JP5053712B2 - 無線端末および無線端末の音声再生方法 - Google Patents

無線端末および無線端末の音声再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5053712B2
JP5053712B2 JP2007142472A JP2007142472A JP5053712B2 JP 5053712 B2 JP5053712 B2 JP 5053712B2 JP 2007142472 A JP2007142472 A JP 2007142472A JP 2007142472 A JP2007142472 A JP 2007142472A JP 5053712 B2 JP5053712 B2 JP 5053712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
noise
pcm
audio
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007142472A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008298881A (ja
Inventor
宏規 松本
史行 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2007142472A priority Critical patent/JP5053712B2/ja
Publication of JP2008298881A publication Critical patent/JP2008298881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5053712B2 publication Critical patent/JP5053712B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

本発明は、音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを再生する無線端末および無線端末の音声再生方法に関する。
PHS(Personal Handy phone System)等の無線端末では、ユーザの音声によるアナログ信号を一旦デジタル信号に変換して他のユーザの無線端末に送信し、そこで再びアナログ信号に変換して音声が再生される。しかし、アナログ信号を単純にデジタル信号に変換するだけではその情報量が大きくなり、伝送可能な情報量が制限されている通信経路において全ての音声データを伝達できないことになる。そこで、この通信経路で伝送できるように、音声データの情報量を圧縮する音声コーデックが必要となる。
音声コーデックは、音声デジタルデータの符号化(エンコード)と復号(デコード)からなり、音声符号化装置で符号化された音声データが、音声再生装置でデコードおよび、再生される。上述したPHS等の無線端末で用いられる音声コーデックとしては、例えば、ADPCM(適応差分PCM:Adaptive Differential Pulse Code Modulation)符号化技術が挙げられる。かかるADPCMは、音声等のアナログデータが連続的に変化する性質を利用し、音声データの差分を符号化する技術である。
無線端末では、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)の変調方式において32kbpsのADPCM(ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication sector)勧告G.726)が採用され、ここでは、聴覚上違和感のない再生を行うため、窓関数を用いて窓掛けを行い、時間軸上に並んだ現在のフレームデータと前回のフレームデータとの連続性を維持した音声データを生成することができる。
無線端末では、無線回線の有効利用の観点から上述したQPSK変調方式における32kbpsADPCMに加えてBPSK変調方式における16kbpsADPCMの並行利用が検討されている。16kbpsADPCMは32kbpsADPCMに比べ単位時間に伝送する情報量は少ないものの、電波強度が弱いときでも比較的安定して通信することができる利点を有する。
ここで、ADPCMによる動作を簡単に説明すると、図9に示すように、音声符号化装置10では、送信すべきPCMデータPCMと前回のPCMデータ予測値PCM'n-1との差分dnを量子化幅Δnで量子化して符号を割り当て、符号化された符号化音声データ(ADPCMデータ)ADPCMnを音声再生装置12に送信する。音声符号化装置10では、さらに符号化音声データADPCMnを逆適応量子化し、逆適応量子化された差分d'nを前回値PCM'n-1に加算して次回に備える。そして、音声再生装置12では、この符号化音声データADPCMnを、量子化幅Δnを用いて逆適応量子化し、逆適応量子化された差分d'nを前回値PCM'n-1に加算してPCMデータPCMを得る。
このようにADPCMでは、振幅が小さいアナログデータでも再現できるように、振幅変化幅に応じて量子化の分解能を変化させ得る特性を有し、図9に示すように符号化音声データADPCMnに応じて、アナログデータの振幅範囲が大きいところでは量子化幅Δnを大きくし、小さいところでは量子化幅Δnを小さくする。このようなADPCMを用いることで、圧縮された少ない情報量から音声符号装置10のPCMデータPCMnをほぼ復元することができる。
しかし、このようなADPCMの復号回路を16kbpsADPCMに適用した場合、その特性上、エラーの発生時に異常なノイズ音が生じ、不快な音声が聞こえることがある。これは符号化音声データに連続エラーが生じた場合に、本来のPCM値と計算値とがかけ離れ、差分データ量が少ない16kbpsのADPCMでは本来の値に修復するまで時間がかかるからである。
