JP5051103B2 - モニタ電圧補正回路および電圧モニタ回路 - Google Patents

モニタ電圧補正回路および電圧モニタ回路 Download PDF

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この発明は、モニタ電圧を発生する第1の回路と、モニタ電圧をデジタル値に変換する第2の回路とが異なるグランドに接続されている場合に、グランド間の電位差に起因するモニタ電圧の誤差を補正するモニタ電圧補正回路および電圧モニタ回路に関する。
従来、モニタ対象にて発生したモニタ電圧をデジタル値に変換し、その変換したデジタル値に基いてモニタ対象を制御する回路構成が知られている。
例えば、特許文献1には、誘導性負荷の電流検出装置が記載されている。この電流検出装置は、アナログ制御部と、このアナログ制御部を制御するデジタル制御部とを備える。アナログ制御部は、リニアソレノイドと、このリニアソレノイドをPWM制御するFETと、リニアソレノイドに流れる電流を検出するための電流検出抵抗とを備える。デジタル制御部は、電流検出抵抗に発生するモニタ電圧をデジタル値に変換するA/D変換器と、このA/D変換器により変換されたデジタル値に基いて所定の演算を行う制御CPUと、この制御CPUの演算結果に基づいてFETを駆動するPWM信号出力回路とを備える。
特開2000−114038号公報(第18〜31段落、図1)。
ところで、近年、アナログ制御部およびデジタル制御部が、それぞれ異なる電源およびグランドに接続される回路構成を採るケースが発生してきた。
図9は、そのような従来の回路構成をブロックで示す説明図である。図9に示すように、パワー系アナログ制御部は、モニタ対象1において発生するモニタ電圧を取出すためのモニタ電圧出力回路40を備える。モニタ電圧出力回路40は、直列接続された分圧抵抗R5,R6を備えている。パワー系アナログ制御部は、第1の電源VDD1および第1のグランドG1に接続されている。
デジタル制御部は、第1の電源VDD1と電源電圧の異なる第2の電源VDD2と第1のグランドG1と接地箇所の異なる第2のグランドG2とに接続されている。デジタル制御部は、分圧抵抗R5,R6によって分圧されたモニタ電圧Vinをデジタル値に変換するAD変換器12と、このAD変換器12によって変換されたデジタル値に基いて所定のデータ処理を行うデータ処理部11とを備える。
しかし、第1および第2のグランドG1,G2間に電位差が発生すると、AD変換器12により変換されたモニタ電圧に誤差が生じるため、データ処理部11におけるデータ処理結果に誤差が生じ、モニタ対象を制御する精度が低下してしまう。
例えば、AD変換器12がモニタ電圧VinをmV単位でデジタル値に変換する場合、第1および第2のグランドG1,G2間に数V(たとえば、±2V)の電位差が発生すると、データ処理部における処理結果に大きな誤差が生じる。
そこでこの発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、モニタ電圧を発生する第1の回路と、モニタ電圧をデジタル値に変換する第2の回路とが異なるグランドに接続されている場合に、グランド間の電位差に起因するモニタ電圧の誤差を補正することのできるモニタ電圧補正回路および電圧モニタ回路を実現することを目的とする。
この発明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、第1の電源(VDD1)および第1のグランド(G1)に接続された第1の回路(20)と、前記第1の電源と電源電圧の異なる第2の電源(VDD2)と前記第1のグランドと接地箇所の異なる第2のグランド(G2)とに接続され、前記第1の回路にて発生したモニタ電圧(Vin)をデジタル値に変換する第2の回路(10)と、を有するモニタ回路(1)に備えられ、前記第1および第2のグランド間の電位差に起因する前記モニタ電圧の誤差を補正するモニタ電圧補正回路であって、前記第1の電源および第1のグランドに接続されており、前記第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差を補正電圧(Vref