JP2980993B2 - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Photovoltaic Devices (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光電変換層が複数重
ね合わされてなる所謂タンデムタイプの光電変換装置に
関する。
ね合わされてなる所謂タンデムタイプの光電変換装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】タンデムタイプの光電変換装置として、
発明者らは、図5に示す如く、L≦1/α(λ)となる
波長の光を光電変換する半導体薄膜を有する光電変換層
複数が重ね合わされてなるタンデムタイプの光電変換装
置を先に提案した(特願平1−044123号)。
発明者らは、図5に示す如く、L≦1/α(λ)となる
波長の光を光電変換する半導体薄膜を有する光電変換層
複数が重ね合わされてなるタンデムタイプの光電変換装
置を先に提案した(特願平1−044123号)。
【0003】図5の光電変換装置では、絶縁基板50の
表面に、例えば、Ni−CrやAl等の下電極51が形
成されており、その上に、アモルファスシリコン(a−
Si)等からなるL≦1/α(λ)の関係を満たす半導
体薄膜を有する光電変換層52、53、54が積層され
ている。すなわち、各光電変換層52〜54において
は、第1導電型不純物半導体層(例えばp層)61、比
較的価電子制御不純物濃度の少ない半導体層(例えばi
層:この発明の光電変換を行う半導体薄膜)62、およ
び、第2(逆)導電型不純物半導体層(例えばn層)6
3がこの順序で積層されているのである。最も上の第3
の光電変換層54の表面には、In2 O3等の透明電極
55が形成されている。
表面に、例えば、Ni−CrやAl等の下電極51が形
成されており、その上に、アモルファスシリコン(a−
Si)等からなるL≦1/α(λ)の関係を満たす半導
体薄膜を有する光電変換層52、53、54が積層され
ている。すなわち、各光電変換層52〜54において
は、第1導電型不純物半導体層(例えばp層)61、比
較的価電子制御不純物濃度の少ない半導体層(例えばi
層:この発明の光電変換を行う半導体薄膜)62、およ
び、第2(逆)導電型不純物半導体層(例えばn層)6
3がこの順序で積層されているのである。最も上の第3
の光電変換層54の表面には、In2 O3等の透明電極
55が形成されている。
【0004】この光電変換装置は、キャリア収集長Lに
起因する光電変換率の低下や接続ロス、デッドスペース
等の不都合が解消されるため、光電変換率が比較的よ
く、設計面での自由度が広く、しかも、光劣化し難くて
信頼性も高いといった利点を有する。
起因する光電変換率の低下や接続ロス、デッドスペース
等の不都合が解消されるため、光電変換率が比較的よ
く、設計面での自由度が広く、しかも、光劣化し難くて
信頼性も高いといった利点を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5の光電変換装置
は、多くの利点を有するのであるが、光電変換率につい
ては十分に改善されているとは言いがたい。この光電変
換装置は、p層ないしn層の不純物濃度が余り高くない
(ドーピングガスがシランガスの流量の0.25%程
度)ため、図4に破線で示すようにI−V特性に屈曲歪
みGを生じており、その分、光電変換率が悪くなる。こ
れは、各光電変換層52〜54間は整流性コンタクトに
なっており、図9の等価回路図にみるように、各光電変
換層52〜54の間に寄生ダイオードDが介在した状態
になっているからである。図5の光電変換装置の半導体
層構成説明図である図6と対応させてあらわしたエネル
ギーバンド説明図を図7に示す。このエネルギーバンド
説明図にみるように、pn接合のところではトンネル効
果による電子・正孔対の再結合が起こらないのである。
は、多くの利点を有するのであるが、光電変換率につい
ては十分に改善されているとは言いがたい。この光電変
換装置は、p層ないしn層の不純物濃度が余り高くない
