JP5054483B2 - 情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム - Google Patents

情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム Download PDF

Info

Publication number
JP5054483B2
JP5054483B2 JP2007283783A JP2007283783A JP5054483B2 JP 5054483 B2 JP5054483 B2 JP 5054483B2 JP 2007283783 A JP2007283783 A JP 2007283783A JP 2007283783 A JP2007283783 A JP 2007283783A JP 5054483 B2 JP5054483 B2 JP 5054483B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
code
authentication
time
user terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007283783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008234621A (ja
Inventor
正男 山本
仁 実井
洋雄 阿良田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Broadcasting Corp filed Critical Japan Broadcasting Corp
Priority to JP2007283783A priority Critical patent/JP5054483B2/ja
Publication of JP2008234621A publication Critical patent/JP2008234621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5054483B2 publication Critical patent/JP5054483B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システムに係り、特に情報を提供する資格のある該当者からの情報をネットワーク経由で収集する情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システムに関する。
例えば放送局では大規模災害が発生した際に、被災者の安否情報を収集して放送している。従来、放送局は被災者からの安否情報を電話やファックスで収集していた。また、その他の方法として、放送局では災害時に被災者の安否情報をインターネット上に開設した安否情報登録サイトに登録してもらうことで収集していた。
ところで、携帯電話の音声通話回線は災害時に輻輳する傾向にある。一方、携帯電話のパケット通信回線は比較的利用できる。例えば特許文献1には携帯端末からの安否情報を受け取る災害情報システムの一例が記載されている。
特開2007−18432号公報
しかし、携帯メールやWebを利用して安否情報を収集する場合は「どこからでも、誰でも登録できる」という特徴から「被災者であることを特定することが不可能」であり、被災者になりすました偽の情報(所謂、いたずら)が多く、安否情報の信憑性が低下するという問題があった。
したがって、放送局では大規模災害が発生した際に、被災地(避難所)からの安否情報を、インターネットを利用して効率的に収集し、かつ、いたずらを限定的にすることが求められている。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集することができ、該当者以外からの情報を排除して、情報の信憑性を保つことができる情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ネットワーク経由で情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集する情報収集装置であって、所定の場所と対応付けた複数の認証情報から生成したコードを、運搬可能な記録媒体、ネットワーク経由でアクセス可能な記録媒体、又は放送信号に記録するコード記録手段と、運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号の前記コードから復号された前記認証情報を前記ネットワーク経由でユーザ端末から受信し、前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報と前記ユーザ端末から受信した前記認証情報とを照合して、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがない場合に前記認証情報の認証を成功とする認証手段と、認証が成功した前記ユーザ端末から受け付けた情報の登録を行う情報登録手段と、登録された前記情報を放送する放送手段とを有し、前記認証手段は、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがある場合に前記ユーザ端末から受け付けた情報の放送状況を前記ユーザ端末に提示させることを特徴とする。
また、本発明は、ネットワーク経由で情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集する情報収集装置における情報収集方法であって、前記情報収集装置が、所定の場所と対応付けた複数の認証情報から生成したコードを、運搬可能な記録媒体、ネットワーク経由でアクセス可能な記録媒体、又は放送信号に記録するコード記録ステップと、前記情報収集装置が、運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号の前記コードから復号された前記認証情報を前記ネットワーク経由でユーザ端末から受信するステップと、前記情報収集装置が、前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報と前記ユーザ端末から受信した前記認証情報とを照合して、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがない場合に前記認証情報の認証を成功とする認証ステップと、前記情報収集装置が、認証が成功した前記ユーザ端末から受け付けた情報の登録を行う情報登録ステップと、前記情報収集装置が、登録された前記情報を放送する放送ステップとを有し、前記認証ステップは、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがある場合に前記ユーザ端末から受け付けた情報の放送状況を前記ユーザ端末に提示させることを特徴とする。
また、本発明は、ユーザ端末と、ネットワーク経由で情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集する情報収集装置とを有する情報収集システムであって、前記情報収集装置は、所定の場所と対応付けた複数の認証情報から生成したコードを、運搬可能な記録媒体、ネットワーク経由でアクセス可能な記録媒体、又は放送信号に記録するコード記録手段と、運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号の前記コードから復号された前記認証情報を前記ネットワーク経由でユーザ端末から受信し、前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報と前記ユーザ端末から受信した前記認証情報とを照合して、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがない場合に前記認証情報の認証を成功とする認証手段と、認証が成功した前記ユーザ端末から情報の登録を受け付ける情報登録手段と、登録された前記情報を放送する放送手段とを有し、前記認証手段は、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがある場合に前記ユーザ端末から受け付けた情報の放送状況を前記ユーザ端末に提示させることを特徴とし、前記ユーザ端末は、運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号からコードを読み取り、前記コードから認証情報を復号する認証情報復号手段と、前記コードから復号した認証情報を前記ネットワーク経由で前記認証手段に送信する認証情報送信手段と、認証が成功した後、前記該当者に情報を入力させ、前記情報の登録を前記情報登録手段に要求する情報登録要求手段とを有することを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集することができ、該当者以外からの情報を排除して、情報の信憑性を保つことができる情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システムを提供可能である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。なお、本実施例では情報を提供する資格のある該当者からの情報の一例として被災者の安否情報を収集する例を説明するが、これに限定されるものではない。本実施例では認証情報の一例としてワンタイムパスワードを例に説明するが、これに限定されるものではない。また、本実施例では認証情報から生成したコードの一例としてワンタイムQRコードを例に説明するが、これに限定されるものではない。
図1は本発明の情報収集システムの一例の構成図である。図1の情報収集システムは情報収集装置1と携帯電話2とがインターネット網などのネットワーク3経由で接続されている。携帯電話2はユーザ端末の一例である。