)として出力する補正電圧出力回路(31)と、前記第2の電源および第2のグランドに接続されており、前記モニタ電圧を前記補正電圧に基いて補正し、その補正した電圧を出力する補正回路(33)と、を備えており、前記第2の回路は、前記補正回路から出力された電圧をデジタル値に変換することを特徴とするモニタ電圧補正回路(30)という技術的手段を用いる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のモニタ電圧補正回路(30)において、前記第1の電源(VDD1)および第1のグランド(G1)に接続され、前記モニタ電圧(Vin)を入力するバッファ(32)を備えており、前記補正回路(33)は、前記バッファから出力されたモニタ電圧を前記補正電圧(Vref)に基いて補正するという技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載のモニタ電圧補正回路(30)において、前記補正回路(33)は、前記モニタ電圧(Vin)および補正電圧(Vref)を加算することにより、前記モニタ電圧を補正するという技術的手段を用いる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載のモニタ電圧補正回路(30)において、一端が前記補正電圧出力回路(31)の出力端子に接続された第1の抵抗(R1)と、一端が前記バッファ(32)の出力端子に、他端が前記補正回路(33)の第1の入力端子にそれぞれ接続された第2の抵抗(R2)と、一端が前記補正回路(33)の出力端子に、他端が前記補正回路の第2の入力端子にそれぞれ接続された第3の抵抗(R3)と、一端が前記第1のグランド(G1)に接続されており、他端が前記第3の抵抗の他端に接続された第4の抵抗(R4)とを備えており、前記第1の抵抗の他端が前記第2の抵抗の他端に接続されており、前記モニタ電圧をVin、前記補正電圧をVref、前記補正回路の出力電圧をVoutとした場合に、Vout=α・Vin+Vrefが成立するように前記第1ないし第4の抵抗の抵抗値が設定されてなるという技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明では、第1の電源(VDD1)および第1のグランド(G1)に接続された第1の回路(20)から出力されたモニタ電圧(Vin)をデジタル値に変換する第2の回路(10)を有し、前記第2の回路が、前記第1の電源と電源電圧の異なる第2の電源(VDD2)と前記第1のグランドと接地箇所の異なる第2のグランド(G2)とに接続された電圧モニタ回路であって、前記第1の電源および第1のグランドに接続され、前記第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差を補正電圧(Vref)として出力する補正電圧出力回路(31)と、前記第2の電源および第2のグランドに接続され、前記バッファから出力されたモニタ電圧および前記補正電圧出力回路から出力された補正電圧を加算し、その加算した電圧を出力する補正回路(33)と、一端が前記補正電圧出力回路の出力端子に接続された第1の抵抗(R1)と、一端が前記第1の回路の前記モニタ電圧を発生する端子に、他端が前記補正回路の第1の入力端子にそれぞれ接続された第2の抵抗(R2)と、一端が前記補正回路の出力端子に、他端が前記補正回路の第2の入力端子にそれぞれ接続された第3の抵抗(R3)と、一端が前記第1のグランドに接続されており、他端が前記第3の抵抗の他端に接続された第4の抵抗(R4)とを備えており、前記第1の抵抗の他端が前記第2の抵抗の他端に接続されており、前記モニタ電圧をVin、前記補正電圧をVref、前記補正回路の出力電圧をVoutとした場合に、Vout=α・Vin+Vrefが成立するように前記第1ないし第4の抵抗の抵抗値が設定されており、前記第2の回路は、前記補正電圧出力回路から出力された補正電圧と、前記補正回路から出力された電圧とをそれぞれデジタル値に変換し、前記補正回路から出力された電圧のデジタル値から前記補正電圧のデジタル値を減算することを特徴とする電圧モニタ回路(10,30)という技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の電圧モニタ回路(10,30)において、前記第1の電源(VDD1)および第1のグランド(G1)に接続され、前記モニタ電圧(Vin)を入力するバッファ(32)を備えており、前記補正回路(33)は、前記バッファから出力されたモニタ電圧および前記補正電圧出力回路(31)から出力された補正電圧(Vref)を加算し、前記第2の抵抗(R2)の一端が前記バッファの出力端子に接続されてなるという技術的手段を用いる。