(ドーピングガスがシランガスの流量の0.25%程
度)ため、図4に破線で示すようにI−V特性に屈曲歪
みGを生じており、その分、光電変換率が悪くなる。こ
れは、各光電変換層52〜54間は整流性コンタクトに
なっており、図9の等価回路図にみるように、各光電変
換層52〜54の間に寄生ダイオードDが介在した状態
になっているからである。図5の光電変換装置の半導体
層構成説明図である図6と対応させてあらわしたエネル
ギーバンド説明図を図7に示す。このエネルギーバンド
説明図にみるように、pn接合のところではトンネル効
果による電子・正孔対の再結合が起こらないのである。
【0006】隣接するp層、n層の両方の不純物濃度を
高くすれば、図8のエネルギーバンド説明図にみるよう
に、pn接合のところでトンネル効果による電子・正孔
対の再結合が起こるため整流性コンタクトは解消できる
が、しかし、この場合には、i層以外の半導体層で吸収
される無効光吸収量が増えて光電変換率の改善が出来な
いばかりか、以下のような不都合も生じる。
高くすれば、図8のエネルギーバンド説明図にみるよう
に、pn接合のところでトンネル効果による電子・正孔
対の再結合が起こるため整流性コンタクトは解消できる
が、しかし、この場合には、i層以外の半導体層で吸収
される無効光吸収量が増えて光電変換率の改善が出来な
いばかりか、以下のような不都合も生じる。
【0007】光電変換層52〜54を形成のために、必
要な半導体膜を全て積層してから湿式エッチングにより
所定のパターンにするフォトリソグラフィ工程を経るの
であるが、不純物高濃度p層は他の半導体層に比べエッ
チングされ難く、図10(a)にみるように、光電変換
層52〜54側面に不純物高濃度p層が突出する事態が
生じ、続いて形成する透明電極55が、図10(b)に
みるように、途切れがちで信頼性が薄くなってしまうの
である。
要な半導体膜を全て積層してから湿式エッチングにより
所定のパターンにするフォトリソグラフィ工程を経るの
であるが、不純物高濃度p層は他の半導体層に比べエッ
チングされ難く、図10(a)にみるように、光電変換
層52〜54側面に不純物高濃度p層が突出する事態が
生じ、続いて形成する透明電極55が、図10(b)に
みるように、途切れがちで信頼性が薄くなってしまうの
である。
【0008】この発明は、上記の事情に鑑み、上記光電
変換装置において、信頼性を低下させずに各光電変換層
間の整流性コンタクトを解消し光電変換率を十分に改善
することを課題とする。
変換装置において、信頼性を低下させずに各光電変換層
間の整流性コンタクトを解消し光電変換率を十分に改善
することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明にかかる光電変換装置では、L≦1/α
(λ)となる波長の光を光電変換する半導体薄膜を有す
る光電変換層複数が重ね合わされてなる構成において、
光電変換層の間に、禁止帯に多数のエネルギー準位を有
していて、注入される電子・正孔対の殆どを前記エネル
ギー準位に捕捉できる層を設けるようにしている。但
し、λ、α(λ)、Lは以下の通りである。
め、この発明にかかる光電変換装置では、L≦1/α
(λ)となる波長の光を光電変換する半導体薄膜を有す
る光電変換層複数が重ね合わされてなる構成において、
光電変換層の間に、禁止帯に多数のエネルギー準位を有
していて、注入される電子・正孔対の殆どを前記エネル
ギー準位に捕捉できる層を設けるようにしている。但
し、λ、α(λ)、Lは以下の通りである。
【0010】 λ・・・入射光の波長 α(λ)・・・波長λの光に対する半導体薄膜の吸収係
数 L・・・キャリア収集長上記捕捉層は、隣接する光電変換層同士の電気的接触を
オーミックのものとする機能がある。捕捉層の具体例と
しては、 水素未含有ないし水素含有量の少ないアモルフ
ァスシリコン(a−Si)層がある。
数 L・・・キャリア収集長上記捕捉層は、隣接する光電変換層同士の電気的接触を
オーミックのものとする機能がある。捕捉層の具体例と
しては、 水素未含有ないし水素含有量の少ないアモルフ
ァスシリコン(a−Si)層がある。
