JP5053570B2 - ファインダ装置および撮像装置 - Google Patents

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本発明は、ファインダ装置および該ファインダ装置に具備される撮像装置に関する。
従来より、デジタルビデオカメラなどの撮像装置のファインダ装置には、少なくとも一枚の可動レンズと、それを動作させる為の視度調節機構が備わっている。これにより、使用者は個々の視力に依らず、ファインダのピントを合わせることができるようになっている。また、従来のデジタルビデオカメラのファインダ装置には、内部に埃などが入り、レンズの光学性能が悪化した時のために、内部の埃を取り除く為の機構が設けられているものがある。例えば、特許文献1では、撮影光学系の移動により筐体内で起きた空気の流れが、ダクトを通じてファインダ装置内部に流れ込み、埃を吹き飛ばすことができるような機構が開示されている。
特開2001−056499号公報
上記特許文献1においては、機構が複雑であり、コストアップや組み立て性の悪化を招くこととなる。そこで、もっと単純にするために、ファインダケースに掃除用の穴を設け、通常は蓋をして埃が入らないようにしたファインダ装置がある。このファインダ装置では、万が一埃が入った場合には、その蓋を取れば、その空間と外部とをつないだ掃除穴によって、埃を外側から簡単に取り除くことができるようにしている。
しかしながら、この種のファインダ装置は、例えばレンズの前後に配置された別の部材によって、レンズの前後それぞれに独立した密閉空間が存在するような場合、両方の密閉空間の埃を取り除く為には、2箇所に掃除穴を設ける必要がある。そのため、ファインダケースの強度が弱くなってしまう、それぞれの掃除穴用の蓋部材が必要となってしまう(部品点数が増えてしまう)、といった問題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、ファインダケース内に複数の空間が存在する場合においても、開口部の数を増やすことなく、ファインダケース内に入った埃を簡単に取り除くことのできるファインダ装置および撮像装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、接眼部と、可動レンズを保持するレンズ保持部材と、前記レンズ保持部材を光軸方向に移動させて視度調節を行う視度調節機構と、前記レンズ保持部材を光軸方向に移動可能に収納し、内部の空間に入った埃を取り除くための開口部が設けられたファインダケースとを有し、前記ファインダケース内には、光軸方向に前記可動レンズより接眼部側である第1の空間と光軸方向に前記可動レンズより接眼部側でない第2の空間とがあって、前記レンズ保持部材を光軸方向に接眼部側の移動可能端まで移動させた状態では、前記開口部から前記第1の空間は露出せずに前記第2の空間が露出し、前記レンズ保持部材を光軸方向に接眼部側でない移動可能端まで移動させた状態では、前記開口部から前記第2の空間は露出せずに前記第1の空間が露出することを特徴とする。
同じく上記目的を達成するために、本発明は、本発明の上記ファインダ装置を有する撮像装置とするものである。
本発明によれば、ファインダケース内に複数の空間が存在する場合においても、開口部の数を増やすことなく、ファインダケース内に入った埃を簡単に取り除くことができるファインダ装置または撮像装置を提供できるものである。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。
図1は2枚のレンズで構成された本発明の実施例に係わるデジタルビデオカメラのファインダ装置の内部構成を示す断面図である。以下、説明の簡略化の為、ファインダ装置の光軸方向に沿って、接眼側を前方、非接眼側を後方とする。また、ファインダ装置の光軸方向に沿って、レンズの接眼側の面を前面、非接眼側の面を後面とする。