そこで、復号回路において、一旦符号化音声データを復号したPCMデータをさらに符号化し、その符号化した信号と入力信号との差が所定の閾値を超えた場合に当該復号回路を初期化する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
しかし、上述した技術では、符号化した信号と入力信号とを比較するために2つの復号回路を要するので高コスト化を招き、また、復号回路の初期化条件が符号化した信号と入力信号との差分からのみ判定されるため、高精度な初期化は望めなかった。
特開平1−179522号公報
上述したように、16kbpsADPCMは、32kbpsADPCMとの比較において、何ら加工をしない場合に伝送データの情報量の少なさから、以下の2つの点が劣っている。
まず、1つ目は、ノイズフロアの推移である。例えば、図10では、16kbpsADPCMおよび32kbpsADPCMにおける、1kHzの正弦波を共通の最大受話音量で入力した場合のノイズフロアが示されている。16kbpsADPCMは、32kbpsADPCMに比べて、量子化ノイズが大きく、1kHzにおける受話音量を−20dBに合わせると、平均して13.2dB程度ノイズフロアが大きくなってしまう。
2つ目は、無線エラー時のノイズの問題である。例えば、図11では、16kbpsADPCMおよび32kbpsADPCMに1600Hz、−16dBの一定音量の単音(ピン音)を送信し、移動試験と同等のFER(Frame Error Rate)で受信させた場合の音圧分布が示されている。かかる図11は、横軸に音圧(dB)、縦軸にその音圧のサンプル数が示されている。従って、単音と同じ−16dBのサンプル数が最大となるものの、エラーや、干渉回避のためのハンドオーバによって他の音圧もサンプルされる。
かかる図11を参照すると、16kbpsADPCMの音圧分布が特に高音圧で32kbpsADPCMより高くなっているのが理解できる。これは、16kbpsADPCMが32kbpsADPCMに比べてノイズのレベルおよび頻度共に非常に高い値となることを示している。ノイズの音圧が高くなると、「バリッ」という激しい音が音声に混入し、ユーザに不快感を与えることとなる。
本発明は、16kbpsADPCMにおける音声データ再生時の上記問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、16kbpsADPCMのノイズフロアや無線エラー時のノイズを32kbpsADPCMレベルまで下げ、エラー時における耳障り(不快)な音声の再生を抑制することが可能な、新規かつ改良された無線端末および無線端末の音声再生方法を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ADPCM(適応差分PCM)による音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信するデータ受信部と、符号化音声データが16kbpsの低速データか、16kbps以外で16kbpsより高速な高速データかを判定するデータ判定部と、符号化音声データが高速データのとき、符号化音声データをPCMデータに復号する第1デコーダと、符号化音声データが低速データのとき、符号化音声データをロードしPCMデータに復号する第2デコーダと、第2デコーダに復号されたPCMデータの少なくとも高域周波数を抑制するとともに、ハンドオーバ時に遮断周波数を変更するためのデータである内部パラメータのリセットを行うデジタルフィルタと、第1デコーダまたはデジタルフィルタからのPCMデータをアナログ音声信号に変換する音声変換部と、アナログ音声信号を再生する音声再生部と、を備えることを特徴とする、無線端末が提供される。
16kbpsADPCMに関して、16kbps以外で16kbpsより高速な例えば32kbpsADPCMと同様のデコードを行うと、差分符号化音声データの情報量の少なさから、上述したようにノイズフロアの問題が生じる。本発明では、符号化音声データを一旦ソフトウェア化し、デコードを行う。その際、デジタルフィルタにより高帯域を抑制することでノイズフロアを低減することができ、32kbpsADPCMと同等のノイズフロアを達成することが可能となる。
無線端末は、デジタルフィルタの前段に設けられ、PCMデータを、ビット長が拡張されたリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、デジタルフィルタの後段に設けられ、デジタルフィルタを通過したリニアPCMデータをPCMデータに変換するPCM変換部と、をさらに備えてもよい。
上述したデジタルフィルタの入力は、PCMデータのスケールが固定されたリニアPCMデータであることが望ましい。かかるリニア変換部とPCM変換部の構成により、デジタルフィルタに対する所望する入力データを生成でき、かつ、データフォーマットを元のPCMデータに戻すことで既存の音声変換部等の資源をそのまま活用することができる。
無線端末は、第2デコーダからのPCMデータがノイズであるかどうかを判定するノイズ判定部と、ノイズ判定部がノイズと判定した場合、第2デコーダが保持する前回値をリセットするリセット部と、をさらに備えてもよい。
エラーが連続すると、第2デコーダが保持する前回値が一方向に発散し、実際の音声データと推定した音声データとが離隔してしまう。従って、16bpsADPCMのデコーダでは、PCMデータの前回値との差分を取り込むので、一旦PCMデータが不正な値になると、本来の正常なデータに回復するのに時間を要する。そこで、ノイズ判定部がノイズを検知した場合、第2デコーダの前回値の維持を放棄して新たにデコードを再開する。こうして、ノイズによる前回値の発散を未然に防ぐことができ、エラー発生による異常なノイズ音や不快な音声の出力を防止することが可能となる。
無線端末は、ノイズ判定部のノイズ判定に応じて遮断周波数を変更する遮断周波数変更部をさらに備え、ノイズと判定されている間は、ノイズと判定されていないときより遮断周波数を低く設定してもよい。