請求項7に記載の発明では、第1の電源(VDD1)および第1のグランド(G1)に接続された第1の回路(20)から出力されたモニタ電圧(Vin)をデジタル値に変換する第2の回路(10)を有し、前記第2の回路が、前記第1の電源と電源電圧の異なる第2の電源(VDD2)と前記第1のグランドと接地箇所の異なる第2のグランド(G2)とに接続された電圧モニタ回路であって、前記第1の電源および第1のグランドに接続されており、前記第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差を補正電圧(Vref)として出力する補正電圧出力回路(31)を備えており、前記第2の回路は、前記補正電圧およびモニタ電圧をそれぞれデジタル値に変換し、その変換したモニタ電圧のデジタル値から前記補正電圧のデジタル値を減算することを特徴とする電圧モニタ回路(10,30)という技術的手段を用いる。
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の電圧モニタ回路(10,30)において、前記第1の電源および第1のグランドに接続され、前記モニタ電圧を入力するバッファ(32)を備えており、前記第2の回路(10)は、前記補正電圧(Vref)および前記バッファから出力されたモニタ電圧をそれぞれデジタル値に変換し、その変換したモニタ電圧のデジタル値から前記補正電圧のデジタル値を減算するという技術的手段を用いる。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(請求項1に係る発明の効果)
第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差(補正電圧)に基いてモニタ電圧を補正し、その補正した電圧をデジタル値に変換するため、上記の電位差に起因するモニタ電圧の誤差を補正することができる。
(請求項2に係る発明の効果)
第1の電源および第1のグランドに接続され、モニタ電圧を入力するバッファを備えるため、第1の回路が第2の回路に比べてハイインピーダンスの場合に第1および第2の回路間のインピーダンスを整合することができるので、モニタ電圧の検出精度を高めることができる。
(請求項3に係る発明の効果)
モニタ電圧および補正電圧を加算することにより、モニタ電圧を補正することができる。したがって、第1および第2のグランド間の電位差により、第1の回路が第2の回路へ出力するモニタ電圧のレンジが狭くなった場合であっても、モニタ電圧および補正電圧を加算することにより、モニタ電圧のレンジを広くすることができる。
(請求項4に係る発明の効果)
式、(Vout=α・Vin+Vref)には、第1のグランドの電位VG1の項が存在しない。つまり、補正回路の出力電圧Voutをモニタ電圧Vinおよび補正電圧Vrefのみによって決定することができ、第1のグランドの電位VG1に依存しないようにすることができる。
したがって、第1および第2のグランド間の電位差の影響を受けないため、モニタ電圧の検出精度を高めることができる。
(請求項5に係る発明の効果)
式、(Vout=α・Vin+Vref)には、第1のグランドの電位VG1の項が存在しない。つまり、補正回路の出力電圧Voutをモニタ電圧Vinおよび補正電圧Vrefのみによって決定することができ、第1のグランドの電位VG1に依存しないようにすることができる。
したがって、第1および第2のグランド間の電位差の影響を受けないため、モニタ電圧の検出精度を高めることができる。
しかも、第2の回路は、補正回路から出力された電圧のデジタル値から補正電圧のデジタル値を減算することができるため、Vout=α・Vinとし、補正電圧Vrefの成分を除去することができる。
