JP5366720B2 - 映像蓄積再生装置、再生権引渡システム、及び再生権引渡方法 - Google Patents

映像蓄積再生装置、再生権引渡システム、及び再生権引渡方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツを再生する権限(再生権)を他の機器に引き渡すことができる映像蓄積再生装置、並びに、映像蓄積再生装置に付与された再生権を他の機器に引き渡す再生権引渡システム及び再生権引渡方法に関するものである。
近年、情報家電機器、例えば、携帯電話などの携帯機器又はデジタルTVやブルーレイディスクレコーダーなどのデジタルAV機器によって、インターネット経由で動画コンテンツの配信サービスを受けることが、一般的になりつつある。しかし、従来の配信サービスでは、動画コンテンツが配信されたデジタルAV機器に対して再生権(視聴権)が設定されるので、あるデジタルAV機器で購入した動画コンテンツを、他のデジタルAV機器で再生(視聴)することはできない。例えば、VOD(Video On Demand)サービスを利用して、1週間の期限付きの動画コンテンツを購入した場合、購入に使用したデジタルAV機器を用いれば、期限内において、回数に制限なく動画コンテンツを視聴することが可能であるが、購入に使用したデジタルAV機器以外の機器で、その動画コンテンツを視聴することはできない。
また、デジタルAV機器から記録メディア、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やBD(Blu−ray Disc)などの光ディスクやSDメモリーカード(Secure Digital Memory Card)のようなメモリーカードなど、に書き出し可能な動画コンテンツの配信サービスを利用して、記録メディアに動画コンテンツをコピーした場合は、記録メディアを持ち歩くことで、購入に使用したデジタルAV機器以外の機器でそのコンテンツを視聴することができる。しかし、記録メディアの容量及び動画コンテンツのサイズによっては、複数の動画コンテンツを持ち出すために、複数の記録メディアを持ち歩く必要があるので、記録メディアの管理が面倒になる。
このような問題を解決するために、携帯機器(携帯再生装置)から映像蓄積再生装置(再生装置)に近距離通信を用いて再生権情報(権利データ)を送信することによって、再生権情報を受信した映像蓄積再生装置にコンテンツの再生権を与えるシステムの提案がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1が提案するシステムにおいては、携帯機器を用いてコンテンツの購入を行い、この携帯機器に格納された再生権情報を持ち歩くことで、複数の映像蓄積再生装置でコンテンツの再生を可能としている。
特開2007−279963号公報(第11−14頁、図5a、5b、5c、5d)
しかしながら、特許文献1が提案するシステムにおいては、映像蓄積再生装置を用いてコンテンツの購入を行い、この映像蓄積再生装置に再生権情報が格納された場合には、他の機器に再生権を引き渡すことができないという問題があった。
また、再生権情報を持ち歩く場合には、映像蓄積再生装置から携帯機器に対して、近距離通信を用いて、コンテンツの購入要求を送信し、携帯機器を用いてコンテンツの購入を行う必要があった。このため、携帯機器と映像蓄積再生装置の各々に、双方向の近距離通信用インターフェースを設ける必要があり、装置のコストアップにつながるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、携帯機器から映像蓄積再生装置への一方向の近接通信手段のみが備えられている場合であっても、映像蓄積再生装置が保有している再生権を携帯機器に引き渡すことができる映像蓄積再生装置、再生権引渡システム、及び再生権引渡方法を提供することにある。
本発明に係る映像蓄積再生装置は、ネットワーク接続機能を有する映像蓄積再生装置であって、自身を特定するID情報を管理する自己情報管理手段と、ネットワークを介してサーバと通信を行うネットワーク通信手段と、前記ネットワーク通信手段を通じて通信を行うサーバの情報を管理するサーバ情報管理手段と、近接した携帯機器から送信される信号を受信する信号受信手段と、コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する再生権情報管理手段と、再生権の引き渡し先となることができる機器を特定する関連機器情報を記憶する関連機器情報記憶部と、前記関連機器情報を管理する関連機器情報管理手段と、前記信号受信手段によって受信された前記携帯機器からの信号に含まれる前記携帯機器を特定するID情報を取り出し、前記関連機器情報内に前記取り出されたID情報と一致する情報がある場合に、前記携帯機器を特定する前記ID情報、前記携帯機器からの信号に含まれる前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報を、前記ネットワーク通信手段を通じて前記サーバに送信する制御手段とを有することを特徴としている。
また、本発明に係る他の映像蓄積再生装置は、ネットワーク接続機能を有する映像蓄積再生装置であって、自身を特定するID情報を管理する自己情報管理手段と、ネットワークを介してサーバと通信を行うネットワーク通信手段と、前記ネットワーク通信手段を通じて通信を行うサーバの情報を管理するサーバ情報管理手段と、近接した携帯機器から送信される信号を受信する信号受信手段と、コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する再生権情報管理手段と、過去に前記送受信手段が受信した携帯機器を特定するID情報及び該携帯機器のメールアドレスを関連機器情報として記憶する関連機器情報記憶部と、前記関連機器情報を管理する関連機器情報管理手段と、前記再生権を前記携帯機器に引き渡す操作がなされたときに、前記関連機器情報管理手段が管理する前記携帯機器のID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置を特定するID情報を、前記ネットワーク通信手段を通じて、前記サーバ情報管理手段が管理するサーバに送信する制御手段とを有することを特徴としている。
また、本発明に係る再生権引渡システムは、サーバと、ネットワークを介して前記サーバと通信可能な上記映像蓄積再生装置と、ネットワークを介して前記サーバと通信可能な携帯機器とを有することを特徴としている。
また、本発明に係る再生権引渡方法は、自身を特定するID情報を管理する手段と、ネットワークを介してサーバと通信を行う手段と、通信を行うサーバの情報を管理する手段と、近接した携帯機器から送信される信号を受信する手段と、コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する手段と、再生権の引き渡し先となることができる機器を特定する関連機器情報を記憶する手段と、前記関連機器情報を管理する手段とを有する映像蓄積再生装置が、前記再生権を前記携帯機器に引き渡す再生権引渡方法であって、前記映像蓄積再生装置が、前記近接した携帯機器からの前記信号を受信し、該信号から前記携帯機器を特定するID情報を取り出し、前記関連機器情報内に前記取り出されたID情報と一致する情報があるか否かを判定するステップと、前記映像蓄積再生装置が、一致する情報がある場合には、前記携帯機器を特定する前記ID情報、前記携帯機器からの信号に含まれる前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報を前記サーバに送信するステップとを有することを特徴としている。