かかる構成により、ノイズ発生時の高帯域を抑制することができ、ノイズフロアをさらに低減することが可能となる。例えば、ノイズと判定されていないときの遮断周波数が3000Hzである場合に、ノイズと判定されたときを2000Hzに落とす。人が音圧を感じやすい周波数は4000Hz付近にあり、2000Hz以上の信号を抑制することで、耳障りな音声をさらに抑制することが可能となる。
ノイズ判定部がノイズと判定した場合、PCMデータを1/8に減衰させる減衰部をさらに備えてもよい。
ノイズ判定部がPCMデータをノイズと判定した場合、そのノイズをデジタルフィルタに入力する必要がない。しかし、PCMデータを全くの無音とすると、再生時に間欠的に無音状態が発生し、却って違和感を生じさせてしまうことになる。本発明では、敢えてPCMデータを1/8程度残し、聴感を良好に維持する。
上記課題を解決するために、本発明の他の観点によれば、ADPCMによる音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信するデータ受信ステップと、符号化音声データが16kbpsの低速データか、16kbps以外で16kbpsより高速な高速データかを判定するデータ判定ステップと、データ判定ステップの判定が高速データの場合、符号化音声データをPCMデータに復号する第1デコードステップと、低速データの場合、符号化音声データをロードしPCMデータに復号する第2デコードステップと、第2デコードステップで復号されたPCMデータの少なくとも高域周波数を抑制するとともに、ハンドオーバ時に遮断周波数を変更するためのデータである内部パラメータのリセットを行うデジタルフィルタステップと、PCMデータをアナログ音声信号に変換する音声変換ステップと、アナログ音声信号を再生する音声再生ステップと、を含むことを特徴とする、無線端末の音声再生方法が提供される。
上述した無線端末における技術的思想に対応する構成要素やその説明は、当該無線端末の音声再生方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明によれば、16kbpsADPCMのノイズフロアや無線エラー時のノイズを32kbpsADPCMレベルまで下げ、エラー時における耳障り(不快)な音声の再生を抑制することが可能となる。従って、32kbpsADPCMと比較して広い通話エリアやエラー率の低減を図れる上、32kbpsADPCM同等の音質レベルを保持することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
PHS端末や携帯電話等の無線端末と基地局との通信におけるデジタルデータの音声コーデックには、例えば、32kbpsのADPCMが利用されている。さらに近年、無線回線の有効利用の観点からこの32kbpsADPCMに加えて16kbpsADPCMの並行利用が検討されている。かかる16kbpsADPCMはその特性上、エラーの発生時にノイズが生じ、不快な音声が聞こえることがある。
(無線通信システム100)
本実施形態では、このような16kbpsADPCMにおいても、エラー時における耳障り(不快)な音声の再生を確実に防止することが可能な音声再生装置を提供する。尚、本実施形態においては、無線端末110を音声再生装置として用いている。以下、本実施形態における音声再生装置としての無線端末110によって無線通信を遂行する無線通信システム100の概略を説明し、その後、各構成要素に関して詳述する。
図1は、無線通信システム100の概略的な構成を示したブロック図である。かかる無線通信システム100は、無線端末110と、基地局120と、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線やインターネット、専用回線等の通信網130と、中継サーバ140と、他の無線端末150とを含んで構成される。
上記無線通信システム100では、無線端末110を利用して他の無線端末150に電話しようと試みた場合、ユーザは、自己の無線端末110を操作して、無線通信可能領域にある基地局120と無線通信を確立し、通信網130、中継サーバ(基地局制御装置や交換機を含む)140、および、他の無線端末150の無線通信可能領域にある基地局120を介して、通信相手の有する他の無線端末150と音声通話を遂行する。
(無線端末110)
図2は、無線端末110のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。無線端末110は、上述した携帯電話やPHSの他に、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)等の様々な電子機器で構成され、構成要素として、端末制御部210と、端末メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入出力部218と、端末無線部220とを含んでいる。
上記端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により無線端末110全体を管理および制御する。端末制御部210は、端末メモリ212のプログラムを用いて、無線端末110を利用した通話機能やメール配信機能も当然にして遂行するが、図3を用いて後述する、第2デコーダ262、リニア変換部264、ノイズ判定部266、遮断周波数変更部268、減衰部270、リセット部272、デジタルフィルタ274、PCM変換部276としても機能する。
上記端末メモリ212は、ROM、RAM、EPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラムや音声データ等を記憶する。
上記表示部214は、カラーまたはモノクロのディスプレイで構成され、端末メモリ212に記憶された、または通信網130を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。
