JP2006172421A - 在所記憶システム、在所記憶装置、コンピュータプログラム及び在所記憶方法 - Google Patents

在所記憶システム、在所記憶装置、コンピュータプログラム及び在所記憶方法 Download PDF

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Kazuaki Misato
和明 三里
Yuji Nakada
祐司 仲田
Takeshi Yakura
武 矢倉
Eitaro Watabe
英太郎 渡部
Yuzuru Shimono
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Abstract

【課題】 作業場所の状況に拘わらず、従来に比較して安価で、正確に通信装置の在所を記憶することができる在所記憶システム、該在所記憶システムを構成する在所記憶装置、該在所記憶装置を実現するコンピュータプログラム、及び在所記憶方法を提供する。
【解決手段】 携帯電話機1は、所定の場所に設置されたモバイルスティック2を接続することにより、モバイルスティック2からスティックIDを取得する。携帯電話機1は、電話番号と取得したスティックIDを含む識別情報を在所記憶装置4へ送信する。在所記憶装置4は、受信した識別情報が予め記憶された識別情報と一致する場合は、携帯電話機1で作成された後に送信された携帯電話機1の在不在を示す在不在情報を受信するとともに、前記確認情報を受信した日時を検出する。在所記憶装置4は、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定の場所に設置された記録媒体に記録された媒体識別情報と、通信装置に記録され、該通信装置を識別する通信装置識別情報とを含む識別情報に基づいて、通信装置の在所を記憶する在所記憶システム、該在所記憶システムを構成する在所記憶装置、該在所記憶装置を実現するためのコンピュータプログラム、及び在所記憶方法に関する。
正社員、派遣社員、アルバイトなどの従業員の勤務状況を正確に把握し、記録することは、労災保険法に対応するために必要不可欠である。しかし、建築現場又は工事現場などの作業現場、派遣先などでの勤務管理は、一般企業内での勤務管理と異なり、従業員の勤務実態を正確に記録することが困難な場合がある。
例えば、屋外の作業現場では、タイムレコーダなどの作業管理用の機器を設置することができない状況がある。また、作業者、監督者は、特定の作業現場で継続して作業する場合だけでなく、同一日でも複数の作業現場で作業する場合がある。
そこで、作業場所毎に、業務日誌、勤務管理表などを作成し、作業者などの出退勤を記入させることにより、勤務状況を記録することが行われていた。
また、作業者、監督者などにICカードを配布し、作業現場に設置されたICカードリーダでICカードの内容を読み取ることにより、作業員などの出退勤を記録する方法も利用されていた。
また、派遣先に設置されたID付与済みの通信装置に派遣社員の携帯電話機を接続し、携帯電話機を介して出退勤データをサーバへ送信することにより、サーバで派遣社員の出勤時間、退勤時間を記録して、派遣社員の業務管理をする方法も提案されている(特許文献1参照)
特開2003−91626号公報
しかしながら、作業場所毎に勤務管理表を作成し、作業者などに記録させる方法では、作業者の記録ミス、記録漏れが生じた場合に、誤りを正確に訂正することが困難であった。また、日々の勤務状況をリアルタイムで集計することができなかった。
また、ICカードを使用する方法では、作業者全員に比較的高価なICカードを配布する必要があるとともに、作業現場毎に高価なICカードリーダを設置する必要があり、運用面での経費が割高になる問題があった。さらに、配布したICカードの携行忘れ、ICカードの配布ミス、臨時作業者へのICカードの配布遅れ、ICカードの不正使用などの問題もあった。
また、特許文献1の方法にあっては、通信装置を動作させるために商用電源を必要とするため、作業現場などの初期の工事段階などで商用電源が利用できない状況では、勤務管理を行うことができなかった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、通信装置は、通信装置識別情報と所定の場所に設置した記録媒体から取得した媒体識別情報とを含む識別情報、及び前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を在所記憶装置へ送信する送信手段を備え、前記在所記憶装置は、送信された在不在情報を受信する在不在情報受信手段と、前記在不在情報を受信した日時を検出する検出手段と、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する記憶手段とを備えることにより、作業場所の状況に拘わらず、従来に比較して安価で、正確に通信装置の在所を記憶することができる在所記憶システム、該在所記憶システムを構成する在所記憶装置、該在所記憶装置を実現するコンピュータプログラム、及び在所記憶方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を含む在所情報を生成する在所情報生成手段を備えることにより、通信装置の在所をリアルタイムで把握することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、在所記憶装置が、通信装置から受信した通信装置識別情報に基づいて、予め記憶してある通信装置に関連する属性を特定する属性情報を抽出する抽出手段と、抽出した属性情報に基づいて、前記通信装置で表示される画面の画面情報を生成し、生成した画面情報を前記通信装置へ送信する送信手段とを備え、前記通信装置は、送信された画面情報を受信し、受信した画面情報に基づいて、画面を表示する画面表示手段とを備えることにより、通信装置に関連する属性に応じて通信装置で表示させる画面を変更することができ、通信装置を携帯するユーザの利便性を向上することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、在所記憶装置が、通信装置の在所を特定する場所情報を選択するための画面情報を通信装置へ送信し、前記通信装置は選択した場所情報を前記在所記憶装置へ送信する。前記在所記憶装置は、送信された場所情報を受信し、受信した場所情報と識別情報とを関連付けて記憶してあることにより、記録媒体と該記録媒体が設置されている所定の場所とを対応付けることができ、一の場所で使用済になった記録媒体を他の場所で再度使用することができ、記録媒体を有効に利用することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、識別情報を追加、変更又は削除する更新手段を備えることにより、実際の使用状態に合わせて識別情報を更新することができるとともに、記録媒体が盗難にあった場合でも、その使用を停止することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、通信装置から受信した媒体識別情報を在所記憶装置で暗号化し、暗号化した媒体識別情報を前記通信装置へ送信し、他の通信装置で入力された前記暗号化した媒体識別情報を在所記憶装置で受信するように構成してあり、前記在所記憶装置は、受信した前記暗号化した媒体識別情報を復号し、復号した媒体識別情報が予め記憶された媒体識別情報と一致するか否かを判定するように構成してあることにより、媒体識別情報を取得することができない通信装置であっても、該通信装置から在所情報を記憶することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、記録媒体が、通信装置から通信装置識別情報を取得し、取得した通信装置識別情報を記録する記録手段を備え、通信装置は、前記記録媒体が記録した通信装置識別情報を取得するように構成してあることにより、複数のユーザが同一時間帯に作業を開始又は終了する場合でも、一括して在不在情報を作成することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、記録媒体が、その都度異なる発信番号を生成する生成手段を備え、生成された発信番号を通信装置で取得し、取得した発信番号を識別情報とともに在所記憶装置へ送信するように構成してあり、前記在所記憶装置は、受信した発信番号及び識別情報を関連付けて記憶し、受信した発信番号と、受信した識別情報に関連付けて記憶してある発信番号とが一致するか否かを判定するように構成してあることにより、記録媒体の不正使用を防止することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、記録媒体が、通信装置と通信するための通信情報を記録してあり、通信情報を追加、変更又は削除する更新手段を備えていることにより、新たな通信装置に対応することができるとともに、記録媒体を有効利用することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、記録媒体が、通信装置が在所記憶装置と通信するための通信手段を備えることにより、容易に在所記憶装置と通信することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、第1の時間以内に媒体識別情報を取得しない場合に、該媒体識別情報の取得を禁止する禁止手段を備えることにより、不正なアクセスを防止することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、第2の時間以内に在不在情報を受信しない場合に、該在不在情報の受信を禁止する禁止手段を備えることにより、不正なアクセスを防止することができる在所記憶システムを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、第3の時間以内に在不在情報を作成しない場合に、該在不在情報の作成を禁止する禁止手段を備えることにより、不正なアクセスを防止することができる在所記憶システムを提供することにある。
第1発明に係る在所記憶システムは、記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を前記通信装置から送信し、送信された識別情報を受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶する在所記憶装置を備える在所記憶システムにおいて、前記通信装置は、前記記録媒体から媒体識別情報を取得する取得手段と、前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成する作成手段と、前記在不在情報を前記在所記憶装置へ送信する送信手段とを備え、前記在所記憶装置は、受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、送信された在不在情報を受信する在不在情報受信手段と、前記在不在情報を受信した日時を検出する検出手段と、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする。
第2発明に係る在所記憶システムは、第1発明において、前記在所記憶装置は、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を含む在所情報を生成する在所情報生成手段を備えたことを特徴とする。
第3発明に係る在所記憶システムは、第1発明又は第2発明において、前記通信装置は、画面を表示する画面表示手段と、表示される画面を作成するための画面情報を受信する画面情報受信手段とを備え、前記記憶手段は、前記通信装置に関連する属性を特定する属性情報を通信装置識別情報に関連付けて記憶してあり、前記在所記憶装置は、通信装置から受信した通信装置識別情報に基づいて属性情報を抽出する抽出手段と、抽出した属性情報に基づいて、前記通信装置で表示される画面の画面情報を生成する画面情報生成手段と、生成した画面情報を前記通信装置へ送信する画面情報送信手段とを備え、前記通信装置は、送信された画面情報に基づいて画面を表示するようにしてあることを特徴とする。
第4発明に係る在所記憶システムは、第3発明において、前記記憶手段は、前記通信装置の在所を特定する場所情報を複数記憶してあり、前記画面情報送信手段は、場所情報を選択するための画面情報を通信装置へ送信するように構成してあり、前記通信装置の送信手段は、受信した画面情報に基づいて、選択した場所情報を前記在所記憶装置へ送信するように構成してあり、前記記憶手段は、前記通信装置から受信した場所情報と識別情報とを関連付けて記憶してあることを特徴とする。