したがって、モニタ電圧の検出精度をより一層高めることができる。また、第1および第2のグランド間の電位差によって補正電圧が変動した場合であっても、その変動分が第2の回路においてリアルタイムでデジタル値に反映されるため、モニタ電圧の検出精度を高精度に維持することができる。
(請求項6に係る発明の効果)
第1の電源および第1のグランドに接続され、モニタ電圧を入力するバッファを備えるため、第1の回路が第2の回路に比べてハイインピーダンスの場合に第1および第2の回路間のインピーダンスを整合することができるので、モニタ電圧の検出精度を高めることができる。
(請求項7に係る発明の効果)
モニタ電圧のデジタル値から、第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差(補正電圧)のデジタル値を減算することができるため、その電位差に起因するモニタ電圧の誤差を補正することができる。
(請求項8に係る発明の効果)
第1の電源および第1のグランドに接続され、モニタ電圧を入力するバッファを備えるため、第1の回路が第2の回路に比べてハイインピーダンスの場合に第1および第2の回路間のインピーダンスを整合することができるので、モニタ電圧の検出精度を高めることができる。
〈第1実施形態〉
この発明に係る電圧モニタ回路の第1実施形態について図を参照して説明する。図1は、この実施形態の電圧モニタ回路を備えるシステムの回路図である。
(主要構成)
モニタ電圧出力回路40は、パワー制御系のモニタ対象1において発生した電圧Vmをモニタする。この実施形態では、モニタ電圧出力回路40は、電圧Vmを分圧するための分圧抵抗R5,R6を直列接続して構成されている。分圧抵抗R5,R6の中点に配置された端子T1に発生する電圧が、モニタ電圧Vinとして次段のパワー制御IC20に与えられる。また、モニタ電圧出力回路40は、第1の電源VDD1および第1のグランドG1に接続されている。
パワー制御IC(Integrated Circuit)20は、モニタ対象1を制御する。パワー制御IC20は、モニタ電圧出力回路40から出力されたモニタ電圧Vinを補正するモニタ電圧補正回路30を備える。モニタ電圧補正回路30は、第1の電源VDD1および第1のグランドG1と、第2の電源VDD2および第2のグランドG2とに接続されている。
デジタル制御IC10は、AD変換器12およびデータ処理部11を備える。AD変換器12は、モニタ電圧補正回路30からの出力電圧Voutをデジタル値(2値データ)に変換する。データ処理部11は、AD変換器12から出力されたデジタル値に対してさらに補正を行い、検出精度を高める処理などを行う。
また、デジタル制御IC10は、データ処理部11の処理結果に基づいて、パワー制御IC20へ制御信号を送出する。パワー制御IC20は、その制御信号に基いて、モニタ対象1を制御する。
たとえば、モニタ対象1は、車両に備えられたアクチュエータ(たとえば、電動パワーステアリング装置およびパワーウインドウ装置などに用いるモータ、電動パワーステアリング装置および燃料噴射装置などに用いるリニアソレノイドなど)である。また、パワー制御IC20およびデジタル制御IC10は、上記アクチュエータのフィードバック制御を行う。
たとえば、そのアクチュエータをPWM制御する場合は、モニタ電圧出力回路40は、アクチュエータに流れる電流をモニタ電圧Vinとして出力する。また、デジタル制御IC10は、AD変換器12により変換されたモニタ電圧Vinのデジタル値が、デジタル制御IC10の上位にあるECU(Electronic Control Unit)から出力された目標値となるようにPWM信号のデューティ比を計算し、その計算したデューティ比を示すデータをPWM信号をパワー制御IC20へ出力する。そして、パワー制御IC20は、入力したPWM信号に基いてアクチュエータを制御する。
(モニタ電圧補正回路)
次に、モニタ電圧補正回路30の回路構成について、それを示す図2を参照して説明する。
