JP2005316529A - 遠隔操作方法、電子装置、及び中継サーバ - Google Patents

遠隔操作方法、電子装置、及び中継サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 現在普及している常時接続環境により広域ネットワークに接続された電子装置の遠隔操作を、広域ネットワークを介してより簡便に行うことを可能にする遠隔操作方法、並びにこの遠隔操作方法が適用される電子装置及び広域ネットワークに接続される中継サーバを提供する。
【解決手段】 端末装置、例えば携帯電話12が、操作対象の電子装置、すなわちビデオレコーダ14宛てに、遠隔操作を開始することを通知する操作開始電子メールを送信する。ビデオレコーダ14は、操作開始電子メールの受信に応じて、インターネット100に接続されたHTTPサーバ20との間で接続を確立する。そして、携帯電話12が、HTTPサーバ20との間で接続を確立して、HTTPサーバ20に遠隔操作データを送信し、HTTPサーバ20がビデオレコーダ14に遠隔操作データを送信することにより、遠隔操作が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インターネットのような広域ネットワークに接続可能な端末装置により、広域ネットワークに接続された電子装置を広域ネットワークを介して遠隔操作するための遠隔操作方法、並びにその遠隔操作方法が適用される電子装置、及び広域ネットワークに接続された中継サーバに関する。
携帯電話やパソコンなどの端末装置を用いて、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)などにより、インターネットに常時接続された常時接続環境内に設置された電子装置、例えばビデオレコーダ(ビデオテープレコーダ、ビデオディスクレコーダなどの画像信号記録再生装置)の録画予約操作を、インターネットを介して行う手法が、従来より知られている。
ユーザは携帯電話をインターネット上の録画予約サイトに接続し、予約する番組を選択することで、同サイトに予め登録されたメールアドレス(ビデオレコーダ宛て)に録画予約情報が記載された電子メールが送信される。ビデオレコーダは、この電子メールを受信して録画予約情報を読み出し予約の設定を行う。
図14は、従来の録画予約方法が適用されるシステムを構築するために必要な常時接続環境を示したものである。図14において破線で囲んだ部分は、家庭における常時接続環境を示しており、ビデオレコーダ114が、ブロードバンドアクセスルータ115及びADSLモデム116、並びにプロバイダ(図示せず)を介して、インターネット100に常時接続されている。他のパソコン117,118も同様にインターネット100に接続されている。インターネット100には、電子メールの伝送を行うメールサーバ113が接続されている。また、ユーザが使用する端末装置としてのパソコン111や携帯電話112が、適時インターネット100に接続可能である。なお、ADSLモデム116は、CATVの回線を使用するCATVモデムである場合もある。
ビデオレコーダ114は、電子メールの送受信機能を有しており、固有の電子メールアドレスを持っている。ビデオレコーダ114は、そのメールアドレスを管理するメールサーバ113に定期的に問い合わせて、電子メールが届いている場合はこれを受信する。また、ビデオレコーダ114は必要に応じて電子メールを作成して送信することもある。
パソコン111や携帯電話112などの端末装置でインターネットの録画予約サイトに入って(端末装置を録画予約サイトに接続して)、番組表から録画したい番組を選択することにより、予め指定したメールアドレス(ここではビデオレコーダ114のメールアドレス)に電子メールが自動的に送信される。この電子メールには、ビデオレコーダ114の録画予約を設定するために必要な録画情報(番組のタイトルや放送日、開始時間、終了時間、放送局など)が記載されている。この電子メールを、以下「録画予約メール」と呼ぶ。
録画予約サイトから送信された録画予約メールは、一旦メールサーバ113に蓄積される。一方、ビデオレコーダ114は定期的にメールサーバ113に問い合わせて電子メールを受信して、録画予約メールの場合はメール本文から録画情報を取り出し番組の録画予約を設定する。予約の成功・失敗を知らせる電子メールを作成して端末装置(パソコン111または携帯電話112)に返信する。
また、予約サイトでは録画予約のほかに、予約削除や予約リスト取得を要求することもできる。予約リスト要求を指示した場合、予約リスト要求メールがビデオレコーダ114宛てに送られる。これを受信したビデオレコーダ114は、現在の予約状況の一覧表を含む電子メールを作成して端末装置に送信する。
以上のような従来の方法では、ビデオレコーダ114が録画予約メールを受信すると、録画予約メールから予約内容(以下「新規予約」という)を抽出し、既存の予約と時間帯が重複する場合、既存予約と新規予約のどちらの録画を優先するか選択するための電子メールを、例えば携帯電話112に送信する。この電子メールを受信したユーザは、自分が希望する予約を選択してその結果を記述した電子メール(以下、「選択結果メール」という)を、ビデオレコーダ114に返信する。この選択結果メールを受信したビデオレコーダ114は、選択結果に応じて優先する予約を設定する。
このように重複を回避するためにユーザの意思を反映させようとすると、メールの送受信を複数回行う必要があり、ビデオレコーダ114は一定時間(例えば5分)ごとに電子メールを受信するため、1つの重複処理を完了するまでに時間がかかってしまう。また、予約の重複が何件も同時に起こった場合は、ユーザは何通も選択結果メールを送信しなくてはならない。メール待ち時間に加え、ユーザの操作量が増加するため使い勝手が悪い。
このような問題を解決するために、ビデオレコーダ114にHTTP(HyperText Transfer Protocol)サーバとしての機能を持たせ、携帯電話112を、HTTPを用いてビデオレコーダ14のURL(Uniform Resorce Locator)に接続することでリアルタイムに予約内容を変更する方法が、特許文献1に示されている。
特開2002−16889号公報
しかしながら、ビデオレコーダ114にサーバ機能を持たせることは、ビデオレコーダのコストの上昇を招く。
さらに図14の示したような常時接続環境では、ブロードバンドアクセスルータ115は、プライベートIP(Internet Protocol)アドレスをグローバルIPアドレスに変換するというNAT(Network Address Translator)を用いて、LAN(Local Area Network)内に設置された機器からWAN(Wide Area Network)、すなわちインターネット100側へ通信を行っている。このため、携帯電話112などのWAN側の機器から通信を始めた場合、LAN内の機器のIPアドレスを知ることができないので、通常の設定では、ビデオレコーダ114に直接データを送信することはできない。ただし、ブロードバンドアクセスルータ115にアドレス変換テーブルの設定(特定のポートに来たパケットを、ビデオレコーダ114のプライベートIPアドレスに送信するという設定)を施せば、ビデオレコーダ114に直接データを送信することが可能となるが、一般ユーザにとっては扱い難いものである。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、現在普及している常時接続環境により広域ネットワークに接続された電子装置の遠隔操作を、広域ネットワークを介してより簡便に行うことを可能にする遠隔操作方法、並びにこの遠隔操作方法が適用される電子装置及び広域ネットワークに接続される中継サーバを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、広域ネットワークに接続可能な端末装置により、前記広域ネットワークに接続された電子装置の遠隔操作を行う遠隔操作方法であって、前記端末装置が前記電子装置宛てに、遠隔操作を開始することを通知する操作開始電子メールを送信し、前記電子装置は、前記操作開始電子メールを受信したとき、前記広域ネットワークに接続された中継サーバとの間で接続を確立し、前記端末装置が、前記中継サーバとの間で接続を確立して、前記中継サーバに遠隔操作データを送信し、前記中継サーバが、前記電子装置に前記遠隔操作データを送信することを特徴とする遠隔操作方法を提供する。
請求項2に記載の発明は、広域ネットワークに接続された電子装置であって、前記広域ネットワークに接続可能な端末装置により、前記広域ネットワークを介して遠隔操作を行うことができる電子装置において、前記端末装置から、遠隔操作を開始することを通知する操作開始電子メールを受信したとき、前記広域ネットワークに接続された中継サーバとの間で接続を確立するサーバ接続手段と、前記中継サーバを介して、前記端末装置から遠隔操作データを受信したとき、その遠隔操作データに基づく動作を実行させる制御手段と、前記遠隔操作データに応じた処理の結果を示す応答データを前記中継サーバに送信する応答送信手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、広域ネットワークに接続された中継サーバであって、前記広域ネットワークに接続可能な端末装置と、前記広域ネットワークに接続された電子装置との間におけるデータ通信の中継を行う中継サーバにおいて、
前記端末装置からの接続要求に応じて前記端末装置との間で接続を確立し、前記端末装置からの要求を受信するとともに、該要求に対する応答を送信する第1の通信制御手段と、前記電子装置からの接続要求に応じて前記電子装置との間で接続を確立し、前記電子装置からの要求を受信するとともに、該要求に対する応答を送信する第2の通信制御手段とを備え、前記端末装置から、前記電子装置を遠隔操作するための遠隔操作データを受信したときは、該遠隔操作データを前記電子装置に送信し、前記電子装置から前記遠隔操作データに対する応答データを受信したときは、該応答データを前記端末装置に送信することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、端末装置が電子装置宛てに、遠隔操作を開始することを通知する操作開始電子メールを送信すると、電子装置は、操作開始電子メールの受信に応じて、広域ネットワークに接続された中継サーバとの間で接続を確立する。そして、端末装置が、中継サーバとの間で接続を確立して、中継サーバに遠隔操作データを送信し、中継サーバが、電子装置に遠隔操作データを送信することにより、遠隔操作が行われる。すなわち、操作開始電子メールにより、電子装置側が中継サーバとの接続を確立するので、上述したようなアドレス変換テーブルの特別な設定を行う必要がない。また中継サーバを介して操作を行うことにより、電子装置自体にサーバ機能を持たせる必要がない。したがって、広域ネットワークを介した電子装置の遠隔操作を、従来に比べてより簡便に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、端末装置から、遠隔操作を開始することを通知する操作開始電子メールを受信したとき、広域ネットワークに接続された中継サーバとの間で接続が確立され、中継サーバを介して、端末装置から遠隔操作データを受信したとき、その遠隔操作データに基づく動作が実行される。したがって、端末装置から電子装置に対して、電子メールを用いずに遠隔操作データを送信するために、上述したようなアドレス変換テーブルの特別な設定を行う必要がなく、またサーバ機能は不要となる。したがって、広域ネットワークを介した端末装置による遠隔操作を、従来に比べてより簡便に行うことができる。また、遠隔操作データに応じた処理結果を示す応答データが中継サーバに送信されるので、応答データを中継サーバを介して端末装置に直ちに送信することが可能となり、端末装置側で処理結果を迅速に確認することができる。
請求項3に記載の発明によれば、端末装置からの接続要求に応じて端末装置との間で接続が確立され、端末装置からの要求の受信及び該要求に対する応答の送信が行われるとともに、電子装置からの接続要求に応じて電子装置との間で接続が確立され、電子装置からの要求の受信及び該要求に対する応答の送信が行われる。そして、端末装置から、電子装置を遠隔操作するための遠隔操作データを受信したときは、該遠隔操作データが電子装置に送信され、電子装置から遠隔操作データに対する応答データを受信したときは、該応答データが端末装置に送信される。したがって、端末装置から電子装置に対して、電子メールを用いずに遠隔操作データを送信するために、上述したようなアドレス変換テーブルの特別な設定を行う必要がない。また電子装置自体にサーバ機能を持たせなくても、広域ネットワークを介した電子装置の遠隔操作を、従来に比べてより簡便に行うことができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態にかかる遠隔操作方法が適用される広域ネットワークシステムを示すブロック図である。図1に示すシステムは、パソコン11や携帯電話12などの遠隔操作に使用される端末装置と、メールサーバ13と、HTTPサーバ20と、ビデオレコーダ14を含むLAN10とが広域ネットワークであるインターネット100に接続されて構成される。LAN10は、ADSLモデム16、ブロードバンドアクセスルータ15、パソコン17,18、及びビデオレコーダ14から成る。図1に示すシステムは、基本的には、図14に示す従来のシステムにHTTPサーバ20が追加されたものであり、メールサーバ13,ADSLモデム16、ブロードバンドアクセスルータ15は、図14の対応する構成要素と同一の機能を有する。パソコン11や携帯電話12などの遠隔操作に使用される端末装置、及びビデオレコーダ14のハードウエアの基本構成は、図14に示されるパソコン111、携帯電話112、及びビデオレコーダ114とほぼ同一であるが、図4及び図5を参照して後述するように、遠隔操作の手順を制御するソフトウエアが異なっている。
HTTPサーバ20は、パソコン11や携帯電話12といった遠隔操作に使用される端末装置と、操作対象の電子装置であるビデオレコーダ14との間のデータ通信を中継する機能を有する。
HTTPサーバ20は、インターネット100を介して、パソコン11や携帯電話12、及びビデオレコーダ14がアクセス可能なものである。
図2は、ビデオレコーダ14の構成を示すブロック図である。ビデオレコーダ14は、イーサネット(登録商標)回路31、CPU(Central Processing Unit)32、メモリ33,CPUバス34、ビデオ信号記録再生回路35、システムコントロール回路36,及び記録媒体50を備えている。イーサネット回路31は、ブロードバンドアクセスルータ15や他のパソコン17,18と接続されているネットワークバス19に接続されており、ブロードバンドアクセスルータ15を介したインターネット100と間の通信制御などを行う。ビデオ信号記録再生回路35は、A/D変換部41と、圧縮伸張回路42と、ビデオデータ記録再生回路43とを備えている。
入力されたビデオ信号は、A/D変換部(A/D変換器、同期信号分離回路、同期回路などを含む)41でディジタルデータに変換された後、圧縮伸張回路42にてMPEG(Motion Picture Expert Group)2やMPEG4などの圧縮方式でエンコード処理され、ビデオデータ記録再生回路43に送られる。
一方、システムコントロール回路36は、ユーザインターフェース(外装パネルやリモコンの録画ボタンや再生ボタンなど(図示せず))からの操作情報を受け取り、録画や再生などのモード信号をビデオデータ記録再生回路43に送る。このようなモード信号を受け取ったビデオデータ記録再生回路43は、記録媒体50(例えばハードディスクであり、また半導体メモリ、光ディスク、磁気テープなどであってもよい)に記録する。再生時は、この逆の処理が行われる。
また、システムコントロール回路36はCPUバス34に接続されており、CPU32で動作するソフトウェアによってタイマ録画予約の管理を行っている。このCPUバス34には、イーサネット回路31も接続されており、ネットワークバス19を介して受信した電子メールのテキストデータは、イーサネット回路31からCPUバス34を介してCPU32に送られる。 CPU32上ではソフトウェア(後述)が動作しており、図中のメモリ(例えばSRAMやDRAMなどで構成される)33を使用して、電子メールの送受信や録画予約の管理などを行っている。
図3は、下側に図2に示したハードウェアの一部を配置し、このハードウェア上で動作するソフトウェアの構成を階層的に示したものである。ハードウェア層にあるイーサネット回路31では、イーサネットドライバが動作していて、CPUバス34を介してイーサネット回路31にあるイーサネットコントローラLSI(図示せず)に対してデータの読み書きを行って、イーサネットパケットの送信・受信を行っている。イーサネットドライバの上には、インターネット100で使用される標準プロトコルであるIP(Internet Protocol)、TCP(Transmission Control Protocol)が置かれており、その上には電子メールの受信を行うPOP3(Post Office Protocol Version 3)、電子メールの送信を行うSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、及びHTTPサーバ20との間でデータの送受信を行うためのHTTPなどのプロトコルが実装されている。更にこの上層では、電子メールの送受信を管理するアプリケーション(以下「メールマネージャ」という)が動作しており、POP3やSMTPの関数をコールして電子メールの送受信を実行している。なお、図3に示したHTTPは、通常のHTTPとは異なり、HTTPサーバ20にクライアントとして接続する通常の機能に加えて、HTTPサーバ20からの要求(リクエスト)に対する応答(レスポンス)を送信する機能を有する。
メールマネージャは、定期的にメールサーバ13にアクセスして、自分宛ての電子メールを受信する。メールマネージャはPOP3をコールして、メールサーバ名やポート番号(110番)を指定してTCP・IPによる接続を確立する。POP3ではメールサーバに対しPOP3コマンドを送信して、電子メールの数やサイズを取得してから、電子メールのヘッダや本文を受信する。
予約マネージャは、タイマ録画予約の管理を行うアプリケーションである。予約マネージャの下層にはシステムコントロールマネージャがあり、システムコントロール回路36を制御してモード信号をビデオ信号記録再生回路35に送り、録画・再生などの命令を行っている。
HTTPサーバ20は、サーバではあるがリクエストを送信してレスポンスを受信する機能を持っており、ビデオレコーダ接続用のプロセス(タスク)と、ユーザの端末装置接続用のプロセス(タスク)とが実行されるように構成されている。
図4及び図5は、携帯電話12からビデオレコーダ14を遠隔操作するための通信手順を示すフローチャートである。図4は、携帯電話12で実行されるプロセス及びHTTPサーバ20におけるユーザ端末接続側プロセスを示し、図5は、HTTPサーバ20におけるレコーダ接続側プロセス及びビデオレコーダ14で実行されるプロセスを示す。
<通信開始手順>
(1) まずユーザは携帯電話12で、ビデオレコーダ14宛に予め決められたフォーマットで電子メールを作成して、送信する(ステップS11)。以下、このメールを「接続要求メール」と呼ぶ。この接続要求メールには、予めビデオレコーダ14で設定しておいたキーワードが書かれており、これは後にビデオレコーダ14でユーザの認証に使用される。携帯電話12で接続要求メールを送信したら、ユーザはメールサーバ13から電子メールが届くのをしばらく待つ(ステップS12)。
(2) 一方、ビデオレコーダ14は定期的にメールサーバ13に接続して電子メールを受信する。接続要求メールを受信した場合(ステップS41)、ビデオレコーダ14は電子メールに書かれたキーワードと予め設定しておいたキーワードが一致するか否かを確認して(ステップS42)、一致すればHTTPサーバ20(レコーダ接続側プロセス)にHTTPで接続する(ステップS31,S43)。この後ビデオレコーダ14は、HTTPサーバ20からのリクエストを待つ。
(3) HTTPサーバ20がビデオレコーダ14を確認し、接続を許可すると(ステップS32)、すなわちHTTPサーバ20とビデオレコーダ14との接続が確立すると、その接続許可のレスポンスを受けたビデオレコーダ14は、HTTPサーバ13との接続が確立したことを知らせるメール(以下、「接続完了メール」という)を携帯電話12に送信する(ステップS44)。接続完了メールには、HTTPサーバ20のユーザ端末接続用URLが記載されている。
(4) これにより、ユーザの携帯電話12に接続完了メールが届く(ステップS13)。ユーザは接続完了メールに書かれたユーザ端末接続用URLにアクセスする(ステップS14)。
(5) 携帯電話12が接続されると(ステップS21)、HTTPサーバ20のユーザ端末接続側プロセスは、ログイン画面のHTMLファイルを携帯電話12に送信する(ステップS22)。
(6) これにより、このリクエストを受信した携帯電話12に、ログイン画面が表示される(ステップS15)。ユーザは、ユーザIDとパスワードを入力してログインを試みる(ステップS16)。ユーザIDとパスワードが送信される。
(7) HTTPサーバ20(ユーザ端末接続側プロセス)は、ユーザIDとパスワードでユーザ認証を行い、ユーザが確認できたら、録画予約の操作メニューのHTMLファイルを携帯電話12に送信する(ステップS23)。ユーザ認証により、HTTPサーバ20と携帯電話12の接続が確立する。
(8) このレスポンスを受信した携帯電話12には、図6に示すような繰作メニューが表示される。
(9) ここで例えばユーザが予約一覧を選択すると、予約一覧用のメソッド(例えば、POSTメソッド)を使ったリクエストがHTTPサーバ20(ユーザ端末接続側プロセス)に送信される(ステップS18)。
(10) これを受信したHTTPサーバ20のユーザ端末接続側プロセスは、このリクエストをレコーダ接続側プロセスに通知する(ステップS24)。
(11) レコーダ接続側プロセスは、このデータをビデオレコーダ14に送信する(ステップS33)。
(12) ビデオレコーダ14は、HTTPリクエストを受信し、このリクエストに応じて予約一覧をHTMLファイルに変換してHTTPサーバ20(レコーダ接続側プロセス)に送信する(ステップS45)。
(13) HTTPサーバ20のレコーダ接続側プロセスは、受信したレスポンスをユーザ端末接続側プロセスに渡す(ステップS34)。
(14) ユーザ端末接続側プロセスは、このレスポンスを携帯電話12に送信する(ステップS25)。
(15) このレスポンスを受信した携帯電話12には、図7に示すような予約一覧が表示される(ステップS19)。
そして、携帯電話12で画面の操作ボタンを押すと、再び上記手順(9)に戻り、同様に手順(10)〜(15)により通信が行われる。このように携帯電話12から送信された操作データが、HTTPサーバ20を経由してビデオレコーダ14に送られ、ビデオレコーダ14で実行された操作結果がすぐに携帯電話12に返ってくる。
<通信終了手順>
操作メニューでユーザがログアウトを選択した場合(ステップS20の答がYESの場合)、通信終了用メソッドを使ったリクエストが送信される。
これを受信したHTTPサーバ20は、ビデオレコーダ14との接続を切断して、通信を終了する(ステップS26、S35、及びS46の答がYES)。
また、携帯電話12からリクエストが一定時間(例:30分間)送信されなかった場合、つまり携帯電話12から予約操作を一定時間行わなかった場合、HTTPサーバ20は、ユーザの操作が終了したものと判断してビデオレコーダ14との接続を切断する。
このように携帯電話12から送信された接続要求メールをきっかけに、LAN側のビデオレコーダ14からWAN(インターネット100)にあるHTTPサーバ20に接続することによって、NATを越えて携帯電話12からのリクエストを受信することができるようになり、ビデオレコーダ14を直接操作することが可能となる。同時にブロードバンドアクセスルータ15に特別な設定を行う必要がなく、セットアップ時のユーザの負担を経減させることができる。
また、ビデオレコーダ14から携帯電話12に接続完了メールを送ることで、ユーザは遠隔操作が可能になったことを知り、すぐに遠隔操作のURLにアクセスすることができる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、携帯電話12がまずHTTPサーバ20に接続し、これをきっかけとして、電子メールがビデオレコーダ14に送信され、ビデオレコーダ14がHTTPサーバ20との接続を行う。本実施形態におけるシステム構成は、第1の実施形態と同一であり、以下に説明する通信手順が異なる。
図8及び図9は、本実施形態における通信手順を示すフローチャートである。
<通信開始手順>
(1) ユーザは、携帯電話12でHTTPサーバ20にあるユーザ端末接続用URLに接続する(ステップS51)。
(2) HTTPサーバ20のユーザ端末接続側プロセスは、携帯電話12が接続されると、接続要求画面を携帯電話12に送信する(ステップS71,S72)。
(3) 携帯電話12に接続要求画面が表示される(ステップS52)。ここでユーザが、ユーザIDとパスワードを入力して、接続要求を指示し(ステップS53)、この後ユーザはしばらく待つ(ステップS54)。
(4) HTTPサーバ20は、ユーザIDとパスワードを持つビデオレコーダが登録されているかどうか確認し、ビデオレコーダが特定できたらそのビデオレコーダ(ここではビデオレコーダ14)に接続要求メールを送信する(ステップS73)。
(5) ビデオレコーダ14は、定期的にメールサーバ13にPOPにより接続して、電子メールを受信する(ステップS91)。これが接続要求メールの場合、ビデオレコーダ14は、HTTPサーバ20(レコーダ接続側プロセス)に接続し(ステップS93)、電子メールに書かれたキーワードがビデオレコーダ14に登録されたキーワードと一致するかどうか確認し(ステップS92)、一致した場合は接続を維持して(ステップS94)、HTTPサーバ20からのリクエストを待つ。
(6) HTTPサーバのレコーダ接続側プロセスは、ビデオレコーダ14が接続されたら(ステップS81,S82)、接続完了メールを携帯電話12に送信する(ステップS83)。接続完了メールには、HTTPサーバ20のユーザ端末接続用URLが書かれている。URLには一時的に使用する暗証番号が含まれている。暗証番号を例えばtest1234のように生成したとすると、URLは以下のようになる。
http://enkaku×××××.net/cgi-bin/login.cgi?Code=test1234
(7) ユーザの携帯電話12に接続完了メールが届く(ステップS54,S55)。ユーザは接続完了メールに書かれたユーザ端末接続用URLにアクセスする(ステップS56)。
(8) 携帯電話12が接続されると、HTTPサーバ20のユーザ端末接続用プロセスは、ログイン画面を携帯電話12に送信する(ステップS74)。
(9) 携帯電話12にログイン画面が表示され(ステップS57)、ユーザがユーザIDとパスワードを入力してログインする(ステップS58)。ユーザIDとパスワードが送信される。
(10) HTTPサーバ20のユーザ端末接続用プロセスは、ユーザIDとパスワードでユーザ認証を行い、ユーザが確認できたら、録画予約の操作メニューを示すHTMLファイルを携帯電話12に送信する(ステップS75)。
(11) ユーザの携帯電話12に、図6に示すような操作メニューが表示される(ステップS59)。
(12) ここで例えば予約削除が選択されると、予約削除用のメソッド(例:POSTメソッド)を使ったリクエストがHTTPサーバ20に送信される(ステップS60)。
(13) これを受信したHTTPサーバ20のユーザ端末接続側プロセスは、このリクエストをレコーダ接続側プロセスに通知する(ステップS76)。
(14) HTTPサーバ20のレコーダ接続側プロセスは、このデー夕をビデオレコーダ14に送信する(ステップS84)。
(15) ビデオレコーダ14は、HTTPリクエストを受信し、そのリクエストに応じて予約削除画面を生成して、対応するHTMLファイルをHTTPサーバ20に送信する(ステップS95)。
(16) HTTPサーバ20のレコーダ接続側プロセスは、受信したレスポンスをユーザ端末接続側プロセスに受け渡す(ステップS85)。
(17) HTTPサーバ20のユーザ端末接続側プロセスは、このレスポンスを携帯電話12に送信する(ステップS77)。
(18) レスポンスを受信した携帯電話12には、図10に示すような予約削除画面が表示される(ステップS61)。
図10に示す画面で、削除したい予約にチェックマークをつけて削除実行を押すと、手順(12)に戻り、同様に手順(13)〜(18)により通信が行われる。
このようにユーザが携帯電話12の画面のボタンを選択すると、リクエストがHTTPサーバ20を経由してビデオレコーダ14に送信され、実行結果がすぐに携帯電話12に返ってくる。
<通信終了手順>
操作メニューでユーザが通信終了を選択した場合(ステップS62の答が肯定(YES)であるとき)、通信終了用メソッドを使ったリクエストが送信される。
(19) これを受信したHTTPサーバ20は、ユーザ端末接続用URLを無効にして、ビデオレコーダ14との接続を切断して通信を終了する(ステップS78、S86、S96の答が肯定(YES))。接続を終了すると、第三者がこのユーザ端末接続用URLにアクセスしても、暗証番号は一時的なものなので接続することはできない。
尚、携帯電話12から一定時間(例えば30分間)リクエストを送信しなかった場合、つまり携帯電話12から予約操作を一定時間行わなかった場合、HTTPサーバ20は、ユーザの操作が終了したものと判断して、ユーザ端末接続用URLを無効にしてビデオレコーダ14との接続を切断する。
このように本実施形態では、ビデオレコーダ14とHTTPサーバ20が接続される度に、ユーザ端末接続用URLを変更するようにしたので、第三者からの不正なアクセスを防ぐことができる。
また、上述した説明では、予約削除を例に挙げたが、これを従来方法(メール録画予約)で行う場合、予約一覧を要求するための電子メールをビデオレコーダに送り、携帯電話で予約一覧を受信してから削除するメールを再びビデオレコーダに送り、予約削除の結果が携帯に送られてくるのを待つという操作が必要となる。これに比べて本実施形態では、予約削除の指示を携帯電話12の画面を操作するだけで実行できるため、1つの予約を修正するためにかかる時間を大幅に短縮し、ユーザの負担を軽減することができる。
次に、予約重複が発生した場合における遠隔操作の手順を、図8及び図9を参照して説明する。
<通信手順>
手順(1)から(11)までは、上述した説明と同様である。
(12) 携帯電話12に表示された操作メニュー(図6)で予約重複を選択すると、予約重複用のリクエストがHTTPサーバ20に送信される(ステップS60)。例えば、送信されるリクエストのヘッダは以下のようになる。
ヘッダ:POST/cgi-bin/over_list.cgi HTTP/1.1
これはPOSTメソッドを使用してover_list.cgiを実行するように指定するものである。
(13),(14) このリクエストがHTTPサーバ20を介してビデオレコーダ14に送信される(ステップS76,S84)。
(15) ビデオレコーダ14でリクエストが受信され、ビデオレコーダでover_list.cgiが実行され、予約一覧を取得して、時間帯が重複した予約を探し、録画されない時間帯がある番組に印をつけ、このファイルをHTMLに変換してHTTPサーバ20に送信する(ステップS95)。
(16),(17) このレスポンスはHTTPサーバ20を介して携帯電話12に送られる(ステップS85,S77)。
(18) これを携帯電話12で受信すると、図11に示すような画面が表示される(ステップS61)。ここでは予約番号3の番組に△の印が付いている。これが他の番組と時間帯が重複するために録画されない時間帯ができてしまう番組であることを示している。
手順(12)の戻り、図11で予約番号3の番組にチェックマークをつけ重複確認を押すと、重複確認用のリクエストがHTTPサーバに送信される(ステップS60)。送信されるリクエストは以下のようになる。
ヘッダ:POST/cgi-bin/over_detail.cgi HTTP/1.1
ボディ:over=3
これはPOSTメソッドを使用してover_detail.cgiを実行するものであり、予約番号3を指定したためパラメータとしてover=3が付加されている。
(13),(14) このリクエストがHTTPサーバ20を介してビデオレコーダ14に送信される(ステップS76,S84)。
(15) ビデオレコーダ14でこのリクエストを受信すると、over_detail.cgiが実行され、予約一覧から予約番号3の番組を取り出し、これと重複している番組を探す。そして重複している番組にかかるファイルをHTMLに変換してHTTPサーバに送信する(ステップS95)。
(16),(17) このレスポンスはHTTPサーバ20を介して携帯電話12に送られる(ステップS85,S77)。
(18) 携帯電話12には図12に示すような画面が表示される。予約番号3の番組と重複する番組内容が表示され、現在は予約番号2の番組が優先して録画されることがわかる。更にその下には、優先する予約を変更するための選択欄が設けられており、予約番号2を優先することになっている。
手順(12)にもどり、この選択欄を押すと、予約番号2を優先と予約番号3を優先の項目が現れどちらかを選択することができる。予約番号3を優先を選択して変更を選ぶと、優先選択用のリクエストがHTTPサーバ20に送信される(ステップS60)。リクエストは以下のようになる。
ヘッダ:POST/cgi-bin/priority.cgi HTTP/1.1
ボディ:select=3
(13),(14) このリクエストがHTTPサーバ20を介してビデオレコーダ14に送信される(ステップS76,S84)。
(15) ビデオレコーダ14でこのリクエストを受信すると、priority.cgiが実行され、select=3に従って予約番号3の番組が優先するように予約が設定される。優先予約の設定が完了したことを知らせるHTMLファイルを生成し、HTTPサーバ20に送信する(ステップS95)。
(16),(17) このレスポンスはHTTPサーバ20を介して携帯電話12に送られる(ステップS85,S77)。
(18) 携帯電話12には、図13に示す優先予約完了の画面が表示される。
以上のように、LAN側のビデオレコーダ14からWANに設置されたHTTPサーバ20に接続して、HTTPサーバ20が携帯電話12からのリクエストをビデオレコーダ14に送信することによって、ビデオレコーダ14は、携帯電話12からの操作指示に対してすぐに実行結果を返すことができるようになる。このため予約が重複した場合でも、従来方法で問題となっていたメール送受信の繰り返しがないので、予約操作にかかる時間を短縮することができる。また、重複が何件も発生した場合でも、画面上の操作だけで解決することができるため、ユーザに使い易いシステムを提供することが可能となる。
上述した実施形態では、HTTPサーバ20のユーザ端末側プロセスが、第1の通信制御手段に相当し、レコーダ側プロセスが第2の通信制御手段に相当する。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態では、遠隔操作される電子装置として、ビデオレコーダを示したが、これに限るものではなく、例えばLAN内に設置されたネットワークカメラやホームサーバなどであってもよい。また、広域ネットワークは、インターネットに限らず、LANよりも広い範囲をカバーするコンピュータネットワークであって、携帯電話やパソコンが接続可能であれば、どのようなネットワークでもよい。
本発明の一実施形態にかかる遠隔操作システムの構成を示すブロック図である。 図1に示すビデオレコーダの構成を示すブロック図である。 図2に示すビデオレコーダの動作を説明するための図である。 図1に示すシステムにおける遠隔操作の手順を示すフローチャートである。 図1に示すシステムにおける遠隔操作の手順を示すフローチャートである。 携帯電話のディスプレイに表示される画面を示す図である。 携帯電話のディスプレイに表示される画面を示す図である。 図1に示すシステムにおける遠隔操作の手順(第2の実施形態)を示すフローチャートである。 図1に示すシステムにおける遠隔操作の手順(第2の実施形態)を示すフローチャートである。 携帯電話のディスプレイに表示される画面を示す図である。 携帯電話のディスプレイに表示される画面を示す図である。 携帯電話のディスプレイに表示される画面を示す図である。 携帯電話のディスプレイに表示される画面を示す図である。 従来の遠隔操作システムの一例の構成を示すブロック図である。
符号の説明
12 携帯電話(端末装置)
13 メールサーバ
14 ビデオレコーダ(電子装置)
15 ブロードバンドアクセスルータ(サーバ接続手段)
16 ADSLモデム(サーバ接続手段)
20 HTTPサーバ(中継サーバ)
31 イーサネット回路(サーバ接続手段)
32 CPU(制御手段、応答送信手段)
36 システムコントロール回路(制御手段、応答送信手段)
100 インターネット(広域ネットワーク)

Claims (3)

  1. 広域ネットワークに接続可能な端末装置により、前記広域ネットワークに接続された電子装置の遠隔操作を行う遠隔操作方法であって、
    前記端末装置が前記電子装置宛てに、遠隔操作を開始することを通知する操作開始電子メールを送信し、
    前記電子装置は、前記操作開始電子メールを受信したとき、前記広域ネットワークに接続された中継サーバとの間で接続を確立し、
    前記端末装置が、前記中継サーバとの間で接続を確立して、前記中継サーバに遠隔操作データを送信し、
    前記中継サーバが、前記電子装置に前記遠隔操作データを送信することを特徴とする遠隔操作方法。
  2. 広域ネットワークに接続された電子装置であって、前記広域ネットワークに接続可能な端末装置により、前記広域ネットワークを介して遠隔操作を行うことができる電子装置において、
    前記端末装置から、遠隔操作を開始することを通知する操作開始電子メールを受信したとき、前記広域ネットワークに接続された中継サーバとの間で接続を確立するサーバ接続手段と、
    前記中継サーバを介して、前記端末装置から遠隔操作データを受信したとき、その遠隔操作データに基づく動作を実行させる制御手段と、
    前記遠隔操作データに応じた処理の結果を示す応答データを前記中継サーバに送信する応答送信手段とを備えることを特徴とする電子装置。
  3. 広域ネットワークに接続された中継サーバであって、前記広域ネットワークに接続可能な端末装置と、前記広域ネットワークに接続された電子装置との間におけるデータ通信の中継を行う中継サーバにおいて、
    前記端末装置からの接続要求に応じて前記端末装置との間で接続を確立し、前記端末装置からの要求を受信するとともに、該要求に対する応答を送信する第1の通信制御手段と、
    前記電子装置からの接続要求に応じて前記電子装置との間で接続を確立し、前記電子装置からの要求を受信するとともに、該要求に対する応答を送信する第2の通信制御手段とを備え、
    前記端末装置から、前記電子装置を遠隔操作するための遠隔操作データを受信したときは、該遠隔操作データを前記電子装置に送信し、前記電子装置から前記遠隔操作データに対する応答データを受信したときは、該応答データを前記端末装置に送信することを特徴とする中継サーバ。
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