JP5055204B2 - 消火栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、消火栓扉を開いて放水ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置に関する。
従来、自動車専用道路などのトンネル内には、火災発生時に備えて消火栓装置が設置されている。
図9は従来の消火栓装置100の正面図であり、図10は消火栓装置100の消火栓扉104を開いた状態の内部構造の平面図であり、図11はその側面図である。消火栓装置100の筐体102の前面には消火栓扉104と消火器扉106が設けられている。
消火栓扉104にはハンドルが設けられ、ハンドルを手前に引くことでロックを解除し、消火栓扉104の下側を回転軸に前方に開放することができる。また消火栓扉104と筐体102との間には緩衝用ダンパ108が設けられ、消火栓扉104を滑らかに開放できるようにしている。
筐体102のホース収納部118にはU字型に形成したフレームパイプ120が開口側に配置されている。フレームパイプ120の両側にはホースバケット116が取り付けられ、内部にホース収納空間を形成し、先端にノズル110を装着したホース112を筐体内のホースバケット116に内巻きして収納している。
ホース112はホースバケット116の側面板に開口した孔を通してホースバケット116内に収納される。その孔からホース112を引き出したときに、ホース112が擦れてホース表面が傷付くことを防ぐために、ホース112は保護管112aの中を通ってホースバケット116内に入る。

このような消火栓装置100は火災を伴う車両事故の発生時に、消火栓扉104を開いてノズル110付きのホース112を引き出し、扉内に設けている消火栓弁開閉レバー114を操作することで消火ポンプ設備を起動して放水を行うことができる。

特開2005−318972号公報
しかしながら、このようなトンネル消火栓装置にあっては、フレームパイプ120により扉開口部の上下に亘る大きなホース取出口を形成してホースの引き出しとホースの内巻きが容易にできるようにしていたため、フレームパイプ120が大型化し、消火栓装置の組立作業が大変になる。
またフレームバイプ120の両側から内部を囲むようにホースバケット116を配置しており、フレームパイプ120に対するホースバケット116の組付けがホース収納空間内の作業となるため煩雑で時間がかかるという問題がある。
本発明は、簡単な構造により適切にホースを内巻きして保持可能なホースバケット構造を備えた消火栓装置を提供することを目的とする。
本発明は、開閉自在に装着された消火栓扉を開いて筐体内からノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置に於いて、
筐体は、ノズル付きホースを収納するホース収納部と、消火器を収納する消火器収納部とを隣接配置し、ホース収納部と消火器収納部との境界に構造部材を備え、
ホース収納部、上下に開口して横方向に位置する一対のフレーム部材を上下2段に配置し、側面の一方が消火器収納部とホース収納部の境界に位置するホースバケット構造を設け
一対のフレーム部材の各々は、一端を構造部材に固定し、他端をホース収納部の背面壁に固定したことを特徴とする。

ここで、筐体は、ホース収納部を備えた第1筐体と、第1筐体に隣接配置される消火器収納部を備えた第2筐体との分割構造であり、第1筐体は第2筐体が配置される側面に隔壁を備え、
ホースバケット構造は、隔壁をホースバケット構造の一部として一対のフレーム部材を上下2段に配置する。
一対のフレーム部材は、矩形に屈曲形成された2枚の金属板材で構成する。

一対のフレーム部材は、屈曲形成された1本の金属パイプで構成しても良い。

ホースバケット構造は、上下2段に配置した一対のフレーム部材の前部に一対のホースガイド部材を縦方向に配置してホース取出口を仕切り形成しても良い。

本発明によれば、上下に開口して横方向に位置する一対のフレーム部材を上下2段に配置したホースバケット構造となるホース収納部を設けたことで、構造が簡単になり、筐体内に対するホースバケット構造の組付けが容易で作業工数を大幅に低減でき、構造が簡単になったことで、消火栓装置の軽量化とコストダウンを図ることができる。
また、分割筐体構造については、ホース収納部を設ける筐体側の隔壁をホースバケット構造の一部とすることで、更に、ホースバケット構造を簡単にして、組立性、重量低減及びコストダウンができる。
図1は本発明によるトンネルに設置される消火栓装置の実施形態を示した正面図である。図1において、消火栓装置10は、架台11の上に筐体12を設置している。筐体12は、前面に消火器収納部と消火栓収納部に対応した扉開口16,17を備えた化粧板14を取り付けた箱型形状を持っている。

