JP4996551B2 - 中継装置およびその動作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、中継装置およびその動作方法に関するものである。
ネットワークを利用した遠隔制御システム(第1のシステムという)の一例として、電話中に、電話相手とWEBページなどのコンテンツの共有を行う際に、当該コンテンツを電話装置の周辺にある表示機器に表示させるシステムが提案されている。このシステムでは、ユーザが、電話装置と表示機器の間で、赤外線通信やRF−IDなどの近接通信手段を用いて通信させることにより、表示機器の選択を実現している。
また別の遠隔制御システム(第2のシステムという)においては、制御可能な遠隔機器をユーザに指定させる必要がある。これまでの遠隔制御システムでは、制御可能な機器の一覧をユーザに対して表示し、その一覧の中から、所望の機器を選択させていた。
また、機器単独の操作のみならず、複数の機器による連係動作を可能にする装置も提案されていて、この場合は、複数の機器による連係動作の一覧を、ユーザに対して表示し、その一覧の中から、所望の連係動作を選択させていた(例えば特許文献1)。
また、電話中に、電話相手とWEBページなどのコンテンツ共有を行う際に、電話装置側が複数の表示機器に対して異なる番号を送信しこれを表示させ、操作者は利用したい表示機器に表示されている番号を電話装置に入力することで、所望の表示機器の選択させていた(例えば特許文献2)。
特開2005−332070号公報 特開2007−304693号公報
第1のシステムでは、ユーザが電話装置を表示機器などに近づけることによって、近接通信手段を用いて装置間で通信を行い、連係動作を可能としているが、ユーザが所望する処理を、周辺機器が実行可能かどうかを事前にユーザが知ることはできなかった。例えば、テレビ電話の映像を、近くにあるテレビに表示させる場合、当該テレビでテレビ電話映像を表示可能かどうか、ユーザが事前に知ることはできなかった。また、電話相手との間でWEBページなどのコンテンツを共有する場合、近くにある表示機器で表示できたとしても、ユーザにそれを知らせることはできなかった。
連携可能な機器をユーザに知らせる方法としては、第2のシステムのように、ユーザに対して機器や連係動作の一覧を提示する方法が考えられるが、この場合、その一覧に記載されている機器が、実際にどの機器であるのか、ユーザは知ることができない。例えば電話中に相手の映像を目の前にあるこのテレビに表示したい、とユーザが思ったときに、機器の一覧に複数のテレビが列挙されていた場合、所望のテレビがどれに当たるのかわからないので、ユーザは選択できない。またこの場合、一覧表示をする際にユーザが識別可能な名前をあらかじめ付けておくことも考えられるが、ユーザ自身がこの名前と実際の機器を関連付けて記憶しなければならない。
特許文献1のシステムのように、複数機器による連係動作の一覧をユーザに対して示す場合も同様で、一覧に記載されている連携動作と、実際の機器とを結びつける情報を、ユーザに提供できなかった。
また、第2のシステムと特許文献1のシステムのように、ユーザに対して機器や連係動作の一覧を示す場合、電話装置の画面に表示させることになる。しかし、携帯電話やコードレスフォンをユーザが使用する場合、通話中にこれらの機器は、ユーザの耳と口にあてがわれるため、これらの機器に付属する画面をユーザは見ることができなかった。したがってこの場合、画面に機器や連係動作の一覧を表示してもユーザは見ることができなかった。
上記の問題は、特許文献2において解決されているが、特許文献2では、電話装置が複数の子機を持ち、同時に複数の音声通話セッションを利用可能であるような場合に、これらの複数の電話装置と複数の表示機器をどう関連付けるかということが考慮されていなかった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の電話装置と複数の表示機器を関連づけることができる中継装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、音声通話を実現する音声通話部を備える複数の電話装置と複数の表示機器とに接続される中継装置において、前記音声通話の中継を実現する電話中継部と、前記各表示機器の表示機器識別情報と当該表示機器で表示可能なコンテンツの種類を示す表示可能コンテンツ種類情報とを含む表示機器情報が記憶される表示機器情報管理テーブルを有する表示機器管理部と、前記音声通話に対応する音声セッションのセッション識別情報ごとにセッション情報が記憶されるセッション情報管理テーブルを有するセッション管理部とを備え、前記表示機器管理部は、前記各表示機器から送信される表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルに記憶させ、前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置との間でのネゴシエーションにより当該音声通話中の電話装置のユーザと当該相手である電話装置のユーザとの間で共有可能なコンテンツの種類を求め、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該音声通話中の電話装置の電話装置識別情報と当該相手の電話装置の電話装置識別情報と当該コンテンツの種類を示す共有可能コンテンツ種類情報とを含むセッション情報を生成して前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、当該与えらえるセッション情報に共有可能コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該共有可能コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与え、前記表示機器管理部は、共有可能コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有可能コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索し、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限ってコンテンツの共有が可能であることを通知するためのコンテンツ共有可能通知を送信し、当該表示機器から当該表示機器をコンテンツを共有するために選択したことを示す表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器にコンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、与えられた表示機器識別情報を当該セッション情報に含ませることを特徴とする中継装置をもって解決手段とする。
第1の本発明によれば、実行中の音声通話と表示機器が連携することによって何ができるのかということを、ユーザに知らせることができる。また、表示機器自身に選択用GUIを表示することにより、表示機器が複数あっても、ユーザが利用したい表示機器を直感的に指定することができる。