図1において、ファインダ装置1には、固定レンズ2aと可動レンズ2bとを有する。前方の固定レンズ2aはファインダケース4内に固定され、後方の可動レンズ2bはレンズホルダー3に保持されている。レンズホルダー3の係合部3aにおいて係合している視度調節レバー5を作動させることによって、可動レンズ2bをレンズホルダー3とともに前後(光軸方向)に移動させることが可能である。可動レンズ2bの更に後方には、撮影中の画像もしくは撮影後の再生画像を表示させる為の表示パネル6がファインダケース4内に支持されている。
上記固定レンズ2aから可動レンズ2bまでの間、及び、可動レンズ2bから表示パネル6までの間はほぼ密閉状態となっており、外から埃が進入しづらい構造になっている。
図2は、図1のファインダ装置1の外観図である。ファインダケース4には、外部と内部をつなぐ為の開口部であるところの掃除穴7が設けられている。そのため、万が一内部に埃が進入した場合でも、掃除穴7を塞いでいる不図示の蓋部材を取り除き、この掃除穴7からエアーを吹き付けることができる。もしくは、掃除穴7から綿棒などで埃を拭き取ることができる。これにより、ファインダ装置1を分解することなく、簡単にその埃を取り除くことができ、光学性能が悪化するのを防ぐことができるようになっている。なお、上記から明らかなように通常は、外から埃が進入しないように、掃除穴7は蓋部材(図示せず)によって塞がれている。
また、掃除穴7を必要以上に大きくしてしまうと、ファインダケース4の強度が弱くなってしまう。そのため、ファインダ装置1の内部に密閉された空間が1箇所存在する場合には、その空間と外部をつなぐ為の掃除穴7の前後方向の幅は掃除のために必要な設定値分、すなわち、何らかの掃除手段で内部の掃除を行うのに最低限必要な幅にしてやることが望ましい。本実施例では、ファインダケース4内の埃は外部からエアーを吹き付けて吹き飛ばすことを想定している。そのため、外部からエアーが適量入り込むだけの大きさとして、3.5mmを設定値としている。
また、前後方向に対する垂直方向の幅(高さ)は、レンズ球面全体を掃除することができることが望ましい。よって、可動レンズ2bの直径、もしくは、固定レンズ2aから可動レンズ2bまでの間において、例えば、固定レンズ2aの直径の方が可動レンズ2bの直径よりも大きい場合は固定レンズ2aの直径と同程度の長さに設定している。
次に、本実施例のように、密閉された空間が2箇所存在する場合の掃除穴7の大きさの設定の仕方について説明する。
まず、前後方向に対する垂直方向の幅は、上記と同様にレンズの直径と同程度の長さに設定するのが望ましい。前後方向の幅に関しては、レンズホルダー3が可動であることを考慮し、レンズホルダー3の移動可能量とレンズホルダー3本体の前後方向の幅との関係に応じて、以下のように設定する。
すなわち、図3のように、レンズホルダー3の移動可能量Aが、レンズホルダー3本体の前後方向の幅Bよりも設定値C以上大きいとする。この場合、掃除穴7の光軸方向の両端が、レンズホルダー3を最も前方に移動させた場合の該レンズホルダー3の後面から、レンズホルダー3を最も後方に移動させた場合の該レンズホルダー3の前面までの間で、設定値分の幅を確保して位置するように、掃除穴7の幅(大きさ)を設定する。
また、図4のように、レンズホルダー3の移動可能量Aが、レンズホルダー3本体の前後方向の幅Bよりも設定値C未満の範囲で大きいとする。もしくは、図5のように、レンズホルダー3の前後方向の移動可能量Aが、レンズホルダー3本体の前後方向の幅Bよりも小さいとする。これらの場合は、掃除穴7の光軸方向の大きさ、つまり両端が以下のように設定される。つまり、掃除穴7の前側の端が、レンズホルダー3を最も後方に移動させた場合の該レンズホルダー3の前面よりも設定値C分前方に位置するように設定する。また、掃除穴7の後側の端が、レンズホルダー3を最も前方に移動させた場合の該レンズホルダー3の後面よりも設定値C分後方に位置するように設定する。