筐体12の右側の扉開口部16には、消火栓扉18と保守扉22が設けられており、その内側となる筐体12の内部がホース収納部及びバルブ類収納部となっている。消火栓扉18は下側のヒンジ21を中心に前方に開閉することができ、通常時はハンドル20によるロックで図示の閉鎖位置に閉じており、ハンドル20に手を入れて手前に引くとロックが外れ、開くことができる。
消火栓扉18の上には、ヒンジ23により上向に開閉する保守扉22が設けられており、点検時に消火栓扉18を開いて内側のロックを外すことで開くことができる。
消火栓扉18の左側の扉開口部17には通報装置扉24が設けられ、ここに赤色表示灯26、発信機28、及び応答ランプ30を設けている。赤色表示灯26は常時点灯し、消火栓装置10の設置場所が遠方から分かるようにしている。
火災時には、発信機28を押してスイッチボタンをオンすると、発信信号が監視室の火災受信機に送信されて火災警報が出され、これに伴い応答信号が火災受信機から送られて、応答ランプ30を点灯するようにしている。
扉開口部17の左側には消火器扉32が設けられ、消火器扉32に対応した筐体12の内部を消火器収納部とし、例えば2本の消火器を収納している。消火器扉32にはハンドル34が設けられ、ハンドル34を手前に引くとラッチが外れ、消火器扉32は左側をヒンジとして前方に開くことができる。
図2は図1の実施形態について消火栓扉及び保守扉を外して内部構造を示した正面図である。図2において、筐体12の中央部にはホース収納部36が形成され、その右側にバルブ類収納部38を形成している。
ホース収納部36には2本のバケットフレーム40を上下2段に配置したホースバケット構造が設けられ、バケットフレーム40は筐体背面に固定されて前方にコ字形に張り出した枠形状をもち、その内側にホース収納空間を形成している。
2段配置されたバケットフレーム40は筐体内のホース収納空間を扉開口部16に対し水平周りに囲んでおり、前方の開口部には縦方向に2本のホースガイド42が配置され、間にホース取出口を仕切り形成している。
図3は図2について機器取り付け前の筐体12を取り出して示した説明図である。図3において、筐体12は矩形枠を構成するフレーム部材の左右、上部、背後に隔壁板を固定して前方に開口した箱形形状をもち、筐体内部に右側からバルブ類収納部38、ホース収納部36及び消火器収納部39を形成している。
ホース収納部36には、金属板材をコ字形に屈曲加工した一対のバケットフレーム40が背面隔壁に対する固定部材45による固定で上下2段に配置されたホースバケット構造を構築しており、バケットフレーム40で囲んだ筐体内部にホース収納空間を形成している。
またバケットフレーム40の左側(消火器収納部39側)の側面は、筐体の消火器収納部39とホース収納部36を区切る筐体内部フレーム4に取り付けられ、バケットフレーム40を強固に固定するとともに、消火器収納部39とホース収納部36を明確に区切っている。消火器収納部39とホース収納部36はバケットフレーム40以外は開口しているため、相互の状態の確認や、電線などの通しも容易となっている。またバケットフレーム40の前面には縦向きに一対のホースガイド42が配置され、間にホース取出口を仕切り形成している。

このような本実施形態のホースバケット構造にあっては、基本的に2本のバケットフレーム40を横向きとして上下2段に配置するだけの簡単な構造であり、図に示した従来構造に対し組付け作業が容易で軽量化でき、スペース効率も高いことから筐体内に充分なホース収納空間を確保することができる。

