JP2008301267A - 通信システム、情報処理装置、被制御機器、情報処理方法、並びにプログラム - Google Patents

通信システム、情報処理装置、被制御機器、情報処理方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被制御機器において発生したイベントに適した処理を、ユーザによる操作によらずに被制御機器に行わせることができるようにする。
【解決手段】イベントが発生したとき、そのことを通知するメッセージがDVR4から送信され、DAPサーバ3を介してサービスサーバ2−1に供給される。サービスサーバ2−1においては、DVR4において発生するイベントと、DVR4に行わせるアクションがイベントの種別毎に対応付けて管理されており、DVR4において発生したイベントに応じてアクションが決定される。ダイレクトアクセスを行うために必要なアドレスなどの情報がDAPサーバ3からサービスサーバ2−1により取得され、決定したアクションを行うことが、サービスサーバ2−1からDVR4に対してダイレクトアクセスによって要求される。本発明はサーバ装置に適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信システム、情報処理装置、被制御機器、情報処理方法、並びにプログラムに関し、特に、被制御機器において発生したイベントに適した処理を、ユーザによる操作によらずに被制御機器に行わせることができるようにした通信システム、情報処理装置、被制御機器、情報処理方法、並びにプログラムに関する。
近年、携帯電話機などのモバイル機器を用いて、外出先などから、自宅にある録画機器をネットワーク越しに制御する技術が各種提案されている。例えば、ユーザは、携帯電話機に表示させたEPG(Electronic Program Guide)から番組を選択し、選択した番組の録画予約をネットワーク越しに設定することができる。
また、ユーザは、電子メールなどによって録画機器から送信されてきたメッセージを携帯電話機で確認することに応じて、録画済みの番組をネットワーク越しに削除したりすることもできる。
録画機器からのメッセージの送信は、例えば、録画機器に内蔵されるハードディスクの空き容量が少ないため、設定された予約どおりに録画を実行することができないときや、同じ時間帯に複数の録画予約が設定されているため、録画できない番組があるときなどに行われる。
ユーザは、メッセージを確認し、携帯電話機から、録画済みの番組(タイトル)を削除してハードディスクの空き容量を確保したり、いずれかの予約を削除することによって、設定どおりに録画を行わせることができる。
特許文献1には、自宅内にある録画機器に設定されている予約情報のリストを携帯電話機を用いてネットワーク越しに確認することができる技術が開示されている。
特開2006−54818号公報
しかしながら、メッセージが録画機器から送信された場合、そのメッセージをユーザがすぐに確認するとは限らず、ユーザがメッセージを確認して何かしらの指示をするまで、録画機器は次のアクションを実行することができない。
当然、録画機器自身に判断させて、いずれかの録画済みのタイトルを削除したり、いずれかの録画予約を削除したりさせることも可能ではあるが、録画機器自身に判断させることには限りがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、録画機器などの被制御機器において発生したイベントに適した処理を、ユーザによる操作によらずに被制御機器に行わせることができるようにするものである。また、被制御機器のみの判断で処理するのではなく、情報処理装置が持つ情報に基づき判断、処理することができるようにするものである。
本発明の第1の側面の通信システムは、制御の対象となる被制御機器と、情報処理装置からなる通信システムにおいて、前記被制御機器は、イベントが発生したことを表すメッセージを前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行う制御手段とを備え、前記情報処理装置は、前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求する要求手段とを備える。
本発明の第2の側面の情報処理装置は、制御の対象となる被制御機器とネットワークを介して接続される情報処理装置において、前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求する要求手段とを備える。
前記受信手段には、前記被制御機器とネットワークを介して常時接続される他の情報処理装置を介して前記被制御機器から送信されてきた前記メッセージを受信させることができる。
前記要求手段には、前記受信手段により受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて判断した処理を行うことを、前記被制御機器と対応付けて管理されている他の被制御機器に要求させることができる。
本発明の第2の側面の情報処理方法またはプログラムは、被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求するステップを含む。
本発明の第3の側面の被制御機器は、他の機器から送信された、前記他の機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記他の機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記他の機器に要求する情報処理装置とネットワークを介して接続される被制御機器において、イベントが発生したことを表すメッセージを前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行う制御手段とを備える。
本発明の第3の側面の情報処理方法またはプログラムは、イベントが発生したことを表すメッセージを、他の機器から送信された、前記他の機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記他の機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記他の機器に要求する情報処理装置に送信し、前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行うステップを含む。
本発明の第1の側面においては、被制御機器により、イベントが発生したことを表すメッセージが情報処理装置に送信され、前記情報処理装置からの要求に応じた処理が行われる。また、前記情報処理装置により、前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージが受信され、受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理が判断され、判断された処理を行うことが前記被制御機器に要求される。
本発明の第2の側面においては、被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージが受信され、受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理が判断され、判断された処理を行うことが前記被制御機器に要求される。
本発明の第3の側面においては、イベントが発生したことを表すメッセージが、他の機器から送信された、前記他の機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記他の機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記他の機器に要求する情報処理装置に送信され、前記情報処理装置からの要求に応じた処理が行われる。
本発明によれば、録画機器などの被制御機器において発生したイベントに適した処理を、ユーザによる操作によらずに被制御機器に行わせることができる。また、被制御機器のみの判断で処理するのではなく、情報処理装置が持つ情報に基づき判断、処理することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の通信システムは、制御の対象となる被制御機器(例えば、図1のDVR4)と、情報処理装置(例えば、図1のサービスサーバ2−1)からなる通信システムにおいて、前記被制御機器は、イベントが発生したことを表すメッセージを前記情報処理装置に送信する送信手段(例えば、図15のDAPサーバ通信部42)と、前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行う制御手段(例えば、図15の制御部41)とを備え、前記情報処理装置は、前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信する受信手段(例えば、図13のDAPサーバ通信部21)と、前記受信手段により受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求する要求手段(例えば、図13のダイレクトアクセス処理部25)とを備える。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。
図1の通信システムは、制御機器としての携帯電話機1−1およびノートブック型パーソナルコンピュータ1−2、サービスサーバ2−1,2−2、DAPサーバ3、制御機器としてのDVR(Digital Video Recorder)4から構成される。
それぞれの機器はネットワークに接続されており、図1の矢印で示されるように、制御機器とサービスサーバ2−1,2−2、サービスサーバ2−1,2−2とDAPサーバ3、サービスサーバ2−1,2−2と被制御機器、DAP(Direct Access Platform)サーバ3と被制御機器の間で、それぞれの機器が相互に通信を行うことができるようになされている。
