JP4767998B2 - 連結機構及び連結用治具 - Google Patents

連結機構及び連結用治具 Download PDF

Info

Publication number
JP4767998B2
JP4767998B2 JP2008156082A JP2008156082A JP4767998B2 JP 4767998 B2 JP4767998 B2 JP 4767998B2 JP 2008156082 A JP2008156082 A JP 2008156082A JP 2008156082 A JP2008156082 A JP 2008156082A JP 4767998 B2 JP4767998 B2 JP 4767998B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engaging
state
fixing pin
holding
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008156082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009298332A (ja
Inventor
典彦 井上
Original Assignee
日本輸送機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本輸送機株式会社 filed Critical 日本輸送機株式会社
Priority to JP2008156082A priority Critical patent/JP4767998B2/ja
Publication of JP2009298332A publication Critical patent/JP2009298332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4767998B2 publication Critical patent/JP4767998B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Clamps And Clips (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

本発明は、一の車両等に他の車両等を連結するための連結機構、及びその連結機構に使用する連結用治具に関する。
従来から、一の車両に他の車両を連結して走行するために連結機構が使用されている。例えば、多量の物品を同時に搬送するために、連結機構によって一の車両に他の車両を連結して運搬走行することが行われている。また、連結機構に関して種々の案出がなされている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。
この連結機構の一例を図4(a)及び図4(b)に示す。図4(a)に示す連結機構100は、一の車両102に固定される一の係止具104と、他の車両106に固定される他の係止具108と、一の係止具104の係止孔110及び他の係止具108の係止孔112に嵌入する連結ピン114と、から構成されている。この連結機構100によれば、係止孔110と係止孔112とを合わせて連結ピン114を嵌入すれば、一の車両102と他の車両106とを連結することができる。
また、図4(b)に示す連結機構120は、一の車両102に固定される連結用治具122と、他の車両106に固定される固定ピン124と、から構成され、連結用治具122は、一の車両102に固定される基台126と、ロータリーソレノイド128によって基台126に対して回動運動する原動節130と、原動節130の回動運動に従ってリンク132を介して回動運動する従動節133と、基台126に固定され固定ピン124が挿入される係合部材134と、係合部材134に対して回動する挟持部材136と、から構成されている。この連結機構120によれば、連結時には、図4(b)に実線で示すように、従動節133によって挟持部材136をロックして固定ピン124が係合部材134に挿入された状態を維持することができ、連結解除時には、ロータリーソレノイド128を作動させ、図4(b)に点線で示すように、従動節133を回動させて挟持部材136から離脱させることにより、挟持部材136を回動させながら固定ピン124を係合部材134から抜出することができる。
特開2007−290598号公報 特開2005−334598号公報
しかしながら、連結機構100によれば、連結ピン114の外径が係止孔110及び係止孔112に対して小さ過ぎる場合には連結状態が安定せず、逆に大き過ぎる場合には連結ピン114を嵌入するのが困難であった。また、車両102及び106間の狭いスペースでの連結作業となるので、作業性が悪かった。
また、連結機構120によれば、ロータリーソレノイド128等を使用して電気的制御を行うため、全体として大掛かりで複雑な構成となっていた。また、連結解除時には、従動節133の手動レバー138を反時計まわりに回動させれば手動による連結解除が可能であるが、手動レバー138を回動させた状態で保持する必要があった。
そこで、本発明の目的は、連結作業及び連結解除作業を、電気的制御を必要とすることなく手動によって行うことができるとともに迅速且つ容易に行うことができる連結機構、及びその連結機構に使用する連結用治具を提供することにある。
