JP4043446B2 - 枢着された部材を固定連結する装置及び折畳み式自転車における枢着フレーム部分を固定連結するための装置 - Google Patents

枢着された部材を固定連結する装置及び折畳み式自転車における枢着フレーム部分を固定連結するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、折畳み自転車における折畳みフレーム部分のように、相互に枢着された部材を、使用時など必要に応じて、固定連結するための装置に関する。
折畳み可能とした自転車では、相互に枢着し折畳み可能としたフレーム部分を、使用時において、伸展させて固定連結するようになっている。このフレーム部分を固定連結する装置としては、枢着されたフレーム部分を先ず伸展し、それらフレーム部分の端部が相互に突き合わされた状態とした後に、レバーなどを使って固定連結操作するようになっている(例えば、特許文献1及び文献2参照)。
実用新案登録第2509279号 特開2000‐326884号
この種の固定連結装置は、固定連結するための操作がより簡単であることが好ましく、そのような観点で、上記の如くレバーなどを使った固定連結操作が必要な上記従来装置は、その改良が求められていた。
本発明は、従来のものに比べて操作がより簡単で、しかも、固定連結を確実に行えるようにした固定連結装置を提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、折畳み自転車などにおける相互に枢着された(上述したフレーム部分に相当する)第1及び第2部材(以下で述べる実施形態の説明においては、参照番号10、12で示す)を、該第1及び第2部材の枢着されている端部を突き合わせた位置で相互に固定連結するための装置であって、
上記第1部材(10)の上記端部に設けられる第1固定部材(20)と、
上記第2部材(12)の上記端部に設けられ、上記第1部材が上記端部突合せ位置にあるときの上記第1固定部材に対して係合・係合解除される施錠部分(22−5)を備える第1施錠部材(22)であって、上記施錠部分(22−5)を、上記第1固定部材(20)に係合させることにより、当該第1及び第2部材を固定連結する第1施錠位置と、同施錠部分を第1固定部材から係合解除させることにより、同第1及び第2部材を相互に枢動可能とする第1開錠位置(図4)との間で変位可能とされる第1施錠部材(22)と、
該第1施錠部材を上記第1開錠位置(図4)から上記第1施錠位置に動くよう付勢する第1付勢手段(23)と、
上記第1部材(10)の上記端部に設けられ、当該第1部材が第2部材(12)に対して枢動されて上記突合せ位置に動かされるときに第2部材内に所定の経路に沿って挿入される第2固定部材(30)と、
上記第2部材(12)の上記端部に設けられ、第2施錠位置(図6)と第2開錠位置との間で変位可能とされた第2施錠部材(32)と、
該第2施錠部材を上記第2施錠位置に付勢する第2付勢手段(36)と、
を有し、
上記第1部材(10)が上記第2部材(12)に対して枢動されて上記突合せ位置に動かされるときに、上記第2固定部材(30)が上記第2施錠部材(32)を上記第2付勢手段に抗して上記第2開錠位置とし、上記第2部材内に挿入され、同第1部材(10)が上記突合せ位置に達したときに、上記第2施錠部材(32)が上記第2付勢手段により上記第2施錠位置(図6)に戻されて、当該第2固定部材が上記経路に沿って戻るのを阻止し、それにより当該第1部材(10)が上記突合せ位置から動くのを阻止するようにされており、
上記第2施錠部材(32)は、手動により上記第2施錠位置(図6)から上記第2開錠位置に可動なるようにされており、該第2開錠位置において、上記第1開錠位置(図4)とされている上記第1施錠部材(22)と係合して、同第1施錠部材(22)を第1開錠位置に保持するようになされており、
上記第1施錠部材(22)の上記施錠部分(22−5)は、当該第1施錠部材が上記第1開錠位置(図4)から第1施錠位置に動くときに、上記突合せ位置にある上記第1部材の上記第1固定部材(20)に係合し、且つ、上記第1施錠位置に近づくに従って当該第1固定部材との係合圧力が増大するようにされていることを特徴とする枢着部材固定連結装置を提供する。