携帯電話機1−1はユーザが携帯する機器であり、制御対象となるDVR4をネットワーク越しに制御する制御機器としても用いられる。
携帯電話機1−1には、電話機能部のほかに、例えば、プログラムを実行して各種の処理を行うCPU(Central Processing Unit)、ネットワークを介して他の機器と通信を行う通信部、LCD(Liquid Crystal Display)よりなるディスプレイ、テンキーや決定ボタンなどよりなる操作部、不揮発性のメモリよりなる記憶部などが設けられる。
携帯電話機1−1の記憶部には、携帯電話機1−1に割り当てられているユーザ識別情報や、CPUにより実行される、DAPサーバ3に対する自機器の登録、番組のリモート録画予約などの各種の処理を行うためのプログラムなどが記憶される。
制御機器として、図1に示されるようなノートブック型パーソナルコンピュータ1−2が用いられるようにしてもよいし、PDA(Personal Digital Assistance)などが用いられるようにしてもよい。以下、主に、ユーザが携帯電話機1−1を用いる場合について説明するが、携帯電話機1−1に替えて制御機器として用いられる他の機器においても同様の処理が行われる。
サービスサーバ2−1,2−2は、ネットワーク越しに被制御機器にアクセスするサービスを制御機器に提供するサーバである。図1の例においては、サービスサーバ2−1,2−2の2つのサービスサーバが示されているが、例えば、提供するサービス毎に、さらに多くのサービスサーバが用意される。以下、サービスサーバ2−1がサービスを提供する場合について説明する。サービスサーバ2−2においても同様の処理が行われる。
サービスサーバ2−1は、例えば、キーボード・マウスなどの入力部、ディスプレイ、プログラムを実行して各種の処理を行うCPU、通信部、ハードディスクよりなる記憶部などが設けられるコンピュータにより実現される。サービスサーバ2−1の記憶部には、サービスを提供するためにCPUにより実行されるプログラムや、サービスサーバ2−1自身と、サービスサーバ2−1が提供するサービスを識別するためのサービスIDが記憶される。
DAPサーバ3は、制御機器とその制御機器が受けるサービス(サービスサーバ2−1が提供するサービス)の組み合わせと、制御対象となる被制御機器の対応関係を一元的に管理するサーバである。DAPサーバ3は、それぞれのサービスサーバからの問い合わせに応じて、問い合わせをしてきたサービスサーバが被制御機器にアクセスするために必要なアドレスなどの情報を提供する。
すなわち、被制御機器をネットワーク越しに制御するサービスを利用する場合、ユーザは、制御機器として用いる携帯電話機1−1の情報や、携帯電話機1−1を用いた制御の対象となるDVR4の情報をDAPサーバ3にあらかじめ登録しておく必要がある。登録の詳細については後述する。
DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1と同様にコンピュータにより実現される。DAPサーバ3の記憶部には、CPUにより実行されるプログラムや、各機器の対応関係を表す情報が記憶される。
図1に示されるように、DAPサーバ3には、SOAP(Simple Object Access Protocol)サーバ3−1とXMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)サーバ3−2が設けられる。
SOAPサーバ3−1は、SOAPによる通信によって、サービスサーバ2−1、被制御機器であるDVR4と通信を行い、それぞれの機器の対応関係を管理するとともに、被制御機器にアクセスするために必要なアドレスなどの情報をサービスサーバに提供する。
SOAPによる通信においては、XML(eXtensible Markup Language)文書にエンベロープと呼ばれる付帯情報が付いたメッセージがHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)などのプロトコルによって交換され、処理が進められる。クライアントとなる機器とサーバとなる機器の双方がSOAPの生成・解釈エンジンを持つことで、異なる環境間でのオブジェクトの呼び出しが可能になっている。
XMPPサーバ3−2は、XMPPによる通信によって、被制御機器であるDVR4との間で双方向の常時セッションを確立する。
XMPPは、リアルタイムのコミュニケーションを実現するためのプロトコルであり、インスタントメッセンジャ(Instant Messenger(IM))サービスなどにおいても用いられる。インスタントメッセンジャサービスにおいては、インターネット上でIMクライアントがオンラインの状態にあるかどうかが調べられ、オンラインの状態にあるIMクライアント同士で、チャットやファイル交換などを行うことができるようになされている。
DVR4は、ハードディスクなどの記録媒体を内蔵し、放送番組などのコンテンツをその記録媒体に録画したり、録画済みの番組を再生したりする機能を有する。DVR4には、プログラムを実行して各種の処理を行うCPU、ネットワークを介して通信を行う通信部、不揮発性のメモリなどよりなる記憶部、リモートコントローラや携帯電話機1−1から出力される赤外線信号を受信する受信部などが設けられる。
DVR4の記憶部には、DAPサーバ3に対する自機器の登録、番組のリモート録画予約などの処理を行うためにCPUにより実行されるプログラムが記憶される。また、DVR4の認証に用いられるIDなどを含む機器認証情報も記憶される。
図1の例においては、被制御機器としてDVR4が示されているが、テレビジョン受像機やパーソナルコンピュータなどの各種の機器が被制御機器となることも可能である。
このような機器から構成される通信システムにおいては、後に詳述するように、携帯電話機1−1のユーザが、携帯電話機1−1のディスプレイに表示されたEPGから所定の番組を選択し、その録画予約を設定することを指示したとき、携帯電話機1−1からサービスサーバ2−1に対して録画予約の設定が要求され、サービスサーバ2−1により、DVR4にアクセスするために必要なアドレスなどの情報がDAPサーバ3から取得される。
サービスサーバ2−1においては、DAPサーバ3から取得された情報に基づいて、ネットワークを介してDVR4に対してアクセスが行われ、携帯電話機1−1のユーザにより選択された番組の録画予約を設定することがサービスサーバ2−1からDVR4に指示される。
このように、サービスサーバ2−1においては、DVR4にアクセスするために必要なアドレスなどの情報がDAPサーバ3から取得された後、DAPサーバ3を介してではなく、直接、DVR4に対してアクセスが行われる。以下、適宜、サービスサーバ2−1からDVR4に対して行われるアクセスをダイレクトアクセスという。DAPサーバ3は、このダイレクトアクセスを実現するプラットフォーム(Direct Access Platform)を提供するサーバといえる。
また、携帯電話機1−1のユーザが要求することなどに応じてサービスサーバ2−1からDVR4に対して行われるアクセスを順方向のアクセスとして説明する。DVR4から送信されたメッセージがDAPサーバ3やサービスサーバ2−1に送信されることは、DVR4を起点とするアクセスであるから、逆方向のアクセスとなる。
図2は、逆方向のアクセスの例を示す図である。
DVR4においてイベントが発生したとき、図2に示されるように、DVR4は、そのことを表すメッセージをDAPサーバ3に送信する。
DVR4から送信されるメッセージには、メッセージの送信先となるサービスサーバを指定する情報も含まれている。DVR4から送信されてきたメッセージを受信したDAPサーバ3は、メッセージに含まれる情報に従って、送信先として指定されたサービスサーバにメッセージを送信する。
例えば、DVR4において発生したイベントの種別毎に送信先となるサービスサーバが異なるものとされており、DVR4においては、イベントの種別と、メッセージの送信先のサービスサーバが対応付けて管理されている。
イベントの種別と、メッセージの送信先のサービスサーバの対応付けは、サービスサーバからの要求に応じて変更することができるようになされている。その変更のためにサービスサーバからDVR4に対して行われるアクセスも、適宜、DAPサーバ3により管理されているアドレスなどの情報に基づいて行われる。
図1の通信システムにおいては、順方向のアクセスによって被制御機器を制御機器から制御するだけでなく、このように、逆方向のアクセスも行われる。
図3は、逆方向のアクセスを利用したアプリケーションの例を示す図である。DVR4から送信されたメッセージの送信先がサービスサーバ2−1である場合について説明する。
イベントが発生したとき、DVR4は、図3の矢印#1に示されるようにDAPサーバ3にメッセージを送信する。DVR4から送信されたメッセージは、矢印#2に示されるように、DAPサーバ3からサービスサーバ2−1に送信される。
DAPサーバ3から送信されたメッセージを受信したサービスサーバ2−1は、矢印#3に示されるようにメッセージの内容を確認し、DVR4において発生したイベントに応じて、DVR4に行わせるアクション(処理)を決定する。
DVR4に行わせるアクションを決定したとき、サービスサーバ2−1は、矢印#4に示されるように、DVR4に行わせるアクションに関する情報を履歴として記録する。
履歴を記録した後、サービスサーバ2−1は、矢印#5に示されるように、DVR4にダイレクトアクセスを行い、決定したアクションを行うことをDVR4に要求する。ダイレクトアクセスを行うために必要なアドレスなどの情報は、適宜、DAPサーバ3に対する問い合わせによって取得される。
DVR4においては、サービスサーバ2−1による要求に応じたアクションが実行される。