なお、バケットフレーム40、ホースガイド42は、ホース引出し時にホース表面が傷付かないように曲面加工されている。
再び図2を参照するに、バケットフレーム42及び筐体内壁(上面、下面及び背面)で囲まれたホース収納部36にはホース44が内巻きして収納されている。ここで、右側のバルブ類収納部38にはホース接続口46が配置されており、ホース接続口46にホース44の1次側を接続した後、ホース44をホース収納部36に巻き込むことになるが、この場合のホース44の巻き込みは、扉開口部16から見て右巻きとなるようにホース44を巻き込んでいる。
即ち、ホース接続口46に接続したホース44は、まずホース収納部36の下側に巻き込まれ、その後に、右回りに収納部内に巻き込まれ、最後にノズル48を装着したホース先端をバケットフレーム40前部に設けたホースガイド42の間のホース取出し口から右側に取り出し、バケットフレーム40の右側に固定したノズルプレート47に装着しているノズルホルダー50にノズル48を着脱自在に装着している。ノズル48は消火栓弁開閉レバー60の近傍に配置して放水作業を行い易くしている。
このようなホース収納部36に対するホース44の右巻きした内巻きによる収納により、ホース44の巻き込み開始部分44aはホース接続口46から最短距離でホース収納部36の下側部分に送り込まれる。
このため図9に示したように、ホース112を左巻きとしてホース巻き込み開始部分112aをホース収納部の上部に送り込む場合のホース収納部から外れるホース部分(巻き込み半周程度)がなくなり、その分、ホース44を短くでき、ホース収納部36の容積が減ることで、結果的に筐体12を薄型化できる。
また、ホース巻き込み開始部分44aは右巻きによりホース収納部36の下側に送りこまれるため、ホース44がバケットフレーム40に当って摺動するようなことはなく、図9の従来のホース左巻きによりホースバケットに当って摺動することに対する保護の必要がなく、構造を簡単にできる。
またホース収納部36に右巻きとして収納した後に取り出したホース先端のノズル48は放水部を下向きにしてノズルホルダー50に着脱自在に装着されており、放水部が下向きであることから、消火栓扉を開いてノズル48を放水部を下に向けたまま外すことができ、消火栓弁54に設けている消火栓弁開閉レバー60を操作しない限り、放水されないが、火災時に操作する者にとっては不慣れであることから、放水口が自分に向かないことで、安心感をもってノズル48を外すことができ、安全面でのメリットが大きい。
また放水部を下向きにして配置されたノズル48の取り出しは、右手であっても、左手であっても、殆ど違和感なく、容易にグリップを掴んで外すことができる。
筐体12に設けたホース収納部36の右側に配置したバルブ類収納部38には、ポンプ設備からの配管が接続される消火栓接続口52からホース接続口46に至る配管系統に、消火栓弁54、自動調圧弁56、自動排水弁58を設けている。
即ち、消火栓接続口52からの配管は消火栓弁54の1次側に接続され、消火栓弁54の2次側を自動排水弁58の1次側に接続すると共に、自動調圧弁56の1次側に接続している。自動調圧弁56の2次側はホース接続口46となり、ここにホース44を接続している。
消火栓弁54には直接に消火栓弁開閉レバー60が装着されている。即ち消火栓弁開閉レバー60が図示の水平位置の閉位置のとき、消火栓弁54は閉状態であり、このとき配管内に消火用水が存在せず、圧がないことから自動排水弁58は開状態にある。
消火栓弁開閉レバー60を右回りに回動して下向きとなる開位置に操作すると、消火栓弁56が開放位置に作動され、配管内に圧が上昇して自動排水弁58は閉鎖位置に作動される。これによって、給水接続口52から加圧された消火用水を自動調圧弁56を通して所定圧に調圧した後、ホース44側に供給するようにしている。
同時に消火栓弁開閉レバー60の背後に設置しているスイッチがオンし、これによってポンプ設備に信号が送られ、ポンプ設備が起動される。放水を停止する際には、消火栓弁開閉レバー60を元の水平位置に戻すと消火栓弁54が閉じ、同時にスイッチがオフとなってポンプ設備の運転停止が行われる。
このように本実施形態にあっては、従来、消火栓扉に設けてワイヤー連結により消火栓弁を開閉していた消火栓弁開閉レバー60を筐体12側に配置して消火栓弁54に直接設けたことで、消火栓扉18の構造が簡略化され、薄型化と軽量化を達成することができる。
図4は、図1について内部構造を示した平面図である。図4において、ホース収納部36は筐体12の背面内壁に固定されたバケットフレーム40が前方のホース収納空間を矩形に囲むように水平に配置されており、その中にホース44が右巻きにより内巻き状態で収納されている。
図5は図1について内部構造を示した側面図である。図5において、筐体12の前面の閉鎖状態にある消火栓扉18は、ハンドル操作によりラッチを解除することで、ヒンジ21を中心に18aで示す前方位置に開くことができる。
この場合、消火栓扉18には従来のように、ノズルや消火栓弁開閉レバーが設けられていないことから軽量化されており、開放の際の衝撃を吸収するダンパーを必ずしも設ける必要はなく、扉開放位置の手前で作動する簡単なダンパ機構やバネ機構などの緩衝機構を設けるだけで良い。
図6は本発明の他の実施形態に用いる筐体を示した説明図である。図6において、本実施形態の筐体12は、図3と同様、矩形枠を構成するフレーム部材の左右、上部、背後に隔壁板を固定した前方に開口した箱形形状をもち、筐体内部に左側からバルブ類収納部38、ホース収納部36及び消火器収納部39を形成している。
ホース収納部36には、1本の金属パイプを屈曲加工したバケットパイプフレーム62が背面隔壁に対する4箇所の固定部材64による固定で配置されてホースバケット構造を構築している。
バケットパイプフレーム62は、1本の金属パイプの屈曲加工により、背面内壁から前方に張り出した横向きの矩形形状を持つバケットフレーム部62a,62bを上下2段に形成し、内側にホース収納空間を形成している。
このような金属パイプを使用した本実施形態のホースバケット構造にあっては、1本の金属パイプによりバケットフレーム部62a,62b を横向きとして上下2段に配置したバケットパイプフレーム62を筐体内に設置するだけの簡単な構造であり、図9に示した従来構造に対し組付け作業が容易で軽量化でき、スペース効率も高いことから筐体内に充分なホース収納空間を確保することができる。
なお、図2の実施形態と同様に、バケットフレーム部62a,62bの前面に縦向きに一対のホースガイド42を配置、間にホース取出口を仕切り形成し、ここからノズル付きホースを取り出すようにしても良い。

