JP2017206829A - 車両用ドアのアウトハンドル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ドアのアウトハンドル装置において、少ない部品点数で連結腕部へのハンドルレバーの連動、連結を達成しつつ大型化を回避する。【解決手段】ハンドルレバー31がハンドルベース14に支持され、連結腕部16の挿入孔19への挿入時に連結腕部16の先端部で押されることを可能として挿入孔19内に突入する係合位置と、連結腕部16の先端部で押されて挿入孔19の外側方に変位した退避位置との間での回動を可能とした係合片40が、係合位置側に向けて弾発付勢されつつハンドルレバー31に回動可能に連結され、アウトハンドル12のハンドルベース14への組み付け時に連結腕部16が挿入孔19内で非操作位置まで挿入されるのに応じて係合片40が退避位置から係合位置まで回動することを可能としつつ係合片40を係合させる係止部45が連結腕部16に設けられる。【選択図】 図2

Description

本発明は、挿入孔を有するハンドルベースが車両用ドアのアウターパネルに固定され、前記アウターパネルの外方での開扉操作を可能としつつ車両前後方向に延びるアウトハンドルの一部を構成する連結腕部が、前記アウトハンドルの非操作状態での非操作位置ならびに前記アウトハンドルの開扉操作完了状態での開扉操作位置間で移動することを可能として前記挿入孔に挿入され、前記連結腕部の前記非操作位置に対応した非作動位置ならびに前記連結腕部の前記開扉操作位置に対応した作動位置間で回動することを可能として前記連結腕部に連動、連結されるハンドルレバーが、前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベースに支持される車両用ドアのアウトハンドル装置に関する。
アウトハンドルの連結腕部に設けられる係止凹部に、ハンドルレバーの一端部を係合させることで、ハンドルレバーが連結腕部に連動、連結されるようにした車両用ドアのアウトハンドル装置が、特許文献1で既に知られている。
実開平04−042563号公報
ところが、上記特許文献1で開示されたものでは、連結腕部の係止凹部にハンドルレバーの一端部を係合させるために、連結腕部を挿入するようにしてハンドルベースに設けられる挿入孔が連結腕部の挿入に必要な大きさよりもハンドル本体の長手方向に大きく形成されており、連結腕部を挿入孔内でアウトハンドルの長手方向にスライドさせることでハンドルレバーの一端部を係止凹部に係合させ、係合完了後に連結腕部および挿入孔の内面間に生じた隙間を埋めるストッパが、連結腕部の挿入孔内でのがた付きを防止するようにしてハンドルベースに取付けられている。このため部品点数の増加および組み付け作業の煩雑化が避けられず、挿入孔を無駄に大きく形成することでアウトハンドル装置の大型化が避けられない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、少ない部品点数で連結腕部へのハンドルレバーの連動、連結を達成しつつ大型化を回避し得るようにした車両用ドアのアウトハンドル装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、挿入孔を有するハンドルベースが車両用ドアのアウターパネルに固定され、前記アウターパネルの外方での開扉操作を可能としつつ車両前後方向に延びるアウトハンドルの一部を構成する連結腕部が、前記アウトハンドルの非操作状態での非操作位置ならびに前記アウトハンドルの開扉操作完了状態での開扉操作位置間で移動することを可能として前記挿入孔に挿入され、前記連結腕部の前記非操作位置に対応した非作動位置ならびに前記連結腕部の前記開扉操作位置に対応した作動位置間で回動することを可能として前記連結腕部に連動、連結されるハンドルレバーが、前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベースに支持される車両用ドアのアウトハンドル装置において、前記ハンドルレバーが、前記アウトハンドルの長手方向に沿う軸線を有する支軸を介して前記ハンドルベースに支持され、前記アウトハンドルの前記ハンドルベースへの組み付け時の前記連結腕部の前記挿入孔への挿入に応じて当該連結腕部の先端部で押されることを可能として前記ハンドルレバーから前記挿入孔内に突入する係合位置と、前記連結腕部の先端部で押されて前記挿入孔の外側方に変位した退避位置との間での回動を可能とした係合片が、前記係合位置側に向けて弾発付勢されつつ前記支軸と平行な軸線まわりに回動可能として前記ハンドルレバーに連結され、前記組み付け時に前記連結腕部が前記挿入孔内で前記非操作位置まで挿入されるのに応じて前記係合片が前記退避位置から前記係合位置まで回動することを可能としつつ該係合片を係合させる係止部が前記連結腕部に設けられることを特徴とする。