この装置では、第1及び第2施錠部材による施錠が行なわれ、第1及び第2部材を確実に固定連結することを可能とする。また、第1施錠部材が付勢手段によって第1施錠位置に付勢されており、該第1施錠部材の上記施錠部分は、当該第1施錠部材が上記第1開錠位置から第1施錠位置に動くときに、上記突合せ位置にある第1部材の第1固定部材に係合し、且つ、第1施錠位置に近づくに従って当該第1固定部材との係合圧力が増大するようにされているので、第1固定部材などに磨耗が生じたとしても、ガタが生じることがないようにすることができる。
また、第1部材及び第2部材の固定連結解除作業を行うときには、第2施錠部材を手動により第2開錠位置とすることにより、第1施錠部材を第1開錠位置に保持することができるので、作業者は第1施錠部材から手を離して作業を行うことが出来る。
具体的には、上記第2部材(12)に取り付けられ、上記第1付勢手段(23)による付勢力に抗して上記第1施錠部材(22)を上記第1開錠位置(図4)に固定する固定位置と、同第1施錠部材(22)が上記第1付勢手段(23)によって動かされ第1施錠位置になるのを許容する解放位置(図5)との間で変位可能とされ、通常は固定位置に保持されるようになされた施錠部材用ロック部材(24)と、
上記第1部材(10)に取り付けられ、該第1部材が上記突合せ位置とされたときに上記施錠部材用ロック部材(24)を上記固定位置から上記解放位置(図5)に変位させる固定解除部材と、
を有するようにすることができる。
具体的には、
上記第1施錠部材(22)が、所定の軸線(22−1)を中心に回動可能とされ、同軸線を中心とした円筒状の施錠壁(22−3)を有し、
該施錠壁(22−3)は、上記第1部材(10)が上記第2部材(12)に対して枢動して上記突合せ位置に近づいたり離れたりするときに該第1部材(10)に設けられている上記第1固定部材(20)が、当該施錠壁の内側及び外側の間で動くのを許容する固定部材通過部(22−4)を有し、
同第1施錠部材が第1開錠位置から第1施錠位置へ回動するときに、施錠壁内に位置する上記第1固定部材(20)と係合して第1及び第2部材(10、12)を固定連結する内周面を有し、
該内周面は上記第1施錠部材(22)が第1施錠位置に近づくに従って上記第1固定部材(20)との係合圧力を増すように上記軸線(22−1)を中心にした半径が次第に小さくなるようにしてあり、該内周面が上記施錠部分を構成するようにしたものとすることができる。
また、別の具体例では、
上記第1施錠部材(22)が、所定の軸線(22−1)を中心に回動可能とされ、同軸線を中心とした円筒状の施錠壁(22−3)を有し、
該施錠壁(22−3)は、上記第1部材(10)が上記第2部材(12)に対して枢動して上記突合せ位置に近づいたり離れたりするときに該第1部材(10)に設けられている上記第1固定部材(20)が、当該施錠壁の内側及び外側の間で動くのを許容する固定部材通過部(22−4)を有し、上記第1固定部材(20)は、上記固定部材通過部(22−4)を通されて上記施錠壁(22−3)の内側位置とされた状態で、上記第1開錠位置(図4)から第1施錠位置へ回動する上記第1施錠部材(22)によって摺動係合され、上記第1部材(10)を上記突合せ位置に押し付ける上記係合圧力を受ける傾斜面を有し、該第1施錠部材(22)が上記第1施錠位置に近づくに従って、上記第1施錠部材からの上記押圧力が増大するようなものとされる。
好ましくは、上記第1施錠部材(22)が上記第1開錠位置(図4)に近づいた位置とされて、上記固定部材通過部(22−4)が上記第1部材(10)の枢動に伴って動く上記第1固定部材(20)の経路にほぼ整合された状態で上記第2施錠部材(32)が上記第2開錠位置とされて上記第1施錠部材(22)に係合された状態において、上記第1部材(10)が上記突合せ位置から離れるように動かされるときに、該第1部材(10)の動きに伴って動かされる上記第1固定部材(20)が、上記第1施錠部材(22)の上記固定部材通過部(22−4)の縁に係合して、当該第1施錠部材(22)を上記第1開錠位置(図4)に向けて動かし、上記施錠部材用ロック部材(24)が上記固定位置となるようにする。
また、本発明に係る装置では、上記第1施錠部材(22)が、上記第1付勢手段により通常は上記第1施錠位置とされ、上記第1部材(10)が上記突合せ位置に近づくのに伴い、該第1施錠位置から上記第1開錠位置に向けて動かされるようにし、当該第1部材が上記突合せ位置となるのを許容するものとすることができる。