モニタ電圧補正回路30は、補正電圧出力回路31と、バッファ32と、オペアンプ33と、抵抗R1〜R4とを備える。補正電圧出力回路31は、第1のグランドG1および第2のグランドG2間に発生する可能性のある電位差を補正電圧Vrefとして出力する。たとえば、グランド間に発生する可能性のある電位差が±2Vである場合は、補正電圧Vrefとして2Vを出力する。
この実施形態では、補正電圧出力回路31は、直列接続された分圧抵抗R7,R8と、バッファ31aとを備える。分圧抵抗R7,R8は、第1の電源VDD1の電圧VDD1を分圧し、分圧抵抗R7,R8の中点に配置された端子T2に補正電圧Vrefを発生する。この補正電圧Vrefは、次段のバッファ31aの非反転入力端子に与えられる。バッファ31aは、デジタル制御IC10とのインピーダンスの整合を採るためのものであり、端子T2に発生した補正電圧Vrefを入力して増幅しないで出力する。この実施形態では、バッファ31aは、ボルテージフォロアを構成するオペアンプである。バッファ31aは、第1の電源VDD1および第1のグランドG1に接続されており、その出力端子は、AD変換器12に接続されている。
バッファ32は、デジタル制御IC10とのインピーダンスの整合を採るためのものであり、モニタ電圧Vinを入力して増幅しないで出力する。この実施形態では、バッファ32は、ボルテージフォロアを構成するオペアンプである。バッファ32は、第1の電源VDD1および第1のグランドG1に接続されており、その出力端子は、抵抗R2の一端に接続されている。
オペアンプ33の非反転入力端子には、抵抗R2の他端が接続されており、反転入力端子には、抵抗R4の他端が接続されている。抵抗R4の一端は、第1のグランドG1に接続されている。オペアンプ33の出力端子および反転入力端子間には、負帰還抵抗R3が接続されている。オペアンプ33の出力端子は、AD変換器12に接続されている。
また、バッファ31aの出力端子には、抵抗R1の一端が接続されており、抵抗R1の他端は抵抗R2の他端に接続されている。オペアンプ33は、第2の電源VDD2および第2のグランドG2に接続されている。オペアンプ33は、抵抗R1の他端に発生する電圧および抵抗R2の他端に発生する電圧を加算し、その加算した電圧をAD変換器12へ出力する。
ここで、オペアンプ33の出力電圧Voutを求めるための計算式について説明する。なお、抵抗R1〜R4の各抵抗値をR1〜R4、第1のグランドG1の電位をVG1、バッファ31aから抵抗R1に流れる電流をI1、オペアンプ33の負帰還抵抗R3を流れる電流をI2とする。また、バッファ31a,32およびオペアンプ33には、それぞれオフセットが存在しないものとする。オペアンプ33の出力電圧Voutは、次の式(1)で表すことができる。
Vout=(R3+R4)I2+VG1 ・・・(1)
また、補正電圧Vrefは、次の式(2)で表すことができる。
Vref=(R1+R2)I1+Vin+VG1 ・・・(2)
上記の式(1)および式(2)より、次の式(3)を導くことができる。
Vout=(R2/R4)*((R3+R4)/(R1+R2))*(Vref−Vin−VG1)+((R3+R4)/R4)*Vin+VG1 ・・・(3)
ここで、R1:R2=1:2、R1=R3、R2=R4であるとすると、式(3)は、次の式(4)に変換される。
Vout=(1/2)*Vin+Vref ・・・(4)
上記の式(4)には、第1のグランドG1の電位VG1が存在しない。つまり、上記のモニタ電圧補正回路30を用いれば、抵抗R1〜R4の抵抗比を上記のように設定することにより、第1および第2のグランドG1,G2間の電位差に依存しない電圧を出力することができる。
また、抵抗R1〜R4の抵抗比および補正電圧Vrefは、第1および第2のグランドG1,G2間の相対電位差を何ボルト見込むかに応じて変更する。また、R1:R2の比率は、補正電圧Vrefおよび第1および第2のグランド間の相対電位差の見込み値の範囲内で任意に設定することができ、R1:R2の比率によってVinの係数(請求項4,5に記載のα)が変化する。
したがって、第1および第2のグランドG1,G2間に電位差が発生した場合であっても、モニタ電圧Vinのレンジが狭くなるおそれがない。
(AD変換器およびデータ処理部)