情報収集装置1はQRコード記録装置10及び認証登録放送装置20を含む構成である。QRコード記録装置10はコード記録手段の一例である。なお、図1の情報収集システムでは1つの筐体からなる情報収集装置1を一例として記載しているが、QRコード記録装置10と認証登録放送装置20とを別々の筐体に設置してもよい。
QRコード記録装置10は認証情報からワンタイムQRコード6を生成し、そのワンタイムQRコード6を紙5に印刷又はCD−ROM等の記録メディア7に記録する。ワンタイムQRコード6を印刷された紙5又はワンタイムQRコード6を記録した記録メディア7は例えば被災者のいる避難所4に運搬される。
また、図示していないが、QRコード記録装置10は、紙5への印刷や記録メディア7への記録に代えて、または同時に、必要なときに外部からネットワーク3経由でワンタイムQRコード6が取得できるようにハードディスクなどの記憶装置に保存した状態としてもよい。
紙5に印刷されたワンタイムQRコード6は、そのまま携帯電話2の撮影機能を用いて撮影できる。記録メディア7に記録されたワンタイムQRコード6はPC8に読み出されることでディスプレイ装置9に表示される。ディスプレイ装置9に表示されたワンタイムQRコード6は、そのまま携帯電話2の撮影機能を用いて撮影できる。被災者はワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて読み込み、そのワンタイムQRコード6から認証情報を復号する。
携帯電話2は復号した認証情報をネットワーク3経由で情報収集装置1の認証登録放送装置20に送信する。認証登録放送装置20は受信した認証情報で認証を行い、認証が成功した携帯電話2から安否情報を受け付け、受け付けた安否情報を登録する。認証登録放送装置20は、認証が成功した携帯電話2から受け付けた安否情報を放送することで、安否情報の信憑性を保つことができる。
紙5や記録メディア7が無い避難所4や災害対策本部などにおいて、何らかのネットワーク端末により情報収集装置1へのネットワーク3によるアクセスが可能ならば、QRコード記録装置10に対してアクセスし、ネットワーク端末において直接に紙5への印刷、記録メディア7への記録、ネットワーク端末の画面への表示も可能である。
このように、QRコード記録装置10で記録されたワンタイムQRコード6は避難所4などの情報収集装置1とは別の場所に送られて、情報を提供する資格のある該当者である被災者により使用される。
図2は、情報収集装置の一例のハードウェア構成図である。図2の情報収集装置1は、それぞれバスBで相互に接続された入力装置51,出力装置52,ドライブ装置53,補助記憶装置54,メモリ装置55,演算処理装置56およびインターフェース装置57で構成される。
入力装置51はキーボードやマウスなどで構成され、各種信号を入力するために用いられる。出力装置52はディスプレイ装置などで構成され、各種ウインドウやデータ等を表示するために用いられる。インターフェース装置57は、モデム,LANカードなどで構成されており、ネットワーク3に接続する為に用いられる。
情報収集プログラムは、情報収集装置1を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。情報収集プログラムは例えば記録媒体58の配布やネットワーク3からのダウンロードなどによって提供される。情報収集プログラムを記録した記録媒体58は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的,電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることができる。
また、情報収集プログラムを記録した記録媒体58がドライブ装置53にセットされると、情報収集プログラムは記録媒体58からドライブ装置53を介して補助記憶装置54にインストールされる。ネットワーク3からダウンロードされた情報収集プログラムは、インターフェース装置57を介して補助記憶装置54にインストールされる。情報収集装置1は、インストールされた情報収集プログラムを格納すると共に、必要なファイル,データ等を格納する。
メモリ装置55は、起動時に補助記憶装置54から情報収集プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置56はメモリ装置55に格納された情報収集プログラムに従って、後述するような各種処理ブロックを実現している。なお、図2のハードウェア構成図では、テレビ放送,ラジオ放送及びデータ放送を行う放送設備の図示を省略している。
図3はQRコード記録装置の一例の処理ブロック図である。図3のQRコード記録装置10は、パスワード発生部11,ワンタイムQRコード生成部12及び記録部13を含む構成である。パスワード発生部11はワンタイムパスワードを発生する。このワンタイムパスワードはワンタイムQRコード生成部12と後述する認証登録放送装置20へ送られる。
ワンタイムQRコード生成部12はワンタイムパスワードからワンタイムQRコード6を生成する。記録部13はワンタイムQRコード6を紙5に印刷又は記録メディア7に記録する。ワンタイムQRコード6を印刷された紙5又はワンタイムQRコード6を記録した記録メディア7は例えば被災者のいる避難所4に運搬される。
被災者は、紙5に印刷されたワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて撮影する。また、被災者はPC8に読み出されることでディスプレイ装置9に表示されたワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて撮影する。
図4は携帯電話の一例の処理ブロック図である。図4の携帯電話2は、認証情報復号部31,認証情報送信部32,情報登録要求部33を含む構成である。認証情報復号部31は、撮影機能を用いて読み込んだワンタイムQRコード6からワンタイムパスワードを復号する。なお、認証情報復号部31は認証情報復号手段の一例である。
認証情報送信部32は、復号したワンタイムパスワードをネットワーク3経由で情報収集装置1の認証登録放送装置20に送信する。なお、認証情報送信部32は認証情報送信手段の一例である。
情報登録要求部33は、情報収集装置1の認証登録放送装置20に送信したワンタイムパスワードによる認証が成功した場合に、被災者によって入力された安否情報の登録を情報収集装置1の認証登録放送装置20に要求する。なお、情報登録要求部33は情報登録要求手段の一例である。
また、図5は認証登録放送装置の一例の処理ブロック図である。図5の認証登録放送装置20は、認証部21,安否情報登録部22及び放送部23を含む構成である。認証部21は、携帯電話2から受信したワンタイムパスワードで認証を行う。なお、認証部21は認証手段の一例である。
安否情報登録部22は、認証が成功した携帯電話2から安否情報を受け付けて登録する。なお、安否情報登録部22は情報登録手段の一例である。放送部23は登録した安否情報をテレビ番組,ラジオ番組,データ放送,ホームページ等で放送する。なお、放送部23は情報提供手段の一例である。
図6は本発明による情報収集システムの実施例を表した構成図である。図6の実施例は、生成したワンタイムQRコード6を紙5に印刷する例を表したものである。
情報収集装置1はQRコード記録装置10及び認証登録放送装置20を含む構成である。QRコード記録装置10は、パスワード発生部11,ワンタイムQRコード生成部12及び印刷部14を含む構成である。なお、印刷部14は記録部13の一例である。認証登録放送装置20は、認証部21,安否情報登録部22及び放送部23を含む構成である。
パスワード発生部11は、避難所4の避難所ID(避難所ID=154)と対応付けた複数のワンタイムパスワードを発生し、ワンタイムQRコード生成部12及び認証部21に送信する。
ワンタイムQRコード生成部12は、避難所ID,安否情報登録サイトのURL及び一つのワンタイムパスワードから一つのワンタイムQRコード6を生成して印刷部14に送信する。なお、避難所IDは事前に避難所毎に割り当てられているものとする。
印刷部14は、受信したワンタイムQRコード6を避難所ID等の付加情報と共に、紙5へ印刷する。付加情報と共にワンタイムQRコード6が印刷された紙5は安否情報登録用紙と呼ばれる。例えば安否情報登録用紙は、その避難所へ災害時に避難すると予想される被災者の人数分、印刷される。安否情報登録用紙は避難所ID毎にまとめられて、避難所4近くの放送局などで保管される。
災害発生後、例えば放送局などの職員が避難所4へ、該当する避難所ID(避難所ID=154)が印刷された安否情報登録用紙を運搬する。被災者は、安否情報登録用紙を受け取る。被災者は、安否情報登録用紙のワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて読み取る。
携帯電話2は読み込んだワンタイムQRコード6から避難所ID,安否情報登録サイトのURL及び一つのワンタイムパスワードを復号する。携帯電話2は復号した安否情報登録サイトのURLに、インターネット網などのネットワーク経由でアクセスし、復号した避難所ID及びワンタイムパスワードを送信する。
認証部21は、パスワード発生部11から受信した避難所4の避難所ID(避難所ID=154)と対応付けた複数のワンタイムパスワード(パスワードリスト)と、携帯電話2から受信した避難所ID及びワンタイムパスワードとを照合する。
携帯電話2から受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせがパスワードリストに存在しない、または、受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせで以前にアクセスがあった場合、認証部21は認証失敗とする。