本発明の上記特徴によれば、アウトハンドルのハンドルベースへの組み付け時にアウトハンドルの連結腕部をハンドルベースの挿入孔に挿入すると、ハンドルベースに支軸を介して回動可能に支持されるハンドルレバーに回動自在に連結されて係合位置に在る係合片が連結腕部の先端部で押されて退避位置まで回動し、非操作位置に達するまで連結腕部が挿入孔に挿入されると、連結腕部の係止部への係合片の係合が可能となり、係合位置側に向けて弾発付勢された係合片が退避位置から係合位置に回動して連結腕部の係止部に係合する。このように連結腕部に係合片を介してハンドルレバーが連動、連結された状態での連結腕部の非操作位置から開扉操作位置への移動時に、ハンドルレバーに対する姿勢を係合位置のまま一定とした係合片からハンドルレバーに回動力が伝達され、ハンドルレバーが非作動位置から作動位置に回動する。またアウトハンドルへの操作力の入力を停止すると、非作動位置側に向けて弾発付勢されているハンドルレバーが作動位置から非作動位置に回動し、係合位置のままである係合片を介してハンドルレバーから連結腕部に力が伝達されることによって連結腕部が非操作位置に移動することになる。すなわちハンドルレバーに係合片を回動可能に連結するとともにその係合片を係合位置側に向けて弾発付勢するだけの簡単、かつ部品点数の少ない機構をハンドルレバーに付加するだけで、連結腕部へのハンドルレバーの連動、連結を達成することができ、しかもアウトハンドルのハンドルベースへの組み付け時にアウトハンドルを長手方向にスライドすることが不要であり、アウトハンドル装置の大型化を回避することができる。
車両用ドアの一部を示す側面図である。 アウトハンドルの開扉操作が完了した状態での図1の2−2線断面図である。 図2の3矢視図である。 ハンドルレバーおよび係合片を図2と同一方向から見た縦断面図である。 図4の5−5線断面図である。 図4の6−6線断面図である。 アウトハンドルのハンドルベースへの組み付け過程を図2に対応して順次示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図1〜図7を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、たとえばサイドドアである車両用ドアDのアウターパネル11には、車両前後方向(図1の左右方向)に延びるアウトハンドル12が車両用ドアDの外面側で操作することを可能として回動可能に取付けられる。前記アウターパネル11には、その外方で前記アウトハンドル12を把持する車両ユーザの手を挿入することを可能とするための窪み13を形成する彎曲部11aが、車幅方向内方側に膨らむようにして設けられる。
前記アウターパネル11の内面には、車両前後方向に延びるハンドルベース14が固定される。前記アウトハンドル12は、前記ハンドルベース14に一端部(この実施の形態では前端部)が回動可能に支持されるとともに前記アウターパネル11の外側方に配置されるハンドル本体15の他端部(この実施の形態では後端部)に連結腕部16が連設されて成るものであり、前記ハンドル本体15は、ハンドル本体主部17と、そのハンドル本体主部17を前記アウターパネル11と反対側から覆うハンドルカバー18とから成り、前記連結腕部16は前記ハンドル本体主部17に一体に連設される。
前記ハンドルベース14には、前記窪み13の後方に配置される挿入孔19が設けられ、前記アウターパネル11にはその挿入孔19に対応した貫通孔20が設けられており、前記連結腕部16は前記貫通孔20を貫通して前記挿入孔19に挿入される。また前記連結腕部16の前記ハンドル本体15側の基部には、前記ハンドル本体15および前記アウターパネル11間に介在し得る弾性シール部材21が装着される。
前記ハンドル本体15の前記他端部には、車両ユーザが車両用ドアDをロックする意志を確認するためのタクトスイッチ22が配設されており、前記ハンドルカバー18には、前記タクトスイッチ22を押圧操作するためのスイッチボタン23を臨ませる開口部24が設けられる。
図3を併せて参照して、前記連結腕部16よりも後方で前記ハンドルベース14には、メカニカルキー(図示せず)によって鎖錠および解錠操作が行われるシリンダ錠25のシリンダボディ26が固定される。また前記アウトハンドル12の後方で前記アウターパネル11には、該アウトハンドル12が非操作状態にあるときに前記ハンドル本体15の前記他端部(この実施の形態では後端部)に円滑に連なるようにしてアウターパネル11から外側方に隆起するベースカバー28が、前記アウターパネル11との間に図示しないシール部材を介在させつつ前記シリンダボディ26の一部を覆うようにして固定されており、このベースカバー28には、前記シリンダ錠25のキー孔27を臨ませる開口部29が設けられる。
前記連結腕部16は、前記アウトハンドル12の非操作状態での非操作位置ならびに前記アウトハンドル12の開扉操作完了状態での開扉操作位置(図2で示す位置)間で移動することを可能として前記挿入孔19に挿入されており、その連結腕部16の前記非操作位置に対応した非作動位置ならびに前記連結腕部16の前記開扉操作位置に対応した作動位置(図2で示す位置)間で回動することを可能としたハンドルレバー31が、前記連結腕部16に連動、連結されるとともに前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベース14に支持される。
前記ハンドルレバー31は、前記ハンドル本体15の長手方向に沿う軸線を有する支軸32を介して前記ハンドルベース14に支持される。前記支軸32は、前記ハンドル本体15の長手方向に間隔をあけつつ前記連結腕部16の上方で前記ハンドルベース14の一体に設けられる一対の支持板33,34間にわたって設けられる。
図4および図5を併せて参照して、前記ハンドルレバー31は、前記支持板33,34間に配置されるとともに前記支軸32が挿通される支持筒部31aと、その支持筒部31aの前記支持板33寄りの部分に連設されて前記支持筒部31aから半径方向外方に張り出す平板部31bと、前記支軸32に関して前記連結腕部16と反対側で前記平板部31bに連設される重錘部31cとを一体に有するように形成される。
前記支持筒部31aを囲繞するねじりばね35が、前記平板部31bおよび前記支持板部34間に設けられており、このねじりばね35の弾発力で前記ハンドルレバー31が前記非作動位置側に向けて弾発付勢される。
前記ハンドルレバー31の前記重錘部31cには、ホルダ36が弾発、係合されており、このホルダ36に一端部が連結されるロッド37の他端部が車両用ドアD内に設けられるラッチ機構38に連結される。すなわち前記ハンドルレバー31が非作動位置から作動位置に回動することで、前記ラッチ機構38に前記ロッド38からの押圧力が入力される。
前記ラッチ機構38は、車両ユーザが車両用ドアDをロックする意志を前記タクトスイッチ22で確認したときに、車両ユーザが携帯する携帯器および車両間の通信によって正規の携帯器であることが確認された状態で車両用ドアDをロック状態に保持し、車両用ドアDのロック状態で前記ハンドル本体15を車両ユーザが握ることで車両ユーザが車両用ドアDをアンロックする意志を確認したときに車両ユーザが携帯する携帯器および車両間の通信によって正規の携帯器であることが確認された状態で車両用ドアDをロック状態を解除するものであり、そのアンロック状態で前記ロッド38からの押圧力が前記ラッチ機構38に入力されることで車両用ドアDを開放することができる。
また前記シリンダ錠25は前記シリンダボディ26から前記ラッチ機構38側に延びる回動ロッド39を有しており、シリンダ錠25の施錠および解錠操作に伴って前記回動ロッド39から前記ラッチ機構38に回動力が入力され、この回動力の入力に応じても前記ラッチ機構38は、車両用ドアDのロック状態およびアンロック状態を切替えるように作動する。
図6を併せて参照して、前記ハンドルレバー31の平板部31bには、係合片40が前記支軸32と平行な軸線まわりに回動可能として連結される。この係合片40は、前記アウトハンドル12を前記ハンドルベース14に組み付ける際の前記挿入孔19への前記連結腕16の挿入時に当該連結腕部16の先端部で押されることを可能として前記ハンドルレバー31の平板部31bから前記挿入孔19内に突入する係合位置(図2〜図4で示す位置)と、前記連結腕部16の先端部で押されて前記挿入孔19の外側方に変位した退避位置との間での回動を可能として前記平板部31bに連結され、前記係合位置側に向けて弾発付勢される。
前記ハンドルレバー31における前記平板部31bには、その平板部31bの前記挿入孔19側の端部に開口した有底の収容孔41が、前記支軸32の軸線と直交する平面に沿う軸線を有して形成される。前記係合片40は、前記収容孔41の開口端部に挿入される係合片基部40aと、前記平板部31bから突出するようにして前記係合片基部40aから張り出す平板状係合部40bとを一体に有しており、前記係合片基部40aが、前記ハンドルレバー31の回動軸線すなわち前記支軸32の軸線と平行な軸線を有するピン42を介して、前記ハンドルレバー31の前記平板部31bに回動可能に連結される。
前記収容孔41内にはコイルばね43が収容されており、前記係合片40の前記係合片基部40aに当接可能な当接部44aを有して前記収容孔41内に収容される伝動板44と、前記収容孔41の閉塞端との間に前記コイルばね43が縮設される。すなわち前記伝動板44には前記係合片40とは反対側に臨む段部44bが形成されており、この段部44bと、前記収容孔41の閉塞端との間に前記コイルばね43が縮設される。
前記係合片40には、当該係合片40が図4で示すように係合位置にあるときに前記ハンドルレバー31の前記平板部31bに当接するストッパ部40cが形成されており、ストッパ部40cが前記平板部31bに当接した状態では前記係合片40が前記退避位置から遠ざかる方向で前記係合位置から回動することが規制され、この状態で前記伝動板44の前記当接部44aの全面が前記係合片40の前記係合片基部40aに当接する。そして前記係合片40が前記係合位置から前記退避位置に回動したときには前記当接部44aの先端部だけが前記係合片40の前記係合片基部40aに当接することになり、この状態で、前記コイルばね43の弾発付勢力が、前記係合片40を前記係合位置側に向けて付勢するようにして前記伝動板44を介して前記係合片40に作用することになる。
前記連結腕部16には係止部45が設けられており、この係止部45は、前記アウトハンドル12の前記ハンドルベース14への組み付け時に前記連結腕部16が前記挿入孔19内で前記非操作位置まで挿入されるのに応じて前記退避位置から前記係合位置まで回動する係合片40の平板状係合部40bを係合させるものであり、前記連結腕部16の上面および下面に開放した貫通孔として形成される。
また前記連結腕部16の先端部には、前記係止部45内の前記平板状係合部40bを当接、係合させる当接面46aを有する弾性部材46が着脱可能に装着される。なお弾性部材46を装着することなく、前記平板状係合部40bを係止部45内で連結腕部16に直に当接、係合させるようにしてもよい。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、挿入孔19を有して車両用ドアDのアウターパネル11に固定されるハンドルベース14に、ハンドルレバー31が、アウトハンドル12の長手方向に沿う軸線を有する支軸32を介して支持され、アウトハンドル12の一部を構成する連結腕部16が前記アウトハンドル12の前記ハンドルベース14への組み付け時に挿入孔19に挿入されるのに応じて当該連結腕部16の先端部で押されることを可能としてハンドルレバー31から前記挿入孔19内に突入する係合位置と、前記連結腕部16の先端部で押されて前記挿入孔19の外側方に変位した退避位置との間での回動を可能とした係合片40が、前記係合位置側に向けて弾発付勢されつつ前記支軸32と平行な軸線まわりに回動可能として前記ハンドルレバー31に連結され、前記組み付け時に前記連結腕部16が前記挿入孔19内で前記アウトハンドル12の非操作状態での非操作位置まで挿入されるのに応じて前記係合片40が前記退避位置から前記係合位置まで回動することを可能としつつ該係合片40を係合させる係止部45が前記連結腕部16に設けられる。
このような連結腕部16へのハンドルレバー31の連動、連結構造によれば、アウトハンドル12のハンドルベース14への組み付け時にアウトハンドル12の連結腕部16を、図7(a)で示すように、ハンドルベース14の挿入孔19に挿入すると、ハンドルベース14に支軸32を介して回動可能に支持されるハンドルレバー31に回動自在に連結されて係合位置に在る係合片40が、図7(b)で示すように連結腕部16の先端部で押されて退避位置まで回動し、図7(c)で示すように、非作動位置に達するまで連結腕部16が挿入孔19に挿入されると、連結腕部16の係止部45への係合片40の係合が可能となり、係合位置側に向けて弾発付勢された係合片40が退避位置から係合位置に回動して連結腕部16の係止部45に係合する。
このように連結腕部16に係合片40を介してハンドルレバー31が連動、連結された状態で、図2で示すように連結腕部16が非操作位置から開扉操作位置に移動すると、ハンドルレバー31に対する姿勢を係合位置のまま一定とした係合片40からハンドルレバー31に回動力が伝達され、ハンドルレバー31が非作動位置から作動位置に回動する。またアウトハンドル12への操作力の入力を停止すると、非作動位置側に向けて弾発付勢されているハンドルレバー31が作動位置から非作動位置に回動し、係合位置のままである係合片40を介してハンドルレバー31から連結腕部16に力が伝達されることによって連結腕部16が非操作位置に移動することになる。すなわちハンドルレバー31に係合片40を回動可能に連結するとともにその係合片40を係合位置側に向けて弾発付勢するだけの簡単、かつ部品点数の少ない機構をハンドルレバー31に付加するだけで連結腕部16へのハンドルレバー31の連動、連結を達成することができ、しかもアウトハンドル12のハンドルベース14への組み付け時にアウトハンドル12を長手方向にスライドすることが不要であり、アウトハンドル装置の大型化を回避することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
11・・・アウターパネル
12・・・アウトハンドル
14・・・ハンドルベース
16・・・連結腕部
19・・・挿入孔
31・・・ハンドルレバー
32・・・支軸
40・・・係合片
45・・・係止部
D・・・車両用ドア

Claims (1)

  1. 挿入孔(19)を有するハンドルベース(14)が車両用ドア(D)のアウターパネル(11)に固定され、前記アウターパネル(11)の外方での開扉操作を可能としつつ車両前後方向に延びるアウトハンドル(12)の一部を構成する連結腕部(16)が、前記アウトハンドル(12)の非操作状態での非操作位置ならびに前記アウトハンドル(12)の開扉操作完了状態での開扉操作位置間で移動することを可能として前記挿入孔(19)に挿入され、前記連結腕部(16)の前記非操作位置に対応した非作動位置ならびに前記連結腕部(16)の前記開扉操作位置に対応した作動位置間で回動することを可能として前記連結腕部(16)に連動、連結されるハンドルレバー(31)が、前記非作動位置側に向けて弾発付勢されつつ前記ハンドルベース(14)に支持される車両用ドアのアウトハンドル装置において、前記ハンドルレバー(31)が、前記アウトハンドル(12)の長手方向に沿う軸線を有する支軸(32)を介して前記ハンドルベース(14)に支持され、前記アウトハンドル(12)の前記ハンドルベース(14)への組み付け時の前記連結腕部(16)の前記挿入孔(19)への挿入に応じて当該連結腕部(16)の先端部で押されることを可能として前記ハンドルレバー(31)から前記挿入孔(19)内に突入する係合位置と、前記連結腕部(16)の先端部で押されて前記挿入孔(19)の外側方に変位した退避位置との間での回動を可能とした係合片(40)が、前記係合位置側に向けて弾発付勢されつつ前記支軸(32)と平行な軸線まわりに回動可能として前記ハンドルレバー(31)に連結され、前記組み付け時に前記連結腕部(16)が前記挿入孔(19)内で前記非操作位置まで挿入されるのに応じて前記係合片(40)が前記退避位置から前記係合位置まで回動することを可能としつつ該係合片(40)を係合させる係止部(45)が前記連結腕部(16)に設けられることを特徴とする車両用ドアのアウトハンドル装置。
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