AD変換器12は、オペアンプ33の出力電圧Voutおよびバッファ31aから出力される補正電圧Vrefをそれぞれデジタル値(2値データ)に変換する。
データ処理部11は、AD変換器12から出力された各デジタル値を取込み、出力電圧Voutのデジタル値から、補正電圧Vrefのデジタル値を減算する処理を行う。
つまり、データ処理部11は、前記の式(4)の右辺からVrefを除去することと同等の処理を行う。このように、データ処理部11から出力されるデジタル値は、(1/2)*Vinに対応するデジタル値となり、モニタ電圧Vinのみに依存するデジタル値となる。
したがって、上記の電圧モニタ回路を使用すれば、補正電圧Vrefに依存しない出力電圧Voutのデジタル値を出力することができるため、モニタ電圧Vinの検出精度を高めることができる。また、補正電圧Vrefが変動した場合であっても、その変動が、AD変換器12にリアルタイムに反映されるため、モニタ電圧Vinの検出精度を高精度に維持することができる。
(第1変更例)
図3は、上記実施形態の電圧モニタ回路の第1変更例を示す回路図である。この電圧モニタ回路は、モニタ電圧補正回路30にバッファ32を備えていない点で上記実施形態の電圧モニタ回路と異なる。モニタ対象1(図1)がローインピーダンスであり、デジタル制御IC10とインピーダンスの整合を採れる場合は、この変更例の電圧モニタ回路のように、モニタ電圧補正回路30に設けるバッファ32を省略し、回路構成を簡易化することができる。
(第2変更例)
図4は、前記実施形態の電圧モニタ回路の第2変更例を示す回路図である。この電圧モニタ回路は、バッファ31aから出力される補正電圧VrefをAD変換器12へ出力しない構成となっている点で前記実施形態の電圧モニタ回路と異なる。この電圧モニタ回路では、補正電圧Vrefのデジタル値を予めレジスタなどの格納部に格納しておき、そのデジタル値をデータ処理部11において出力電圧Voutのデジタル値から減算する。この電圧モニタ回路を使用すれば、補正電圧Vrefの変動が小さい場合は、前記実施形態の電圧モニタ回路と同等の精度でモニタ電圧Vinを検出することができる。
(第3変更例)
図5は、上記第2変更例の変更例を示す回路図である。この電圧モニタ回路は、モニタ電圧補正回路30にバッファ32を備えていない点で上記第2変更例の電圧モニタ回路と異なる。モニタ対象1(図1)がローインピーダンスであり、デジタル制御IC10とインピーダンスの整合を採れる場合は、この変更例の電圧モニタ回路のように、モニタ電圧補正回路30に設けるバッファ32を省略し、回路構成を簡易化することができる。
〈第2実施形態〉
この発明に係る電圧モニタ回路の第2実施形態について図を参照して説明する。図6は、この実施形態に係る電圧モニタ回路の回路図である。この電圧モニタ回路の特徴は、デジタル制御IC10がモニタ電圧Vinを補正する点である。
バッファ31a,32の各出力端子は、それぞれAD変換器12に接続されている。AD変換器12は、バッファ32から出力されるモニタ電圧Vinおよびバッファ31aから出力される補正電圧Vrefをそれぞれデジタル値に変換する。データ処理部11は、AD変換器12から各デジタル値を取込み、モニタ電圧Vinを補正する。
次に、データ処理部11に備えられたCPUが実行する処理の流れについて、それを示す図7のフローチャートを参照して説明する。
データ処理部11に備えられたCPUは、AD変換器12が変換した(モニタ電圧Vin−VG1)のデジタル値をデータD1に置換える(ステップ(以下、Sと略す)1)。続いて、CPUは、AD変換器12によるAD変換が終了したか否かを判定し(S2)、終了したと判定した場合は(S2:Yes)、AD変換器12が変換した(補正電圧Vref−VG1)のデジタル値をデータD2に置換える(S3)。
続いて、CPUは、AD変換器12によるAD変換が終了したか否かを判定し(S4)、終了したと判定した場合は(S4:Yes)、先のS1にて置換えたデータD1から、先のS3にて置換えたデータD2を減算し、その減算結果をデータD3に置換える演算を行う(S5)。続いて、CPUは、その演算が終了したか否かを判定し(S6)、終了したと判定した場合は(S6:Yes)、先のS5にて置換えたデータD3と期待値とを照合する(S7)。
そして、CPUは、データD3が期待値と一致するか否かを判定し(S8)、一致すると判定した場合は(S8:Yes)、先のS5にて置換えたデータD3を出力する(S9)。また、CPUは、データD3が期待値と一致しないと判定した場合は(S8:No)、先のS5にて置換えたデータD3と期待値との差に基いて、データD3を補正し(S10)、その補正したデータD3を出力する(S9)。
以上のように、第2実施形態に係る電圧モニタ回路を使用すれば、モニタ電圧Vinのデジタル値から、第1および第2のグランドG1,G2間に発生する可能性のある電位差(補正電圧Vref)のデジタル値を減算することができるため、その電位差に起因するモニタ電圧Vinの誤差を補正することができる。
(変更例)
モニタ対象1がローインピーダンスであり、デジタル制御IC10とインピーダンスの整合を採ることができる場合は、バッファ32を設けず、モニタ電圧Vinを直接AD変換器12に与えることもできる。
〈他の実施形態〉
図8は、この発明の他の実施形態を示す回路図である。同図に示すように、モニタ電圧補正回路30をデジタル制御IC10に配置することもできる。また、モニタ電圧補正回路30をパワー制御IC20およびデジタル制御IC10間に配置することもできる。これらの構成を採用した場合でも、前述の各実施形態および変更例における効果を奏することができる。
第1実施形態の電圧モニタ回路を備えるシステムの回路図である。 モニタ電圧補正回路30の回路図である。 第1実施形態の第1変更例を示す回路図である。 第1実施形態の第2変更例を示す回路図である。 第2変更例の変更例を示す回路図である。 第2実施形態に係る電圧モニタ回路の回路図である。 データ処理部11に備えられたCPUが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の他の実施形態を示す回路図である。 従来の回路構成をブロックで示す説明図である。
符号の説明
1・・モニタ対象、10・・デジタル制御IC(第2の回路)、
20・・パワー制御IC(第1の回路)、30・・モニタ電圧補正回路、
31・・補正電圧出力回路、32・・バッファ、33オペアンプ(補正回路)、
VDD1・・第1の電源、VDD2・・第2の電源、G1・・第1のグランド、
G2・・第2のグランド。

Claims (8)

  1. 第1の電源および第1のグランドに接続された第1の回路と、
    前記第1の電源と電源電圧の異なる第2の電源と前記第1のグランドと接地箇所の異なる第2のグランドとに接続され、前記第1の回路から出力されたモニタ電圧をデジタル値に変換する第2の回路と、
    を有するモニタ回路に備えられ、前記第1および第2のグランド間の電位差に起因する前記モニタ電圧の誤差を補正するモニタ電圧補正回路であって、
    前記第1の電源および第1のグランドに接続されており、前記第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差を補正電圧として出力する補正電圧出力回路と、
    前記第2の電源および第2のグランドに接続されており、前記モニタ電圧を前記補正電圧に基いて補正し、その補正した電圧を出力する補正回路と、を備えており、
    前記第2の回路は、前記補正回路から出力された電圧をデジタル値に変換することを特徴とするモニタ電圧補正回路。
  2. 前記第1の電源および第1のグランドに接続され、前記モニタ電圧を入力するバッファを備えており、
    前記補正回路は、
    前記バッファから出力されたモニタ電圧を前記補正電圧に基いて補正することを特徴とする請求項1に記載のモニタ電圧補正回路。
  3. 前記補正回路は、前記モニタ電圧および補正電圧を加算することにより、前記モニタ電圧を補正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のモニタ電圧補正回路。
  4. 一端が前記補正電圧出力回路の出力端子に接続された第1の抵抗と、
    一端が前記バッファの出力端子に、他端が前記補正回路の第1の入力端子にそれぞれ接続された第2の抵抗と、
    一端が前記補正回路の出力端子に、他端が前記補正回路の第2の入力端子にそれぞれ接続された第3の抵抗と、
    一端が前記第1のグランドに接続されており、他端が前記第3の抵抗の他端に接続された第4の抵抗とを備えており、
    前記第1の抵抗の他端が前記第2の抵抗の他端に接続されており、
    前記モニタ電圧をVin、前記補正電圧をVref、前記補正回路の出力電圧をVoutとした場合に、
    Vout=αVin+Vref
    が成立するように前記第1ないし第4の抵抗の抵抗値が設定されてなることを特徴とする請求項3に記載のモニタ電圧補正回路。
  5. 第1の電源および第1のグランドに接続された第1の回路から出力されたモニタ電圧をデジタル値に変換する第2の回路を有し、前記第2の回路が、前記第1の電源と電源電圧の異なる第2の電源と前記第1のグランドと接地箇所の異なる第2のグランドとに接続された電圧モニタ回路であって、
    前記第1の電源および第1のグランドに接続され、前記第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差を補正電圧として出力する補正電圧出力回路と、
    前記第2の電源および第2のグランドに接続され、前記モニタ電圧および前記補正電圧出力回路から出力された補正電圧を加算し、その加算した電圧を出力する補正回路と、
    一端が前記補正電圧出力回路の出力端子に接続された第1の抵抗と、
    一端が前記第1の回路の前記モニタ電圧を発生する端子に、他端が前記補正回路の第1の入力端子にそれぞれ接続された第2の抵抗と、
    一端が前記補正回路の出力端子に、他端が前記補正回路の第2の入力端子にそれぞれ接続された第3の抵抗と、
    一端が前記第1のグランドに接続されており、他端が前記第3の抵抗の他端に接続された第4の抵抗とを備えており、
    前記第1の抵抗の他端が前記第2の抵抗の他端に接続されており、
    前記モニタ電圧をVin、前記補正電圧をVref、前記補正回路の出力電圧をVoutとした場合に、
    Vout=α・Vin+Vref
    が成立するように前記第1ないし第4の抵抗の抵抗値が設定されており、
    前記第2の回路は、
    前記補正電圧出力回路から出力された補正電圧と、前記補正回路から出力された電圧とをそれぞれデジタル値に変換し、前記補正回路から出力された電圧のデジタル値から前記補正電圧のデジタル値を減算することを特徴とする電圧モニタ回路。
  6. 前記第1の電源および第1のグランドに接続され、前記モニタ電圧を入力するバッファを備えており、
    前記補正回路は、前記バッファから出力されたモニタ電圧および前記補正電圧出力回路から出力された補正電圧を加算し、
    前記第2の抵抗の一端が前記バッファの出力端子に接続されてなることを特徴とする請求項5に記載の電圧モニタ回路。
  7. 第1の電源および第1のグランドに接続された第1の回路から出力されたモニタ電圧をデジタル値に変換する第2の回路を有し、前記第2の回路が、前記第1の電源と電源電圧の異なる第2の電源と前記第1のグランドと接地箇所の異なる第2のグランドとに接続された電圧モニタ回路であって、
    前記第1の電源および第1のグランドに接続されており、前記第1および第2のグランド間に発生する可能性のある電位差を補正電圧として出力する補正電圧出力回路を備えており、
    前記第2の回路は、
    前記補正電圧およびモニタ電圧をそれぞれデジタル値に変換し、その変換したモニタ電圧のデジタル値から前記補正電圧のデジタル値を減算することを特徴とする電圧モニタ回路。
  8. 前記第1の電源および第1のグランドに接続され、前記モニタ電圧を入力するバッファを備えており、
    前記第2の回路は、
    前記補正電圧および前記バッファから出力されたモニタ電圧をそれぞれデジタル値に変換し、その変換したモニタ電圧のデジタル値から前記補正電圧のデジタル値を減算することを特徴とする請求項7に記載の電圧モニタ回路。
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