JP5056467B2 - 流体伝動装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2に記載の発明は、エンジンに連結されたポンプインペラと、該ポンプインペラに対向配置され、該インペラの回転により流体を介して駆動されるタービンランナと、締結時に前記ポンプインペラとタービンランナとを直結するロックアップクラッチと、該ロックアップクラッチの出力側に設けられたダンパ機構とを有する流体伝動装置であって、前記ダンパ機構の入、出力部材間にヒステリシストルクを発生させるヒステリシストルク発生機構が備えられ、かつ該ヒステリシストルク発生機構で発生するヒステリシストルクの大きさを可変制御するヒステリシストルク制御手段が設けられていると共に、前記ヒステリシストルク発生機構は、前記ロックアップクラッチの出力部材であるクラッチディスクに設けられたダンパスプリングの内周側に配置されていることを特徴とする。
その場合に、請求項1に記載の発明によれば、エンジン回転数によって、ヒステリシストルクを小さくした方が室内こもり音のレベルが低下する領域と、ヒステリシストルクを大きくした方が室内こもり音のレベルが低下する領域とが存在する場合に、前者の領域では、ヒステリシストルクが相対的に小さくなるように、後者の領域では、ヒステリシストルクが相対的に大きくなるように制御されるので、いずれの領域においても、室内こもり音が効果的に低減されることになる。
また、請求項2に記載の発明によれば、前記ヒステリシストルク発生機構が、ロックアップクラッチの出力部材であるクラッチディスクにおけるダンパスプリングの内周側に配置されるので、該ダンパスプリングを配設することにより軸方向に膨出した部位の内周側に生じるスペースが有効利用され、ダンパ機構とヒステリシストルク発生機構とを軸方向に併設する場合等に比較して当該流体伝動装置の軸方向寸法が短縮されることになる。
20 ポンプ
30 タービン
50 ロックアップクラッチ
55 クラッチディスク
60 ダンパ機構
63 ダンパスプリング
70 ヒステリシストルク発生機構
72 油圧室
100 ヒステリシストルク制御手段(コントロールユニット)
Claims (5)
- エンジンに連結されたポンプインペラと、該ポンプインペラに対向配置され、該インペラの回転により流体を介して駆動されるタービンランナと、締結時に前記ポンプインペラとタービンランナとを直結するロックアップクラッチと、該ロックアップクラッチの出力側に設けられたダンパ機構とを有する流体伝動装置であって、
前記ダンパ機構の入、出力部材間にヒステリシストルクを発生させるヒステリシストルク発生機構が備えられ、
かつ該ヒステリシストルク発生機構で発生するヒステリシストルクの大きさを可変制御するヒステリシストルク制御手段が設けられていると共に、
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段が備えられ、
前記ヒステリシストルク制御手段は、ヒステリシストルクが大きいときに、小さいときに比べて室内こもり音のレベルが高くなるエンジン回転数の領域では該ヒステリシストルクが相対的に小さくなるように、それ以外の領域では該ヒステリシストルクが相対的に大きくなるように、前記ヒステリシストルク発生機構を制御することを特徴とする流体伝動装置。 - エンジンに連結されたポンプインペラと、該ポンプインペラに対向配置され、該インペラの回転により流体を介して駆動されるタービンランナと、締結時に前記ポンプインペラとタービンランナとを直結するロックアップクラッチと、該ロックアップクラッチの出力側に設けられたダンパ機構とを有する流体伝動装置であって、
前記ダンパ機構の入、出力部材間にヒステリシストルクを発生させるヒステリシストルク発生機構が備えられ、
かつ該ヒステリシストルク発生機構で発生するヒステリシストルクの大きさを可変制御するヒステリシストルク制御手段が設けられていると共に、
前記ヒステリシストルク発生機構は、前記ロックアップクラッチの出力部材であるクラッチディスクに設けられたダンパスプリングの内周側に配置されていることを特徴とする流体伝動装置。 - 前記請求項1又は請求項2に記載の流体伝動装置において、
前記ヒステリシストルク制御手段は、前記ロックアップクラッチが締結状態に制御されているときはヒステリシストルクが相対的に小さくなるように、前記ロックアップクラッチがスリップ状態に制御されているときはヒステリシストルクが相対的に大きくなるように、前記ヒステリシストルク発生機構を制御することを特徴とする流体伝動装置。 - 前記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の流体伝動装置において、
前記ロックアップクラッチのスリップ量を検出するスリップ量検出手段が備えられ、
前記ヒステリシストルク制御手段は、前記ロックアップクラッチがスリップ状態に制御されているときに、前記スリップ量検出手段によって検出されるロックアップクラッチのスリップ量が大きいほどヒステリシストルクが大きくなるように、前記ヒステリシストルク発生機構を制御することを特徴とする流体伝動装置。 - 前記請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の流体伝動装置において、
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段が備えられ、
前記ヒステリシストルク制御手段は、前記ロックアップクラッチがスリップ状態に制御されているときに、前記エンジン回転数検出手段によって検出されるエンジン回転数が所定回転数でヒステリシストルクが最も大きくなり、該所定回転数から低回転側及び高回転側にエンジン回転数が離れるほど、ヒステリシストルクが小さくなるように、前記ヒステリシストルク発生機構を制御することを特徴とする流体伝動装置。
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