本発明に係る連結機構は、一の連結対象に固定される固定ピンと、他の連結対象に固定され、前記固定ピンを係合してロックする連結用治具と、を含む連結機構であり、前記連結用治具が、前記他の連結対象に固定され、前記固定ピンが係合される係合溝を有する係合部材と、前記係合溝に係合された固定ピンを挟持する挟持溝を有し、前記係合部材に対して回動可能であって、バネによって前記固定ピンを開放する方向に回動するように付勢され、第一の係合凹部と第二の係合凹部とが設けられていると共に押圧部27が設けられている挟持部材と、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態とする部材であって、前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは前記第二の係合凹部に係合する係合凸部が設けられ、バネによって前記係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは第二の係合凹部への係合を維持しようとする方向に回動するように付勢されているロック部材と、前記ロック部材を回動させて前記ロック状態を解除する手動レバーと、前記ロック部材に向けてバネによって回動するように付勢され、前記ロック部材に設けられた係止部に係止することで前記ロック状態が解除された状態を保持する保持部材と、を備え、前記ロック部材の係合凸部が前記挟持部材の第一の係合凹部に係合され、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となされ、該ロック状態から前記手動レバーを手でロック状態を解除する方向に回動させることにより、前記ロック部材がロック状態を解除する方向に回動し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部から離隔して前記挟持部材のロック状態が解除され、この時、前記保持部材の先端が該保持部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材の係止部に係止されることにより、ロック状態が解除された状態が保持され、該ロック状態が解除された状態から前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに離隔していくことにより、前記固定ピンから前記挟持部材への押圧力によって前記挟持部材が前記固定ピンを開放する方向に回動した後、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合され、この時、前記保持部材は前記挟持部材の押圧部によって回動させられ前記ロック部材の係止部から離隔し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合されることにより、前記固定ピンが狭持部材から開放された状態が維持され、前記固定ピンと係合部材とが互いに離隔し、前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させ、前記固定ピンを前記係合部材の係合溝へ挿入した状態から、更に前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させると、前記固定ピンが前記挟持部材の挟持溝を押圧することにより、前記挟持部材がロック状態となる方向に回動しながら前記固定ピンが前記係合部材の係合溝へ更に挿入されていき、この時、前記ロック部材が前記挟持部材からの押圧力によってロック状態となる方向に回動し、更に前記一の連結対象と他の連結対象とを互いに接近させて前記挟持部材を回動させると、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合され、この時、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となることを特徴とする。
また、本発明に係る連結用治具は、一の連結対象に固定された固定ピンを係合してロックする連結用治具であり、他の連結対象に固定され、前記固定ピンが係合される係合溝を有する係合部材と、前記係合溝に係合された固定ピンを挟持する挟持溝を有し、前記係合部材に対して回動可能であって、バネによって前記固定ピンを開放する方向に回動するように付勢され、第一の係合凹部と第二の係合凹部とが設けられていると共に押圧部27が設けられている挟持部材と、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態とする部材であって、前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは前記第二の係合凹部に係合する係合凸部が設けられ、バネによって前記係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは第二の係合凹部への係合を維持しようとする方向に回動するように付勢されているロック部材と、前記ロック部材を回動させて前記ロック状態を解除する手動レバーと、前記ロック部材に向けてバネによって回動するように付勢され、前記ロック部材に設けられた係止部に係止することで前記ロック状態が解除された状態を保持する保持部材と、を備え、前記ロック部材の係合凸部が前記挟持部材の第一の係合凹部に係合され、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となされ、該ロック状態から前記手動レバーを手でロック状態を解除する方向に回動させることにより、前記ロック部材がロック状態を解除する方向に回動し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部から離隔して前記挟持部材のロック状態が解除され、この時、前記保持部材の先端が該保持部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材の係止部に係止されることにより、ロック状態が解除された状態が保持され、該ロック状態が解除された状態から前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに離隔していくことにより、前記固定ピンから前記挟持部材への押圧力によって前記挟持部材が前記固定ピンを開放する方向に回動した後、