上記操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
上記音声入出力部218は、マイクやスピーカから構成され、通話時に入力されたユーザの音声を音声データに変換したり、通話相手の音声データを音声に変えて出力する。また、着信音や操作部216による操作音、アラーム音等も出力できる。そして、後述する第1デコーダ256、音声変換部258、音声再生部260としても機能する。
上記端末無線部220は、携帯電話網における基地局120と無線通信を行う。また、後述するデータ受信部250、受信バッファ252、データ判定部254としても機能する。
以上、図2を用いて無線端末110のハードウェアの説明をしたが、以下にそのようなハードウェア上で遂行される機能および動作を詳述する。
図3は、無線端末110の概略的な機能を示した機能ブロック図である。無線端末110は、データ受信部250と、受信バッファ252と、データ判定部254と、第1デコーダ256と、音声変換部258と、音声再生部260と、第2デコーダ262と、リニア変換部264と、ノイズ判定部266と、遮断周波数変更部268と、減衰部270と、リセット部272と、デジタルフィルタ274と、PCM変換部276と、を含んで構成される。
上記データ受信部250は、ADPCM(適応差分PCM)による音声コーデック、ここでは特に16kbpsADPCMおよび32kbpsADPCMを用いて符号化された符号化音声データ(以下、ADPCMデータという。)を5msec毎に受信し、受信バッファ252に格納する。例えば16bpsADPCMの場合、5msec毎に10byte(80bit=40シンボル)分のデータを受信する。本実施形態では、低速データとして16kbpsを、高速データとして32kbpsを挙げて説明しているが、高速データはかかる場合に限られず、24、32、48、64、…kbpsといったように16kbps以外で16kbpsより高速な様々なADPCMを含んでいる。
上記受信バッファ252は、データ受信部250が受信したADPCMデータを一時的に保持する。
上記データ判定部254は、受信バッファ252に保持されたADPCMデータが32kbpsADPCMのコーデックに従っているか16kbpsのコーデックに従っているかを判定する。そして、判定した結果が32kbpsADPCMの場合、既存の第1デコーダ256に当該ADPCMデータを伝達し、16kbpsADPCMであれば本実施形態による第2デコーダ262にADPCMデータを伝達する。
上記第1デコーダ256は、データ判定部254を通じて、受信バッファ252から32kbpsADPCMデータを取得し、ADPCMデータをPCMデータに復号する。かかるPCMデータは、300〜3300Hzの音声を含んでいる。本実施形態では、第1デコーダ256として、既存の集積回路によるデコーダを想定しているが、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)等のプログラマブル素子やソフトウェアで実現することも可能である。
上記音声変換部258は、第1デコーダによって復号されたPCMデータを一旦リニアPCMデータに変換し、さらにD/Aコンバータを通じてアナログ音声信号を生成する。
上記音声再生部260は、音声変換部258からのアナログ音声信号を再生する。上述したデータ受信部250、受信バッファ252、第1デコーダ256、音声変換部258は、32kbpsADPCMの音声再生のために当該無線端末110に既に設けられており、32kbpsADPCMの音声データを再生する上ではかかる既存の構成要素を利用する。従って、32kADPCMに関して従来同様の高レベルの音質を維持することができる。
上記第2デコーダ262は、32kbpsADPCMの第1デコーダ256に対応するデコーダであり、ソフトウェア上のデジタル処理が施される点で第1デコーダ256と異なる。第2デコーダ262は、データ判定部254を通じて、受信バッファ252から16kbpsのADPCMデータを取得し、ADPCMデータをPCMデータに復号する。この時点でPCMデータの周波数範囲は300〜3300Hzである。
上記リニア変換部264は、後述するデジタルフィルタのため、PCMデータを、ビット長が拡張されたリニアPCMデータに変換する。かかる変換は、8bitPCMデータを16bitのリニアPCMデータに変換するμ−lawまたはA−law変換が利用されている。μ−lawまたはA−law変換はITU−Tで規格化されている音声符号化における圧縮・解凍方式の1つである。また、日本のISDN網ではμ−lawが使われている。
後述するデジタルフィルタ274の入力は、PCMデータのスケールが固定されたリニアPCMデータであることが望ましい。かかるリニア変換部264と後述するPCM変換部276の構成により、デジタルフィルタ274に対する所望する入力データを生成でき、かつ、データフォーマットを元のPCMデータに戻すことで既存の音声変換部258等の資源をそのまま活用することができる。
上記ノイズ判定部266は、リニア変換部264で変換されたリニアPCMデータがノイズであるかどうかを判定する。本実施形態において検出するエラーとしては、フレームの種類を示すCI情報が音声データ(TCH)を示しているか否かの確認、CRC(Cyclic Redundancy Check)、同期符号(UW:Unique Word)の有無、リニアPCMデータの上限(例えば、216)を越えているか否かの確認等を用いる。また、ここに挙げたエラー以外にも、当該フレームの正当性を判断可能な様々なエラー検出方法を適用することが可能である。
上記遮断周波数変更部268は、ノイズ判定部266によるノイズの有無に応じて、後述するデジタルフィルタ274の遮断周波数を変更する。従って、ノイズ判定部266がノイズと判定した場合には、判定されていないときより遮断周波数を低く設定する。例えば、ノイズがない場合の通常の状態で遮断周波数が3000Hzであった場合、ノイズがあるときは2000Hz程度まで遮断周波数を下げる。