【0011】光電変換層としては、第1導電型不純物半
導体層(例えばp型a−Si層)、比較的価電子制御不
純物濃度の少ない半導体層(例えばi型a−Si層:こ
の発明の光電変換を行う半導体薄膜)、および、第2導
電型不純物半導体層(例えばn型a−Si層)がこの順
序で積層された光電池機能を有するpinタイプの光電
変換層が挙げられる。積層される光電変換層の数は、通
常、3以上、好ましくは、5以上である。
導体層(例えばp型a−Si層)、比較的価電子制御不
純物濃度の少ない半導体層(例えばi型a−Si層:こ
の発明の光電変換を行う半導体薄膜)、および、第2導
電型不純物半導体層(例えばn型a−Si層)がこの順
序で積層された光電池機能を有するpinタイプの光電
変換層が挙げられる。積層される光電変換層の数は、通
常、3以上、好ましくは、5以上である。
【0012】なお、各光電変換層の光電変換を行う半導
体薄膜であるi型a−Si層の厚みが全てキャリア収集
長L以下であったり、全i型a−Si層の合計膜厚dが
光電変換層の積層数をnとするときL<d<nLであっ
たり、光電変換層の積層数が1/〔α(λ)・L〕以上
であったりすれば、より高い光電変換率が達成可能とな
る。
体薄膜であるi型a−Si層の厚みが全てキャリア収集
長L以下であったり、全i型a−Si層の合計膜厚dが
光電変換層の積層数をnとするときL<d<nLであっ
たり、光電変換層の積層数が1/〔α(λ)・L〕以上
であったりすれば、より高い光電変換率が達成可能とな
る。
【0013】
【作用】この発明の光電変換装置では、複数の光電変換
層の各光電変換を行う半導体薄膜ひとつひとつは、L≦
1/α(λ)であっても、各半導体薄膜の厚みを薄くす
ることにより、キャリア収集長Lに起因する光電変換率
の低下を解消させられる。半導体薄膜の厚みが薄くて光
が透過しやすくなるが、透過した光はその下側の半導体
薄膜で吸収され光電変換に寄与する。また、厚みの薄い
半導体薄膜は光劣化し難く信頼性が高い。光電変換層が
複数あっても積層されたタンデム構造であるため、接続
ロスやデッドスペースが少ない。
層の各光電変換を行う半導体薄膜ひとつひとつは、L≦
1/α(λ)であっても、各半導体薄膜の厚みを薄くす
ることにより、キャリア収集長Lに起因する光電変換率
の低下を解消させられる。半導体薄膜の厚みが薄くて光
が透過しやすくなるが、透過した光はその下側の半導体
薄膜で吸収され光電変換に寄与する。また、厚みの薄い
半導体薄膜は光劣化し難く信頼性が高い。光電変換層が
複数あっても積層されたタンデム構造であるため、接続
ロスやデッドスペースが少ない。
【0014】さらに、この発明の光電変換装置の場合、
各光電変換層の間には、前記した捕捉層が設けられてい
るため、光電変換層に不純物濃度の高い半導体層を設け
ずとも、整流性コンタクトを解消して寄生ダイオードを
無くすることができる。したがって、図4の実線で示す
I−V特性曲線にみるように、屈曲歪みはなくなり、取
り出せる最大電力が増大し、光電変換率を十分に改善す
ることができると同時に電極が途切れたりせず信頼性は
低下しない。
各光電変換層の間には、前記した捕捉層が設けられてい
るため、光電変換層に不純物濃度の高い半導体層を設け
ずとも、整流性コンタクトを解消して寄生ダイオードを
無くすることができる。したがって、図4の実線で示す
I−V特性曲線にみるように、屈曲歪みはなくなり、取
り出せる最大電力が増大し、光電変換率を十分に改善す
ることができると同時に電極が途切れたりせず信頼性は
低下しない。
【0015】前記捕捉層が水素未含有ないし水素含有量
の少ないa−Si層の場合は、図3にみるように、禁止
帯に多数のエネルギー準位E1 ・・En ・・があって、
a−Si層に注入されてくる電子・正孔対がエネルギー
順位E1 ・・En ・・に捕獲されることにより前記機能
が確保されると考えられる。
の少ないa−Si層の場合は、図3にみるように、禁止
帯に多数のエネルギー準位E1 ・・En ・・があって、
a−Si層に注入されてくる電子・正孔対がエネルギー
順位E1 ・・En ・・に捕獲されることにより前記機能
が確保されると考えられる。