本発明に係る上記固定連結装置は、前述の如く折畳み自転車に適用できるものであり、本発明では、上記の如き枢着部固定連結装置であって、折畳み式自転車における相互に枢着されて折畳み可能とした第1及び第2の自転車フレーム部分を上記第1及び第2部材(10、12)とし、当該第1及び第2の自転車フレーム部分を上記突き合わせた位置で相互に固定することが出来るようにした折畳み式自転車における枢着フレーム部分の固定連結装置をも提供する。
以下、本発明に係る枢着部材固定連結装置の実施形態につき説明する。
図1において、参照番号10及び12で示すのは、前述の折畳み式自転車における折畳みフレーム部分のように枢軸14によって枢動可能に連結された第1及び第2部材を示している。
第1及び第2部材10、12は、図1に示すように第1部材10と第2部材12とが折り曲げられたり折畳まれたりした状態から、図2に示すように第1部材10を第2部材12に対して相対的に枢動し、図3に示すように当該第1第及び2部材10,12の枢着されている端部(図示の例では、筒状の端部部材が第1及び第2部材に嵌合されて同端部の一部を構成している)10−1、12−1が突合わされた状態とすることができる。本発明に係る枢着部材固定連結装置は、このように枢着された第1及び第2部材が相互に突合わされた状態において固定連結するための装置であり、以下のように構成されている。
すなわち、本発明に係る枢着部材固定連結装置は、第1部材10の端部10−1側面に設けられた第1固定部材20と、第2部材12の端部12−1側面に設けられ、第1固定部材20に対して係合・係合解除されることにより第1部材を第2部材に固定連結・固定連結解除を行うための第1施錠部材22と、を有している。
図示の実施形態における第1施錠部材22は、第2部材の側面に当該第2部材を横断する方向に延びる枢軸線22−1を中心に回動可能に取り付けられた円筒状の部材とされており、図4に示す第1開錠位置と、該第1開錠位置から図4で見て時計方向に回動された第1施錠位置との間で回動可能とされている。
該第1施錠部材22は、枢軸線22−1を横断する方向に延びる端壁22−2と、該端壁22−2から第2部材12の方向に向って延びる円筒状の施錠壁22−3を有している。施錠壁22−3には、当該第1施錠部材22が第1開錠位置(図4)にあるときに、第1部材10が第2部材12に対して枢動されて上記端部突合せ位置に至るときに、該第1部材10に取り付けられた第1固定部材20を通すための固定部材通過部すなわち開口22−4が設けられている。また、該施錠壁22−3の内面には、上記第1部材が上記突合せ位置(図3)となり、上記第1固定部材20が上記開口22−4を通して当該施錠壁22−3の内側に位置決めされた状態において、第1施錠部材22が図4に示す第1開錠位置から時計方向に回動されて第1施錠位置に動かされるときに、同施錠壁22−3の内面が第1固定部材20に係合しながら動き、その動きに伴って次第に該第1固定部材との係合圧力を増大するように傾斜する施錠部分(すなわち、上記軸線22−1を中心にした円よりも次第に内側に傾斜する部分、すなわち、半径が次第に小さくなる部分)22−5を有している。
本発明に係る枢着部材固定連結装置は更に、施錠部材22をその施錠部分22−5が上記第1施錠位置に動くよう付勢する第1付勢手段すなわちコイルバネ23を備えている。
第2部材12には、施錠部材用ロック部材24(図5)が設けられており、該施錠部材用ロック部材24は、第1施錠部材22に設けられたロック部材受入れ凹部22−7内に入り、同第1施錠部材22を上記コイルバネ23による付勢力に抗して上記第1開錠位置(図4)に固定する固定位置と、同施錠部材22が上記コイルバネ23によって第1施錠位置にされるのを許容する解放位置(図5)との間で変位可能とされており、通常はコイルバネ26により固定位置に保持されるようにされている。
これに対し、第1部材10の端面10−2には、三角形とされた固定解除部材28が取り付けられており、第1部材10が突合せ位置(図3)とされるときに当該固定解除部材28の傾斜面28−1が施錠部材用ロック部材24に係合して同ロック部材24を固定位置から解放位置(図5)に変位させるようになっている。
更に、第1部材10の端部10−1には第2固定部材30(図6)が設けられており、第1部材10が第2部材12に対して枢動されて上記突合せ位置(図3)に動かされるときに所定経路に沿って第2部材12の端部12−1内に動かされるようになっている。これに対し、第2部材12の端部12−1には第2施錠部材32が設けられ、図6に実線で示す第2施錠位置と、図6の第2施錠位置から押下げられた第2開錠位置との間で変位可能とされ、コイルバネ36により第2施錠位置に付勢されている。
すなわち、第1部材10が第2部材12に対して枢動されて突合せ位置(図3)に動かされるときに、第2固定部材30が、その先端の傾斜面30−1が第2施錠部材32と係合して、該第2施錠部材32をコイルバネ36に抗して第2開錠位置とし、同第1部材10が上記突合せ位置(図3)に達したときに、第2施錠部材32がコイルバネ36により第2施錠位置(図6)に戻されて、当該第2固定部材30が上記経路に沿って戻るのを阻止し、それにより当該第1部材10が突合せ位置(図3)から動くのを阻止するようになっている。
第2施錠部材32は、押しボタン式になっており、手動により第2施錠位置(図6)から第2開錠位置に押し下げられたときに、第1開錠位置(図7、図4)とされている第1施錠部材22の施錠壁22−3の外周面に形成された凹部22−8と係合して、同第1施錠部材22を第1開錠位置(図7、図4)に保持する舌片32−1を有している。すなわち、舌片32−1が凹部22−8に係合した状態では、第1施錠部材22は第1開錠位置にあり、第2施錠部材も第2開錠位置にあり、第1施錠部材22は、作業者が手を離しても、第1開錠位置に保持されるので、作業者は、片方の手で第2施錠部材を押込み、他方の手で第1部材10を第2部材12に対して枢動し、第1及び第2部材の固定連結を解除し、折畳むことができる。
しかし、そのような折畳み作業を行う場合に、作業者が第1施錠部材22を完全に第1開錠位置まで動かさずに、第2施錠部材32を押込むことが生じうる。そのような状態においては、第1施錠部材の固定部材通過部すなわち開口22−4が第1固定部材20の経路にほぼ整合され、第1固定部材20が第1施錠部材22から離れることが可能となるが、施錠部材用ロック部材24(図5)がロック部材受入れ凹部22−7とまだ整合されていないので、作業者が第2施錠部材32から手を離せば、第1施錠部材22は、第1施錠位置に戻ることになる。
このようなことが生じないように、本発明では、図4及び図7に示すように、第1固定部材20の側面を傾斜面20−1としており、上記のような状態で、当該第1固定部材20が固定部材通過部すなわち開口22−4を通るときに、同開口の縁22−6に係合して、当該第1施錠部材22を第1開錠位置に押し戻し、施錠部材用ロック部材24がロック部材受入れ凹部22−7に嵌合して、第1施錠部材22を第1開錠位置に固定するようにしている。
以上、本発明に係る枢着部材固定連結装置の実施形態につき説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に規定する発明の範囲内において種々の形態をとり得るものである。
例えば、施錠部材用ロック部材24が無いものとすることができる。すなわち、そのような固定連結装置では、第1施錠部材22はコイルバネ23により通常状態においては第1施錠位置とされ、第1及び第2部材を固定連結するときに、人手により該第1施錠部材22をコイルバネ23に抗して第1開錠位置に変位させて、第1部材を第2部材に対する突合せ位置に動かし、該突合せ位置となったときに当該第1施錠部材22を解放すれば、コイルバネ23により第1施錠位置に戻され、それにより、第1及び第2部材の固定連結が行われるようにすることができる。また、施錠部材用ロック部材24が無いものとした場合には、人手によって第1施錠部材22を第1開錠位置とするのではなく、該第1施錠部材22に、例えば、傾斜カム面を形成し、第1部材が上記第2部材に対する突合せ位置に動かされるときに、第1固定部材20がその傾斜カム面と係合することにより、第1施錠位置にあった第1施錠部材22を第1開錠位置の方へ動かし、それにより当該第1固定部材が第1施錠部材の施錠部分22−5によって係合される位置まで進めるようにすることもできる。
また、上記の実施形態においては、第1施錠部材の施錠部分22−5が次第に半径の小さくなる傾斜した部分としたが、この半径が小さくなる態様は連続的である必要はなく、段階的に小さくなるようにしても良い。この半径を次第に小さくするのは、前述の通り、第1施錠部材22が第1固定部材20に係合するときに、第1固定部材20との係合圧力が次第に大きくなるようにするためであり、このようにするためには、第1固定部材20の方に傾斜面を設けて、第1施錠部材22が第1開錠位置から第1施錠位置に動くときに、該傾斜面に係合し、同第1施錠部材が第1施錠位置に近づくほど、当該傾斜面との係合圧力が大きくなるようにすることも出来る。
本発明に係る枢着部材固定連結装置が適用されている相互に枢着された第1及び第2部材が、固定連結されていない状態(第1部材が第2部材に対し枢動可能の状態)を示す平面図である。 第1部材が、第2部材に固定連結される位置に向けて動かされている状態を示す平面図である。 第1部材が第2部材に固定連結する位置とされている状態を示す平面図である。 図3の側面図で、第1施錠部材が本来は施錠位置にあるところを開錠位置にある状態のままで表示している。 図4のV-V線断面図であり、第1施錠部材を開錠位置に保持するための固定位置にあった施錠部材用ロック部材が解放位置に変位された状態を示している。 図3のVI-VI線断面図であり、第2施錠部材が第2施錠位置にある状態を示している。 図3のVII-VII線断面図であり、第2施錠部材と第1施錠部材との関係を示してある。
符号の説明
10 第1部材
10−1 端部
10−2 端面
12 第2部材
12−1 端部
14 枢軸
20 第1固定部材
20−1 傾斜面
22 第1施錠部材
22−1 枢軸線
22−2 端壁
22−3 施錠壁
22−4 開口(固定部材通過部)
22−5 施錠部分
22−6 開口の縁
22−7 ロック部材受入凹部
22−8 凹部
23 コイルバネ(第1付勢手段)
24 施錠部材用ロック部材
26 コイルバネ
28 固定解除部材
28−1 傾斜面
30 第2固定部材
30−1 傾斜面
32 第2施錠部材
32−1 舌片
36 コイルバネ

Claims (7)

  1. 相互に枢着された第1及び第2部材を、該第1及び第2部材の枢着されている端部を突き合わせた位置で相互に固定連結するための装置であって、
    上記第1部材の上記端部に設けられる第1固定部材と、
    上記第2部材の上記端部に設けられ、上記第1部材が上記端部突合せ位置にあるときの上記第1固定部材に対して係合・係合解除される施錠部分を備える第1施錠部材であって、上記施錠部分を、上記第1固定部材に係合させることにより、当該第1及び第2部材を固定連結する第1施錠位置と、同施錠部分を第1固定部材から係合解除させることにより、同第1及び第2部材を相互に枢動可能とする第1開錠位置との間で変位可能とされる第1施錠部材と、
    該第1施錠部材を上記第1開錠位置から上記第1施錠位置に動くよう付勢する第1付勢手段と、
    上記第1部材の上記端部に設けられ、当該第1部材が第2部材に対して枢動されて上記突合せ位置に動かされるときに第2部材内に所定の経路に沿って挿入される第2固定部材と、
    上記第2部材の上記端部に設けられ、第2施錠位置と第2開錠位置との間で変位可能とされた第2施錠部材と、
    該第2施錠部材を上記第2施錠位置に付勢する第2付勢手段と、
    を有し、
    上記第1部材が上記第2部材に対して枢動されて上記突合せ位置に動かされるときに、上記第2固定部材が上記第2施錠部材を上記第2付勢手段に抗して上記第2開錠位置とし、上記第2部材内に挿入され、同第1部材が上記突合せ位置に達したときに、上記第2施錠部材が上記第2付勢手段により上記第2施錠位置に戻されて、当該第2固定部材が上記経路に沿って戻るのを阻止し、それにより当該第1部材が上記突合せ位置から動くのを阻止するようにされており、
    上記第2施錠部材は、手動により上記第2施錠位置から上記第2開錠位置に可動なるようにされており、該第2開錠位置において、上記第1開錠位置とされている上記第1施錠部材と係合して、同第1施錠部材を第1開錠位置に保持するようになされており、
