JP5050925B2 - 半導体受光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、製造が容易で、受光感度が高く、外部からバイアス電圧を印加することなく高速動作することができる半導体受光素子に関するものである。
光信号を受光して電流信号を得るためにフォトダイオード(PD)が用いられている。特に、高速で変調された光信号を受光して、高速で変調された電流信号を得るために、外部からPDに0.5V以上の逆バイアスを印加する必要がある。逆バイアスにより光吸収層が空乏化され、空乏層に電界がかかるため、電子と正孔を早く移動させることができる。また、空乏層が広がることにより、空乏層の厚みに反比例して電気容量が低下し、より高速動作が可能になる。
特開2000−164916号公報 特開昭63−127586号公報 特開昭64−59966号公報 特開平4−252080号公報 特開平4−230081号公報
光ファイバを伝搬してきた光信号をPDで光電変換して電気信号に変え、電力増幅器を介さないでそのまま電波として放出するアプリケーションがある。この場合、外部からPDに逆バイアスを印加するために給電ラインを設ける必要があった。ただし、外部から逆バイアス電圧を印加しなくとも高速動作するPDを用いれば、給電ラインを設ける必要はない。このような半導体受光素子として、2個のPDを積層し、一方のPDをバイアス発生に用いることが考えられる。
高速動作用としてではないが、2個以上のPDを積層する半導体受光素子が提案されている(例えば、特許文献1〜5参照)。特許文献1には、pinnip接合の半導体受光素子が記載されている。この半導体受光素子では、pin−PDとnip−PDで発生する逆方向の電流が打ち消し合うため、高速動作に適さない。
特許文献2〜5には、pin接合を繰り返し積層した半導体受光素子が記載されている。しかし、積層したpin接合とpin接合の真中にできるnp接合で直流電流の流れが阻害されるために、PDが動作しない。そこで、特許文献4では、pin接合とpin接合の間に、アモルファスシリコン、クロム、アルミニウム、ITOなどからなるオーミック層を挿入することが提案されている。しかし、光通信で用いられるInGaAsを吸収層とするpin−PDの積層構造の間に、上記のようなオーミック層を結晶成長することはできない。また、オーミック層を挿入できたとしても、オーミック層は光を通さず、抵抗が高いため、受光感度が低く、高速動作を実現することができない。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、製造が容易で、受光感度が高く、外部からバイアス電圧を印加することなく高速動作することができる半導体受光素子を得るものである。
本発明に係る半導体受光素子は、第1導電型の半導体基板と、半導体基板上に順番に形成された第1の光吸収層、第1の第2導電型半導体層、第1の第1導電型半導体層、第2の光吸収層及び第2の第2導電型半導体層と、第2の第2導電型半導体層に接続された第1の電極と、半導体基板に接続された第2の電極と、第1の第1導電型半導体層と第1の第2導電型半導体層を電気的に接続する第3の電極とを備え、前記第1の第1導電型半導体層と前記第1の第2導電型半導体層は接して形成され、第1の電極、第2の電極及び第3の電極はそれぞれ電気的に独立し、第3の電極は、受光領域の外側に形成され、外部との電気的接続が無く、外部からバイアス電圧が印加されない電極である。本発明のその他の特徴は以下に明らかにする。
本発明により、製造が容易で、受光感度が高く、外部からバイアス電圧を印加することなく高速動作することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体受光素子を示す断面図である。n型InP基板11(第1導電型の半導体基板)上に、アンドープ(低キャリア濃度)のInGaAs光吸収層12(第1の光吸収層)、p型InP層13(第1の第2導電型半導体層)、n型InP層14(第1の第1導電型半導体層)、アンドープ(低キャリア濃度)のInGaAs光吸収層15(第2の光吸収層)、アンドープ(低キャリア濃度)のn型InP層16が順番に形成されている。
光を受ける受光領域においてn型InP層16の一部に、亜鉛などのp型ドーパントを選択的に拡散したp型領域17(第2の第2導電型半導体層)が形成されている。このp型領域17にアノード(p側)電極18(第1の電極)が接続され、n型InP基板11の下面にカソード(n側)電極19(第2の電極)が接続されている。n型InP層16上に、反射防止膜と表面保護膜を兼ねたSiNなどの絶縁膜20が形成されている。
n型InP層16からn型InP基板11に到達するまで溝21が形成されている。この溝21は絶縁膜20で覆われている。光信号を受光する受光領域の外側において、n型InP層16からn型InP層14まで溝22が形成されている。溝22の底部において、金属電極23(第3の電極)がn型InP層14とp型InP層13を電気的に接続している(オーミック接合部24)。アノード電極18、カソード電極19及び金属電極23は、直接に繋がっておらず、電気的に独立している。