携帯電話2から受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせがパスワードリストに存在し、受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせで以前にアクセスがない場合、認証部21は認証成功とする。
安否情報登録部22は、認証成功となったアクセスに対し、携帯電話2の画面へ安否情報登録画面を表示させる。被災者は携帯電話2を操作し、安否情報登録画面へ名前や住所などの安否情報を入力する。携帯電話2は安否情報登録画面に入力された安否情報を安否情報登録部22に送信する。安否情報登録部22は受信した安否情報を登録する。放送部23は、安否情報登録部22が登録した安否情報を、テレビ番組,ラジオ番組,データ放送,ホームページ等で放送する。
図6の情報収集システムでは、災害発生時に、放送局において被災者の安否情報を収集する際、1回しかアクセスできないワンタイムQRコード6が印刷された安否情報登録用紙を避難所4において配布することで、ワンタイムQRコード6がインターネット等を介して外部に漏れたとしても、いたずらの発生を最小限に抑えることができる。
すなわち、図6の情報収集システムでは、安否情報登録用紙を避難所4において配布する場合、被災者以外が被災者になりすまして情報を発信するタイミングが被災者による安否情報の登録よりも遅くなる可能性が高いことから、1回しかアクセスできないワンタイムQRコード6を利用することで、信憑性の高い安否情報を効率的に収集できる。
避難所IDは、必ずしも、事前に避難所毎に割り当てなくても良い。これは以下の方法により実現できる。パスワード発生部11は、避難所IDとシリアル番号とからワンタイムパスワードを、あるパスワード発生関数から生成する。ワンタイムQRコード生成部12では、避難所IDとシリアル番号とワンタイムパスワードと安否情報登録サイトのURLとを含むQRコードを生成する。携帯電話はQRコードを読み取り、認証登録放送装置20に避難所IDとシリアル番号とワンタイムパスワードとを送信する。認証登録放送装置20では、パスワード発生部11と同じパスワード発生関数を用いてパスワードを生成し、受信したパスワードと比較することで認証を行う。
(実施例1の変形例)
なお、図6の情報収集システムでは、認証部21における認証方法として、許容アクセス回数又は許容アクセス期間を設定し、同じ避難所IDとワンタイムパスワードとの組み合わせでアクセスされた回数が許容アクセス回数以下、又は同じ避難所IDとワンタイムパスワードとの組み合わせでアクセスされた時刻が許容アクセス期間内であれば認証成功とするようにしてもよい。
また、図6の情報収集システムでは、同じ避難所IDとワンタイムパスワードとの組み合わせでアクセスされた場合に、既に登録された安否情報の閲覧や放送状況などを提示するようにしてもよい。
さらに、図6の情報収集システムでは、必ずしも事前に避難所IDを割り当てておく必要はなく、災害発生後に放送局などの職員が安否情報登録部22へ避難所IDと避難所名とを登録するようにしてもよい。もしくは、図6の情報収集システムでは、被災者が安否情報の登録時に避難所名を登録してもよい。被災者が安否情報の登録時に避難所名を登録する場合は避難所IDを省略してもよい。
図7は本発明の情報収集システムの他の例の構成図である。図7の情報収集システムは情報収集装置1と携帯電話2とがインターネット網などのネットワーク3経由で接続されている。
情報収集装置1は、QRコード記録装置10,認証登録放送装置20,データ放送装置61を含む構成である。なお、図7の情報収集システムでは、1つの筐体からなる情報収集装置1を一例として記載しているが、QRコード記録装置10,認証登録放送装置20及びデータ放送装置61の一部又は全部を別々の筐体に設置してもよい。
QRコード記録装置10は認証情報からワンタイムQRコード6を生成し、そのワンタイムQRコード6をデータ放送装置61に送信する。データ放送装置61はワンタイムQRコード6をデータ放送として放送する。
避難所4に設置されているデジタル放送受信機63はデータ放送網62経由でデータ放送装置61からのデータ放送を受信し、ディスプレイ装置9にワンタイムQRコード6を表示する。このとき、いたずらの発生を抑えるため、図7の情報収集システムでは、避難所4に設置したデジタル放送受信機63がワンタイムQRコード6を表示できるようにし、避難所4以外に設置したデジタル放送受信機63がワンタイムQRコード6を表示できないようにしている。
避難所4に設置したデジタル放送受信機63がワンタイムQRコード6を表示できるようにし、避難所4以外に設置したデジタル放送受信機63がワンタイムQRコード6を表示できないようにする仕組みとしては、例えばデジタル放送受信機63を一意に識別できるB−CAS番号を利用することで実現できる。
B−CAS番号は、デジタル放送受信機63に挿入されたB−CASカードから取得できる。データ放送に先立ち、図7の情報収集システムでは、避難所4に設置したデジタル放送受信機63のB−CAS番号を情報収集装置1側で把握しておく。図7の情報収集システムでは、例えばワンタイムQRコード6を表示できるデジタル放送受信機63のB−CAS番号をワンタイムQRコード6と共にデータ放送として放送することにより、避難所4に設置したデジタル放送受信機63でワンタイムQRコード6を表示できるようにし、避難所4以外に設置したデジタル放送受信機63がワンタイムQRコード6を表示できないようにすることができる。
ディスプレイ装置9に表示されたワンタイムQRコード6は、そのまま携帯電話2の撮影機能を用いて撮影できる。被災者はワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて読み込み、そのワンタイムQRコード6から認証情報を復号する。
携帯電話2は復号した認証情報をネットワーク3経由で情報収集装置1の認証登録放送装置20に送信する。認証登録放送装置20は受信した認証情報で認証を行い、認証が成功した携帯電話2から安否情報を受け付け、受け付けた安否情報を登録する。認証登録放送装置20は、認証が成功した携帯電話2から受け付けた安否情報を放送することで、安否情報の信憑性を保つことができる。
このように、QRコード記録装置10で生成されたワンタイムQRコード6は避難所4に設置したデジタル放送受信機63のみで表示できるようにデータ放送として放送されることで、情報を提供する資格のある該当者である被災者により使用される。なお、図7の情報収集装置1のハードウェア構成は、図2と同様であり、説明を省略する。
図8はQRコード記録装置の一例の処理ブロック図である。図8のQRコード記録装置10は、パスワード発生部11,ワンタイムQRコード生成部12,安否登録コンテンツ生成部71,プログラムDB72,B−CAS番号DB73を含む構成である。パスワード発生部11はワンタイムパスワードを発生する。このワンタイムパスワードはワンタイムQRコード生成部12と後述する認証登録放送装置20へ送られる。
ワンタイムQRコード生成部12はワンタイムパスワードからワンタイムQRコード6を生成する。ワンタイムQRコード生成部12は、作成したワンタイムQRコード6の画像ファイルを安否登録コンテンツ生成部71に送信する。
安否登録コンテンツ生成部71は、プログラムDB72から読み出した安否登録コンテンツのプログラム本体(anpi.bml)と、B−CAS番号DB73から読み出したワンタイムQRコード6の表示対象となるB−CAS番号を表したファイル(bcas.btb)と、ワンタイムQRコード生成部12から受信したワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr.png)とにより、安否登録コンテンツを作成する。
安否登録コンテンツのプログラム本体は、例えば放送用マークアップ言語(BML)により記述される。BMLとは、静止画データ,テキストデータ,付加音声等の素材(モノメディア)の配置や各種制御等を行う情報を符号化したものである。B−CAS番号DB73には、ワンタイムQRコード6の表示対象となるB−CAS番号として、避難所4に設置されたデジタル放送受信機63のB−CAS番号が登録されているものとする。
安否登録コンテンツ生成部71で作成された安否登録コンテンツはデータ放送装置61に送信される。データ放送装置61は安否登録コンテンツをデータ放送コンテンツとして放送する。デジタル放送におけるデータ放送については、例えば「ARIB STD−B24」に詳しく記載されている。
図9はデジタル放送受信機の一例の処理ブロック図である。図9のデジタル放送受信機63は、チューナー部81,デスクランブラ82,TSデコード部83,映像音声デコード部84,電話モデム85,制御部86,表示部87,キー入力部88を含む構成である。デジタル放送受信機63にはB−CASカード89が挿入されている。
入力された放送信号は、チューナー部81及びデスクランブラ82を介してTSデコード部83に供給される。TSデコード部83は放送信号を映像信号,音声信号及びデータ放送コンテンツに多重分離する。多重分離されたデータ放送コンテンツは制御部86に供給される。
制御部86は、データ放送コンテンツで最初にアクセスすることになっているプログラム「startup.bml」を、供給されたデータ放送コンテンツから読み出す。プログラム「startup.bml」には、例えば「画面に何も表示せず、赤ボタンが3秒以上押されたら、安否登録コンテンツのプログラム本体「anpi.bml」を読み出す」という動作を記述しておく。
制御部86は、例えばリモコン90の赤ボタンが3秒以上押されると、安否登録コンテンツのプログラム本体「anpi.bml」を読み出す。安否登録コンテンツのプログラム本体「anpi.bml」には、例えば「デジタル放送受信機63のB−CAS番号を取得し、必要であれば該当するワンタイムQRコード6の画像を画面に表示する」という動作を記述しておく。
制御部86は、B−CASカード89からB−CAS番号を取得する。制御部86は、取得したB−CAS番号が、ワンタイムQRコード6の表示対象となるB−CAS番号を表したファイル(bcas.btb)に含まれていれば、ワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr.png)から1つの画像ファイルを取得して、画面にワンタイムQRコード6を表示する。制御部86は表示部87を制御することで、ワンタイムQRコード6の画像をモニター出力できる。
被災者は、モニター出力によりディスプレイ装置9に表示されたワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて撮影する。なお、携帯電話2及び認証登録放送装置20の処理ブロックは、図4及び図5と同様であるため、説明を省略する。
上記した情報収集システムは、複数のデジタル放送受信機63が同じワンタイムQRコード6を表示するものであるが、以下のような構成とすることでデジタル放送受信機63毎に異なるワンタイムQRコード6を表示することができる。
安否登録コンテンツ生成部71は、プログラムDB72から安否登録コンテンツのプログラム本体(anpi.bml)と、B−CAS番号DB73からワンタイムQRコード6の表示対象となるB−CAS番号とを読み出す。安否登録コンテンツ生成部71は、B−CAS番号DB73から読み出したワンタイムQRコード6の表示対象となるB−CAS番号と、ワンタイムQRコード生成部12から受信したワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr.png)とを組み合わせて、図10の組み合わせファイル(bcas.btb)を生成する。
図10は組み合わせファイルの一例の構成図である。図10に示した組み合わせファイルは、B−CAS番号毎に異なるワンタイムQRコード6の画像ファイル(画像ファイル名)を組み合わせている。例えばB−CAS番号「1」は、画像ファイル「qr1−1.png」,「qr1−2.png」,「qr1−3.png」と組み合わされている。
安否登録コンテンツ生成部71は、安否登録コンテンツのプログラム本体(anpi.bml)と、組み合わせファイル(bcas.btb)と、ワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr.png)とにより、安否登録コンテンツを作成する。
安否登録コンテンツ生成部71で作成された安否登録コンテンツはデータ放送装置61に送信される。データ放送装置61は安否登録コンテンツをデータ放送コンテンツとして放送する。
図9のデジタル放送受信機63に入力された放送信号は、チューナー部81及びデスクランブラ82を介してTSデコード部83に供給される。TSデコード部83は放送信号を映像信号,音声信号及びデータ放送コンテンツに多重分離する。多重分離されたデータ放送コンテンツは制御部86に供給される。
制御部86は、データ放送コンテンツで最初にアクセスすることになっているプログラム「startup.bml」を、供給されたデータ放送コンテンツから読み出す。制御部86は、例えばリモコン90の赤ボタンが3秒以上押されると、安否登録コンテンツのプログラム本体「anpi.bml」を読み出す。
制御部86は、B−CASカード89からB−CAS番号を取得する。制御部86は、取得したB−CAS番号が、図10に示した組み合わせファイル(bcas.btb)に含まれていれば、そのB−CAS番号と組み合わされている画像ファイルから1つの画像ファイルを取得して、画面にワンタイムQRコード6を表示する。
このとき、ディスプレイ装置9に表示されたワンタイムQRコード6はB−CASカード89から取得されたB−CAS番号に応じたものとなり、デジタル放送受信機63毎に異なるワンタイムQRコード6を表示することができる。
被災者が携帯電話2にワンタイムQRコード6を読み取り、そのワンタイムQRコード6を使用して安否情報の登録を行うと、QRコード記録装置10は使用されたワンタイムQRコード6と組み合わされているB−CAS番号の次のワンタイムQRコード6を生成する。
例えば図10に示した組み合わせファイルの場合、被災者が携帯電話2にワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−1.png)を読み取り、そのワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−1.png)を使用して安否情報の登録を行うと、QRコード記録装置10は使用されたワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−1.png)と組み合わされているB−CAS番号「1」の次のワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−4.png)を生成する。
そして、組み合わせファイル(bcas.btb)も図11に示すように更新される。図11は、更新前後の組み合わせファイル(bcas.btb)を表した説明図である。図11に示した組み合わせファイルは、使用されたワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−1.png)が、B−CAS番号「1」の次のワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−4.png)と置き換えられている。
また、ワンタイムQRコード生成部12は、安否登録コンテンツにワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−4.png)を追加し、安否登録コンテンツからワンタイムQRコード6の画像ファイル(qr1−1.png)を削除する。
ディスプレイ装置9に表示されたワンタイムQRコード6は、例えばリモコン90の次ボタン(右矢印ボタンなど)が被災者によって押されると、B−CAS番号「1」の次のワンタイムQRコード6に切り替えられる。例えば図10の組み合わせファイルの場合、画像ファイル(qr1−1.png)のワンタイムQRコード6は画像ファイル(qr1−2.png)のワンタイムQRコード6に切り替えられる。
複数個のワンタイムQRコード6の表示は、任意の時間(例えば10秒)毎に1つずつ切り替えて行ってもよいし、複数個のワンタイムQRコード6を1画面に表示しもよい。データ放送の画面切り替えは「ARIB TR−B14」の規定に準ずることで公知技術により実現できる。
デジタル放送受信機63にはデータ放送用に不揮発性メモリ(電源を落としても記憶内容が消えない半導体メモリ)がある。デジタル放送受信機63は最後に表示したワンタイムQRコード6の画像ファイル名をデータ放送用の不揮発性メモリに記憶することにより、継続的にワンタイムQRコード6を順番に表示できる。また、制御部86は安否登録コンテンツの更新をポーリングし、安否登録コンテンツの更新があった場合、保持している安否登録コンテンツを更新する。
図12は本発明による情報収集システムの実施例を表した構成図である。例えば放送局では大規模災害が発生した際、避難所4にデジタル放送受信機63を設置する。情報収集装置1はデジタル放送受信機63に挿入したB−CASカード89のB−CAS番号が登録される。また、情報収集装置1は避難所4で使用するB−CAS番号の一切を事前に登録されていてもよい。
情報収集装置1はQRコード記録装置10,認証登録放送装置20及びデータ放送装置61を含む構成である。QRコード記録装置10は、パスワード発生部11,ワンタイムQRコード生成部12及び安否登録コンテンツ生成部71を含む構成である。認証登録放送装置20は、認証部21,安否情報登録部22及び放送部23を含む構成である。
パスワード発生部11は、避難所4の避難所ID(避難所ID=154)と対応付けた複数のワンタイムパスワードを発生し、ワンタイムQRコード生成部12及び認証部21に送信する。
ワンタイムQRコード生成部12は、避難所ID,安否情報登録サイトのURL及び一つのワンタイムパスワードから一つのワンタイムQRコード6を生成して安否登録コンテンツ生成部71に送信する。なお、避難所IDは事前に避難所毎に割り当てられているものとする。
安否登録コンテンツ生成部71は、ワンタイムQRコード6を受信すると、前述したように安否登録コンテンツを作成する。安否登録コンテンツ生成部71で作成された安否登録コンテンツはデータ放送装置61に送信される。データ放送装置61は安否登録コンテンツをデータ放送コンテンツとして放送する。
避難所4に設置されているデジタル放送受信機63はデータ放送網62経由でデータ放送装置61からの安否登録コンテンツを受信する。デジタル放送受信機63は受信した安否登録コンテンツに基づいて、前述したようにディスプレイ装置9へワンタイムQRコード6を表示する。
なお、前述したように、ワンタイムQRコード6を表示できるデジタル放送受信機63のB−CAS番号をワンタイムQRコード6と共にデータ放送として放送することにより、避難所4に設置したデジタル放送受信機63はワンタイムQRコード6を表示できる。被災者は、ディスプレイ装置9に表示されたワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて読み取る。
携帯電話2は読み込んだワンタイムQRコード6から避難所ID,安否情報登録サイトのURL及び一つのワンタイムパスワードを復号する。携帯電話2は復号した安否情報登録サイトのURLに、インターネット網などのネットワーク経由でアクセスし、復号した避難所ID及びワンタイムパスワードを送信する。
認証部21は、パスワード発生部11から受信した避難所4の避難所ID(避難所ID=154)と対応付けた複数のワンタイムパスワード(パスワードリスト)と、携帯電話2から受信した避難所ID及びワンタイムパスワードとを照合する。
携帯電話2から受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせがパスワードリストに存在しない、または、受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせで以前にアクセスがあった場合、認証部21は認証失敗とする。
携帯電話2から受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせがパスワードリストに存在し、受信した避難所ID及びワンタイムパスワードの組み合わせで以前にアクセスがない場合、認証部21は認証成功とする。
安否情報登録部22は、認証成功となったアクセスに対し、携帯電話2の画面へ安否情報登録画面を表示させる。被災者は携帯電話2を操作し、安否情報登録画面へ名前や住所などの安否情報を入力する。携帯電話2は安否情報登録画面に入力された安否情報を安否情報登録部22に送信する。安否情報登録部22は受信した安否情報を登録する。放送部23は、安否情報登録部22が登録した安否情報を、テレビ番組,ラジオ番組,データ放送,ホームページ等で放送する。
図12の情報収集システムでは、災害発生時に、放送局において被災者の安否情報を収集する際、1回しかアクセスできないワンタイムQRコード6を避難所4に設置したデジタル放送受信機63で表示できるようにし、避難所4以外に設置したデジタル放送受信機63で表示できないようにデータ放送として放送することで、ワンタイムQRコード6がインターネット等を介して外部に漏れたとしても、いたずらの発生を最小限に抑えることができる。
すなわち、図12の情報収集システムでは、避難所4に設置したデジタル放送受信機63で表示できるようにワンタイムQRコード6をデータ放送として放送する場合、被災者以外が被災者になりすまして情報を発信するタイミングが被災者による安否情報の登録よりも遅くなる可能性が高いことから、1回しかアクセスできないワンタイムQRコード6を利用することで、信憑性の高い安否情報を効率的に収集できる。
避難所IDは、必ずしも、事前に避難所毎に割り当てなくても良い。これは以下の方法により実現できる。パスワード発生部11は、避難所IDとシリアル番号とからワンタイムパスワードを、あるパスワード発生関数から生成する。ワンタイムQRコード生成部12では、避難所IDとシリアル番号とワンタイムパスワードと安否情報登録サイトのURLとを含むQRコードを生成する。携帯電話はQRコードを読み取り、認証登録放送装置20に避難所IDとシリアル番号とワンタイムパスワードとを送信する。認証登録放送装置20では、パスワード発生部11と同じパスワード発生関数を用いてパスワードを生成し、受信したパスワードと比較することで認証を行う。
(実施例2の変形例)
なお、図12の情報収集システムでは、1つのワンタイムQRコード6を利用して一人の被災者が安否情報を登録できるようにしている。しかし、データ放送の帯域の有効活用の為には、例えば以下のような時限QRコードを利用した安否情報の登録が望ましい。
時限QRコードは所定期間(例えば1分)、例えば複数の避難所で同時に画面表示される。時限QRコードの時間管理は、情報収集装置1側で行われる。時限QRコードは安否情報を登録できる被災者の人数の制限を掛けず、所定期間内であれば、複数の避難所の複数の被災者が安否情報を登録できる。
図13は本発明の情報収集システムの他の例の構成図である。図13の情報収集システムは、情報収集装置1と携帯電話2とがインターネット網などのネットワーク3経由で接続されている。図13の情報収集システムは、実施例1及び2の情報収集システムと異なり、ワンタイムQRコード6を情報収集装置1側で生成せず、避難所4に設置されたワンタイムQRコード表示装置100によって生成する。
したがって、図13の情報収集システムにおける情報収集装置1は、実施例1及び2の情報収集システムに含まれていたQRコード記録装置10が省略されている。ワンタイムQRコード表示装置100はコード表示装置の一例である。
ワンタイムQRコード表示装置100は、情報収集装置1が有する関数(数学的演算)と同一の関数を利用して例えば避難所ID及び任意の数値(シリアル番号)からワンタイムパスワードを生成する。ワンタイムQRコード表示装置100は、避難所ID,シリアル番号及びワンタイムパスワードを認証情報としてワンタイムQRコード6を生成し、そのワンタイムQRコード6を表示する。ワンタイムQRコード表示装置100に表示されたワンタイムQRコード6は、そのまま携帯電話2の撮影機能を用いて撮影できる。被災者はワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて読み込み、そのワンタイムQRコード6から認証情報を復号する。
携帯電話2は復号した認証情報をネットワーク3経由で情報収集装置1の認証登録放送装置20に送信する。認証登録放送装置20は受信した認証情報である避難所ID,シリアル番号及びワンタイムパスワードの整合性を、ワンタイムQRコード表示装置100が有する関数と同一の関数により判定し、整合性がある場合に認証を成功とする。
認証登録放送装置20は、認証が成功した携帯電話2から安否情報を受け付けて登録する。認証登録放送装置20は認証が成功した携帯電話2から受け付けた安否情報を放送することで、安否情報の信憑性を保つことができる。なお、ワンタイムQRコード表示装置100は位置測位部(GPS:Global Positioning System)を含み、避難所4の設置位置と現在の位置とを比較することにより、避難所4から持ち出されたことを判定できる。避難所4から持ち出されたと判定すると、ワンタイムQRコード表示装置100はワンタイムQRコード6の表示を停止する。
このようなワンタイムQRコード表示装置100を避難所4に設置することにより、ワンタイムQRコード6は情報を提供する資格のある該当者である被災者により使用される。なお、図13の情報収集装置1のハードウェア構成は、図2と同様であり、説明を省略する。
図14はワンタイムQRコード表示装置の一例の外観図である。図14のワンタイムQRコード表示装置100は例えばクレジットカードサイズである。ワンタイムQRコード表示装置100はディスプレイ101及びボタン102を備える。図14のワンタイムQRコード表示装置100はディスプレイ101にワンタイムQRコード6を表示している。このワンタイムQRコード6には、避難所ID,シリアル番号及びワンタイムパスワードが、認証情報として符号化されている。
ワンタイムQRコード表示装置100はボタン102が押下されると、ディスプレイ101に表示しているワンタイムQRコード6を切り替える。ボタン102は後述のインターフェース部の一例である。なお、ワンタイムQRコード表示装置100はボタン102を備えず、ディスプレイ101に表示しているワンタイムQRコード6を所定時間毎に自動切り替えするようにしてもよい。
図15はワンタイムQRコード表示装置の一例の処理ブロック図である。ワンタイムQRコード表示装置100は、パスワード生成部111,QRコード化部112,QRコード保持部113,QRコード切替部114,ディスプレイ部115,GPS値比較部116,機能停止部117,パラメータ保持部118,GPS部119,GPS保持部120,インターフェース部121,タイマー部122を含む構成である。
パラメータ保持部118は、避難所ID及び任意の数値(シーケンス番号)を保持している。パスワード生成部111は、パラメータ保持部118が保持している避難所ID及びシーケンス番号を引数としてワンタイムパスワード生成関数からワンタイムパスワードを生成する。パスワード生成部111がワンタイムパスワードの生成に利用するワンタイムパスワード生成関数は情報収集装置1が有するワンタイムパスワード生成関数と同一である。
QRコード化部112はパラメータ保持部118が保持している避難所ID及びシーケンス番号と、パスワード生成部111が生成したワンタイムパスワードとをワンタイムQRコード化する。QRコード保持部113は、QRコード化部112が生成したワンタイムQRコード6のログを保持する。
インターフェース部121は例えばボタン102により構成され、ボタン102が押下されることにより、被災者からのワンタイムQRコード6の切り替え指示を受け付ける。QRコード切替部114は、QRコード化部112が生成したワンタイムQRコード6を、例えば被災者からのワンタイムQRコード6の切り替え指示により切り替えて、次々、ディスプレイ部115に表示する。ディスプレイ部115は携帯電話2の撮影機能を用いて撮影できるようにワンタイムQRコード6を表示する。
GPS部119は現在位置を測位する。GPS保持部120は避難所4にワンタイムQRコード表示装置100を設置したとき、GPS部119により測位したGPS値(位置情報)を保持する。GPS値比較部116は、GPS保持部120が保持しているGPS値と、GPS部119により測位した現在のGPS値とを比較する。
機能停止部117は、GPS値比較部116による比較結果に基づき、ワンタイムQRコード表示装置100が避難所4から持ち出されたかを判定する。機能停止部117は、ワンタイムQRコード表示装置100が避難所4から持ち出されたと判定すると、ディスプレイ部115へのワンタイムQRコード6の表示を停止する。タイマー部122はワンタイムパスワードを生成するタイミング、GPS値を取得するタイミング等を制御する。
ワンタイムQRコード表示装置100は、例えば図16及び図17に示すように動作する。図16は、ワンタイムQRコード表示装置のワンタイムQRコードの表示に関する動作を表したフローチャートである。また、図17はワンタイムQRコード表示装置のワンタイムQRコードの表示の停止に関する動作を表したフローチャートである。
図16のステップS1ではタイマー部122がタイマーを起動する。ステップS2に進み、パスワード生成部111はパラメータ保持部118が保持している避難所ID及びシーケンス番号を引数としてワンタイムパスワード生成関数からワンタイムパスワードを生成する。
ステップS3に進み、QRコード化部112はパラメータ保持部118が保持している避難所ID及びシーケンス番号を読み出す。ステップS4に進み、QRコード化部112はパラメータ保持部118から読み出した避難所ID及びシーケンス番号と、パスワード生成部111が生成したワンタイムパスワードとをワンタイムQRコード化する。
ステップS5に進み、QRコード切替部114は、QRコード化部112が生成したワンタイムQRコード6をディスプレイ部115に表示する。ステップS6に進み、予め設定されている時間についてタイムアップすると、パスワード生成部111はステップS2の処理に戻る。
図17のステップS11ではタイマー部122がタイマーを起動する。ステップS12に進み、GPS部119が起動される。GPS部119は現在のGPS値を測位する。ステップS13に進み、GPS保持部120はステップS12で測位したGPS値を保持する。なお、GPS保持部120は避難所4にワンタイムQRコード表示装置100を設置したとき、GPS部119により測位したGPS値も保持している。
ステップS14に進み、GPS値比較部116は、GPS保持部120が保持しているGPS値と、GPS部119により測位した現在のGPS値とを比較する。
ステップS15に進み、機能停止部117はGPS値比較部116による比較結果に基づき、GPS値が所定値以上異なる場合、避難所4以外の望まれていない場所にワンタイムQRコード表示装置100が持ち出されたと判定する。GPS値が所定値以上異なっていない場合には、避難所4以外の望まれていない場所にワンタイムQRコード表示装置100が持ち出されていないと判定する。
避難所4以外の望まれていない場所にワンタイムQRコード表示装置100が持ち出されたと判定すると、機能停止部117はステップS17に進み、ディスプレイ部115へのワンタイムQRコード6の表示(図16のフローチャートの処理)を停止する。避難所4以外の望まれていない場所にワンタイムQRコード表示装置100が持ち出されていないと判定すると、ステップS16に進む。ステップS16では、予め設定されている時間についてタイムアップすると、GPS部119がステップS12の処理に戻る。
なお、一旦、避難所4以外の望まれていない場所にワンタイムQRコード表示装置100が持ち出されたと判定されたあと、GPS値の比較結果が所定値以下となると、機能停止部117は望まれている場所(避難所4)にワンタイムQRコード表示装置100が戻されたと判定して、ディスプレイ部115へのワンタイムQRコード6の表示(図16のフローチャートの処理)を再開するようにしてもよい。
被災者は、ワンタイムQRコード表示装置100に表示されたワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて撮影する。なお、携帯電話2の処理ブロックは、図4と同様であるため、説明を省略する。また、認証登録放送装置20の処理ブロックは、図5と同様である。
認証登録放送装置20は、認証部21,安否情報登録部22及び放送部23を含む構成である。認証部21は、携帯電話2から避難所ID,シリアル番号及びワンタイムパスワードを受信する。認証部21は受信した避難所ID及びシーケンス番号を引数としてワンタイムパスワード生成関数からワンタイムパスワードを生成する。認証部21がワンタイムパスワードの生成に利用するワンタイムパスワード生成関数はワンタイムQRコード表示装置100が有するワンタイムパスワード生成関数と同一である。
認証部21は生成したワンタイムパスワードと受信したワンタイムパスワードとが同一であれば、整合性があると判定し、認証を成功とする。安否情報登録部22は、認証が成功した携帯電話2から安否情報を受け付けて登録する。放送部23は登録した安否情報をテレビ番組,ラジオ番組,データ放送,ホームページ等で放送する。
図18は本発明による情報収集システムの実施例を表した構成図である。例えば放送局では大規模災害が発生した際、避難所4にワンタイムQRコード表示装置100を設置する。ワンタイムQRコード表示装置100は、情報収集装置1が有するワンタイムパスワード生成関数と同一のワンタイムパスワード生成関数を利用して、避難所4の避難所ID(避難所ID=154)及びシーケンス番号を引数としてワンタイムパスワードを生成する。
ワンタイムQRコード表示装置100は、避難所ID,シーケンス番号及びワンタイムパスワードをcgiパラメータとする例えば安否情報登録ウェブページのURLをワンタイムQRコード6にQRコード化し、ディスプレイ101に表示する。
被災者は、ワンタイムQRコード表示装置100のディスプレイ101に表示されたワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて読み取る。携帯電話2は読み込んだワンタイムQRコード6から安否情報登録ウェブページのURLを復号し、そのURLにアクセスする。
認証登録放送装置20は、cgiパラメータから避難所ID,シーケンス番号及びワンタイムパスワードを取得する。認証登録放送装置20は、取得した避難所ID及びシーケンス番号を引数としてワンタイムパスワード生成関数からワンタイムパスワードを生成する。認証登録放送装置20がワンタイムパスワードの生成に利用するワンタイムパスワード生成関数はワンタイムQRコード表示装置100が有するワンタイムパスワード生成関数と同一である。
認証登録放送装置20は生成したワンタイムパスワードと受信したワンタイムパスワードとが同一であれば、整合性があると判定し、認証を成功とする。認証登録放送装置20は、認証成功となったアクセスに対し、携帯電話2の画面へ安否情報登録画面を表示させる。被災者は携帯電話2を操作し、安否情報登録画面へ名前や住所などの安否情報を入力する。携帯電話2は安否情報登録画面に入力された安否情報を認証登録放送装置20に送信する。
認証登録放送装置20は受信した安否情報を登録する。認証登録放送装置20は登録された安否情報を、テレビ番組,ラジオ番組,データ放送,ホームページ等で放送する。
図18の情報収集システムでは、災害発生時に、放送局において被災者の安否情報を収集する際、1回しかアクセスできないワンタイムQRコード6を避難所4に設置したワンタイムQRコード表示装置100で表示することで、ワンタイムQRコード6がインターネット等を介して外部に漏れたとしても、いたずらの発生を最小限に抑えることができる。
また、図18の情報収集システムでは、災害発生時に、放送局において被災者の安否情報を収集する際、ワンタイムQRコード表示装置100を避難所4以外に持ち出すとワンタイムQRコードの表示が停止されることで、ワンタイムQRコード表示装置100の避難所4以外への持ち出しによるワンタイムQRコード6の漏洩を避けることができる。
すなわち、図18の情報収集システムでは、避難所4に設置したワンタイムQRコード表示装置100で表示できるようにした場合、被災者以外が被災者になりすまして情報を発信するタイミングが被災者による安否情報の登録よりも遅くなる可能性が高いことから、1回しかアクセスできないワンタイムQRコード6を利用することで、信憑性の高い安否情報を効率的に収集できる。
(実施例3の変形例)
なお、図18の情報収集システムでは、ワンタイムQRコード表示装置100が避難所4以外に持ち出されたときにワンタイムQRコードの表示を停止することで、被災者以外が被災者になりすまして安否情報を登録することを限定的にしている。
ワンタイムQRコード表示装置100は、例えばデータ放送を利用することで更にセキュリティを高め、安否情報の信憑性を保つことができる。図19は本発明の情報収集システムの他の例の構成図である。図19の情報収集システムは情報収集装置1と携帯電話2とがインターネット網などのネットワーク3経由で接続されている。
情報収集装置1は、セキュリティコンテンツ生成部110,認証登録放送装置20,データ放送装置61を含む構成である。なお、図19の情報収集システムでは、1つの筐体からなる情報収集装置1を一例として記載しているが、セキュリティコンテンツ生成部110,認証登録放送装置20及びデータ放送装置61の一部又は全部を別々の筐体に設置してもよい。
セキュリティコンテンツ生成部110は、例えば「黄ボタンが長押しされたら事前に決められたIPアドレス(ワンタイムQRコード表示装置100)に対して認証コードとデジタル放送受信機63のB−CAS番号とを送信する」という動作を記述したセキュリティコンテンツを生成する。
セキュリティコンテンツ生成部110で生成されたセキュリティコンテンツはデータ放送装置61に送信される。データ放送装置61はセキュリティコンテンツをデータ放送コンテンツとして放送する。
避難所4に設置されているデジタル放送受信機63はデータ放送網62経由でデータ放送装置61からのデータ放送を受信する。なお、デジタル放送受信機63は図9と同様である。
制御部86は、データ放送コンテンツで最初にアクセスすることになっているプログラム「startup.bml」を、供給されたデータ放送コンテンツから読み出す。プログラム「startup.bml」には、例えば「画面に何も表示せず、黄ボタンが長押しされたら、セキュリティコンテンツを読み出す」という動作を記述しておく。制御部86は、例えばリモコン90の黄ボタンが長押しされると、セキュリティコンテンツを読み出す。
制御部86は、B−CASカード89からB−CAS番号を取得する。制御部86は、B−CAS番号と認証コードとをワンタイムQRコード表示装置100に送信する。なお、デジタル放送受信機63とワンタイムQRコード表示装置100とはデータ通信可能に接続されている。
ワンタイムQRコード表示装置100は、デジタル放送受信機63から受信した認証コードに正当性があるかチェックする。認証コードに正当性があればワンタイムQRコード表示装置100は稼働状態となり、受信したB−CAS番号を含むワンタイムQRコード6を前述した手順で次々に生成し、ディスプレイ101に表示する。例えば情報収集装置1側に予めB−CAS番号と避難所名との組み合わせを登録しておけば、B−CAS番号をワンタイムQRコードに含ませることにより、被災者が安否情報を登録する際に、避難所名を入力する手間を省くことができる。
認証コードは所定時間(例えば1分)毎に更新されて放送される。デジタル放送受信機63は認証コードが更新される度に、B−CAS番号と認証コードとをワンタイムQRコード表示装置100に送信する。ワンタイムQRコード表示装置100は、デジタル放送受信機63から認証コードとを受信する度に、受信した認証コードに正当性があるかチェックする。
なお、ワンタイムQRコード表示装置100は所定時間(例えば3分)、新しい認証コードを受信できなければ、ワンタイムQRコード6の表示を停止する。また、ワンタイムQRコード表示装置100は起動時と異なるB−CAS番号を受信したときも、ワンタイムQRコード6の表示を停止する。
ディスプレイ101に表示されたワンタイムQRコード6は、そのまま携帯電話2の撮影機能を用いて撮影できる。被災者はワンタイムQRコード6を携帯電話2の撮影機能を用いて読み込み、そのワンタイムQRコード6から認証情報を復号する。
携帯電話2は復号した認証情報をネットワーク3経由で情報収集装置1の認証登録放送装置20に送信する。認証登録放送装置20は受信した認証情報である避難所ID,シリアル番号及びワンタイムパスワードの整合性を、ワンタイムQRコード表示装置100が有する関数と同一の関数により判定し、整合性がある場合に認証を成功とする。
認証登録放送装置20は、認証が成功した携帯電話2から安否情報を受け付けて登録する。認証登録放送装置20は認証が成功した携帯電話2から受け付けた安否情報を放送することで、安否情報の信憑性を保つことができる。
本発明の情報収集システムの一例の構成図である。 情報収集装置の一例のハードウェア構成図である。 QRコード記録装置の一例の処理ブロック図である。 携帯電話の一例の処理ブロック図である。 認証登録放送装置の一例の処理ブロック図である。 本発明による情報収集システムの実施例を表した構成図である。 本発明の情報収集システムの他の例の構成図である。 QRコード記録装置の一例の処理ブロック図である。 デジタル放送受信機の一例の処理ブロック図である。 組み合わせファイルの一例の構成図である。 更新前後の組み合わせファイル(bcas.btb)を表した説明図である。 本発明による情報収集システムの実施例を表した構成図である。 本発明の情報収集システムの他の例の構成図である。 ワンタイムQRコード表示装置の一例の外観図である。 ワンタイムQRコード表示装置の一例の処理ブロック図である。 ワンタイムQRコード表示装置のワンタイムQRコードの表示に関する動作を表したフローチャートである。 ワンタイムQRコード表示装置のワンタイムQRコードの表示の停止に関する動作を表したフローチャートである。 本発明による情報収集システムの実施例を表した構成図である。 本発明の情報収集システムの他の例の構成図である。
符号の説明
1 情報収集装置
2 携帯電話
3 ネットワーク
4 避難所
5 紙
6 ワンタイムQRコード
7 記録メディア
8 PC
9 ディスプレイ装置
10 QRコード記録装置
11 パスワード発生部
12 ワンタイムQRコード生成部
13 記録部
14 印刷部
20 認証登録放送装置
21 認証部
22 安否情報登録部
23 放送部
31 認証情報復号部
32 認証情報送信部
33 情報登録要求部
51 入力装置
52 出力装置
53 ドライブ装置
54 補助記憶装置
55 メモリ装置
56 演算処理装置
57 インターフェース装置
61 データ放送装置
62 データ放送網
63 デジタル放送受信機
71 安否登録コンテンツ生成部
72 プログラムDB
73 B−CAS番号DB
81 チューナー部
82 デスクランブラ
83 TSデコード部
84 映像音声デコード部
85 電話モデム
86 制御部
87 表示部
88 キー入力部
89 B−CASカード
90 リモコン
100 ワンタイムQRコード表示装置
101 ディスプレイ
102 ボタン
110 セキュリティコンテンツ生成部
111 パスワード生成部
112 QRコード化部
113 QRコード保持部
114 QRコード切替部
115 ディスプレイ部
116 GPS値比較部
117 機能停止部
118 パラメータ保持部
119 GPS部
120 GPS保持部
121 インターフェース部
122 タイマー部

Claims (7)

  1. ネットワーク経由で情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集する情報収集装置であって、
    所定の場所と対応付けた複数の認証情報から生成したコードを、運搬可能な記録媒体、ネットワーク経由でアクセス可能な記録媒体、又は放送信号に記録するコード記録手段と、
    運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号の前記コードから復号された前記認証情報を前記ネットワーク経由でユーザ端末から受信し、前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報と前記ユーザ端末から受信した前記認証情報とを照合して、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがない場合に前記認証情報の認証を成功とする認証手段と、
    認証が成功した前記ユーザ端末から受け付けた情報の登録を行う情報登録手段と、
    登録された前記情報を放送する放送手段と
    を有し、
    前記認証手段は、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがある場合に前記ユーザ端末から受け付けた情報の放送状況を前記ユーザ端末に提示させることを特徴とする情報収集装置。
  2. 前記生成されるコードは、前記所定の場所を特定する情報、1回しか利用できない認証情報及び前記ユーザ端末が前記情報を登録する際の接続先情報から生成されることを特徴とする請求項1記載の情報収集装置。
  3. 前記放送信号はデータ放送コンテンツであり、
    前記コード記録手段は、前記コードの画像データと、前記コードを表示可能な受信機の識別情報と、前記受信機で動作するプログラムとを含む前記データ放送コンテンツを生成し、
    前記プログラムは、前記データ放送コンテンツを受信した受信機を、自機の識別情報を取得し、その識別情報が前記コードを表示可能な受信機の識別情報と一致すれば前記コードの画像データを取得して画面に表示するように動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の情報収集装置。
  4. 前記放送信号はデータ放送コンテンツであり、
    前記コード記録手段は、前記コードの画像データと、前記コードを表示可能な受信機の識別情報及び前記コードの画像データの組み合わせ情報と、前記受信機で動作するプログラムとを含む前記データ放送コンテンツを生成し、
    前記プログラムは、前記データ放送コンテンツを受信した受信機を、自機の識別情報を取得し、その識別情報に対応する前記コードの画像データを前記組み合わせ情報に基づいて取得して画面に表示するように動作させることを特徴とする請求項1又は2記載の情報収集装置。
  5. 前記コード記録手段は、前記情報の登録に利用された前記コードを新たな前記コードに代えるように、又は、所定時間毎に前記コードを新たな前記コードに代えるように、前記データ放送コンテンツを更新することを特徴とする請求項3又は4記載の情報収集装置。
  6. ネットワーク経由で情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集する情報収集装置における情報収集方法であって、
    前記情報収集装置が、所定の場所と対応付けた複数の認証情報から生成したコードを、運搬可能な記録媒体、ネットワーク経由でアクセス可能な記録媒体、又は放送信号に記録するコード記録ステップと、
    前記情報収集装置が、運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号の前記コードから復号された前記認証情報を前記ネットワーク経由でユーザ端末から受信するステップと、
    前記情報収集装置が、前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報と前記ユーザ端末から受信した前記認証情報とを照合して、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがない場合に前記認証情報の認証を成功とする認証ステップと、
    前記情報収集装置が、認証が成功した前記ユーザ端末から受け付けた情報の登録を行う情報登録ステップと、
    前記情報収集装置が、登録された前記情報を放送する放送ステップと
    を有し、
    前記認証ステップは、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがある場合に前記ユーザ端末から受け付けた情報の放送状況を前記ユーザ端末に提示させることを特徴とする情報収集方法。
  7. ユーザ端末と、ネットワーク経由で情報を提供する資格のある該当者からの情報を収集する情報収集装置とを有する情報収集システムであって、
    前記情報収集装置は、所定の場所と対応付けた複数の認証情報から生成したコードを、運搬可能な記録媒体、ネットワーク経由でアクセス可能な記録媒体、又は放送信号に記録するコード記録手段と、
    運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号の前記コードから復号された前記認証情報を前記ネットワーク経由でユーザ端末から受信し、前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報と前記ユーザ端末から受信した前記認証情報とを照合して、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがない場合に前記認証情報の認証を成功とする認証手段と、
