JP2003046657A - 遠隔操作用通信装置 - Google Patents

遠隔操作用通信装置

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JP2003046657A
JP2003046657A JP2001229546A JP2001229546A JP2003046657A JP 2003046657 A JP2003046657 A JP 2003046657A JP 2001229546 A JP2001229546 A JP 2001229546A JP 2001229546 A JP2001229546 A JP 2001229546A JP 2003046657 A JP2003046657 A JP 2003046657A
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communication device
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JP2001229546A
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Teruhiko Shinomiya
輝彦 篠宮
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メールのような遅延が発生せず、遠隔操
作を行う端末側にウェブブラウザのような大規模なアプ
リケーションを搭載する必要がなく、インターネットな
どのネットワークを介して、外部から家庭内のネットワ
ーク(ホームネットワーク)のAV機器をリアルタイム
で遠隔操作できるようにする。 【解決手段】 インターネットなどのネットワーク30
に接続可能な通信端末20で起動されているインスタン
トメッセージングアプリケーション(IMアプリケーシ
ョン)21からのメッセージを受信し、コマンド解析手
段12でメッセージ中の操作コマンドを解析する。解析
された操作コマンドに応じて、IEEE1394コント
ローラ14によって、IEEE1394バスなどによっ
て実現されるホームネットワーク50などに接続された
各種のAV機器40の動作制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して、セットトップボックスやVTRなどのホームネッ
トワークシステム内の機器を外部から遠隔操作するため
のゲートウェイを実現する遠隔操作用通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットに接続できる機器
の普及に伴い、インターネット自体もインフラとして広
く普及しつつある。特に、インターネットアプリケーシ
ョンとして発展しているものとして、WWW(ワールド
・ワイド・ウェブ:World WideWeb)の閲覧や電子メー
ルの送受信などがある。これらの通信においては、標準
のプロトコルが決められており、そのプロトコルに従っ
て多種多様な機器やアプリケーションが作られてきてい
る。
【0003】一方、一般の家庭内においても、AV(オ
ーディオ・ビジュアル:Audio andVisual)機器のデジ
タル化及びネットワーク化が進みつつある。CS(シー
・エス:Communication Satellite)放送、BS(ビー
・エス:Broadcasting Satellite)放送、デジタルチュ
ーナ、デジタルVTR(ビデオ・テープ・レコーダ:Vi
deo Tape Recorder)、デジタルビデオカメラ、DVD
(ディー・ブイ・ディー:Digital Versatile Disk)な
どのデジタル機器が普及し、それぞれの機器同士が、I
EEE1394の規格により接続できるようになってい
る。
【0004】IEEE1394は、高速、リアルタイ
ム、プラグアンドプレイなどの特徴を持つ規格である。
このIEEE1394で使われているプロトコルとイン
ターネットで使われているプロトコルとは全く別のもの
であり、それぞれのプロトコルに対応した機器同士は、
いずれかのプロトコルを用いて直接通信することは不可
能である。
【0005】それぞれのプロトコルによって通信を行う
複数のネットワークが発展してきた場合、そのネットワ
ーク同士を相互に接続できれば、例えば、会社や外出先
からインターネットに接続し、さらに、自宅のAV機器
にアクセスして、これらのAV機器を遠隔操作すること
も可能となる。
【0006】こうした要求に応えるため、インターネッ
トプロトコルとIEEE1394プロトコルとを相互に
変換するプロトコル変換機能を有するゲートウェイが開
発されてきている。例えば、特開平11−341040
号公報には、インターネットプロトコルとIEEE13
94プロトコルとの変換機能を有するゲートウェイ技術
が開示されている。
【0007】こうしたゲートウェイは、通常ウェブサー
バやメールサーバと組み合わせて使用される。したがっ
て、実際に情報の送受信に利用されるアプリケーション
は、広く普及しているWWWを閲覧するためのウェブブ
ラウザ又は電子メールの送受信を行うメーラである。例
えば、特開2000−224221号公報には、所定の
フォーマットで操作コマンドが記載された電子メールに
よって、AV機器などの各種の制御機器の動作を制御す
る技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェブ
サーバによって機器をコントロールする場合、遠隔操作
を行う端末側にウェブブラウザが必要となる。ウェブブ
ラウザは、一般に高機能化のためにそのアプリケーショ
ンサイズ(データ容量)が大きく、大容量のメモリや高
速の演算処理など、端末側に相当な環境を要求するもの
である。
【0009】また、例えば特開2000−224221
号公報に開示されている技術のように、電子メールによ
る操作コマンドの受付を行ってAV機器を制御する場
合、電子メールの特性から、実際に、送信相手先に電子
メールが届くまで時間がかかる場合があり、また、電子
メールが到達する保証もされていない。
【0010】そこで、本発明は、上記問題を解決するた
め、電子メールのような遅延が発生せず、遠隔操作を行
う端末側にウェブブラウザのような大規模なアプリケー
ションを搭載する必要がなく、ネットワークを介して外
部から家庭内のネットワーク(ホームネットワーク)の
AV機器を遠隔操作できるようにするゲートウェイを実
現する遠隔操作用通信装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、インターネットなどの第1のネットワーク
に接続可能な通信端末で起動されているインスタントメ
ッセージングアプリケーションからのメッセージを受信
し、受信したメッセージ中の操作コマンドを解析し、そ
の操作コマンドに応じて、IEEE1394バスなどに
よって実現されるホームネットワークなどの第2のネッ
トワークに接続された機器の動作を制御することで遠隔
操作を行うようにしている。
【0012】なお、インスタントメッセージングアプリ
ケーションとは、例えば、Mirabilis社が提供しているI
CQやMicrosoft社が提供しているMSN Messenger Service
などのアプリケーションであり、インターネットに接続
している相手と、リアルタイムでメッセージの送受信を
行うことを可能とするものである。
【0013】すなわち、本発明によれば、第1のネット
ワークに接続可能な通信端末から、前記第1のネットワ
ークとは異なる通信プロトコルを用いている第2のネッ
トワークに接続された機器を遠隔操作するためのゲート
ウェイを実現する遠隔操作用通信装置であって、前記第
1のネットワーク上の前記通信端末で起動されているイ
ンスタントメッセージングアプリケーションからのメッ
セージを受信する受信手段と、前記受信手段によって受
信した前記メッセージ中の操作コマンドを解析するコマ
ンド解析手段と、前記コマンド解析手段によって解析さ
れた前記操作コマンドに応じて、前記第2のネットワー
ク上の所定の機器に、前記所定の機器の動作を制御する
制御信号を出力する制御手段とを、有する遠隔操作用通
信装置が提供される。
【0014】さらに、前記メッセージ中に正当な識別情
報が存在するか否かを認証する認証手段を有し、前記メ
ッセージ中に前記正当な識別情報が存在する場合のみ、
前記コマンド解析手段による前記操作コマンドの解析を
行うことは、本発明の好ましい態様である。
【0015】さらに、前記通信端末に情報を送信する送
信手段を有し、前記メッセージ中の前記操作コマンドに
応じた前記所定の機器の動作制御の結果を送信すること
は、本発明の好ましい態様である。
【0016】さらに、前記操作コマンドと前記機器の制
御との対応関係が記述されたコマンドメニューを記憶す
る記憶手段を有し、前記通信端末から前記コマンドメニ
ューを要求する情報を受信した場合、前記記憶手段に記
憶された前記コマンドメニューを前記通信端末に送信す
ることは、本発明の好ましい態様である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の遠隔操作用通信装置に係る第1〜第5の実施の形態
について説明する。
【0018】<第1の実施の形態>図1は、本発明の遠
隔操作用通信装置に係る第1の実施の形態の構成図であ
る。図1に示すように、家庭内に設置された遠隔操作用
通信装置10と通信端末20とが、LANやインターネ
ットなどのネットワーク30によって接続されている。
通信端末20は、例えば、会社などの家庭から離れた場
所に設置されたPC(パーソナル・コンピュータ:Pers
onal Computer)、携帯電話などの携帯通信端末などで
ある。
【0019】通信端末20には、インスタントメッセー
ジングアプリケーション(以下、IMアプリケーション
と略す)21を実行するためのプログラムが内蔵されて
いる。IMアプリケーション21は、広く普及している
インターネット通信用アプリケーションであり、インタ
ーネットに接続している相手と、リアルタイムでメッセ
ージの送受信を行うことを可能とするアプリケーション
である。代表的なIMアプリケーション21としては、
例えば、Mirabilis社が提供しているICQやMicrosoft社
が提供しているMSN Messenger Serviceなどが存在し、
その他にも数多くの同等の機能を有するアプリケーショ
ンが存在している。ただし、これらのアプリケーション
の中には、現在は独自のプロトコルを採用しているもの
もあり、全てのアプリケーションに互換性があるわけで
はない。しかし、現在、標準プロトコルが作成されてお
り、標準プロトコルが確立すれば、さらに、IMアプリ
ケーション21の普及が見込まれている。
【0020】また、家庭内には、遠隔操作用通信装置1
0と、放送用チューナや番組を記録する記録装置などの
AV機器40とが、IEEE1394バスなどのホーム
ネットワーク50によって接続されている。なお、本明
細書では、音声や映像に関する処理を行う機器の他に、
IEEE1394に対応した電子レンジや冷蔵庫などの
家庭電気製品もAV機器40とみなすものとする。ま
た、図1には、代表的なAV機器40として、D−VH
S記録再生手段41、BSデジタルチューナ42が記載
されている。
【0021】家庭内に設置される遠隔操作用通信装置1
0は、通信端末20に搭載されたIMアプリケーション
21と通信を行い、通信端末20からのメッセージを受
信する受信手段11、受信したメッセージを解析し、A
V機器40に対応する操作コマンドとして処理するコマ
ンド解析手段12、コマンド解析手段12で処理された
操作コマンドの内容をIEEE1394コントローラ1
4に通知するコマンド処理手段13、ホームネットワー
ク50を構成するIEEE1394バスに接続し、AV
機器40を制御する信号をホームネットワーク50に出
力するIEEE1394コントローラ(制御手段)14
を有する。
【0022】次に、図1に示す遠隔操作用通信装置10
の動作について説明する。ここでは、ネットワーク30
を介して、遠隔の通信端末20からの操作によって、家
庭に設置されたD−VHS記録再生手段41の録画予約
を行う場合について説明する。通信端末20では、IM
アプリケーション21が起動される。そして、通信端末
20のユーザは、このIMアプリケーション21を用い
て、通信端末20から遠隔操作用通信装置10に対し
て、家庭に設置されたAV機器40の名前や操作の態様
などを指示する操作コマンドをインスタントメッセージ
として送信する。
【0023】例えば、操作コマンドは、以下のように記
載されたものである。なお、下記のコマンドは、200
0年12月31日の19時から21時まで、BSデジタ
ルチューナ42のチャンネル11によって受信した番組
をD−VHS記録再生手段41で録画する予約を行うも
のである。 #Do:録画予約#Src:BSデジタルチューナ#Ch:11 #Dst:D-VHS#Start:2000:12:31:19:00#2000:12:31:21:00
【0024】遠隔操作用通信装置10の受信手段11
は、通信端末20からインスタントメッセージを受信し
て、コマンド解析手段12に渡す。コマンド解析手段1
2は、受信したインスタントメッセージ中の#Doや#Star
tなどの所定のキーワードから操作コマンド及びその内
容を解析し、コマンド処理手段13に渡す。コマンド処
理手段13は、渡された操作コマンドを基にして、IE
EE1394コントローラ14に対して実際の制御を依
頼する。IEEE1394コントローラ14は、IEE
E1394バスなどのホームネットワーク50に制御信
号を出力することで、BSデジタルチューナ42のチャ
ンネルを設定したり、D−VHS記録再生手段41の録
画をスタートさせたりすることが可能となる。このよう
にして、通信端末20のIMアプリケーション21を用
いて、家庭に設置された遠隔操作用通信装置10に対し
て少ない通信量でリアルタイムに通信を行うことで、家
庭に設置されたAV機器40を遠隔操作することが可能
となる。
【0025】<第2の実施の形態>図2は、本発明の遠
隔操作用通信装置に係る第2の実施の形態の構成図であ
る。図2に示す遠隔操作用通信装置10は、図1に示す
遠隔操作用通信装置10と比較して、さらにパスワード
(識別情報)の認証を行うパスワード認証手段15を有
する構成となっている。
【0026】次に、図2に示す遠隔操作用通信装置10
の動作について説明する。ここでは、ネットワーク30
を介して、遠隔の通信端末20からの操作によって、家
庭に設置されたBSデジタルチューナ42の電源を切る
場合について説明する。通信端末20では、IMアプリ
ケーション21が起動され、第1の実施の形態と同様、
通信端末20のユーザは、このIMアプリケーション2
1を用いて、通信端末20から遠隔操作用通信装置10
に対して、操作コマンドをインスタントメッセージとし
て送信する。
【0027】例えば、操作コマンドは、以下のように記
載されたものである。なお、パスワード“jfu9qs75”は
あらかじめ設定されており、パスワードが記載されてい
ない場合には、遠隔操作用通信装置10は、そこに記載
されている操作コマンドを受け付けないように設定され
ている。 #Pswd:jfu9qs75#Do:電源オフ#Target:BSデジタルチュ
ーナ
【0028】遠隔操作用通信装置10の受信手段11
は、通信端末20からインスタントメッセージを受信し
て、コマンド解析手段12に渡す。コマンド解析手段1
2は、受信したインスタントメッセージ中の#Pswdのキ
ーワードからパスワード“jfu9qs75”を抽出して、パス
ワード認証手段15に出力する。パスワード認証手段1
5は、通信端末20から受信したパスワードと、あらか
じめ設定されているパスワードとを比較し、両方のパス
ワードが一致しているか否かを判定する。そして、パス
ワードが一致した場合にはOK信号、パスワードが不一
致だった場合にはNG信号をコマンド解析手段12に返
す。
【0029】パスワード認証手段15の出力信号がOK
信号の場合には、コマンド解析手段12は、受信したイ
ンスタントメッセージ中の#Doや#Startなどの所定のキ
ーワードから操作コマンド及びその内容を解析し、コマ
ンド処理手段13に渡し、上記実施の形態と同様の処理
を経て、BSデジタルチューナ42の電源が切られる。
【0030】一方、パスワード認証手段15の出力信号
がNG信号の場合には、コマンド解析手段12における
さらなる操作コマンドの解析及びその後の処理は行われ
ない。このようにして、遠隔操作用通信装置10は、正
しいパスワードが記載されていないインスタントメッセ
ージの処理を行わず、操作が許されているユーザ(パス
ワードを知っているユーザ)からの操作コマンドのみを
受け付けることが可能となる。
【0031】<第3の実施の形態>図3は、本発明の遠
隔操作用通信装置に係る第3の実施の形態の構成図であ
る。図3に示す遠隔操作用通信装置10は、図2に示す
遠隔操作用通信装置10と比較して、さらに通信端末に
対して情報を送信する送信手段16を有する構成となっ
ている。なお、図1に示す遠隔操作用通信装置10が、
さらに送信手段16を有する構成とすることも可能であ
る。
【0032】次に、図3に示す遠隔操作用通信装置10
の動作について説明する。第3の実施の形態では、第1
又は第2の実施の形態における番組の録画予約やBSデ
ジタルチューナ42の電源オフなど、AV機器40の制
御が正常に終了した場合(成功した場合)には、IEE
E1394コントローラ14は、制御が成功したことを
示す信号をコマンド処理手段13を経てコマンド解析手
段12に返すようにする。
【0033】一方、例えば、IEEE1394バスやA
V機器40の不具合や、パスワードが認証できないなど
の理由によって、AV機器40の制御が正常に終了しな
かった場合(失敗した場合)には、IEEE1394コ
ントローラ14やパスワード認証手段15は、制御が失
敗したことを示す信号をコマンド解析手段12に返すよ
うにする。
【0034】コマンド解析手段12は、制御が成功又は
失敗したことを示すメッセージを送信手段16に渡し、
送信手段16はそのメッセージを通信端末20に送信す
る。このようにして、操作コマンドを送信した通信端末
20において、その操作コマンドによる制御が成功した
か失敗したかを示す制御結果を取得することが可能とな
る。
【0035】<第4の実施の形態>図4は、本発明の遠
隔操作用通信装置に係る第4の実施の形態の構成図であ
る。図4に示す遠隔操作用通信装置10は、図1に示す
遠隔操作用通信装置10と比較して、さらに操作コマン
ドとAV機器40の制御との対応関係を記述するコマン
ドメニューを記憶しているメニュー記憶手段17を有す
る構成となっている。
【0036】次に、図4に示す遠隔操作用通信装置10
の動作について説明する。通信端末20では、IMアプ
リケーション21が起動されており、通信端末20のユ
ーザは、このIMアプリケーション21を用いて、通信
端末20から遠隔操作用通信装置10に対して、所定の
コマンドをインスタントメッセージとして送信する。
【0037】例えば、所定のコマンドは、以下のように
記載されたものである。なお、下記のコマンドは、コマ
ンドメニューを要求するものである。 #Help
【0038】遠隔操作用通信装置10の受信手段11
は、通信端末20からインスタントメッセージを受信し
て、コマンド解析手段21に渡す。コマンド解析手段2
1は、受信したインスタントメッセージ中に#Helpのキ
ーワードを確認し、メニュー記憶手段17からコマンド
メニューのリストを取得して、このコマンドメニューを
メッセージとして送信手段16に渡す。そして、送信手
段16は、コマンドメニューを通信端末20に送信す
る。
【0039】例えば、コマンドメニューは、以下のよう
なものである。 #11:ディスプレイ電源オン #12:ディスプレイ電源オフ #21:D−VHS電源オン #22:D−VHS電源オフ #23:D−VHS再生 #24:D−VHS停止
【0040】例えば、通信端末20からの遠隔操作によ
って、D−VHS記録再生手段41の再生を行いたい場
合には、上記のコマンドメニューを確認して、 #23 という簡単なインスタントメッセージを遠隔操作用通信
装置10に送信するだけで、D−VHS記録再生手段4
1の再生を行わせることが可能となる。なお、遠隔操作
用通信装置10のコマンド解析手段12では、通信端末
20から受信した数字“#23”のコマンドをメニューリ
ストと照らし合わせて、実際のコマンドに変換してから
コマンド処理手段13に送るようにする。
【0041】<第5の実施の形態>上記の第4の実施の
形態では、AV機器40やコマンドの数が多い場合には
コマンドメニューのリストが膨大な量になり、通信に時
間がかかったり表示が見づらくなったりするなどの問題
が生じる。第5の実施の形態は、この問題を解決する。
図5は、本発明の遠隔操作用通信装置に係る第5の実施
の形態の構成図である。図5に示す遠隔操作用通信装置
10は、図1に示す遠隔操作用通信装置10と比較し
て、さらにコマンドメニューを記憶しているメニュー記
憶手段17と、コマンドメニューのリストの中から適切
なコマンドメニューを選択するメニュー選択手段18と
を有する構成となっている。
【0042】図6は、メニュー記憶手段に記憶されてい
るコマンドメニューのデータ構造の一例を示す模式図で
ある。メニュー記憶手段17に記憶されているコマンド
メニューのデータ構造は、図6に示すようなツリー構造
となっており、例えば、各AV機器40やその操作毎に
カテゴリに分けられている。
【0043】第4の実施の形態と同様、遠隔操作用通信
装置10のコマンド解析手段12が、通信端末20から
受信したインスタントメッセージ中に#Helpのキーワー
ドを確認した場合、コマンド解析手段12は、メニュー
選択手段18に、所定の数字(例えば“0”)を渡す。
メニュー選択手段18は、メニュー記憶手段17からコ
マンドメニューのリストの中から、数字の“0”に対応
した所定の項目を抽出して、コマンド解析手段12に渡
す。コマンド解析手段12は、抽出されたコマンドメニ
ューのリストをメッセージとして送信手段16に渡し、
送信手段16は、このコマンドメニューのリストを通信
端末20に送信する。
【0044】例えば、数字の“0”に対応したコマンド
メニューのリストは、以下のようなものであり、各AV
機器40の操作に対応するものである。 #10:ディスプレイ操作 #20:D−VHS操作 #30:BSデジタルチューナ操作 #40:D−VHSプレーヤ操作
【0045】例えば、通信端末20からの遠隔操作によ
って、D−VHS記録再生手段41の操作を行いたい場
合には、上記のコマンドメニューを確認して、 #20 という簡単なインスタントメッセージを遠隔操作用通信
装置10に送信する。
【0046】遠隔操作用通信装置10のコマンド解析手
段12が、通信端末20から受信したインスタントメッ
セージ中に#20のキーワードを確認した場合、コマンド
解析手段12は、メニュー選択手段18に、所定の数字
(例えば“20”)を渡す。メニュー選択手段18は、
メニュー記憶手段17からコマンドメニューのリストの
中から、今度は数字の“20”に対応した所定の項目を
抽出して、コマンド解析手段12に渡す。コマンド解析
手段12は、抽出されたコマンドメニューのリストをメ
ッセージとして送信手段16に渡し、送信手段16は、
このコマンドメニューのリストを通信端末20に送信す
る。
【0047】例えば、数字の“20”に対応したコマン
ドメニューのリストは、以下のようなものであり、D−
VHS記録再生手段41の各操作に対応するものであ
る。 #21:D−VHS電源オン #22:D−VHS電源オフ #23:D−VHS再生 #24:D−VHS停止 #25:D−VHS早送り
【0048】例えば、通信端末20からの遠隔操作によ
って、D−VHS記録再生手段41における再生を行い
たい場合には、上記のコマンドメニューを確認して、さ
らに、 #23 という簡単なインスタントメッセージを遠隔操作用通信
装置10に送信するだけで、D−VHS記録再生手段4
1の再生を行わせることが可能となる。なお、第4の実
施の形態と同様、遠隔操作用通信装置10のコマンド解
析手段12では、通信端末20から受信した数字“#2
3”のコマンドをメニューリストと照らし合わせて、実
際のコマンドに変換してからコマンド処理手段13に送
るようにする。このようにして、コマンドを対話形式に
よって確認できるようにすることによって、通信量を抑
え、通信端末20におけるコマンドメニューの表示を見
やすいものにすることが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、インターネットなどの第1のネットワークに接続可
能な通信端末で起動されているインスタントメッセージ
ングアプリケーションからのメッセージを受信し、受信
したメッセージ中の操作コマンドを解析し、その操作コ
マンドに応じて、IEEE1394バスなどによって実
現されるホームネットワークなどの第2のネットワーク
に接続されたAV機器の動作を制御することで遠隔操作
を行うので、遠隔操作を行う通信端末は小規模のIMア
プリケーションを搭載するだけで済み、家庭内のホーム
ネットワーク内のAV機器を遅延なくリアルタイムで操
作することが可能となる。また、通信端末が、十分な演
算処理速度がなくメモリ容量も少ない携帯端末や携帯電
話などであっても、例えば、自宅などにあるAV機器の
遠隔操作を簡単に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の遠隔操作用通信装置に係る第1の実施
の形態の構成図である。
【図2】本発明の遠隔操作用通信装置に係る第2の実施
の形態の構成図である。
【図3】本発明の遠隔操作用通信装置に係る第3の実施
の形態の構成図である。
【図4】本発明の遠隔操作用通信装置に係る第4の実施
の形態の構成図である。
【図5】本発明の遠隔操作用通信装置に係る第5の実施
の形態の構成図である。
【図6】メニュー記憶手段に記憶されているコマンドメ
ニューのデータ構造の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
10 遠隔操作用通信装置 11 受信手段 12 コマンド解析手段 13 コマンド処理手段 14 IEEE1394コントローラ(制御手段) 15 パスワード認証手段 16 送信手段 17 メニュー記憶手段 18 メニュー選択手段 20 通信端末 21 インスタントメッセージングアプリケーション
(IMアプリケーション) 30 ネットワーク(第1のネットワーク) 40 AV機器 41 D−VHS記録再生手段 42 BSデジタルチューナ 50 ホームネットワーク(第2のネットワーク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301E 5K101 321 321E Fターム(参考) 5B089 GA31 GB01 HA10 HB10 JA35 JB10 JB24 KC53 KF05 5C056 AA07 BA01 BA08 BA10 CA06 CA08 CA11 CA13 CA19 DA11 5K030 GA16 HA08 HC01 HD03 HD06 JL08 KA01 KA07 KA13 5K033 AA09 BA01 CB08 DA01 DA06 DB16 5K048 BA02 DA05 DC04 EB02 EB03 5K101 KK11 LL02 LL12 TT06 UU19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のネットワークに接続可能な通信端
    末から、前記第1のネットワークとは異なる通信プロト
    コルを用いている第2のネットワークに接続された機器
    を遠隔操作するためのゲートウェイを実現する遠隔操作
    用通信装置であって、 前記第1のネットワーク上の前記通信端末で起動されて
    いるインスタントメッセージングアプリケーションから
    のメッセージを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信した前記メッセージ中の操作
    コマンドを解析するコマンド解析手段と、 前記コマンド解析手段によって解析された前記操作コマ
    ンドに応じて、前記第2のネットワーク上の所定の機器
    に、前記所定の機器の動作を制御する制御信号を出力す
    る制御手段とを、 有する遠隔操作用通信装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記メッセージ中に正当な識別
    情報が存在するか否かを認証する認証手段を有し、前記
    メッセージ中に前記正当な識別情報が存在する場合の
    み、前記コマンド解析手段による前記操作コマンドの解
    析を行うことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作用
    通信装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記通信端末に情報を送信する
    送信手段を有し、前記メッセージ中の前記操作コマンド
    に応じた前記所定の機器の動作制御の結果を送信するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔操作用通信
    装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記操作コマンドと前記機器の
    制御との対応関係が記述されたコマンドメニューを記憶
    する記憶手段を有し、前記通信端末から前記コマンドメ
    ニューを要求する情報を受信した場合、前記記憶手段に
    記憶された前記コマンドメニューを前記通信端末に送信
    することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに
    記載の遠隔操作用通信装置。
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