例えば、放送予定の番組の中から、録画予約を設定する番組をユーザの嗜好に応じて自動的に選択する機能がDVR4に搭載されており、ユーザの嗜好にあうおすすめ番組を選択したことがメッセージによりDVR4から通知されてきた場合、サービスサーバ2−1からDVR4に対して、他の番組に対しても録画予約を設定することが指示される。DVR4からサービスサーバ2−1に送信されるメッセージにはおすすめ番組のジャンルなどの情報が含まれており、そのようなメッセージに応じてサービスサーバ2−1から録画予約を設定することが指示される番組は、例えば、DVR4により選択されたおすすめ番組と同じジャンルの番組などとされる。
また、ハードディスクの空き容量が少ないため、設定された予約に従って録画を行うことができないことがイベントとして検出され、そのことがメッセージによりDVR4から通知されてきた場合、サービスサーバ2−1においては、メッセージを送信してきたDVR4とは別のDVRであるDVR5に対して、矢印#6に示されるようにダイレクトアクセスが行われ、DVR4において録画することのできない番組を録画することがDVR5に指示される。
DVR5は、DVR4のユーザが所有している機器である。DVR4とDVR5は、例えば、サービスサーバ2−1自身により、あるいは、DAPサーバ3により対応付けて管理されている。ダイレクトアクセスを行うために必要なアドレスなどの情報は、適宜、DAPサーバ3に対する問い合わせによって取得される。
図1の通信システムにおいては、以上のようなアプリケーションを実現するために逆方向のアクセスが利用される。
なお、DVR4において発生したイベント毎にメッセージの送信先となるサービスサーバが異なり、DVR4からのメッセージを受信したそれぞれのサービスサーバにおいてDVR4に実行させるアクションが決定されるのではなく、1つのサービスサーバに、DVR4において発生するイベントと、DVR4に行わせるアクションをイベントの種別毎に対応付けて管理させておき、その1つのサービスサーバにおいて、DVR4において発生したそれぞれのイベントに応じて、DVR4に実行させるアクションが決定されるようにしてもよい。
あるイベントが被制御機器において発生したときに被制御機器に行わせるアクションとして、ユーザが期待するようなアクションをあらかじめサービスサーバに設定しておくことにより、ユーザによる操作によらずに、サービスサーバから被制御機器に対してユーザの期待に添う適切なアクションの要求を出すことが可能になる。
また、一方の被制御機器からのメッセージを受信し、他方の被制御機器に自動的にアクションの要求を出すといったことも、ユーザの操作によらずに行うことが可能になる。
イベントと、それぞれのイベントが発生したときに行う処理を被制御機器に管理させておき、イベントが発生することに応じて、次に行う処理を被制御機器自身に判断させることもできるが、以上のようにしてサービスサーバからアクションの実行が要求されるようにすることにより、柔軟性のある形で、各種のアクションを被制御機器に行わせることが可能になる。例えば、サービスサーバにおいて管理される、イベントとそれぞれのイベントが発生したときにDVR4に行わせるアクションの対応関係をサービスサーバの管理者が適宜更新することにより、そのような柔軟な形での制御が可能になる。
以上のような一連の処理の流れについてはフローチャートを参照して後述する。
図4は、図1の通信システムを構成する各機器のインタフェースの例を示す図である。図4において、[IF-**]はインタフェース番号を示す。
サービスサーバ2−1は、携帯電話機1−1からのアクセスを受けるインタフェース[IF-01]と、DAPサーバ3からのアクセスを受けるインタフェース[IF-05]を有する。インタフェース[IF-01]により、リモート録画予約などの、携帯電話機1−1のユーザによるアクションの要求がサービスサーバ2−1に通知される。また、インタフェース[IF-05]により、DVR4から送信されたメッセージや、ダイレクトアクセスを行うために必要な情報などがDAPサーバ3からサービスサーバ2−1に通知される。
DAPサーバ3のSOAPサーバ3−1は、DVR4からのアクセスを受けるインタフェース[IF-00]と、サービスサーバ2−1からのアクセスを受けるインタフェース[IF-02]を有する。インタフェース[IF-00]により、イベントが発生したことを表すメッセージがDVR4から通知される。また、インタフェース[IF-02]により、ダイレクトアクセスを行うために必要な情報の問い合わせなどがサービスサーバ2−1から通知される。
SOAPサーバ3−1にはSOAPクライアント機能も含まれている。SOAPクライアント機能により、サービスサーバ2−1のインタフェース[IF-05]に対するアクセスが行われる。
DAPサーバ3のXMPPサーバ3−2は、XMPPクライアントでもあるDVR4から、XMPPセッションを確立する際のアクセスを受けるインタフェース[IF-06]を有する。XMPPセッション確立後、インタフェース[IF-06]を用いることによって、XMPPサーバ3−2とDVR4の間で双方向にメッセージをやりとりすることができるようになされている。
DVR4は、赤外線による通信やUSB(Universal Serial Bus)規格の通信などによって携帯電話機1−1から直接、データを受信するためのインタフェース[IF-03]と、XMPPサーバ3−2からのアクセスを受けるインタフェース[IF-07]と、サービスサーバ2−1からのアクセスを受けるインタフェース[IF-09]とを有する。インタフェース[IF-03]により、機器登録に必要なパスワードなどが携帯電話機1−1から通知され、インタフェース[IF-07]により、XMPPセッション確立後、各種の情報がDAPサーバ3から通知される。インタフェース[IF-09]により、ダイレクトアクセスによる各種の要求がサービスサーバ2−1から通知される。
DVR4と同様にユーザの自宅内に設置されるルータ6は、IGD(Internet Gateway Device)としてDVR4からのアクセスを受けるインタフェース[IF-08]を有する。
なお、図4の例においては、携帯電話機1−1に設けられ、ユーザ識別情報が記憶される記憶部1−1A、サービスサーバ2−1に設けられ、サービスIDが記憶される記憶部2−1Aが示されている。また、DAPサーバ3に設けられ、ユーザ識別情報とサービスIDの組合せと、機器認証情報の対応を表す情報などが記憶される記憶部3A、DVR4に設けられ、機器認証情報が記憶される記憶部4Aも示されている。
ここで、順方向のアクセス、逆方向のアクセスの前処理として行われる初期登録について説明する。
順方向のアクセス、逆方向のアクセスを行うためには、通信相手となる機器がネットワークに接続された機器のうちのどの機器であるのかをそれぞれの機器が特定する必要があり、初期登録によって、その特定に必要な情報がDAPサーバ3に登録される。
図5は、初期登録の全体的な流れを示す図である。詳細についてはフローチャートを参照して後述する。
初期登録は、制御機器である携帯電話機1−1のディスプレイに表示されるメニュー画面などから、ユーザが初期登録を行うことを指示したときに開始される。
初期登録は、基本的に、制御機器とサービスの組み合わせをDAPサーバ3に登録する処理と、制御機器とサービスの組み合わせと、被制御機器の対応付けをDAPサーバ3に登録する処理からなる。携帯電話機1−1からの要求に応じて、このうちの前者の処理が開始される。
初期登録を行うことが指示されたとき、図5の矢印#1に示されるように、携帯電話機1−1は、登録要求をサービスサーバ2−1に送信する。携帯電話機1−1から送信される登録要求には携帯電話機1−1のユーザ識別情報が含まれる。
携帯電話機1−1からの要求を受信したとき、矢印#2に示されるように、サービスサーバ2−1は、登録要求をDAPサーバ3に送信する。サービスサーバ2−1から送信される登録要求には、サービスサーバ2−1のサービスIDが含まれている。
サービスサーバ2−1からの要求を受信したDAPサーバ3は、登録用パスワードを生成するとともに、サービスサーバ2−1が提供するサービスとそれを利用する携帯電話機1−1の組合せを表すID(後述するDAP-ID)を生成し、生成した登録用パスワードとIDを対応付けて登録する。
DAPサーバ3は、生成した登録用パスワードを矢印#3に示されるようにサービスサーバ2−1に送信し、発行する。
DAPサーバ3により発行された登録用パスワードは、矢印#4に示されるように、サービスサーバ2−1から携帯電話機1−1に送信され、携帯電話機1−1の記憶部1−1Aに記憶される。
ユーザは、登録用パスワードをDVR4に送信することにより、DVR4を被制御機器としてDAPサーバ3に登録することが可能になる。
例えば、ユーザが自宅にいるときに、携帯電話機1−1の赤外線信号の出力部をDVR4に向け、登録用パスワードの送信を指示したとき、矢印#5に示されるように、携帯電話機1−1は登録用パスワードをDVR4に送信する。このとき、制御機器とサービスの組み合わせと、被制御機器の対応付けをDAPサーバ3に登録する上述した後者の処理が開始される。
DVR4は、矢印#6に示されるように、登録用パスワードとともに、DAPサーバ3により割り当てられていたID(後述する機器認証継続ID)をDAPサーバ3に送信し、自身を被制御機器として登録することを要求する。
サービスサーバ2−1に発行した登録用パスワードと、DVR4から送信されてきた登録用パスワードが一致する場合、DAPサーバ3は、サービスサーバ2−1が提供するサービスとそれを利用する携帯電話機1−1の組合せを表すものとして登録しておいたIDと、DVR4のIDを対応付けて登録する。
DAPサーバ3は、DVR4のIDの登録を完了したとき、矢印#7に示されるように登録用パスワードを受信したことに対する応答コマンドをDVR4に送信する。
これにより、制御機器としてユーザが利用する携帯電話機1−1とその携帯電話機1−1が受けるサービスの組合せと、被制御機器であるDVR4の対応関係がDAPサーバ3に登録されたことになる。
次に、図6のフローチャートを参照して、初期登録時の各機器の処理について説明する。
初期登録の要求が携帯電話機1−1からサービスサーバ2−1に送信される前、SOAPサーバ3−1とDVR4の間では、DVR4の正当性を認証する機器認証が行われる。
