JP5052422B2 - 電子機器、及びヒートシンク - Google Patents
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Description
図1は、本発明にかかる多軸サーボアンプが制御盤2に取り付けられた様子を示す斜視図である。図2は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態1の水平断面を上から見た様子を示す図である。図3は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態1を制御盤側(背面側)から見た様子を示す図である。図1において、多軸サーボアンプは、上下面が開放された箱状の筐体7と、この筐体7の内部に収納されたヒートシンク4とを有している。ヒートシンク4は、断面π型(コの字型)フィンベース5を有しており、このフィンベース5は、筐体7の内部で図1の上下方向に延びている。以降、フィンベース5の軸線方向と言った場合には、図1の上下方向を指すものとする。多軸サーボアンプは、複数の駆動モータを備えた装置の内部などの任意の所定の位置に取り付けられる。本実施の形態の多軸サーボアンプは、制御盤2の壁面に設置されるがこれに限定されるものではない。多軸サーボアンプが取り付けられる対象を取付板と総称する。また、ヒートシンク4が多軸サーボアンプの筐体7に固定され、ヒートシンク4が固定された筐体7を、制御盤2などの取付板にねじ止め等で固定するという実施も可能である。
図4は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態2を制御盤側(背面側)から見た様子を示す図である。本実施の形態の多軸サーボアンプにおいては、第1のベース部5a及び第2のベース部5bの内面に形成された複数の放熱フィン6は、さらに対向する側に延びて先端部が重なっている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
図5は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態3の水平断面を上から見た様子を示す図である。本実施の形態の多軸サーボアンプにおいては、、複数の第1の放熱フィン6bは、第1のベース部5aおよび第3のベース部5cから立設するリブ形状を有している。複数の第2の放熱フィン6cは、第2のベース部5bおよび第3のベース部5cから立設するリブ形状を有している。複数の第1放熱フィンの及び第2の放熱フィンの少なくとも第3のベース部5cから立設する部分は、隣接する放熱フィン間で重なり合っている。
図6は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態4の水平断面を上から見た様子を示す図である。本実施の形態の多軸サーボアンプにおいては、第3のベース部5cの外面に第3の発熱部品3cを搭載している。
図7は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態5の筐体を除く部分を上から見た様子を示す図である。図8は、図7のA−A線に沿う矢視断面図である。図9は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態5を制御盤側(背面側)から見た様子を示す図である。図7乃至図9において、本実施の形態の多軸サーボアンプにおいては、フィンベース5の軸線方向の中央付近に冷却ファン9が設けられている。また、冷却ファン9は、フィン6を挟んで第3のベース部5cと対向する側に、すなわち制御盤2とフィン6とのl間に設けられている。この冷却ファン9は、断面π型の開口側からフィン6を介して第3のベース部5cに向けて冷却風(矢印10)を吹き付ける。この構成により、冷却風10は、第3のベース部5cの内面に衝突した後、上下方向に分かれ第3のベース部5cの壁に誘導されて上下開口部から抜ける。
図10は、本発明にかかる多軸サーボアンプの実施の形態6の水平断面を上から見た様子を示す図である。本実施の形態の多軸サーボアンプにおいては、多軸サーボアンプは、隣り合う他の多軸サーボアンプとの間に所定の間隔を空けて配置されている。多軸サーボアンプは、実施の形態1乃至5のものと同様に、各ヒートシンク4の外周を囲み外殻を構成する筐体7を有している。筐体7はヒートシンク4の少なくとも側面側を囲繞して熱の発散を防止する熱遮蔽体を構成している。この構成により、隣接する他のアンプとの間で相互の熱干渉を抑制することができるので、制御盤2内に多軸サーボアンプを高密度に配置することができ、省スペース化を図ることができる。
3a 第1の発熱部品
3b 第2の発熱部品
3c 第3の発熱部品
4 ヒートシンク
5 フィンベース
5a 第1のベース部
5b 第2のベース部
5c 第3のベース部
6 放熱フィン
6a 第1の放熱フィン
6b 第2の放熱フィン
7 筐体
8 サーボアンプ取付部
9 冷却ファン
10 冷却風
Claims (10)
- 複数の発熱部品と、該発熱部品を冷却するとともに取付板に固定されるヒートシンクとを備え、
前記ヒートシンクは、
前記取付板に各一端が固定されて対向する第1のベース部および第2のベース部と、前記第1、第2のベース部の他端で両者を連結する第3のベース部から成り、上下に開口を有するように前記取付板に固定される断面π型のフィンベースと、