図2は、図1の半導体受光素子の等価回路を示す図である。上部PDと下部PDが直列に接続されている。上部PDは、p型領域17、InGaAs光吸収層15及びn型InP層14からなり、下部PDは、p型InP層13、InGaAs光吸収層12及びn型InP基板11からなる。
光が上部PDに入射するとInGaAs光吸収層15で吸収される。吸収されずに透過した光は下部PDのInGaAs光吸収層12で吸収されて電流を発生する。下部PDで発生した電流により、InGaAs光吸収層12のビルトインポテンシャルに相当する+0.75Vの起電力を発生する。下部PDから発生する光電流が上部PDで発生する光電流より大きい場合、オーミック接合部24が+0.75Vとなる。従って、上部PDに0.75Vの逆バイアス電圧が印加されて空乏層が広がるため、高速動作することができる。また、下部PDが上部PDにバイアス電圧を印加するDC電源用PDとして機能するため、外部からバイアス電圧を印加する必要が無い。
オーミック接合部24では、pin−金属−pin接合となるため、直流電流が流れ易い。ただし、オーミック接合部24を経由する電流パスは抵抗が高いため、高速動作には適さない。一方、n型InP層14とp型InP層13からなるnp接合は、電気容量が大きいコンデンサに相当し、直流電流は流れないが、高周波電流は容易に流れる。このため、高周波電流はnp接合を流れ、直流電流は抵抗が高いオーミック接合部24を流れる。このように、高周波電流の経路と直流電流の経路を分けたことで高速動作することができる。
また、金属電極23は受光領域の外側に形成され、入射した光を遮らないため、高い受光感度を得ることができる。さらに、従来のようなオーミック層の結晶成長は困難であったが、金属電極23の形成は簡単である。
また、DC電源用の下部PDは、高周波の光信号入射時に変調信号電流を発生しないように、電気容量が大きいことが必要である。そこで、下部PDのpn接合径が高速動作用の上部PDより大きくなるように、上部PDのp型領域17の面積を下部PDのp型InP層13の面積よりも小さくすることが望ましい。または、金属電極23の面積を大きくして電極容量を増やすことが望ましい。
本実施の形態の半導体受光素子を動作条件によらず無バイアスで動作させるためには、常に下部PDの発生電流が上部PDの発生電流よりも多いことが必要である。そこで、上部PDと下部PDの吸収層を同じ組成の半導体材料にしてバンドギャップを同じにする。なぜなら、吸収層のバンドギャップが異なると吸収係数の波長依存性や温度依存性も異なるため、入射波長や使用温度の変化により両者の発生電流のバランスが崩れて上部PDが高速動作しなくなるためである。
図3は、無バイアス電圧時の周波数応答特性の測定結果を示す図である。従来の10Gbps用PDでは、バイアス電圧を印加した時は10GHz以上の遮断周波数(−3dBになる周波数)が得られるが、無バイアス電圧時には1GHz程度の遮断周波数しか得られない。一方、実施の形態1のPDでは、約10GHzの遮断周波数が得られた。従って、外部からバイアス電圧を印加しなくても高速動作することができることが確認された。
図4は、量子効率の上部PDの吸収層の厚み依存性を示す図である。下部PDの光吸収層の厚みを3μmとした。上部PDの吸収層の厚みを増加させると、上部PDの量子効率は増加する。しかし、上部PDの吸収層厚みが増加すると光が遮られ、下部PDの量子効率は減少する。上部PDの量子効率が下部PDの量子効率より高いと、十分な電流を下部PDから上部PDに供給できなくなる。従って、上部PDの量子効率と下部PDの量子効率がほぼ一致し、かつ下部PDの量子効率が高くなるような上部PDの吸収層の厚み(1μm近傍)が最適値である。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2に係る半導体受光素子を示す断面図である。実施の形態1と異なる構成について説明する。
n型InP基板11とInGaAs光吸収層12の間に、n型InP基板11側から順番に、アンドープ(低キャリア濃度)のInGaAs光吸収層12´(第3の光吸収層)、p型InP層13´(第3の第2導電型半導体層)及びn型InP層14´(第2の第1導電型半導体層)が形成されている。
受光領域の外側において、n型InP層16からn型InP層14´まで溝22´が形成されている。溝22´の底部において、金属電極23´(第4の電極)がn型InP層14´とp型InP層13´を電気的に接続している(オーミック接合部24´)。アノード電極18、カソード電極19及び金属電極23,23´は、直接に繋がっておらず、電気的に独立している。
図6は、図5の半導体受光素子の等価回路を示す図である。上部PD、第1下部PD及び第2下部PDの3つのPDが直列に接続されている。上部PDは、p型領域17、InGaAs光吸収層15及びn型InP層14からなり、第1下部PDは、p型InP層13、InGaAs光吸収層12及びn型InP層14´からなり、第2下部PDは、p型InP層13´、InGaAs光吸収層12´及びn型InP基板11からなる。