また、本発明に係る他の再生権引渡方法は、自身を特定するID情報を管理する手段と、ネットワークを介してサーバと通信を行う手段と、通信を行うサーバの情報を管理する手段と、近接した携帯機器から送信される信号を受信する手段と、コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する手段と、過去に受信した携帯機器を特定するID情報及び該携帯機器のメールアドレスを関連機器情報として記憶する手段と、前記関連機器情報を管理する手段とを有する映像蓄積再生装置が、前記再生権を前記携帯機器に引き渡す再生権引渡方法であって、前記映像蓄積再生装置に、前記再生権を前記携帯機器に引き渡す命令が入力されるステップと、前記映像蓄積再生装置が、該命令が入力されたときに、管理されている前記携帯機器のID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置を特定するID情報を、前記サーバに送信するステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、携帯機器から映像蓄積再生装置への近接通信手段として映像蓄積再生装置が信号受信手段のみを備えている場合であっても、映像蓄積再生装置が保有しているコンテンツの再生権を、携帯機器に引き渡すことができるという効果がある。また、映像蓄積再生装置が備える近接通信手段は、信号受信手段のみでよいので、装置のコストアップを抑制できるという効果がある。
本発明の実施の形態1及び2に係る再生権引渡システムの構成を概略的に示すネットワーク構成図である。 実施の形態1及び2に係る映像蓄積再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1及び2に係る再生権引渡システムにおける携帯機器の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置によるコンテンツ購入時及び再生時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置によるコンテンツ購入時及び再生時の動作を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置でコンテンツサイトにアクセスしたとき(コンテンツ購入時)に表示されるネットワークサービスメニュー画面の一例を示す図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置でコンテンツサイトにアクセスしたとき(コンテンツ購入時)に表示されるコンテンツ選択画面の一例を示す図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置でコンテンツサイトにアクセスしたとき(コンテンツ購入時)に表示されるコンテンツ購入画面の一例を示す図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置が再生権を他の機器に引き渡す際の、映像蓄積再生装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置が再生権を他の機器に引き渡す際の、再生権引渡システムの動作を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置が保有する再生権を他の機器に引き渡す際に使用する携帯機器の表示画面例を示す図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置が保有する再生権を他の機器に引き渡す際に受信するメールの表示画面例を示す図である。 実施の形態1に係る映像蓄積再生装置が保有する再生権を他の機器に引き渡す際に、認証・サービスサーバにアクセスした携帯機器に表示されるコンテンツ選択の用の画面例を示す図である。 実施の形態1に係る再生権引渡システムにおいて、他の映像蓄積再生装置による再生権及びコンテンツの受信動作を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る再生権引渡システムにおいて、他の映像蓄積再生装置による再生権及びコンテンツの受信動作を示すシーケンス図である。 実施の形態1に係る再生権引渡システムにおいて、他の映像蓄積再生装置でコンテンツを再生する際のコンテンツサイトのコンテンツ再生開始用の画面例を示す図である。 実施の形態1に係る再生権引渡システムにおいて、他の映像蓄積再生装置でコンテンツを再生する際に、利用者へ操作を促すための画面例を示す図である。 実施の形態1に係る再生権引渡システムにおいて、他の映像蓄積再生装置でコンテンツを再生する際における携帯機器の操作画面例を示す図である。 実施の形態2に係る映像蓄積再生装置が再生権を他の機器に引き渡す際の、映像蓄積再生装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る映像蓄積再生装置が再生権を他の機器に引き渡す際の、再生権引渡システムの動作を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る映像蓄積再生装置が保有する再生権を他の機器に引き渡す際に使用する映像蓄積再生装置の表示画面例を示す図である。 実施の形態2に係る映像蓄積再生装置が保有する再生権を他の機器に引き渡す際に使用する映像蓄積再生装置の表示画面例を示す図である。 実施の形態2に係る映像蓄積再生装置が保有する再生権を他の機器に引き渡す際に使用する携帯機器の表示画面例を示す図である。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1を含む再生権引渡システム(すなわち、実施の形態1に係る再生権引渡方法を実施可能なシステム)を概略的に示すネットワーク構成図である。図1に示されるように、実施の形態1に係る再生権引渡システムは、ネットワークに接続可能な機器の一例としての映像蓄積再生装置1と、ネットワークに接続可能な機器の一例としての携帯機器2とを有するシステムである。映像蓄積再生装置1は、例えば、ブルーレイディスクレコーダーなどのデジタルAV機器である。映像蓄積再生装置1は、ルーター(図示せず)などを経由して第1のネットワーク5(例えば、インターネット)に接続されている。携帯機器2は、例えば、携帯電話である。認証・サービスサーバ3は、ネットワークを経由してコンテンツを提供するプロバイダのサーバである。認証・サービスサーバ3は、ネットワーク(例えば、第1のネットワーク5及び第2のネットワーク4)を経由して携帯機器2と通信可能であり、また、ネットワーク(例えば、第1のネットワーク5)を経由して映像蓄積再生装置1と通信可能である。なお、第1のネットワーク5と第2のネットワーク4とは、同一のネットワークであってもよく、また、第1のネットワーク5と第2のネットワーク4との間に他のネットワークが介在してもよい。また、他の映像蓄積再生装置7は、映像蓄積再生装置1と同様の構成を有し、ネットワーク接続機能及びコンテンツ再生機能を備えた装置である。図1に示されるように、実施の形態1においては、携帯機器2からの近接通信信号により映像蓄積再生装置1に再生権の引き渡し要求が送信され、映像蓄積再生装置1は認証・サービスサーバ3に再生権引渡開始要求を送信し、携帯機器2は認証・サービスサーバ3から再生権情報を取得し、移動後に携帯機器2は他の映像蓄積再生装置7に近接通信信号により再生権情報を送信する。
図2は、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1の構成の一形態を概略的に示すブロック図である。図2に示されるように、映像蓄積再生装置1は、主要な要素として、表示装置100と、キー入力手段101と、表示制御手段102と、Web閲覧手段103と、ネットワーク通信手段104と、再生権情報管理手段106と、再生権情報記憶部107と、赤外線受信手段108と、関連機器情報管理手段109と、関連機器情報記憶部110と、コンテンツ再生手段111と、サーバ情報管理手段112と、サーバ情報記憶部113とを有している。なお、図2には示していないが、映像蓄積再生装置1は、通常のハードディスクレコーダや光ディスクレコーダが有する構成、例えば、コンテンツの記録手段(ハードディスク内蔵型の場合)、自身のID情報を格納し管理する自己情報管理手段(再生権情報記憶部107及び再生権情報管理手段106と共通であってもよい)、及び装置全体の動作を制御する制御手段(再生権情報管理手段106と共通であってもよい)を備える。
表示装置100は、例えば、図形や文字などを表示する液晶ディスプレイ装置などである。表示制御手段102は、表示装置100を制御することによって、表示装置100にGUI文字、グラフィックス、映像などの表示を実行させる。
キー入力手段101は、利用者6が映像蓄積再生装置1にコマンドなどを入力する部分であり、利用者6が操作する入力デバイスを示す。キー入力手段101は、例えば、キーボード、リモコン、映像蓄積再生装置1のパネルに配置されている操作キー、マウスなどのポインティングデバイス、ソフトウェアキーボード、表示装置の表示パネルに利用者6が直接触れることで入力を行うタッチパネルなどである。
Web閲覧手段103は、インターネット上のWebサーバにアクセスして、そのサーバからデータを取得する手段であり、Webブラウザのプログラムなどから構成される手段である。Web閲覧手段103は、Webサーバから取得したHTML形式などのデータを解析して、適切にレイアウトを行った上で、描画命令やデータを表示制御手段102に渡すことで、表示装置100にWebページを表示させる。ネットワーク通信手段104は、映像蓄積再生装置1を第1のネットワーク5に接続するためのネットワークインターフェースである。
再生権情報管理手段106は、複数の再生権情報を管理する手段であり、ネットワーク通信手段104を介して、認証・サービスサーバ3から送られてきた特定のコンテンツに対する再生権情報を受信して、再生権情報記憶部107に対して再生権情報を書き込んだり、読み出したりする。再生権情報記憶部107は、再生権情報のデータを蓄積しておくための不揮発な記憶装置であり、例えば、HDDのような装置に内蔵、もしくは外付けの磁気記録メディアの他に、内蔵のフラッシュメモリ、SDなどの外付けのメモリーカードや、バックアップされたSRAMなどの不揮発メモリデバイスでも良い。
赤外線受信手段108は、近接した機器からの信号を受信する受信手段の一例である。赤外線受信手段108は、赤外線のリモコンコードを受信するインターフェースである。このインターフェースを経由して受信される赤外線通信データは、通常のリモコンコードの他に、IrDAやIrSimpleなどの通信規格に準拠したデータでも良い。
関連機器情報管理手段109は、自身に対してコマンドの送信を許可している携帯機器2の機器IDなどを管理する手段であり、関連機器情報記憶部110に対して携帯機器2の機器IDなどを書き込んだり、読み出したりする。関連機器情報記憶部110は、携帯機器2の機器IDなどのデータを蓄積しておくための不揮発な記憶装置であり、再生権情報記憶部107と同様に、例えば、HDDのような装置に内蔵、もしくは、外付けの磁気記録メディアの他に、内蔵のフラッシュメモリ、SDなどの外付けのメモリーカードや、バックアップされたSRAMなどの不揮発メモリデバイスでも良い。
コンテンツ再生手段111は、ネットワーク通信手段104を介して、認証・サービスサーバ3から送信されてきたコンテンツ(例えば、動画コンテンツ)を再生するための手段であり、映像・音声のデコーダーを含むメディアプレーヤーなどを意味する。
サーバ情報管理手段112は、映像蓄積再生装置1が、ネットワークに接続されているサーバと通信する際に、サーバを特定するためのURL(Uniform Resource Locator)などの情報を管理する手段であり、サーバ情報記憶部113に対してサーバのURLなどの情報を書き込んだり、読み出したりする。サーバ情報記憶部113は、サーバのURLなどの情報を蓄積しておくための不揮発な記憶装置であり、例えば、HDDのような装置に内蔵、もしくは外付けの磁気記録メディアの他に、内蔵のフラッシュメモリ、SDなどの外付けのメモリーカードや、バックアップされたSRAMなどの不揮発メモリデバイスでも良い。
図3は、本発明の実施の形態1に係る再生権引渡システムにおける携帯機器2の構成の一形態を示すブロック図である。図3に示されるように、携帯機器2は、主要な要素として、表示装置200と、キー入力手段201と、表示制御手段202と、Web閲覧手段203と、ネットワーク通信手段204と、再生権情報管理手段206と、再生権情報記憶部207と、赤外線送信手段208と、自己情報管理手段209と、自己情報記憶部20とを有している。携帯機器2は、例えば、携帯電話である。携帯機器2が、携帯電話である場合には、携帯機器2は、図示しない通話手段と、通話手段を含む全体の構成の動作を制御する制御手段とを備える。
表示装置200は、例えば、図形や文字などを表示する液晶ディスプレイ装置などである。表示制御手段202は、利用者6に対してGUIを提示するための表示を制御する部分であり、表示装置200に対して文字、グラフィックス、映像などの表示を実行させる。
キー入力手段201は、利用者6が携帯機器2にコマンドなどを入力する部分であり、利用者6が操作する入力デバイスを示す。キー入力手段201は、例えば、キーボード、リモコンや携帯電話などの操作キー、マウスなどのポインティングデバイス、ソフトウェアキーボード、表示装置に利用者6が直接触れることで入力を行うタッチパネルなどである。
Web閲覧手段203は、インターネット上のWebサーバにアクセスして、そのサーバからデータを取得する手段であり、Webブラウザのプログラムなどを意味する。Web閲覧手段203は、Webサーバから取得したHTML形式などのデータを解析して、適切にレイアウトを行った上で、描画命令やデータを表示制御手段202に引き渡すことで、表示装置200を介して利用者6にWebページを提示する。ネットワーク通信手段204は、携帯機器2を第1のネットワーク5に接続するためのネットワークインターフェースである。
再生権情報管理手段206は、複数の再生権情報を管理する手段であり、ネットワーク通信手段204を介して、認証・サービスサーバ3から送られてきた特定のコンテンツに対する再生権情報を受信し、再生権情報記憶部207に対して再生権情報を書き込んだり、読み出したりする。再生権情報記憶部207は、再生権情報のデータを蓄積しておくための不揮発な記憶装置であり、例えば、HDDのような装置に内蔵、もしくは、外付けの磁気記録メディアの他に、内蔵のフラッシュメモリ、SDなどの外付けのメモリーカード、バックアップされたSRAMなどの不揮発メモリデバイスでも良い。
赤外線送信手段208は、赤外線のリモコンコードを送信するインターフェースである。このインターフェースを経由して送信される赤外線通信データは、通常のリモコンコードの他に、IrDAやIrSimpleなどの通信規格に準拠したデータでも良い。
自己情報管理手段209は、自身のインターネットメールアドレスや機器IDなどを管理する手段であり、自己情報記憶部20に対して自身のインターネットメールアドレスや機器IDなどを書き込んだり、読み出したりする。自己情報記憶部20は、自身のインターネットメールアドレスや機器IDなどのデータを蓄積しておくための不揮発な記憶装置であり、再生権情報記憶部207と同様に、例えば、HDDのような装置に内蔵、もしくは、外付けの磁気記録メディアの他に、内蔵のフラッシュメモリ、SDなどの外付けのメモリーカードや、バックアップされたSRAMなどの不揮発メモリデバイスでも良い。
メール受信手段211は、ネットワーク通信手段204を介して、認証・サービスサーバ3から送信されてきたメールを受信するための手段であり、メールクライアントソフトウェアなどを意味する。
以降に、本発明の実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1及びこれを含む再生権引渡システムの動作を説明する。図4は、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1によるコンテンツ購入時の動作を示すフローチャートである。また、図5は、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1によるコンテンツ購入時の動作を示すシーケンス図である。
コンテンツサイトとからインターネット経由でコンテンツを購入するときに、利用者6は、映像蓄積再生装置1のキー入力手段101を用いて、コンテンツサイトにアクセスするための操作を行う。この操作は、表示装置100に表示された、図6に示されるようなネットワークサービスメニュー画面の中から、キー入力手段101を用いて、ボタンを選択することによって行われる。表示制御手段102にカーソル移動の指令を行うことで、ネットワークサービスメニュー画面の中から「コンテンツサイトを利用する」のボタンを選択して、「コンテンツサイトを利用する」のボタンを選択した結果、映像蓄積再生装置1は、コンテンツアクセス要求を受付ける(図4、図5のステップS100)。また、映像蓄積再生装置1のリモコン(図示せず)に専用のボタンが割り当てられており、そのボタンを押下することによって「コンテンツサイトを利用する」のボタンの選択時と同じ機能を持たせてもよい。
操作の結果、映像蓄積再生装置1は、認証・サービスサーバ3に対して、利用者6がステップS100で選択したコンテンツサイトのコンテンツサイトアクセス要求を送信し、コンテンツサイトにアクセスする(図4、図5のステップS101)。この動作は、Web閲覧手段103が、ネットワーク通信手段104を介して、認証・サービスサーバ3上で動作するWebサーバの特定のURLに対して、HTTPプロトコルによってHTTP−GETメソッドを送信することで実行される。この際のURLは、Web閲覧手段103がサーバ情報管理手段112を介して、サーバ情報記憶部113から読み出す。通常のインターネットサービスは、認証を行うためのサーバ、ネットワークサービスを受けるためのポータルサイトを提供するサーバ、実際のコンテンツを提供するサーバが異なるサーバ上に分散配置されている場合が多いが、以下の説明においては、説明を単純化するために便宜上、上記すべてのサーバ機能が認証・サービスサーバ3に集約されている場合を説明する。ただし、実際には、認証を行うためのサーバ、ネットワークサービスを受けるためのポータルサイトを提供するサーバ、実際のコンテンツを提供するサーバが異なるサーバが、異なるサーバ上に分散配置されていることが多く、分散配置されていても良い。
次に、認証・サービスサーバ3は、映像蓄積再生装置1に対してステップS101で受信したHTTP−GETメソッドで要求されたコンテンツサイト画面を送信し、映像蓄積再生装置1はコンテンツサイト画面を受信する(図4、図5のステップS102)。この動作は、HTTPプロトコルの応答メッセージとしてHTML(Hyper Text Markup Language)ベースで記述された画面データを送信することで実行される。映像蓄積再生装置1は、ステップS102でネットワーク通信手段104を介してこの応答メッセージを受信して、Web閲覧手段103に引き渡す。Web閲覧手段は、受信したHTMLベースで記述された画面データを解析して、適切にレイアウトを行った上で、描画命令やデータを表示制御手段102に引き渡す。その結果、表示装置100にコンテンツサイト画面が表示される(図4のステップS102−2)。図7に、このときの映像蓄積再生装置1におけるコンテンツサイト画面の例を示す。実際のコンテンツサイトは、利用者6がコンテンツを選びやすくするために、コンテンツのジャンルなどで分類され、階層化されている場合が多いが、図7には、便宜上、画面にコンテンツのリストが表示されており、利用者6が直接選べる場合を示す。
次に、利用者6は、コンテンツを選択して、コンテンツ購入操作を行う(図4、図5のステップS103)。ここでは、利用者6が映画「マイナーリーグ2」を選択して購入する場合を例にとって説明を行う。利用者6は、表示装置100に表示された図7のコンテンツサイト画面の中から、キー入力手段101を用いて、表示制御手段102にカーソル移動の指令を行うことで、「映画「マイナーリーグ2」」のボタンを選択する。この結果、映像蓄積再生装置1は、表示制御手段102を介して表示装置100に図8に示されるようなコンテンツ購入確認画面を表示する。次に、利用者6は、表示装置100に表示された図8のコンテンツ購入確認画面の中から、キー入力手段101を用いて、表示制御手段102にカーソル移動の指令を行うことで、「購入する」のボタンを選択する。
選択の結果、映像蓄積再生装置1は、認証・サービスサーバ3に対して視聴者がステップS103で選択したコンテンツについてコンテンツ購入要求を送信する(図4、図5のステップS104)。この動作は、例えば、再生権情報管理手段106が、ネットワーク通信手段104を介して、認証・サービスサーバ3上で動作するWebサーバの特定のURLに対して、HTTPプロトコルによってHTTP−POSTメソッドを送信することで実行される。
次に、認証・サービスサーバ3は、映像蓄積再生装置1にコンテンツ再生権を送信し、映像蓄積再生装置1はコンテンツ再生権を受信する(図4、図5のステップS105)。この動作は、ステップS104のHTTP−POSTメソッドのレスポンスとして、認証・サービスサーバ3から映像蓄積再生装置1に対してコンテンツ再生権を送信する動作である。映像蓄積再生装置1の再生権情報管理手段106は、コンテンツ再生権をネットワーク通信手段104を介して受信して、そのコンテンツ再生権を再生権情報記憶部107に格納する(図4のステップS105−2)。コンテンツ再生権は、タイトルやコンテンツ固有のID、コンテンツを参照するためのURI(Uniform Resource Identifier)又はURLなどのコンテンツを特定する情報、当該コンテンツを再生可能な期間を示す有効期限情報、コピー制限の情報、コンテンツが暗号化されている場合は、復号化するための鍵から構成される。
映像蓄積再生装置1は、認証・サービスサーバ3に対して視聴者がステップS103で選択したコンテンツについてコンテンツ再生要求を送信する(図4、図5のステップS106)。ネットワーク経由で映像コンテンツを配信、再生する際のコンテンツ転送プロトコルとして、例えば、RTP(Realtime Transport Protocol)を用いる場合や、HTTPを用いる場合などいくつかの方法があるが、実施の形態1では、例として、HTTPを用いた場合について述べる。この場合の動作は、映像蓄積再生装置1のコンテンツ再生手段111が、ネットワーク通信手段104を介して再生したいコンテンツを参照するためのURLに対してHTTPプロトコルによってHTTP−GETメッセージを送信することで実行される。
次に、認証・サービスサーバ3は、映像蓄積再生装置1に対してステップS106で要求されたコンテンツについてコンテンツ送信を行い、映像蓄積再生装置1はコンテンツを受信する(図4、図5のステップS107)。この場合、認証・サービスサーバ3は、ステップS106のHTTP−GETメッセージに対するレスポンスとして、コンテンツを含む応答メッセージを映像蓄積再生装置1に対して送信する。
映像蓄積再生装置1のコンテンツ再生手段111は、ネットワーク通信手段104を介してコンテンツデータを含むHTTP−GETの応答メッセージを受信して、データをデコードした上で、デコード後の信号を表示再生手段102に送信し、信号を表示再生手段102は、受信した信号を元に表示装置100に映像を表示する(図4、図5のステップS108)。なお、コンテンツが暗号化されている場合は、データをデコードする前段で、再生権情報管理手段106を介して、再生権情報記憶部107に格納されている再生権情報から復号化のための鍵を取得して、その鍵を用いて復号化を実施する。なお、ステップS107で行うコンテンツ送信は、1回限りの送信ではなく、再生を継続している間は、繰り返しチャンクド転送としてコンテンツ送信を行う。
以降に、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1及びこれを含む再生権引渡システムの再生権の引き渡しの動作(再生権引渡方法)を説明する。図9は、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1が再生権を携帯機器2に引き渡す際の、映像蓄積再生装置1の動作を示すフローチャートである。また、図10は、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1が再生権を携帯機器2に引き渡す際の、再生権引渡システムの動作を示すシーケンス図である。
利用者6は、携帯機器2の赤外線送信手段(図3の符号208)の赤外線ポートを映像蓄積再生装置1に向けた上で操作して、再生権引渡開始操作を行う(図10のステップS200)。この場合の操作は、利用者6が、例えば、表示装置200に表示されたGUIの指示に従って、キー入力手段201を介してコマンドを入力するなどである。図11に、再生権引渡開始操作を行うためのGUI画面の例を示す。図11の画面で、「実行」のボタンを選択して、確定することで、再生権引渡開始操作が完了する。
操作の結果、携帯機器2の自己情報管理手段209が、自己情報記憶部210から読み出した自身のインターネットメールアドレス及び自身の携帯機器IDを含む再生権引渡開始要求を、赤外線送信手段208を介して、映像蓄積再生装置1に向けて赤外線通信により送信を行い、映像蓄積再生装置1は赤外線信号を受信する(図9、図10のステップS201)。この場合の携帯機器IDは、認証・サービスサーバ3が再生権の引き渡しを行う際に、複数の携帯機器の中から特定の携帯機器を判別するために使用するIDであり、例えば、認証・サービスサーバ3が携帯機器2に対して個別に割り付けたユニークなIDなどである。携帯機器2が携帯電話の場合、端末IDや、SIM(Subscriber Identity Module)カードのIMSI(International Mobile Subscriber Identity)などを利用しても良い。
映像蓄積再生装置1は、ステップS201で赤外線受信手段108を介して再生権引渡開始要求を受信した後、携帯機器2のインターネットメールアドレス及び携帯機器IDと、自身の映像蓄積再生装置IDを含む再生権引渡要求を、ネットワーク通信手段104を介して認証・サービスサーバ3に送信する(図9、図10のステップS202)。再生権引渡要求をHTTPによって送信する場合を例として説明する。ステップS202の動作は、再生権情報管理手段106が赤外線受信手段108を介して受信した再生権引渡開始要求から携帯機器IDを取り出し、また、関連機器情報管理手段109を介して関連機器情報記憶部110に格納されている関連機器のID取り出して、これらの両方のIDを照合した上で(図9のステップS201−2)、このIDが一致した場合に実行される。この場合、映像蓄積再生装置1は、携帯機器2のインターネットメールアドレスを関連機器情報管理手段109を介して関連機器情報記憶部110に格納した上で、ネットワーク通信手段104を介して、再生権引渡開始要求から取り出した携帯機器IDとインターネットメールアドレスと自身の映像蓄積再生装置IDを含むHTTP−POSTのメッセージとして送信される。この際のHTTP−POSTのメッセージを送信する先のURLは、再生権情報管理手段106がサーバ情報管理手段112を介して、サーバ情報記憶部113から読み出す。なお、この場合の映像蓄積再生装置IDとは、認証・サービスサーバ3が再生権の引き渡しを行う際に、複数の映像蓄積再生装置の中から特定の映像蓄積再生装置を判別するために使用するIDであり、例えば、認証・サービスサーバ3が映像蓄積再生装置1に対して個別に割り付けたユニークなIDなどである。ネットワーク接続機能を持つ機器に一般的に割り振られているユニークな番号、例えば、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用しても良い。上記の場合、携帯機器2の携帯機器IDは、例えば、あらかじめ映像蓄積再生装置1の関連機器情報記憶部110に登録されているものである。登録の方法は、例えば、利用者6が携帯機器2の表示装置200に表示された携帯機器2の携帯機器IDを見ながら、映像蓄積再生装置1のキー入力手段101を介して手動で入力する方法などが考えられる。
認証・サービスサーバ3は、再生権引渡要求を受信すると、この要求に含まれている情報から携帯機器2のインターネットメールアドレスを取得して、携帯機器2に対して再生権引渡確認メールを送信する(図10のステップS203)。このときの確認メールの例を、図12に示す。図12に示したとおり、この確認メール中には、再生権引渡確認を行うためのURLが含まれる。実施の形態1の説明においては、このURLは、認証・サービスサーバ3の特定のリソースを示すものとするが、必ずしも認証・サービスサーバ3上のリソースである必要はない。携帯機器2は、メール受信手段211がネットワーク通信手段204を介して、不図示のメールサーバに対して、メール着信の有無を確認するメッセージを送信する。認証・サービスサーバ3から送信された再生権引渡確認メールが存在する場合は、ネットワーク通信手段204を介して、メールを受信する。
利用者6は、携帯機器2が受信した再生権引渡確認メールを開き、Web閲覧手段203を起動して、メール中に含まれている再生権引き渡しの確認を行うためのURLにアクセスするための操作をする(図10のステップS204)。具体的な操作例としては、図12に示されるような受信メール画面を用いてメールを閲覧した上で、キー入力手段201を用いて本文中にリンクされているURL(図12における「http://server.co.jp/abc.html」)をフォーカスした上で「決定」又は「Enter」に相当するキーを押下するなどである。
携帯機器2は、Web閲覧手段203がネットワーク通信手段204を介して、認証・サービスサーバ3に対して、再生権引き渡しの確認を行うためのURLに対して、HTTP−GETのメッセージを送信する(図10のステップS205)。
HTTP−GETのメッセージを受信した認証・サービスサーバ3は、HTML形式の再生権引渡確認画面をHTTP−GETのレスポンスとして携帯機器2に対して送信する(図10のステップS206)。このときの携帯機器2における確認画面の例を、図13に示す。携帯機器2は、Web閲覧手段203がネットワーク通信手段204を介して再生権引渡確認画面を受信する。Web閲覧手段203は、受信したHTML形式の再生権引渡確認画面を解析した上で、表示制御手段202を介して、表示装置200に図13に示されるような、再生権引渡確認画面を表示する。図13に示されるように、再生権引渡確認画面には、映像蓄積再生装置1が再生権を持っていて、携帯機器2に再生権を引き渡すことが可能なコンテンツの一覧が表示される。
利用者6は、携帯機器2を用いて再生権引渡確認操作を行う(図10のステップS207)。具体的には、表示装置200に表示された、図13に示されるような再生権引渡確認画面を見ながら、キー入力手段201を用いて再生権を引き渡したいコンテンツを選択する。コンテンツの選択は、例えば、図13に示されるようなコンテンツの一覧から、引き渡したいコンテンツのラジオボタンを選択して、確定することで選択する。図13では、映画「マイナーリーグ2」が選択されている例を示している。その後、「実行」のボタンを選択して、確定することで再生権引渡確認操作が完了する。携帯機器2は、Web閲覧手段203がネットワーク通信手段204を介して認証・サービスサーバ3に対して、選択されたコンテンツを指定する情報を含む再生権要求イベントを送信する(図10のステップS208)。この場合の再生権要求イベントは、HTTP−POSTメッセージなどを用いる。
認証・サービスサーバ3は、再生権要求イベントを受信したら、ステップS202の段階で受信した再生権引渡要求に含まれている映像蓄積再生装置1の映像蓄積再生装置IDを基にして、対応する映像蓄積再生装置1に対して、ステップS207で利用者6が選択したコンテンツの再生権を無効化するために、ステップS202の段階で受信した再生権引渡要求であるHTTP−POSTのメッセージの応答として再生権無効化要求を送信し、映像蓄積再生装置1は再生権無効化要求を受信する(図9、図10のステップS209)。この応答には、利用者6が選択したコンテンツを指定する情報が含まれる。
映像蓄積再生装置1の再生権情報管理手段106は、ネットワーク通信手段104を介して、再生権無効化要求を受信し、メッセージから無効化するコンテンツを指定する情報を取り出した上で、再生権情報記憶部107に格納されている再生権を検索して、当該のコンテンツの再生権が存在する場合、その再生権を再生権情報記憶部107から削除する(図9のステップS209−2)。その後、再生権情報管理手段106は、ネットワーク通信手段104を介して、認証・サービスサーバ3に対して、再生権無効化完了通知を送信する(図9、図10のステップS210)。この場合の再生権無効化完了通知は、HTTP−POSTメッセージなどを用いる。
認証・サービスサーバ3は、映像蓄積再生装置1に対してHTTP−POSTメッセージのレスポンスとして再生権無効化完了応答を送信し、映像蓄積再生装置1は再生権無効化完了応答を受信(図9、図10のステップS211)した後、ステップS208で受信した再生権要求イベントの応答として、携帯機器2に対して、再生権を送信する(図10のステップS212)。携帯機器2の再生権情報管理手段206は、ネットワーク通信手段204を介して再生権情報を受信し、再生権情報記憶部207に再生権情報を格納する。以上の動作の結果、映像蓄積再生装置1が保有していた再生権が携帯機器2に引き渡されたことになる。
以降に、本発明の実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1及びこれを含む再生権引渡システムの再生権の引き渡し後に、携帯機器2に対して引き渡された再生権を用いて、再生権を持たない他の映像蓄積再生装置7でコンテンツを再生する手順を説明する。図14は、実施の形態1に係る再生権引渡システムにおいて、他の映像蓄積再生装置7による再生権及びコンテンツの受信動作を示すフローチャートである。また、図15は、実施の形態1に係る再生権引渡システムにおいて、他の映像蓄積再生装置による再生権及びコンテンツの受信動作を示すシーケンス図である。
他の映像蓄積再生装置7によるコンテンツ購入時の動作は、図4のステップS100〜S102の動作と同様であり、映像蓄積再生装置1の表示装置100には、図7に示すコンテンツサイト画面が表示されている。次に、利用者6は、ステップS300で、コンテンツを選択した上で、コンテンツ再生開始操作を行う(図14、図15のステップS300)。ここでは、利用者6が映画「マイナーリーグ2」を選択して購入する場合を例として説明を行う。利用者6は、表示装置100に表示された図7のコンテンツサイト画面の中から、キー入力手段101を用いて、表示制御手段102にカーソル移動の指令を行うことで、「映画「マイナーリーグ2」」のボタンを選択する。この結果、映像蓄積再生装置1は、表示制御手段102を介して表示装置100に図16に示されるようなコンテンツ再生確認画面を表示する。次に、利用者6は、表示装置100に表示された図8のコンテンツ再生確認画面の中から、キー入力手段101を用いて、表示制御手段102にカーソル移動の指令を行うことで、「既得の再生権で視聴する」のボタンを選択する。
選択の結果、他の映像蓄積再生装置7は、認証・サービスサーバ3に対して、視聴者がステップS300で選択したコンテンツについてコンテンツ再生開始要求を送信する(図14、図15のステップS301)。この動作は、例えば、Web閲覧手段103が、ネットワーク通信手段104を介して、認証・サービスサーバ3上で動作するWebサーバの特定のURLに対して、HTTPプロトコルによってHTTP−POSTメソッドを送信することで実行される。
認証・サービスサーバ3は、HTTP−POSTメソッドのレスポンスとして、他の映像蓄積再生装置7に対して再生権転送促進画面を送信し、他の映像蓄積再生装置7は再生権転送促進画面を受信する(図14、図15のステップS302)。この動作は、HTTPプロトコルの応答メッセージとしてHTMLベースで記述された画面データを送信することで実行される。他の映像蓄積再生装置7は、ネットワーク通信手段104を介してこの応答メッセージを受信して、Web閲覧手段103に引き渡す。Web閲覧手段103は、受信したHTMLベースで記述された画面データを解析して、適切にレイアウトを行った上で、描画命令やデータを表示制御手段102に引き渡す。その結果、表示装置100に再生権転送促進画面が表示される(図14のステップS302−2)。この画面は、利用者6に対して、視聴しようとしているコンテンツの再生権情報を携帯機器2から他の映像蓄積再生装置7に送信する操作を促すものである。図17に、他の映像蓄積再生装置7における再生権転送促進画面の例を示す。
利用者6は、携帯機器2の赤外線ポートを他の映像蓄積再生装置7に向けた上で操作して、再生権送信操作を行う(図15のステップS303)。この場合の操作は、例えば、表示装置200に表示されたGUIの指示に従って、キー入力手段201を介してコマンドを入力するなどである。図18に、GUI画面の例を示す。再生権リストから映画「マイナーリーグ2」を選択した上で「送信」のボタンを選択して、確定することで再生権送信操作が完了する。
操作の結果、ステップS304で携帯機器2の再生権情報管理手段206が、再生権情報記憶部207から読み出した再生権情報と、自己情報記憶部210から読み出した携帯機器IDを含む再生権転送メッセージを、赤外線送信手段208を介して、他の映像蓄積再生装置7に向けて赤外線通信により送信を行い、他の映像蓄積再生装置7はこの赤外線信号を受信する(図14、図15のステップS304)。
映像蓄積再生装置7の再生権情報管理手段106は、赤外線受信手段108を介して再生権転送メッセージを受信した後、受信した再生権情報と携帯機器2の携帯機器IDと、自身の映像蓄積再生装置IDを含む再生権確認要求を、ネットワーク通信手段104を介して認証・サービスサーバ3に送信する(図14、図15のステップS305)。この際に、再生権情報管理手段106は、再生権情報を再生権情報記憶部107に保存せずに、当該のコンテンツの再生が完了するまで一時的に保持する。再生権確認要求をHTTPによって送信する場合を例として説明すると、ステップS305の動作は、再生権情報管理手段106が赤外線受信手段108を介して受信した再生権転送メッセージから取り出した再生権情報と携帯機器ID、及び自身の映像蓄積再生装置IDを含むHTTP−POSTのメッセージとしてネットワーク通信手段104を介して送信される。
次に、認証・サービスサーバ3は、受信した再生権確認要求から再生権情報と携帯機器ID及び映像蓄積再生装置IDを取り出した上で、当該の携帯機器IDの携帯機器が当該のコンテンツの再生権を持っており、かつ当該の映像再生機器IDが当該のコンテンツの再生権を持っていない場合に、映像蓄積再生装置7に対して再生権確認応答を送信し、映像蓄積再生装置7は再生権確認応答を受信する(図15のステップS306、S307)。映像蓄積再生装置7の再生権情報管理手段106は、ネットワーク通信手段104を介して再生権確認応答を受信したら、コンテンツ再生手段111に対して再生権情報を引き渡した上で再生の指示を行う。
映像蓄積再生装置7のコンテンツ再生手段111は、再生権情報を基にして、認証・サービスサーバ3に対して当該コンテンツのコンテンツ送信要求を送信する(図14、図15のステップS308)。ネットワーク経由で映像コンテンツを配信、再生する際のコンテンツ転送プロトコルとして、HTTPを用いる場合の動作は、映像蓄積再生装置1のコンテンツ再生手段111が、ネットワーク通信手段104を介して再生したいコンテンツを参照するためのURLに対してHTTPプロトコルによってHTTP−GETメッセージを送信することで実行される。
認証・サービスサーバ3は、映像蓄積再生装置1に対してステップS308で要求されたコンテンツについてコンテンツ送信を行い、映像蓄積再生装置7はコンテンツ送信を受信する(図14、図15のステップS309)。この場合、認証・サービスサーバ3ステップS308のHTTP−GETメッセージに対するレスポンスとして、コンテンツを含む応答メッセージを映像蓄積再生装置7に対して送信する。
映像蓄積再生装置7のコンテンツ再生手段111は、ステップS309でネットワーク通信手段104を介してコンテンツデータを含むHTTP−GETの応答メッセージを受信して、データをデコードした上で、デコード後の信号を表示再生手段102に送信し、信号を表示再生手段102は、受信した信号を元に表示装置100に映像を表示する(図14、図15のステップS310)。なお、コンテンツが暗号化されている場合は、データをデコードする前段で、再生権情報管理手段106が一時的に保持している再生権情報から復号化のための鍵を取得して、その鍵を用いて復号化を実施する。なお、ステップS107で行うコンテンツ送信は、1回限りの送信ではなく、再生を継続している間は、繰り返しチャンクド転送としてコンテンツ送信を行う。
なお、実施の形態1においては、携帯機器2と映像蓄積再生装置1(又は7)の間の通信において赤外線による通信を使用する例について説明してきたが、この場合の近接通信方式として、赤外線以外の方式、例えば、無線LAN、Bluetooth、WirelessUSBなどの無線による方式や、FeliCa(登録商標)などの非接触ICカード方式を用いても良い。
以上に説明したように、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1においては、赤外線ポート経由で受信した携帯機器のID情報とメールアドレスに加えて、自身の映像蓄積再生装置IDをネットワーク経由で認証・サービスサーバ3に通知するように構成したため、映像蓄積再生装置1が搭載している赤外線受信ポート以外に近距離通信用インターフェースを追加する必要はない。このため、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1によれば、再生権の引き渡しに要する部品追加のコストアップは無いという効果がある。また、再生権の引き渡し操作を行う際に、利用者6が映像蓄積再生装置1のユーザーインターフェースを使用して操作する必要が無いため、映像蓄積再生装置1による利用者6のコンテンツの視聴を妨げないという効果がある。
実施の形態2.
図19は、本発明の実施の形態2に係る映像蓄積再生装置1aが再生権を他の機器に引き渡しを行う際の、映像蓄積再生装置1aの動作を示すフローチャートである。または、図20は、実施の形態2に係る映像蓄積再生装置1aが再生権の他の機器への引き渡しを行う際の、映像蓄積再生装置1a、携帯機器2、認証・サービスサーバ3の動作を示すシーケンス図である。映像蓄積再生装置1aは、実施の形態1に係る映像蓄積再生装置1と同様の構成を有するので、実施の形態2の説明に際しては、図1乃至図3をも参照する。
実施の形態2においては、利用者6が映像蓄積再生装置1aを操作して自身が保有する再生権を携帯機器2に引き渡す場合を説明する。実施の形態2においては、再生権の引き渡し先である携帯機器2が、過去に再生権の引き渡し先となったことがある携帯機器2である場合を説明する。このような場合には、映像蓄積再生装置1aの関連機器情報記憶部110には、再生権の引渡し先となることができる携帯機器2のID情報及びメールアドレスがすでに格納されている。
先ず、利用者6は、映像蓄積再生装置1aのキー入力部101を操作して、再生権引渡開始操作を行う(図19、図20のステップS401)。この場合、利用者6は、図21に示されるような映像蓄積再生装置1aの再生権管理画面を開き、再生権リストから、今回再生権の引き渡しを行うコンテンツを選択した上で、「再生権を引き渡す」ボタンをクリックする。その後、図22に示されるような画面で、再生権の引き渡し先の携帯機器2を選択した上で、「実行」ボタンをクリックする。
映像蓄積再生装置1aの再生権情報管理手段106は、選択された携帯機器2のインターネットメールアドレス及び携帯機器ID情報を、関連機器情報管理手段109を介して関連機器情報記憶部110から読み出した上で、これらのインターネットメールアドレス及び携帯機器ID情報と、自身の映像蓄積再生装置ID情報を含む再生権引渡要求を、ネットワーク通信手段104を介して認証・サービスサーバ3に送信する(図19、図20のステップS402)。再生権引渡要求をHTTPによって送信する場合を例として説明すると、ステップS402の動作は、関連機器情報管理手段109が関連機器情報管理手段109を介して、関連機器情報記憶部110から読み出した携帯機器ID情報及びインターネットメールアドレスと、自身の映像蓄積再生装置IDを含むHTTP−POSTのメッセージとしてネットワーク通信手段104を介して、送信される。
認証・サービスサーバ3は、再生権引渡要求を受信すると、この要求に含まれている情報から携帯機器2のインターネットメールアドレスを取得して、携帯機器2に対して再生権引渡確認メールを送信する(図20のステップS403)。この確認メールの例を、図12に示す。図12に示されるように、この確認メール中には、再生権引渡確認を行うためのURLが含まれる。実施の形態2においては、このURLが、認証・サービスサーバ3の特定のリソースを示す場合を説明するが、必ずしも認証・サービスサーバ3上のリソースである必要はない。携帯機器2は、メール受信手段211がネットワーク通信手段204を介して、不図示のメールサーバに対して、メール着信の有無を確認するメッセージを送信する。認証・サービスサーバ3から送信された再生権引渡確認メールが存在する場合は、携帯機器2は、ネットワーク通信手段204を介して、メールを受信する。
利用者6は、携帯機器2が受信した再生権引渡確認メールを開き、Web閲覧手段203を起動して、メール中に含まれている再生権引渡確認を行うためのURLにアクセスするための操作をする(図20のステップS404)。具体的な操作例としては、図12に示されるような受信メール画面を用いてメールを閲覧した上で、キー入力手段201を用いて本文中にリンクされているURL(図12における「http://server.co.jp/abc.html」)をフォーカスした上で「決定」又は「Enter」に相当するキーを押下するなどである。
携帯機器2は、Web閲覧手段203がネットワーク通信手段204を介して、認証・サービスサーバ3に対して、再生権引渡の確認を行うためのURLに対して、HTTP−GETのメッセージを送信する(図20のステップS405)。
HTTP−GETのメッセージを受信した認証・サービスサーバ3は、HTML形式の再生権引渡確認画面をHTTP−GETのレスポンスとして携帯機器2に対して送信する(図20のステップS406)。このときの携帯機器2の確認画面の例を、図23に示す。携帯機器2は、Web閲覧手段203がネットワーク通信手段204を介して再生権引渡確認画面を受信する。Web閲覧手段203は、受信したHTML形式の再生権引渡確認画面を解析した上で、表示制御手段202を介して、表示装置200に図13に示されるような、再生権引渡確認画面を表示する。図23に示したように、再生権引渡確認画面には、映像蓄積再生装置1aが再生権を持っていて、今回、携帯機器2に再生権を引き渡すコンテンツが表示される。
利用者6は、再生権引渡確認操作を行う。具体的には、携帯機器2の表示装置200に表示された、図13に示されるような再生権引渡確認画面を見ながら、「実行」のボタンを選択して、確定することで再生権引渡確認操作が完了する(図20のステップS407)。携帯機器2は、ステップS408でWeb閲覧手段203がネットワーク通信手段204を介して認証・サービスサーバ3に対して、選択されたコンテンツを指定する情報を含む再生権要求イベントを送信する(図20のステップS408)。この場合の再生権要求イベントは、HTTP−POSTメッセージなどを用いる。
認証・サービスサーバ3は、再生権要求イベントを受信したときに、ステップS402の段階で受信した再生権引渡要求に含まれている映像蓄積再生装置1aの映像蓄積再生装置IDを基にして、ステップS409で対応する映像蓄積再生装置1aに対して、ステップS407で利用者6が選択したコンテンツの再生権を無効化するために、ステップS402の段階で受信した再生権引渡要求であるHTTP−POSTのメッセージの応答として再生権無効化要求を送信し、映像蓄積再生装置1aは再生権無効化要求を受信する(図19、図20のステップS409)。この応答には、利用者6が選択したコンテンツを指定する情報が含まれる。
映像蓄積再生装置1aの再生権情報管理手段106は、ネットワーク通信手段104を介して再生権無効化要求を受信すると、メッセージから無効化するコンテンツを指定する情報を取り出した上で、再生権情報記憶部107に格納されている再生権を検索して、当該のコンテンツの再生権が存在する場合、その再生権を再生権情報記憶部107から削除する(図19のステップS409−2)。その後、再生権情報管理手段106は、ステップS410でネットワーク通信手段104を介して、認証・サービスサーバ3に対して、再生権無効化完了通知を送信する。この場合の再生権無効化完了通知は、HTTP−POSTメッセージなどを用いる。
認証・サービスサーバ3は、ステップS211で、映像蓄積再生装置1aに対してHTTP−POSTメッセージのレスポンスとして再生権無効化完了応答を送信した後、ステップS408で受信した再生権要求イベントの応答として、携帯機器2に対して、再生権情報を送信する(図20のステップS412)。携帯機器2の再生権情報管理手段206は、ネットワーク通信手段204を介して再生権情報を受信し、再生権情報記憶部207に再生権情報を格納する。以上の動作の結果、映像蓄積再生装置1aが保有していた再生権が携帯機器2に引き渡されたことになる。
本発明では、映像蓄積再生装置1aが関連機器情報記憶部110に格納されている、携帯機器ID情報とメールアドレスに加えて、映像蓄積再生装置1a自身を特定する映像蓄積再生装置ID情報をネットワーク経由で認証・サービスサーバ3に通知するように構成しているので、過去に1度でも再生権情報の引き渡しを行った携帯機器2に対して再生権の引き渡しを行う場合、携帯機器2を用いた赤外線通信を行う必要がなく、利用者6の操作の手間が少なくなるという効果がある。
1,1a 映像蓄積再生装置、 7 他の映像蓄積再生装置、 2 携帯機器、 3 認証・サービスサーバ、 4 第2のネットワーク、 5 第1のネットワーク、 6 利用者、 100 映像蓄積再生装置の表示装置、 101 映像蓄積再生装置のキー入力手段、 102 映像蓄積再生装置の表示制御手段、 103 映像蓄積再生装置のWeb閲覧手段、 104 映像蓄積再生装置のネットワーク通信手段、 106 映像蓄積再生装置の再生権情報管理手段、 107 映像蓄積再生装置の再生権情報記憶部、 108 映像蓄積再生装置の赤外線送信手段、 109 映像蓄積再生装置の関連機器情報管理手段、 110 映像蓄積再生装置の関連機器情報記憶部、 111 映像蓄積再生装置のコンテンツ再生手段、 200 携帯機器の表示装置、 201 携帯機器のキー入力手段、 202 携帯機器の表示制御手段、 203 携帯機器のWeb閲覧手段、 204 携帯機器のネットワーク通信手段、 206 携帯機器の再生権情報管理手段、 207 携帯機器の再生権情報記憶部、 208 携帯機器の赤外線送信手段、 209 携帯機器の自己情報管理手段、 210 携帯機器の自己情報記憶部、 211 携帯機器のメール受信手段。

Claims (13)

  1. ネットワーク接続機能を有する映像蓄積再生装置であって、
    自身を特定するID情報を管理する自己情報管理手段と、
    ネットワークを介してサーバと通信を行うネットワーク通信手段と、
    前記ネットワーク通信手段を通じて通信を行うサーバの情報を管理するサーバ情報管理手段と、
    近接した携帯機器から送信される信号を受信する信号受信手段と、
    コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する再生権情報管理手段と、
    再生権の引き渡し先となることができる機器を特定する関連機器情報を記憶する関連機器情報記憶部と、
    前記関連機器情報を管理する関連機器情報管理手段と、
    前記信号受信手段によって受信された前記携帯機器からの信号に含まれる前記携帯機器を特定するID情報を取り出し、前記関連機器情報内に前記取り出されたID情報と一致する情報がある場合に、前記携帯機器を特定する前記ID情報、前記携帯機器からの信号に含まれる前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報を、前記ネットワーク通信手段を通じて前記サーバに送信する制御手段と
    を有することを特徴とする映像蓄積再生装置。
  2. 前記携帯機器を特定するID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報の前記サーバへの送信に応答して前記サーバから送信された再生権無効化要求を受信したときに、前記再生権情報管理手段は、前記再生権を削除することを特徴とする請求項1に記載の映像蓄積再生装置。
  3. 前記関連機器情報管理手段は、前記携帯機器のメールアドレスを前記関連機器情報記憶部に格納することを特徴とする請求項1又は2に記載の映像蓄積再生装置。
  4. ネットワーク接続機能を有する映像蓄積再生装置であって、
    自身を特定するID情報を管理する自己情報管理手段と、
    ネットワークを介してサーバと通信を行うネットワーク通信手段と、
    前記ネットワーク通信手段を通じて通信を行うサーバの情報を管理するサーバ情報管理手段と、
    近接した携帯機器から送信される信号を受信する信号受信手段と、
    コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する再生権情報管理手段と、
    過去に前記送受信手段が受信した携帯機器を特定するID情報及び該携帯機器のメールアドレスを関連機器情報として記憶する関連機器情報記憶部と、
    前記関連機器情報を管理する関連機器情報管理手段と、
    前記再生権を前記携帯機器に引き渡す操作がなされたときに、前記関連機器情報管理手段が管理する前記携帯機器のID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置を特定するID情報を、前記ネットワーク通信手段を通じて、前記サーバ情報管理手段が管理するサーバに送信する制御手段と
    を有することを特徴とする映像蓄積再生装置。
  5. 前記携帯機器を特定するID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報の前記サーバへの送信に応答して前記サーバから送信された再生権無効化要求を受信したときに、前記再生権情報管理手段は、前記再生権を削除することを特徴とする請求項4に記載の映像蓄積再生装置。
  6. 前記信号受信手段が受信する信号は、赤外線信号であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の映像蓄積再生装置。
  7. サーバと、ネットワークを介して前記サーバと通信可能な映像蓄積再生装置と、ネットワークを介して前記サーバと通信可能な携帯機器とを有する再生権引渡システムにおいて、
    前記映像蓄積再生装置は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の映像記録再生装置である
    ことを特徴とする再生権引渡システム。
  8. 自身を特定するID情報を管理する手段と、ネットワークを介してサーバと通信を行う手段と、通信を行うサーバの情報を管理する手段と、近接した携帯機器から送信される信号を受信する手段と、コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する手段と、再生権の引き渡し先となることができる機器を特定する関連機器情報を記憶する手段と、前記関連機器情報を管理する手段とを有する映像蓄積再生装置が、前記再生権を前記携帯機器に引き渡す再生権引渡方法であって、
    前記映像蓄積再生装置が、前記近接した携帯機器からの前記信号を受信し、該信号から前記携帯機器を特定するID情報を取り出し、前記関連機器情報内に前記取り出されたID情報と一致する情報があるか否かを判定するステップと、
    前記映像蓄積再生装置が、前記一致する情報がある場合には、前記携帯機器を特定する前記ID情報、前記携帯機器からの信号に含まれる前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報を前記サーバに送信するステップと
    を有することを特徴とする再生権引渡方法。
  9. 前記映像蓄積再生装置が、前記携帯機器を特定するID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報の前記サーバへの送信に応答して前記サーバから送信された再生権無効化要求を受信するステップと、
    前記映像蓄積再生装置が、前記再生権無効化要求を受信したときに、前記再生権を削除するステップと
    を有することを特徴とする請求項8に記載の再生権引渡方法。
  10. 前記映像蓄積再生装置が、前記携帯機器のメールアドレスを、前記関連機器情報を記憶する手段に格納するステップを有することを特徴とする請求項8又は9に記載の再生権引渡方法。
  11. 自身を特定するID情報を管理する手段と、ネットワークを介してサーバと通信を行う手段と、通信を行うサーバの情報を管理する手段と、近接した携帯機器から送信される信号を受信する手段と、コンテンツの再生権を与える再生権情報を管理する手段と、過去に受信した携帯機器を特定するID情報及び該携帯機器のメールアドレスを関連機器情報として記憶する手段と、前記関連機器情報を管理する手段とを有する映像蓄積再生装置が、前記再生権を前記携帯機器に引き渡す再生権引渡方法であって、
    前記映像蓄積再生装置に、前記再生権を前記携帯機器に引き渡す命令が入力されるステップと、
    前記映像蓄積再生装置が、該命令が入力されたときに、管理されている前記携帯機器のID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置を特定するID情報を、前記サーバに送信するステップと
    を有することを特徴とする再生権引渡方法。
  12. 前記映像蓄積再生装置が、前記携帯機器を特定するID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報の前記サーバへの送信に応答して前記サーバから送信された再生権無効化要求を受信するステップと、
    前記再生権無効化要求を受信したときに、前記再生権を削除するステップと
    を有することを特徴とする請求項11に記載の再生権引渡方法。
  13. 前記携帯機器を特定するID情報、前記携帯機器のメールアドレス、及び前記映像蓄積再生装置自身を特定するID情報の前記サーバへの送信に応答して前記サーバが、前記携帯機器に再生権引渡を確認するため、URLを含むメールを送信するステップと、
    前記URLにアクセスした前記携帯機器が、再生権引渡確認画面を受信するステップと、
    前記URLにアクセスした前記携帯機器が、再生権を要求するステップと、
    前記サーバが前記携帯機器に再生権情報を送信するステップと
    を有することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の再生権引渡方法。
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