第2の本発明は、前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置との間でのネゴシエーションで当該音声通話中の電話装置のユーザと当該相手である電話装置のユーザとの間でのコンテンツの共有が当該相手である電話装置から要求された場合は、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該音声通話中の電話装置の電話装置識別情報と当該相手の電話装置の電話装置識別情報と当該コンテンツの種類を示す共有要求コンテンツ種類情報とを含むセッション情報を生成して前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、与えらえるセッション情報に共有要求コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該共有要求コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与え、前記表示機器管理部は、共有要求コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有要求コンテンツ種類情報に合致する共有可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索し、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限ってコンテンツの共有が要求されていることを通知するためのコンテンツ共有要求通知を送信し、当該表示機器から当該表示機器をコンテンツを共有するために選択したことを示す表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器にコンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、与えられた表示機器識別情報を当該セッション情報に含ませることを特徴とする請求項1記載の中継装置をもって解決手段とする。
第2の本発明によれば、実行中の音声通話の通話相手から、何が要求されているのかということを、ユーザに知らせることができる。また、表示機器自身に選択用GUIを表示することにより、表示機器が複数あっても、ユーザが利用したい表示機器を直感的に指定することができる。
第3の本発明は、前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置から当該音声通話中の電話装置のユーザに対して表示されるコンテンツの表示で必要となる必要情報が送信された場合、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該必要情報とを前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、与えられたセッション識別情報と表示機器識別情報とを含むセッション情報を前記セッション情報管理テーブルから検索し、該当のセッション情報がある場合は、当該セッション情報内の当該表示機器識別情報と当該必要情報とを前記表示機器管理部に与え、前記表示機器管理部は、与えられた表示機器識別情報に対応する表示機器に当該必要情報を送信することを特徴とする請求項1または2記載の中継装置をもって解決手段とする。
第3の本発明によれば、相手から送信された必要情報を表示機器に送信することができる。
第4の本発明は、前記セッション管理部は、前記コンテンツ共有開始命令の送信先である表示機器がコンテンツを表示するに際して当該表示機器の表示機器識別情報を含むセッション情報内のセッション識別情報を前記表示機器管理部に与え、前記表示機器管理部は、与えられた表示機器識別情報に対応する表示機器に当該セッション識別情報を送信し、当該表示機器から当該セッション識別情報と相手の電話装置のユーザに対して表示されるコンテンツの表示で必要となる必要情報とが送信された場合、当該セッション識別情報と当該必要情報とを前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、与えられたセッション識別情報を含むセッション情報を前記セッション情報管理テーブルから検索し、該当のセッション情報内のセッション識別情報に対応する音声通話セッションで音声通話中である相手の電話装置に当該必要情報を送信することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の中継装置をもって解決手段とする。
第4の本発明によれば、表示機器から送信された必要情報を相手に送信することができる。
第5の本発明は、前記セッション管理部は、電話装置識別情報と該電話装置識別情報の電話装置が音声通話中である場合にコンテンツを表示すべき表示機器の表示機器識別情報とを含む関連付情報が予め記憶される関連付情報テーブルを備え、前記電話中継部から与えらえるセッション情報に前記共有可能コンテンツ種類情報または前記共有要求コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該セッション識別情報から前記電話装置の中の音声通話中の電話装置の電話装置識別情報を読み出し、当該電話装置識別情報を含む関連付情報を前記関連付情報テーブルから検索し、該当の関連付情報内の表示機器識別情報と当該共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報とを前記表示機器管理部に与え、前記表示機器管理部は、共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報と表示機器識別情報とが与えられた場合は、当該共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報と当該表示機器識別情報に合致する表示機器識別情報とを含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索するとともに、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限って前記コンテンツ共有可能通知またはコンテンツ共有要求通知を送信し、前記表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器に前記コンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の中継装置をもって解決手段とする。
第5の本発明によれば、コンテンツ共有可能通知またはコンテンツ共有要求通知の送信先でない表示機器における不要な動作である選択用GUIの表示などを防止できる。
第6の本発明は、前記表示機器管理部は、表示機器から表示機器情報が送信された場合は、表示機器から表示機器情報が送信されたことを前記セッション管理部に伝え、前記セッション管理部は、表示機器識別情報を含まないセッション情報を前記セッション情報管理テーブルから検索し、表示機器識別情報を含まないセッション情報がある場合、当該セッション情報内の共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の中継装置をもって解決手段とする。
第6の本発明によれば、表示機器は、コンテンツ共有可能通知や共有要求コンテンツ種類情報を受信する前に起動しかつ中継装置に接続されている必要はなく、通話開始後に、起動または接続された場合であってもコンテンツを共有することができる。
第7の本発明は、前記表示機器管理部は、前記コンテンツ共有要求通知またはコンテンツ共有可能通知の送信先であり且つコンテンツ共有開始命令の送信先でない表示機器に対し、当該コンテンツ共有開始命令の送信先である表示機器の表示機器識別情報を含むコンテンツ共有開始命令送信先情報を送信することを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の中継装置をもって解決手段とする。
第7の本発明によれば、コンテンツ共有開始命令送信先情報の送信先の表示機器では、コンテンツ共有可能通知またはコンテンツ共有要求通知の送信により表示した選択用GUIなどを消去することができる
第8の本発明は、音声通話を実現する音声通話部を備える複数の電話装置と複数の表示機器とに接続される中継装置の動作方法において、前記中継装置は、前記音声通話の中継を実現する電話中継部と、前記各表示機器の表示機器識別情報と当該表示機器で表示可能なコンテンツの種類を示す表示可能コンテンツ種類情報とを含む表示機器情報が記憶される表示機器情報管理テーブルを有する表示機器管理部と、前記音声通話に対応する音声セッションのセッション識別情報ごとにセッション情報が記憶されるセッション情報管理テーブルを有するセッション管理部とを備え、前記表示機器管理部は、前記各表示機器から送信される表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルに記憶させ、前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置との間でのネゴシエーションにより当該音声通話中の電話装置のユーザと当該相手である電話装置のユーザとの間で共有可能なコンテンツの種類を求め、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該音声通話中の電話装置の電話装置識別情報と当該相手の電話装置の電話装置識別情報と当該コンテンツの種類を示す共有可能コンテンツ種類情報とを含むセッション情報を生成して前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、当該与えらえるセッション情報に共有可能コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該共有可能コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与え、前記表示機器管理部は、共有可能コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有可能コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索し、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限ってコンテンツの共有が可能であることを通知するためのコンテンツ共有可能通知を送信し、当該表示機器から当該表示機器をコンテンツを共有するために選択したことを示す表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器にコンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与え、前記セッション管理部は、与えられた表示機器識別情報を当該セッション情報に含ませることを特徴とする中継装置の動作方法をもって解決手段とする。
第9の本発明は、第1ないし7のいずれかの本発明に係る中継装置をコンピュータにより構成するためのコンピュータプログラムをもって解決手段とする。
第10の本発明は、第1ないし7のいずれかの本発明に係る中継装置をコンピュータにより構成するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体をもって解決手段とする。
本発明によれば、複数の電話装置と複数の表示機器を関連づけることができる中継装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るコンテンツ共有システムのブロック図である。
電話装置100、200と中継装置500が接続され、表示機器300、400と中継装置500が接続されている。ここでは電話装置、表示機器をそれぞれ2つづつ図示するがその数は3以上でもよい。
システムは、電話装置が従来のアナログ電話機またはIP電話機、中継装置500がIP網を終端するとともに複数の音声通話セッションを同時に中継できる機能を有するホームゲートウェイ装置(ブロードバンドルータ、ADSLモデム、VoIPルータなど)、表示機器がPCやデジタルテレビにそれぞれ相当するホームネットワークシステムに適用することが考えられる。
電話装置100は、電話部と操作検出部210とを備える。電話部は、音声通話を実現する音声通話部を有する。電話装置200も同様である。
表示機器300は、通信部310とユーザインタフェース部320を備える。ユーザインタフェース部320は、表示機器選択部321とコンテンツ表示部322を備える。
ユーザインタフェース部320は、表示機器300にコンテンツを表示させることをユーザに選択させるためのユーザインタフェースである。
中継装置500は、相手の電話端末と電話装置100,200との間の通話を中継する電話中継部501と、周辺に存在する表示機器の管理を行う表示機器管理部510と、電話中継部501が中継する音声通話セッションを示すセッション識別情報、音声通話セッションを終端する各電話装置の電話装置識別情報、音声通話セッションの状態情報などを含むセッション情報を音声通話セッションの存続期間だけ保持することによって、複数の音声通話セッションの管理を行うセッション管理部520とを備える。表示機器管理部510は、図示しない表示機器情報管理テーブルを有する。セッション管理部520は、セッション情報を記憶するための図示しないセッション情報管理テーブルを有する。
電話中継部501は、電話装置と相手の電話装置の間の音声通話の中継を実現する音声通話中継部とコンテンツを共有するためのコンテンツ共有部とを備える。
電話中継部501は、例えば、IP網を終端するモデムの機能を有し、中継装置は、その機能を有しない電話装置とは別に必要となる。
図2は、図1のシステムの利用形態を示す図である。図1のシステムは、各ユーザ宅に設けられ、システム同士は、ネットワークを介して接続される。この場合、図1のシステムは、左側のユーザ宅内のシステムであり、その電話装置の相手は、例えば、右側のユーザ宅(対向側)内のシステムの電話装置である。
図3は、図1のシステムの他の利用形態を示す図である。図1のシステムは、ネットワークを介して、相手のユーザ宅(対向側)の電話装置に接続してもよい。この電話装置は、例えば、一体型の電話装置であり、図1のシステムの電話装置と表示機器を備える。この場合、図1のシステムの電話装置の相手は、図3の一体型の電話装置でもよい。
図4は、図1のシステムの他の利用形態を示す図である。ユーザ宅(対向側)の電話装置は、パーソナルコンピュータでもよい。このパーソナルコンピュータは、ソフトウェアにより、図1のシステムの電話装置と表示機器の機能を備える。この場合、図1のシステムの電話装置の相手は、図4のパーソナルコンピュータでもよい。
(第1の実施の形態の動作)
図5は、第1の実施の形態に係るコンテンツ共有システムの動作を示すシーケンス図である。
各表示機器の通信部は、表示機器と中継装置とが通信可能になったときまたは定期的に、表示機器の表示機器識別情報と表示機器で表示可能なコンテンツの種類を示す表示可能コンテンツ種類情報とを含む表示機器情報を表示機器管理部に送信する(S101)。表示可能コンテンツ種類情報は、例えば、表示機器の解像度、表示可能なコンテンツの種類、コンテンツのデコードに使用すべく備えたコーデックの名称やバージョン等を示す情報、コンテンツを送受信するためのIPアドレスやポート番号を含む。
中継装置の表示機器管理部510は、表示機器情報が送信されるのを待機しており、送信された表示機器情報を受信して、表示機器情報管理テーブルに記憶させる。
図6は、表示機器情報管理テーブルの一例を示す図である。
表示機器情報管理テーブルでは、表示機器ごとに、表示機器の表示機器識別情報と表示機器で表示可能なコンテンツの種類を示す表示可能コンテンツ種類情報とを含む表示機器情報を管理する。例えば、識別情報1の表示機器はWEBページの共有が実行可能、識別情報2の表示機器はWEBページの共有とMPEG4双方向映像通信が実行可能であることを示している。
図5に戻る。電話装置の操作検出部は、電話番号を入力する操作などが行われたなら、その電話番号などを含む制御命令を電話部に送信し、これにより、電話装置は、中継装置を介して、相手の電話装置との間で音声通話を開始する(S102)。通話を開始するに当たって、電話中継部は、相手の電話装置との間で、通話に使う映像または音声のメディア種別、コーデック情報、メディア送受信用のIPアドレス、ポート番号などが記載された通話情報を送受信する。通話情報によって、相手の電話装置との間で通話に用いるメディア種別とその送受信方法が決定される。また、通話の開始時だけではなく、通話の途中で通話情報が送受信された場合は、当該通話情報に基づき、通話に用いるメディア種別とその送受信方法を変更することも可能である。通話情報の送受信機能は、IP電話の呼制御プロトコルとして最も一般的なSIP(Session Initiation Protocol)において提供される機能である。システムでは、この通話情報を利用しており、電話装置100,200がSIPに準拠するIP電話端末であれば、中継装置500はSIPにおけるB2BUAとして動作し、通話情報だけでなく、通話に用いる音声データをも中継する。また、電話装置100,200がアナログ電話など、SIPに準拠しない端末の場合も考えられる。この場合は、中継装置500がプロトコル変換を行うことによって、電話装置100,200と対向側電話端末の間の通話情報の送受信機能および音声データの中継機能を提供する。
音声通話セッションが確立すると、電話中継部501は、相手の電話装置との間で、コンテンツ共有が可能かどうかのネゴシエーションを行う(S103)。ここでは、お互いに共有可能なコンテンツの詳細なパラメータを交換し、共有可能なコンテンツの種類を決定する。例えば、映像の共有を行う場合は、当該映像のコーデック情報などを交換する。またURL送受信によるWEBページの共有を行う場合は、当該機能の有無などを交換する。なお、電話中継部501は、このネゴシエーションに用いるパラメータを、ステップS101で収集した表示機器情報をもとに生成してもよい。
次に、電話中継部501は、当該音声通話セッションのセッション識別情報と、通話しようとする電話装置の電話装置識別情報と、相手の電話装置の電話装置識別情報と、当該セッションの状態を示す情報とを含むセッション情報を生成して、セッション管理部520に与える。なお、電話中継部は、継続中の音声通話セッションの通話情報、および当該音声通話セッションに関わるコンテンツ情報が生成または変更されるたびに、セッション情報を生成し、セッション管理部520に与える。
次に、セッション管理部520は、セッション情報に共有可能コンテンツ種類情報が含まれるか否かを判定し(S104)、含まれる場合、当該セッション情報をセッション情報管理テーブルに記憶させる(S105)。
図7は、セッション情報管理テーブルの一例を示す図である。
セッション情報管理テーブルは、音声通話セッションのセッション識別情報ごとに、セッション情報を管理する。セッション情報には、当該セッション識別情報と、図1のシステム内の通話しようとする電話装置の電話装置識別情報と、相手の電話装置の電話装置識別情報と、当該セッションの状態を示す情報とを含む。
図の例では、S105で追加された情報は、セッション1に登録され、当該セッションの識別情報が“0000000001”、当該セッションを終端する電話装置の識別情報(内線番号)が“1”、通話相手の識別情報(電話番号)が“03-xxxx-xxxx”であることを示している。また、当該セッションの状態は通話中で、相手の電話装置との間でWEBページの共有が可能であることを示す共有可能コンテンツ種類情報を含んでいる。ここで、相手の電話装置との間で映像の送受信などが可能である場合は、その旨がセッションの状態として記憶される。また、表示機器識別情報の項目が“*”であるのは、当該音声通話セッションに付随して実行されるコンテンツ共有に使用する表示機器がまだ選択されておらず、関連づけられていないことを示している。
また、図は、中継装置500が同時に5つのセッションを管理可能である場合のセッション情報管理テーブルの例であり、新たに音声通話セッションが開始されると、セッション2〜セッション5に関連するセッション情報が追加される。また、セッション管理部520は、上記のようなWEBページの共有が可能であることを示す共有可能コンテンツ種類情報を表示機器管理部510に与える。
表示機器管理部510は、共有可能コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有可能コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を表示機器情報管理テーブルから検索する(S106)。つまり、S105でセッション情報管理テーブルに当該セッションに関するセッション情報が追加されると、S101で収集した表示機器情報を参照し、当該セッションに付随するコンテンツ共有を実行可能な表示機器を絞り込む(S106)。図6では、当該セッションに付随してWEBページの共有が可能であることが記憶されているので、図3に示した表示機器情報管理テーブルから、WEBページの共有が可能な表示機器を探索する。
次に、表示機器管理部510は、発見されたすべての表示機器に対して、当該コンテンツの共有が可能であることを通知するためのコンテンツ共有可能通知を送信する(S107)。当該音声通話セッションの場合、WEBページの共有を実行可能な表示機器300と表示機器400に対して当該コンテンツ共有可能通知を送信する。
表示機器300と400は、当該コンテンツ共有可能通知を受信すると、自身の表示機器選択部321,421により、選択用GUI(画像)を表示する(S108)。なお、S108で、例えば表示機器がテレビの場合、画面上には操作すべきリモコンのボタンを表示することなどが考えられる。
このように、表示機器が選択用GUIを表示することで、ユーザは、通話したまま、表示機器を直感的に認識することができる。
図8は、S108で表示される選択用GUIの例を示す図である。
図では、表示機器300,400がパソコンの場合を想定しており、当該コンテンツ共有可能通知を受信すると、画面の右下に、操作用GUIを表示している。この例では、「WEBページ共有を開始」という文字列がリンクになっており、パソコンのマウスなどを操作しこの操作用GUIをクリックすると(S109)、操作された表示機器は、コンテンツを共有するために当該表示機器を選択したことを示す表示機器選択結果を表示機器管理部510に送信する(S110)。
図5のシーケンスでは、表示機器300の選択用GUIとして図8の画面が表示されており、ユーザはこの画面上のリンクをクリックすることにより、表示機器300は、表示機器選択結果を送信する。
また、図8の例では、WEBページ共有のみが実行可能であることを示しているが、双方向映像通信など、他の種別のコンテンツ共有が実行可能である場合は、当該コンテンツ共有が可能であることを通知するとともに、当該コンテンツ共有を開始するためのGUIを提供する。また同時に複数種別のコンテンツ共有が可能である場合は、実行可能なコンテンツ共有のリストを、選択用GUIに表示し、当該リストの中から、所望のコンテンツ共有を開始できるようにすることも考えられる。また、図5の選択用GUIの右上に×ボタンを備えているが、このボタンを押下することによりコンテンツ共有の開始を拒否することが可能である。このような形式で、コンテンツ共有を拒否する操作部をユーザに提供することも可能である。
表示機器管理部510は、表示機器300から表示機器選択結果を受信したなら、セッション管理部520に対して表示機器300の電話装置識別情報を与える。
セッション管理部520は、当該電話装置識別情報をセッション情報管理テーブル内の該当のセッション情報に含ませる(S111)。
図9は、S111で更新されたセッション情報管理テーブルの一例を示す図である。
当該音声通話セッションに付随するコンテンツ共有を実行する表示機器の表示機器識別情報として表示機器300の表示機器識別情報が登録されている。また、セッションの状態には、表示機器選択結果を受信済みであることが記録されている。
次に、表示機器管理部510は、表示機器300に対し、コンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信する(S112)。このとき、表示機器管理部510は、コンテンツ共有開始命令を送信したことをセッション管理部520に通知する。 これにより、セッション管理部520は、セッション情報管理テーブルのセッション状態として、コンテンツ共有が実行中であることを記憶させる。
なお、S108実行後、ユーザによる操作S109が行われる前に、別の電話装置で別の音声通話セッションが開始され、当該音声通話セッションにおいても、これに付随するコンテンツ共有が可能である場合、S103〜S107と同様の手順により、表示機器に対してコンテンツ共有可能通知が送信される。この場合、表示機器は、既に表示している選択用GUIとは別に当該セッションに関する選択用GUIを表示することも可能である。図10は、2つのコンテンツ共有可能通知を受信した際の選択用GUIの表示例を示す図である。このように、それぞれのセッションに関する選択用GUIを別々に表示することで、当該表示機器において、いずれの音声通話セッションに付随するコンテンツ共有を開始するかということを、ユーザに選択させることが可能となる。
なお、この例とは別に、選択用GUIとして1つのウィンドウを表示し、その中に複数のセッションのリストを表示させ、そのリスト中からユーザに選択させる方法も考えられるが、動作としてはいずれも同様である。図10の例では、説明の都合上、コンテンツ共有可能通知が2つの場合としたが、3以上であっても、同様である。
[第2の実施の形態]
さて、第1の実施の形態とは異なり、ユーザが表示機器を選択する前に、相手の電話装置からコンテンツ共有の開始を要求される場合がある。この場合を、第2の実施の形態として説明する。第2の実施の形態の機能構成は、第1の実施の形態と同様なため、図1を前提として説明を行う。
(第2の実施の形態の動作)
図11は、第2の実施の形態に係るコンテンツ共有システムの動作を示すシーケンス図である。
S101,S102と同様の手順が実行されたあと、相手の電話装置より、コンテンツ共有の開始要求を受信する(S201)。ここでは、電話装置が所望するコンテンツ共有の詳細なパラメータが送信される。
電話中継部501は、当該音声通話セッションのセッション識別情報と、通話中の電話装置の電話装置識別情報と、相手の電話装置の電話装置識別情報と、当該セッションの状態を示す情報とを含むセッション情報を生成して、セッション管理部520に与える。セッションの状態を示す情報には、当該コンテンツ種別の詳細情報つまり要求されているコンテンツの種類を示す共有要求コンテンツ種類情報が含まれる。
次に、セッション管理部520は、セッション情報に共有要求コンテンツ種類情報が含まれるか否かを判定し(S202)、含まれる場合、当該セッション情報をセッション情報管理テーブルに記憶させる(S203)。ここで、セッション情報管理テーブルのセッションの状態には、相手の電話装置から当該コンテンツ共有の開始要求が受信済みであることが登録される。また、セッション管理部520は、例えば、WEBページの共有が要求されていることを示す共有要求コンテンツ種類情報を表示機器管理部510に与える。 表示機器管理部510は、共有要求コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有要求コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を表示機器情報管理テーブルから検索する(S204)。つまり、S203でセッション情報管理テーブルに当該セッションに関するセッション情報が追加されると、S101で収集した表示機器情報を参照し、当該セッションに付随するコンテンツ共有を実行可能な表示機器を絞り込む(S204)。
次に、表示機器管理部510は、発見されたすべての表示機器に対して、当該コンテンツの共有が要求されていることを通知するためのコンテンツ共有要求通知を送信する(S205)。
表示機器300と400は、コンテンツ共有要求通知を受信すると、自身の表示機器選択部321,421により、選択用GUI(画像)を表示する(S206)。
図12は、S206で表示される選択用GUIの例を示す図である。
図では、表示機器300,400がパソコンの場合を想定しており、当該コンテンツ共有要求通知を受信すると、画面の右下に、選択用GUIを表示し、「03-xxxx-xxxxさんからWEBページの共有を要求されています」と表示することにより、相手の電話装置からコンテンツ共有が要求されていることをユーザに通知している。
この例でも、「WEBページ共有を開始」という文字列がリンクになっており、パソコンのマウスなどを操作しこの選択用GUIをクリックすると(S207)、操作された表示機器は、コンテンツを共有するために当該表示機器を選択したことを示す表示機器選択結果を表示機器管理部510に送信する(S208)。
なお、図の例では、相手の電話装置からWEBページ共有のみの開始が要求されていることを示しているが、双方向映像通信など、他の種別のコンテンツ共有が実行可能である場合は、当該コンテンツ共有が要求されていることを通知するとともに、当該コンテンツ共有を開始するためのGUIを提供する。また同時に複数種別のコンテンツ共有が要求されている場合は、当該コンテンツ共有のリストを、選択用GUIに表示し、当該リストの中から、所望のコンテンツ共有を開始できるようにすることも考えられる。また、図の選択用GUIの右上に×ボタンを備えているが、このボタンを押下することによりコンテンツ共有の開始を拒否することが可能である。このような形式で、コンテンツ共有を拒否する操作部をユーザに提供することも可能である。
表示機器管理部510は、表示機器300から表示機器選択結果を受信したなら、セッション管理部520に対して表示機器300の電話装置識別情報を与える。
セッション管理部520は、当該電話装置識別情報をセッション情報管理テーブル内の該当のセッション情報に含ませる(S209)。
次に、表示機器管理部510は、表示機器300に対し、コンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信する(S210)。このとき、表示機器管理部510は、コンテンツ共有開始命令を送信したことをセッション管理部520に通知する。 これにより、セッション管理部520は、セッション情報管理テーブルのセッション状態として、コンテンツ共有が実行中であることを記憶させる。
なお、第1の実施の形態と同様で、S206実行後、ユーザによる操作S207が行われる前に、別の電話装置で別の音声通話セッションが開始され、当該音声通話セッションにおいても、これに付随するコンテンツ共有が相手の電話装置から要求されている場合、S201〜S205と同様の手順により、表示機器に対してコンテンツ共有要求通知が送信される。この場合、表示機器は、既に表示している選択用GUIとは別に当該セッションに関する選択用GUIを表示することも可能である。この場合も、図10の例と同様に、複数のセッションそれぞれに関する選択用GUIを別々に表示することで、当該表示機器において、いずれの音声通話セッションに付随するコンテンツ共有を開始するかということを、ユーザに選択させることが可能となる。
第2の実施の形態については、第1の実施の形態と組み合わせて実現することも可能である。この場合は、S103が実行された後からS109が実行される前までの間に、S201が実行された場合に、S202以降のシーケンスが実行される形態となる。
第1の実施の形態と第2の実施の形態が組み合わされて実現されたシステムの場合、中継装置が、複数の音声通話セッションの中継を行っているときに、それぞれのセッションに付随するコンテンツ共有可能通知またはコンテンツ共有要求通知を同じタイミングで受信する場合がある。
図13は、1つのコンテンツ共有可能通知と1つのコンテンツ共有要求通知を受信した際の選択用GUIの表示例を示す図である。
このように、複数のセッションそれぞれに関する選択用GUIを別々に表示することで、当該表示機器において、いずれの音声通話セッションに付随するコンテンツ共有を開始するかということを、ユーザに選択させることが可能となると同時に、コンテンツ供給が通話相手から要求されているのかどうかをユーザに通知することが可能となる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態や第2の実施の形態では、表示機器がコンテンツの表示で情報を必要とする場合がある。必要情報は、例えば、WEBページ共有の場合、URLなどである。また、相手側でもかかる情報(必要情報という)を必要とする場合がある。この場合を、第3の実施の形態として説明する。第3の実施の形態の機能構成は、第1の実施の形態と同様なため、図1を前提として説明を行う。
電話中継部501は、例えば、電話装置100の相手である電話装置から、例えば、URLが送信された場合、音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報とURLとをセッション管理部520に与える。
セッション管理部520は、与えられたセッション識別情報を含み且つ表示機器識別情報を含むセッション情報をセッション情報管理テーブルから検索し、該当のセッション情報がある場合は、当該セッション情報内の当該表示機器識別情報と当該URIとを表示機器管理部510に与える。
表示機器管理部510は、与えられた表示機器識別情報に対応する表示機器に当該URLを送信する。
これにより、URLに対応するWEBページの共有が可能となる。
一方、セッション管理部520は、コンテンツ共有開始命令の送信先である表示機器がコンテンツを表示するに際して当該表示機器の表示機器識別情報を含むセッション情報内のセッション識別情報を表示機器管理部510に与える。
表示機器管理部510は、与えられた表示機器識別情報に対応する表示機器に当該セッション識別情報を送信し、当該表示機器から当該セッション識別情報と相手の電話装置のユーザに対して表示されるコンテンツの表示で必要となる必要情報(URLなど)が送信された場合、当該セッション識別情報と当該必要情報とをセッション管理部520に与える。
セッション管理部520は、与えられたセッション識別情報を含むセッション情報をセッション情報管理テーブルから検索し、該当のセッション情報内のセッション識別情報に対応する音声通話セッションで音声通話中である相手の電話装置に当該必要情報を送信する。
これにより、URLに対応するWEBページの共有が可能となる。
[第4の実施の形態]
ところで、図1においては、例えば、電話装置100と表示機器300が同室にあり、表示機器400は別室にある場合がある。この場合には、電話装置100が通話中なら、表示機器300でコンテンツを共有するのが好ましい。このように利便性を向上できるようにした第4の実施の形態を説明する。第4の実施の形態の機能構成は、第1の実施の形態と同様なため、図1を前提として説明を行う。
セッション管理部520は、上記の電話装置と表示機器の配置を例にすると、電話装置100の電話装置識別情報と電話装置100が音声通話中である場合にコンテンツを表示すべき表示機器300の表示機器識別情報とを含む関連付情報が予め記憶される関連付情報テーブル(不図示)を備える。かかる関連付情報は、上記のような電話装置と表示機器の配置などに応じて生成され、予め関連付情報テーブルに記憶される。
セッション管理部520は、電話中継部501から与えらえるセッション情報に共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報をセッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該セッション識別情報から、音声通話中の電話装置100などの電話装置識別情報を読み出し、当該電話装置識別情報を含む関連付情報を関連付情報テーブルから検索する。
セッション管理部520は、該当の関連付情報内の表示機器識別情報と当該共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報とを表示機器管理部510に与える。
表示機器管理部510は、共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報と表示機器識別情報とが与えられた場合は、当該共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報と当該表示機器識別情報に合致する表示機器識別情報とを含む表示機器情報を表示機器情報管理テーブルから検索する。
表示機器管理部510は、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限ってコンテンツ共有可能通知またはコンテンツ共有要求通知を送信する。
表示機器管理部510は、表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器にコンテンツ共有開始命令を送信する。上記の配置例では、表示機器300には、コンテンツ共有開始命令を送信され、表示機器400には送信されない。よって、表示機器300は選択用GUIを表示し、表示機器400は表示しない。つまり、必要ない選択用GUIの表示を防止できる。また、別室のユーザなどにより表示機器400が誤って操作されてしまうことも防止できる。
なお、上記の実施の形態と同様、表示機器管理部510は、当該表示機器の表示機器識別情報をセッション管理部520に与え、セッション管理部520は、与えられた表示機器識別情報を該当のセッション情報に含ませる。
[第5の実施の形態]
上記の実施の形態では、表示機器は、コンテンツ共有可能通知や共有要求コンテンツ種類情報を受信する前に起動しかつ中継装置に接続されている必要がある。逆にいえば、S106やS204で該当の表示機器情報がなく、その後、かかる表示機器情報に対応する表示機器が起動または接続した場合、当該表示機器には、コンテンツ共有可能通知や共有要求コンテンツ種類情報は送信されず、そのため、コンテンツ共有ができるにも関わらず、実際には行えない場合がある。そこで、かかる問題点の解決を図った第5の実施の形態を説明する。第5の実施の形態の機能構成は、第1の実施の形態と同様なため、図1を前提として説明を行う。
表示機器管理部510は、表示機器から表示機器情報が送信された場合は、表示機器情報を表示機器情報管理テーブルに記憶させるだけでなく、表示機器から表示機器情報が送信されたことをセッション管理部520に伝える。
セッション管理部520は、表示機器識別情報を含まないセッション情報をセッション情報管理テーブルから検索し、表示機器識別情報を含まないセッション情報がある場合、当該セッション情報内の共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報を表示機器管理部510に与える。
例えば、S106やS204で、表示機器300から送信される表示機器情報があれば、該表示機器情報が該当の表示機器情報となるのに、実際には表示機器300が起動されておらず、表示機器情報が送信されていないため、該当の表示機器情報がなく、その結果、セッション情報管理テーブルは、表示機器識別情報を含まないセッション情報を含んだままとなる。
表示機器管理部510は、表示機器300が起動され、表示機器情報が送信された場合は、表示機器から表示機器情報が送信されたことをセッション管理部520に伝える。
セッション管理部520は、表示機器識別情報を含まないセッション情報をセッション情報管理テーブルから検索するが、この場合、表示機器識別情報を含まないセッション情報があるので、当該セッション情報内の共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報を表示機器管理部510に与える。
第1の実施の形態のS106以降のシーケンスまたは第2の実施の形態のS204以降のシーケンスが実行される。
これにより、起動や接続が遅れ、これにより、表示機器情報を遅れて送信してきた表示機器においてコンテンツを共有することが可能となる。
なお、セッション管理部520が、表示機器識別情報を含まないセッション情報をセッション情報管理テーブルから検索する際、当然であるが、既に表示機器識別情報を含んでいるセッション情報つまりコンテンツの共有を実行している表示機器の表示機器識別情報を含むセッション情報は該当のセッション情報とならないので、コンテンツの共有を実行している当該表示機器に対しては、コンテンツ共有可能通知やコンテンツ共有要求通知は送信されない。よって、当該表示機器は選択用GUIを表示せず、コンテンツ共有が邪魔されるのを防止することができる。
[第6の実施の形態]
例えば、第1の実施の形態では、コンテンツ共有可能通知を複数の表示機器に送信した場合、コンテンツ共有開始命令の送信先でない表示機器に対しては、コンテンツ共有要求通知の送信後、いかなる通知も行わないので、選択用GUIが表示されたままとなるので、好ましくない。コンテンツ共有可能通知がコンテンツ共有要求通知であっても同様である。
第6の実施の形態では、表示機器管理部510は、コンテンツ共有要求通知またはコンテンツ共有可能通知の送信先であり且つコンテンツ共有開始命令の送信先でない表示機器に対し、当該コンテンツ共有開始命令の送信先である表示機器の表示機器識別情報を含むコンテンツ共有開始命令送信先情報を送信する。これにより、例えば、選択用GUIを消去や変更できる。これにより、その表示機器ではコンテンツの共有が実行されないことをユーザに通知できる。
逆に、コンテンツの共有が実行されることユーザに通知すべく、コンテンツ共有開始命令の送信先である表示機器では、選択用GUIに代えて、その旨のGUIを表示させてもよい。
なお、上記の実施の形態に係るコンテンツ共有システムの電話装置や中継装置や表示機器をコンピュータにより構成するためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納し、陳列などして流通させたり、当該コンピュータプログラムをインターネットなどの通信網を介して伝送させてもよい。
第1の実施の形態に係るコンテンツ共有システムのブロック図である。 図1のシステムの利用形態の一例を示す図である。 図1のシステムの利用形態の一例を示す図である。 図1のシステムの利用形態の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係るコンテンツ共有システムの動作を示すシーケンス図である。 表示機器情報管理テーブルの一例を示す図である。 セッション情報管理テーブルの一例を示す図である。 S108で表示される選択用GUIの例を示す図である。 S111で更新されたセッション情報管理テーブルの一例を示す図である。 2つのコンテンツ共有可能通知を受信した際の選択用GUIの表示例を示す図である。 第2の実施の形態に係るコンテンツ共有システムの動作を示すシーケンス図である。 S206で表示される選択用GUIの例を示す図である。 1つのコンテンツ共有可能通知と1つのコンテンツ共有要求通知を受信した際の選択用GUIの表示例を示す図である。
符号の説明
100,200…電話装置
300…表示機器
300,400…表示機器
310…通信部
320,420…ユーザインタフェース部
321,421…表示機器選択部
322,422…コンテンツ表示部
500…中継装置
501…電話中継部
510…表示機器管理部
520…セッション管理部

Claims (10)

  1. 音声通話を実現する音声通話部を備える複数の電話装置と複数の表示機器とに接続される中継装置において、
    前記音声通話の中継を実現する電話中継部と、前記各表示機器の表示機器識別情報と当該表示機器で表示可能なコンテンツの種類を示す表示可能コンテンツ種類情報とを含む表示機器情報が記憶される表示機器情報管理テーブルを有する表示機器管理部と、前記音声通話に対応する音声セッションのセッション識別情報ごとにセッション情報が記憶されるセッション情報管理テーブルを有するセッション管理部とを備え、
    前記表示機器管理部は、前記各表示機器から送信される表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルに記憶させ、
    前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置との間でのネゴシエーションにより当該音声通話中の電話装置のユーザと当該相手である電話装置のユーザとの間で共有可能なコンテンツの種類を求め、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該音声通話中の電話装置の電話装置識別情報と当該相手の電話装置の電話装置識別情報と当該コンテンツの種類を示す共有可能コンテンツ種類情報とを含むセッション情報を生成して前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、当該与えらえるセッション情報に共有可能コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該共有可能コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与え、
    前記表示機器管理部は、共有可能コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有可能コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索し、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限ってコンテンツの共有が可能であることを通知するためのコンテンツ共有可能通知を送信し、当該表示機器から当該表示機器をコンテンツを共有するために選択したことを示す表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器にコンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、与えられた表示機器識別情報を当該セッション情報に含ませる
    ことを特徴とする中継装置。
  2. 前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置との間でのネゴシエーションで当該音声通話中の電話装置のユーザと当該相手である電話装置のユーザとの間でのコンテンツの共有が当該相手である電話装置から要求された場合は、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該音声通話中の電話装置の電話装置識別情報と当該相手の電話装置の電話装置識別情報と当該コンテンツの種類を示す共有要求コンテンツ種類情報とを含むセッション情報を生成して前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、与えらえるセッション情報に共有要求コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該共有要求コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与え、
    前記表示機器管理部は、共有要求コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有要求コンテンツ種類情報に合致する共有可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索し、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限ってコンテンツの共有が要求されていることを通知するためのコンテンツ共有要求通知を送信し、当該表示機器から当該表示機器をコンテンツを共有するために選択したことを示す表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器にコンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、与えられた表示機器識別情報を当該セッション情報に含ませる
    ことを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置から当該音声通話中の電話装置のユーザに対して表示されるコンテンツの表示で必要となる必要情報が送信された場合、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該必要情報とを前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、与えられたセッション識別情報と表示機器識別情報とを含むセッション情報を前記セッション情報管理テーブルから検索し、該当のセッション情報がある場合は、当該セッション情報内の当該表示機器識別情報と当該必要情報とを前記表示機器管理部に与え、
    前記表示機器管理部は、与えられた表示機器識別情報に対応する表示機器に当該必要情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の中継装置。
  4. 前記セッション管理部は、前記コンテンツ共有開始命令の送信先である表示機器がコンテンツを表示するに際して当該表示機器の表示機器識別情報を含むセッション情報内のセッション識別情報を前記表示機器管理部に与え、
    前記表示機器管理部は、与えられた表示機器識別情報に対応する表示機器に当該セッション識別情報を送信し、当該表示機器から当該セッション識別情報と相手の電話装置のユーザに対して表示されるコンテンツの表示で必要となる必要情報とが送信された場合、当該セッション識別情報と当該必要情報とを前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、与えられたセッション識別情報を含むセッション情報を前記セッション情報管理テーブルから検索し、該当のセッション情報内のセッション識別情報に対応する音声通話セッションで音声通話中である相手の電話装置に当該必要情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の中継装置。
  5. 前記セッション管理部は、電話装置識別情報と該電話装置識別情報の電話装置が音声通話中である場合にコンテンツを表示すべき表示機器の表示機器識別情報とを含む関連付情報が予め記憶される関連付情報テーブルを備え、前記電話中継部から与えらえるセッション情報に前記共有可能コンテンツ種類情報または前記共有要求コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該セッション識別情報から前記電話装置の中の音声通話中の電話装置の電話装置識別情報を読み出し、当該電話装置識別情報を含む関連付情報を前記関連付情報テーブルから検索し、該当の関連付情報内の表示機器識別情報と当該共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報とを前記表示機器管理部に与え、
    前記表示機器管理部は、共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報と表示機器識別情報とが与えられた場合は、当該共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報と当該表示機器識別情報に合致する表示機器識別情報とを含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索するとともに、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限って前記コンテンツ共有可能通知またはコンテンツ共有要求通知を送信し、前記表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器に前記コンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与える
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の中継装置。
  6. 前記表示機器管理部は、表示機器から表示機器情報が送信された場合は、表示機器から表示機器情報が送信されたことを前記セッション管理部に伝え、
    前記セッション管理部は、表示機器識別情報を含まないセッション情報を前記セッション情報管理テーブルから検索し、表示機器識別情報を含まないセッション情報がある場合、当該セッション情報内の共有可能コンテンツ種類情報または共有要求コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与える
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の中継装置。
  7. 前記表示機器管理部は、前記コンテンツ共有要求通知またはコンテンツ共有可能通知の送信先であり且つコンテンツ共有開始命令の送信先でない表示機器に対し、当該コンテンツ共有開始命令の送信先である表示機器の表示機器識別情報を含むコンテンツ共有開始命令送信先情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の中継装置。
  8. 音声通話を実現する音声通話部を備える複数の電話装置と複数の表示機器とに接続される中継装置の動作方法において、
    前記中継装置は、
    前記音声通話の中継を実現する電話中継部と、前記各表示機器の表示機器識別情報と当該表示機器で表示可能なコンテンツの種類を示す表示可能コンテンツ種類情報とを含む表示機器情報が記憶される表示機器情報管理テーブルを有する表示機器管理部と、前記音声通話に対応する音声セッションのセッション識別情報ごとにセッション情報が記憶されるセッション情報管理テーブルを有するセッション管理部とを備え、
    前記表示機器管理部は、前記各表示機器から送信される表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルに記憶させ、
    前記電話中継部は、前記電話装置の中の音声通話を行う電話装置の相手である電話装置との間でのネゴシエーションにより当該音声通話中の電話装置のユーザと当該相手である電話装置のユーザとの間で共有可能なコンテンツの種類を求め、当該音声通話に対応する音声通話セッションのセッション識別情報と当該音声通話中の電話装置の電話装置識別情報と当該相手の電話装置の電話装置識別情報と当該コンテンツの種類を示す共有可能コンテンツ種類情報とを含むセッション情報を生成して前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、当該与えらえるセッション情報に共有可能コンテンツ種類情報が含まれる場合、当該セッション情報を前記セッション情報管理テーブルに記憶させるとともに、当該共有可能コンテンツ種類情報を前記表示機器管理部に与え、
    前記表示機器管理部は、共有可能コンテンツ種類情報が与えられた場合、当該共有可能コンテンツ種類情報に合致する表示可能コンテンツ種類情報を含む表示機器情報を前記表示機器情報管理テーブルから検索し、該当の表示機器情報に対応する表示機器に限ってコンテンツの共有が可能であることを通知するためのコンテンツ共有可能通知を送信し、当該表示機器から当該表示機器をコンテンツを共有するために選択したことを示す表示機器選択結果が送信されたなら、当該表示機器にコンテンツの共有を開始させるためのコンテンツ共有開始命令を送信するとともに、当該表示機器の表示機器識別情報を前記セッション管理部に与え、
    前記セッション管理部は、与えられた表示機器識別情報を当該セッション情報に含ませる
    ことを特徴とする中継装置の動作方法。
  9. 請求項1ないし7のいずれかに記載の中継装置をコンピュータにより構成するためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項1ないし7のいずれかに記載の中継装置をコンピュータにより構成するためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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