第5発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第4発明のいずれかにおいて、前記記憶手段で記憶する識別情報を追加、変更又は削除する更新手段を備えたことを特徴とする。
第6発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第5発明のいずれかにおいて、前記在所記憶装置は、通信装置から受信した媒体識別情報を暗号化する暗号化手段と、前記暗号化手段が暗号化した媒体識別情報を前記通信装置へ送信する媒体識別情報送信手段とを備え、前記通信装置は、前記暗号化した媒体識別情報を受信する媒体識別情報受信手段と、暗号化した媒体識別情報を表示する媒体識別情報表示手段とを備え、前記在所記憶装置は、他の通信装置で入力された前記暗号化した媒体識別情報を受信する媒体識別情報受信手段と、前記暗号化した媒体識別情報を復号する復号手段とを備え、前記判定手段は、復号された媒体識別情報が予め記憶された媒体識別情報と一致するか否かを判定するように構成してあることを特徴とする。
第7発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記記録媒体は、前記通信装置から前記通信装置識別情報を取得する取得手段と、取得した通信装置識別情報を記録する記録手段とを備え、前記通信装置の取得手段は、前記記録媒体が記録した通信装置識別情報を取得するように構成してあることを特徴とする。
第8発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第7発明のいずれかにおいて、前記記録媒体は、その都度異なる発信番号を生成する生成手段を備え、前記通信装置の取得手段は、前記生成手段が生成した発信番号を取得し、前記通信装置の送信手段は、取得した発信番号を識別情報とともに前記在所記憶装置へ送信するように構成してあり、前記在所記憶装置の記憶手段は、受信した発信番号及び識別情報を関連付けて記憶し、前記判定手段は、受信した発信番号と、受信した識別情報に関連付けて記憶してある発信番号とが一致するか否かを判定するように構成してあることを特徴とする。
第9発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第8発明のいずれかにおいて、前記記録媒体は、前記通信装置と通信するための通信情報を記録してあり、通信情報を追加、変更又は削除する更新手段を備えていることを特徴とする。
第10発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第9発明のいずれかにおいて、前記記録媒体は、前記通信装置が前記在所記憶装置と通信するための通信手段を備え、前記通信装置は、前記通信手段に基づいて前記在所記憶装置と通信するようにしてあることを特徴とする。
第11発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記通信装置は、第1の時間を計時する計時手段と、前記媒体識別情報の取得を禁止する禁止手段とを備え、該禁止手段は、前記第1の時間以内に、前記取得手段が媒体識別情報を取得しない場合に、該媒体識別情報の取得を禁止するようにしてあることを特徴とする。
第12発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記在所記憶装置は、第2の時間を計時する計時手段と、前記在不在情報の受信を禁止する禁止手段とを備え、該禁止手段は、前記第2の時間以内に、前記在不在情報受信手段が在不在情報を受信しない場合に、該在不在情報の受信を禁止するようにしてあることを特徴とする。
第13発明に係る在所記憶システムは、第1発明乃至第6発明のいずれかにおいて、前記通信装置は、第3の時間を計時する計時手段と、前記在不在情報の作成を禁止する禁止手段とを備え、該禁止手段は、前記第3の時間以内に、前記作成手段が在不在情報を作成しない場合に、該在不在情報の作成を禁止するようにしてあることを特徴とする。
第14発明に係る在所記憶装置は、記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶する在所記憶装置において、受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成する作成手段と、前記在不在情報を受信した日時を検出する検出手段と、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する記憶手段とを備えたことを特徴とする。
第15発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶するためのコンピュータプログラムにおいて、コンピュータを、受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成する作成手段と、前記在不在情報を受信した日時を検出する検出手段と、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する記憶手段として機能させることを特徴とする。
第16発明に係る在所記憶方法は、記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を前記通信装置から送信し、送信された識別情報を前記通信装置の在所を記憶する在所記憶装置で受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶する在所記憶方法において、前記通信装置は、前記記録媒体から媒体識別情報を取得し、前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成し、作成した在不在情報を前記在所記憶装置へ送信し、前記在所記憶装置は、受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定し、送信された在不在情報を受信し、前記在不在情報を受信した日時を検出し、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶することを特徴とする。
第1発明、第14発明、第15発明及び第16発明にあっては、通信装置は、所定の場所に設置された記録媒体から該記録媒体を識別する媒体識別情報を取得する。前記通信装置は、通信装置識別情報と取得した媒体識別情報とを含む識別情報を在所記憶装置へ送信する。前記在所記憶装置は、受信した識別情報が予め記憶された識別情報と一致するか否かを判定する。受信した識別情報と予め記憶された識別情報とが一致した場合は、前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を前記通信装置で作成し、該通信装置は、作成した在不在情報を前記在所記憶装置へ送信し、前記在所記憶装置は、送信された在不在情報を受信するとともに、前記在不在情報を受信した日時を検出する。前記在所記憶装置は、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する。
第2発明にあっては、在所記憶装置は、受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を含む在所情報を生成する。
第3発明にあっては、在所記憶装置は、通信装置から受信した通信装置識別情報に基づいて、通信装置識別情報と関連付けて予め記憶された通信装置に関連する属性を特定する属性情報を抽出する。前記在所記憶装置は、抽出した属性情報に基づいて、前記通信装置で表示される画面の画面情報を生成し、生成した画面情報を前記通信装置へ送信する。該通信装置は、送信された画面情報を受信し、受信した画面情報に基づいて画面を表示する。
第4発明にあっては、在所記憶装置は、通信装置の在所を特定する場所情報を予め記憶してある。前記在所記憶装置は、場所情報を選択するための画面情報を通信装置へ送信する。通信装置は、受信した画面情報に基づいて、場所を選択するための画面を表示し、通信装置を携帯するユーザにより選択された場所情報を前記在所記憶装置へ送信する。該在所記憶装置は、受信した場所情報と識別情報とを関連付けて記憶する。これにより、媒体識別情報及び場所情報を関連付ける。
第5発明にあっては、更新手段は、識別情報を追加、変更又は削除する。
第6発明にあっては、在所記憶装置は、通信装置から受信した媒体識別情報を暗号化し、暗号化した媒体識別情報を前記通信装置へ送信する。該通信装置は、前記暗号化した媒体識別情報を表示する。表示された暗号化した媒体識別情報を他の通信装置で入力し、入力した暗号化した媒体識別情報を前記在所記憶装置へ送信する。該在所記憶装置は、前記暗号化した媒体識別情報を受信し、該暗号化した媒体識別情報を復号して媒体識別情報を抽出する。前記在所記憶装置は、抽出した媒体識別情報が予め記憶されている媒体識別情報と一致するか否かを判定する。
第7発明にあっては、記録媒体が、通信装置から通信装置識別情報を取得し、取得した通信装置識別情報を記録する。複数の通信装置夫々の通信装置識別情報を取得した場合、各通信装置識別情報を記録する。通信装置は、各通信装置識別情報が記録された記録媒体から、前記通信装置識別情報を取得する。
第8発明にあっては、記録媒体が、その都度異なる発信番号を生成する。通信装置は、前記記録媒体が生成した発信番号を取得し、取得した発信番号を識別情報とともに在所記憶装置へ送信する。前記在所記憶装置は、通信装置から送信された発信番号及び識別情報を受信し、受信した発信番号及び識別情報を関連付けて記憶してある。前記在所記憶装置は、通信装置から送信された発信番号及び識別情報を受信し、受信した発信番号と、受信した識別情報に関連付けて記憶してある発信番号とが一致するか否かを判定する。
第9発明にあっては、記録媒体が、通信装置と通信するための通信情報を記録してある。記録媒体と通信する通信装置を更新する場合は、記録媒体に記録された通信情報を更新する。
第10発明にあっては、記録媒体が、通信装置が在所記憶装置と通信するための通信手段を備える。通信装置は、前記通信手段に基づいて前記在所記憶装置と通信をする。
第11発明にあっては、計時手段は、例えば、前記取得手段が媒体識別情報を取得することができる時点で第1の時間を計時する。禁止手段は、前記第1の時間以内に、前記取得手段が媒体識別情報を取得したか否かを判定し、前記第1の時間以内に媒体識別情報を取得しない場合に、前記取得手段が媒体識別情報を取得することを禁止する。これにより、取得手段は、前記第1の時間以内であれば、媒体識別情報を正規のものとして取得し、前記第1の時間を経過した場合には、不正に取得される可能性があるとして、前記禁止手段は、媒体識別情報の取得を禁止する。
第12発明にあっては、計時手段は、例えば、前記通信装置の送信手段が在不在情報を送信することができる時点で第2の時間を計時する。禁止手段は、前記第2の時間以内に、前記在不在情報受信手段が在不在情報を受信したか否かを判定し、前記第2の時間以内に在不在情報を受信しない場合に、前記在不在情報受信手段が在不在情報を受信することを禁止する。これにより、在不在情報受信手段は、前記第2の時間以内であれば、在不在情報を正規のものとして受信し、前記第2の時間を経過した場合には、不正に生成して送信される可能性があるとして、前記禁止手段は、在不在情報の受信を禁止する。
第13発明にあっては、計時手段は、例えば、前記作成手段が在不在情報を作成することができる時点で第3の時間を計時する。禁止手段は、前記第3の時間以内に、前記作成手段が在不在情報を作成したか否かを判定し、前記第3の時間以内に在不在情報を作成しない場合に、前記作成手段が在不在情報を作成することを禁止する。これにより、作成手段は、前記第3の時間以内であれば、在不在情報を正規のものとして作成し、前記第3の時間を経過した場合には、不正に作成される可能性があるとして、前記禁止手段は、在不在情報の作成を禁止する。
第1発明、第14発明、第15発明及び第16発明にあっては、媒体識別情報を記録した記録媒体を、所定の場所に設置しておくことにより、従来に比較して安価な構成で、作業場所の状況に拘わらず、通信装置の在所を記憶することができる。また、記録媒体の在所における通信装置の在不在を示す在不在情報を作成する作成手段を備えることにより、通信装置の在所を確実に確認することができる。また、前記在不在情報を受信した日時、及び識別情報を関連付けて記憶することにより、通信装置の在所を正確に記録することができる。
第2発明にあっては、リアルタイムで在所情報を把握することができる。
第3発明にあっては、通信装置に関連した属性に応じて、通信装置で表示させる画面の画面情報を生成することにより、作業者、監督者などの通信装置を携帯するユーザに応じて表示する画面を変更することができ、ユーザによる異なる処理を画面上で容易に操作することができる。また、ユーザに応じて、ユーザに対して伝達したいメッセージなどを変更することもでき、異なる場所で作業するユーザに対して必要な情報を確実に伝えることができるとともに、ユーザの利便性を向上することができる。
第4発明にあっては、記録媒体を所定の場所に設置し、該記録媒体を用いて場所情報を選択して該場所情報と媒体識別情報とを関連付けて記憶することにより、記録媒体と該記録媒体が設置された場所との関連付けを確実にすることができ、誤った場所に基づいて出退勤情報が生成されることを防止することができる。また、通信装置で場所情報を選択することにより、一の場所で使用済になった記録媒体を別の場所で使用することが容易になり、記録媒体を有効利用することができる。
第5発明にあっては、識別情報を追加、変更又は削除する更新手段を備えることにより、記録媒体が盗難にあった場合には、該記録媒体の識別情報を削除し、前記記録媒体の不正使用を未然に防止することができる。また、作業現場での作業が完了した場合には、記録媒体の使用場所を変更して、別の場所で前記記録媒体を再利用することができる。
第6発明にあっては、通信装置から受信した媒体識別情報を暗号化し、暗号化した媒体識別情報を他の通信装置から在所記憶装置へ送信し、該在所記憶装置で前記暗号化した媒体識別情報を復号し、復号した媒体識別情報を判定することにより、媒体識別情報を在所記憶装置へ送信する途中で、媒体識別情報が漏洩することを防止できる。また、記録媒体から媒体識別情報を取得することができる通信装置で確認された媒体識別情報を使用して、記録媒体から媒体識別情報を取得することができない他の通信装置から媒体識別情報を在所記憶装置へ送信することができ、前記他の通信装置の在所情報を記憶することができる。
第7発明にあっては、通信装置から取得した通信装置識別情報を記録媒体で記録し、記録した通信装置識別情報を通信装置で取得することにより、複数のユーザが同一時間帯に作業を開始又は終了する場合に、各ユーザが携帯する通信装置の通信装置識別情報を一旦記録媒体で記録し、通信装置で、前記記録媒体に記録された複数の通信装置の通信装置識別情報に基づいて一括して在不在情報を作成するとともに在所情報を記憶することができる。
第8発明にあっては、その都度異なる発信番号を生成し、生成した発信番号と識別番号を在所記憶装置へ送信し、該在所記憶装置は、受信した発信番号が、受信した識別情報に関連付けて記憶してある発信番号とが一致するか否かを判定することにより、記録媒体を不正に使用した場合、または記録媒体を使用せずに所定のURLに直接アクセスした場合を排除することができる。
第9発明にあっては、通信装置と通信するための通信情報を更新することにより、新機種の通信装置に対応した通信情報に更新することができ、記録媒体を新機種の通信装置でも使用することができ、記録媒体を有効に利用することができる。
第10発明にあっては、記録媒体に備えられた通信手段に基づいて、通信装置は在所記憶装置と通信することにより、通信装置に通信手段を設ける必要がなく、容易に在所記憶装置と通信することができる。
第11発明にあっては、第1の時間以内に媒体識別情報を取得しない場合に、該媒体識別情報の取得を禁止する禁止手段を備えることにより、不正に取得される可能性がある媒体識別情報の取得を禁止して、不正なアクススを防止することができる。
第12発明にあっては、第2の時間以内に在不在情報を受信しない場合に、該在不在情報の受信を禁止する禁止手段を備えることにより、不正に生成、送信される可能性がある在不在情報の受信を禁止して、不正なアクススを防止することができる。
第13発明にあっては、第3の時間以内に在不在情報を作成しない場合に、該在不在情報の作成を禁止する禁止手段を備えることにより、不正に作成される可能性がある在不在情報の作成を禁止して、不正なアクススを防止することができる。
実施の形態1
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明の在所記憶システムの構成を示す説明図である。図において、1は建設現場、工事現場などの作業現場で作業をする作業者、監督者などのユーザが携帯する携帯電話機である。携帯電話機1は、図示しない無線ネットワーク、基地局装置、ゲートウェイ装置などを介して通信回線5に接続される。通信回線5には、携帯電話機(ユーザ)の在所記憶をする在所記憶装置4を接続してある。建築現場、工事現場などのユーザが作業をする作業現場A、B、…には、所要の収納箱3に収納したモバイルスティック2を収納してある。
図2は携帯電話機1の構成を示すブロック図である。図において、13は通信部である。通信部13は、無線によるデータ通信機能と、音声信号とデジタル信号との変換を行う符号化復号化機能とを備え、データ通信機能を用いて通信回線5を介して在所記憶装置4との通信を行う。
表示部14は液晶ディスプレイを備え、後述する記憶部15に記憶されたブラウザ152が、在所記憶装置4から送信された画面情報を解釈することにより、所定の画面を表示する。操作部16は、文字入力用の各種キーを備えている。
記憶部15は、携帯電話機1を識別するための固有の電話番号151、ブラウザ152、在所記憶装置4とのデータの送受信を処理するHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)処理部153、通信回線5に接続されたメールサーバ(図示せず)を介して在所記憶装置4との間で電子メールの送受信を行う電子メール処理部154を記憶してある。
インタフェース部12は、モバイルスティック2との通信処理を行う。モバイルスティック2を携帯電話機1に接続することにより、モバイルスティック2から所定の情報を取得し、取得した情報を一旦記憶部15に記憶する。
制御部11は、通信部13、表示部14、操作部16、インタフェース部12の動作を制御するとともに、記憶部15への情報の書き込み、及び記憶部15からの情報の読み出しを制御する。例えば、制御部11は、記憶部15に記憶されたブラウザ152をRAM17に読み出すことにより、携帯電話機1を在所記憶装置4へアクセスするためのブラウザとして機能させる。ブラウザ152は、在所記憶装置4へアクセスする際に、在所記憶装置4に存在する画面情報を特定するURLを使ってアクセスをする。このURLは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルを示すスキーム名、在所記憶装置4に接続するための情報を示すドメイン名及び在所記憶装置4内の画面情報の位置を示すパス名から構成されている。
通信部13で電子メールを受信する場合は、RAM17に電子メール処理部154が読み込まれる。電子メール処理部154は、電子メールの受信、該電子メール本文の自動閲覧、前記電子メール本文に添付されたURLへのアクセス、ブラウザ152の起動などを行うことが可能である。これにより、URLが添付された電子メールを受信した携帯電話機1は、前記URLで特定される情報を、画面に表示することができる。
通信部13で電子メールを送信する場合は、RAM17に電子メール処理部154が読み込まれる。電子メール処理部154は、所要のデータを添付した電子メールを在所記憶装置4へ送信することができる。
図3はモバイルスティック2の構成を示すブロック図である。図において、21はインタフェース部である。インタフェース部21は、携帯電話機1との通信処理を行う。モバイルスティック2を携帯電話機1に接続することにより、モバイルスティック2から所定の情報を携帯電話機1へ送信する。
記憶部23は、携帯電話機の機種と該機種に対応する通信パラメータを記憶した通信情報部231、モバイルスティック2を携帯電話機1に接続することにより、携帯電話機1を在所記憶装置4に接続するためのアクセス用URL232、携帯電話機1を在所記憶装置4に接続するための接続プログラム233、モバイルスティック2を携帯電話機1に接続して、携帯電話機1から在所記憶装置4へ電話番号及び後述するスティックIDなどの識別情報を送信完了する度に「1」だけ増加させて発信番号を生成する発信番号生成部234、モバイルスティック2に固有に割り当てられたスティックID235、携帯電話機1から取得した電話番号を記憶する電話番号リスト部236を備えている。発信番号生成部234で生成する発信番号の初期値は「1」である。
通信情報部231に記憶してある通信情報は、書き換え可能であり、情報書き換え装置(ライター)により、新機種などの携帯電話機に対応した通信パラメータを書き換えることができる。
制御部22は、インタフェース部21及び記憶部23の動作を制御する。
図4は在所記憶装置4の構成を示すブロック図である。在所記憶装置4は、本発明のコンピュータプログラムPGを記録したCD−ROM431を駆動する記録部43、コンピュータプログラムPGを一時的に記憶するRAM42、通信回線5を介して携帯電話機1に接続するための通信部45、マウス、キーボード、ディスプレイなどの入出力部46、各種データベースを記憶する記憶部44、及びコンピュータプログラムPGを実行するCPU41を備えている。
記憶部44は、作業者、監督者などのユーザに関するユーザ情報を記憶したユーザデータベース441、作業場所を特定する現場データベース442、モバイルスティック2の設置場所を特定するスティック設置データベース443、ユーザへの伝達事項を記憶した標語データベース444、及びユーザの在所情報を示す入出場データベース445を記憶してある。CPU41は、コンピュータプログラムPGの実行に伴って、これらの各種データベースにアクセスする。
在所記憶装置4は、CD−ROM431に記録したコンピュータプログラムPGがRAM42に読み込まれ、読み込まれたコンピュータプログラムPGをCPU41で実行することにより、携帯電話機1からの要求に応じて、携帯電話機1の画面で表示させる情報をページ記述言語であるC−HTML(Compact Hyper Text Markup Language)で記述されたC−HTMLファイル(画面情報)として作成し、作成した画面情報を携帯電話機1へ送信する。これにより、携帯電話機1に備えられたブラウザが送信された画面情報を解析し画面上に所要の情報を表示する。
また、在所記憶装置4は、携帯電話機1から送信された情報を受信し、受信した情報に基づいて、記憶部44に記憶された各種データベースにアクセスして、所要の処理を行う。
図5はユーザデータベース441のレコードレイアウトを示す説明図である。ユーザデータベース441は、携帯電話機1を携帯し、作業現場で作業をする作業者、監督者などのユーザを特定する情報を示す。ユーザデータベース441は、ユーザ毎に固有に割り当てられたユーザID、ユーザが所有する携帯電話機1の電話番号、ユーザの氏名を示すユーザ名、作業者、監督者、臨時作業者などに応じて職制の違いを示すユーザの権限(携帯電話機1に関連する属性)、ユーザが所属する管轄名(営業所名)の各欄により構成してある。これにより、携帯電話機1と携帯電話機1を携帯するユーザが対応付けられ、携帯電話機1の電話番号に基づいて、ユーザを識別することができる。
在所記憶システムの運用管理者は、予め在所記憶装置4の入出力部46からユーザ毎の情報を登録し、ユーザデータベース441に記憶してある。また、在所記憶システムの運用管理者は、入出力部46からユーザデータベース441にアクセスして登録したユーザ毎の情報を変更、削除することもできる。
図6は現場データベース442のレコードレイアウトを示す説明図である。現場データベース442は、建設現場、工事現場などの作業現場を特定する情報を示す。現場データベース442は、現場毎に固有に割り当てられた現場ID、現場の名称を示す現場名、現場の作業を管轄する管轄名(営業所名)の各欄により構成してある。
在所記憶システムの運用管理者は、予め在所記憶装置4の入出力部46から現場毎の情報を登録し、現場データベース442に記憶してある。また、在所記憶システムの運用管理者は、入出力部46から現場データベース442にアクセスして登録した現場毎の情報を変更、削除することもできる。
図7はスティック設置データベース443のレコードレイアウトを示す説明図である。スティック設置データベース443は、どの作業現場にどのモバイルスティックが設置されているかを示す。スティック設置データベース443は、スティックID、現場ID、スティックIDに対応する現場IDが有効か無効かを示す有効情報、スティックIDと現場IDとを関連付けて記憶した日時を示す更新日時の各欄により構成してある。
作業現場にモバイルスティックを配布し、該モバイルスティックを所定の収納場所に設置した後に、前記作業現場の監督者が所有する携帯電話機1を用いて、在所記憶装置4にアクセスすることにより、スティックIDと現場IDとを関連付けてスティック設置データベース443登録する。作業現場での作業が完了した場合には、前記作業現場に配布されたモバイルスティックを回収し、回収したモバイルスティックを別の作業現場に配布し、同様の処理を行うことにより、モバイルスティックの設置状況を履歴情報としてスティック設置データベース443に記憶する。
また、在所記憶システムの運用管理者は、予め在所記憶装置4の入出力部46から、配布したモバイルスティックのスティックIDと配布先の現場IDを登録し、スティック設置データベース443に記憶することも可能である。さらに、在所記憶システムの運用管理者は、入出力部46からスティック設置データベース443にアクセスして登録したスティックID毎の情報を変更、削除することもできる。
図8は標語データベース444のレコードレイアウトを示す説明図である。標語データベース444は、ユーザの所属する組織、管轄名(営業所名)、ユーザの権限などに応じて、各ユーザに伝達すべきメッセージ(標語)を定めたものである。標語データベース444は、ユーザが所属する組織、作業現場を管轄する管轄名(営業所名)、現場名、ユーザの権限、標語を伝達する頻度、伝達すべき標語を特定する標語IDの各欄から構成してある。
在所記憶システムの運用管理者は、予め在所記憶装置4の入出力部46から、組織、管轄名、現場名、ユーザの権限に応じて伝達すべき標語を登録し、標語データベース444に記憶してある。また、在所記憶システムの運用管理者は、入出力部46から標語データベース444にアクセスして登録した標語を変更、削除することもできる。
図9は入出場データベース445のレコードレイアウトを示す説明図である。入出場データベース445は、作業者、監督者などのユーザが、どの作業現場において、いつ作業を開始し、いつ作業を終了したかを示す情報を記録したものである。入出場データベース445は、ユーザID、スティックID、現場ID、作業の開始又は終了を示す作業情報(作業場所における在不在情報)、作業開始又は作業終了時刻を示す日時、作業者本人、監督者本人、又は代行者が登録したかを示す登録方法、モバイルスティックから取得した発信番号、代行者により登録された場合の代行者IDの各欄から構成してある。
在所記憶装置4は、携帯電話機1から送信されたスティックID、電話番号を受信し、受信した電話番号に基づいて、ユーザデータベース441にアクセスし、ユーザIDを抽出する。また、在所記憶装置4は、受信したスティックIDに基づいて、スティック設置データベース443にアクセスし、現場IDを抽出する。在所記憶装置4は、抽出したユーザID、現場IDとともに、受信した発信番号を入出場データベース445に記憶する。また、在所記憶装置4から携帯電話機1へ送信された画面情報に基づいて、在所記憶装置4は、携帯電話機1で生成した作業情報、該作業情報を受信した日時、本人又は代行者の別、代行者である場合は代行者IDを入出場データベース445に記憶する。また、在所記憶システムの運用管理者は、入出力部46から入出場データベース445にアクセスして記憶した情報を表示、出力することもできる。
次に、本発明に係る在所記憶システムの処理手順について説明する。図10は識別情報の送信の手順を示すフローチャートである。ユーザが作業現場に設置されたモバイルスティック2を携帯電話機1に接続する(S101)。携帯電話機1は、モバイルスティック2の記憶部23に記憶してある接続プログラム233を取得する(S102)。
携帯電話機1は、モバイルスティック2の記憶部23に記憶してあるアクセス用URL232を取得し(S103)、スティックID235を取得する(S104)。携帯電話機1は、記憶部23の発信番号生成部234が生成した発信番号を取得し(S105)、取得したスティックID235、発信番号、記憶部15に記憶してある電話番号を在所記憶装置4へ送信し(S106)、処理を終了する。
ステップS106で携帯電話機1がスティックID235、発信番号、電話番号を在所記憶装置4へ送信した場合、モバイルスティック2は、発信番号生成部234で発信番号を「1」増加させて(S107)、処理を終了する。
図11はユーザ認証の手順を示すフローチャートである。在所記憶装置4は、携帯電話機1が送信したスティックID、発信番号、電話番号を受信する(S201)。在所記憶装置4は、受信したスティックIDに基づいて、スティック設置データベース443にアクセスし、前記スティックIDに対応して有効な現場IDが記憶されているか否か検索することにより、スティックIDが有効か否かを判定する(S202)。
スティックIDが有効でない場合は(S202でNO)、在所記憶装置4は、エラーメッセージを作成し(S203)、作成したエラーメッセージを携帯電話機1へ送信し(S204)、処理を終了する。
一方、スティックIDが有効である場合は(S202でYES)、在所記憶装置4は、スティックIDに基づいて、入出場データベース445にアクセスし、発信番号が過去に前記スティックIDに対応するモバイルスティック2から受信した番号か否か検索することにより、発信番号が有効か否かを判定する(S205)。
受信した発信番号が、記憶してある発信番号と一致する場合は、在所記憶装置4は、受信した発信番号は有効でないと判定し(S205でNO)、ステップS203以降の処理を続ける。
一方、受信した発信番号が、記憶してある発信番号と一致しない場合は、在所記憶装置4は、受信した発信番号は有効であると判定し(S205でYES)、受信した電話番号に基づいて、ユーザデータベース441にアクセスし、前記電話番号が記憶されているか否かを検索することにより、前記電話番号が有効か否かを判定する(S206)。
受信した電話番号が、記憶してある電話番号と一致する場合は、在所記憶装置4は、受信した電話番号は有効であると判定し(S206でYES)、受信した電話番号に基づいて、ユーザデータベース441にアクセスし、ユーザの権限(属性)を抽出し、抽出した権限が有効か否かを判定する(S207)。
一方、受信した電話番号が、記憶してある電話番号と一致しない場合は、在所記憶装置4は、受信した電話番号は有効でないと判定し(S206でNO)、ユーザデータベース441に、暫定ユーザIDを登録してゲストユーザ(例えば、臨時作業者)の権限を付与し(S208)、ステップS207以降の処理を続ける。
在所記憶装置4は、抽出した権限が有効でないと判定した場合は(S207でNO)、ステップS203以降の処理を続ける。
一方、抽出した権限が有効であると判定した場合は(S207でYES)、在所記憶装置4は、ユーザID、スティックID、現場ID、及び発信番号を入出場データベース445に登録し(S209)、処理を終了する。
図12は作業入力画面情報生成の手順を示すフローチャートである。在所記憶装置4は、受信したスティックID及び該スティックIDを受信した時刻を組み合わせて任意の文字列を生成し、擬似ランダム数であるワンタイムパスワードを生成する(S301)。在所記憶装置4は、受信した電話番号に基づいて抽出したユーザの権限が、いずれの権限であるかを判定する(S302)。
ユーザの権限がゲストユーザである場合は(S302でゲストユーザ)、在所記憶装置4は、ゲストユーザ用作業入力画面情報を生成し(S303)、生成したゲストユーザ用作業入力画面情報とステップS301で生成したワンタイムパスワードとを携帯電話機1へ送信し(S304)、処理を終了する。
ユーザの権限が、作業者である場合は(S302で作業者)、在所記憶装置4は、作業者用作業入力画面情報を生成し(S305)、生成した作業者用作業入力画面情報とステップS301で生成したワンタイムパスワードとを携帯電話機1へ送信し(S306)、処理を終了する。
ユーザの権限が、監督者である場合は(S302で監督者)、在所記憶装置4は、監督者用作業入力画面情報を生成し(S307)、生成した監督者用作業入力画面情報とステップS301で生成したワンタイムパスワードとを携帯電話機1へ送信し(S308)、処理を終了する。
図13は作業入力画面の例を示す説明図である。図13(a)に示すように、ゲスト用の作業入力画面は、現場名を表示する欄、利用者(ユーザ)の名前を入力する入力欄、作業開始、作業終了、代行投入、及びパスワード表示の操作欄を備えている。また、図13(b)に示すように、作業者用の作業入力画面は、現場名を表示する欄、利用者(ユーザ)名を表示する欄、作業開始、作業終了、代行投入、及びパスワード表示の操作欄を備えている。また、図13(c)に示すように、監督者用の作業入力画面は、現場名を表示する欄、利用者(ユーザ)名を表示する欄、作業開始、作業終了、代行投入、就労状況確認、現場初期設定、パスワード表示の操作欄を備えている。
図14乃至図16は在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。携帯電話機1は、在所記憶装置4から送信された作業入力画面情報及びワンタイムパスワードを受信する(S401)。
携帯電話機1は、受信した作業入力画面情報に基づいて表示した作業入力画面において、ユーザ(作業者、監督者、臨時作業者)が代行投入の操作をしたか否かを判定する(S402)。ユーザが代行投入の操作を行った場合は(S402でYES)、携帯電話機1は、代行投入画面の要求を在所記憶装置4へ送信し(S403)、在所記憶装置4からの応答待ちをする(S404)。
ステップS405で、携帯電話機1からの応答待ちであった在所記憶装置4は、代行投入画面の要求を受信し(S406)、代行投入画面情報を生成する(S407)。在所記憶装置4は、生成した代行投入画面情報を携帯電話機1へ送信し(S408)、携帯電話機1からの応答待ちをする(S409)。
ステップS404で応答待ちであった携帯電話機1は、ステップS408で送信された代行投入画面情報を受信し(S410)、受信した代行投入画面情報に基づいて代行投入画面を表示する(S411)。ユーザが、携帯電話機1で表示された代行投入画面で、代行投入してもらうユーザの電話番号を入力すると、携帯電話機1は、代行投入してもらうユーザの電話番号の入力を受付ける(S412)。
携帯電話機1は、代行投入画面又は受信した作業入力画面情報に基づいて表示した作業入力画面において、ユーザが作業開始の操作をしたか否かを判定する(S413)。ユーザが作業開始の操作を行った場合は(S413でYES)、携帯電話機1は、作業開始情報を作成し(S414)、作成した作業開始情報を在所記憶装置4へ送信し(S415)、在所記憶装置4からの応答待ちをする(S416)。
ユーザが作業開始の操作を行わない場合は(S413でNO)、携帯電話機1は、代行投入画面又は作業入力画面において、ユーザが作業終了の操作をしたか否かを判定する(S417)。ユーザが作業終了の操作を行った場合は(S417でYES)、携帯電話機1は、作業終了情報(在不在情報)を作成し(S418)、作成した作業終了情報を在所記憶装置4へ送信し(S419)、在所記憶装置4からの応答待ちをする(S416)。
ユーザが作業終了の操作を行わない場合は(S416でNO)、携帯電話機1は、作業入力画面において、ユーザがパスワード表示の操作をしたか否かを判定する(S420)。ユーザがパスワード表示の操作を行った場合は(S420でYES)、携帯電話機1は、在所記憶装置4から受信してあるワンタイムパスワードを表示し(S421)、処理を終了する。
ユーザがパスワード表示の操作を行わない場合は(S420でNO)、携帯電話機1は、ステップS402以降の処理を続ける。
ステップS409で、携帯電話機1からの応答待ちであった在所記憶装置4は、ステップS415又はS419において、携帯電話機1から送信された作業開始情報又は作業終了情報を受信し(S422)、作業開始情報又は作業終了情報を受信した日時を検出する(S423)。
在所記憶装置4は、作業開始又は作業終了、検出した日時、本人又は代行の別、代行者の場合は代行者IDを入出場データベース445に記憶する(S424)。これにより、在所情報が登録される。在所記憶装置4は、標語データベース444にアクセスし、ユーザの組織、管轄名、現場名、権限などに応じて予め記憶してある標語ID及び標語を表示させる頻度に基づいて、ユーザの携帯電話機1で表示させる標語を選択する(S425)。
在所記憶装置4は、選択した標語とともに在所情報が登録されたことを表示するための登録完了画面情報を生成し(S426)、生成した登録完了画面情報を携帯電話機1へ送信し(S427)、処理を終了する。
ステップS416で在所記憶装置4からの応答待ちであった携帯電話機1は、ステップS428で送信された登録完了画面情報を受信し(S428)、受信した登録完了画面情報に基づいて、登録完了画面を表示し(S429)、処理を終了する。
図17は代行投入画面及び登録完了画面の例を示す説明図である。図17(a)に示すように、代行投入画面は、代行投入してもらうユーザの電話番号入力欄、作業開始、及び作業終了の操作欄を備えている。また、図17(b)に示すように、登録完了画面は、ユーザの権限などに応じて伝達すべき標語、登録内容を示す情報を表示する。
図18はモバイルスティック非対応の携帯電話機1´を使用した場合のユーザ認証の手順を示すフローチャートである。この場合は、携帯電話機1´は、モバイルスティック2を接続することにより、スティックIDを取得することができないため、モバイルスティック対応の携帯電話機1で取得したワンタイムパスワードを用いて、ユーザを認証する。
ユーザは、ステップS421において、モバイルスティック対応の携帯電話機1で表示したワンタイムパスワードを、携帯電話機1´で入力する(S501)。携帯電話機1´は、電話番号及び入力されたワンタイムパスワードを在所記憶装置4へ送信し(S502)、処理を終了する。
ステップS503において、携帯電話機1´からの応答待ちであった在所記憶装置4は、ステップS502で送信されたワンタイムパスワード、電話番号を受信する(S504)。在所記憶装置4は、受信したワンタイムパスワードに対して、所定の復号化処理を行うことにより、元のスティックIDを復号する(S505)。
在所記憶装置4は、復号したスティックIDに基づいて、スティック設置データベース443にアクセスし、前記スティックIDに対応して有効な現場IDが記憶されているか否か検索することにより、スティックIDが有効か否かを判定する(S506)。
スティックIDが有効でない場合は(S506でNO)、在所記憶装置4は、エラーメッセージを作成し(S507)、作成したエラーメッセージを携帯電話機1へ送信し(S508)、処理を終了する。
一方、スティックIDが有効である場合は(S506でYES)、在所記憶装置4は、スティックIDに基づいて、入出場データベース445にアクセスし、発信番号が過去に前記スティックIDに対応するモバイルスティック2から受信した番号か否か検索することにより、発信番号が有効か否かを判定する(S509)。
受信した発信番号が、記憶してある発信番号と一致する場合は、在所記憶装置4は、受信した発信番号は有効でないと判定し(S509でNO)、ステップS507以降の処理を続ける。
一方、受信した発信番号が、記憶してある発信番号と一致しない場合は、在所記憶装置4は、受信した発信番号は有効であると判定し(S509でYES)、受信した電話番号に基づいて、ユーザデータベース441にアクセスし、前記電話番号が記憶されているか否かを検索することにより、前記電話番号が有効か否かを判定する(S510)。
受信した電話番号が、記憶してある電話番号と一致する場合は、在所記憶装置4は、受信した電話番号は有効であると判定し(S510でYES)、受信した電話番号に基づいて、ユーザデータベース441にアクセスし、ユーザの権限(属性)を抽出し、抽出した権限が有効か否かを判定する(S512)。
一方、受信した電話番号が、記憶してある電話番号と一致しない場合は、在所記憶装置4は、受信した電話番号は有効でないと判定し(S510でNO)、ユーザデータベース441に、暫定ユーザIDを登録してゲストユーザ(例えば、臨時作業者)の権限を付与し(S511)、ステップS512以降の処理を続ける。
在所記憶装置4は、抽出した権限が有効でないと判定した場合は(S512でNO)、ステップS507以降の処理を続ける。
一方、抽出した権限が有効であると判定した場合は(S512でYES)、在所記憶装置4は、ユーザID、スティックID、現場ID、及び発信番号を入出場データベース445に登録し(S513)、処理を終了する。
これにより、ユーザが所有する携帯電話機がモバイルスティックに対応しているか否かに拘わらず、ユーザの認証をすることができ、作業開始日時、作業終了日時などを含めた在所情報を登録することができ、ユーザの利便性が向上する。
図19は就労状況確認の手順を示すフローチャートである。監督者は、自己の携帯電話機から在所記憶装置4にアクセスし、現在の就労状況を確認することが可能である。ユーザ(監督者)の携帯電話機1は、在所記憶装置4から送信された作業入力画面情報を受信する(S601)。携帯電話機1は、受信した作業入力画面情報に基づいて作業入力画面を表示する(S602)。
ユーザは、表示された作業入力画面で就労状況確認の操作をする(S603)。携帯電話機1は、就労状況確認画面情報の要求を在所記憶装置4へ送信し(S604)、在所記憶装置4からの応答待ちを行う(S605)。
ステップS606で、携帯電話機1からの応答待ちであった在所記憶措置4は、ステップS604で送信された就労状況確認画面情報の要求を受信する(S607)。在所記憶装置4は、就労状況確認画面情報を生成し(S608)、生成した就労状況確認画面情報を携帯電話機1へ送信し(S609)、携帯電話機1からの応答待ちを行う(S610)。
携帯電話機1は、ステップS609で送信された就労状況確認画面情報を受信し(S611)、受信した就労状況確認画面情報に基づいて就労状況確認画面を表示する(S612)。ユーザは、表示された就労状況確認画面で、現場名を選択するとともに、就労状況の表示の操作をする(S613)。携帯電話機1は、現場名とともに就労状況の要求を在所記憶装置4へ送信し(S614)、在所記憶装置4からの応答待ちを行う(S615)。
在所記憶装置4は、ステップS614で送信された現場名とともに就労状況の要求を受信する(S616)。在所記憶装置4は、受信した現場名に基づいて、現場データベース442を検索して現場IDを抽出し、抽出した現場IDに基づいて入出場データベース445を検索し、就労状況画面情報を生成し(S617)、生成した就労状況画面情報を携帯電話機1へ送信し(S618)、処理を終了する。
携帯電話機1は、ステップS618で送信された就労状況画面情報を受信し(S619)、受信した就労状況画面情報に基づいて就労状況画面を表示し(S620)、処理を終了する。
図20は就労状況確認画面及び就労状況画面の例を示す説明図である。図20(a)に示すように、就労状況確認画面は、現場名を選択する選択欄、就労状況表示の操作欄を備えている。また、図20(b)に示すように、就労状況画面は、選択された現場で作業をする作業者の作業開始時刻、作業終了時刻などが表示され、就労状況を確認することができる。
図21は現場初期設定の手順を示すフローチャートである。監督者は、自己の携帯電話機から在所記憶装置4にアクセスし、現在の初期設定、すなわち、現場に配布されたモバイルスティックと現場との対応付けをすることが可能である。ユーザ(監督者)の携帯電話機1は、在所記憶装置4から送信された作業入力画面情報を受信する(S701)。携帯電話機1は、受信した作業入力画面情報に基づいて作業入力画面を表示する(S702)。
ユーザは、表示された作業入力画面で現場初期設定の操作をする(S703)。携帯電話機1は、現場初期設定画面情報の要求を在所記憶装置4へ送信し(S704)、在所記憶装置4からの応答待ちを行う(S705)。
ステップS706で、携帯電話機1からの応答待ちであった在所記憶措置4は、ステップS704で送信された現場初期設定画面情報の要求を受信する(S707)。在所記憶装置4は、現場初期設定画面情報を生成し(S708)、生成した現場初期設定画面情報を携帯電話機1へ送信し(S709)、携帯電話機1からの応答待ちを行う(S710)。
携帯電話機1は、ステップS709で送信された現場初期設定画面情報を受信し(S711)、受信した現場初期設定画面情報に基づいて現場初期設定画面を表示する(S712)。ユーザは、表示された現場初期設定画面で、管轄名、現場名を選択する(S713)。携帯電話機1は、管轄名、現場名を在所記憶装置4へ送信し(S714)、在所記憶装置4からの応答待ちを行う(S715)。
在所記憶装置4は、ステップS714で送信された管轄名、現場名を受信する(S716)。在所記憶装置4は、受信した現場名に基づいて、現場データベース442を検索して現場IDを抽出し、抽出した現場IDとスティックIDとを関連つけてスティック設置データベース443に記憶する(S717)。この際に、スティックIDに関連付けて記憶してある過去の現場IDの欄に無効を記憶するとともに、更新日時も記憶する。
在所記憶装置4は、現場初期設定完了画面情報を生成し(S718)、生成した現場初期設定完了画面情報を携帯電話機1へ送信し(S719)、処理を終了する。
携帯電話機1は、ステップS719で送信された現場初期設定完了画面情報を受信し(S720)、受信した現場初期設定完了画面情報に基づいて現場初期設定完了画面を表示し(S721)、処理を終了する。
これにより、ユーザ(監督者)は、現場に配布されたモバイルスティック2を携帯電話機1に接続して、上述の画面操作を行うことにより、簡単に現場と、該現場に配布されたモバイルスティックとの関連付けをすることができ、モバイルスティックが誤って間違った現場に関連付けられることを防止でき、確実に在所情報を生成することが可能になる。
図22は現場初期設定画面及び現場初期設定完了画面の例を示す説明図である。図22(a)に示すように、現場初期設定画面は、管轄名、現場名を選択する選択欄を備えている。また、図22(b)に示すように、現場初期設定完了画面は、初期設定された登録内容を表示する。
以上説明したように、作業現場、工事現場などに設置されてあり、商用電源が不要であり、比較的安価で簡便な構成を有するモバイルスティック2と、作業者、監督者、臨時作業者などのユーザが所有する携帯電話機1とにより、どのような作業場所であっても、誰が、何時、何処で作業を開始し、また作業を終了したかを正確に記憶することができるとともに、必要に応じてリアルタイムで、作業者等の作業状況を逐一確認することができる。
また、作業の開始、作業の終了などの操作を、在所記憶装置4で生成した作業入力画面をユーザの携帯電話機で表示させ、ユーザに操作すべき内容を確認させた上で、作業開始、作業終了などの情報(在不在情報)を生成するため、前記情報を誤って記憶することを防止でき、より正確な在所情報を生成することができる。
また、モバイルスティック2を携帯電話機1に接続して、在所記憶装置4にアクセスすることにより、在所記憶装置4がスティックIDに基づいてワンタイムパスワードを生成し、携帯電話機1へ送信することにより、携帯電話機1でワンタイムパスワードを表示させる。モバイルスティック非対応の携帯電話機1´を所有しているユーザに対しても、他のユーザの携帯電話機1で受信したワンタイムパスワードを表示させ、表示したワンタイムパスワードを携帯電話機1´に入力して、作業入力画面を表示させることができ、ユーザの利便性が向上する。また、ワンタイムパスワードを用いることにより、スティックIDの漏洩を防止することができる。また、携帯電話機1で表示したワンタイムパスワードを携帯電話機1´で入力することにより、携帯電話機1´のユーザがモバイルスティク2の設置場所においてしか知りえない情報(ワンタイムパスワード)を入力したと判断することができ、携帯電話機1´のユーザが、モバイルスティック2の設置場所に居ることを確認できる。
また、ユーザが携帯電話機1の携帯を忘れた場合であっても、他のユーザが携帯する携帯電話機1から代行投入して、作業開始、作業終了などの情報を生成することができ、ユーザの利便性が向上する。
また、ユーザ(監督者)が、現場に配布されたモバイルスティック2を携帯電話機1に接続して、現場初期設定画面で現場名を選択するため、モバイルスティック2で記録されたスティックIDと現場IDとを確実に関連付けることができ、モバイルスティック2の配布ミスを防止して、正確に作業開始、作業終了などの情報を生成することができる。また、現場での作業が完了して、該現場で使用していたモバイルスティック2を他の現場に配布して、使用することができ、モバイルスティック2を有効利用することができる。
また、作業開始、作業終了などの情報を携帯電話機1から在所記憶装置4へ送信する度に、番号が「1」だけ増加する発信番号を在所記憶装置4へ送信し、在所記憶装置4は、受信した発信番号が、過去に受信した発信番号と一致せず、「1」だけ増加した番号であることを判定することにより、モバイルスティック2を改造等して不正に使用した場合、モバイルスティック2を使用せずに、直接在所記憶装置4の所定のURLなどにアクセスした場合などの不正使用を排除することができる。
また、ユーザの権限(属性)に基づいて、作業入力画面情報を生成することにより、ユーザの登録が完了していない臨時作業者であっても、作業開始、作業終了などの情報を生成することができる。また、ユーザの職制に応じて入力すべき項目が異なるため、ユーザの職制に合わせて、入力画面を選択することにより、ユーザの画面の入力作業性が向上する。また、ユーザの権限などに基づいて、各ユーザに確実に伝達すべき情報をユーザに伝達することができ、情報伝達の作業効率を向上することができる。
上述の実施の形態においては、各ユーザが所有する携帯電話機1にモバイルスティック2を接続して在所記憶装置4にアクセスして在所情報を生成する構成であったが、これに限定されない。例えば、モバイルスティック2を複数のユーザの各携帯電話機1、1、…に順番に接続して、携帯電話機1、1、…に記憶してある電話番号を取得し、電話番号リスト部236に記憶し、携帯電話機1をモバイルスティック2に接続した場合に、携帯電話機1が電話番号リスト部236から、記憶してある電話番号を取得し、スティックID、自己の電話番号とともに、在所記憶装置4へ送信する構成でもよい。これにより、複数のユーザが同一時間帯に作業を開始又は作業を終了する場合に、各ユーザの識別情報を一括して在所記憶装置4へ送信することができ、作業効率が向上する。
上述の実施の形態においては、モバイルスティック2を使用する構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、非接触ICカードを使用する構成でもよい。この場合には、ユーザに非接触ICカードを携帯させ、非接触ICカードからユーザ識別情報を取得するとともに、カードリーダ識別情報を有し、画面を表示させる表示部を備えたカードリーダを現場に設置することにより実現できる。
上述の実施の形態においては、モバイルスティック2を使用する構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、モバイルスティック2に代えて、現場に設置したQRコードなどの二次元バーコードを使用する構成でもよい。この場合は、二次元バーコードに固有の識別情報を記憶し、ユーザが所有する携帯電話機で二次元バーコードを読み取ることにより実現できる。また、アクセス用URL232、接続プログラム233などは携帯電話機1で記憶してある。
上述の実施の形態においては、URLに基づいて所要の画面を表示させる構成であったが、これに限定されるものではなく、携帯電話機から電子メールを在所記憶装置4へ送信する構成でもよい。この場合は、電子メールの送信元アドレスからユーザ識別情報を取得し、電子メールの題名から作業内容、現場IDを取得し、電子メールの受信時から作業開始又は作業終了の日時を検出することができる。
上述の実施の形態においては、ユーザは携帯電話機を使用する構成であったが、これに限定されるものではなく、ノート型パーソナルコンピュータ、PDAなどの情報通信装置を使用することも可能である。
上述の実施の形態においては、ユーザの作業開始及び作業終了を示す情報を記憶する構成であったが、作業開始のみ、又は作業終了のみを記憶する構成でもよい。
上述の実施の形態においては、モバイルスティック2の在所における携帯電話機1の在不在を示す在不在情報としてユーザの作業開始及び作業終了を示す情報を用いる構成であったが、これに限定されるものではなく、例えば、作業現場への出勤、退勤を用いてもよく、また、作業場所への入場、退場を用いてもよい。
上述の実施の形態においては、ユーザの作業開始及び作業終了を示す情報を受信した日時を検出する構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、前記情報を送信した日時を検出する構成であってもよい。
上述の実施の形態においては、在所記憶装置4で、ユーザの作業開始及び作業終了を示す情報を受信した日時を検出する構成であったが、これに限定されるものではなく、携帯電話機1又はモバイルスティック2に日時を計数する計数手段を設け、該計数手段が計数した日時を用いる構成であってもよい。
上述の実施の形態において、携帯電話機は一の移動通信事業者に限定されるものではなく、複数の異なる移動通信事業者から提供される携帯電話機を使用することができる。この場合は、移動通信事業者毎に通信接続処理動作は差異が存在するため、確実な通信接続動作を確保するために、通信接続処理手順の変換を行う変換処理を在所記憶装置4に備えることが可能である。例えば、URLに基づいて通信接続処理を行うことができない携帯電話機からの接続の場合には、モバイルスティック2を接続したときに、携帯電話機から電子メールを送信するように構成し、在所記憶装置4で、受信した電子メールの内容から、所定の処理を行う構成にすることにより実現できる。
上述の実施の形態において、携帯電話機に表示される画面は、一例であって、これに限定されるものではない。例えば、監督者が、作業工程の進捗状況(完了、未完など)を入力して、在所記憶装置4で在所情報とともに記録できるような構成であってもよい。また、監督者が現場に備えられた建築確認申請済標識などの現地設置物をカメラ付き携帯電話機で撮像し、撮像した画像を在所記憶装置4へ送信し、在所情報とともに記録する構成でもよい。
上述の実施の形態において、各種データベースのレコードレイアウトは一例であって、これに限定されるものではない。
上述の実施の形態においては、モバイルスティック2を作業現場に設置した場合について説明したが、モバイルスティック2の設置場所は作業現場、工事現場などの限定されるものではない。例えば、派遣社員などが作業する派遣先、介護士が巡回する介護先、企業の社員が巡回する顧客先など、複数の作業場所に複数の作業者が就労する場合に、誰が何時何処でどのような作業状況にあるかを把握する必要がある場合に利用することができる。
実施の形態2
実施の形態1では、モバイルスティック2を用いた例を示したが、モバイルスティック2に代えて、カードリーダ7を記録媒体として作業現場に設置し、カードリーダ7に記憶されたリーダ番号を媒体識別情報として携帯電話機1で取得することも可能である。
図23は実施の形態2の在所記憶システムの構成を示す説明図である。図において、1は携帯電話機である。携帯電話機1は、図示しない無線ネットワーク、基地局装置、ゲートウェイ装置などを介して通信回線5に接続される。通信回線5には、携帯電話機(ユーザ)の在所記憶をする在所記憶装置4を接続してある。
また、通信回線5には、例えば、作業現場で作業するユーザに関連する企業の企業サーバ6を接続してある。企業サーバ6には、作業現場で作業するユーザの氏名などの個人情報を記録してあり、サーバ装置61、端末装置62、62、…などが社内LAN63上に構築されている。建築現場、工事現場などの作業現場A、B、…には、リーダ番号を記憶したカードリーダ7を設置している。
図24は携帯電話機1の構成を示すブロック図である。図において、18はタイマである。タイマ18は、所定の時間T1の経過を計時する。記憶部15は、アプリケーション部155を記憶している。アプリケーション部155は、コンピュータプログラムで実現することができ、制御部11の制御のもと、インタフェース部12を介して、カードリーダ7に記憶されたリーダ番号を非接触の無線通信により取得する取得処理、タイマ18の計時開始処理、取得したリーダ番号を在所記憶装置4へ送信する処理などを行う。
制御部11は、操作部16から入力される操作に基づいて、アプリケーション部155の起動処理、所定時間T1経過後のタイマ18からの出力によりアプリケーション部155の取得処理を禁止する禁止処理などを行う。なお、実施の形態1と同様の部分は、同一符号を付して説明を省略する。
図25はカードリーダ7の構成を示すブロック図である。図において、71はインタフェース部である。インタフェース部71は、携帯電話機1との通信処理を行う。携帯電話機1をカードリーダ7へ近づけることにより、携帯電話機1はカードリーダ7の記憶部73に記憶されたリーダ番号731を取得する。
制御部72は、インタフェース部71及び記憶部73の動作を制御する。
図26は在所記憶装置4の構成を示すブロック図である。在所記憶装置4は、実施の形態1と同様に、コンピュータプログラムPGを記録したCD−ROM431を駆動する記録部43、コンピュータプログラムPGを一時的に記憶するRAM42、通信回線5を介して携帯電話機1に接続するための通信部45、マウス、キーボード、ディスプレイなどの入出力部46、各種データベースを記憶する記憶部47、所定の時間T3を計時するタイマ48、及びコンピュータプログラムPGを実行するCPU41を備えている。
記憶部47は、作業者、監督者などのユーザのユーザID(利用者ID)と該ユーザが所有する携帯電話機の電話番号を関連付けて記憶するユーザデータベース471、ユーザが属する(又はユーザを派遣する)企業を識別する企業ID毎にカードリーダ7の設置場所を特定する企業データベース472、及びユーザの在所情報を示す入出場データベース473を記憶してある。また、記憶部47は、時間切れを示す表示画面などの画面情報を記憶している。CPU41は、コンピュータプログラムPGの実行に伴って、これらの各種データベースにアクセスする。なお、実施の形態1と同様の部分は、同一符号を付して説明を省略する。
図27はユーザデータベース471のレコードレイアウトを示す説明図である。ユーザデータベース471は、携帯電話機1を携帯し、作業現場で作業をする作業者、監督者などのユーザを特定する情報を示す。ユーザデータベース471は、ユーザ毎に固有に割り当てられたユーザID、ユーザが所有する携帯電話機1の電話番号の各欄により構成してある。これにより、携帯電話機1と携帯電話機1を携帯するユーザが対応付けられ、携帯電話機1の電話番号に基づいて、ユーザを識別することができる。なお、ユーザの氏名などの個人情報は、在所記憶装置4に記憶せず、企業サーバ6のサーバ装置61などに記憶してある。これにより、個人情報を企業サーバ6で一元管理して個人情報の漏洩の可能性を低減することができる。
図28は企業データベース472のレコードレイアウトを示す説明図である。企業データベース472は、建設現場、工事現場などの作業現場を特定する情報を示し、企業を特定する企業ID、現場毎に固有に割り当てられた現場ID、各現場に設置されたカードリーダ7のリーダ番号、リーダ番号に対応する現場IDが有効か無効かを示す有効情報、リーダ番号と現場IDとを関連付けて記憶した日時を示す更新日時の各欄により構成してある。
図29は入出場データベース473のレコードレイアウトを示す説明図である。入出場データベース473は、作業者、監督者などのユーザが、どの作業現場において、いつ作業を開始し、いつ作業を終了したかを示す情報を記録したものである。入出場データベース473は、ユーザID、現場ID、作業の開始又は終了を示す作業情報(作業場所における在不在情報)、作業開始又は作業終了時刻を示す日時、作業者本人、監督者本人、又は代行者が登録したかを示す登録方法、代行者により登録された場合の代行者IDの各欄から構成してある。
次に、実施の形態2の在所記憶システムの処理手順について説明する。図30は識別情報の送信の手順を示すフローチャートである。ユーザが在所記憶のためのアプリケーションを起動するために、操作部16から操作した場合、携帯電話機1はアプリケーション(アプリ)を起動する(S120)。携帯電話機1は、アプリのスクラッチパッドに記憶されたリーダ番号を初期化する(S121)。
携帯電話機1は、時間T1(例えば、1分、2分など)の計時を開始する(S122)。携帯電話機1は、携帯電話機1をカードリーダ7に近づける操作をユーザに促すための操作要求画面(例えば、「携帯電話機をカードリーダに近づけてください」というメッセージ)を表示する(S123)。
携帯電話機1は、時間T1が経過したか否かを判定し(S124)、時間T1が経過していない場合(S124でNO)、リーダ番号を取得したか否かを判定する(S125)。リーダ番号を取得した場合(S125でYES)、携帯電話機1は、取得したリーダ番号、記憶してある電話番号を在所記憶装置4へ送信し(S126)、処理を終了する。
リーダ番号を取得していない場合(S125でNO)、携帯電話機1は、ステップS124以降の処理を続ける。一方、時間T1が経過した場合(S124でYES)、携帯電話機1は、リーダ番号を取得する時間が経過したことを示す時間切れ画面(例えば、「時間切れです」というメッセージ)を表示し(S127)、処理を終了する。
図31はユーザ認証の手順を示すフローチャートである。在所記憶装置4は、携帯電話機1が送信したリーダ番号、電話番号を受信する(S220)。在所記憶装置4は、受信したリーダ番号に基づいて、企業データベース472にアクセスし、前記リーダ番号に対応して有効な現場IDが記憶されているか否か検索することにより、リーダ番号が有効か否かを判定する(S221)。
リーダ番号が有効でない場合は(S221でNO)、在所記憶装置4は、エラーメッセージを作成し(S224)、作成したエラーメッセージを携帯電話機1へ送信し(S225)、処理を終了する。
一方、リーダ番号が有効である場合は(S221でYES)、在所記憶装置4は、受信した電話番号に基づいて、ユーザデータベース471にアクセスし、前記電話番号が記憶されているか否かを検索することにより、前記電話番号が有効か否かを判定する(S222)。
受信した電話番号が、記憶してある電話番号と一致する場合は、在所記憶装置4は、受信した電話番号は有効であると判定し(S222でYES)、受信した電話番号に関連付けられて記憶されたユーザID、受信したリーダ番号、現場IDを入出場データベース473に登録し(S223)、処理を終了する。
電話番号が有効でない場合は(S222でNO)、在所記憶装置4は、エラーメッセージを作成し(S224)、作成したエラーメッセージを携帯電話機1へ送信し(S225)、処理を終了する。
図32乃至図34は在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。在所記憶装置4は、作業入力画面情報を生成し(S450)、生成した作業入力画面情報を携帯電話機1へ送信する(S451)。在所記憶装置4は、時間T2(例えば、1分、2分など)の計時を開始し(S452)、携帯電話機1からの応答待ちをする(S453)。
在所記憶装置4からの応答待ち(S454)であった携帯電話機1は、在所記憶装置4から送信された作業入力画面情報を受信する(S455)。
携帯電話機1は、受信した作業入力画面情報に基づいて表示した作業入力画面においてユーザ(作業者、監督者、臨時作業者)が代行投入の操作をしたか否かを判定する(S456)。ユーザが代行投入の操作を行った場合は(S456でYES)、携帯電話機1は代行投入画面の要求を在所記憶装置4へ送信し(S457)、在所記憶装置4からの応答待ちをする(S458)。
在所記憶装置4は、代行投入画面の要求を受信し(S459)、代行投入画面情報を生成する(S460)。在所記憶装置4は、生成した代行投入画面情報を携帯電話機1へ送信し(S461)、携帯電話機1からの応答待ちをする(S462)。
携帯電話機1は、在所記憶装置4から送信された代行投入画面情報を受信し(S463)、受信した代行投入画面情報に基づいて代行投入画面を表示する(S464)。ユーザが、携帯電話機1で表示された代行投入画面で、代行投入してもらうユーザの電話番号を入力すると、携帯電話機1は、代行投入してもらうユーザの電話番号の入力を受付ける(S465)。
携帯電話機1は、代行投入画面又は受信した作業入力画面情報に基づいて表示した作業入力画面において、ユーザが作業開始の操作をしたか否かを判定する(S466)。ユーザが作業開始の操作を行った場合は(S466でYES)、携帯電話機1は、作業開始情報を作成し(S467)、作成した作業開始情報を在所記憶装置4へ送信し(S468),在所記憶装置4からの応答待ちをする(S469)。
ユーザが作業開始の操作を行わない場合は(S466でNO)、携帯電話機1は、代行投入画面又は作業入力画面において、ユーザが作業終了の操作をしたか否かを判定する(S470)。ユーザが作業終了の操作を行った場合は(S470でYES)、携帯電話機1は、作業終了情報(在不在情報)を作成し(S471)、作成した作業終了情報を在所記憶装置4へ送信し(S472)、ステップS469の処理を続ける。
ユーザが作業終了の操作を行わない場合は(S470でNO)、携帯電話機1は、処理を終了する。一方、ユーザが代行投入の操作を行わない場合は(S456でNO)、携帯電話機1は、ステップS466以降の処理を続ける。
在所記憶装置4は、携帯電話機1から送信された作業開始情報又は作業終了情報を受信し(S473)、時間T2が経過したか否かを判定する(S474)。時間T2が経過した場合(S474でYES)、在所記憶装置4は、エラーメッセージを作成し(S475)、作成したエラーメッセージを携帯電話機1へ送信し(S476)、処理を終了する。
一方、時間T2が経過していない場合(S474でNO)、在所記憶装置4は、作業開始情報又は作業終了情報を受信した日時を検出する(S477)。在所記憶装置4は、作業開始又は作業終了、検出した日時、本人又は代行の別、代行者の場合は代行者IDを入出場データベース473に記憶する(S478)。これにより、在所情報が登録される。在所記憶装置4は、在所情報が登録されたことを表示するための登録完了画面情報を生成し(S479)、生成した登録完了画面情報を携帯電話機1へ送信し(S480)、処理を終了する。
携帯電話機1は、在所記憶装置4から送信された登録完了画面情報を受信し(S481)、受信した登録完了画面情報に基づいて、登録完了画面を表示し(S482)、処理を終了する。
以上説明したように、カードリーダ7のリーダ番号を取得するためにアプリを起動した時点から所定の時間T1以内に携帯電話機1をカードリーダ7に近づけることによりリーダ番号を取得したか否かを判定することにより、アプリを起動して、通常必要とする時間以内にリーダ番号が取得されない場合には、携帯電話機1の何らかの不正使用が発生した可能性が高いと判断して、リーダ番号の取得を禁止するようにしてあるため、不正にリーダ番号が取得されて、不正な在所情報が記録されることを防止できる。
また、作業入力画面情報を送信した時点から所定の時間T2以内に作業開始情報又は作業終了情報を受信したか否かを判定することにより、作業入力画面の表示から作業開始又は作業終了の操作までに通常要する時間以内に操作されない場合は、携帯電話機1の何らかの不正使用が発生した可能性が高いと判断して、作業開始又は作業終了の受付けを禁止するようにしてあるため、不正な在所情報が記録されることを防止できる。
なお、在所記憶装置4は、記憶した在所情報(ユーザID、現場ID、作業開始情報又は作業終了情報など)を、各企業を特定する企業IDに基づいて、企業サーバ6へオンライン又はオフラインで送信することができる。これにより、在所記憶装置4は、ユーザの個人情報を記憶することなく、各ユーザの作業場所、作業開始時刻、作業終了時刻などの情報を各企業に提示することができ、一方、各企業は、企業サーバにユーザIDと個人情報とを関連付けて記憶しておくことにより、個人情報を企業外へ開示することなくユーザの作業状況をオンラインで把握、管理することが可能になる。
上述の実施の形態では、時間T1の計時は、アプリを起動した時点から開始されるものであったが、これに限定されるものではなく、携帯電話機をカードリーダに近づける操作をユーザに促す操作要求画面を表示した時点から計時開始してもよい。
上述の実施の形態では、時間T2の計時は、在所記憶装置4が作業入力画面情報を携帯電話機へ送信した時点から開始されるものであったが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザID、リーダ番号を登録した時点でもよく、また、代行投入画面情報を携帯電話機へ送信した場合には、時間T2の計時を再度開始するようにしてもよい。
上述の実施の形態では、在所記憶装置4で時間T2を計時して、作業開始情報又は作業終了情報などの在不在情報の受信が時間T2以内になされるか否かを判定する構成であったが、これに限定されるものではなく、携帯電話機1で判定する構成でもよい。
図35は在不在情報の作成を判定する手順を示すフローチャートである。携帯電話機1は、在所記憶装置4から作業入力画面情報を受信し(S801)、受信した作業入力画面情報に基づいて、「作業開始」、「作業終了」などの操作ボタンが示される作業入力画面を表示する(S802)。
携帯電話機1は、時間T3(例えば、1分、2分など)の計時を開始し(S803)、時間T3が経過したか否かを判定する(S804)。時間T3が経過していない場合(S804でNO)、携帯電話機1は、作業入力画面において、ユーザが作業開始の操作をしたか否かを判定する(S805)。
ユーザが作業開始の操作を行った場合は(S805でYES)、携帯電話機1は、作業開始情報を作成し、作成した作業開始情報を在所記憶装置4へ送信し(S806)、処理を終了する。
ユーザが作業開始の操作を行わない場合は(S805でNO)、携帯電話機1は、作業入力画面において、ユーザが作業終了の操作をしたか否かを判定する(S807)。ユーザが作業終了の操作を行った場合は(S807でYES)、携帯電話機1は、作業終了情報を作成し、作成した作業終了情報を在所記憶装置4へ送信し(S808)、処理を終了する。
ユーザが作業終了の操作を行わない場合は(S807でNO)、携帯電話機1は、ステップS804以降の処理を続ける。時間T3が経過した場合(S804でYES)、携帯電話機1は、時間切れ画面(例えば、「時間切れです」というメッセージ)を表示し(S809)、処理を終了する。
これにより、作業入力画面を表示させた時点から時間T3の計時を開始し、時間T3以内にユーザが作業開始操作又は作業終了操作を行うことにより、作業開始又は作業終了を示す在不在情報を作成したか否かを判定し、T3時間以内であれば、不正なアクセスはないものとして取り扱うことができる。
上述の実施の形態において、代行投入する場合、被代行投入者は一人に限定されるものではなく、複数の作業者の代行投入をすることもできる。図36は、代行投入画面の例を示す説明図である。図に示すように、この場合の代行投入画面には、カードリーダ7のリーダ番号に基づいて在所記憶装置4から得られた「現場名」、代行投入者の電話番号などの入力により表示される「利用者」(代行投入者)、予め現場名に関連付けて在所記憶装置4に記憶されている前記現場を担当する作業者全員を示す「サンプルユーザ」、他の現場などからの作業者の応援がある場合に予め決められた応援者を示す「その他応援」などが表示されるとともに、「作業開始」及び「作業終了」の操作ボタンを表示する。
代行投入者は、代行投入する場合に、表示された現場名、利用者を確認し、代行投入される作業者を表示されたものの中からチェックマークを付けて選択し、作業開始又は作業終了の操作をすることにより、複数の作業者の代行投入を簡単に行うことができる。
本発明の在所記憶システムの構成を示す説明図である。 携帯電話機の構成を示すブロック図である。 モバイルスティックの構成を示すブロック図である。 在所記憶装置の構成を示すブロック図である。 ユーザデータベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 現場データベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 スティック設置データベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 標語データベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 入出場データベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 識別情報の送信の手順を示すフローチャートである。 ユーザ認証の手順を示すフローチャートである。 作業入力画面情報生成の手順を示すフローチャートである。 作業入力画面の例を示す説明図である。 在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。 在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。 在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。 代行投入画面及び登録完了画面の例を示す説明図である。 モバイルスティック非対応の携帯電話機を使用した場合のユーザ認証の手順を示すフローチャートである。 就労状況確認の手順を示すフローチャートである。 就労状況確認画面及び就労状況画面の例を示す説明図である。 現場初期設定の手順を示すフローチャートである。 現場初期設定画面及び現場初期設定完了画面の例を示す説明図である。 実施の形態2の在所記憶システムの構成を示す説明図である。 携帯電話機の構成を示すブロック図である。 カードリーダの構成を示すブロック図である。 在所記憶装置の構成を示すブロック図である。 ユーザデータベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 企業データベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 入出場データベースのレコードレイアウトを示す説明図である。 識別情報の送信の手順を示すフローチャートである。 ユーザ認証の手順を示すフローチャートである。 在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。 在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。 在所情報記憶の手順を示すフローチャートである。 在不在情報の作成を判定する手順を示すフローチャートである。 代行投入画面の例を示す説明図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 モバイルスティック
4 在所記憶装置
5 通信回線
7 カードリーダ
11 制御部
12 インタフェース部
13 通信部
14 表示部
15 記憶部
16 操作部
17 RAM
18 タイマ
21 インタフェース部
22 制御部
23 記憶部
41 CPU
42 RAM
43 記録部
44、47 記憶部
45 通信部
46 入出力部
48 タイマ
71 インタフェース部
72 制御部
73 記憶部
155 アプリケーション部
231 通信情報部
232 アクセス用URL
233 接続プログラム
234 発信番号生成部
235 スティックID
236 電話番号リスト部
441、471 ユーザデータベース
442 現場データベース
443 スティック設置データベース
444 標語データベース
445、473 入出場データベース
472 企業データベース

Claims (16)

  1. 記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を前記通信装置から送信し、送信された識別情報を受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶する在所記憶装置を備える在所記憶システムにおいて、
    前記通信装置は、
    前記記録媒体から媒体識別情報を取得する取得手段と、
    前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成する作成手段と、
    前記在不在情報を前記在所記憶装置へ送信する送信手段と
    を備え、
    前記在所記憶装置は、
    受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    送信された在不在情報を受信する在不在情報受信手段と、
    前記在不在情報を受信した日時を検出する検出手段と、
    受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする在所記憶システム。
  2. 前記在所記憶装置は、
    受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を含む在所情報を生成する在所情報生成手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の在所記憶システム。
  3. 前記通信装置は、
    画面を表示する画面表示手段と、
    表示される画面を作成するための画面情報を受信する画面情報受信手段と
    を備え、
    前記記憶手段は、
    前記通信装置に関連する属性を特定する属性情報を通信装置識別情報に関連付けて記憶してあり、
    前記在所記憶装置は、
    通信装置から受信した通信装置識別情報に基づいて属性情報を抽出する抽出手段と、
    抽出した属性情報に基づいて、前記通信装置で表示される画面の画面情報を生成する画面情報生成手段と、
    生成した画面情報を前記通信装置へ送信する画面情報送信手段と
    を備え、
    前記通信装置は、送信された画面情報に基づいて画面を表示するようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の在所記憶システム。
  4. 前記記憶手段は、
    前記通信装置の在所を特定する場所情報を複数記憶してあり、
    前記画面情報送信手段は、
    場所情報を選択するための画面情報を通信装置へ送信するように構成してあり、
    前記通信装置の送信手段は、
    受信した画面情報に基づいて、選択した場所情報を前記在所記憶装置へ送信するように構成してあり、
    前記記憶手段は、
    前記通信装置から受信した場所情報と識別情報とを関連付けて記憶してあることを特徴とする請求項3に記載の在所記憶システム。
  5. 前記記憶手段で記憶する識別情報を追加、変更又は削除する更新手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の在所記憶システム。
  6. 前記在所記憶装置は、
    通信装置から受信した媒体識別情報を暗号化する暗号化手段と、
    前記暗号化手段が暗号化した媒体識別情報を前記通信装置へ送信する媒体識別情報送信手段と
    を備え、
    前記通信装置は、
    前記暗号化した媒体識別情報を受信する媒体識別情報受信手段と、
    暗号化した媒体識別情報を表示する媒体識別情報表示手段と
    を備え、
    前記在所記憶装置は、
    他の通信装置で入力された前記暗号化した媒体識別情報を受信する媒体識別情報受信手段と、
    前記暗号化した媒体識別情報を復号する復号手段と
    を備え、
    前記判定手段は、
    復号された媒体識別情報が予め記憶された媒体識別情報と一致するか否かを判定するように構成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の在所記憶システム。
  7. 前記記録媒体は、
    前記通信装置から前記通信装置識別情報を取得する取得手段と、
    取得した通信装置識別情報を記録する記録手段と
    を備え、
    前記通信装置の取得手段は、
    前記記録媒体が記録した通信装置識別情報を取得するように構成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の在所記憶システム。
  8. 前記記録媒体は、
    その都度異なる発信番号を生成する生成手段を備え、
    前記通信装置の取得手段は、
    前記生成手段が生成した発信番号を取得し、
    前記通信装置の送信手段は、
    取得した発信番号を識別情報とともに前記在所記憶装置へ送信するように構成してあり、
    前記在所記憶装置の記憶手段は、
    受信した発信番号及び識別情報を関連付けて記憶し、
    前記判定手段は、
    受信した発信番号と、受信した識別情報に関連付けて記憶してある発信番号とが一致するか否かを判定するように構成してあることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の在所記憶システム。
  9. 前記記録媒体は、
    前記通信装置と通信するための通信情報を記録してあり、
    通信情報を追加、変更又は削除する更新手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の在所記憶システム。
  10. 前記記録媒体は、
    前記通信装置が前記在所記憶装置と通信するための通信手段を備え、
    前記通信装置は、前記通信手段に基づいて前記在所記憶装置と通信するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の在所記憶システム。
  11. 前記通信装置は、
    第1の時間を計時する計時手段と、
    前記媒体識別情報の取得を禁止する禁止手段と
    を備え、
    該禁止手段は、
    前記第1の時間以内に、前記取得手段が媒体識別情報を取得しない場合に、該媒体識別情報の取得を禁止するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の在所記憶システム。
  12. 前記在所記憶装置は、
    第2の時間を計時する計時手段と、
    前記在不在情報の受信を禁止する禁止手段と
    を備え、
    該禁止手段は、
    前記第2の時間以内に、前記在不在情報受信手段が在不在情報を受信しない場合に、該在不在情報の受信を禁止するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の在所記憶システム。
  13. 前記通信装置は、
    第3の時間を計時する計時手段と、
    前記在不在情報の作成を禁止する禁止手段と
    を備え、
    該禁止手段は、
    前記第3の時間以内に、前記作成手段が在不在情報を作成しない場合に、該在不在情報の作成を禁止するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の在所記憶システム。
  14. 記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶する在所記憶装置において、
    受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成する作成手段と、
    前記在不在情報を受信した日時を検出する検出手段と、
    受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する記憶手段と
    を備えることを特徴とする在所記憶装置。
  15. コンピュータに、記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶するためのコンピュータプログラムにおいて、
    コンピュータを、
    受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成する作成手段と、
    前記在不在情報を受信した日時を検出する検出手段と、
    受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶する記憶手段として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 記録媒体に記録されており、該記録媒体を識別するための媒体識別情報と、通信装置に記録されており、該通信装置を識別するための通信装置識別情報とを含む識別情報を前記通信装置から送信し、送信された識別情報を前記通信装置の在所を記憶する在所記憶装置で受信し、受信した識別情報及び予め記憶された識別情報に基づいて前記記録媒体の在所に関連する前記通信装置の在所を記憶する在所記憶方法において、
    前記通信装置は、
    前記記録媒体から媒体識別情報を取得し、
    前記記録媒体の在所における前記通信装置の在不在を示す在不在情報を作成し、
    作成した在不在情報を前記在所記憶装置へ送信し、
    前記在所記憶装置は、
    受信した識別情報が前記記憶された識別情報と一致するか否かを判定し、
    送信された在不在情報を受信し、
    前記在不在情報を受信した日時を検出し、
    受信した識別情報及び在不在情報並びに検出した日時を関連付けて記憶することを特徴とする在所記憶方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008234621A (ja) * 2007-02-23 2008-10-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 情報収集装置、コード表示装置、情報収集方法及び情報収集システム

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