すなわち、ステップS31において、DVR4は、記憶部4A(図4)に記憶されている機器認証情報を含む機器認証要求をSOAPサーバ3−1に送信する。機器認証情報にはDVR4のIDなどが含まれている。
ステップS21において、SOAPサーバ3−1は、機器認証要求を受信し、機器認証要求を送信してきたDVR4が正当な機器であるか否かを機器認証情報に含まれるIDに基づいて判定する。例えば、正当な機器に割り当てられているIDがSOAPサーバ3−1にあらかじめ通知されており、送信されてきた機器認証情報に含まれるIDが、あらかじめ通知されているIDと一致するか否かが判定される。
DVR4が正当な機器であると判定した場合、SOAPサーバ3−1は、DVR4に割り当てる機器認証継続IDを生成し、生成した機器認証継続IDと、機器認証情報を対応付けて記憶部3Aに記憶するとともに、ステップS22において、機器認証継続IDとその有効期限の情報をDVR4に送信する。
ステップS32において、DVR4は、SOAPサーバ3−1から送信されてきた情報を受信し、機器認証継続IDと有効期限の情報を記憶部4Aに記憶する。機器認証継続IDを有していることは、DVR4が、DAPサーバ3(SOAPサーバ3−1)による機器認証が成功している機器であることを表すことになる。DAPサーバ3は、適宜、機器認証継続IDによって、被制御機器であるDVR4の認証状況を確認する。
一方、初期登録を開始することがユーザにより指示されたとき、ステップS1において、携帯電話機1−1は、登録要求をサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS11において、サービスサーバ2−1は、携帯電話機1−1から送信されてきた登録要求を受信し、受信した要求に含まれるユーザ識別情報を記憶部2−1Aに登録する。
ステップS12において、サービスサーバ2−1は、記憶部2−1Aに記憶されているサービスIDを含むDAP-ID取得要求をSOAPサーバ3−1に送信する。DAP-IDは、それぞれのサービスサーバが提供するサービスとその提供を受ける制御機器の組み合わせに対してユニークに割り当てられるIDである。
ステップS23において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきたDAP-ID取得要求を受信し、DAP-IDを新たに生成する。SOAPサーバ3−1は、生成したDAP-IDと、サービスサーバ2−1から送信されてきたDAP-ID取得要求に含まれるサービスIDを対応付けて記憶部3Aに登録する。
ステップS24において、SOAPサーバ3−1は、DAP-IDをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS13において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきたDAP-IDを受信し、受信したDAP-IDを、携帯電話機1−1のユーザ識別情報と対応付けて記憶部2−1Aに記憶する。
ユーザ識別情報と対応付けてDAP-IDを記憶することにより、サービスサーバ2−1は、以降、携帯電話機1−1からのアクセスを受けた際に、携帯電話機1−1のユーザ識別情報に対応するDAP-IDを用いてDAPサーバ3に処理を要求することにより、制御機器である携帯電話機1−1とサービスサーバ2−1のサービスとの組み合わせをDAPサーバ3に識別させることが可能になる。
以上の処理により、携帯電話機1−1とサービスサーバ2−1のサービスとの組み合わせを識別するDAP-IDと、サービスサーバ2−1のサービスIDが対応付けられてDAPサーバ3に登録された状態になる。
ステップS14において、サービスサーバ2−1は、登録用パスワード発行要求をSOAPサーバ3−1に送信する。サービスサーバ2−1から送信される登録用パスワード発行要求にはDAP-IDとサービスIDが含まれる。
ステップS25において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきた要求を受信する。
サービスサーバ2−1からの要求に含まれるDAP-IDとサービスIDの組み合わせが記憶部3Aに既に記憶されている場合、SOAPサーバ3−1は、登録用パスワードを新たに生成し、ステップS26において、登録用パスワードとその有効期限の情報をサービスサーバ2−1に送信するとともに、DAP-ID、サービスIDと対応付けて、登録用パスワードを記憶部3Aに記憶する。
ステップS15において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきた登録用パスワードと有効期限の情報を受信する。
ステップS16において、サービスサーバ2−1は、登録用パスワードと有効期限の情報を携帯電話機1−1に送信する。
ステップS2において、携帯電話機1−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきた登録用パスワードと有効期限の情報を受信し、受信した登録用パスワードと有効期限の情報を記憶部1−1Aに記憶する。
例えば、ユーザが携帯電話機1−1の赤外線信号の出力部をDVR4に向け、登録用パスワードの送信を指示したとき、ステップS3において、携帯電話機1−1は、DAPサーバ3から発行された登録用パスワードを赤外線による通信によってDVR4に送信する。赤外線による通信以外に、USBケーブルを介した通信、無線LAN(Local Area Network)による通信、非接触ICカード−リーダライタ間の通信などによって登録用パスワードがDVR4に送信されるようにしてもよい。
ステップS33において、DVR4は、携帯電話機1−1から送信されてきた登録用パスワードを受信する。
ステップS34において、DVR4は、機器認証が成功したときに発行された機器認証継続IDと、携帯電話機1−1から送信されてきた登録用パスワードを含む登録要求をSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS27において、SOAPサーバ3−1は、DVR4からの要求を受信し、受信した要求に含まれる機器認証継続IDが記憶部3Aに登録されているものと一致するか否かのチェックと、機器認証継続IDの有効期限のチェックを行う。上述したように、機器認証継続IDには有効期限が設定されており、その有効期限を表す情報は、機器認証継続IDと対応付けて発行時に記憶部3Aに記憶されている。
機器認証継続IDが記憶部3Aに記憶されているものと一致し、かつ、有効期限が切れていないことを確認した場合、SOAPサーバ3−1は、DVR4から送信されてきた要求に含まれる登録用パスワードが記憶部3Aに登録されているものと一致するか否かのチェックと、登録用パスワードの有効期限のチェックを行う。上述したように、登録用パスワードにも有効期限が設定されており、その有効期限を表す情報は、登録用パスワードと対応付けて発行時に記憶部3Aに記憶されている。
登録用パスワードが記憶部3Aに登録されているものと一致し、かつ、登録用パスワードの有効期限が切れていないことを確認した場合、SOAPサーバ3−1は、DVR4から送信されてきた登録用パスワードと対応付けて登録しているDAP-ID、サービスIDに対して、DVR4から送信されてきた機器認証継続IDに対応するものとして新たに発行した被制御機器管理IDを関連付ける。被制御機器管理IDは、それぞれの被制御機器にDAPサーバ3内でユニークに割り当てられる識別情報である。
これにより、DAP-ID、サービスIDの組合せと、DVR4に対して割り当てられた被制御機器管理IDが関連付けられる。SOAPサーバ3−1は、DAP-IDに基づいて、制御対象となる被制御機器を識別することもできるし、被制御機器管理IDに基づいて、制御に用いられる制御機器とサービスの組合せを識別することもできる。
なお、1つのDAP-IDに複数の被制御機器管理IDが関連付けられるようにしてもよいし、複数のDAP-IDが1つの被制御機器管理IDに関連付けられるようにしてもよい。
ステップS28において、SOAPサーバ3−1は、登録用パスワードを受信したことに対する応答コマンドをDVR4に送信する。SOAPサーバ3−1からDVR4に送信される応答コマンドには、DVR4の被制御機器管理IDと関連付けられたDAP-IDなどの情報が含まれる。
ステップS35において、DVR4は、SOAPサーバ3−1からの通知を受信する。
ステップS29において、SOAPサーバ3−1は、初期登録が完了したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS17において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1からの通知を受信し、ステップS18において、応答コマンドをSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS30において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきた応答コマンドを受信し、初期登録処理を終了させる。
以上の処理により、ユーザは、制御機器として利用しようとする機器から登録の開始を指示するだけで、制御機器の情報をDAPサーバ3に登録することができるとともに、登録用パスワードの発行を受けることができる。また、ユーザは、制御対象とする機器に登録用パスワードを送信するだけで、その機器を被制御機器としてDAPサーバ3に登録することができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、DAPサーバ3と、被制御機器として登録されたDVR4の間で常時セッションを確立する処理について説明する。
この処理は、DVR4が被制御機器としてDAPサーバ3に登録された後、DVR4の電源がオフの状態からオンの状態になったときなどの所定のタイミングで開始される。
ステップS41において、DVR4は、ログインに用いられるXMPPログイン情報の取得をSOAPサーバ3−1に要求する。DVR4から送信される要求には、機器認証継続IDが含まれる。