光が上部PDに入射するとInGaAs光吸収層15で吸収される。吸収されずに透過した光は第1及び第2下部PDのInGaAs光吸収層12,12´で吸収されて電流を発生する。第1及び第2下部PDで発生した電流により、InGaAs光吸収層12,12´のビルトインポテンシャルの2倍に相当する1.5Vの起電力を発生する。第1及び第2下部PDから発生する光電流が上部PDで発生する光電流より大きい場合、オーミック接合部24が+1.5Vとなる。従って、本実施の形態の半導体受光素子は、実施の形態1の半導体受光素子よりも高いバイアス電圧を上部PDに印加することができる。その他、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る半導体受光素子を示す断面図である。p型InP層13(下部層)とn型InP層14の間にp型InGaAsPコンタクト層25(上部層)が設けられている。その他の構成は実施の形態1の構成と同じである。
溝22の底部において、金属電極23がn型InP層14とp型InGaAsPコンタクト層25を電気的に接続している(オーミック接合部24)。p型InGaAsPコンタクト層25は、p型InP層13よりも金属電極23との接触抵抗が小さい物質からなる。このため、金属電極23との接触抵抗を下げることができ、更なる高速動作が可能になる。また、p型InGaAsPコンタクト層25は、溝22を形成する際のエッチングストッパ層としても機能し、下部PDのp型InP層13のシート抵抗を下げる機能もある。
また、p型InGaAsPコンタクト層25は、バンドギャップがp型InP層13よりも小さいが入射光を吸収しない大きさの材料からなることが望ましい。InGaAsPの他に例えばAlGaInAsを用いてもよい。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4に係る半導体受光素子を示す断面図である。p型InGaAsPコンタクト層25とn型InP層14の間にアンドープ(低キャリア濃度)のInP層26(半導体層)を挿入している。その他の構成は実施の形態3の構成と同じである。
上部PDと下部PDを積層し、p型InGaAsPコンタクト層25とn型InP層14が接するとお互いのドーパントが相互拡散し混ざり合うという問題が発生する。これに対し、アンドープのInP層26をスペーサ層として挿入することで、この相互拡散を防止することができる。このスペーサ層の材料として、InPの他にInGaAsPやAlGaInAsを用いてもよい。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5に係る半導体受光素子を示す断面図である。n型InP層及びp型領域17の代わりにp型InP層27を形成している。その他の構成は実施の形態1の構成と同じである。即ち、実施の形態1の上部PDは選択拡散型PDであるが、本実施の形態5の上部PDはメサ型PDである。これにより実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
実施の形態6.
図10は、本発明の実施の形態6に係る半導体受光素子を示す断面図である。InGaAs光吸収層15の代わりに、アンドープ(低キャリア濃度)のInGaAsP光吸収層28(第2の光吸収層)を形成している。InGaAsP光吸収層28のバンドギャップは1.4μm波長であり、InGaAs光吸収層12のバンドギャップよりも大きい。その他の構成は実施の形態1の構成と同じである。
高周波信号として波長の短い光(例えば1.3μm波長)を入射し、下部PD用の光として波長の長い光(例えば1.55μm波長)を入射する。この下部PD用の光は、上部PDのInGaAsP光吸収層28では吸収されない。従って、上部PDの層厚を厚くして感度を増やしても、下部PD用の光を遮らない。
実施の形態7.
図11は、本発明の実施の形態7に係る半導体受光素子を示す断面図である。n型InP基板11の下面に反射防止膜29が形成されている。その他の構成は実施の形態1の構成と同じである。
この半導体受光素子はn型InP基板11の下面から光を入射する。この場合も外部からバイアス電圧を印加することなく上部PDを動かすことができる。下面から光を入射するとアノード電極18からの反射光により、上部PDの感度を高めることができる。
実施の形態8.
図12は、本発明の実施の形態8に係る半導体受光素子を示す断面図である。半導体受光素子を台座31上に搭載している。電極金属23とチップコンデンサ32(コンデンサ)はワイヤ33により接続されている。即ち、カソード電極19と金属電極23の間にチップコンデンサ32が接続されている。その他の構成は実施の形態1の構成と同じである。
このようにDC電源用の下部PDにコンデンサを並列接続することにより、入力光量が変動しても高速動作用の上部PDに電流を安定に供給することができる。
実施の形態9.