    上記第1施錠部材の上記施錠部分は、当該第1施錠部材が上記第1開錠位置から第1施錠位置に動くときに、上記突合せ位置にある上記第1部材の上記第1固定部材に係合し、且つ、上記第1施錠位置に近づくに従って当該第1固定部材との係合圧力が増大するようにされていることを特徴とする枢着部材固定連結装置。
  2. 上記第2部材に取り付けられ、上記第1付勢手段による付勢力に抗して上記第1施錠部材を上記第1開錠位置に固定する固定位置と、同第1施錠部材が上記第1付勢手段によって動かされ第1施錠位置になるのを許容する解放位置との間で変位可能とされ、通常は固定位置に保持されるようになされた施錠部材用ロック部材と、
    上記第1部材に取り付けられ、該第1部材が上記突合せ位置とされたときに上記施錠部材用ロック部材を上記固定位置から上記解放位置に変位させる固定解除部材と、
    を有する請求項1に記載の枢着部材固定連結装置。
  3. 上記第1施錠部材が、所定の軸線を中心に回動可能とされ、同軸線を中心とした円筒状の施錠壁を有し、
    該施錠壁は、上記第1部材が上記第2部材に対して枢動して上記突合せ位置に近づいたり離れたりするときに該第1部材に設けられている上記第1固定部材が、当該施錠壁の内側及び外側の間で動くのを許容する固定部材通過部を有し、
    同第1施錠部材が第1開錠位置から第1施錠位置へ回動するときに、施錠壁内に位置する上記第1固定部材と係合して第1及び第2部材を固定連結する内周面を有し、
    該内周面は上記第1施錠部材が第1施錠位置に近づくに従って上記第1固定部材との係合圧力を増すように上記軸線を中心にした半径が次第に小さくなるようにしてあり、該内周面が上記施錠部分を構成するようにした
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の枢着部材固定連結装置。
  4. 上記第1施錠部材が、所定の軸線を中心に回動可能とされ、同軸線を中心とした円筒状の施錠壁を有し、
    該施錠壁は、上記第1部材が上記第2部材に対して枢動して上記突合せ位置に近づいたり離れたりするときに該第1部材に設けられている上記第1固定部材が、当該施錠壁の内側及び外側の間で動くのを許容する固定部材通過部を有し、
    上記第1固定部材は、上記固定部材通過部を通されて上記施錠壁の内側位置とされた状態で、上記第1開錠位置から第1施錠位置へ回動する上記第1施錠部材によって摺動係合され、上記第1部材を上記突合せ位置に押し付ける上記係合圧力を受ける傾斜面を有し、該第1施錠部材が上記第1施錠位置に近づくに従って、上記第1施錠部材からの上記押圧力が増大するようにされている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の枢着部材固定連結装置。
  5. 上記第1施錠部材が上記第1開錠位置に近づいた位置とされて、上記固定部材通過部が上記第1部材の枢動に伴って動く上記第1固定部材の経路にほぼ整合された状態で上記第2施錠部材が手動により上記第2開錠位置とされて上記第1施錠部材に係合された状態において、上記第1部材が上記突合せ位置から離れるように動かされるときに、該第1部材の動きに伴って動かされる上記第1固定部材が、上記第1施錠部材の上記固定部材通過部の縁に係合して、当該第1施錠部材を上記第1開錠位置に向けて動かし、上記施錠部材用ロック部材が上記固定位置となることができるようにしたことを特徴とする請求項3又は4に記載の枢着部材固定連結装置。
  6. 上記第1施錠部材が、上記第1部材が上記突合せ位置に近づくのに伴い、上記第1施錠位置から上記第1開錠位置に向けて動かされるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の枢着部材固定連結装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の枢着部固定連結装置であって、折畳み式自転車における相互に枢着されて折畳み可能とした第1及び第2の自転車フレーム部分を上記第1及び第2部材とし、当該第1及び第2の自転車フレーム部分を上記突き合わせた位置で相互に固定することが出来るようにした折畳み式自転車における枢着フレーム部分の固定連結装置。
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