ステップS61において、SOAPサーバ3−1は、DVR4から送信されてきた要求を受信し、受信した要求に含まれる機器認証継続IDのチェックと有効期限のチェックを行う。
機器認証継続IDが記憶部3Aに登録されているものと一致し、かつ、機器認証継続IDの有効期限が切れていない場合、SOAPサーバ3−1は、機器認証継続IDに関連付けられている被制御機器管理IDと機器認証情報を記憶部3Aに記憶されている情報の中から検索する。
また、SOAPサーバ3−1は、検索した被制御機器管理IDと機器認証情報に基づいて、DVR4がXMPPサーバ3−2にログインするために用いるXMPPログインパスワード、XMPPログインパスワードの有効期限の情報、XMPPのログイン先となるアドレス、ポートなどの情報を生成し、生成した情報を記憶部3Aに記憶する。
ステップS62において、SOAPサーバ3−1は、XMPPログインパスワードなどの生成した情報をDVR4に送信する。
ステップS42において、DVR4は、SOAPサーバ3−1から送信されてきた情報を受信し、ステップS43において、XMPPログインパスワードを含むXMPPログイン認証要求をXMPPサーバ3−2に送信する。
ステップS51において、XMPPサーバ3−2は、DVR4からの要求を受信し、XMPPログインパスワードのチェックと、XMPPログインパスワードの有効期限のチェックを行う。DVR4に対して発行されたXMPPログインパスワードと有効期限の情報は、SOAPサーバ3−1により記憶部3Aに記憶されている。
XMPPログインパスワードが記憶部3Aに記憶されているものと一致し、かつ、有効期限が切れていない場合、XMPPサーバ3−2は、ステップS52において、XMPPログインを許可することをDVR4に通知する。
ステップS44において、DVR4は、XMPPサーバ3−2からの通知を受信する。これにより、DAPサーバ3(XMPPサーバ3−2)とDVR4の間では、常時セッションが確立された状態になる。
次に、DAPサーバ3とDVR4の間で常時セッションが確立されている場合において、順方向のアクセスを利用して行われるリモート録画予約について説明する。
図8は、リモート録画予約の全体的な流れを示す図である。詳細についてはフローチャートを参照して後述する。
リモート録画予約は、例えば、携帯電話機1−1のディスプレイに表示されるEPGからユーザが所定の番組を選択し、その録画予約をDVR4に設定することを指示したときに開始される。
録画予約を設定することが指示されたとき、図8の矢印#1に示されるように、携帯電話機1−1は、リモート録画予約の要求をサービスサーバ2−1に送信する。携帯電話機1−1からの要求には、録画予約を設定する番組の情報が含まれる。
携帯電話機1−1からの要求を受信したとき、矢印#2に示されるように、サービスサーバ2−1は、録画予約を開始することの要求をDAPサーバ3に送信する。この要求により、DVR4にダイレクトアクセスを行うために必要になるアドレスなどの情報を取得することがDAPサーバ3により行われる。
サービスサーバ2−1からの要求を受信したとき、矢印#3に示されるように、DAPサーバ3は、録画予約を開始することの要求をDVR4に送信する。
DAPサーバ3からの要求に応じて、DVR4は、サービスサーバ2−1によるダイレクトアクセスを受けるための各種の設定を行う。設定が完了したとき、DVR4は、矢印#4に示されるように、自身に対して割り当てられたグローバルIPアドレスや、ダイレクトアクセス用として開放したポートの番号などを含むアクセス先の情報をDAPサーバ3に送信する。
アクセス先の情報は、矢印#5に示されるようにDAPサーバ3からサービスサーバ2−1に送信される。
アクセス先の情報を受信したとき、サービスサーバ2−1は、矢印#6に示されるように、アクセス先の情報に基づいてDVR4にダイレクトアクセスを行い、録画予約の設定を指示する。
録画予約の設定が完了したとき、DVR4は、矢印#7に示されるように、録画予約の設定が完了したことを処理結果としてサービスサーバ2−1に通知する。
サービスサーバ2−1は、DVR4からの通知を矢印#8に示されるように携帯電話機1−1に送信し、録画予約の設定が完了したことを携帯電話機1−1のディスプレイに表示させる。ユーザは、リモート予約が正常に完了したことを確認することができる。
次に、図9のフローチャートを参照して、リモート録画予約時の各機器の処理について説明する。
録画予約を設定することがユーザにより指示された場合、ステップS71において、携帯電話機1−1は、被制御機器リストの取得要求をサービスサーバ2−1に送信する。この要求には携帯電話機1−1のユーザ識別情報が含まれる。
ステップS81において、サービスサーバ2−1は、携帯電話機1−1からの要求を受信する。
ステップS82において、サービスサーバ2−1は、被制御機器リストの取得要求をSOAPサーバ3−1に送信する。被制御機器リストの取得要求には、携帯電話機1−1のユーザ識別情報に対応付けて登録しておいたDAP-IDと、記憶部2−1Aに記憶されているサービスIDが含まれる。初期登録が行われている場合、サービスサーバ2−1の記憶部2−1Aには、ユーザ識別情報と、SOAPサーバ3−1により発行されたDAP-IDが対応付けて記憶されている。
ステップS101において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1からの要求を受信し、受信した要求に含まれるサービスID、DAP-IDの組み合わせと対応付けて登録している被制御機器管理IDを取得する。SOAPサーバ3−1は、取得した被制御機器管理IDに基づいて被制御機器を特定する。初期登録が行われている場合、記憶部3Aには、サービスIDとDAP-IDの組合せが、被制御機器であるDVR4の被制御機器管理IDと対応付けて記憶されている。
ステップS102において、SOAPサーバ3−1は、携帯電話機1−1から制御可能な被制御機器の一覧である被制御機器リストを生成し、生成した被制御機器リストをサービスサーバ2−1に送信する。被制御機器リストには、それぞれの被制御機器の名称や、それぞれの被制御機器に割り振られた番号などが含まれる。
ステップS83において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきた被制御機器リストを受信し、ステップS84において、被制御機器リストを携帯電話機1−1に送信する。
ステップS72において、携帯電話機1−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきた被制御機器リストを受信し、被制御機器リストをディスプレイに表示する。ディスプレイには、被制御機器としてユーザがあらかじめ登録しておいたDVR4を含む機器の情報が表示されることになる。ユーザは、リストに表示される機器の中から、リモート録画予約を設定する機器としてDVR4を選択することができる。
ステップS73において、携帯電話機1−1は、録画予約番組情報、ユーザ識別情報、DVR4の番号を含むリモート録画予約の要求をサービスサーバ2−1に送信する。録画予約番組情報には、ユーザにより選択された番組の番組名、放送開始時刻、チャンネル番号などの情報が含まれる。
ステップS85において、サービスサーバ2−1は、携帯電話機1−1から送信されてきたリモート録画予約の要求を受信する。
ステップS86において、サービスサーバ2−1は、サービスID、DAP-ID、DVR4の番号を含むXMPPログインの要求をSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS103において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1からの要求を受信し、ステップS104において、XMPPログインの要求をXMPPサーバ3−2に送信する。SOAPサーバ3−1から送信されるXMPPログインの要求にも、サービスサーバ2−1から送信されてきたサービスID、DAP-ID、およびDVR4の番号が含まれる。
ステップS121において、XMPPサーバ3−2は、SOAPサーバ3−1からの要求を受信し、XMPPセッションIDを生成する。
ステップS122において、XMPPサーバ3−2は、生成したXMPPセッションIDをサービスID、DAP-ID、DVR4の番号と対応付けて記憶部3Aに記憶し、XMPPセッションIDをSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS105において、SOAPサーバ3−1は、XMPPサーバ3−2から送信されてきたXMPPセッションIDを受信し、ステップS106において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS87において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきたXMPPセッションIDを受信する。
ステップS88において、サービスサーバ2−1は、サービスID、DAP-ID、サービスURN(Uniform Resource Name)、XMPPセッションIDを含むダイレクトアクセスの開始の要求をSOAPサーバ3−1に送信する。サービスURNは、被制御機器が提供可能なサービス(アプリケーション)を指定する情報である。リモート録画予約を設定する場合、サービスURNはリモート録画予約サービスを指定する情報となる。
ステップS107において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS108において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきたサービスURNを含む録画予約の開始要求を、DVR4とXMPPサーバ3−2の間で確立されているセッションを介して、被制御機器であるDVR4に送信する。XMPPサーバ3−2との間で確立されているセッションを介して録画予約の開始要求を送信するときに、XMPPセッションIDは用いられる。