図13は、本発明の実施の形態9に係る半導体受光素子を示す断面図である。溝21,22の片側が削除されて、半導体積層構造が台形状に形成されている。その他の構成は実施の形態1の構成と同じである。これにより、細い溝がなくなるため、加工が容易になる。
実施の形態10.
図14は、本発明の実施の形態10に係る半導体受光素子を示す断面図である。チップ端面に形成した反射防止膜34が形成されている。その他の構成は実施の形態1の構成と同じである。
このように光をチップ端面から入射する導波路型PDとすると、光の入射位置を変えることにより、上部PDに結合する光量と下部PDに結合する光の量を調整することができる。従って、DC電源用の下部PDの発電量を最適な値に調整することができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体受光素子を示す断面図である。 図1の半導体受光素子の等価回路を示す図である。 無バイアス電圧時の周波数応答特性の測定結果を示す図である。 量子効率の上部PDの吸収層の厚み依存性を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体受光素子を示す断面図である。 図5の半導体受光素子の等価回路を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体受光素子を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体受光素子を示す断面図である。 本発明の実施の形態5に係る半導体受光素子を示す断面図である。 本発明の実施の形態6に係る半導体受光素子を示す断面図である。 本発明の実施の形態7に係る半導体受光素子を示す断面図である。 本発明の実施の形態8に係る半導体受光素子を示す断面図である。 本発明の実施の形態9に係る半導体受光素子を示す断面図である 本発明の実施の形態10に係る半導体受光素子を示す断面図である。
符号の説明
11 n型InP基板(第1導電型の半導体基板)
12 InGaAs光吸収層(第1の光吸収層)
12´ InGaAs光吸収層(第3の光吸収層)
13 p型InP層(第1の第2導電型半導体層、下部層)
13´ p型InP層(第3の第2導電型半導体層)
14 n型InP層(第1の第1導電型半導体層)
14´ n型InP層(第2の第1導電型半導体層)
15 InGaAs光吸収層(第2の光吸収層)
17 p型領域(第2の第2導電型半導体層)
18 アノード電極(第1の電極)
19 カソード電極(第2の電極)
23 金属電極(第3の電極)
23´ 金属電極(第4の電極)
25 p型InGaAsPコンタクト層(上部層)
26 InP層(半導体層)
28 InGaAsP光吸収層(第2の光吸収層)
32 チップコンデンサ(コンデンサ)

Claims (8)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板上に順番に形成された第1の光吸収層、第1の第2導電型半導体層、第1の第1導電型半導体層、第2の光吸収層及び第2の第2導電型半導体層と、
    前記第2の第2導電型半導体層に接続された第1の電極と、
    前記半導体基板に接続された第2の電極と、
    前記第1の第1導電型半導体層と前記第1の第2導電型半導体層を電気的に接続する第3の電極とを備え、
    前記第1の第1導電型半導体層と前記第1の第2導電型半導体層は接して形成され、
    前記第3の電極は、光信号を受光する受光領域の外側に形成され、外部との電気的接続が無く、外部からバイアス電圧が印加されない電極であることを特徴とする半導体受光素子。
  2. 前記第2の第2導電型半導体層の面積は、前記第1の第2導電型半導体層の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
  3. 前記第1の光吸収層と前記第2の光吸収層はバンドギャップが同じであることを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
  4. 前記半導体基板と前記第1の光吸収層の間に、前記半導体基板側から順番に形成された第3の光吸収層、第3の第2導電型半導体層及び第2の第1導電型半導体層と、
    前記第2の第1導電型半導体層と前記第3の第2導電型半導体層を電気的に接続する第4の電極とを更に備え、
    前記第2の第1導電型半導体層と前記第3の第2導電型半導体層は接して形成され、
    前記第4の電極は、前記受光領域の外側に形成され、外部との電気的接続が無く、外部からバイアス電圧が印加されない電極であることを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
  5. 前記第1の第2導電型半導体層は、下部層と、前記第3の電極に接続された上部層とを有し、
    前記上部層は前記下部層よりも前記第3の電極との接触抵抗が小さい物質からなることを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
  6. 前記第1の第2導電型半導体層と前記第1の第1導電型半導体層の間に、前記第1の第2導電型半導体層と前記第1の第1導電型半導体層よりもキャリア濃度の低い半導体層を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
  7. 前記第2の光吸収層のバンドギャップは、前記第1の光吸収層のバンドギャップよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
  8. 前記第3の電極と前記第2の電極の間に接続されたコンデンサを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体受光素子。
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