿入が容易となる。
【0038】
図2cのスロット114は、図2bのスロット114に対応する。しかし、この場合、スロット114は、円形通路口113に径方向に通じているのではなく、横方向にずれて通路口113へ入っている。すなわち、通路口113に面するスロット114の端部1145の中心線は、通路口113の中心1131を通らない構成である。
【0039】
図2dの態様では、スロット114は蛇行して設けられ、2つの湾曲部1143及び1144が互いに反対方向に向いている構成である。
【0040】
図2e及び図2fには、保持要素116が、通路口113に面するスロット114の端部1145に配置された態様が示されている。保持要素116は、通路口113に挿入されたケーブルが、スロット114を通って接続縁部112のアクセス部115へ抜け出るのを防止し、ひいてはケーブルが下部外殻11から抜けるのを防止する。同時に、保持部が、スロットの幅dが狭まるようにスロット上に構成配置されることにより、ケーブルが通路口113から抜けるのを防止する更なる防止手段が提供される。
【0041】
保持要素116は、スロット114をまたいで延在し、2つの部分1161,1162が、スロットの対向する両側を規定する側壁部111の部分でスロット114に接続されている。保持要素116を側壁部111に接続させるためには、例えば、接着、溶着、ネジ止めなどの様々な接続方法が可能である。図2fには、保持要素116を固定する特別な例が示され、保持要素116は、クリップ接続部1163によって側壁部111に接続されている。
【0042】
図2gに示された側壁部111は、通路口113の領域に安定化構造1111を有している。安定化構造1111は、通路口113の周りに放射状に延在する側壁部111の肉厚部として構成される。このような肉厚部は、通路口113に対して放射状に延在するウェブでさらに補強されていてもよい。このような安定化構造は、特に側壁部111と一体状に形成される。
【0043】
図3aから図3iには、通路口に配置されたケーブルが誤って(ケーブルの方向に)引き出されるのを確実に防止するために通路口の領域にケーブル引抜防止を施す様々な方法が示されている。各図には、側壁部111の断面が示されている。いずれの場合も、ケーブル2は、側壁部111の通路口113に通されている。
【0044】
図3aの態様では、ケーブル留め41が、ハウジング11の内部117にケーブル引抜防止構造4として配置されている。ケーブル留め41は、ケーブル2に固定接続され、通路口の縁部に載置され、ケーブル2がハウジングからケーブルの方向へ引っ張り出されないようにしている。
【0045】
図3bに係る態様のケーブル2は、通路口113の領域にしわ状の凹部22を有する被覆21を備えている。凹部22があるということは、通路口113の領域においては、ケーブル2の直径が、通路口113の直径とほぼ同じかそれより小さく、通路口の外側では、ケーブル2の直径のほうが大きいということである。通路口113の縁部は凹部に係合して、通路口113内側でケーブル2を長手方向に固定する構成である。
【0046】
図3c及び図3dは、ケーブル引抜防止構造の別例である。通路口113の縁部に載置されたビード状の肉厚部42である要素が、側壁111の内側のケーブル上に配置される。肉厚部42は、例えば、樹脂性又は粘着性物質でケーブル被覆に施されてもよいし、あるいは、例えば、スリーブとしてケーブルに押し付けられていてもよい。図3cの肉厚部42は球形であり、図3dの肉厚部42は円錐台形である。
【0047】
図3eに示された態様では、側壁111が、通路口113の領域に安定化構造となるビード状の肉厚部1111を両側(すなわち、内部1112側と外部1113側)に有している。このような肉厚部は、一方の側だけに、例えば、内部1112に面してのみ(図3f)、又は外部1113に面してのみ(図3g)設けてもよい。図3f及び図3gによれば、さらに別のケーブル引抜防止構造である、例えばケーブル留め41が、通路口113の領域に(すなわち、ビード状の肉厚部1111の領域に)配置されていてもよい。
【0048】
側壁111が、例えば、通路口113の領域で最大となる(すなわち、この箇所で側壁111に対して最も屈曲している)、下部外殻11の内部117側に向けて形成されたアーチ部1115(図3h)など、特別な形状に形成されることで、安定化構造が、通路口13の領域(且つ/又は、スロット114の領域)に設けられていてもよい。
【0049】
安定化構造としてのアーチ部の別の態様が図3iに示されており、これによれば、2つのアーチ部1116,1117が通路口113の両側に延在している。図3h及び図3iに示された安定化構造であるアーチ部に加えて、ケーブル引抜防止手段4として、例えば、肉厚部42(図3h)又はケーブル留め41(図3i)を設けてもよい。
【0050】
図2及び図3に示された通路口、スロット及びケーブル引抜防止構造の様々な態様は、組み合わせて(図には示されていない)具現することも明らかに可能である。特に、図3のケーブル引抜防止構造及び安定化構造は、図2に示されたスロット及び通路口の様々な態様と組み合わせることが可能である。
【0051】
本発明では、「請求項1又は2に記載のハウジングであって、前記ハウジング部(11,12)の一方だけに通路口(113)が設けられていることを特徴とするハウジング」という態様(態様1)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から2、前記態様1のいずれかに記載のハウジングであって、前記通路口(113)は、ほぼ完全な円形であることを特徴とするハウジング」という態様(態様1)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から2、前記態様1から2のいずれかに記載のハウジングであって、前記アクセス口(114)は、スロットとして具現されていることを特徴とするハウジング」という態様(態様3)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から2、前記態様1から3のいずれかに記載のハウジングであって、前記アクセス口(114)は、ほぼ直線状に延在することを特徴とするハウジング」という態様(態様4)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から2、前記態様1から4のいずれかに記載のハウジングであって、前記アクセス口(114)は、前記通路口(113)内へ挿入された電気接続リード線(2)が、前記アクセス口(114)を通って前記接続縁部(112)へ抜けて前記ハウジング部(11)から引き抜かれるのを防止するように構成されていることを特徴とするハウジング」という態様(態様5)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から2、前記態様1から5のいずれかに記載のハウジングであって、前記アクセス口(114)は、少なくとも一部分が湾曲した経路で構成されていることを特徴とするハウジング」という態様(態様6)を採り得る。
また本発明では、「請求項1から4、前記態様1から6のいずれかに記載のハウジングであって、前記側壁部(111)には、前記アクセス口(114)の領域、及び/又は、前記通路口(113)の領域に安定化構造(1111,1112)が設けられていることを特徴とするハウジング」という態様(態様7)を採り得る。
また本発明では、「前記態様7に記載のハウジングであって、前記安定化構造(1111,1112)は、前記側壁部(111)の肉厚部によって構成されることを特徴とするハウジング」という態様(態様8)を採り得る。
また本発明では、「前記態様7又は8に記載のハウジングであって、前記安定化構造(1111,1112)は、前記側壁部(111)に配置されるウェブ又はビードを有することを特徴とするハウジング」という態様(態様9)を採り得る。
また本発明では、「請求項5に記載のエアバッグモジュールであって、前記ハウジング(1)の前記ハウジング部(11,12)は、接続縁部(112,122)が重ね合わされて、前記電気接続リード線(2)が、前記一方のハウジング部(11)に形成された前記アクセス口(114)を通って前記接続縁部(112)へ抜けて前記一方のハウジング部(11)から引き抜かれるのを防止するように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様10)を採り得る。
【0052】
また本発明では、「請求項5から9のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記電気接続リード線(2)が前記アクセス口(114)を通って前記接続縁部(112)へ抜けて前記ハウジング部(11)から引き抜かれるのを防止する連続した保持要素(116)が、前記アクセス口をまたいで延在することを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様11)を採り得る。
また本発明では、「請求項5から9、前記態様11のいずれかに記載のエアバッグモジュールであって、前記電気接続リード線(2)と相互に作用し、前記電気接続リード線(2)が、前記電気接続リード線(2)が延在する方向と平行な方向に前記ハウジング部(1)から引き抜かれるのを防止するケーブル引抜防止構造(4)を備えていることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様12)を採り得る。
また本発明では、「前記態様12に記載のエアバッグモジュールであって、前記ケーブル引抜防止構造(4)は、前記電気接続リード線(2)上に配置されて前記通路口(113)の前記縁部に当接する要素によって構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様13)を採り得る。
また本発明では、「前記態様12又は13に記載のエアバッグモジュールであって、前記ケーブル引抜防止構造(4)は、前記通路口(113)の前記縁部が係合する前記電気接続リード線(2)の径方向凹部によって構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様14)を採り得る。
また本発明では、「前記態様12から14のいずれかに記載のエアバッグモジュールであって、前記ケーブル引抜防止構造(4)によって前記側壁部(111,121)に加えられる力で前記側壁部(111,121)が屈曲するのを防止する安定化構造(1111,1112,1115,1116,1117)が、前記側壁部(111,121)の前記通路口(113)の領域に設けられていることを特徴とするエアバッグモジュール」という態様(態様15)を採り得る。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明に係るハウジングの構成例を示す側面図である。
【図2a】アクセス口の一態様を示す図である。
【図2b】アクセス口の一態様を示す図である。
【図2c】アクセス口の一態様を示す図である。
【図2d】アクセス口の一態様を示す図である。
【図2e】アクセス口の一態様を示す図である。
【図2f】アクセス口の一態様を示す図である。
【図2g】アクセス口の一態様を示す図である。
【図3a】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3b】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3c】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3d】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3e】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3f】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3g】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3h】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【図3i】ケーブル引抜防止構造の一態様を示す図である。
【符号の説明】
【0054】
1 ハウジング
11 下部外殻
12 上部外殻
111,121 側壁
1111,1112 肉厚部
1113 外部
1115,1116,1117 アーチ部
112,122 接続縁部
113 通路口
1131 中心
114 スロット
1141,1143,1144 湾曲部
1142 屈曲構造
115 アクセス部
116 保持要素
117 ハウジング内部
1161,1162 部分
1163 クリップ構造
2 ケーブル
22 凹部
3 クリップ接続部
31 第1構造
32 第2構造
33 保持構造
4 ケーブル引抜防止構造
41 ケーブル留め
42 ビード
Claims (9)
- 少なくとも一つの接続縁部(112,122)を終端とする側壁部(111,121)をそれぞれ備え、ハウジング閉鎖時に前記接続縁部(112,122)を介して互いに隣接する少なくとも2つのハウジング部(11,12)と、
前記ハウジング部(11,12)の一方の前記側壁部(111)に、前記接続縁部(112,122)から間隔を空けて設けられた、前記エアバッグ装置の構成要素に接続される電気接続リード線(2)用の通路口(113)と、
当該ハウジング部(11)の前記側壁部(111)に前記接続縁部(112)から前記通路口(113)に渡って形成されたアクセス口(114)と、を備え、前記アクセス口(114)から、前記側壁部(111)に対して角度を付けて合わせられた電気接続リード線(2)を前記通路口(113)内へ引き込むことが可能であるように構成されていることを特徴とする車両乗員保護装置のエアバッグ装置用ハウジング。 - 請求項1に記載のハウジングであって、前記ハウジング部(11,12)は、前記接続縁部(112,122)で接続されることを特徴とするハウジング。
- 請求項1又は2に記載のハウジングであって、前記アクセス口(114)は、少なくとも一部分が蛇行した経路で構成されていることを特徴とするハウジング。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載のハウジングであって、前記アクセス口(114)は、少なくとも一部分が屈曲状の経路で構成されていることを特徴とするハウジング。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載のハウジング(1)と、
前記ハウジング(1)に配置される構成要素と、
前記ハウジング(1)の前記通路口(113)を通って前記構成要素へ延伸する電気接続リード線(2)と、
を備えていることを特徴とする車両乗員拘束装置用エアバッグモジュール。 - 請求項5に記載のエアバッグモジュールであって、膨張可能なエアバッグが、前記ハウジング(1)に配置され、前記構成要素が、前記エアバッグを膨張させるためのガス発生装置であることを特徴とするエアバッグモジュール。
- 請求項6に記載のエアバッグモジュールであって、前記電気接続リード線(2)は、点火ケーブルであり、前記点火ケーブルを介して、前記ガス発生装置は、前記ハウジングの外側に配置されて前記ガス発生装置を起動する電子機器に接続可能であることを特徴とするエアバッグモジュール。
- 請求項5から7のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記アクセス口(114)は、スロット状であり、前記アクセス口(114)が延在する主方向と交差する方向の幅(d)が、前記電気接続リード線(2)の外径より小さいか、あるいは同一であることを特徴とするエアバッグモジュール。
- 請求項5から7のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記アクセス口(114)はスロット状であり、前記アクセス口(114)が延在する主方向と交差する方向の幅(d)が、前記電気接続リード線(2)の外径より大きいことを特徴とするエアバッグモジュール。
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