前記第1のベース部及び前記第2のベース部の相互に対向する内面に形成され、かつ上下方向に間隔をおいて並設される複数の平板状の放熱フィンとを有し、
前記第1のベース部の外面に第1の発熱部品が搭載され、前記第2のベース部の外面に第2の発熱部品が搭載されており、
前記第1のベース部の内面に形成される複数の第1の放熱フィンと、前記第2のベース部の内面に形成される複数の第2の放熱フィンとは、交互に形成されており、
前記複数の第1の放熱フィンは、第1のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有し、前記複数の第2の放熱フィンは、第2のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有する
ことを特徴とする電子機器。 - 前記複数の第1及び第2の放熱フィンの先端部は、上下方向から透視した場合に重なり合う
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記複数の第1及び第2の放熱フィンの少なくとも第3のベース部から立設する部分は、上下方向から透視した場合に重なり合う
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記断面π型のフィンベースの第3のベース部に対し風を吹き付ける冷却ファンをさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の電子機器。
- 前記冷却ファンを、前記発熱部品とほぼ同じ上下位置に配置する
ことを特徴とする請求項4に記載の電子機器。 - 複数の前記ヒートシンクが隣接するように前記取付板上に並設され、
複数の前記ヒートシンク間に、熱遮蔽体を配設する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の電子機器。 - 前記熱遮蔽体は、各ヒートシンクの側面側を囲繞する筐体構造を有する
ことを特徴とする請求項6に記載の電子機器。 - 取付板に固定されるとともに、複数の発熱部品を冷却するヒートシンクにおいて、
前記取付板に各一端が固定されて対向する第1のベース部および第2のベース部と、前記第1、第2のベース部の他端で両者を連結する第3のベース部から成り、上下に開口を有するように前記取付板に固定される断面π型のフィンベースと、
前記第1のベース部及び前記第2のベース部の相互に対向する内面に形成され、かつ上下方向に間隔をおいて並設される複数の平板状の放熱フィンとを有し、
前記第1のベース部の外面に第1の発熱部品が搭載され、前記第2のベース部の外面に第2の発熱部品が搭載されている
前記第1のベース部の内面に形成される複数の第1の放熱フィンと、前記第2のベース部の内面に形成される複数の第2の放熱フィンとは、交互に形成されており、
前記複数の第1の放熱フィンは、第1のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有し、前記複数の第2の放熱フィンは、第2のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有する
ことを特徴とするヒートシンク。 - 複数の発熱部品と、該発熱部品を冷却するヒートシンクとを備え、
前記ヒートシンクは、
対向する第1のベース部および第2のベース部と、前記第1、第2のベース部の一方の端で両者を連結する第3のベース部から成る断面π型のフィンベースと、
前記第1のベース部及び前記第2のベース部の相互に対向する内面に形成され、かつ前記フィンベースのπ型断面に直交する方向に沿って間隔をおいて並設される複数の平板状の放熱フィンとを有し、
前記第1のベース部の外面に第1の発熱部品が搭載され、前記第2のベース部の外面に第2の発熱部品が搭載されている
前記第1のベース部の内面に形成される複数の第1の放熱フィンと、前記第2のベース部の内面に形成される複数の第2の放熱フィンとは、交互に形成されており、
前記複数の第1の放熱フィンは、第1のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有し、前記複数の第2の放熱フィンは、第2のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有する
ことを特徴とする電子機器。 - 複数の発熱部品を冷却するヒートシンクにおいて、
対向する第1のベース部および第2のベース部と、前記第1、第2のベース部の一方の端で両者を連結する第3のベース部から成る断面π型のフィンベースと、
前記第1のベース部及び前記第2のベース部の相互に対向する内面に形成され、かつ前記フィンベースのπ型断面に直交する方向に沿って間隔をおいて並設される複数の平板状の放熱フィンとを有し、
前記第1のベース部の外面に第1の発熱部品が搭載され、前記第2のベース部の外面に第2の発熱部品が搭載されている
前記第1のベース部の内面に形成される複数の第1の放熱フィンと、前記第2のベース部の内面に形成される複数の第2の放熱フィンとは、交互に形成されており、
前記複数の第1の放熱フィンは、第1のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有し、前記複数の第2の放熱フィンは、第2のベース部および第3のベース部から立設するリブ形状を有する
ことを特徴とするヒートシンク。
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