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合され、この時、前記保持部材は前記挟持部材の押圧部によって回動させられ前記ロック部材の係止部から離隔し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合されることにより、前記固定ピンが狭持部材から開放された状態が維持され、前記固定ピンと係合部材とが互いに離隔し、前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させ、前記固定ピンを前記係合部材の係合溝へ挿入した状態から、更に前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させると、前記固定ピンが前記挟持部材の挟持溝を押圧することにより、前記挟持部材がロック状態となる方向に回動しながら前記固定ピンが前記係合部材の係合溝へ更に挿入されていき、この時、前記ロック部材が前記挟持部材からの押圧力によってロック状態となる方向に回動し、更に前記一の連結対象と他の連結対象とを互いに接近させて前記挟持部材を回動させると、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合され、この時、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となることを特徴とする。
本発明の連結機構及び連結用治具によれば、手動レバーによってロック状態を解除し、保持部材によってロック状態が解除された状態を保持することにより、一の連結対象と他の連結対象との連結解除を行うことができる。このため、一の連結対象と他の連結対象との連結作業及び連結解除作業を、電気的制御を必要とすることなく手動によって行うことができるとともに迅速且つ容易に行うことができる。
次に、本発明の連結機構及び連結用治具について図面に基づいて詳しく説明する。図1〜図3において、符号10は本発明の連結機構であり、符号12は本発明の連結用治具である。
本発明の連結機構10は、一の車両(一の連結対象)14に固定される固定ピン16と、他の車両(他の連結対象)18に固定され固定ピン16を係合してロックする本発明の連結用治具12と、を含む連結機構である。連結用治具12は、他の車両18に固定され、固定ピン16が係合される係合溝20を有する係合部材22と、係合溝20に係合された固定ピン16を挟持する挟持溝24を有し、係合部材22に対して回動可能な挟持部材26と、挟持部材26が固定ピン16を挟持した状態で維持されるロック状態とするロック部材28と、ロック部材28を回動させてロック状態を解除する手動レバー30と、ロック状態が解除された状態を保持する保持部材32と、を備えている。
これにより、連結機構10は、一の車両14と他の車両18との連結解除時に、手動レバー30によってロック状態が解除された状態で、固定ピン16と連結用治具12とを離隔させ得る構成となっている。また、連結機構10は、一の車両14と他の車両18との連結時に、固定ピン16を係合溝20及び挟持溝24に挿入した状態で、一の車両14と他の車両18とを接近させるのに従って、挟持部材26が回動した後、保持部材32によりロック状態とされる構成となっている。
一の車両14及び他の車両18は、一体的に移動させるために互いに連結される車両であり、その種類は特に限定されない。固定ピン16は、例えば、図3に示すように、車両に固定された2本のアーム34に挟持固定される。
連結用治具12の係合部材22に設けられた係合溝20は、固定ピン16を係合しやすいように、先端へいくに従って幅が広くなっている。挟持部材26は、固定ピン16を挟持した図1(a)に示す状態で維持されるようにロック部材28が係合される第一の係合凹部36と、固定ピン16を離隔可能な図1(c)に示す状態で維持されるようにロック部材28が係合される第二の係合凹部38と、が設けられている。また、挟持部材26は、回動軸40を中心として時計まわり方向に回動させる付勢力が、バネ42によって付加されている。
ロック部材28は、第一の係合凹部36又は第二の係合凹部38に係合される係合凸部44が設けられている。また、ロック部材28は、ロック状態が解除された図1(b)に示す状態を保持するために保持部材32が係止される係止部46が設けられている。また、ロック部材28は、回動軸48を中心として反時計まわり方向に回動させる付勢力が、バネ50によって付加されている。ロック部材28の先端は手動レバー30の後端の溝52に連結されている。
手動レバー30は、後端の溝52にロック部材28の先端が連結されているため、回動軸54を中心として反時計まわり方向に回動させれば、ロック部材28の係合凸部44を第一の係合凹部36から離隔させてロック状態を解除できる。なお、手動レバー30の先端が他の車両18の外へ突出しているため、容易に手動レバー30を手で保持してロック状態を解除できる。また、保持部材32は、その先端を係止部46に係止することにより、ロック状態が解除された状態を保持するように構成されている。なお、保持部材32は、回動軸56を中心として時計まわり方向に回動させる付勢力が、バネ58によって付加されている。
このような構成の連結機構10及び連結用治具12を使用して一の車両14と他の車両18との連結解除又は連結を行う場合の作用について以下に説明する。
図1(a)及び図3(a)は、一の車両14に固定された固定ピン16が他の車両に固定された連結用治具12の挟持部材26によって挟持されて維持されている状態を示している。この時、ロック部材28の係合凸部44が挟持部材26の第一の係合凹部36に係合されるとともに、挟持部材26が反時計まわり方向にバネ50によって付勢力が付与されることにより、挟持部材26がロック状態となっている。