図7は本発明の他の実施形態に用いる筐体を示した説明図である。図7において、本実施形態の筐体12は、図6と同様、矩形枠を構成するフレーム部材の左右、上部、背後に隔壁板を固定した前方に開口した箱形形状をもち、筐体内部に左側からバルブ類収納部38、ホース収納部36及び消火器収納部39を形成している。
これに加え図7の実施形態にあっては、ホース収納部36と消火器収納部39の境界に隔壁66を配置している。隔壁66は下側に開口部67を形成し、電線を通す通線口としている。
ホース収納部36にはバケットパイプフレーム63が配置されてホースバケット構造を構築している。バケットパイプフレーム63は、1本の金属パイプの屈曲加工により、背面内壁から前方に張り出した横向きのL字形状を持つバケットフレーム部63a,63bを上下2段に形成し、内側にホース収納空間を形成している。即ち、図7のバケットパイプフレーム63は、図6のバケットパイプフレーム62における左側の背面方向への屈曲部分を除いたと略同じ形状となっている。

ケットパイプフレーム63は右側の背面縦方向の屈曲部分を固定部材64により筐体12の背面内壁に固定し、左側のパイプ先端を屈曲して係合部63c,63dを形成し、これを隔壁66の貫通孔65から消火器収納室39側に通して係合させている。

このような金属パイプを使用した本実施形態のホースバケット構造にあっては、1本の金属パイプによりバケットフレーム部6a,6b を横向きとして上下2段に配置したバケットパイプフレーム63を筐体内に設置するだけの簡単な構造であり、また隔壁66を利用してバケットパイプフレーム63を位置決め固定していることで、図9に示した従来構造に対し組付け作業が容易で軽量化でき、スペース効率も高いことから筐体内に充分なホース収納空間を確保することができる。

図8は筐体分割構造をもつ本発明による他の実施形態に用いる筐体を示した説明図である。図8において、本実施形態にあっては、筐体を第1筐体12−1と第2筐体12−2に分割した筐体分割構造としている。
第1筐体12−1の内部にはホース収納部36とバルブ類収納部38が形成され、第2筐体12−2の内部には消火器収納部39が形成されている。このような筐体分割構造は、組立作業における筐体内への機器組込みを容易にし、また、組立後における筐体の運搬設置を分割して行うことで運搬重量を低減するメリットがある。
分割された第1筐体12−1は隣接設置される第2筐体との接合部分に隔壁66を取り付けており、隔壁66の上部には配線を通す通線口68が開口されている。
本実施形態にあっては、第1筐体12−1のホース収納部36に2本のバケットフレーム72を上下2段に配置してホースバケット構造を構築しているが、ホースバケット構造の一部に隔壁66を含めている。
バケットフレーム72は水平に見てL字形に屈曲した金属板部材であり、隔壁66と背面内壁とのコーナー空間を囲むように4箇所の固定部材74により第1筐体12−1に固定されている。
このためバケットフレーム72は図のコ字形に比べ更に小型軽量化でき、組付けが容易で軽量化にも寄与する。またバケットフレーム72の前部には縦向に2本のホースガイド76が配置され、間にホース取出口を仕切り形成している。