上記減衰部270は、ノイズ判定部266がノイズと判定した場合、リニアPCMデータを1/8(−18dB)に減衰させる。ノイズ判定部266がPCMデータをノイズと判定した場合、そのノイズをデジタルフィルタ274に入力する必要がない。しかし、PCMデータを全くの無音とすると、再生時に間欠的に無音状態が発生し、却って違和感を生じさせてしまうことになる。本実施形態では、敢えてPCMデータを1/8程度残し、聴感を良好に維持する。
上記リセット部272は、ノイズ判定部266がノイズと判定した場合、第2デコーダ262が保持する前回値をリセットする。
エラーが連続すると、第2デコーダ262が保持する前回値が一方向に発散し、実際の音声データと推定した音声データとが離隔してしまう。従って、16bpsADPCMのデコーダでは、PCMデータの前回値との差分を取り込むので、一旦PCMデータが不正な値になると、本来の正常なデータに回復するのに時間を要する。そこで、ノイズ判定部266がノイズを検知した場合、第2デコーダ262の前回値の維持を放棄して新たにデコードを再開する。こうして、ノイズによる前回値の発散を未然に防ぐことができ、エラー発生による異常なノイズ音や不快な音声の出力を防止することが可能となる。
上記デジタルフィルタ274は、復号されたリニアPCMデータの少なくとも高域周波数を抑制し、音声変換部258に送信する。デジタルフィルタ274に入力されるリニアPCMデータの周波数帯域は、300〜3300Hzである。かかるリニアPCMデータの高域の信号、例えば3000Hz以上の信号を抑制することで3000Hz以上の不要な領域の音声データを削減することができる。従って、ノイズフロアの高帯域を32kbpsと同レベルにすることが可能となり、聴感を良好にすることができる。かかるフィルタリングは、周期8000Hz、オーバーサンプリング8倍で行われている。
上記のような遮断周波数を実現するため、本実施形態では、300〜3000Hzの帯域通過フィルタBPFが用いられる。また、ノイズ判定部266がノイズを検知した場合、通過帯域を300〜2000Hzに狭め、高域の信号をさらに抑制する。ここで、高域カットの遮断周波数をノイズがないとき3000Hz、あるとき2000Hzとしているが、必ずしもこの数値に設定する必要はなく、ノイズのないときは3000〜3400Hz、あるときは1800〜2200Hzの範囲内で任意に設定することができる。
かかる構成により、ノイズ発生時の高帯域を抑制することができ、ノイズフロアをさらに低減することができる。人が音圧を感じやすい周波数は4000Hz付近にあり、2000Hz以上の信号を抑制することで、耳障りな音声をさらに抑制することが可能となる。
また、かかる帯域通過フィルタは、窓関数のうち特にカイザー窓によって構成するとしてもよい。カイザー窓は、その窓関数中の係数を変化させることによって帯域通過の形状および窓の長さを調整することができる。このように本実施形態のデジタルフィルタ274としてソフトウェアによるカイザー窓を組むことによって、ハードウェアでは達成できない特性が顕著な帯域通過フィルタを構成できる。また、ソフトウェアは温度や経時によるパラメータの変動がないので、安定かつ高音質な音を生成することができる。かかるフィルタをハードウェアで構成した場合、8000Hzのサンプリングでは形状が大きくなってしまい、また、コストの増大に繋がって現実的ではないが、処理速度に問題がなければFPGAやASIC等のプログラマブル素子で実現することも可能である。
このようなデジタルフィルタ274の内部パラメータ(カイザー窓の窓関数中の係数)のリセットは、当該無線端末におけるハンドオーバによる新たな無線通信への切り替え時の無音状態時に行う。
上記PCM変換部276は、デジタルフィルタの後段に設けられ、デジタルフィルタを通過したリニアPCMデータをPCMデータに変換し、32kbpsADPCM同様、音声変換部258にそのPCMデータを送信する。
上述したような構成により、無線端末110は、音声コーデックを用いて符号化されたADPCMデータを、エラー時における耳障りな音声を回避しつつ、再生することが可能となる。
(音声再生方法)
次に、上述した音声再生装置としての無線端末110を用いてADPCMデータを再生する音声再生方法について説明する。
図4は、音声再生方法の具体的な流れを示したフローチャートである。かかる音声再生方法においては、まず、ADPCMによる音声コーデックを用いて符号化されたADPCMデータを受信し(S300:データ受信ステップ)、このADPCMデータが32kbpsであるか16kbpsであるかを判定する(S302:データ判定ステップ)。
かかるデータ判定ステップ(S302)において、32kbpsと判定された場合、ADPCMデータが第1デコーダ256に送信され、第1デコーダ256でPCMデータに復号される(S304:第1デコードステップ)。
データ判定ステップ(S302)において、16kbpsと判定された場合、ADPCMデータは第2デコーダ262にロードされ、第2デコーダ262によってPCMデータに復号され(S306:第2デコードステップ)、復号されたPCMデータは、μ−law変換によって16bitのリニアPCMデータに変換される(S308:リニア変換ステップ)。
ここで、リニアPCMデータに関してノイズ判定が行われ(S310:ノイズ判定ステップ)、当該リニアPCMデータが正規の音声データであり、かつ、ノイズではないことを確認する。かかるノイズ判定ステップ(S310)の具体的な処理は後程詳述する。ノイズ判定ステップ(S310)においてノイズと判定されなかった場合、帯域通過フィルタの通過帯域を300〜3000Hzに設定し(S312)、カイザー窓によるデジタルフィルタリングが実行される(S314:デジタルフィルタステップ)。