このような状態から、一の車両14と他の車両18との連結解除を行う場合、図1(b)に示すように、手動レバー30を手で反時計まわり方向に回動させる。これにより、ロック部材28が、時計まわり方向に回動し、係合凸部44が第一の係合凹部36から離隔して挟持部材26のロック状態が解除される。この時、保持部材32の先端がバネ58の付勢力によって係止部46に係止されることにより、ロック状態が解除された状態が保持される。
このようにしてロック状態が解除された状態で、一の車両14と他の車両18とが互いに離隔されていくことにより、図1(c)に示すように、固定ピン16から挟持部材26への押圧力によって挟持部材26が時計まわり方向に回動した後、ロック部材28の係合凸部44が第二の係合凹部38に係合される。この時、保持部材32は挟持部材26の押圧部27によって反時計まわり方向に回動させられ、係止部46から離隔する。係合凸部44が第二の係合凹部38に係合されることにより、固定ピン16がロック部材28から開放された状態が維持され、固定ピン16と係合部材22とが互いに離隔していき、図3(b)に示すように、完全に離隔する。このようにして、一の車両14と他の車両18との連結解除作業が終了する。その後は、係合凸部44が第二の係合凹部38に係合された状態がそのまま維持される。
一方、一の車両14と他の車両18との連結を再び行う場合、連結用治具12の係合凸部44が第二の係合凹部38に係合された状態で、一の車両14と他の車両18とを互いに接近させ、図2(a)に示すように、固定ピン16を係合部材22の係合溝20へ挿入する。図2(a)の状態から、更に一の車両14と他の車両18とを互いに接近させると、固定ピン16が挟持部材26の挟持溝24を押圧することにより、図2(b)に示すように、挟持部材26が反時計まわり方向に回動しながら固定ピン16が係合溝20へ更に挿入されていく。この時、ロック部材28が挟持部材26からの押圧力によって時計まわり方向に回動する。
その後更に更に一の車両14と他の車両18とを互いに接近させて挟持部材26を回動させると、図2(c)に示すように、係合凸部44が第一の係合凹部36に係合される。この時、バネ50の付勢力によってロック部材28に反時計まわり方向の付勢力が付加されるため、係合凸部44が第一の係合凹部36に係合された状態が維持され、挟持部材26が固定ピン16を挟持した状態で維持されるロック状態となる。このようにして、一の車両14と他の車両18との連結作業が終了する。
尚、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様で実施できる。例えば、本発明の連結機構及び連結用治具によって連結又は連結解除する連結対象は、車両に限定されず、装置、設備又は家具等であってもよい。
本発明の連結機構及び連結用治具によれば、一の連結対象と他の連結対象との連結作業及び連結解除作業を、電気的制御を必要とすることなく手動によって行うことができるとともに迅速且つ容易に行うことができる。このため、一の連結対象と他の連結対象との連結作業及び連結解除作業のために広く利用できる。
本発明の連結機構及び連結用治具を使用して連結解除作業を行う状態を示す平面図であり、同図(a)は挟持部材が固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態を示す図であり、同図(b)はロック状態が解除された状態を示す図であり、同図(c)は固定ピンが係合部材から離隔されていく状態を示す図である。 図1の連結機構及び連結用治具を使用して連結作業を行う状態を示す平面図であり、同図(a)は固定ピンが係合部材に挿入された状態を示す図であり、同図(b)は固定ピンが係合部材に更に挿入されて挟持部材が回動している状態を示す図であり、同図(c)は挟持部材が固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態を示す図である。 図1の連結機構及び連結用治具を使用して連結解除作業を行う状態を示す側面図であり、同図(a)は挟持部材が固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態を示す図であり、同図(b)は固定ピンが係合部材から完全に離隔された状態を示す図である。 従来の連結機構及び連結用治具を示す図であり、同図(a)は一の従来技術を示す側面であり、同図(b)は他の従来技術を示す側面である。
10:連結機構
12:連結用治具
14:一の車両(一の連結対象)
16:固定ピン
18:他の車両(他の連結対象)
20:係合溝
22:係合部材
24:挟持溝
26:挟持部材
28:ロック部材
30:手動レバー
32:保持部材
36:第一の係合凹部
38:第二の係合凹部
44:係合凸部

Claims (2)

  1. 一の連結対象に固定される固定ピンと、
    他の連結対象に固定され、前記固定ピンを係合してロックする連結用治具と、
    を含む連結機構であり、
    前記連結用治具が、
    前記他の連結対象に固定され、前記固定ピンが係合される係合溝を有する係合部材と、
    前記係合溝に係合された固定ピンを挟持する挟持溝を有し、前記係合部材に対して回動可能であって、バネによって前記固定ピンを開放する方向に回動するように付勢され、第一の係合凹部と第二の係合凹部とが設けられていると共に押圧部27が設けられている挟持部材と、
    前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態とする部材であって、前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは前記第二の係合凹部に係合する係合凸部が設けられ、バネによって前記係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは第二の係合凹部への係合を維持しようとする方向に回動するように付勢されているロック部材と、