第1筐体12−1と第2筐体12−2は機器の組込みが完了した後に、第2筐体12−2の側面のネジ穴70に対する第1筐体12−1の内側から通したボルトにより締結固定される。
第1筐体12−1と第2筐体12−2を締結固定したら、図に示したように、前面に化粧板14を取り付け固定して完成する。

なお、図8の分割筐体構造の実施形態についても、金属板材を用いたバケットフレーム72に代えて、図6または図7に示したと同様にして、1本の金属イプを屈曲加工して上下2段のL字形のバケットフレーム部をもつバケットパイプフレームを用いたホースバケット構造としても良い。

また、上記の実施形態は筐体側にノズル及び消火栓弁開閉レバーを配置した実施形態を例にとるものであったが、図9〜図11に示したノズル及び消火栓弁開閉レバーを消火栓扉に配置した消火装置について、そのホース収納部の構造を本発明のホースバケット構造としても良い。
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明による消火栓装置の実施形態を正面から示した説明図 図1について扉側を外して本体内部構造を示した正面図 図1について機器組付け前の筐体を取り出して示した平面図 図1について内部構造を示した平面図 図1について内部構造を示した側面図 本発明の他の実施形態に用いる筐体を示した説明図 本発明の他の実施形態に用いる筐体を示した説明図 筐体分割構造をもつ本発明による他の実施形態に用いる筐体を示した説明図 従来の消火栓装置の扉を外して内部構造を示した正面図 従来の消火栓装置の扉を開放して内部構造を示した平面図 従来の消火栓装置の扉を開放して内部構造を示した側面図
符号の説明
10:消火栓装置
11:架台
12:筐体
12−1:第1筐体
12−2:第2筐体
14:化粧板
16,17:扉開口部
18:消火器扉
18:通報装置扉
20,34:ハンドル
21,23:ヒンジ
22:保守扉
24:通報装置扉
26:赤色表示灯
28:発信機
30:応答ランプ
32:消火器扉
36:ホース収納部
38:バルブ類収納部
39:消火器収納部
40,72:バケットフレーム
42,76:ホースガイド
44:ホース
45,64:固定部材
46:ホース接続口
48:ノズル
50:ノズルホルダー
52:配管接続口
54:消火栓弁
56:自動調圧弁
58,64:自動排水弁
60:消火栓弁開閉レバー
62,63:バケットパイプフレーム
62a,62b,63a,63b:バケットフレーム部
63c,63d:係合部
65:貫通孔
66:隔壁
68:通線口
70:ネジ穴

Claims (5)

  1. 開閉自在に装着された消火栓扉を開いて筐体内からノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置に於いて、
    前記筐体は、前記ノズル付きホースを収納するホース収納部と、消火器を収納する消火器収納部とを隣接配置し、前記ホース収納部と消火器収納部との境界に構造部材を備え、
    前記ホース収納部、上下に開口して横方向に位置する一対のフレーム部材を上下2段に配置し、側面の一方が前記境界に位置するホースバケット構造を設け
    前記一対のフレーム部材の各々は、一端を前記構造部材に固定し、他端を前記ホース収納部の背面壁に固定したことを特徴とする消火栓装置。
  2. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、
    前記筐体は、前記ホース収納部を備えた第1筐体と、前記第1筐体に隣接配置される前記消火器収納部を備えた第2筐体との分割構造であり、前記第1筐体は前記第2筐体が配置される側面に隔壁を備え、
    前記ホースバケット構造は、前記隔壁をホースバケット構造の一部として前記一対のフレーム部材を上下2段に配置したことを特徴とする消火栓装置。
  3. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記一対のフレーム部材は、屈曲形成された2枚の金属板材で構成したことを特徴とする消火栓装置。
  4. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記一対のフレーム部材は、屈曲形成された1本の金属パイプで構成したことを特徴とする消火栓装置。
  5. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記ホースバケット構造は、前記一対のフレーム部材の前部に一対のホースガイド部材を縦方向に配置してホース取出口を仕切り形成したことを特徴とする消火栓装置。
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