【0016】a−Siのオーミック層は、光電変換層が
a−Siからなるものの場合、光電変換層の形成の際に
同じ装置で前記捕捉層を連続して形成出来ると共に同じ
エッチャントでパターン化できるため、非常に製造が容
易になる。
a−Siからなるものの場合、光電変換層の形成の際に
同じ装置で前記捕捉層を連続して形成出来ると共に同じ
エッチャントでパターン化できるため、非常に製造が容
易になる。
【0017】
【実施例】以下、この発明にかかる光電変換装置の実施
例を説明する。図1は、この発明の光電変換装置の基本
構成例をあらわし、図2は、この光電変換装置の等価回
路をあらわす。光電変換装置1は、光電池機能を有する
a−Si系pinタイプの光電変換層2が5個(図1、
2では便宜上3つだけ示してある)、透明上電極4と下
電極5の間に設けられている。光は勿論、透明上電極4
側から入ってくる。各光電変換層2のi層は全てL≦1
/α(λ)となる波長の光を光電変換する半導体薄膜で
ある。光電変換層2におけるp、i、nの各半導体層の
厚みは、普通、i層が5000Å以下程度、n層および
p層がそれぞれi層の1/10の以下であって500Å
以下程度である。p層やn層としては、シランガスに
0.25〜1%以下程度の流量のドーピングガス(n型
の場合は例えばホスフィン、p型の場合は例えばジボラ
ン)を添加することで形成した不純物半導体層が挙げら
れる。
例を説明する。図1は、この発明の光電変換装置の基本
構成例をあらわし、図2は、この光電変換装置の等価回
路をあらわす。光電変換装置1は、光電池機能を有する
a−Si系pinタイプの光電変換層2が5個(図1、
2では便宜上3つだけ示してある)、透明上電極4と下
電極5の間に設けられている。光は勿論、透明上電極4
側から入ってくる。各光電変換層2のi層は全てL≦1
/α(λ)となる波長の光を光電変換する半導体薄膜で
ある。光電変換層2におけるp、i、nの各半導体層の
厚みは、普通、i層が5000Å以下程度、n層および
p層がそれぞれi層の1/10の以下であって500Å
以下程度である。p層やn層としては、シランガスに
0.25〜1%以下程度の流量のドーピングガス(n型
の場合は例えばホスフィン、p型の場合は例えばジボラ
ン)を添加することで形成した不純物半導体層が挙げら
れる。
【0018】そして、各光電変換層2の間には、捕捉層
3がそれぞれ設けられており、光電変換率が改善される
ことは前述の通りである。捕捉層3としては、水素未含
有ないし水素含有量の少ないa−Si層があり、真空蒸
着、スパッタ法、プラズマCVD法等により形成されて
いる。水素未含有ないし低含有量のa−Si層は、例え
ば、プラズマCVD法により水素補償無しのシランガス
を使って膜化することで形成できる。a−Si層は、n
型およびp型のいずれの導電型でもよく、i型でもよ
い。
3がそれぞれ設けられており、光電変換率が改善される
ことは前述の通りである。捕捉層3としては、水素未含
有ないし水素含有量の少ないa−Si層があり、真空蒸
着、スパッタ法、プラズマCVD法等により形成されて
いる。水素未含有ないし低含有量のa−Si層は、例え
ば、プラズマCVD法により水素補償無しのシランガス
を使って膜化することで形成できる。a−Si層は、n
型およびp型のいずれの導電型でもよく、i型でもよ
い。
【0019】この発明は、上記実施例に限らない。例え
ば、図1においてnとpが逆転したものが、他の実施例
として挙げられる。
ば、図1においてnとpが逆転したものが、他の実施例
として挙げられる。
【0020】
【発明の効果】前述したように、この発明の光電変換装
置は、各光電変換層間に前記捕捉層を設け整流性コンタ
クトを解消するようにしているため、光電変換率が十分
に改善されているとともに十分な信頼性を有する非常に
有用な装置となっている。前記捕捉層がa−Siからな
るものであれば、製造が容易となるという利点がある。
置は、各光電変換層間に前記捕捉層を設け整流性コンタ
クトを解消するようにしているため、光電変換率が十分
に改善されているとともに十分な信頼性を有する非常に
有用な装置となっている。前記捕捉層がa−Siからな