これにより、可動レンズ2bの前方の空間を掃除する際は、視度調節レバー5を作動させてレンズホルダー3を移動可能範囲の端である最も後方に移動させると、図6に示すように、可動レンズ2bの後方の空間は掃除穴7から露出せず、可動レンズ2bの前方の空間と外部との間に、前後方向に設定値Cの幅を持った掃除穴7を作り出すことができる。また、可動レンズ2bの後方の空間を掃除する際は、視度調節レバー5を作動させてレンズホルダー3を移動可能範囲の端である最も前方に移動させると、図7に示すように、可動レンズ2bの前方の空間は掃除穴7から露出せず、可動レンズ2bの後方の空間と外部との間に、前後方向に設定値Cの幅を持った掃除穴7を作り出すことができる。
つまり、ファインダケース4に設けられた一つの掃除穴7によって、2箇所の密閉された空間を掃除することができ、且つ、掃除穴7の大きさを必要最小限に抑えることができる。よって、ファインダケース4の強度が弱くなってしまう、蓋をする為の部品点数が増えてしまう、といった問題を防ぐことができる。
本発明の一実施例におけるデジタルビデオカメラのファインダ装置の内部構成を示す断面図である。 本発明の一実施例におけるデジタルビデオカメラのファインダ装置の側面図である。 本発明の一実施例においてレンズホルダーの光軸上の移動可能量がレンズホルダーの光軸方向の幅よりも所定値以上大きい場合を示す図である。 本発明の一実施例においてレンズホルダーの移動可能量が、レンズホルダー本体の前後方向の幅よりも所定値以下の範囲で大きい場合を示す図である。 本発明の実施例において、レンズホルダーの移動可能量がレンズホルダーの前後方向の幅よりも小さい場合を示す図である。 本発明の一実施例において視度調節レバーを動作させて掃除穴を通して可動レンズの前方の空間と外部をつなげた状態を示す図である。 本発明の一実施例において視度調節レバーを動作させて掃除穴を通して可動レンズの後方の空間と外部をつなげた状態を示す図である。
符号の説明
1 ファインダ装置
2a 固定レンズ
2b 可動レンズ
3 レンズホルダー(レンズ保持部材)
3a 係合部
4 ファインダケース
5 視度調節レバー(視度調節機構)
7 掃除穴(開口部)

Claims (6)

  1. 接眼部と、
    可動レンズを保持するレンズ保持部材と、
    前記レンズ保持部材を光軸方向に移動させて視度調節を行う視度調節機構と、
    前記レンズ保持部材を光軸方向に移動可能に収納し、内部の空間に入った埃を取り除くための開口部が設けられたファインダケースとを有し、
    前記ファインダケース内には、光軸方向に前記可動レンズより接眼部側である第1の空間と光軸方向に前記可動レンズより接眼部側でない第2の空間とがあって、前記レンズ保持部材を光軸方向に接眼部側の移動可能端まで移動させた状態では、前記開口部から前記第1の空間は露出せずに前記第2の空間が露出し、前記レンズ保持部材を光軸方向に接眼部側でない移動可能端まで移動させた状態では、前記開口部から前記第2の空間は露出せずに前記第1の空間が露出することを特徴とするファインダ装置。
  2. 前記レンズ保持部材を光軸方向に接眼部側の移動可能端まで移動させた状態で前記開口部から露出される前記第2の空間の光軸方向の幅と、前記レンズ保持部材を光軸方向に接眼部側でない移動可能端まで移動させた状態で前記開口部から露出される前記第1の空間の光軸方向の幅が等しいことを特徴とする請求項1に記載のファインダ装置。
  3. 前記開口部を塞ぐ蓋部材を有することを特徴とする請求項1または2に記載のファインダ装置。
  4. 前記開口部の前記光軸と垂直な方向の大きさは、前記可動レンズの直径の寸法に応じて決定されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のファインダ装置。
  5. 前記開口部の前記光軸と垂直な方向の大きさは、前記可動レンズの直径の寸法と同程度であることを特徴とする請求項4に記載のファインダ装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のファインダ装置を有することを特徴とする撮像装置。
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