JP5054446B2 - ダクト取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の車室内に温風又は冷風を吹出す空調用ダクトを車室構成部材に取付けると共に上記空調用ダクトの吹出し側開口端部に吹出しグリルを取り付けてなるダクト取付構造に関する。
自動車の車室内に温風を吹出すヒータダクトを取付けたダクト取付構造がある(特許文献1)。
図10に示すごとく、従来のダクト取付構造は、ヒータダクト91を車室のフロアに取り付けると共に、ヒータダクト91の吹出し側開口端部911に吹出しグリル92を取り付けてなる。
ヒータダクト91は、ブロー成形によって成形される樹脂成形体である。
そして、ヒータダクト91は、吹出し側開口端部911にリベット931により取付けた鉄板ブラケット93において、フロアにボルト941で固定される。また、ヒータダクト91をフロアに取付けた後に、ヒータダクト91の上からフロアカーペットを敷設した後、吹出しグリル92を上記鉄板ブラケット93に対してボルト942で固定する。
これにより、ヒータダクト91をフロアに固定すると共に吹出し側開口端部911に吹出しグリル92を配設してなるダクト取付構造が得られる。
しかしながら、上記従来のダクト取付構造においては、ヒータダクト91の開口側端部911に上記鉄板ブラケット93を取付けるため、部品点数が多くなるという問題がある。これにより、ダクト取付構造の重量が大きくなると共に、コストの上昇にも繋がる。また、部品点数が多くなる分、寸法ばらつきの問題も生じやすくなる。即ち、例えばヒータダクト91と鉄板ブラケット93との間の寸法精度、及び鉄板ブラケット93と吹出しグリル92との間の寸法精度の双方が必要となるため、各構成部品の寸法ばらつきをより小さくする必要が生じる。
特開2001−88543号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、構成部品が少なく、軽量化、コスト低減を図ることができるダクト取付構造を提供しようとするものである。
本発明は、自動車の車室内に温風又は冷風を吹出す空調用ダクトを車室構成部材に取付けると共に上記空調用ダクトの吹出し側開口端部に吹出しグリルを取り付けてなるダクト取付構造であって、
上記空調用ダクトの上記吹出し側開口端部には、上記吹出しグリルを固定するためのグリル固定部がダクト本体部と一体的に成形されており、
上記吹出しグリルは、上記グリル固定部に直接固定されており、
上記空調用ダクトの上記吹出し側開口端部は、幅方向の中央付近の一点で上記車室構成部材に締付固定された締付固定部を有すると共に、幅方向の両端には、上記車室構成部材に当接する一対の当接部を設けてなることを特徴とするダクト取付構造にある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記ダクト取付構造においては、上記グリル固定部が上記ダクト本体部と一体的に成形されている。そして、上記吹出しグリルは、上記グリル固定部に直接固定されている。これにより、上記吹出しグリルと上記ダクト本体部とを、ブラケットを介することなく直接固定することができる。それ故、上記ダクト取付構造は、構成部品を少なくすることができる。
そして、その結果、ダクト取付構造の軽量化、コスト低減を図ることができる。
以上のごとく、本発明によれば、構成部品が少なく、軽量化、コスト低減を図ることができるダクト取付構造を提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記空調用ダクトは、例えばブロー成形によって成形された樹脂成形体からなるものとすることができる。
また、上記空調用ダクトとしては、例えば、温風を吹出すヒータダクト、冷風を吹出すクーラダクト等がある。
また、上記車室構成部材としては、例えば、車室のフロアや天井板等がある。
また、上記空調用ダクトの上記吹出し側開口端部は、幅方向の中央付近の一点で上記車室構成部材に締付固定された締付固定部を有すると共に、幅方向の両端には、上記車室構成部材に当接する一対の当接部を設けてなる。
これにより、上記空調用ダクトの吹出し側開口端部を、フロアに対して安定して固定することができると共に、吹出し側開口端部の剛性を確保することができる。
また、上記グリル固定部は、上記吹出し側開口端部の上記締付固定部と上記当接部との間に形成されていると共に貫通孔を設けてなり、上記グリル固定部を表裏から挟持するように嵌合配置されたスプリングナットと、該スプリングナットに螺合するボルトとによって、上記吹出しグリルが上記グリル固定部に固定されており、上記グリル固定部には該グリル固定部の厚み方向に突出したリブが形成され、該リブに上記スプリングナットの内側面が当接していることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記グリル固定部に上記吹出しグリルを容易かつ確実に固定することができる。また、上記グリル固定部に上記リブが形成されているため、上記スプリングナットを上記グリル固定部に確実に挟持させることができる。仮に、上記リブを設けないとすると、グリル固定部の肉厚にバラツキが生じたとき、スプリングナットによるグリル固定部の挟持力が不充分となったり、スプリングナットをグリル固定部に嵌合し難くなったりするおそれがある。