るものであれば、製造が容易となるという利点がある。
【図1】この発明の光電変換装置の構成例をあらわす断
面図である。
面図である。
【図2】図1の光電変換装置の等価回路図である。
【図3】図1の光電変換装置のエネルギーバンド説明図
である。
である。
【図4】この発明の光電変換装置および従来の光電変換
装置のI−V特性をあらわすグラフである。
装置のI−V特性をあらわすグラフである。
【図5】従来の光電変換装置の構成をあらわす断面図で
ある。
ある。
【図】従来の光電変換装置の半導体層構成の説明図であ
る。
る。
【図7】従来の光電変換装置の一例のエネルギーバンド
説明図である。
説明図である。
【図8】従来の光電変換装置の他の例のエネルギーバン
ド説明図である。
ド説明図である。
【図9】図5の光電変換装置の等価回路図である。
【図10】従来の光電変換装置の製造工程の説明図であ
る。
る。
1・・・光電変換装置 2・・・光電変換層 3・・・捕捉層 4・・・透明上電極 5・・・下電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−222582(JP,A) 特開 平2−292873(JP,A) 特開 昭64−77182(JP,A) 特開 昭61−32481(JP,A) 特開 平1−194370(JP,A) 特開 昭58−122783(JP,A) 実開 昭63−82959(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 31/10 H01L 31/04 - 31/078
Claims (2)
- 【請求項1】 L≦1/α(λ)となる波長の光を光電
変換する半導体薄膜を有する光電変換層複数が重ね合わ
されてなる光電変換装置において、光電変換層の間に、
禁止帯に多数のエネルギー準位を有していて、注入され
る電子・正孔対の殆どを前記エネルギー準位に捕捉でき
る層が設けられていることを特徴とする光電変換装置。 但し、λ・・・入射光の波長 α(λ)・・・波長λの光に対する半導体薄膜の吸収係
数 L・・・キャリア収集長 - 【請求項2】 前記捕捉層が、水素未含有ないし水素含
有量の少ないアモルファスシリコン層である請求項1記
載の光電変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008771A JP2980993B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3008771A JP2980993B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 光電変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04252080A JPH04252080A (ja) | 1992-09-08 |
JP2980993B2 true JP2980993B2 (ja) | 1999-11-22 |
Family
ID=11702159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3008771A Expired - Lifetime JP2980993B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2980993B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5050925B2 (ja) | 2008-02-28 | 2012-10-17 | 三菱電機株式会社 | 半導体受光素子 |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP3008771A patent/JP2980993B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04252080A (ja) | 1992-09-08 |
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