ノイズ判定ステップ(S310)においてノイズと判定された場合、帯域通過フィルタの通過帯域を300〜2000Hzに設定し(S320)、リニアPCMデータの振幅を1/8に減衰させ(S322:減衰ステップ)、第2デコーダ262が保持する前回値をリセットする(S324:リセットステップ)。そして、変更された通過帯域300〜2000Hzのカイザー窓によるデジタルフィルタリングが実行される(S326:デジタルフィルタステップ)。デジタルフィルタリングステップ(S314およびS326)の具体的な処理は後程詳述する。
そして、32kbpsの音声再生経路との整合をとるために再度、リニアPCMデータを8bitPCMデータに変換する(S328:PCM変換ステップ)。
この時点では、16kbpsまたは32kbps何れの場合においても、8bitのPCMデータが作成されているので、音声変換部258は、PCMデータをアナログ音声信号に変換し(S330:音声変換ステップ)、最終的にアナログ音声信号を再生する(S332:音声再生ステップ)。
(ノイズ判定ステップ:S310)
図5は、音声再生方法中のノイズ判定ステップについて詳細な流れを示したフローチャートである。ノイズ判定部266は、リニア変換部264で変換されたリニアPCMデータがノイズであるか否かを判定する。ここでは、PCMデータパケットをフレーム単位に連結した上で、フレーム毎にエラーを検出する。具体的には、フレームの種類を示すCI情報が音声データ(TCH)を示しているか否かを判断し(S350)、そのフレームが音声データであれば、CRCによりビットエラーの有無を判断する(S352)。ここで、フレームのフォーマット、サンプリング周波数、送信速度等が妥当な数値を示しているかどうか判断することもできる。かかるCRCでもビットエラーが検出されなかった場合、最後に特定のビット列で表され、ADPCMデータの位置を示す同期符号UWの有無を判断する(S354)。同期符号UWが正常な位置で検出された場合、当該リニアPCMデータが上限(例えば、216)を越えているか否かの判断が行われる(S356)。
このようなノイズ判定ステップにおいて全ての判断基準を満たせば、当該リニアPCMデータは「ノイズではない」とみなされ、1つでも満たされない場合、「ノイズである」と判定される。
(デジタルフィルタステップ:S314、S326)
図6は、音声再生方法中のデジタルフィルタステップについて詳細な流れを示したフローチャートである。まず、時刻tにおける16bitリニアPCMデータSample(t)を8倍し、フィルタの遅延器Tap(t)に代入する(S370)。そして、各Tap(t)にそれぞれの係数K(i)を乗じ、さらにその結果を加算し(S372)、最後に加算した結果を212で除算して返値とする(S374)。ここで、各係数は、300〜3000HzでK(i)={K(0),…,K(12)}={5,−37,−13,15,−93,60,343,149,−95,−7,5,−44,0}、300〜2000HzでK(i)={−10,10,−19,−67,−24,122,223,159,6,−68,−33,8,−2}となり、周波数帯域が変化する毎に置き換えられる。かかるデジタルフィルタステップでは、周期8000Hz、オーバーサンプリング8倍の帯域追加フィルタによって300〜2000Hz、または300〜3000Hzの信号を抽出できる。
以上説明した音声再生方法においても、16kbpsADPCMのノイズフロアや無線エラー時のノイズを32kbpsADPCMレベルまで下げ、エラー時における耳障り(不快)な音声の再生を抑制することが可能となる。
図7は、本実施形態を適用した場合の16kbpsADPCMおよび32kbpsADPCMにおける、1kHzの正弦波を共通の最大受話音量で入力した場合のノイズフロアを示し、図8は、16kbpsADPCMおよび32kbpsADPCMに1600Hz−16dBの一定音量の単音を送信し、移動試験と同等のFERで受信させた場合の音圧分布を示している。かかる図を参照して分かるように、本実施形態を適用すると、従来の図10、11と比較して、32kbpsADPCMに近づけることができ、かつ、16kbpsADPCMの利点、即ち、広い通話エリアやエラー率の低減を図ることも可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の音声再生方法における各工程は、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしても良い。
本発明は、音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを再生する無線端末および無線端末の音声再生方法に利用可能である。
無線通信システムの概略的な構成を示したブロック図である。 無線端末のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 無線端末の概略的な機能を示した機能ブロック図である。 音声再生方法の具体的な流れを示したフローチャートである。 音声再生方法中のノイズ判定ステップについて詳細な流れを示したフローチャートである。 デジタルフィルタステップについて詳細な流れを示したフローチャートである。 ノイズフロアを比較した図である。 音圧分布を比較した図である。 音声コーデックを説明するためのブロック図である。 ノイズフロアを比較した図である。 音圧分布を比較した図である。
符号の説明
110 …無線端末
250 …データ受信部
252 …受信バッファ
254 …データ判定部
256 …第1デコーダ
258 …音声変換部
260 …音声再生部
262 …第2デコーダ
264 …リニア変換部
266 …ノイズ判定部
268 …遮断周波数変更部
270 …減衰部
272 …リセット部
274 …デジタルフィルタ
276 …PCM変換部

Claims (6)