即ち、グリル固定部の肉厚が小さすぎると、スプリングナットによるグリル固定部の挟持力が不充分となるおそれがある。そのために、スプリングナットをグリル固定部に配置した後にボルトで吹出しグリルを固定する前に、スプリングナットが脱落したり位置ずれしたりしてしまうおそれがある。
或いは、グリル固定部の肉厚が大きすぎると、グリル固定部にスプリングナットを取付ける際の挿入荷重が大きくなり、取付作業が困難となるおそれがある。
特にダクト本体部をブロー成形によって成形する場合には、グリル固定部の肉厚を制御することが困難なため、上記のような問題が生じやすい。
そこで、本発明においては、グリル固定部に上記リブを設けることによって、グリル固定部の肉厚に関わらず、リブの高さによって、スプリングナットとの嵌合厚みを確保するため、この嵌合厚みのばらつきを抑制することができる。その結果、スプリングナットの脱落や位置ずれを防ぎ、グリル固定部へのスプリングナットの組付け作業性を向上させることができる。さらに、上記リブを設けることによって、スプリングナットとグリル固定部との接触面積を小さくすることができるため、挿入荷重を小さくすることができ、グリル固定部へスプリングナットを円滑に取付けることができる。
また、上記グリル固定部は、上記吹出し側開口端部における複数箇所に形成されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、上記吹出しグリルを、上記吹出し側開口端部に安定して固定することができる。
本発明の実施例にかかるダクト取付構造につき、図1〜図8を用いて説明する。
本例のダクト取付構造1は、図1、図2に示すごとく、自動車の車室内に温風を吹出すヒータダクト2を車室構成部材であるフロア6(フロアパネル61)に取付けると共にヒータダクト2の吹出し側開口端部21に吹出しグリル3を取り付けてなる。
図3、図4に示すごとく、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21には、吹出しグリル3を固定するためのグリル固定部22がダクト本体部20と一体的に成形されている。
そして、吹出しグリル3は、グリル固定部22に直接固定されている。
ヒータダクト2は、ブロー成形によって成形された樹脂成形体からなる。そして、ヒータダクト2は、内部に温風を流す温風流通路を設けた筒形状を有すると共に、温風流通路の一端に上記吹出し側開口端部21が形成されている。また、ヒータダクト2は、上下面が略平坦な扁平形状を有する。
また、ヒータダクト2は、車室のフロア6に固定された状態で、吹出し側開口端部21を除いた上面をフロアカーペット63によって被覆される。そして、吹出し側開口端部21に吹出しグリル3が取り付けられている。
図4、図5に示すごとく、グリル固定部22は、吹出し側開口端部21の下面を構成する下板部24に形成されていると共に貫通孔221を設けてなる。そして、グリル固定部22を表裏から挟持するように嵌合配置されたスプリングナット4と、該スプリングナット4に螺合するボルト51とによって、吹出しグリル3がグリル固定部22に固定されている。図7、図8に示すごとく、グリル固定部22にはグリル固定部22の厚み方向に突出したリブ222が形成され、該リブ222にスプリングナット4の内側面41が当接している。
スプリングナット4は、図7に示すごとく、折返し部42を介して連続形成され互いに対向する上片43と下片44とを有する。そして、上片43と下片44とが互いに近付く方向に付勢された状態で、スプリングナット4はグリル固定部22に嵌合している。また、上片43にボルト51を挿通する挿通孔451が設けてあり、下片44にボルト51と螺合する爪452が設けてある。
図1に示すごとく、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21は、その下面を構成する下板部24が上面を構成する上板部25よりも先端方向へ突出している。そして、グリル固定部22は先端方向へ突出した下板部24における幅方向左右の2箇所に形成されている。
また、図1、図3に示すごとく、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21の下面の両端には、フロア6に当接する一対の当接部23が設けてある。即ち、左右一対の上記グリル固定部22の外側に、当接部23が左右一対形成されている。
また、左右一対のグリル固定部22の略中間位置における吹出し側開口端部21の下板部24に、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21をフロア6に固定するボルト52を挿通するためのボルト挿通孔241が形成されている。ヒータダクト2の吹出し側開口端部21は、図3に示すごとく、上記ボルト挿通孔241にボルト52を挿通して、該ボルト52をフロア6に設けたスクリュグロメット62に螺合することにより、幅方向の中央付近の一点でフロア6に固定されている。
図3に示すごとく、グリル固定部22は、その左右の下板部24よりも上方に隆起して形成されている。そして、図7、図8に示すごとく、各グリル固定部22におけるリブ222は、貫通孔221の両脇に一対、吹出し側開口端部21の開口方向に沿って形成されている。また、リブ222は、図8に示すごとく、長さ方向に直交する断面形状が、上方に凸の略半円形状を有している。
また、吹出しグリル3は、射出成形等によって得られる樹脂成形体からなり、図1、図6に示すごとく、枠体31の内側に吹出し口32を形成してなる。該吹出し口32の下辺を構成する下辺板部321には、図3、図7、図8に示すごとく、ヒータダクト2のグリル固定部22に当接する固定座部33が、下辺板部321よりも下方に下がった状態で形成されている。図6、図8に示すごとく、固定座部33には、ボルト51を挿通するためのボルト挿通孔331が形成されている。
また、図3、図7、図8に示すごとく、固定座部33の上方には、固定座部33を覆うキャップ332が嵌め込まれる。このキャップ332の上面は、その周囲の吹出しグリル3の下辺板部321の上面と略同一平面を構成する。これにより、吹出しグリル3の意匠性を向上させている。
車室のフロア6にヒータダクト2及び吹出しグリル3を取付けるにあたっては、まず、図3に示すごとく、フロア6を構成するフロアパネル61に対して、ヒータダクト2を固定する。フロアパネル61には角孔が設けられ、この角孔にボルト52を螺合するためのスクリュグロメット62が嵌着されている。そして、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21の下板部24に設けたボルト挿通孔241にボルト52を挿通すると共に、上記スクリュグロメット62にボルト52を螺合することにより、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21をフロアパネル61に固定する。
また、ヒータダクト2のグリル固定部22には、スプリングナット4を嵌合しておく。このグリル固定部22へのスプリングナット4の嵌合は、ヒータダクト2をフロアパネル61に固定する前に行ってもよいし、後に行ってもよい。
次に、ヒータダクト2の上面を覆うように、フロアカーペット63をフロア6の全体に敷設する。このとき、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21がフロアカーペット63から露出するように、フロアカーペット63には、その所定位置に予め開口部を形成しておく。これにより、吹出し側開口端部21を除いて、ヒータダクト2がフロアカーペット63によって被覆される。そして、フロアカーペット63から露出したヒータダクト2の吹出し側開口端部21に、吹出しグリル3を固定する。
即ち、図3、図7、図8に示すごとく、吹出しグリル3の一対の固定座部33を、それぞれヒータダクト2の一対のグリル固定部22に配置したスプリングナット4に当接させる。そして、各固定座部33のボルト挿通孔331及び各グリル固定部22の貫通孔221にボルト51を挿通しつつ、該ボルト51をスプリングナット4に螺合させる。これにより、図2、図3に示すごとく、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21に、吹出しグリル3を固定する。
また、このとき、図3に示すごとく、吹出しグリル3の枠体31が、フロアカーペット63の開口端631を押えるようにする。また、ボルト51の頭部が配された固定座部33の上方には、固定座部33を覆うキャップ332を嵌め込む。
以上により、フロア6に固定したヒータダクト2がフロアカーペット63に覆われると共に、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21が吹出しグリル3を介して車室側へ開口した、ダクト取付構造1(図2)を得る。なお、図2において、フロアカーペット63の記載は省略してある。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記ダクト取付構造1においては、グリル固定部22がダクト本体部20と一体的に成形されている。そして、吹出しグリル3は、グリル固定部22に直接固定されている。これにより、吹出しグリル3とダクト本体部20とを、ブラケットを介することなく直接固定することができる。それ故、ダクト取付構造1は、構成部品を少なくすることができる。
そして、その結果、ダクト取付構造1の軽量化、コスト低減を図ることができる。
また、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21の下面の両端には、一対の当接部23が設けてある。そのため、ヒータダクト2の吹出し側開口端部21を、フロア6に対して安定して固定することができると共に、吹出し側開口端部21の剛性を確保することができる。
また、グリル固定部22を表裏から挟持するように嵌合配置されたスプリングナット4と、該スプリングナット4に螺合するボルト51とによって、吹出しグリル3がグリル固定部22に固定されている。これにより、グリル固定部22に吹出しグリル3を容易かつ確実に固定することができる。また、図8に示すごとく、グリル固定部22にリブ222が形成されているため、スプリングナット4をグリル固定部22に確実に挟持させることができる。
仮に、図9に示すように、リブ222(図8参照)を設けないとすると、グリル固定部22の肉厚tにバラツキが生じたとき、スプリングナット4によるグリル固定部22の挟持力が不充分となったり、スプリングナット4をグリル固定部22に嵌合し難くなったりするおそれがある。
即ち、グリル固定部22の肉厚tが小さすぎると、スプリングナット4によるグリル固定部22の挟持力が不充分となるおそれがある。そのために、スプリングナット4をグリル固定部22に配置した後にボルト51で吹出しグリル3を固定する前に、スプリングナット4が脱落したり位置ずれしたりしてしまうおそれがある。
或いは、グリル固定部22の肉厚tが大きすぎると、グリル固定部22にスプリングナット4を取付ける際の挿入荷重が大きくなり、取付作業が困難となるおそれがある。
特にダクト本体部2がブロー成形によって成形されるため、グリル固定部22の肉厚tを制御することが困難なため、上記のような問題が生じやすい。
そこで、本発明においては、グリル固定部22にリブ222を設けることによって、グリル固定部22の肉厚tに関わらず、リブ222の高さによって、スプリングナット4との嵌合厚みTを確保するため、この嵌合厚みTのばらつきを抑制することができる。その結果、スプリングナット4の脱落や位置ずれを防ぎ、グリル固定部22へのスプリングナット4の組付け作業性を向上させることができる。さらに、リブ222を設けることによって、スプリングナット4とグリル固定部22との接触面積を小さくすることができるため、挿入荷重を小さくすることができ、グリル固定部22へスプリングナット4を円滑に取付けることができる。
また、グリル固定部22は、吹出し側開口端部21における2箇所に形成されているため、吹出しグリル3を、吹出し側開口端部21に安定して固定することができる。
以上のごとく、本例によれば、構成部品が少なく、軽量化、コスト低減を図ることができるダクト取付構造を提供することができる。
なお、上記実施例においては、車室のフロアにヒータダクトを取り付けたダクト取付構造に本発明を適用した例を示したが、これ以外に、例えば、車室の天井にクーラダクトを取り付けたダクト取付構造等にも、本発明を適用することができる。
実施例における、グリル取付構造の構成部品を示す分解斜視説明図。 実施例における、グリル取付構造の斜視説明図。 実施例における、図1のA−A線矢視断面相当の、グリル取付構造の断面説明図。 実施例における、グリル固定部の斜視説明図。 実施例における、ヒータダクトの吹出し側開口端部の上面図。 実施例における、吹出しグリルの上面図。 実施例における、吹出し方向に平行な断面によるグリル固定部への吹出しグリルの締結構造の断面図。 実施例における、吹出し方向に直交する断面によるグリル固定部への吹出しグリルの締結構造の断面図。 グリル固定部にリブを設けないとした場合の、吹出し方向に直交する断面によるグリル固定部への吹出しグリルの締結構造の断面図。 鉄板ブラケットを用いたグリル取付構造の構成部品を示す分解斜視説明図。
符号の説明
1 ダクト取付構造
2 ヒータダクト
20 ダクト本体部
21 吹出し側開口端部
22 グリル固定部
3 吹出しグリル
4 スプリングナット
6 フロア

Claims (3)

  1. 自動車の車室内に温風又は冷風を吹出す空調用ダクトを車室構成部材に取付けると共に上記空調用ダクトの吹出し側開口端部に吹出しグリルを取り付けてなるダクト取付構造であって、
    上記空調用ダクトの上記吹出し側開口端部には、上記吹出しグリルを固定するためのグリル固定部がダクト本体部と一体的に成形されており、
    上記吹出しグリルは、上記グリル固定部に直接固定されており、
    上記空調用ダクトの上記吹出し側開口端部は、幅方向の中央付近の一点で上記車室構成部材に締付固定された締付固定部を有すると共に、幅方向の両端には、上記車室構成部材に当接する一対の当接部を設けてなることを特徴とするダクト取付構造。
  2. 請求項1において、上記グリル固定部は、上記吹出し側開口端部の上記締付固定部と上記当接部との間に形成されていると共に貫通孔を設けてなり、上記グリル固定部を表裏から挟持するように嵌合配置されたスプリングナットと、該スプリングナットに螺合するボルトとによって、上記吹出しグリルが上記グリル固定部に固定されており、上記グリル固定部には該グリル固定部の厚み方向に突出したリブが形成され、該リブに上記スプリングナットの内側面が当接していることを特徴とするダクト取付構造。
  3. 請求項1又は2において、上記グリル固定部は、上記吹出し側開口端部における複数箇所に形成されていることを特徴とするダクト取付構造。
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