    前記ロック部材を回動させて前記ロック状態を解除する手動レバーと、
    前記ロック部材に向けてバネによって回動するように付勢され、前記ロック部材に設けられた係止部に係止することで前記ロック状態が解除された状態を保持する保持部材と、
    を備え、
    前記ロック部材の係合凸部が前記挟持部材の第一の係合凹部に係合され、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となされ、
    該ロック状態から前記手動レバーを手でロック状態を解除する方向に回動させることにより、前記ロック部材がロック状態を解除する方向に回動し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部から離隔して前記挟持部材のロック状態が解除され、この時、前記保持部材の先端が該保持部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材の係止部に係止されることにより、ロック状態が解除された状態が保持され、
    該ロック状態が解除された状態から前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに離隔していくことにより、前記固定ピンから前記挟持部材への押圧力によって前記挟持部材が前記固定ピンを開放する方向に回動した後、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合され、この時、前記保持部材は前記挟持部材の押圧部によって回動させられ前記ロック部材の係止部から離隔し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合されることにより、前記固定ピンが狭持部材から開放された状態が維持され、前記固定ピンと係合部材とが互いに離隔し、
    前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させ、前記固定ピンを前記係合部材の係合溝へ挿入した状態から、更に前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させると、前記固定ピンが前記挟持部材の挟持溝を押圧することにより、前記挟持部材がロック状態となる方向に回動しながら前記固定ピンが前記係合部材の係合溝へ更に挿入されていき、この時、前記ロック部材が前記挟持部材からの押圧力によってロック状態となる方向に回動し、
    更に前記一の連結対象と他の連結対象とを互いに接近させて前記挟持部材を回動させると、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合され、この時、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となることを特徴とする連結機構。
  2. 一の連結対象に固定された固定ピンを係合してロックする連結用治具であり、
    他の連結対象に固定され、前記固定ピンが係合される係合溝を有する係合部材と、
    前記係合溝に係合された固定ピンを挟持する挟持溝を有し、前記係合部材に対して回動可能であって、バネによって前記固定ピンを開放する方向に回動するように付勢され、第一の係合凹部と第二の係合凹部とが設けられていると共に押圧部27が設けられている挟持部材と、
    前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態とする部材であって、前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは前記第二の係合凹部に係合する係合凸部が設けられ、バネによって前記係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部もしくは第二の係合凹部への係合を維持しようとする方向に回動するように付勢されているロック部材と、
    前記ロック部材を回動させて前記ロック状態を解除する手動レバーと、
    前記ロック部材に向けてバネによって回動するように付勢され、前記ロック部材に設けられた係止部に係止することで前記ロック状態が解除された状態を保持する保持部材と、
    を備え、
    前記ロック部材の係合凸部が前記挟持部材の第一の係合凹部に係合され、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となされ、
    該ロック状態から前記手動レバーを手でロック状態を解除する方向に回動させることにより、前記ロック部材がロック状態を解除する方向に回動し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部から離隔して前記挟持部材のロック状態が解除され、この時、前記保持部材の先端が該保持部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材の係止部に係止されることにより、ロック状態が解除された状態が保持され、
    該ロック状態が解除された状態から前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに離隔していくことにより、前記固定ピンから前記挟持部材への押圧力によって前記挟持部材が前記固定ピンを開放する方向に回動した後、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合され、この時、前記保持部材は前記挟持部材の押圧部によって回動させられ前記ロック部材の係止部から離隔し、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第二の係合凹部に係合されることにより、前記固定ピンが狭持部材から開放された状態が維持され、前記固定ピンと係合部材とが互いに離隔し、
    前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させ、前記固定ピンを前記係合部材の係合溝へ挿入した状態から、更に前記一の連結対象と前記他の連結対象とを互いに接近させると、前記固定ピンが前記挟持部材の挟持溝を押圧することにより、前記挟持部材がロック状態となる方向に回動しながら前記固定ピンが前記係合部材の係合溝へ更に挿入されていき、この時、前記ロック部材が前記挟持部材からの押圧力によってロック状態となる方向に回動し、
    更に前記一の連結対象と他の連結対象とを互いに接近させて前記挟持部材を回動させると、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合され、この時、前記ロック部材を付勢する前記バネの付勢力によって前記ロック部材に付勢力が付加されるため、前記ロック部材の係合凸部が前記狭持部材の第一の係合凹部に係合された状態が維持され、前記挟持部材が前記固定ピンを挟持した状態で維持されるロック状態となることを特徴とする連結用治具。
JP2008156082A 2008-06-16 2008-06-16 連結機構及び連結用治具 Active JP4767998B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008156082A JP4767998B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 連結機構及び連結用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008156082A JP4767998B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 連結機構及び連結用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009298332A JP2009298332A (ja) 2009-12-24
JP4767998B2 true JP4767998B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=41545686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008156082A Active JP4767998B2 (ja) 2008-06-16 2008-06-16 連結機構及び連結用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4767998B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6378505A (ja) * 1986-09-22 1988-04-08 Sumitomo Special Metals Co Ltd 希土類コバルト系永久磁石用原料粉末の製造方法
DE3931804A1 (de) * 1989-09-23 1991-04-04 Raymond A Kg Plastikknopf

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009298332A (ja) 2009-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110169279A1 (en) Locking device
WO2005121567A1 (ja) プラグ/ソケットアセンブリ
TW201733837A (zh) 保持器
WO2015163385A1 (ja) 車両のハンドル装置
US20090206534A1 (en) CamLock Clamp
JP3331406B2 (ja) ロック用バネ着脱治具
JP4773154B2 (ja) レバー式カップリング
US20160243676A1 (en) Clamping Device With Removable Handles
US8550478B2 (en) Buggy provided with a braking mechanism
US20160318157A1 (en) Toggle clamp with locking mechanism
JP2000346041A (ja) 操作ケーブルの接続装置
WO2017204092A1 (ja) 輸液ポンプ
JP4767998B2 (ja) 連結機構及び連結用治具
US20050160567A1 (en) Auxiliary locating mechanism for spring clamp
WO2015114893A1 (ja) 切断工具
WO1996012637A1 (fr) Guidon de poussette
JP6383372B2 (ja) 管継手
WO2016185588A1 (ja)
JP6388895B2 (ja) ロック機構およびこれを有する手工具
JP4043446B2 (ja) 枢着された部材を固定連結する装置及び折畳み式自転車における枢着フレーム部分を固定連結するための装置
JP2006233619A (ja) ルーフロック装置
JP4438522B2 (ja) 脱着式シートのロック機構
JP2017206829A (ja) 車両用ドアのアウトハンドル装置
JP6966167B2 (ja) 車両のインレットボックス取付け部構造
JP2003036931A (ja) レバー式コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110415

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4767998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350