ステップS131において、DVR4は、XMPPサーバ3−2を介してSOAPサーバ3−1から送信されてきた要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。例えば、DVR4は、サービスURNに基づいて、リモート録画予約のためのダイレクトアクセスが行われることを認識し、そのダイレクトアクセスを受けるためのローカルポートの開放をルータ6に要求する。
ステップS132において、DVR4は、開放したローカルポートの情報や、ルータ6のグローバルIPアドレスなどの情報を含むダイレクトアクセス用URI(Uniform Resource Information)をSOAPサーバ3−1に送信する。ダイレクトアクセス用URIは、サービスサーバ2−1が、DVR4にダイレクトアクセスを行うために必要なアクセス先の情報となる。
ステップS109において、SOAPサーバ3−1は、ダイレクトアクセス用URIを受信し、ステップS110において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS89において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきたダイレクトアクセス用URIを受信する。
ステップS90において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセス用URIに基づいてDVR4にダイレクトアクセスを行い、携帯電話機1−1から送信されてきた録画予約番組情報を含むリモート録画予約の要求を送信する。
ステップS133において、DVR4は、サービスサーバ2−1から送信されてきた録画予約番組情報に基づいて、ユーザにより選択された番組の録画予約を設定する。
録画予約の設定が完了したとき、ステップS134において、DVR4は、録画予約の設定が完了したことをサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS91において、サービスサーバ2−1は、DVR4からの通知を受信し、ステップS92において、録画予約の設定が完了したことを携帯電話機1−1に通知する。
ステップS74において、携帯電話機1−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきた通知を受信し、ディスプレイに表示することによって、リモート録画予約が完了したことをユーザに通知する。
以上の処理により、ユーザは、携帯電話機1−1を用いて、DVR4をネットワーク越しに制御することができる。
上述したように、図1の通信システムにおいては、DVR4においてイベントが発生したとき、逆方向のアクセスによって、そのことを通知するメッセージがDVR4から送信される。DVR4からのメッセージを受信したサービスサーバ2−1においては、DVR4に行わせるアクションが決定され、DVR4に対するダイレクトアクセスによって、決定したアクションの実行がサービスサーバ2−1から要求される。
次に、図10のフローチャートを参照して、DVR4からメッセージが送信されることに応じて各機器により行われる処理について説明する。
ステップS151においてイベントが発生したとき、ステップS152において、DVR4は、機器認証情報を含む機器認証要求をSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS171において、SOAPサーバ3−1は、機器認証要求を受信し、機器認証要求を送信してきたDVR4が正当な機器であるか否かを機器認証情報に含まれるIDに基づいて判定する。
DVR4が正当な機器であると判定した場合、ステップS172において、SOAPサーバ3−1は、DVR4に割り当てる機器認証継続IDを生成し、生成した機器認証継続IDとその有効期限の情報をDVR4に送信する。
ステップS153において、DVR4は、SOAPサーバ3−1から送信されてきた情報を受信し、機器認証継続IDと有効期限の情報を記憶部4Aに記憶する。
ステップS154において、DVR4は、イベントが発生したことを通知するメッセージをSOAPサーバ3−1に送信する。このメッセージには、例えば、イベントの内容を表す情報、このメッセージの宛先を表すDAP-ID、このメッセージ自体のIDであるメッセージIDが含まれる。DAP-IDは、DVR4の初期登録が行われたときなどの所定のタイミングでSOAPサーバ3−1からDVR4に通知される。
ステップS173において、SOAPサーバ3−1は、DVR4から送信されてきたメッセージを受信し、ステップS174において、それをサービスサーバ2−1に送信する。メッセージの送信先がサービスサーバ2−1であることは、例えば、DVR4から送信されてきたメッセージに含まれるDAP-IDに基づいて特定される。SOAPサーバ3−1からサービスサーバ2−1に送信されるメッセージには、DVR4から送信されてきた情報の他に、メッセージの送信元であるDVR4の番号なども含まれる。
ステップS191において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきたメッセージを受信し、ステップS192において、メッセージの内容を確認する。サービスサーバ2−1は、DVR4において発生したイベントに応じて、DVR4に行わせる処理(アクション)を決定する。DVR4に行わせるアクションの具体例については後述する。
ステップS193において、サービスサーバ2−1は、サービスID、DAP-ID、DVR4の番号を含むXMPPログインの要求をSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS175において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1からの要求を受信し、ステップS176において、XMPPログインの要求をXMPPサーバ3−2に送信する。SOAPサーバ3−1から送信されるXMPPログインの要求にも、サービスサーバ2−1から送信されてきたサービスID、DAP-ID、およびDVR4の番号が含まれる。
ステップS161において、XMPPサーバ3−2は、SOAPサーバ3−1からの要求を受信し、XMPPセッションIDを生成する。
ステップS162において、XMPPサーバ3−2は、生成したXMPPセッションIDをサービスID、DAP-ID、DVR4の番号と対応付けて記憶部3Aに記憶させ、XMPPセッションIDをSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS177において、SOAPサーバ3−1は、XMPPサーバ3−2から送信されてきたXMPPセッションIDを受信し、ステップS178において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS194において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきたXMPPセッションIDを受信する。
ステップS195において、サービスサーバ2−1は、サービスID、DAP-ID、発生したイベントに応じてDVR4に実行させるものとして決定したアクションを処理するサービスを指定するサービスURN、XMPPセッションIDを含むダイレクトアクセスの開始の要求をSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS179において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1からの要求を受信する。
ステップS180において、SOAPサーバ3−1は、サービスサーバ2−1から送信されてきたサービスURNを含むダイレクトアクセスの開始要求を、DVR4とXMPPサーバ3−2の間で確立されているセッションを介して、被制御機器であるDVR4に送信する。
ステップS155において、DVR4は、XMPPサーバ3−2を介してSOAPサーバ3−1から送信されてきた要求を受信し、ダイレクトアクセスを受けるための設定を行う。
ステップS156において、DVR4は、ローカルポートの情報やグローバルIPアドレスなどの情報を含むダイレクトアクセス用URIをSOAPサーバ3−1に送信する。
ステップS181において、SOAPサーバ3−1は、ダイレクトアクセス用URIを受信し、ステップS182において、それをサービスサーバ2−1に送信する。
ステップS196において、サービスサーバ2−1は、SOAPサーバ3−1から送信されてきたダイレクトアクセス用URIを受信する。
ステップS197において、サービスサーバ2−1は、ダイレクトアクセス用URIに基づいてDVR4にダイレクトアクセスを行い、アクション要求を送信する。
ステップS157において、DVR4は、サービスサーバ2−1から送信されてきた要求を受信し、受信した要求に応じて、サービスサーバ2−1により決定されたアクションを実行する。
サービスサーバ2−1により決定されたアクションが完了したとき、ステップS158において、DVR4は処理結果をサービスサーバ2−1に通知する。
ステップS198において、サービスサーバ2−1は、DVR4からの通知を受信し、処理を終了させる。
図11は、サービスサーバ2−1からDVR4に対して要求されるアクションの例を示す図である。図11に示されるメッセージのうちの少なくともいずれかのメッセージがサービスサーバ2−1により受信され、受信されたメッセージの内容に応じてサービスサーバ2−1からDVR4に対してアクションの実行が指示される。
図11の例においては、イベントが発生したときにDVR4から送信されるメッセージとして、おすすめ番組があることを通知するメッセージ、録画できない予約があることを通知するメッセージ、新たに録画された、新着タイトルがあることを通知するメッセージ、消去対象のタイトルを通知するメッセージ、障害が発生したことを通知するメッセージ、所定の操作が行われたことを通知するメッセージが示されている。
また、図11の例においては、おすすめ番組があることを通知するメッセージと新着タイトルがあることを通知するメッセージは「通知」の種類のメッセージとされ、録画できない予約があることを通知するメッセージ、消去対象のタイトルを通知するメッセージ、障害が発生したことを通知するメッセージ、所定の操作が行われたことを通知するメッセージは「アラート」の種類のメッセージとされている。
おすすめ番組があることを通知するメッセージは、放送予定の番組の中から、録画予約を設定する番組をユーザの嗜好に応じて自動的に選択する機能がDVR4に搭載されている場合に、ユーザの嗜好に合うおすすめ番組が選択された予約設定前のタイミングでDVR4から送信される。DVR4から送信されるメッセージには、それぞれのおすすめ番組の番組名、ジャンル、出演者の名前などの情報が含まれる。
このようなメッセージが送信されてきた場合、サービスサーバ2−1においては、図11に示されるように、あらかじめ登録されたキーワード、ジャンルなどに合致した番組がおすすめ番組として選択され、選択されたおすすめ番組に対しても録画予約を設定することがDVR4に対して指示される。サービスサーバ2−1には、放送予定の番組について、番組名、出演者の名前、番組詳細情報から抽出された単語などがキーワードとして登録されており、DVR4により選択されたおすすめ番組の出演者と同じ出演者の名前がキーワードとして登録されている番組などがサービスサーバ2−1により選択される。
DVR4においては、サービスサーバ2−1からの要求に応じて、DVR4自身が選択した番組だけでなく、サービスサーバ2−1により選択された番組に対しても録画予約が設定され、設定された予約に従って録画が行われる。
録画できない予約があることを通知するメッセージは、録画予約が設定されている全ての番組を録画するだけのハードディスクの空き容量がないことが検出された録画開始前のタイミングでDVR4から送信される。DVR4から送信されるメッセージには、録画予約が設定されているそれぞれの番組の番組名、放送日時、チャンネル番号などの情報が含まれる。
このようなメッセージが送信されてきた場合、サービスサーバ2−1においては、図11に示されるように、録画できないものとしてDVR4から通知されてきた番組を録画することが、登録済みの他の被制御機器に対して要求される。
例えば、図3に示されるように、あらかじめ登録されたDVR5に対して、DVR4において録画することができない番組を録画することがサービスサーバ2−1から要求される。DVR4と他の被制御機器の対応付けは、DAPサーバ3により管理され、それがサービスサーバ2−1に通知されるようにしてもよいし、サービスサーバ2−1自身により管理されるようにしてもよい。
録画を行うことが指示された他の被制御機器においては、サービスサーバ2−1からの要求に含まれる情報に基づいて録画予約が設定され、設定された予約に従って録画が行われる。
新着タイトルがあることを通知するメッセージは、予約に従って録画が完了した録画直後のタイミングでDVR4から送信される。DVR4から送信されるメッセージには、録画が完了した番組(新着タイトル)の番組名、ジャンル、出演者の名前などの情報が含まれる。
このようなメッセージが送信されてきた場合、サービスサーバ2−1においては、図11に示されるように、あらかじめ登録されたキーワード、ジャンルなどに合致した新着タイトルにプロテクトを設定することがDVR4に対して指示される。サービスサーバ2−1には、番組名、出演者の名前、番組詳細情報から抽出された単語などがキーワードとして登録されており、DVR4により録画された新着タイトルのうち、キーワードとして登録されている名前の人が出演する新着タイトルなどがサービスサーバ2−1により選択され、選択された新着タイトルにプロテクトを設定することが指示される。
DVR4においては、サービスサーバ2−1からの要求に応じて、新着タイトルにプロテクトが設定され、消去対象のタイトルから除外される。
消去対象のタイトルを通知するメッセージは、ユーザが一度も視聴することなく、録画が完了してから所定の時間以上経過した番組があることが検出されたタイミングでDVR4から送信される。DVR4から送信されるメッセージには、消去対象とするそれぞれのタイトルの番組名、放送日時、チャンネル番号などの情報が含まれる。
このようなメッセージが送信されてきた場合、サービスサーバ2−1においては、図11に示されるように、あらかじめ登録されたキーワード、ジャンルなどに合致した消去対象のタイトルにプロテクトを設定することがDVR4に対して指示される。サービスサーバ2−1には、番組名、出演者の名前、番組詳細情報から抽出された単語などがキーワードとして登録されており、DVR4から通知された消去対象のタイトルのうち、キーワードとして登録されている名前の人が出演するタイトルなどがサービスサーバ2−1により選択され、選択されたタイトルにプロテクトを設定することが指示される。
DVR4においては、サービスサーバ2−1から要求されたタイトルにプロテクトが設定され、消去するタイトルから除外される。
障害が発生したことを通知するメッセージは、障害が発生したことが検出されたタイミングで、随時、DVR4から送信される。DVR4から送信されるメッセージには、障害の状況を表す情報が含まれる。
このようなメッセージが送信されてきた場合、サービスサーバ2−1においては、図11に示されるように、設定をリセットし、再起動することがDVR4に対して指示される。
DVR4においては、サービスサーバ2−1からの要求に応じて再起動が行われる。障害の中には、機器を再起動することにより解消するものもあり、これにより、DVR4に生じた障害がユーザによる操作によらずに解消することがある。
所定の操作が行われたことを通知するメッセージは、その操作が行われたタイミングで、随時、DVR4から送信される。DVR4から送信されるメッセージには、操作の内容を表す情報が含まれる。
このようなメッセージが送信されてきた場合、サービスサーバ2−1においては、図11に示されるように、操作に応じた処理を停止させることがDVR4に対して指示される。例えば、携帯電話機1−1のユーザが設定していた予約に従って録画を実行している最中に、他のユーザにより録画の停止が指示された場合、その指示に応じて録画を停止することがサービスサーバ2−1により禁止され、これにより、録画予約を設定していた本人である携帯電話機1−1のユーザの知らないところで録画が勝手に停止されてしまうといったことを防ぐことができる。
このように、サービスサーバ2−1からDVR4に対しては、DVR4において発生したイベントに応じて異なるアクションを実行することが指示される。
次に、以上のような処理を行う各機器の構成について説明する。
図12は、携帯電話機1−1の構成例を示すブロック図である。
サービスサーバ通信部11は、サービスサーバ2−1と通信を行い、サービスサーバ2−1から送信されてきたメッセージを受信し、受信したメッセージをメッセージ表示部12に出力する。イベントが発生したことに応じてサービスサーバ2−1がDVR4に行わせたアクションの内容を通知するメッセージが、事後的に、サービスサーバ2−1から携帯電話機1−1に通知されるようにしてもよい。
また、サービスサーバ通信部11は、リモート録画予約などのアクションの要求をサービスサーバ2−1に送信する。
メッセージ表示部12は、サービスサーバ通信部11から供給されたメッセージをディスプレイ13に表示させる。
ディスプレイ13は、メッセージ表示部12による制御に従ってメッセージを表示し、ユーザに内容を通知する。サービスサーバ2−1がDVR4に行わせたアクションの内容を通知するメッセージが表示されることにより、ユーザは、DVR4において行われたアクションの内容を後から確認することができる。
操作部14は、リモート録画予約などのユーザによる操作を受け付け、ユーザの操作を表す情報を制御部15に出力する。
制御部15は、サービスサーバ通信部11を制御し、ユーザの操作に応じたアクション要求をサービスサーバ2−1に送信する。
図13は、サービスサーバ2−1の構成例を示すブロック図である。
DAPサーバ通信部21は、DAPサーバ3と通信を行い、例えば、DVR4から送信され、DAPサーバ3を介して供給されたメッセージを受信する。DAPサーバ通信部21は、受信したメッセージを処理判断部22に出力する。
処理判断部22は、DVR4から送信されたメッセージがDAPサーバ通信部21から供給されてきたとき、メッセージを確認し、図11を参照して説明したようにして、DVR4に要求するアクションを決定する。処理判断部22は、決定したアクションを機器制御部24に通知する。
また、処理判断部22は、携帯電話機1−1にメッセージを送信することによって、DVR4に行わせたアクションの内容を事後的にユーザに通知する場合、DVR4に行わせたアクションの情報を含むメッセージを制御機器通信部23に出力する。
制御機器通信部23は、携帯電話機1−1と通信を行い、処理判断部22から供給されたメッセージを携帯電話機1−1に送信したり、ユーザによる指示に応じて携帯電話機1−1から送信されたアクション要求を受信したりする。制御機器通信部23は、受信したアクション要求を機器制御部24に出力する。
機器制御部24は、制御機器通信部23からアクション要求が供給された場合、ダイレクトアクセス処理部25を制御してDVR4にダイレクトアクセスを行わせ、ユーザによる指示に応じたアクションをDVR4に行わせる。
また、機器制御部24は、DVR4に行わせるアクションの情報が処理判断部22から通知された場合、ダイレクトアクセス処理部25を制御してDVR4にダイレクトアクセスを行わせ、処理判断部22により決定されたアクションをDVR4に行わせる。
ダイレクトアクセス処理部25は、DVR4に対してダイレクトアクセスを行うとき、DAPサーバ3に問い合わせることによって、ダイレクトアクセスを行うのに必要なアドレスなどの情報を取得する。ダイレクトアクセス処理部25は、取得した情報に基づいてDVR4にダイレクトアクセスを行い、所定のアクションを行うことをDVR4に指示する。
図14は、DAPサーバ3の構成例を示すブロック図である。図14に示す構成は、SOAPサーバ3−1とXMPPサーバ3−2により実現される。
被制御機器通信部31は、XMPPによる常時セッションをDVR4との間で確立し、DVR4と通信を行う。被制御機器通信部31は、DVR4から送信されてきたメッセージを受信し、受信したメッセージをサービスサーバ通信部33に出力する。また、被制御機器通信部31は、初期登録時、DVR4から送信された登録用パスワードなどの情報を受信し、受信した登録用パスワードを情報管理部32に出力する。
情報管理部32は、記憶部3Aに対する情報の記憶(登録)を管理するとともに、記憶部3Aに記憶されている情報を管理する。制御機器の情報、被制御機器の情報などは、この情報管理部32により管理される。
また、情報管理部32は、ダイレクトアクセスを行うのに必要なアドレスなどの情報の要求がサービスサーバ2−1から送信され、サービスサーバ通信部33を介して供給されたとき、被制御機器通信部31を制御してDVR4にアクセスし、各種の設定を行わせる。情報管理部32は、各種の設定を行わせることによって取得された、ダイレクトアクセスを行うのに必要なアドレスなどの情報をサービスサーバ通信部33に出力し、サービスサーバ2−1に送信させる。
サービスサーバ通信部33は、サービスサーバ2−1と通信を行い、被制御機器通信部31から供給された、DVR4から送信されたメッセージをサービスサーバ2−1に送信する。また、サービスサーバ通信部33は、サービスサーバ2−1からダイレクトアクセスを行うために必要な情報が要求されたとき、その要求を情報管理部32に出力する。サービスサーバ通信部33は、ダイレクトアクセスを行うために必要な情報が情報管理部32により取得され、情報管理部32から供給されたとき、その情報をサービスサーバ2−1に送信する。
図15は、DVR4の構成例を示すブロック図である。
制御部41はDVR4の全体の動作を制御する。例えば、イベントが発生したことを検出したとき、制御部41は、DAPサーバ通信部42を制御し、そのことを通知するメッセージをDAPサーバ3に送信させる。また、制御部41は、ダイレクトアクセスが行われ、アクション要求がサービスサーバ2−1から送信されてきたとき、その要求に応じて所定のアクションを行う。
DAPサーバ通信部42は、DAPサーバ3との間で常時セッションを確立し、DAPサーバ3と通信を行う。DAPサーバ通信部42は、制御部41から供給されたメッセージをDAPサーバ3に送信する。
ダイレクトアクセス受付部43は、サービスサーバ2−1からのダイレクトアクセスを受け付け、ダイレクトアクセスによって送信されてきたアクション要求を受信する。ダイレクトアクセス受付部43は、受信したアクション要求を制御部41に出力する。
以上のように、被制御機器において発生したイベントに応じて、被制御機器に行わせるアクションがサービスサーバにより決定され、そのアクションの実行がサービスサーバから被制御機器に対して直接指示されるようにすることにより、録画機器などの被制御機器において発生したイベントに適した処理を、ユーザによる操作によらずに被制御機器に行わせることが可能になる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図16は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
CPU101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105とバス104を介してRAM103にロードして実行することにより上述した一連の処理が行われる。
CPU101が実行するプログラムは、パッケージメディアであるリムーバブルメディア111に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明の一実施形態に係る通信システムの構成例を示す図である。 逆方向のアクセスの例を示す図である。 逆方向のアクセスを利用して実現されるアプリケーションの例を示す図である。 各機器のインタフェースの例を示す図である。 初期登録の全体的な流れを示す図である。 初期登録時の各機器の処理について説明するフローチャートである。 DAPサーバとDVRの間で常時セッションを確立する処理について説明するフローチャートである。 リモート録画予約の全体的な流れを示す図である。 リモート録画予約時の各機器の処理について説明するフローチャートである。 メッセージ送信時の各機器の処理について説明するフローチャートである。 サービスサーバからDVRに対して指示されるアクションの例を示す図である。 携帯電話機の構成例を示すブロック図である。 サービスサーバの構成例を示すブロック図である。 DAPサーバの構成例を示すブロック図である。 DVRの構成例を示すブロック図である。 コンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1−1 携帯電話機, 1−2 ノートブック型パーソナルコンピュータ, 2−1,2−2 サービスサーバ, 3 DAPサーバ, 3−1 SOAPサーバ, 3−2 XMPPサーバ, 4 DVR

Claims (9)

  1. 制御の対象となる被制御機器と、情報処理装置からなる通信システムにおいて、
    前記被制御機器は、
    イベントが発生したことを表すメッセージを前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行う制御手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求する要求手段と
    を備える通信システム。
  2. 制御の対象となる被制御機器とネットワークを介して接続される情報処理装置において、
    前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求する要求手段と
    を備える情報処理装置。
  3. 前記受信手段は、前記被制御機器とネットワークを介して常時接続される他の情報処理装置を介して前記被制御機器から送信されてきた前記メッセージを受信する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記要求手段は、前記受信手段により受信された前記メッセージにより表されるイベントに応じて判断した処理を行うことを、前記被制御機器と対応付けて管理されている他の被制御機器に要求する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 制御の対象となる被制御機器とネットワークを介して接続される情報処理装置の情報処理方法において、
    前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、
    受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求する
    ステップを含む情報処理方法。
  6. 制御の対象となる被制御機器とネットワークを介して接続される情報処理装置の情報処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記被制御機器から送信された、前記被制御機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、
    受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記被制御機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記被制御機器に要求する
    ステップを含むプログラム。
  7. 他の機器から送信された、前記他の機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記他の機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記他の機器に要求する情報処理装置とネットワークを介して接続される被制御機器において、
    イベントが発生したことを表すメッセージを前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行う制御手段と
    を備える被制御機器。
  8. 他の機器から送信された、前記他の機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記他の機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記他の機器に要求する情報処理装置とネットワークを介して接続される被制御機器の情報処理方法において、
    イベントが発生したことを表すメッセージを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行う
    ステップを含む情報処理方法。
  9. 他の機器から送信された、前記他の機器においてイベントが発生したことを表すメッセージを受信し、受信した前記メッセージにより表されるイベントに応じて、前記他の機器に行わせる処理を判断し、判断した処理を行うことを前記他の機器に要求する情報処理装置とネットワークを介して接続される被制御機器の情報処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    イベントが発生したことを表すメッセージを前記情報処理装置に送信し、
    前記情報処理装置からの要求に応じた処理を行う
    ステップを含むプログラム。
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