  1. ADPCMによる音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信するデータ受信部と、
    前記符号化音声データが16kbpsの低速データか、16kbps以外で16kbpsより高速な高速データかを判定するデータ判定部と、
    前記符号化音声データが高速データのとき、符号化音声データをPCMデータに復号する第1デコーダと、
    前記符号化音声データが低速データのとき、該符号化音声データをロードしPCMデータに復号する第2デコーダと、
    前記第2デコーダに復号されたPCMデータの少なくとも高域周波数を抑制するとともに、ハンドオーバ時に遮断周波数を変更するためのデータである内部パラメータのリセットを行うデジタルフィルタと、
    前記第1デコーダまたは前記デジタルフィルタからのPCMデータをアナログ音声信号に変換する音声変換部と、
    前記アナログ音声信号を再生する音声再生部と、
    を備えることを特徴とする、無線端末。
  2. 前記デジタルフィルタの前段に設けられ、前記PCMデータを、ビット長が拡張されたリニアPCMデータに変換するリニア変換部と、
    前記デジタルフィルタの後段に設けられ、デジタルフィルタを通過したリニアPCMデータをPCMデータに変換するPCM変換部と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の無線端末。
  3. 前記第2デコーダからのPCMデータがノイズであるかどうかを判定するノイズ判定部と、
    前記ノイズ判定部がノイズと判定した場合、前記第2デコーダが保持する前回値をリセットするリセット部と、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の無線端末。
  4. 前記ノイズ判定部のノイズ判定に応じて遮断周波数を変更する遮断周波数変更部をさらに備え、
    ノイズと判定されている間は、ノイズと判定されていないときより遮断周波数を低く設定することを特徴とする、請求項3に記載の無線端末。
  5. 前記ノイズ判定部がノイズと判定した場合、前記PCMデータを1/8に減衰させる減衰部をさらに備えることを特徴とする、請求項3または4に記載の無線端末。
  6. ADPCMによる音声コーデックを用いて符号化された符号化音声データを受信するデータ受信ステップと、
    前記符号化音声データが16kbpsの低速データか、16kbps以外で16kbpsより高速な高速データかを判定するデータ判定ステップと、
    前記データ判定ステップの判定が高速データの場合、前記符号化音声データをPCMデータに復号する第1デコードステップと、低速データの場合、該符号化音声データをロードしPCMデータに復号する第2デコードステップと、該第2デコードステップで復号されたPCMデータの少なくとも高域周波数を抑制するとともに、ハンドオーバ時に遮断周波数を変更するためのデータである内部パラメータのリセットを行うデジタルフィルタステップと、
    前記PCMデータをアナログ音声信号に変換する音声変換ステップと、
    前記アナログ音声信号を再生する音声再生ステップと、
    を含むことを特徴とする、無線端末の音声再生方法。
JP2007142472A 2007-05-29 2007-05-29 無線端末および無線端末の音声再生方法 Expired - Fee Related JP5053712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007142472A JP5053712B2 (ja) 2007-05-29 2007-05-29 無線端末および無線端末の音声再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007142472A JP5053712B2 (ja) 2007-05-29 2007-05-29 無線端末および無線端末の音声再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008298881A JP2008298881A (ja) 2008-12-11
JP5053712B2 true JP5053712B2 (ja) 2012-10-17

Family

ID=40172487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007142472A Expired - Fee Related JP5053712B2 (ja) 2007-05-29 2007-05-29 無線端末および無線端末の音声再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5053712B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5489431B2 (ja) * 2008-08-11 2014-05-14 京セラ株式会社 無線通信モジュールおよび無線端末、無線通信方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01179522A (ja) * 1988-01-11 1989-07-17 Nec Corp 適応予測形adpcm復号装置
JPH03104332A (ja) * 1989-09-18 1991-05-01 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 音声信号の符・復号化方式
JP3183490B2 (ja) * 1994-07-21 2001-07-09 日本電信電話株式会社 予測符号化音声信号受信機
JP3254460B2 (ja) * 1995-04-24 2002-02-04 日本電信電話株式会社 Adpcm符号化音声復号化方法
JPH0946268A (ja) * 1995-07-26 1997-02-14 Toshiba Corp ディジタル音声通信装置
