JP2003069928A - 録画予約の設定方法、録画予約装置、及び録画予約サービス - Google Patents

録画予約の設定方法、録画予約装置、及び録画予約サービス

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JP2003069928A
JP2003069928A JP2001259441A JP2001259441A JP2003069928A JP 2003069928 A JP2003069928 A JP 2003069928A JP 2001259441 A JP2001259441 A JP 2001259441A JP 2001259441 A JP2001259441 A JP 2001259441A JP 2003069928 A JP2003069928 A JP 2003069928A
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Daisaku Kato
大作 加藤
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Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットに接続される端末装置を
用い、遠隔地にある番組記録装置の録画予約操作を容易
に行なえる録画予約装置の構成を確立することにある。 【解決手段】 放送番組の録画予約に係る予約情報を通
信ネットワークに接続されるサーバー40に伝送して記
憶領域41に一時記憶し、その予約情報を端末装置10
で読み出し、番組の予約内容を更新し、記憶領域41に
伝送して記憶し、番組記録装置50はインターネット3
0を介して更新された予約情報を、ネットワークインタ
フェース手段508を用いて得て録画予約の設定を更新
し、更新された録画予約情報をサーバー40の記憶領域
41を介して端末装置10に伝送し、録画予約設定状況
を確認できる録画予約装置50の構成を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送される番組を
受信して記録し、再生を行なうVTR、ないしはハード
ディスクレコーダにおいて、録画すべき番組をネットワ
ークに接続される端末装置により操作して設定する録画
予約に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、VTRなどの映像信号記録装
置は、放送される番組を予め記録しておき、視聴者に視
聴時間が確保されるときに記録した番組を視聴するとい
ったようなタイムシフトマシーンとしての利用がなされ
ている。そして、そのタイムシフトされた番組を再生す
るためには、予め視聴を希望する番組を記録しておく必
要があり、その録画予約を遠隔操作により行なう試みも
古くから行われており、例えば電話回線を用いてトーン
信号を記録機に伝送することにより録画予約操作を行え
るものもあった。
【0003】しかし、VTRの場合では、遠隔操作によ
り録画予約ができる場合であっても記録用のビデオテー
プがセットされていないような場合、ないしは記録用の
空き時間がなくなってしまったような場合においては、
設定された番組の記録を満足に行なうことが出来なく、
遠隔操作による番組予約記録を行なう上で使い勝手の良
いものではなかった。
【0004】一方、記録媒体としてハードディスクを用
いるハードディスクレコーダは、ビデオテープを用いる
場合とは異なり媒体への記録時間を長く出来るため上記
の記録時間に係る課題は解決できる。
【0005】また、近年になり、映像信号の記録をパソ
コンのハードディスクに行なうような、映像信号記録機
能を有したパソコンも出現しており、そのパソコンには
受信される電子メールに記述される情報に従って録画予
約ができるような機能を併せ持つものも出現しており、
そのような電子メールによる録画予約機能を搭載するハ
ードディスクレコーダを実現する方法が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ールを用いて録画予約の内容を伝送するような録画予約
機能では、その録画内容が既に設定されている他の録画
内容と重なっているために実行できない録画予約内容の
チェック、又は視聴の希望される番組に対する録画予約
が既になされているか否かの確認などは、電子メールに
よる場合では簡便に行なうことは出来なかった。
【0007】それは、電子メールは送信されてから送り
先側のメールサーバーに到着するまでの時間が保証され
ていないこと、及びメールの受け手側において、そのメ
ールサーバーに新しいメールが到着しているか否かをチ
ェックするための時間間隔が少なくとも1分以上である
のが通例であることによっている。
【0008】そのような電子メールシステムを用いて行
なう録画設定内容のチェックは、電子メールの往復によ
り行なわれる通信時間だけでも最低1〜2分を必要と
し、インターネットやメールサーバーなどにおける混雑
状態によっては更に長い時間が必要とされるなど、その
手法は有効に活用されるには至ってなかった。
【0009】そこで、本発明は、その番組予約記録に係
る操作を、直接番組記録装置にリモコンなどを用いて操
作するように、例えば現在の予約一覧を表示し、重複す
る予約があるときはその重複予約を取り消してから予約
する、更に番組記録領域の残り容量が不足しているとき
は録画済み番組の一覧を表示すると共に、不要な番組を
消去するなどの操作ができるようにし、またそれらの機
能を有する録画予約操作機能を実現するに際し、充実さ
れつつあるインターネット通信網を用いて通信を行な
い、かつ遠隔操作される録画装置を直接ではなく、サー
バーを介して間接的に操作を行なうことによりセキュリ
ティに係る課題をも解決しつつ操作性の優れた遠隔録画
予約の方法を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下の1)〜15)の手段より成るもので
ある。すなわち、
【0011】1) 通信ネットワークに接続される端末
装置側で、放送番組の録画予約に係リ設定される予約情
報を番組記録装置側より前記通信ネットワークを介して
取得し、前記端末装置側ではその取得された予約情報を
基に更新された更新予約情報を生成して前記番組記録装
置側に伝送し、且つ前記番組記録装置側では前記伝送さ
れた更新予約情報に基づいて録画予約の設定を行う録画
予約の設定方法であって、前記番組記録装置側より前記
予約情報を、前記通信ネットワークに接続されるサーバ
ー側に伝送し、前記サーバー側では伝送された前記予約
情報を複数の情報が記憶可能である記憶領域に一時記憶
する第1のステップ(508)と、前記端末装置側で
は、前記サーバー側の記憶領域に一時記憶された前記予
約情報を取得し、その取得した予約情報を基に更新され
た更新予約情報を生成すると共に、その生成された更新
予約情報を前記記憶領域に伝送して一時記憶する第2の
ステップ(41)と、前記番組記録装置側により、前記
記憶領域に一時記憶された前記更新予約情報をサーバー
側より取得する第3のステップ(508)と、その第3
のステップにより取得された更新予約情報を基に、前記
番組記録装置側で前記録画予約の設定を行なう第4のス
テップ(516)と、を少なくとも有することを特徴と
する録画予約の設定方法。
【0012】2) 前記第4のステップにおいて設定さ
れた録画予約に基づき、前記番組記録装置側で実行され
た動作に係る動作情報は、前記サーバー側に伝送されて
前記記憶領域に一時記憶されると共に、その一時記憶さ
れた動作情報は端末装置側より読み出されて前記更新予
約情報に基づく前記番組記録装置側での動作の確認がな
されることを特徴とする1)項記載の録画予約の設定方
法。
【0013】3) 前記第2のステップにおける前記更
新予約情報の前記記憶領域への伝送は、正当なアクセス
権により確立された伝送路を介して行なう伝送であるこ
とを特徴とする1)項記載の録画予約の設定方法。
【0014】4) 録画予約装置側より通信ネットワー
クを介して供給される、放送番組の録画予約に係る予約
情報を得て記憶領域に一時記憶すると共に、前記通信ネ
ットワークに接続される端末装置側よりその一時記憶さ
れた前記予約情報が読み出され、且つ前記端末装置側よ
り前記予約情報に係り内容の更新された更新予約情報が
生成されて供給されるときは、その供給された更新予約
情報を得て前記記憶領域に一時記憶し、その一時記憶さ
れた更新予約情報は前記録画予約装置側に伝送され、前
記録画予約装置側では伝送された前記変更予約情報を基
に記録番組の更新録画予約設定がなされる録画予約の設
定方法であって、前記録画装置側から第1の記述言語に
より記述されて供給される予約情報を得る第1のステッ
プ(411)と、前記予約情報を端末装置側に供給する
ための第2の記述言語により記述される変換予約情報に
変換して前記記憶領域に記憶する第2のステップ(41
3a、413b)と、前記端末装置側からの要求に応じ
て前記変換予約情報を前記端末装置側に供給する第3の
ステップ(30)と、を少なくとも有してなることを特
徴とする録画予約の設定方法。
【0015】5) 予約した放送番組の録画を行う録画
装置側から、放送番組の録画予約に係リ既に設定されて
いる予約情報を通信ネットワークに接続されるサーバー
側に伝送し、前記サーバー側では伝送されて得られる前
記予約情報を、複数の情報を一時記憶する記憶領域に一
時記憶すると共に、その一時記憶した前記予約情報が端
末装置側に供給され、前記端末装置側より前記予約情報
に係り、内容の更新された更新予約情報が供給されると
きは、その更新予約情報を取得し、その取得した更新予
約情報を基に更新された番組の録画予約を設定する録画
予約の設定方法であって、前記端末装置側により前記予
約情報の内容が変更されたときは、その変更された予約
情報を前記更新予約情報として前記記憶領域に一時記憶
する第1のステップ(41)と、前記録画装置側より、
所定の時間間隔で前記記憶領域に一時記憶される前記予
約情報又は前記更新予約情報をアクセスして読み出す第
2のステップ(416、508)と、その第2のステッ
プで読み出された情報が、現在録画装置に設定されてい
る前記録画予約に係る予約情報と異なる前記更新予約情
報として得られるときは、その得られた更新予約情報を
基に更新された番組の録画予約を設定する第3のステッ
プ(516)と、その第3のステップで設定されて得ら
れた最新の録画予約情報を、前記予約情報として前記サ
ーバー側に伝送し、その伝送された前記予約情報を前記
記憶領域に記憶する第4のステップ(508、411)
と、を少なくとも有することを特徴とする録画予約の設
定方法。
【0016】6) 前記記憶領域は複数の情報を記憶可
能な複数の部分領域よりなり、前記記憶領域に記憶され
る、前記予約情報と前記更新予約情報、又は前記予約情
報に基づく動作情報と前記更新予約情報に基づく動作情
報とは、それぞれを同一の部分領域に記憶する、又は異
なる部分領域に記憶することを特徴とする1)、2)、
又は5)項記載の録画予約の設定方法。
【0017】7) 予約した放送番組の録画を行う録画
装置側から、放送番組の録画予約に係リ既に設定されて
いる予約情報を通信ネットワークに接続されるサーバー
側に伝送し、前記サーバー側では伝送されて得られる前
記予約情報を、複数の情報を一時記憶する記憶領域に一
時記憶すると共に、その一時記憶した前記予約情報が端
末装置側に供給され、前記端末装置側より前記予約情報
に係り、内容の更新された更新予約情報が供給されると
きは、録画装置側でその更新予約情報を取得し、その取
得した更新予約情報を基に更新された番組の録画予約を
設定する録画予約の設定方法であって、前記サーバー側
と前記端末装置側との間で通信ネットワークの伝送路を
確立し、その伝送路の確立に係る伝送路確立情報を前記
記憶領域に記憶する第1のステップ(416)と、前記
録画装置側により、前記サーバーの記憶領域に一時記憶
される、前記端末装置側によって更新された前記予約情
報、及び前記伝送路確立に係る情報を、所定の時間間隔
で読み出して得る第2のステップ(508)と、前記伝
送路の確立に係る情報が得られたときは、前記録画装置
側より前記記憶領域に一時記憶される前記予約情報の読
み出し時間間隔を短い時間間隔に変更し、又は連続的に
行なう読み出し方法に変更して前記予約情報の読み出し
を行なう第3のステップ(516)と、を少なくとも有
することを特徴とする録画予約の設定方法。
【0018】8) 記録装置側から、録画予約に係る予
約情報を通信ネットワークに接続されるサーバー側に伝
送し、その伝送された前記予約情報をサーバー側に設け
られる記憶領域に一時記憶すると共に、その一時記憶さ
れた前記予約情報、又は記憶内容が更新されたときはそ
の更新された更新予約情報を取得し、取得された前記予
約情報、又は前記更新予約情報を基に番組の録画予約を
設定する録画予約の設定方法であって、放送波を介して
伝送される、又は電子番組表提供者よりネットワークを
介して伝送される電子番組表情報を取得する第1のステ
ップ(501、508、516)と、前記電子番組表情
報の、現在録画予約が設定されている番組名を識別する
ための識別表示を付加して予約電子番組表情報を生成す
る第2のステップ(516)と、前記予約電子番組表情
報を前記予約情報として前記記憶領域に一時記憶する第
3のステップ(413a、413b)と、を少なくとも
有することを特徴とする録画予約の設定方法。
【0019】9) 前記第1のステップにおける電子番
組表情報の取得は前記記録装置側、または前記サーバー
側のいずれか一方の側で行われ、且つ前記第2のステッ
プにおける前記予約電子番組表情報の生成は前記記録装
置側、または前記サーバー側のいずれか一方の側で行わ
れることを特徴とする8)項記載の録画予約の設定方
法。
【0020】10) 放送番組の録画予約に係る予約情
報を通信ネットワークに接続されるサーバーに伝送し、
その伝送された前記予約情報を前記サーバーに設けられ
る記憶領域に一時記憶すると共に、その一時記憶された
前記予約情報、又は記憶内容が更新されたときはその更
新された更新予約情報を取得し、取得した前記予約情
報、又は前記更新予約情報を基に番組の録画予約を設定
する録画予約装置であって、所定の時間間隔で前記記憶
領域に一時記憶される予約情報をアクセスして読み出す
ネットワークインタフェース手段(508)と、そのネ
ットワークインタフェース手段により読み出した予約情
報が、現在設定されている前記録画予約に係る予約情報
と異なる前記更新予約情報であるときは、その更新予約
情報を基に番組の録画予約を設定する録画予約設定手段
(516)と、を少なくとも具備し、前記ネットワーク
インタフェース手段は、前記録画予約設定手段で設定さ
れた録画予約に係る更新録画予約情報を前記予約情報と
して前記サーバーに伝送するインタフェース手段である
ことを特徴とする録画予約装置。
【0021】11) 放送番組の録画予約に係る予約情
報を通信ネットワークに接続されるサーバーに伝送し、
その伝送された前記予約情報を前記サーバーに設けられ
る記憶領域に一時記憶すると共に、その一時記憶した前
記予約情報の記憶内容が前記サーバーに接続される端末
装置により更新された更新予約情報として書き替えられ
たときは、その書き替えられた更新予約情報を前記記憶
領域より取得し、その取得した更新予約情報を基に番組
の録画予約を設定する録画予約装置であって、所定の時
間間隔で前記記憶領域に一時記憶された予約情報をアク
セスして読み出すと共に、前記サーバーに前記端末装置
が接続されているか否かの接続情報を得るネットワーク
インタフェース手段(508)と、そのネットワークイ
ンタフェース手段より前記端末装置がサーバーに接続さ
れているとする接続情報が得られたときは、前記所定の
時間間隔を短い時間間隔に、又は連続する接続に接続方
法を変更する接続間隔制御手段(516)と、を少なく
とも具備して構成することを特徴とする録画予約装置。
【0022】12) 放送番組の録画予約に係る予約情
報を通信ネットワークに接続されるサーバー側に伝送
し、その伝送された前記予約情報をサーバー側に設けら
れる記憶領域に一時記憶すると共に、その一時記憶され
た前記予約情報、又は記憶内容が更新されたときはその
更新された更新予約情報を取得し、取得した前記予約情
報、又は前記更新予約情報を基に番組の録画予約を設定
する録画予約装置であって、放送波を介して伝送され
る、又は電子番組表提供者よりネットワークを介して伝
送される電子番組表情報を取得すると共に、その取得さ
れた前記電子番組表情報の、現在録画予約が設定されて
いる番組に係る番組名に識別表示を付加した予約電子番
組表情報を生成する予約電子番組表生成手段(501、
508、516)と、前記予約電子番組表情報を前記予
約情報として前記サーバー側に伝送するネットワークイ
ンタフェース手段(516)と、を少なくとも具備して
構成することを特徴とする録画予約装置。
【0023】13) 前記4)項記載の第2の記述言語
により記述された変換予約情報を前記記憶領域に一時記
憶すると共に、前記記憶領域に一時記憶された情報を前
記端末装置側からの要求に応じてネットワークを介して
提供することを特徴とする録画予約のサービス。
【0024】14) 前記4)項記載の第2の記述言語
により記述される変換予約情報を前記記憶領域に一時記
憶し、前記記憶領域に記憶された情報を前記端末装置側
からの認証作業により確立された伝送路を介して供給す
ることを特徴とする録画予約のサービス。
【0025】15) 前記8)項記載の予約電子番組表
情報を、前記記録装置側から得られる前記録画予約が設
定されている番組名を基に生成し、生成された前記予約
電子番組表情報を要求に応じて前記ネットワークを介し
て供給することを特徴とする録画予約のサービス。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の録画予約の設定方
法、録画予約装置、及び録画予約サービスの実施の形態
につき、好ましい実施例により説明する。図1は、その
実施例に関わる録画予約の設定方法を説明するための録
画予約サービスシステムの概略構成図であり、その構成
と動作について述べる。
【0027】同図において、この録画予約サービスシス
テムは勤務先1に設置されるパソコン10、外出先2に
ある携帯電話20、インターネット30、プロバイダ4
に設置される録画予約サービス用サーバー40、録画情
報ページ41、自宅5に設置されるファイヤウォール5
1、及びハードディスクレコーダ50より構成される。
【0028】次に、この様に構成される録画予約サービ
スシステムの動作について概説する。その録画予約サー
ビスはパソコン10、携帯電話20、録画予約サービス
用サーバー40、及びファイヤウォール51などのイン
ターネット30を中心として接続される機器の間でなさ
れるが、そのファイヤウォール51にはサービスにより
放送番組の録画予約設定のなされるハードディスクレコ
ーダ50が接続されている。
【0029】そして、インターネットに接続される各々
の機器はお互いにアクセスすることによリデータ伝送が
できるが、ハードディスクレコーダ50にはファイヤウ
ォール51を通過した信号のみが伝送される。
【0030】そのようにして、ハードディスクレコーダ
50には、ハードディスクレコーダ50がインターネッ
ト30を介して接続される他の機器に要求して伝送され
る信号のみがファイヤウォール51を越えてハードディ
スクレコーダ50に供給され、ハードディスクレコーダ
50の録画予約に係る所定のデータ部分を変更すること
ができる。ファイヤーウォールはインターネット側から
の接続要求を拒否するので、最初にハードディスクレコ
ーダから接続を開始し、次に予約情報の変更にかかる情
報を取得する。
【0031】そして、ハードディスクレコーダ50の所
有者はプロバイダ4と契約することによリ録画予約サー
ビス用サーバー40に録画情報ページ41を開設し、ハ
ードディスクレコーダ50は必要に応じて録画情報ペー
ジ41をアクセスし、そこに記述されるデータの伝送を
要求し、その要求により伝送されるデータを受信するよ
うにする。
【0032】その録画情報ページ41はHTML(Hype
r Text Markup Language)が用いられて、インターネッ
ト環境で一般的に使用されている、いわゆるホームペー
ジに記述される記述と同様な方法により録画予約情報な
どのデータ記述ができる記述領域である。
【0033】そして、その録画情報ページ41はハード
ディスクレコーダ50によりアクセスされると共に、ハ
ードディスクレコーダ50の録画予約設定に係る情報が
そこに伝送され、その伝送された録画予約設定情報は録
画情報ページ41に記述される。
【0034】その録画情報ページ41に記述された録画
予約設定に係る情報は、プロバイダと認証作業がなされ
て結合されるパソコン10ないしは携帯電話20などの
端末装置によりアクセスされて読み出されると共に、そ
の端末装置によりその録画情報ページ41に記述される
録画予約情報の追加記述、ないしは書き替えを行なうこ
とができる。
【0035】そして、書き替えられた録画予約設定に係
る録画予約情報は、ハードディスクレコーダ50が録画
情報ページ41をアクセスし、そこに記述されている録
画予約情報を読み出すことにより、ハードディスクレコ
ーダ50になされている録画予約設定内容への追加記
述、ないしは変更記述がなされる。
【0036】このようにして、パソコン10ないしは携
帯電話20はファイヤウォール51を越えてハードディ
スクレコーダ50をアクセスすることは出来ないが、録
画予約サービス用サーバーに一時記憶される録画情報ペ
ージ41の記述内容を書き替えることによリ、その記述
内容はハードディスクレコーダ50がそれを読み出すこ
とによって間接的に伝送され、その伝送されて得られる
変更された録画予約情報に基づいて録画予約設定がなさ
れるものである。
【0037】そして、その録画予約情報の変更は、イン
ターネットに接続される他の機器によりアクセスがなさ
れて不要な変更がなされるの認証作業を行なうことによ
リ防止し、更にプロバイダとの認証作業がなされて結合
されるパソコン10ないしは携帯電話20はハードディ
スクレコーダ50に設定されている録画予約設定に係る
比較的最新の情報を得て行なうことができるため、簡便
に且つ的確な録画予約情報の更新操作を行なうことがで
きる。
【0038】以上の様にして、インターネットを通信手
段として用いることによリ録画予約情報の遠隔操作を行
なうことができるが、その近年におけるインターネット
による通信端末の接続は、常時接続の環境が普及しつつ
あり、その個人の家庭におけるインターネット常時接続
環境は今後も益々増加される傾向にあり、家庭用電化製
品がインターネットに常時接続されるようになり、ハー
ドディスクレコーダなどの録画予約装置においても、こ
のような録画予約情報の変更、及び更新などの遠隔操作
も容易に実現されていく。
【0039】そして、ハードディスクを記録媒体として
用いるハードディスクレコーダの場合では、ビデオテー
プを用いるVTR録画に比し、記録媒体の交換を行なう
ことなく、より長時間の放送番組の記録ができるため、
多数の番組を同時に録画予約することが出来るものであ
る。
【0040】以上の様にして、ハードディスクレコーダ
は操作により設定される多くの番組の予約記録を行なえ
る遠隔録画予約システムとして構成することができる。
そして、そのシステムを構成する端末装置及びハードデ
ィスクレコーダはWebサーバーにインターネットを介
して直接接続されるが、そのインターネットに接続され
るハードディスクレコーダは他のインターネットに接続
される機器からの攻撃の対象となることがある。
【0041】そのような、ネットを介して行われる例え
ばハッカー達からの攻撃に対し、プロバイダなどが設置
するWebサーバーの場合では十分な攻撃への対策が施
されており、例えばサーバーソフトウエアの定期的なパ
ッチ処理、及びセキュリティーホールつぶしなどによ
り、第3者からの攻撃対して回避されるようになってい
る。
【0042】しかし、一般家庭に設置されるハードディ
スクレコーダの場合ではそのようなセキュリティー対策
を十分に強化し、ハッカーなどからの攻撃に対して保護
される環境を構築しておくことは経済的にも現実的でな
く、家庭用にふさわしいセキュリティシステムの構築が
必要となる。次にその録画予約に係るセキュリティの確
保について述べる。
【0043】上述の例では、ハードディスク50とイン
ターネット30の間にファイヤウォール51が挿入され
ているが、仮にそのファイヤウォール51が挿入されて
いない場合はインターネット側から家庭内の装置に接続
要求及び不法なパケットの送信がなされるなど、ハッカ
ーなどから様々な種類の攻撃を受ける危険性があるが、
ファイヤーウォールによりそのような第三者からの殆ど
の攻撃を防止することができる。
【0044】そのように、自宅のハードディスクレコー
ダにインターネットを介して接続される他の端末装置か
らのアクセスを許可する場合はセキュリティ上の問題が
生じるため、通常はルーターのIPマスカレード機能な
いしはファイヤウォールなどの装置、またはそれらの機
能を搭載する機器を用いてインターネットから直接アク
セスされないように保護する。
【0045】そのようにしてハードディスクレコーダへ
の他からの接続が保護される場合は、ハードディスクレ
コーダーが接続要求を開始した通信のみが可能であり、
端末装置から直接ハードディスクレコーダにアクセス接
続して遠隔操作を行うことはできなく、このようなアク
セスの制限は、一般に端末装置側から「ファイヤウォー
ルを越えられない」と言われている。
【0046】たとえファイヤーウォールを設置しない場
合であっても、そのハードディスクレコーダがグローバ
ルな固定IPアドレスを有していない場合には、そのハ
ードディスクレコーダーが現在使用しているIPアドレ
ス値に係る情報がない限り端末側からそのハードディス
クレコーダーへの接続ができない。そして、IPv4が
主流の現在では、固定IPアドレスは一般家庭ではあま
り利用されておらず、ほとんどの場合はプロバイダーか
らDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)
によって与えられる、固定でないIPアドレスが用いら
れている。さらに、プロバイダーから与えられるIPア
ドレスが1個である場合には、複数の機器を接続するた
めにルーターのIPマスカレード機能を使うことも多
く、その場合はファイヤーウォールと同じようにインタ
ーネット側から接続要求を行うことはできない。
【0047】そこで、128ビットのIPアドレスを扱
えるIPv6(Internet Protocolversion 6)が普及す
ればハードディスクレコーダがグローバルな固定IPア
ドレスを有することもできるが、上述のようにファイヤ
ウォールもしくはインターネット側からの直接の接続を
遮断する機能を有しない場合ではセキュリティを確保す
ることができなく好ましくないのは上述の通りである。
【0048】以上のようにして、セキュリティが確保さ
れ、且つ容易に端末装置で生成される録画予約情報をハ
ードディスクレコーダに伝送する通信手段としてインタ
ーネットを利用する方法について述べたが、そのインタ
ーネットは通信の基盤としての地位が確立されており、
今後も改良がなされながらより便利な通信手段として着
実に進化し、発展していくものと考えられる。
【0049】そして、その基盤が確立されつつあるイン
ターネットを用いることは、録画予約の遠隔操作にその
確立されつつあるインフラを用いることができると共
に、遠隔録画予約のために使用できる端末機器も多く存
在していることであり、それらの多く存在する端末機器
から容易に操作を行なうことが出来る番組予約システ
ム、及びそのシステムを用いるサービスの提供が容易に
なされることになる。
【0050】さらに、その端末装置は例えば勤務先にあ
るパソコン、移動中の携帯電話を用いて行なう例を中心
として述べたが、それらの端末装置がインターネット接
続機能を有しており、後述のプロトコルに対応している
ものであればいずれの端末装置を用いて録画予約のサー
ビスシステムを構築することができる。
【0051】但し、携帯電話を端末装置として用いる場
合では、携帯に係る機能が主とされて装置が作成されて
いるため、表示画面の大きさ及び操作性の機能が制限さ
れているため、パソコンによるような操作性は得られな
いが、そのような携帯電話を端末装置として用いる場合
であっても、録画予約サービス用サーバーに入力操作を
簡易化するためのインタフェースソフトを用いることな
どによリ、実用上問題のない操作レベルを解決した録画
予約サービスシステムの構築が可能とされるものであ
る。
【0052】その録画予約サービスに用いられるサーバ
ーは、録画予約に係るサービスを提供する任意の組織に
より運営されるものであり、その組織は、例えばハード
ディスクレコーダ等番組記録装置の製造者、販売者ある
いはその関連会社であってもよく、また電子番組表を提
供するサービス会社、ないしはCATVを運営する団体
等であっても良い。
【0053】そして、そのサービスの対象となるハード
ディスクレコーダはユーザの自宅に設置されるとして述
べたが、その設置場所は自宅に限ることはなくこの記録
装置が利用される任意のユーザの近くにあってもよく、
更にはユーザ宅まで光ケーブルなどの映像信号の配信線
路で結合されているCATV会社のフロアなどの任意の
場所であっても構わない。
【0054】以上、インターネットに結合されるハード
ディスクレコーダをインターネットに結合される端末機
より録画予約サーバーを介してハードディスクレコーダ
などの番組記録装置をアクセスすることによリ行なう遠
隔番組予約設定の方法について述べたが、次に例えばハ
ードディスクレコーダである番組記録装置の設置される
場所における機器の構成、及びその動作について述べ
る。
【0055】図2に、家庭内におけるインターネットへ
の機器の接続例を示す。同図において、家庭5a内に設
置される機器はハードディスクレコーダ50、スプリッ
タ52、電話機53、ADSL(Asynmetric Digital S
ubscriber Line)モデム54、ルータ55、パソコン5
6、及びノートパソコン57である。
【0056】このように構成される家庭内インターネッ
ト機器の動作は、まず電話線を介して供給される音声電
話の信号とディジタル変調されたADSL信号はスプリ
ッタ52により分離されて音声電話信号は電話機53に
供給されると共にADSL信号はADSLモデム54に
供給される。
【0057】そのADSLモデムはデジタル変調信号で
あるADSL信号の復号を行ないインターネットで伝送
されるデジタル情報信号が得られ、その得られたデジタ
ル情報信号はイーサネットケーブルを介してルータ55
に供給される。(イーサネット/ETHERNETは富
士ゼロックス株式会社所有の登録商標)
【0058】そのルータ55にはパソコン56、ノート
パソコン57、及びハードディスクレコーダ50が接続
されており、それらの接続されている機器はルータを介
してインターネットに時分割パケットとして伝送され、
インターネットへの情報の発信、及びインターネットか
らの情報の受信動作は自動切り換えによりなされてい
る。
【0059】ここではインターネット信号の発信及び受
信はADSLモデム54が用いられているが、ADSL
モデム54は通常の電話線を用いて、高速なデータレー
トによるインターネット信号の常時接続を可能にするも
のであり、そして複数の機器を同時にインターネットに
接続するため、ADSLモデムをルーターに接続し、パ
ソコンやハードディスクレコーダなどはルーターに接続
されるようになされている。
【0060】そして、ADSLモデムとルーターはイー
サネットケーブルにより結合されることが多いが、ルー
ターとパソコンとは無線LANにより結合されることも
あり、その結合がインターネット常時接続環境である限
りその接続形態は何であっても構わない。
【0061】また、インターネットの信号はADSLに
より供給される他、ISDN、56kモデム、光ファイ
バ、又はCATVを介して接続される場合のいずれであ
ってもよく、その接続に係るデータ転送速度も高速、あ
るいは低速のいずれであってもよい。
【0062】ただし、データ転送速度に関してはその速
度が速い方がより高度なアプリケーション手法を用いる
番組予約の方法を実現できるが、ISDNを用いる場合
の64Kbps程度の遅い接続でも十分実用になる遠隔
番組予約設定システムを実現できる。
【0063】そして、この遠隔操作による番組予約の設
定はダイヤルアップルータを用いて、必要に応じてイン
ターネットに接続する形態の場合においても実現できる
が、接続の都度料金が発生するような接続環境の場合で
は後述の理由により実用的であるとはいい難く、実施の
対象としない方が良い。
【0064】また、インターネット接続時に使用される
通信プロトコルは特に限定されるものでなく、またイン
ターネットで使用される通信プロトコルは常に少しずつ
改良がなされるものであり、その時代に用いられている
一般的な通信プロトコルを用いて遠隔録画予約のための
操作を行なうようにする。
【0065】上述の実施例では、広く普及されており、
また携帯電話のインターネット接続としても用いられて
いるHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を用い
るが、そのHTTPはインターネットのホームページ閲
覧用ブラウザに用いられており、HTML(Hyper Text
Markup Language)で記述された情報を文書ページとし
て表示することができる。
【0066】そして、携帯電話などではそのHTMLの
サブセットであるコンパクトHTMLなどが用いられて
おり、携帯電話ではそのコンパクトHTMLで記述され
た文書ページの閲覧ができる。このようにして、既に広
く普及され、成熟されているレベルの技術を用いて遠隔
番組予約などの操作を行なうようにする。
【0067】一方、番組予約の操作が、遠隔地からでは
なく、ハードディスクレコーダを直接操作して行なう番
組予約操作の場合には、録画予約の一覧表など録画予約
に関係する情報を表示器に一覧表示し、表示された内容
に基づいてリモコンキー、ないしはハードディスクレコ
ーダの前面ボタンが操作されて録画予約が行なわれる、
録画済み番組が再生される、ないしは録画済み番組の削
除が行なわれるが、それと同様な操作を遠隔操作により
行なうようにする。
【0068】次に、録画予約サービス用サーバーを介し
て行なわれる遠隔番組予約の操作について述べる。図3
に、その遠隔番組予約に係る通信の方法について示し、
その動作について述べる。
【0069】同図に示される録画予約サービス用サーバ
ー41中に設けられる録画情報ページ41は、結果書き
込み用フォーム部411、CGIプログラム部412、
現在の状態を示すページ部413a、同413b、操作
用フォーム部414a、同414b、CGIプログラム
部415、及びコマンドページ部416より構成され
る。
【0070】そのように構成される録画情報ページ41
では、ハードディスクレコーダ50より所定のフォーム
で伝送されるハードディスクレコーダの録画予約に係る
一覧表及び録画済み番組に係る一覧表などのレコーダ情
報を、その所定のフォームに従って解釈しつつ受信す
る。
【0071】受信されて得られるレコーダ情報はCGI
(Common Gateway Interface)プログラム部に供給さ
れ、そこではパソコン10に伝送するためのフォーマッ
ト、及び携帯電話20に伝送するためのそれぞれのフォ
ーマットに従って現在の状態を示すページ413a、及
び同413bに記述するデータが生成され、それらの生
成されたデータは現在の状態を示すページに記述され
る。
【0072】それらの現在の状態を示すページ413
a、及び413bに記憶されたデータはパソコン10な
いしは携帯電話20などの端末装置によりアクセスさ
れ、読み込みに適した方の現在の状態を示すページに記
述されたデータが選択されて読み出され、パソコン10
ないしは携帯電話20にダウンロードされ、ダウンロー
ドされたデータはそれらの表示部に表示される。
【0073】それらの端末装置のいづれかでは、その表
示されたデータを基に操作され、操作により生成された
操作用データは操作用フォーム414a、ないしは41
4bの適合する方の操作用フォーム部に伝送されて復号
され、復号されたデータはCGIプログラム部415に
供給されてハードディスク50が受信可能なフォームに
よるコマンド情報として生成され、生成された情報はコ
マンドページ部416に記述される。
【0074】そのコマンドページ416に記述されたコ
マンドデータは、所定の時間間隔で録画予約サービス用
サーバーとの間で通信路の確立されるハードディスクレ
コーダ50により読み出され、ハードディスクレコーダ
50では読み出されたデータに基づいて録画予約などの
予約設定動作、ないしは設定されている録画予約内容の
変更動作がなされる。
【0075】そして、そのハードディスクレコーダ50
ではそのようにしてなされた録画予約に係る更新された
録画予約設定情報及びハードディスクレコーダ50の状
態に係る情報は次の録画予約サービス用サーバーへの接
続時に再び結果書き込み用フォーム部411に伝送さ
れ、端末装置側でハードディスクレコーダ50になされ
た録画予約の設定状況の確認ができる。
【0076】このようにしてハードディスクレコーダ5
0は遠隔操作により録画予約設定などの動作がなされ
る。次に、そのハードディスクレコーダ50の構成と動
作について述べる。図4は、そのハードディスクレコー
ダの構成図である。
【0077】同図において、このハードディスクレコー
ダ50はTVチューナ501、A/D変換器502、M
PEG−2エンコーダ503、REC−FIFO50
4、ハードディスク記録再生器505、ハードディスク
506、書き込み読み出し制御器507、ネットワーク
インタフェース508、バッファメモリ511、MPE
G−2デコーダ512、OSD(On Screen Display)
513、D/A変換器514、マイコン516、一時記
憶メモリ517、及びリモコンインタフェース519よ
り構成される。
【0078】そしてTVチューナ501にはアンテナ
が、ネットワークインタフェースにはインターネット3
0が、D/A変換器514にはモニタTV58が接続さ
れ、またリモコンインタフェース519はリモコン59
から発射される変調された赤外光を受信するようになっ
ている。
【0079】次に、この様に構成されるハードディスク
レコーダ50の動作について述べる。まず、インターネ
ットに接続される録画予約サービス用サーバー40のコ
マンドページ416に記述される番組予約情報をネット
ワークインタフェース508により得、その得られた記
述情報はマイコン516に供給されて録画予約情報が生
成され、その録画予約情報は一時記憶メモリ517に一
時記憶される。
【0080】そして、その録画予約情報として記述され
る予約番組の放送開始時刻が近づいたときは、マイコン
516より受信すべきチャンネル情報はTVチューナ5
01に供給され、そのTVチューナ501では、アンテ
ナより入来する放送電波の内、供給された受信チャンネ
ル情報に基づく受信チャンネルの信号が選択され、受信
されて得られるビデオ信号はA/D変換器502に供給
され、デジタル信号に変換されてMPEG−2エンコー
ダ503に供給される。
【0081】そのMPEG−2エンコーダ503では、
供給された信号はISO/IEC(International Orga
nization for Standardization / International Elect
rotechnical Commission)で定められたMPEG−2
(moving picture experts group - 2)標準規格に従っ
て圧縮符号化され、その圧縮符号化のされた信号はRE
C−FIFO504に供給される。
【0082】そのREC−FIFO504では記録(re
cording)用信号のFIFO(firstin first out)動
作、即ち供給される信号を一時記憶し、入力された順に
その信号を出力する回路であり、その回路より供給され
た信号はハードディスク記録再生器505に供給され、
そのハードディスク記録再生器505では、供給された
信号はハードディスク506に記録される信号としてセ
クタサイズごとに分割され、その分割された信号は書き
込み読出し制御器507に動作制御されるハードディス
ク506に供給され、図示しない円盤状記録媒体に記録
される。
【0083】このようにして、チャンネル選択がなされ
て受信されたビデオ信号及び図示しない付随される音響
信号は圧縮符号化された映像信号、及び音響信号とさ
れ、それらの映像信号、及び音響信号はセクタサイズ毎
に分割されてハードディスク506に記録されるように
なされる。次にそのハードディスク506に記録された
信号の再生について述べる。
【0084】まず、視聴者によりリモコン59の再生ボ
タンが操作されたときは、その操作内容は変調された赤
外光線としてリモコンインタフェース519に伝送さ
れ、リモコンインタフェース519に伝送された操作内
容に係る信号はマイコン516に供給され、そのマイコ
ン516からは、操作内容に応じて生成された制御信号
が書き込み読み出し制御器507に供給され、その書き
込み読み出し制御器507に供給された制御信号に基づ
いてハードディスク506の再生個所が制御され、その
ハードディスク506からは指定された番組に係る録画
個所の信号が読み出され、読み出された信号はハードデ
ィスク記録再生器505に供給される。
【0085】そのハードディスク記録再生器505で
は、ハードディスク506より読み出された信号の増
幅、及び周波数応答特性などの補正が行われ、その特性
などの補正された信号はバッファメモリ511に供給さ
れ、そのバッファメモリ511では、供給される圧縮符
号化された映像信号は一時記憶され、一時記憶された信
号はMPEG−2デコーダ512からの要求に応じて読
み出されてそのMPEG−2デコーダ512に供給され
る。
【0086】そのMPEG−2デコーダ512では、供
給された圧縮符号化のなされた映像信号はMPEG−2
標準に基づいて復号化され、その復号化されて得られた
デジタルビデオ信号はOSD(On Screen Display)5
13を介してD/A変換器514に供給され、そこでデ
ジタルビデオ信号はアナログビデオ信号に変換されてモ
ニタTV58に供給されて、表示される。
【0087】そのOSD513では、必要に応じてモニ
タTV58に表示される映像信号に多重して表示すべき
表示信号が生成され、その生成された表示信号は直接モ
ニタTV58に表示される、ないしは復号化された映像
信号に多重された合成信号とされて表示されるためのデ
ジタル映像信号が生成され、その生成されたデジタル映
像信号はD/A変換器514に供給され、モニタTV5
8に供給されるアナログ映像信号が得られるようになさ
れている。
【0088】以上のようにして、セクタサイズ毎に分割
されて、高速にハードディスクに記録、及び再生を行う
ことのできるハードディスクレコーダでは、ハードディ
スク上の離れた位置に記録された番組も連続して再生す
ることができるため、例えば月〜金曜の定時に放送され
る連続番組と、所定の曜日にのみ放送される番組など希
望する複数の番組が続けて録画予約されて記録されたよ
うな場合であっても、その番組の再生は複数番組のうち
の希望する1種類の連続して放送された番組のみを連続
再生により視聴することができるものである。
【0089】従って、そのハードディスクレコーダ50
では外出先等で視聴が希望された多くの番組を、遠隔操
作により録画予約設定して記録しておき、帰宅後にハー
ドディスクのランダムアクセスの機能を生かして好みの
番組を好みの順に再生して、視聴出来るものであり、そ
の視聴も自由な再生速度で、場合によっては複数の記録
された番組をあたかも受信チャンネルを切り替えながら
視聴するようにするなど、自由な視聴形態を取れるもの
である。
【0090】その場合重要であることは、視聴が少しで
も希望される番組は全て記録することであり、遠隔操作
により録画予約設定を行うときはハードディスクレコー
ダ50における設定状態の確認ができる必要がある。そ
のため、例えばハードディスクレコーダ50の内部状態
に変更がなされるときは、その変更に係る情報を遠隔操
作用の端末装置に供給する。
【0091】その内部状態の変更に係り端末装置に供給
する動作には次がある。 1) 録画予約した時刻になり録画が開始されたとき。 2) 録画予約の実行が完了してその録画が終了したと
き。 3) 自宅でハードディスクレコーダがリモコンなどに
より操作されて、録画予約がなされた、録画予約が取り
消された、ないしは録画済みの番組が消去されたとき。
【0092】そして、このようなときのハードディスク
レコーダ50の動作に係る情報は、録画予約サーバー4
0を介して遠隔操作用の端末装置に供給する必要がある
が、その供給は録画予約サービス用サーバーを介して行
われ、上記の動作状態に係る情報は結果書き込み用フォ
ーム411に伝送され、CGIプログラムにより必要に
応じて記述言語の変換がされて、複数の現在の状態を示
すページにその情報は記述され、遠隔地における端末装
置に表示される。
【0093】そして、その動作状態の表示に係る記述用
ページ413a、及び413bとは別に、遠隔地におけ
る端末装置がハードディスクレコーダ50の録画予約に
係る操作情報を記述する、及び記述した操作情報を閲覧
することのできる操作情報記述用ページとして操作用フ
ォーム414a、及び414bが設けられている。
【0094】そのように、ハードディスクレコーダの動
作状態に係る情報を記述するページと、ハードディスク
レコーダ操作用の情報を記述したページを別々のページ
とする方が、記述情報の管理を個別に行なえるからであ
り、端末装置の操作を容易に行うことができるからでも
ある。
【0095】そして、録画予約サービス用サーバーで
は、ハードディスクレコーダの内部状態を示すページに
記載される情報内容が更新されたときは、そのレコーダ
動作の操作及び録画予約に係る入力操作が行なわれるた
めの、入力フォームを含む操作用情報記述用ページの再
生成が行なわれる。
【0096】遠隔地における端末装置は、その再生成さ
れた記述用ページを閲覧することによりハードディスク
レコーダの内部動作状態を認識でき、さらにこのページ
の表示内容を基に録画予約操作、録画予約の取り消し操
作、及び録画済み番組の消去などの記述入力による操作
が行なえる。
【0097】そして、端末装置の表示ページ上でなされ
た操作情報は録画予約サービス用サーバーに供給され、
そこではハードディスクレコーダにより実行されるコマ
ンド情報がコマンドページとしてサーバーにより記述さ
れ、その記述されたコマンドページはハードディスクレ
コーダにより読み出され、その読み出されて得られるコ
マンド情報を基にハードディスクレコーダではそのコマ
ンドの実行がなされる。
【0098】そして、そのコマンドを実行したハードデ
ィスクレコーダからは、実行されて更新される新しい内
部情報に係る上記「現在の状態を示すページ」を更新す
るための情報がサーバーに伝送され、そのサーバーでは
伝送された情報を基に端末装置に供給される内部情報表
示用ページが更新され、その更新された表示用ページが
パソコン、ないしは携帯電話などの端末装置に表示され
ることにより、それらの操作者によりハードディスクレ
コーダからの動作に係るフィードバック情報としての認
識がなされる。
【0099】また、そのハードディスクレコーダが装置
の内部状態を示すページを更新する動作は、装置の内部
状態に変化が生じた時にのみ行なわれればよく、装置の
内部状態に係る情報は定期的に伝送される必要はなく、
内部状態に変化が生じたときにのみ録画予約サービス用
サーバーがアクセスされて記述される内部情報の更新が
なされる。
【0100】そして、ハードディスクレコーダがインタ
ーネットに常時接続されているような接続環境であって
も、そのハードディスクレコーダと録画予約サービス用
サーバーが接続されたままの状態を継続することは、数
多くのユーザ毎のハードディスクレコーダに対して同様
のサービスを提供するプロバイダのサーバーにおける負
荷が重くなるので、一般的には必要な時にのみサーバー
に接続し、データ伝送処理が終了したときに接続を切断
するようにする。
【0101】サーバーはそのデータ伝送により、ハード
ディスクレコーダの内部状態を記述するページである結
果書き込み用フォーム411が書き替えられたときは、
パソコン、ないしは携帯電話が閲覧する現在の状態を示
すページ413a、及び413bを自動生成するが、そ
の閲覧のためのページはHTMLもしくは携帯電話用の
コンパクトHTMLにより記述される。
【0102】そしてパソコンなどHTMLで記述された
ページを閲覧できるブラウザが搭載されている端末装置
の場合ではHTMLにより記述されたページ413aを
閲覧し、携帯電話など画面サイズ及び操作性に制限があ
る端末装置により閲覧がなされる場合は、コンパクトH
TMLなどにより記述されたページ413bを閲覧す
る。
【0103】そのような複数種類の表示、操作機能等に
制限のある端末装置に対し、サーバー側ではそれらの全
ての端末装置による接続、及び操作を可能とするためサ
ーバー側では複数種類の画面サイズないしは操作性に係
る表示ページの情報を生成し、その生成された表示ペー
ジの内、端末装置に適するものが選択、使用され、いず
れのページからもハードディスクレコーダの操作を行な
うための操作コマンドを受信出来るようにする。
【0104】このような複数種類のページの自動生成は
サーバー側に搭載されるCGIプログラムを用いて容易
に実現可能であり、さらに携帯電話向けのページでキャ
リア(携帯電話会社)によって仕様が異なるような場合
であっても、キャリア別に異なる仕様のページを設ける
ようにして操作用画面の提供を行なう。
【0105】このようにして端末装置が閲覧するページ
は、サービス対象のハードディスクレコーダなど、複数
ユーザの録画装置ごとに複数存在しているが、それらの
ページには録画装置の所有者ないしは使用者以外など、
操作権限のない者からのアクセスを拒否する必要があ
る。
【0106】図5に、ユーザID及びパスワードを入力
するためのログイン画面を示す。同図に示すユーザID
(Identification)では端末装置が例えばパソコン及び
携帯電話などの端末装置が複数用いられるような場合に
はそれらの端末装置毎に異なるサービス対象のユーザの
ページを特定し、さらにパスワードを用いてユーザの認
証を行うようにする。
【0107】そして、端末装置からサーバーにアクセス
される場合には、その端末装置になりすまして不法なア
クセスを試みる不法端末装置からの接続を排除するた
め、サーバーはハードディスクレコーダを識別するID
番号とパスワードにより認証作業を行う。
【0108】そのパスワードにより認証がなされてログ
インされたときは表示及び操作を行なうためのトップメ
ニューが表示される。図6にそのトップメニューの表示
例を示す。
【0109】これらのログイン画面及びトップメニュー
は、HTMLにより作成され、ハードディスクレコーダ
に搭載されて実行されるのと共通であるHTMLブラウ
ザにより閲覧表示するようにしてもよい。
【0110】端末装置側では、このようにして表示され
たトップメニューから実行すべき機能を選択するが、そ
の機能として「予約一覧」を選択すると操作対象のハー
ドディスクレコーダに設定されている録画予約番組の一
覧ページが表示される。図7に、録画予約番組一覧ペー
ジの表示例を示す。
【0111】同図に示される一覧表示は、操作対象のハ
ードディスクレコーダにおける設定状態に係るものであ
るが、その設定状態に係る情報の画面はハードディスク
レコーダより供給される情報を基にサーバー側で自動生
成した画面、ないしはハードディスクレコーダが生成し
て供給されたデータをサーバー側で記憶しておいたもの
を用いる。
【0112】そして、この図に示す画面はグラフィカル
に生成された画像のように見えるが、このページ自体は
HTMLで記述されたテキストデータであり、それをイ
ンターネットブラウザが表示したものである。このよう
に、HTMLで記述されたテキストデータは、表現でき
るグラフィカルな内容に比べてサイズが小さくてすみ、
また数多くのブラウザで表示できるという特徴がある。
【0113】また、このような一覧表示画面を一度に表
示できないときはスクロール機能を用いて表示すること
になるが、そのスクロール機能は端末装置側の表示機能
により行われる。そして、ここでは日付、放送チャンネ
ル、開始時刻、終了時刻、録画モード、及び番組タイト
ル名が表示されている。
【0114】その録画モードでは標準録画モード(SP
=Standard Play)で記録するか、長時間録画モード
(EP=Extended Play)で記録するかの設定に係るも
のであり、また番組タイトル名はハードディスクレコー
ダが番組名情報を有していない場合は表示できないが、
そのような場合でも、サーバーが電子番組表を有してい
るときには、録画予約の内容に係る番組を電子番組表よ
り得て表示するようにしてもよい。
【0115】このようにして表示される録画予約一覧ペ
ージの目的の1つは現在の録画予約の状態を確認するこ
とであり、録画予約を希望する番組がすでに予約状態に
あるか否かを容易に知ることができる。
【0116】このような予約状態にある録画予約内容の
変更、ないしはその予約の削除は、対象とされる番組を
選択し、即ち予約されている番組の左端にマークが付さ
れているが、そのようなマークの付与などにより変更対
象とされる番組の選択が行われる。
【0117】その番組名が選択された状態で「修正」ボ
タンを押すと予約内容修正用画面が表示されて予約内容
の修正操作ができる。図8に、番組予約内容の修正画面
を例示する。同図に示される録画予約のために必要な情
報のうち、時刻情報など必要な設定内容を修正し、その
修正の終了後に実行ボタンを押し操作されて入力された
修正内容を有効とする。
【0118】このようにして番組予約内容の修正ができ
るが、前述の図7に示した番組予約内容の保留及び削除
も同様にして行なわれる。即ち、番組の削除は「削除」
ボタンを押すことにより選択されている番組の予約取り
消しができ、また「保留」ボタンを押すことにより毎週
同じ曜日に録画を行っていた番組に関し、今回は番組予
約による記録を行わないものとしての設定ができる。
【0119】そして、例えば録画予約を希望する番組の
記録時刻が毎週予約を行なって記録する番組と重複する
場合で、毎週予約よりも今回予約する番組の方の記録を
優先させるようなときは、予約を保留に設定することに
よリ今回予約する番組の記録が出来、その操作は予約を
削除する操作ではないので、その次の週からは再度毎週
予約の設定ができる。
【0120】仮に、この保留の設定ができなく、毎週予
約を削除して前記予約の重複を回避した場合には、後日
に毎週予約の内容を設定し直すことが必要となるなど煩
雑である。また、毎週予約のように毎週繰り返して録画
する予約でないものを選んで保留ボタンを押した場合に
はエラーとして処理される。
【0121】その様な、ハードディスクレコーダに問い
合わせて判断を行なう必要のない操作に対する明らかな
エラーに対する処理はサーバー側で行なうが、ハードデ
ィスクレコーダにコマンドの伝送が必要である保留ない
しは削除に係る操作は、その操作内容をハードディスク
レコーダに実行させるためのコマンドを前述のCGIプ
ログラム415により生成し、その生成されたコマンド
をコマンドページ416に記述する。
【0122】録画予約サービス用サーバー40がコマン
ドページ416に生成したコマンドを記述すると、ハー
ドディスクレコーダはそのコマンドページの更新を、次
回サーバーに接続した時に検知してそのページの内容を
読み込み、コマンドの実行を試みるが、そのコマンドの
内容が実行できないコマンドであるときにはエラーと
し、そのエラーの内容をサーバー側に伝送するようにす
る。
【0123】このようにして、この録画予約番組一覧ペ
ージを基にそれぞれの番組に対する修正、保留、削除の
設定ができるが、さらに端末装置によるハードディスク
レコーダ(以下単にレコーダと略記することもある)の
番組予約情報の更新、及びレコーダの動作制御について
述べる。
【0124】その動作制御は、レコーダの録画予約情報
を含む動作情報を得、その得られた動作情報を基にレコ
ーダの録画予約情報の追加、変更、時刻情報の更新、及
び記録動作中であるときはその動作の停止、過去に記録
した番組の消去などのコマンド操作が行なわれる。
【0125】従って、端末装置側ではレコーダの動作情
報、及びコマンド操作に係る実行結果情報はサーバーを
介してHTMLにより記述される文書ページの情報とし
て端末装置のブラウザに供給されて表示がなされるが、
それらの動作情報及び実行結果情報は端末装置のメモリ
に蓄積される情報を瞬時に切り換えて表示できる方が操
作性上好ましく、その様な表示機能は、例えばインター
ネットWebの検索エンジンを使用するときに、キーワ
ードを入力して検索ボタンを押すと、新しいページが設
けられて、そのページに検索結果が表示されるが、それ
と同じ表示機能を使用するようにする。
【0126】即ち、そのときの検索キーワードはCGI
(common gateway interface)を介してサーバー上のプ
ログラムに供給されるが、そこではCGI処理されてH
TML言語により記述されるページ文書として生成され
た情報が得られる。
【0127】前述の図3に示した例では、CGIプログ
ラムによりレコーダを制御するためのコマンドを記述す
るコマンドページ情報を生成し、その生成されたコマン
ドページ情報がレコーダに読み込まれ、レコーダ側では
その読み込んだコマンドページ情報を基にそのコマンド
を実行し、実行した結果の情報をレコーダよりサーバの
結果書込み用フォームに伝送する。
【0128】その結果書き込み用フォームに書込まれた
実行結果の情報はCGIプログラムにより端末装置側で
表示できるHTMLページとして、又はレコーダ側の実
行結果を例えば文字列による情報として得、その文字列
による情報をCGIプログラムにより端末装置側で見や
すいHTMLページ情報として現在の状態を示すための
データを生成してもよい。
【0129】このようにして、レコーダないしは端末装
置とサーバーとの間のデータ伝送はHTTPプロトコル
を基にして生成されるデータを用いて行なうことによ
り、端末装置としては、従来から広く普及されているW
ebブラウザーを備えた端末を用いて上記の動作を行う
ことができる。
【0130】そして、録画予約サービス用サーバーは既
存のWebサーバーを用い、そのWebサーバーにレコ
ーダ側と端末装置側とでデータを交換するためのCGI
プログラム、及び録画予約、予約一覧、録画内容一覧な
どの表示を行なうためのWebページ作成ソフトを付加
することによリ前述の動作を行なうことが出来るなど、
既存の整備されているインターネットのインフラを用い
てレコーダの遠隔録画予約システムを構築することがで
きるなど、利点が大きい。
【0131】以上、インターネットのインフラを用いて
構築するハードディスクレコーダの遠隔録画予約システ
ムについて述べたが、次にそのシステムとインターネッ
トとの接続について述べる。
【0132】そのインターネットは全世界のコンピュー
タが接続されているネットワークであり、そのネットワ
ークとレコーダとの接続はレコーダがインターネットに
常時接続している場合であっても、レコーダはサーバー
に常時接続されてはいない。
【0133】そして、レコーダがサーバーに常時接続さ
れる場合では、仮にこの接続サービスの利用者が10万
人いるときは、そのサーバーは常時10万台のレコーダ
に同時接続された状態となるので、サーバー側での負担
が大きくなり、好ましくない。
【0134】また、レコーダ側との間にはファイヤウォ
ールなどのセキュリティを確保する機能が用いられて接
続されるので、インターネット側からの直接接続はでき
なく、従ってサーバー側で必要とされるタイミングでレ
コーダとの間の接続を確立することはできない。
【0135】そこで、レコーダは定期的にサーバーに接
続し、コマンドページ416に記載されるコマンド情報
の更新の有無を調べるようにし、コマンドページの記述
内容が更新された時にのみ、そのページの記述内容を読
み込むようにすると、コマンドページの記述内容が更新
されていないときの接続時間は数10〜数100ミリ秒
程度でよいため、サーバー側に対して与える負担は少な
い。
【0136】そして、その更新の有無を調べる時間間隔
は短ければ短いほど、端末装置から見たレコーダの反応
がよく、例えば「予約一覧」ボタンを押してから予約一
覧が表示されるまでの時間は短くできるが、反対にその
時間間隔が短いことにより、特にサーバーの処理の負担
が増えてしまい好ましくないことになる。
【0137】そこで、レコーダからサーバへのアクセス
を次の手順により行なう。 1) 通常は1分間に1回、サーバーのユーザーログイ
ンに係る情報の記述されるページの更新をチェックす
る。 2) ユーザーがログイン中であるとされるときはコマ
ンドページの更新の有無を10秒に1回チェックする。
【0138】3) 仮に、現在サーバーに接続している
ユーザー数が少ないときは、レコーダはサーバーに連続
して接続し、サーバー側から伝送されるコマンドページ
の更新通知を待つ。 4) ログインしたままコマンドページの更新が所定時
間なされない場合はタイムアウトとし、ログインページ
の状態をログオフにしてレコーダとの接続を切断し、ユ
ーザーが「実行」を選択した時点で再度ログイン状態に
戻す。 5) 端末装置がログオフしたときはログイン状態を記
述されるページをログオフ状態とすることによりに、レ
コーダは上記1)の通常状態に戻る。
【0139】このような方法による場合は、端末装置が
サーバーに対してログイン状態にあるときは、そのサー
バーとレコーダとは連続して、又は短い時間間隔で接続
されてデータの伝送が行われるため、端末装置側では必
要なレコーダ側の情報を短時間で得ることができ、端末
装置の操作性が改善される。
【0140】そして、実際には同時にログインするユー
ザー数はそれほど多くなく、サーバーのデータ処理に係
る負担の増加も少ないと考えられるため、そのような同
時にログインしているユーザー数が少ないときは、レコ
ーダはサーバーに連続して接続し、例えば10秒毎に接
続されて更新の有無がチェックされるよりも応答速度が
早く、サーバーが介在されることにより生じる遅延時間
を最小とした録画予約の更新処理を行なうようにする。
【0141】このように、同時にログインするユーザー
数が少ない場合の更新処理は応答時間を短くできるた
め、その場合の操作は自宅のレコーダを直接操作してい
るように感じられる。そして、サーバーへの接続を毎回
ログイン操作と共に行なうような場合では、そのログイ
ンには平均30秒、最大で1分程度の待ち時間が生じる
ため端末側での操作に対するレコーダ側からの応答には
所定の応答時間が生じてしまう。
【0142】しかし、レコーダとサーバーが連続して接
続されている場合では、例えばレコーダ側に蓄積される
録画予約一覧を読み出して端末側で表示するなどの動作
はほぼ待ち時間なしででき、更に録画予約のフォーム入
力操作も同様に待ち時間なしで開始できるので実質的な
操作上の問題はない。
【0143】また、同時にログインしているユーザー数
が多い場合では「現在サーバーが混み合っているので遠
隔操作の実行に時間がかかります。ご了承ください。」
などを端末装置に表示し、端末を操作するユーザに知ら
せる。この操作待ち時間に係る表示は、サーバー側で行
なうサーバーへのログイン時に実行するユーザー認証用
CGIプログラムにより、サーバーのログインユーザー
数を計数し、計数されたユーザ数を基にHTMLで記述
した表示用ページを作成することにより容易に実行でき
る。
【0144】以上、端末装置側より録画予約サービス用
サーバーを介してハードディスクレコーダに一時記憶さ
れる録画予約一覧画面を読み出し、その読み出された録
画予約に対する修正等を行ない、その修正された録画予
約情報をサーバーを介してレコーダ側に伝送することに
よリレコーダにおける録画予約の更新を行う方法につい
て述べた。
【0145】次に、同様の方法で行なう録画予約につい
て述べる。その録画予約は、端末装置側において表示さ
れる前述の図6に示したトップメニュー画面の「録画予
約」を選択することにより行なう。図9に、録画予約画
面の表示例を示す。
【0146】同図に示す録画予約設定用の画面表示は、
インターネットに接続される端末装置などで用いられ
る、一般的なWeb上の入力フォームと同様な手法が用
いられて作成されている。即ち、同画面表示の必要な項
目に所定の入力操作を行ない、「実行」ボタンを選択す
ることにより、コマンドページが生成されるようになっ
ている。
【0147】その「実行」が選択された時に、サーバー
側では、レコーダ側から得られている現在の録画予約一
覧の情報と比較することによリ、例えば他の番組の記録
時刻と予約しようとする番組の記録時刻に重なりがある
ような場合はエラーメッセージを表示するようにしても
よい。
【0148】このような録画時間の重なりに係るエラー
はサーバー側に搭載されるCGIプログラムによりチェ
ックを行なえるが、このようなエラーチェックをサーバ
ー側ではなくレコーダ側で行う場合であっても、サーバ
ーにレコーダが連続して接続されるような場合では、サ
ーバー側でコマンドページを生成し、そのコマンドペー
ジをレコーダ側で読み出し、レコーダからコマンドペー
ジの実行結果をサーバーに伝送する等の時間を十分小さ
くできるので、そのような場合はエラーチェックをレコ
ーダ側で行ない、実用上問題はない。
【0149】そして、レコーダ側より録画予約設定情報
の他にハードディスクの空き領域に係る情報などが予め
サーバー側に供給されるとき、サーバー側では、設定さ
れたビットレートにより記録を行うときのハードディス
クにおける記録領域をチェックし、その記録領域が不足
するとされるときはその情報を直接端末側に知らせるよ
うにする。
【0150】そのようにして、サーバー側にレコーダに
係る十分な情報が与えられているときには、サーバーは
例えば録画予約に係るコマンドをレコーダに供給する前
に、レコーダに係る情報を端末装置を操作するユーザー
に知らせることができる。このようにして、例えば端末
装置側では、現在選択されているビットレートによる録
画モードで録画できる総時間情報の表示がなされていれ
ば録画予約の設定操作に際し便利である。
【0151】そして、その録画予約の設定操作を、端末
装置より上記の録画予約画面を用いて行うとき、その番
組名に係る入力がGコードにより行われる場合は、サー
バー側でそのGコード情報をデコードして得られる放送
日、放送チャンネル、開始時刻、及び終了時刻などの情
報を録画予約画面のフォームに入力する。またそれらの
入力された情報はユーザの操作により修正可能とされて
いる。
【0152】このようにして、Gコード情報がユーザの
近くにあるときは、録画予約に係る情報を容易に入力で
き、また必要に応じて終了時刻などの修正も容易であ
る。そして、サーバー側にGコードのデコード機能がな
い場合には、そのGコード情報はレコーダ側により取得
され、レコーダ側では取得してデコードした番組の放送
に係る情報をサーバー側に伝送し、サーバー側では伝送
されて得られたそれらの情報を録画予約画面のフォーム
に入力するようにしてもよい。
【0153】そして、サーバー側で電子番組表の情報を
有しているときは、その電子番組表の情報を端末側に伝
送し、端末側ではその電子番組表の所望の番組をクリッ
クすることにより、そのクリックされた番組に係る情報
を録画予約フォームに供給するようにしてもよく、また
既に録画予約済みである番組の電子番組表上での表示
は、表示色を変えるなどにより更に好適な電子番組表と
して表示することができる。
【0154】それと同様な方法を用いてデコーダの録画
済み番組の一覧を表示し、保存の不要な番組を削除して
ハードディスクの録画容量を増やすこともできる。即
ち、前述の図6に示したトップメニューから「録画内容
一覧」を選択してハードディスクに記録されている番組
を表示し、その一覧により消去すべき番組を選択して消
去する。
【0155】図10に、ハードディスクに記録されてい
る番組内容一覧の表示例を示す。同表示において、番組
名、録画日、記録開始〜終了時刻、放送チャンネル、録
画モード、及び録画が毎週連続的になされているか否か
の情報が表示されているが、その一覧より消去すべき番
組、ないしは消去する複数の番組を選択して「削除」ボ
タンを操作することによりそれらの選択された番組の削
除が実行される。
【0156】そしてこの例では、録画済み番組の一覧を
番組タイトル名及びそれに係る文字情報により表示して
いるが、その番組の代表的なシーンを取り込んだサムネ
イル画像を表示できると削除すべき番組を選択する上で
好ましい。そのサムネイル画面はJPEG(Joint Phot
ographic Coding Experts Group)により規定される方
式に従って圧縮符号化された信号である場合は、HTM
Lブラウザにより表示できるファイル形式で作成し、そ
れを現在の状態を示すページ413aないしは413b
とリンクしたところに書き込むようにして実現できる。
【0157】また、インターネットが動画を配信できる
ような伝送レートの高いネットワークで構成されるとき
には、録画済み番組の内容を遠隔操作により端末装置で
再生することも可能ではあるが、そのようなネットワー
クシステムの実現には更に時間が必要である。
【0158】しかし、ここで述べた実施例による場合で
は、簡単なコマンドを用いて端末装置よりレコーダの遠
隔操作を行うことができるため、例えば現在録画予約を
実行中の第1の番組があり、それと重なる時間帯で放送
される第2の番組を録画予約したい場合があるときの番
組予約、ないしは番組記録のための操作が可能となる。
【0159】それは、第1の番組の録画を継続しながら
第2の番組の録画予約を行おうとすると、その操作は録
画時間の重なりのためにエラーとされ、第2の番組の予
約操作は拒否される。そこで、現在録画中の第1の番組
録画を中止することにより第2の番組の録画予約を可能
にする。
【0160】その操作の手順は、端末装置に現在レコー
ダが録画予約を実行中であることを、例えば予約一覧の
番組名のうち録画予約を実行中の番組名に対して予約実
行中の表示を行うことにより、その予約実行中の第1の
番組が選択されて、「録画の中止」の操作が行われるこ
とにより、選択された第1の番組の録画を中止する。
【0161】即ち、サーバーは実行中の第1の番組の録
画を中止するコマンドを記述したページを生成して記憶
領域に一時記憶し、レコーダはその一時記憶されたコマ
ンドページの記述内容を読み出し、その読み出して得ら
れたコマンドを実行する。その実行により第2の番組の
録画予約操作が出来るようになる。
【0162】以上述べたように、この実施例に示した遠
隔操作が可能である録画予約装置によれば、遠隔地にあ
る端末装置による番組予約記録に係る操作を、あたかも
録画予約装置の設置される自宅において、直接その録画
予約装置をリモコンなどを用いて操作するような短い応
答時間により、例えば現在の録画予約一覧を表示し、録
画時間帯が重複する予約の設定は他方の重複した時間帯
における予約を取り消してから目的の番組記録を予約す
る、更に録画装置の番組記録領域の残り容量が不足して
いるときなどには録画済み番組の一覧を表示すると共
に、不要な番組を消去するなどの操作ができるように
し、またそれらの機能を有する録画予約操作機能を実現
するに際し、充実されつつあるインターネット通信網を
用いて通信を行ない、かつ遠隔操作される録画装置を直
接ではなく、録画予約サービス用サーバーを介して間接
的に操作を行なうことによりセキュリティに係る課題を
も解決した、操作性の優れた録画予約の設定方法を搭載
する録画予約装置の構成を実現できるものである。
【0163】また、上述の実施例ではファイヤウォール
31がインターネット30とレコーダ50の間に挿入さ
れているが、そのようなセキュリティ確保のためにはル
ーターのIPマスカレード機能が動作するようなネット
ワーク環境においても、また家庭内に設置される録画予
約装置がグローバルな固定IPアドレスを有していない
ような場合であっても、直接通信して遠隔操作するのと
同様な操作性及び実用性を備えた録画予約の遠隔操作機
能を実現する手段の提供が可能である。
【0164】さらにまた、この実施例で述べた録画予約
に係るサービスは、Web上の電子番組表のデータを
得、その得られた電子番組表のデータをも用いることに
より、勤務先、ないしは外出先などの遠隔地に設置され
る端末装置により、簡易な操作で番組録画予約の行なえ
る録画予約の設定方法を搭載した録画予約装置の構成を
実現できるものである。
【0165】そして、インターネットに接続されて録画
予約サービスを行なうためのサーバーは、録画予約装置
のユーザと契約を行うなどにより所定の使用料を支払っ
て利用するなどの会員サービスのビジネスモデルを形成
することができるものであるが、例えばそのときの使用
料はサービス側から供給する電子番組表に広告を表示す
ることでユーザは無料で会員になれるなどのビジネスモ
デルも可能であり、電子番組表配信と組合わせることに
よリ応用の範囲が広がる。
【0166】また、その録画予約サービスを行なうサー
バーは、プロキシサーバーを経由しないとインターネッ
トにアクセスできないようなネットワーク環境の場合で
あっても、HTTPプロトコルにより記述されたデータ
の場合は利用できることが多く、HTTPを用いること
によリWebサーバーを介して遠隔操作を行うことは、
より広いネットワーク環境で動作させることが可能とな
り、この録画予約サービスを利用できる通信環境を大き
くできるなど好ましい。
【0167】その通信環境で、HTTPプロトコル以外
の独自のプロトコルを用いることによリ同様の遠隔録画
予約システムを構築することは技術的には可能である
が、そのような場合には録画予約のためのコマンド、な
いしは録画予約装置の設定内容に係る情報はそのプロキ
シーサーバーを介して伝送することが拒否される場合が
あり、サーバー上で特殊なサービスを提供するためのソ
フトを生成して供給する必要が生じる。
【0168】この実施例で示した録画予約の設定は、録
画予約サービス用のサーバーではWebサーバーソフト
及び専用のCGIプログラムによりページ記述データを
生成し、その記述データを記憶する簡単なHTMLペー
ジにより操作性の優れた録画予約の設定方法を搭載する
録画予約装置の構成を実現できるものである。
【0169】そして、そのHTMLページにより記述さ
れるコマンドページには、端末装置により生成されたコ
マンドが記述され、その記述されたコマンドは録画装置
により読み込まれて、そのコマンドに従った動作がなさ
れるが、そのときのコマンドページに書込まれるコマン
ドは動作コマンドであったり、ないしは単なる予約情報
であったりする。いずれにしろ、読み込まれたコマンド
ページの内容に、録画装置が有する情報と異なる情報が
含まれているとき、その録画装置はその異なる情報に対
応した動作を行なうようにする。
【0170】このようにして構成される録画予約装置
の、番組信号を記録する記録媒体はハードディスクを中
心として述べたが、記録媒体は高速アクセスが可能な媒
体、例えば光磁気ディスク、RAM形、又はRW形のD
VD、そして半導体メモリ形記録媒体等の他の記録媒体
を用いて構成することができるが、そのような場合で記
録時間を十分に確保できないようなときはそれらの記録
媒体を複数用いて番組を記録することによリ解決でき
る。
【0171】そして、従来のVTRを用いる場合には、
複数種類の番組が記録されたビデオテープより希望する
種類の番組のみをアクセスして再生するときに多少のア
クセス時間が必要とされるが、同様の動作を行う録画シ
ステムを構成することは可能である。
【0172】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、通信ネッ
トワークに接続される端末装置側で、放送番組の録画予
約に係リ設定されている予約情報を番組記録装置側より
通信ネットワークを介して取得し、端末装置側ではその
取得された予約情報を基に更新された更新予約情報を生
成して番組記録装置側に伝送し、且つ番組記録装置側で
は伝送される更新予約情報に基づいて録画予約の設定を
行う録画予約の設定を行なうに際し、番組記録装置側よ
り予約情報を通信ネットワークに接続されるサーバー側
に伝送し、予約情報をサーバーに設けられる記憶領域に
一時記憶し、また端末装置側では、サーバーの記憶領域
に一時記憶された予約情報を取得し、その取得した予約
情報を基に更新された更新予約情報を生成すると共に、
その生成された更新予約情報を記憶領域に伝送して一時
記憶し、さらに番組記録装置側により、記憶領域に一時
記憶された更新予約情報を取得して番組記録装置側にお
ける番組の録画予約を設定するようにしているため、遠
隔地にある端末装置による番組予約記録の操作を、あた
かも録画予約装置の設置される自宅において、直接その
録画予約装置をリモコンなどを用いて操作するような短
い応答時間により、且つ通信ネットワークに対してセキ
ュリティを確保しつつ行なう番組の録画予約の設定方法
を提供できる効果がある。
【0173】また、請求項2記載の発明によれば、特に
設定された録画予約に基づいて番組記録装置側で実行さ
れた動作の情報は、サーバー側に伝送されて記憶領域に
一時記憶されて、端末装置側により読み出されるように
しているため、請求項1の効果に加え、端末装置側で番
組記録装置側の動作の確認ができる番組の録画予約の設
定方法を提供できる効果がある。
【0174】また、請求項3記載の発明によれば、特に
更新予約情報の記憶領域への伝送は、正当なアクセス権
により確立された伝送路を介して行なうようにしている
ため、請求項1の効果に加え、セキュリティレベルの高
い番組の録画予約の設定方法を提供できる効果がある。
【0175】また、請求項4記載の発明によれば、録画
予約装置側から通信ネットワークを介して供給される、
放送番組の録画予約に係る予約情報を得て記憶領域に一
時記憶すると共に、端末装置側よりその一時記憶された
予約情報が読み出され、且つ端末装置側より予約情報に
係る内容の更新された更新予約情報が供給されるとき
は、その更新予約情報を記憶領域に一時記憶して、録画
予約装置側に伝送し、伝送された変更予約情報を基に更
新録画予約設定を行なうに際し、第1の記述言語により
伝送される予約情報を第2の記述言語により記述した変
換予約情報に変換して端末装置側に供給するようにして
いるため、記録装置と異なる記述言語を用い、遠隔地に
ある端末装置による番組予約記録の操作を、あたかも録
画予約装置の設置される自宅において、直接その録画予
約装置をリモコンなどを用いて操作するような短い応答
時間により、且つ通信ネットワークに対してセキュリテ
ィを確保しつつ行なう番組の録画予約の設定方法を提供
できる効果がある。
【0176】また、請求項5記載の発明によれば、予約
した放送番組の録画を行う録画装置側から、放送番組の
録画予約に係リ既に設定されている予約情報を通信ネッ
トワークに接続されるサーバー側に伝送して得られる予
約情報を記憶領域に一時記憶すると共に、その一時記憶
した予約情報が端末装置側に供給され、内容の更新され
た更新予約情報が生成されるときは、その更新予約情報
を基に更新された番組の録画予約を行なうに際し、録画
装置側により所定の時間間隔で記憶領域に一時記憶され
る予約情報をアクセスして読み出し、その読み出された
予約情報が、現在設定されている予約情報と異なるとき
は、その更新予約情報を基に録画予約を設定し、設定さ
れた録画予約に係る更新録画予約情報をサーバーに伝送
するようにしているため、遠隔地にある端末装置による
番組予約記録の操作を、あたかも録画予約装置の設置さ
れる自宅において、直接その録画予約装置をリモコンな
どを用いて操作するような短い応答時間により、その操
作に係る録画予約装置の動作を確認しながら行なうこと
を、通信ネットワークに対してセキュリティを確保しつ
つできる番組の録画予約の設定方法を提供できる効果が
ある。
【0177】また、請求項6記載の発明によれば、特に
記憶領域は複数の情報を記憶可能な複数の部分領域より
なっており、その記憶領域に記憶される、予約情報と更
新予約情報、ないしは予約情報に基づく動作結果である
動作情報と更新予約情報に基づく動作情報とは、それぞ
れを同一の部分領域に記憶する、ないしは異なる部分領
域に記憶するようにしているため、請求項1、2、又は
5の効果に加え、記憶領域に記憶される複数の情報によ
り、端末装置側ないしは番組記録装置側の動作はその時
点で必要とされる情報を得てより簡便な番組の録画予約
の設定方法を提供できる効果がある。
【0178】また、請求項7記載の発明によれば、予約
した放送番組の録画を行う録画装置側から、放送番組の
録画予約に係リ既に設定されている予約情報を通信ネッ
トワークに接続されるサーバー側に伝送して得られる予
約情報を記憶領域に一時記憶すると共に、その一時記憶
された予約情報がサーバー側と通信路が確立されている
端末装置側に供給され、内容の更新された更新予約情報
が生成されるときは、その更新予約情報を基に更新され
た番組の録画予約を行なうに際し、サーバー側と端末装
置側との間で通信ネットワークの伝送路が確立されると
きは、その伝送路の確立に係る情報を基に録画装置側よ
りサーバー側をアクセスする時間間隔を短い時間間隔
に、又は連続的に変更するようにしているため、遠隔地
にある端末装置による番組予約記録の操作を、あたかも
録画予約装置の設置される自宅において、直接その録画
予約装置をリモコンなどを用いて操作するような短い応
答時間により、その操作に係る録画予約装置の動作を確
認しながら行なうことを、通信ネットワークに対してセ
キュリティを確保しつつできる番組の録画予約の設定方
法を提供できる効果がある。
【0179】また、請求項8記載の発明によれば、記録
装置側から、録画予約に係る予約情報を通信ネットワー
クに接続されるサーバー側に伝送し、その伝送された予
約情報をサーバー側に設けられる記憶領域に一時記憶す
ると共に、その一時記憶された予約情報、又は記憶内容
が更新されたときはその更新された更新予約情報を取得
して番組の録画予約を設定するに際し、放送波を介して
伝送される、又は電子番組表提供者よりネットワークを
介して伝送される電子番組表情報を取得し、その電子番
組表情報に記録装置側で現在録画予約が設定されている
番組名を識別表示するようにしたため、遠隔地にある端
末装置による番組予約記録の操作を、現在録画予約が設
定されている番組名が識別表示される電子番組表を用い
ながら、あたかも録画予約装置の設置される自宅におい
て、直接その録画予約装置をリモコンなどを用いて操作
するような録画予約操作を、通信ネットワークに対して
セキュリティを確保しつつできる番組の録画予約の設定
方法を提供できる効果がある。
【0180】また、請求項9記載の発明によれば、特に
電子番組表情報の取得は記録装置側、またはサーバー側
のいずれか一方の側で行われ、更に予約電子番組表情報
の生成も記録装置側、またはサーバー側のいずれか一方
の側で行われるようにしているため、請求項8の効果に
加えさらに実現方法が容易である番組の録画予約の設定
方法を提供できる効果がある。
【0181】また、請求項10記載の発明によれば、放
送番組の録画予約に係る予約情報を通信ネットワークに
接続されるサーバーに伝送し、その伝送された予約情報
をサーバーに設けられる記憶領域に一時記憶すると共
に、その一時記憶された予約情報、又は記憶内容が更新
されたときはその更新された更新予約情報を取得して番
組の録画予約を設定するに際し、所定の時間間隔で記憶
領域に一時記憶される予約情報をネットワークインタフ
ェース手段によりアクセスして読み出し、その予約情報
が更新された予約情報のときに番組の録画予約を録画予
約設定手段により設定し、更にネットワークインタフェ
ース手段は更新された録画予約に係る情報をサーバーに
伝送するようにしているため、遠隔地にある端末装置に
よる番組予約記録の操作を、あたかも録画予約装置の設
置される自宅において、直接その録画予約装置をリモコ
ンなどを用いて操作するような短い応答時間により、通
信ネットワークに対してセキュリティを確保しつつ行な
う録画予約装置の構成を提供できる効果がある。
【0182】また、請求項11記載の発明によれば、放
送番組の録画予約に係る予約情報を通信ネットワークに
接続されるサーバーに伝送し、その伝送された予約情報
をサーバーに設けられる記憶領域に一時記憶すると共
に、その一時記憶した予約情報の記憶内容がサーバーに
接続される端末装置により更新された更新予約情報とし
て書き替えられたときは、更新予約情報を記憶領域より
取得して番組の録画予約を設定するに際し、サーバーに
端末装置が接続されていることを示す接続情報得られた
ときは、サーバーとの通信間隔を短い時間間隔、又は連
続して接続するようにしているため、遠隔地にある端末
装置による番組予約記録の操作を、あたかも録画予約装
置の設置される自宅において、直接その録画予約装置を
リモコンなどを用いて操作するような短い応答時間によ
り、その操作に係る録画予約装置の動作を確認しなが
ら、しかも通信ネットワークに対してセキュリティを確
保しつつできる番組の録画予約装置の構成を提供できる
効果がある。
【0183】また、請求項12記載の発明によれば、放
送番組の録画予約に係る予約情報を通信ネットワークに
接続されるサーバー側に伝送し、記憶領域に一時記憶す
ると共に、その予約情報、又は記憶内容が更新されたと
きに番組の録画予約を設定するに際し、放送波を介して
伝送される、又は電子番組表提供者よりネットワークを
介して伝送される電子番組表情報を取得し、その電子番
組表情報に現在録画予約されている番組名を識別表示し
た情報としてサーバーを介して端末装置に表示出来るよ
うにしているため、遠隔地にある端末装置による番組予
約記録の操作を、現在録画予約が設定されている番組名
が識別表示される電子番組表を用いながら、あたかも録
画予約装置の設置される自宅において、直接その録画予
約装置をリモコンなどを用いて操作するような録画予約
操作を、通信ネットワークに対してセキュリティを確保
しつつできる番組の録画予約装置の構成を提供できる効
果がある。
【0184】また、請求項13記載の発明によれば、録
画予約装置側から通信ネットワークを介して供給され
る、放送番組の録画予約に係る予約情報を得て記憶領域
に一時記憶すると共に、端末装置側よりその一時記憶さ
れた予約情報が読み出され、且つ端末装置側より予約情
報に係る内容の更新された更新予約情報が供給されると
きは、その更新予約情報を記憶領域に一時記憶して、録
画予約装置側に伝送し、伝送された変更予約情報を基に
更新録画予約設定を行なうに際し、第1の記述言語によ
り伝送される予約情報を第2の記述言語により記述した
変換予約情報に変換して端末装置側に供給するようにし
ているため、記録装置と異なる記述言語を用い、遠隔地
にある端末装置による番組予約記録の操作を、あたかも
録画予約装置の設置される自宅において、直接その録画
予約装置をリモコンなどを用いて操作するような短い応
答時間により、且つ通信ネットワークに対してセキュリ
ティを確保しつつ行なう番組録画予約のサービスモデル
を提供できる効果がある。
【0185】また、請求項14記載の発明によれば、録
画予約装置側から通信ネットワークを介して供給され
る、放送番組の録画予約に係る予約情報を得て記憶領域
に一時記憶すると共に、端末装置側よりその一時記憶さ
れた予約情報が読み出され、且つ端末装置側より予約情
報に係る内容の更新された更新予約情報が供給されると
きは、その更新予約情報を記憶領域に一時記憶して、録
画予約装置側に伝送し、伝送された変更予約情報を基に
更新録画予約設定を行なうに際し、第1の記述言語によ
り伝送される予約情報を第2の記述言語により記述した
変換予約情報に変換して、認証作業により伝送路の確立
されている端末装置側に供給するようにしているため、
記録装置と異なる記述言語を用い、遠隔地にある端末装
置による番組予約記録の操作を、あたかも録画予約装置
の設置される自宅において、直接その録画予約装置をリ
モコンなどを用いて操作するような短い応答時間によ
り、更に通信ネットワークに対して高いセキュリティレ
ベルを確保しつつ行なう番組録画予約のサービスモデル
を提供できる効果がある。
【0186】また、請求項15記載の発明によれば、記
録装置側から、録画予約に係る予約情報を通信ネットワ
ークに接続されるサーバー側に伝送し、その伝送された
予約情報をサーバー側に設けられる記憶領域に一時記憶
すると共に、その一時記憶された予約情報、又は記憶内
容が更新されたときはその更新された更新予約情報を取
得して番組の録画予約を設定するに際し、放送波を介し
て伝送される、又は電子番組表提供者よりネットワーク
を介して伝送される電子番組表情報を取得し、その電子
番組表情報に記録装置側で現在録画予約が設定されてい
る番組名を識別表示するようにしたため、遠隔地にある
端末装置による番組予約記録の操作を、現在録画予約が
設定されている番組名が識別表示される電子番組表を用
いながら、あたかも録画予約装置の設置される自宅にお
いて、直接その録画予約装置をリモコンなどを用いて操
作するような録画予約操作を、通信ネットワークに対し
てセキュリティを確保しつつできる番組の録画予約のサ
ービスモデルを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る録画予約サービスシステ
ムの概略構成を示した図である。
【図2】本発明の実施例に係る家庭内でのインターネッ
トの機器接続を示した図である。
【図3】本発明の実施例に係る遠隔番組予約システムに
係る通信の方法について示した図である。
【図4】本発明の実施例に係るハードディスクレコーダ
の概略構成を示した図である。
【図5】本発明の実施例に係るユーザID及びパスワー
ドを入力するためのログイン画面を示したものである。
【図6】本発明の実施例に係る端末装置に表示されるト
ップメニューを示したものである。
【図7】本発明の実施例に係る端末装置に表示される録
画予約番組一覧ページを示したものである。
【図8】本発明の実施例に係る端末装置に表示される番
組予約内容の修正画面を示したものである。
【図9】本発明の実施例に係る端末装置に表示される録
画予約画面を示したものである。
【図10】本発明の実施例に係る端末装置に表示される
記録番組内容一覧を示したものである。
【符号の説明】
1 勤務先 2 外出先 4 プロバイダ 5 自宅 5a 家庭 10 パソコン 20 携帯電話 30 インターネット 40 サーバー 41 録画情報ページ 50 ハードディスクレコーダ 51 ファイヤウォール 52 スプリッタ 53 電話機 54 ADSLモデム 55 ルータ 56 パソコン 57 ノートパソコン 58 モニタTV 59 リモコン 411 結果書き込み用フォーム部 412 CGIプログラム部 413a、413b 現在の状態を示すページ部 414a、414b 操作用フォーム部 415 CGIプログラム部 416 コマンドページ部 501 TVチューナ 502 A/D変換器 503 MPEG−2エンコーダ 504 REC−FIFO 505 ハードディスク記録再生器 506 ハードディスク 507 書き込み読み出し制御器 508 ネットワークインタフェース 511 バッファメモリ 512 MPEG−2デコーダ 513 OSD 514 D/A変換器 516 マイコン 517 一時記憶メモリ 519 リモコンインタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311B 321 321E

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信ネットワークに接続される端末装置側
    で、放送番組の録画予約に係リ設定される予約情報を番
    組記録装置側より前記通信ネットワークを介して取得
    し、前記端末装置側ではその取得された予約情報を基に
    更新された更新予約情報を生成して前記番組記録装置側
    に伝送し、且つ前記番組記録装置側では前記伝送された
    更新予約情報に基づいて録画予約の設定を行う録画予約
    の設定方法であって、 前記番組記録装置側より前記予約情報を、前記通信ネッ
    トワークに接続されるサーバー側に伝送し、前記サーバ
    ー側では伝送された前記予約情報を複数の情報が記憶可
    能である記憶領域に一時記憶する第1のステップと、 前記端末装置側では、前記サーバー側の記憶領域に一時
    記憶された前記予約情報を取得し、その取得した予約情
    報を基に更新された更新予約情報を生成すると共に、そ
    の生成された更新予約情報を前記記憶領域に伝送して一
    時記憶する第2のステップと、 前記番組記録装置側により、前記記憶領域に一時記憶さ
    れた前記更新予約情報をサーバー側より取得する第3の
    ステップと、 その第3のステップにより取得された更新予約情報を基
    に、前記番組記録装置側で前記録画予約の設定を行なう
    第4のステップと、 を少なくとも有することを特徴とする録画予約の設定方
    法。
  2. 【請求項2】前記第4のステップにおいて設定された録
    画予約に基づき、前記番組記録装置側で実行された動作
    に係る動作情報は、前記サーバー側に伝送されて前記記
    憶領域に一時記憶されると共に、その一時記憶された動
    作情報は端末装置側より読み出されて前記更新予約情報
    に基づく前記番組記録装置側での動作の確認がなされる
    ことを特徴とする請求項1記載の録画予約の設定方法。
  3. 【請求項3】前記第2のステップにおける前記更新予約
    情報の前記記憶領域への伝送は、正当なアクセス権によ
    り確立された伝送路を介して行なう伝送であることを特
    徴とする請求項1記載の録画予約の設定方法。
  4. 【請求項4】録画予約装置側より通信ネットワークを介
    して供給される、放送番組の録画予約に係る予約情報を
    得て記憶領域に一時記憶すると共に、前記通信ネットワ
    ークに接続される端末装置側よりその一時記憶された前
    記予約情報が読み出され、且つ前記端末装置側より前記
    予約情報に係り内容の更新された更新予約情報が生成さ
    れて供給されるときは、その供給された更新予約情報を
    得て前記記憶領域に一時記憶し、その一時記憶された更
    新予約情報は前記録画予約装置側に伝送され、前記録画
    予約装置側では伝送された前記変更予約情報を基に記録
    番組の更新録画予約設定がなされる録画予約の設定方法
    であって、 前記録画装置側から第1の記述言語により記述されて供
    給される予約情報を得る第1のステップと、 前記予約情報を端末装置側に供給するための第2の記述
    言語により記述される変換予約情報に変換して前記記憶
    領域に記憶する第2のステップと、 前記端末装置側からの要求に応じて前記変換予約情報を
    前記端末装置側に供給する第3のステップと、 を少なくとも有してなることを特徴とする録画予約の設
    定方法。
  5. 【請求項5】予約した放送番組の録画を行う録画装置側
    から、放送番組の録画予約に係リ既に設定されている予
    約情報を通信ネットワークに接続されるサーバー側に伝
    送し、前記サーバー側では伝送されて得られる前記予約
    情報を、複数の情報を一時記憶する記憶領域に一時記憶
    すると共に、その一時記憶した前記予約情報が端末装置
    側に供給され、前記端末装置側より前記予約情報に係
    り、内容の更新された更新予約情報が供給されるとき
    は、その更新予約情報を取得し、その取得した更新予約
    情報を基に更新された番組の録画予約を設定する録画予
    約の設定方法であって、 前記端末装置側により前記予約情報の内容が変更された
    ときは、その変更された予約情報を前記更新予約情報と
    して前記記憶領域に一時記憶する第1のステップと、 前記録画装置側より、所定の時間間隔で前記記憶領域に
    一時記憶される前記予約情報又は前記更新予約情報をア
    クセスして読み出す第2のステップと、 その第2のステップで読み出された情報が、現在録画装
    置に設定されている前記録画予約に係る予約情報と異な
    る前記更新予約情報として得られるときは、その得られ
    た更新予約情報を基に更新された番組の録画予約を設定
    する第3のステップと、 その第3のステップで設定されて得られた最新の録画予
    約情報を、前記予約情報として前記サーバー側に伝送
    し、その伝送された前記予約情報を前記記憶領域に記憶
    する第4のステップと、 を少なくとも有することを特徴とする録画予約の設定方
    法。
  6. 【請求項6】前記記憶領域は複数の情報を記憶可能な複
    数の部分領域よりなり、前記記憶領域に記憶される、前
    記予約情報と前記更新予約情報、又は前記予約情報に基
    づく動作情報と前記更新予約情報に基づく動作情報と
    は、それぞれを同一の部分領域に記憶する、又は異なる
    部分領域に記憶することを特徴とする請求項1、2、又
    は5記載の録画予約の設定方法。
  7. 【請求項7】予約した放送番組の録画を行う録画装置側
    から、放送番組の録画予約に係リ既に設定されている予
    約情報を通信ネットワークに接続されるサーバー側に伝
    送し、前記サーバー側では伝送されて得られる前記予約
    情報を、複数の情報を一時記憶する記憶領域に一時記憶
    すると共に、その一時記憶した前記予約情報が端末装置
    側に供給され、前記端末装置側より前記予約情報に係
    り、内容の更新された更新予約情報が供給されるとき
    は、録画装置側でその更新予約情報を取得し、その取得
    した更新予約情報を基に更新された番組の録画予約を設
    定する録画予約の設定方法であって、 前記サーバー側と前記端末装置側との間で通信ネットワ
    ークの伝送路を確立し、その伝送路の確立に係る伝送路
    確立情報を前記記憶領域に記憶する第1のステップと、 前記録画装置側により、前記サーバーの記憶領域に一時
    記憶される、前記端末装置側によって更新された前記予
    約情報、及び前記伝送路確立に係る情報を、所定の時間
    間隔で読み出して得る第2のステップと、 前記伝送路の確立に係る情報が得られたときは、前記録
    画装置側より前記記憶領域に一時記憶される前記予約情
    報の読み出し時間間隔を短い時間間隔に変更し、又は連
    続的に行なう読み出し方法に変更して前記予約情報の読
    み出しを行なう第3のステップと、 を少なくとも有することを特徴とする録画予約の設定方
    法。
  8. 【請求項8】記録装置側から、録画予約に係る予約情報
    を通信ネットワークに接続されるサーバー側に伝送し、
    その伝送された前記予約情報をサーバー側に設けられる
    記憶領域に一時記憶すると共に、その一時記憶された前
    記予約情報、又は記憶内容が更新されたときはその更新
    された更新予約情報を取得し、取得された前記予約情
    報、又は前記更新予約情報を基に番組の録画予約を設定
    する録画予約の設定方法であって、 放送波を介して伝送される、又は電子番組表提供者より
    ネットワークを介して伝送される電子番組表情報を取得
    する第1のステップと、 前記電子番組表情報の、現在録画予約が設定されている
    番組名を識別するための識別表示を付加して予約電子番
    組表情報を生成する第2のステップと、 前記予約電子番組表情報を前記予約情報として前記記憶
    領域に一時記憶する第3のステップと、 を少なくとも有することを特徴とする録画予約の設定方
    法。
  9. 【請求項9】前記第1のステップにおける電子番組表情
    報の取得は前記記録装置側、または前記サーバー側のい
    ずれか一方の側で行われ、且つ前記第2のステップにお
    ける前記予約電子番組表情報の生成は前記記録装置側、
    または前記サーバー側のいずれか一方の側で行われるこ
    とを特徴とする請求項8記載の録画予約の設定方法。
  10. 【請求項10】放送番組の録画予約に係る予約情報を通
    信ネットワークに接続されるサーバーに伝送し、その伝
    送された前記予約情報を前記サーバーに設けられる記憶
    領域に一時記憶すると共に、その一時記憶された前記予
    約情報、又は記憶内容が更新されたときはその更新され
    た更新予約情報を取得し、取得した前記予約情報、又は
    前記更新予約情報を基に番組の録画予約を設定する録画
    予約装置であって、 所定の時間間隔で前記記憶領域に一時記憶される予約情
    報をアクセスして読み出すネットワークインタフェース
    手段と、 そのネットワークインタフェース手段により読み出した
    予約情報が、現在設定されている前記録画予約に係る予
    約情報と異なる前記更新予約情報であるときは、その更
    新予約情報を基に番組の録画予約を設定する録画予約設
    定手段と、 を少なくとも具備し、前記ネットワークインタフェース
    手段は、前記録画予約設定手段で設定された録画予約に
    係る更新録画予約情報を前記予約情報として前記サーバ
    ーに伝送するインタフェース手段であることを特徴とす
    る録画予約装置。
  11. 【請求項11】放送番組の録画予約に係る予約情報を通
    信ネットワークに接続されるサーバーに伝送し、その伝
    送された前記予約情報を前記サーバーに設けられる記憶
    領域に一時記憶すると共に、その一時記憶した前記予約
    情報の記憶内容が前記サーバーに接続される端末装置に
    より更新された更新予約情報として書き替えられたとき
    は、その書き替えられた更新予約情報を前記記憶領域よ
    り取得し、その取得した更新予約情報を基に番組の録画
    予約を設定する録画予約装置であって、 所定の時間間隔で前記記憶領域に一時記憶された予約情
    報をアクセスして読み出すと共に、前記サーバーに前記
    端末装置が接続されているか否かの接続情報を得るネッ
    トワークインタフェース手段と、 そのネットワークインタフェース手段より前記端末装置
    がサーバーに接続されているとする接続情報が得られた
    ときは、前記所定の時間間隔を短い時間間隔に、又は連
    続する接続に接続方法を変更する接続間隔制御手段と、 を少なくとも具備して構成することを特徴とする録画予
    約装置。
  12. 【請求項12】放送番組の録画予約に係る予約情報を通
    信ネットワークに接続されるサーバー側に伝送し、その
    伝送された前記予約情報をサーバー側に設けられる記憶
    領域に一時記憶すると共に、その一時記憶された前記予
    約情報、又は記憶内容が更新されたときはその更新され
    た更新予約情報を取得し、取得した前記予約情報、又は
    前記更新予約情報を基に番組の録画予約を設定する録画
    予約装置であって、 放送波を介して伝送される、又は電子番組表提供者より
    ネットワークを介して伝送される電子番組表情報を取得
    すると共に、その取得された前記電子番組表情報の、現
    在録画予約が設定されている番組に係る番組名に識別表
    示を付加した予約電子番組表情報を生成する予約電子番
    組表生成手段と、 前記予約電子番組表情報を前記予約情報として前記サー
    バー側に伝送するネットワークインタフェース手段と、 を少なくとも具備して構成することを特徴とする録画予
    約装置。
  13. 【請求項13】請求項4記載の第2の記述言語により記
    述された変換予約情報を前記記憶領域に一時記憶すると
    共に、前記記憶領域に一時記憶された情報を前記端末装
    置側からの要求に応じてネットワークを介して提供する
    ことを特徴とする録画予約のサービス。
  14. 【請求項14】請求項4記載の第2の記述言語により記
    述される変換予約情報を前記記憶領域に一時記憶し、前
    記記憶領域に記憶された情報を前記端末装置側からの認
    証作業により確立された伝送路を介して供給することを
    特徴とする録画予約のサービス。
  15. 【請求項15】請求項8記載の予約電子番組表情報を、
    前記記録装置側から得られる前記録画予約が設定されて
    いる番組名を基に生成し、生成された前記予約電子番組
    表情報を要求に応じて前記ネットワークを介して供給す
    ることを特徴とする録画予約のサービス。
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