    認証が成功した前記ユーザ端末から情報の登録を受け付ける情報登録手段と、
    登録された前記情報を放送する放送手段とを有し、
    前記認証手段は、前記ユーザ端末から受信した前記認証情報が前記所定の場所と対応付けた複数の認証情報に存在し、且つ、前記ユーザ端末から受信した認証情報で以前にアクセスがある場合に前記ユーザ端末から受け付けた情報の放送状況を前記ユーザ端末に提示させることを特徴とし、
    前記ユーザ端末は、運搬された記録媒体、ネットワーク経由でアクセスされた記録媒体、又は放送された放送信号からコードを読み取り、前記コードから認証情報を復号する認証情報復号手段と、
    前記コードから復号した認証情報を前記ネットワーク経由で前記認証手段に送信する認証情報送信手段と、
    認証が成功した後、前記該当者に情報を入力させ、前記情報の登録を前記情報登録手段に要求する情報登録要求手段と
    を有することを特徴とする情報収集システム。
JP2007283783A 2007-02-23 2007-10-31 情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム Expired - Fee Related JP5054483B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007283783A JP5054483B2 (ja) 2007-02-23 2007-10-31 情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007043624 2007-02-23
JP2007043624 2007-02-23
JP2007283783A JP5054483B2 (ja) 2007-02-23 2007-10-31 情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008234621A JP2008234621A (ja) 2008-10-02
JP5054483B2 true JP5054483B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=39907276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007283783A Expired - Fee Related JP5054483B2 (ja) 2007-02-23 2007-10-31 情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5054483B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5256103B2 (ja) * 2009-04-10 2013-08-07 日本放送協会 地上デジタルテレビジョン放送における緊急情報の送信装置及び受信装置
JP5315213B2 (ja) * 2009-04-15 2013-10-16 日本放送協会 地上デジタルテレビジョン放送における緊急情報の送信装置及び受信装置
TWI661372B (zh) * 2017-09-07 2019-06-01 微程式資訊股份有限公司 自行車混合營運系統
TW201913508A (zh) * 2017-09-07 2019-04-01 微程式資訊股份有限公司 具營運系統之自行車智能車把
JP2020013384A (ja) * 2018-07-19 2020-01-23 システムインテリジェント株式会社 身分証明書表示システム、携帯端末、サーバ、端末側身分証明書表示プログラム、サーバ側身分証明書表示プログラム、及び身分証明書表示方法
JP7190101B2 (ja) * 2018-10-18 2022-12-15 株式会社ジェイテクトエレクトロニクス 生産管理システム
US20220155665A1 (en) * 2019-02-18 2022-05-19 Sony Group Corporation Projection apparatus, projection system, projection method, and program
JP6692982B1 (ja) * 2019-10-31 2020-05-13 エヌエイチエヌ コーポレーション 整理券発行サーバ、整理券発行方法、及びプログラム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001297176A (ja) * 2000-04-14 2001-10-26 Asahi Kasei Corp 管理システム
JP2004078653A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Toppan Forms Co Ltd 情報収集システム
JP2004234415A (ja) * 2003-01-31 2004-08-19 Blue Box Japan Co Ltd 安否情報登録システムおよび方法、安否情報配信システムおよび方法、安否情報登録端末、プログラム、コンピュータ読取り可能な記録媒体
JP4343567B2 (ja) * 2003-03-27 2009-10-14 みずほ情報総研株式会社 チケット管理方法及び電子チケットシステム
JP4266844B2 (ja) * 2004-02-05 2009-05-20 キヤノン株式会社 デジタル放送を使用した広告配信システム
JP2006099150A (ja) * 2004-08-31 2006-04-13 Kokolink:Kk テレビモニタと携帯端末を用いた通信販売システム
JP2006172421A (ja) * 2004-11-17 2006-06-29 Docomo Mobile Media Kansai Inc 在所記憶システム、在所記憶装置、コンピュータプログラム及び在所記憶方法
JP3921489B2 (ja) * 2005-08-09 2007-05-30 株式会社デジソニック 認証システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008234621A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5054483B2 (ja) 情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム
US8365248B2 (en) Data providing device, operation device, and data processing device
CN103988210B (zh) 信息处理设备、服务器设备、信息处理方法、以及服务器处理方法
RU2564396C2 (ru) Устройство приема и способ приема
KR101995425B1 (ko) 영상 표시 장치, 단말 장치 및 그 동작 방법
JP4739370B2 (ja) 情報提供装置、情報表示装置、情報提供システム、制御方法、制御プログラム、および、記録媒体
US20140344877A1 (en) Reception device, program, and reception method
CN103703787B (zh) 信息处理装置、信息处理方法和应用信息表传送装置
JP2007102778A (ja) ユーザ認証システムおよびその方法
US7487354B2 (en) Methods and systems for using digital signatures in uniform resource locators
JP5537377B2 (ja) サービス提供システム
JP2008301267A (ja) 通信システム、情報処理装置、被制御機器、情報処理方法、並びにプログラム
KR20120129038A (ko) 디스플레이기기, 서버 및 장치 인증 방법
JP2012005037A (ja) Webサイトログイン方法及びWebサイトログインシステム
JP5395774B2 (ja) サービス提供システム
JP5961165B2 (ja) 放送通信連携受信装置及び放送通信連携システム
JP2011221706A (ja) 操作装置、データ処理装置、転送装置、操作システム、操作装置の制御方法、データ処理装置の制御方法、転送装置の制御方法、制御プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
EP2713297A1 (en) Broadcast/communication linking receiver apparatus and resource managing apparatus
JP2012243061A (ja) 端末連携システム及び受信機
JP5011068B2 (ja) 情報収集システム、情報収集装置及び受信機
CN105874815A (zh) 信息处理装置和信息处理方法
JP4489027B2 (ja) 携帯型端末装置の機能制限システム
WO2008046353A1 (fr) Procédé et système de vidéo-sur-demande (vod)
JP2005039764A (ja) メディアデータ送信装置およびメディアデータ受信装置
JP2001358683A (ja) 利用者識別方法,放送受信装置および利用者識別のためのプログラム記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5054483

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees