JP5054163B2 - ホース継手用手動レバー - Google Patents

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Description

本発明は、ホース継手用手動レバーに関し、特に、ホース継手の継手本体に設置され、ホースが前記継手本体に挿入した場合、簡単に回動して前記ホースを係止し、固持することができる手動レバーに関する。
従来のホース継手10は、図1に示すように、継手本体11と、該継手本体11に挿入できるホース12と、の二つの部材からなっている。継手本体11及びホース12は共に円管体になっているが、ホース12の方の管径がやや小さく、継手本体11の上下方向の中孔111に上から下へ挿入することができる。また、ホース12の外壁121には環状の係止用溝122が形成されており、継手本体11にはカム機構が設置されており、ホース12が挿入した場合、カム機構を回動させて係止用溝122に嵌め込んで係止することで、ホース12を継手本体11内に固持することができる(特許文献1参照)。
図1をもっと詳細にみると、この従来のホース継手10におけるカム機構は、主として手動レバー13の形になっている。手動レバー13は、枢支ピン113によって継手本体11の周壁112の外側に枢支されており、枢支端131と作動端132とを有し、且つ、その作動端132が図中の上向き、または下向きになるように回動することができる。また、その枢支端131にはカム手段133がついており、手動レバー13の回動によって作動端132が下向きになっている場合、カム手段133は、継手本体11の周壁112に開けてある通孔114を通って継手本体11内に入り、また、作動端132が上向きになっている場合、通孔114を経由して継手本体11内から出ることができる。
また、ホース12が継手本体11の中孔111に挿入し、係止用溝122が丁度継手本体11の通孔114に臨む場合、手動レバー13の作動端132が図中の下向きになるように回動されると、通孔114を通ってから継手本体11内に入ったカム手段133は、係止用溝122に入り込んで係止され、ホース12を継手本体11内に固持することができ、また、手動レバー13の作動端が図中の上向きになるように回動されると、ホース12を継手本体11内に固持したカム手段133は、係止用溝122、そして通孔114から離れ、ホース12に対する係止固持を解除することができる。
この従来のホース継手10には、安全操作のために、ロック機構が付設されている。ロック機構は、手動レバー13のカム手段133でホース12の係止用溝122を係止してホース12を継手本体11の中孔111内に固持した場合、手動レバー13を固持位置に解除可能にロックするものである。図に示めすように、この従来の手動レバー13におけるロック機構は、主としてロックピン14からなっている。このロックピン14は、手動レバー13に形成された貫孔134内に上下摺動可能に設置されており、且つバネ142によって上へ付勢されていて、手動レバー13のカム手段133がホース12の係止用溝122を係止してホース12を継手本体11の中孔111内に固持した場合、図中の上へ移動し、その先端141が継手本体11の周壁112に設置されている係止穴115に挿入して係止され、手動レバー13の不意な回動を防止することができる。
継手本体11とホース12との係止固持による連結の解除及び分離は、ロックピン14の末端についている手動環143でロックピン14を図中の下方に引っ張ってロックピン14の先端141を係止穴115から脱出させた後、引き続き手動レバー13と共にロックピン14を外側上方へ回動させると共に、手動レバー13をホース12に対する係止固持を解除する解除位置、つまり作動端132が上向きになる位置まで回動させることで完了する。
また、上記解除位置から手動レバー13を下方に回動させると、ロックピン14は、その先端141がホース継手10の継手本体11の係止穴115を形成する部分の周壁116と当接しながら貫孔134の図中下方から徐々に貫孔134内に入り、係止穴115に臨む位置まで達した瞬間にバネ142の付勢によって貫孔134の図中上方から突出して係止穴115に挿入され、係止穴115に係止される。このようにして、手動レバー13がホース12を固持する固持位置に移動する。つまり作動端132が下向きになる位置まで戻ると共に、上記固持位置をロックすることができる。
実用新案登録第2528682号公報
このような従来のホース継手用手動レバー13では、ホース継手の継手本体11からホース12を分離しようとする場合、手動環143を片手で握って操作するだけで、ロックピン14の先端を係止穴115から脱出させ、引き続き手動レバー13を連続的に解除位置まで回動することができるが、その手動レバー13の回動操作は、手動環を下に引っ張っている状態のまま外側上方に回動することで行うので、二方向に力を同時にかける必要があり、片手で操作できるにしてもやはり不便である。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、即ち、本発明は、ホース継手の継手本体からホースを分離しようとする場合、一方向の動作による操作のみで、手動レバーのロックの解除と手動レバーの解除位置への回動とを共に完了することができるホース継手用手動レバーの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、上下方向の中孔を有し、且つその周壁に通孔が開けてある継手本体と、上から下へと前記継手本体の中孔に挿入した時、前記通孔に臨んでいる係止用溝を外壁に備えたホースと、の二つの部材からなっているホース継手の前記継手本体の周壁外側に、枢支ピンにより枢支される枢支端と該枢支端から離れた作動端とがあるようになり、且つ、その作動端が枢支ピンを軸として上下回動可能になっており、その枢支端にカム手段が形成されており、該カム手段は、前記作動端が下向きの場合、前記通孔を通って前記継手本体内に入り、また、前記作動端が上向きの場合、前記通孔を経由して前記継手本体内から出ることができるように構成されており、更に、前記ホースを前記継手本体に挿入した場合、前記カム手段を前記ホースの係止用溝に嵌め込ませるように回動することで、前記ホースを前記継手本体内に係止して固持することができ、且つ、上下摺動可能に設置されている上、上方に付勢されていて前記固持状態において付勢により固持状態をロックすることができるロックピンを備えているホース継手用手動レバーにおいて、前記作動端側には、枢接端側と操作端側とを有する作動部が枢支されており、且つ、その枢軸が前記枢支ピンと平行するように配置されており、前記作動部の操作端側の操作端が前記枢軸を中心として、前記作動端が上向きになる回動と同じ回動方向に回動されると、前記ロックピンを下方に移動させ、ロックピンによるロックを解除することができる上、手動レバーを解除位置へ回動することもできるように構成されているホース継手用手動レバーを提供する。
前記ホース継手用手動レバーの実施形態として、前記作動部は、その前記枢接端側の枢接端における一端側が前記作動端側に枢接されており、他端側が前記ロックピンの末端近くで枢支されている上、前記操作端が前記一端側の枢軸を中心として該一端側の方に回動されると、前記他端側が前記ロックピンを引っ張って下方に移動させ、ロックピンによるロックを解除することができるように構成されているものが挙げられる。
前記作動部は、その前記枢接端側の枢接端が、前記作動端の端面から突出している突台と前記ロックピンの末端とを挟んでいる上、前記一端側が突台と、他端側が前記ロックピンの末端近くとそれぞれ枢接されており、また、前記ロックピンの末端近くの、枢接ピンにより前記作動部の他端側と枢接する枢接孔は、上下に延びている第1部分と、中央近くが該第1部分の下端と連通する上、前記第1部分と直交するように延びている第2部分とからなっているのが好ましい。
前記ホース継手用手動レバーの実施形態として、また、前記ロックピンには、上面及び下面を有する作動穴が開けてあり、また、前記作動部は、その前記枢接端における一側が前記作動穴の中に延在するように形成されており、その前記枢軸による枢接は、前記枢接端の近くにあり、前記作動部は、操作端側の操作端が前記枢軸を中心として前記枢接端の他側の方に回動されると、前記一側が前記ロックピンの作動穴内における下面を押し付け、前記ロックピンによるロックを解除することができるように構成されているものが挙げられる。
前記ホース継手用手動レバーの実施形態として、更に、前記ロックピンには、作動穴が、上面及び下面を有し、且つ、前記下面が第一傾斜面となるように開けられており、また、前記作動部は、その前記枢軸による枢接が前記枢接端近くにあり、前記枢接端側の枢接端には、先端面が第二傾斜面となった作動ラグが、前記作動穴の中に突入して前記第二傾斜面が前記第一傾斜面と当接するように枢支されていて、前記作動部の操作端側の操作端が、前記枢軸を中心として前記作動穴のある方向と反対方向に回動されると、前記作動ラグが前記作動穴のある方向に押し付けられ、前記第二傾斜面の前記第一傾斜面に対する押圧力により、前記ロックピンによるロックを解除することができるように構成されているものが挙げられる。
前記構成による本発明のホース継手用手動レバーでは、前記作動部を外側へ上向きに回動するだけで、前記ロックピンによるロックの解除と、手動レバーの解除位置への回動とが同時にできるので、従来の二方向に力をかける必要がなく、片手で操作するのに非常に便利である。
従来のホース継手用手動レバーがついているホース継手の分解斜視図である。 本発明の実施例1のホース継手用手動レバーの分解斜視図である。 図2のホース継手用手動レバーの組立後の斜視図である。 図3の側面図である。 実施例1のホース継手用手動レバーがホース継手の継手本体に枢支されている状態で、前記図4のV−V線に沿った断面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図5の状態から、作動部を外側へ上向きに回動することを説明する図である。 実施例1のホース継手用手動レバーが固持位置まで回動された際の図である。 実施例2のホース継手用手動レバーの分解斜視図である。 実施例2のホース継手用手動レバーが継手本体に枢支されている状態の断面図である。 図10のXI−XI線に沿った断面図である。 図10の状態から、作動部を外側へ上向きに回動することを説明する図である。 実施例3のホース継手用手動レバーの分解斜視図である。 実施例3のホース継手用手動レバーが継手本体に枢支されている状態の断面図である。 図14のXV−XV線に沿った断面図である。 図14のXVI−XVI線に沿った断面図である。 図14の状態から、作動部を外側へ上向きに回動することを説明する図である。
以下、図2〜図17を参照しながら、本発明の実施例を説明する。
なお、以下実施例の説明において、略同一の機能および構成を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
本実施例1におけるホース継手用手動レバーは、上記従来のホース継手とほぼ同様なホース継手(実施例のホース継手について、以後の説明に従来のホース継手10の符号をそのまま使用する。)に付設されており、即ち、従来の手動レバー13と同様に、ホース継手10における継手本体11の周壁外側に、枢支ピン113によって上下回動可能に枢支されている(図1の従来例参照)。
また、図2〜図5に示すように、本実施例1のレバー本体21は、従来の手動レバー13と同様に、枢支ピン113の枢支により、枢支ピン113に近い枢支端211と、該枢支端211から離れた作動端212と、があるようになっている上、枢支端211にはカム手段213が形成されており、作動端212近くの側面には貫孔22がレバー本体21の延在方向に沿うように形成されている。また、ロックピン41は、レバー本体21の貫孔22に、該貫孔22に沿って上下摺動できるように設置されている。
本実施例1のホース継手用手動レバーは、図5に示されるように、枢支ピン113によって枢支されているレバー本体21の他に、レバー本体21と枢接されている作動部31を備えており、該作動部31は、ロックピン41とも枢接している。
図に示めすように、カム手段213は、レバー本体21の作動端212が下向きの場合、継手本体11の周壁に開けてある通孔114を通って継手本体11内に入り、ホース12の外壁に形成されている環状の係止用溝122を係止してホース12を継手本体11の中孔111内に固持し、作動端212が上向きの場合、カム手段213が通孔114を経由して継手本体11内から出て、係止用溝122への固持を解除することができる(図1の従来例参照)。
そして、図5に示すように、貫孔22は、作動端212が下向きの場合、その一端開口221(図中の上端開口)が、継手本体11の周壁に設置されている係止穴115に臨むように配置されている。
また、図5及び図7に示すように、ロックピン41は、貫孔22内に図中上下方向に摺動可能に設置され、且つ、バネ42によって上方に付勢されている。それにより、ロックピン41は、作動端212が下向きの場合、その先端411がバネ42によって係止穴115に挿入され、レバー本体21の不意な回動を防止することができる。なお、バネ42は、その両端が、それぞれ、貫孔22の他端開口222(図中の下端開口)内に固定されているリング43と、ロックピン41の先端411近くに形成されている環状突起413とに当接することによってロックピン41を図中上方に向かって付勢している(図2も参照)。
本実施例1のレバー本体21は、図2に示すように、その作動端212の端面214における一端側に突台23が突出しており、他端側に貫孔22の他端開口222があり、また、貫孔22の他端開口222から露出しているロックピン41の末端412近くに、枢接孔4120が形成されている。枢接孔4120は、図5における上下方向に延びている第1部分4121と、中央が該第1部分4121の下端と連通するように図5における左右方向に延びている第2部分4122とから構成されている。
作動部31は、レバー本体21の作動端212側と枢接されている一端側が枢接端311側となり、該枢接端311側から離れた他端側が操作端312側となっている。
詳細には、図2に示すように、作動部31の枢接端311側における枢接端311は、その一端側3111で作動端212における突台23を挟み、他端側3112でロックピン41の末端412を挟んでおり、且つ、枢接端311における一端側3111が突台23と共に第一枢接ピン32に貫通され、他端側3112がロックピン41の末端412における枢接孔4120と共に第二枢接ピン33に貫通されている。
なお、作動部31における第一枢接ピン32及び第二枢接ピン33は、枢支ピン113と平行になっている。
上記構成による本実施例1のホース継手用手動レバーは、作動部31の操作端312が、一端側3111の枢軸である第一枢接ピン32を中心として前記一端側3111の方へ上方に回動されると、他端側3112の第二枢接ピン33が斜め下方(図7における右下方向)へ移動しながら、枢接孔4120における第2部分4122に当接してロックピン41を下へ引っ張り、ロックピン41における先端411が係止穴115から脱出することで、ロックピン41によるロックを解除することができ、更に、作動部31が同方向に回動され続けると、レバー本体21と共にホース継手用手動レバー全体が枢支ピン113を中心として、カム手段213の係止用溝122に対する固持を解除する解除位置、つまり作動端212が上向きになる位置まで回動される(図5及び図7参照)。
ちなみに、図5〜図6に示すように、ロックピン41の枢接孔4120は、その第2部分4122が作動部31の延在方向と直交するように延びているので、第二枢接ピン33の作動部31の回動により、第二枢接ピン33が図中の枢接孔(4120)で斜め下方(図5における右下方向)に移動することができる。
また、本実施例1のホース継手用手動レバーは、ロックピン41の先端441の端面が斜面となっているので、作動部31が解除位置から下方に回動されると、従来の手動レバー13と同様に、ロックピン41は、その先端411が作動部31の回動に伴い徐々に貫孔22内に入り、係止穴115に臨む位置まで達した瞬間に貫孔22から突出して係止穴115に挿入し、係止穴115に係止されるようになり、ホース12を固持する固持位置、つまり作動端212が下向きになる位置まで戻ると共に、前記固持位置で、ロックすることができる(図8参照)。
図9〜図12に示すように、本実施例2のホース継手用手動レバーは、その構成が実施例1のホース継手用手動レバーの構成と似ているため、以下ではその相違点のみを説明する。
本実施例2におけるロックピン41の環状突起413には、上面441及び下面442(ここでいう上下とは、上記と同様に、作動端212が下向きの時の上下である)を有する作動穴44が開けてある。
レバー本体21の、貫孔22の隣に作動溝24が形成されており、また、作動溝24の内壁に係止凹部241が形成されている。
作動部31は、枢接端311側が作動溝24内に入り、且つ第一枢接ピン32によって作動端212側と枢接されている。
また、作動部31は、枢接端311の一側に、突起313が貫孔22に挿入する上、ロックピン41における作動穴44に延在するように形成され、他側に、係止突部314が作動溝24の係止凹部241に嵌入できるように形成されている。
上記構成による本実施例2のホース継手用手動レバーは、作動部31の操作端312が、第一枢接ピン32を中心として枢接端311の他側に回動されると、突起313がロックピン41の作動穴44における下面442を押し付け、ロックピン41を下へ移動させ、ロックピン41における先端411(図10における上端)を係止穴115から脱出させることで、ロックピン41によるロックを解除する。更に、作動部31が同方向に回動され続けると、レバー本体21と共にホース継手用手動レバー全体が枢支ピン113を中心として、カム手段213の係止用溝122への固持を解除する解除位置、つまり作動端212が上向きになる位置まで回動される(図10及び図12参照)。
なお、本実施例2のホース継手用手動レバーは、ロックピン41の先端411が係止穴115から脱出するまで作動部31が回動された際、その枢接端311の他側にある係止突部314が作動溝24の内壁の係止凹部241に嵌入し、レバー本体21との相対位置を一時保持することができるので、操作の利便性が向上する。
図13〜図17に示すように、本実施例3のホース継手用手動レバーは、その構成が実施例2のホース継手用手動レバーの構成と似ているため、以下ではその相違点のみを説明する。
本実施例3におけるロックピン41の作動穴44は、その下面442が上面441と平行になるのではなく、傾斜面となっている(以下、第一傾斜面442と称す)。
また、作動部31の枢接端311に、作動ラグ34が第二枢接ピン33によって枢接されていて枢接端311から突出している。
図14〜図16に示すように、作動ラグ34における突出端の先端面341は、第一傾斜面442と対応するように傾斜する第二傾斜面341となる上、作動穴44の中に突出して第一傾斜面442と密接している。
上記構成による本実施例3のホース継手用手動レバーは、作動部31の操作端側の操作端312が、第一枢接ピン32を中心として作動穴44のある方向と反対方向(図17参照)に回動されると、作動ラグ34が作動穴44のある方向に押し付けられ、第二傾斜面の第一傾斜面に対する押圧力で、ロックピン41を下方へ移動させ、ロックピン41における先端411を係止穴115から脱出させることで、ロックピン41によるロックを解除し、更に、作動部31が同方向に回動され続けると、レバー本体21と共にホース継手用手動レバー全体が枢支ピン113を中心として解除位置まで回動される。
なお、本実施例2のホース継手用手動レバーは、作動部31の操作端312が第一枢接ピン32を中心として作動穴44のある方向と反対方向(図17参照)に回動される際、作動ラグ34の第二傾斜面341が、第二枢接ピン33による作動ラグ34の枢接によって、第一傾斜面442との密接を維持しながら作動穴44の第一傾斜面442を下方に押し付けることができる。
前記実施例から分かるように、本発明の手動レバーをホース継手用に使用すると、前記作動部を外側へ上向きに回動するのみで、前記ロックピンによるロックの解除も、手動レバーの解除位置への回動も同時にできるので、従来の二方向に力をかける必要がなく、片手での操作に非常に便利である。
10 ホース継手
11 継手本体
111 中孔
112 周壁
113 枢支ピン
114 通孔
115 係止穴
116 周壁
12 ホース
121 外壁
122 係止用溝
13 従来の手動レバー
21 レバー本体
211 枢支端
212 作動端
213 カム手段
214 端面
22 貫孔
221 一端開口
222 他端開口
23 突台
24 作動溝
241 係止凹部
31 作動部
311 枢接端
3111 一端側
3112 他端側
312 操作端
313 突起
314 係止突部
32 第一枢接ピン
33 第二枢接ピン
34 作動ラグ
341 第二傾斜面
41 ロックピン
411 先端
412 末端
4120 枢接孔
4121 第1部分
4122 第2部分
413 環状突起
42 バネ
43 リング
44 作動穴
441 上面
442 下面、第一傾斜面

Claims (5)

  1. 上下方向の中孔を有し、且つその周壁に通孔が開けられている継手本体と、上から下へと前記継手本体の前記中孔に挿入した時に前記通孔に臨んでいる係止用溝を外壁に備えたホースと、の二つの部材からなっているホース継手の前記継手本体の周壁外側に、枢支ピンにより枢支される枢支端と該枢支端から離れた作動端とがあるようになり、且つ、その前記作動端が前記枢支ピンを軸として上下回動可能になっており、
    その前記枢支端には、カム手段が形成されており、
    該カム手段は、
    前記作動端が下向きの場合、前記通孔を通って前記継手本体内に入り、また、前記作動端が上向きの場合、前記通孔を経由して前記継手本体内から出ることができるように構成されており、
    更に、前記ホースを前記継手本体に挿入した場合、前記カム手段を前記ホースの係止用溝に嵌め込ませるように回動することで、前記ホースを前記継手本体内に係止して固持することができ、
    且つ、上下摺動可能に設置されている上、上方に付勢されていて前記固持状態において付勢により固持状態をロックすることができるロックピンを備えているホース継手用手動レバーにおいて、
    前記作動端側には、枢接端側と操作端側とを有する作動部が枢接されており、且つ、その枢軸が前記枢支ピンと平行するように配置されており、
    前記作動部の前記操作端側の前記操作端が前記枢軸を中心として、前記作動端が上向きになる回動と同じ回動方向に回動されると、前記ロックピンを下方に移動させ、該ロックピンによるロックを解除することができる上、当該ホース継手用手動レバーを、前記固持状態を解除する解除位置へ回動することもできるように構成されていることを特徴とするホース継手用手動レバー。
  2. 前記作動部は、
    その前記枢接端側の枢接端における一端側が前記作動端側に枢接されており、
    他端側が前記ロックピンの末端近くに枢支されており、
    前記操作端が前記一端側の枢軸を中心として該一端側の方に回動されると、前記他端側が前記ロックピンを引っ張って下方に移動させ、前記ロックピンによるロックを解除させることができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のホース継手用手動レバー。
  3. 前記作動部は、
    その前記枢接端側の前記枢接端が、前記作動端の端面から突出している突台と前記ロックピンの末端とを挟んでいる上、
    前記一端側が前記突台と、前記他端側が前記ロックピンの前記末端近くとそれぞれ枢接されており、
    また、前記ロックピンの前記末端近くの、枢接ピンにより前記作動部の前記他端側と枢接する枢接孔は、上下方向に延びている第1部分と、中央近くが該第1部分の下端と連通する上、前記第1部分と直交するように延びている第2部分とからなっていることを特徴とする請求項2に記載のホース継手用手動レバー。
  4. 前記ロックピンには、上面及び下面を有する作動穴が開けてあり、
    また、前記作動部は、その前記枢接端側の前記枢接端における一側が前記作動穴の中に延在するように形成されており、
    その前記枢軸による枢接は、前記枢接端の近くにあり、
    前記作動部は、前記操作端が前記枢軸を中心として前記枢接端の他側の方に回動されると、前記一側が前記ロックピンの前記作動穴内における前記下面を押し付け、前記ロックピンによるロックを解除することができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のホース継手用手動レバー。
  5. 前記ロックピンには、作動穴が、上面と下面を有し、且つ、前記下面が第一傾斜面となるように開けられており、
    また、前記作動部は、その前記枢軸による枢接が前記枢接端近くにあり、
    前記枢接端側の枢接端には、先端面が第二傾斜面となった作動ラグが前記作動穴の中に突入して前記第二傾斜面が前記第一傾斜面と当接するように枢支されていて、
    前記作動部の操作端が、前記枢軸を中心として前記作動穴のある方向と反対方向に回動されると、前記作動ラグが前記作動穴のある方向に押し付けられ、前記第二傾斜面の前記第一傾斜面に対する押圧力により、前記ロックピンによるロックを解除することができるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のホース継手用手動レバー。
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