JP3596841B2 (ja) * 1997-01-24 2004-12-02 株式会社ルネサステクノロジ 受信データ伸長装置
EP0865187B1 (fr) * 1997-03-11 2006-06-28 Koninklijke Philips Electronics N.V. "Appareil téléphonique comportant un organe de traitement numérique pour les signaux de parole et procédé mis en oeuvre dans un tel appareil".
JP2000322096A (ja) * 1999-05-13 2000-11-24 Mitsubishi Electric Corp 音声伝送装置
JP2001318694A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Toshiba Corp 信号処理装置、信号処理方法および記録媒体
JP2002006890A (ja) * 2000-06-23 2002-01-11 Uniden Corp 音声信号品質改善装置
JP3748261B2 (ja) * 2003-06-17 2006-02-22 沖電気工業株式会社 Adpcm方式復号器
JPWO2005057550A1 (ja) * 2003-12-15 2007-12-13 松下電器産業株式会社 音声圧縮伸張装置
JP4554248B2 (ja) * 2004-03-26 2010-09-29 京セラ株式会社 デジタル無線通信機の雑音低減装置、雑音低減方法及びプログラム
JP4118294B2 (ja) * 2005-10-18 2008-07-16 株式会社ウィルコム 移動通信用の無線通信モジュール
JP5235309B2 (ja) * 2007-01-25 2013-07-10 京セラ株式会社 音声再生装置および音声再生方法
JP2008187315A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Rohm Co Ltd Δς変調器、その制御方法、ならびにそれら用いたデジタルオーディオ処理回路ならびに電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008298881A (ja) 2008-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4110726B2 (ja) 聴力補正式の携帯電話機
JP5351206B2 (ja) 非連続音声送信の際の擬似背景ノイズパラメータ適応送信のためのシステム及び方法
JP4308533B2 (ja) タンデムでない動作を可能にする広帯域幅の端末を使用した移動体通信
US8122326B2 (en) Encoding and error correction system for enhanced performance of legacy communications networks
JP2009187012A (ja) 広帯域信号の狭帯域信号への強化された変換
AU739176B2 (en) An information coding method and devices utilizing error correction and error detection
TW201203223A (en) Audio packet loss concealment by transform interpolation
JP2010521911A (ja) データパケットのシーケンスを伝送するための装置および方法ならびにデータパケットのシーケンスをデコードするためのデコーダおよび装置
ES2371455T3 (es) Pre-procesamiento de datos digitales de audio para codecs de audio de móvil.
US20070129022A1 (en) Method for adjusting mobile communication activity based on voicing quality
US11107486B2 (en) Speech/audio signal processing method and coding apparatus
JP5235309B2 (ja) 音声再生装置および音声再生方法
US20070282613A1 (en) Audio buddy lists for speech communication
JP5053712B2 (ja) 無線端末および無線端末の音声再生方法
JPH09506187A (ja) Adpcm音声コーダのための適応誤差制御
JP3254126B2 (ja) 可変レート符号化方式
CN112769524B (zh) 语音传输方法、装置、计算机设备和存储介质
JP5006975B2 (ja) 背景雑音情報の復号化方法および背景雑音情報の復号化手段
JP5255358B2 (ja) 音声伝送システム
JP2002006890A (ja) 音声信号品質改善装置
JPH0697846A (ja) 無線通信装置
JPS60173600A (ja) 音声復号器
KR20050075825A (ko) 이동통신 단말기 및 그의 자동응답 수행방법
JP3603469B2 (ja) 音声品質改善装置
JP4943306B2 (ja) 無線通信装置および無線通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120710

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120726

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees