JP5049897B2 - 回転機の軸受装置 - Google Patents

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本発明は、発電機や発電電動機などの回転機の軸受装置に関するものであり、特に、水力発電プラントで用いられる縦軸型の回転機の軸受装置に関するものである。
図7は、従来の縦軸型の回転機に採用されている軸受装置の部分断面模式図である。
図7に示すように、従来の軸受装置600は、直立した主軸1の周囲に、主軸のランナ1aを摺動可能に径方向の外側から支持する案内軸受2と、案内軸受2を径方向の外側から固定保持して案内軸受2に加わる水平方向の荷重を支える軸受支持部材3と、案内軸受2とランナ1aとの摺動面を潤滑する潤滑油5を保持するように環状に設けられた軸受油槽4とが備えられている。なお、軸受油槽4の外側の側面と底面の外側の部分は、軸受支持部材3などが兼用されている。案内軸受2の下側半分ほどが浸漬するほどの量の潤滑油5が軸受油槽4には入れられる。
この軸受装置600において、主軸1が回転すると、ランナ1aの外表面付近の潤滑油5が、ランナ1aと共に回転し、ランナ1aと案内軸受2との隙間に流入する。これによりランナ1aと案内軸受2との間には油膜が形成され、主軸1のスムーズな回転が可能となる。
しかし、潤滑油5は、主軸1の回転により、主軸1を中心として渦状に回転する流れを形成する。この渦状の流れによって、潤滑油5には遠心力がはたらき、軸受油槽4の内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油5の流れを生じる。この半径方向の流れによって、潤滑油5は軸受油槽4の外径部へと寄せられ、潤滑油5は、静止時における水平な油面5aから、軸受油槽4の内径側が低下し、外径側が上昇した偏った油面5bとなる。
このように、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなると、主軸1と案内軸受2の摺動面は、油面低下によって十分に油膜を形成することができなくなり、油膜切れなどが発生し、軸受装置の潤滑性が低下するとの問題があった。
このような主軸の回転に誘われて発生する遠心力により、軸受油槽における内径側の潤滑油の油面が低下し、外径側の潤滑油の油面が上昇するとの問題を解決するものとして、軸受油槽の内径側から外径側への半径方向に向かって、軸受油槽の底面に略垂直に設けられた邪魔板と、ランナに相当するカラーの下端面と対面し、且つ近接して設けられた円環状の仕切板とを備えた立形回転機の軸受が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−017098号公報(第2頁、第5図)
特許文献1に記載の立形回転機の軸受では、邪魔板と仕切板とが、軸受油槽における内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油の流れに対して平行に設置されており、これらの邪魔板と仕切板では、軸受油槽における内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油の流れを抑制することはできず、潤滑油の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを、十分には解消できない。そのため、この潤滑油の内径側の油面低下に起因して、主軸と案内軸受との摺動面において油膜切れが発生する恐れが残るとの問題があった。
この発明の目的は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、軸受油槽内において潤滑油の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを抑制し、主軸のランナと案内軸受との摺動面に十分に潤滑油を供給できる信頼性の高い回転機の軸受装置を得ることである。
この発明に係わる回転機の軸受装置は、直立した主軸と、主軸のランナを径方向の外側から摺動可能に支持する案内軸受と、案内軸受を径方向の外側から固定保持する軸受支持部材と、案内軸受とランナとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持する主軸の周囲に設けられた環状の軸受潤滑剤槽と、案内軸受の下面側に周方向に設けられた主遮蔽板とを備え、主遮蔽板の径方向内側に、径方向に設けられた複数の副遮蔽板を備えたものである。
また、この発明に係わる別の回転機の軸受装置は、直立した主軸と、主軸のランナを径方向の外側から摺動可能に支持する案内軸受と、案内軸受を径方向の外側から固定保持する軸受支持部材と、案内軸受とランナとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持する主軸の周囲に設けられた環状の軸受潤滑剤槽と、案内軸受の下面側に周方向に設けられた主遮蔽板とを備え、主遮蔽板を、周方向に分割された複数の部材を所定の間隔で設けたものである。
この発明に係わる回転機の軸受装置は、直立した主軸と、主軸のランナを径方向の外側から摺動可能に支持する案内軸受と、案内軸受を径方向の外側から固定保持する軸受支持部材と、案内軸受とランナとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持する主軸の周囲に設けられた環状の軸受潤滑剤槽と、案内軸受の下面側に周方向に設けられた主遮蔽板とを備え、主遮蔽板の径方向内側に、径方向に設けられた複数の副遮蔽板を備えたものであるので、案内軸受の摺動部を潤滑に保持できる。
また、この発明に係わる別の回転機の軸受装置は、直立した主軸と、主軸のランナを径方向の外側から摺動可能に支持する案内軸受と、案内軸受を径方向の外側から固定保持する軸受支持部材と、案内軸受とランナとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持する主軸の周囲に設けられた環状の軸受潤滑剤槽と、案内軸受の下面側に周方向に設けられた主遮蔽板とを備え、主遮蔽板を、周方向に分割された複数の部材を所定の間隔で設けたものであるので、案内軸受の摺動部を潤滑に保持できる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。
図1に示すように、本実施の形態の回転機の軸受装置100は、直立した主軸1の周囲に、主軸のランナ1aを摺動可能に径方向の外側から支持する案内軸受2と、案内軸受2を径方向の外側から固定保持して案内軸受2に加わる水平方向の荷重を支える軸受支持部材3と、案内軸受2とランナ1aとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持するように環状に設けられた軸受潤滑剤槽である軸受油槽4とが備えられている。なお、軸受油槽4の外側の側面と底面の外側の部分は、軸受支持部材3などが兼用されている。この実施の形態では、潤滑剤として潤滑油5を使用する。案内軸受2の下側半分ほどが浸漬するほどの量の潤滑油5が軸受油槽4には入れられる。
本実施の形態の回転機の軸受装置100では、図1に示すように、案内軸受2の下面側に周方向に配置された環状の主遮蔽板6の内壁面が、軸受油槽4における内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油の流れ5cを受けるように立っている。そのため、主遮蔽板6は、主軸1の回転により生じる潤滑油5の渦状の流れに起因する半径方向の潤滑油5の流れ5cを妨げ、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを抑制できる。
それと、主遮蔽板6は、ランナ1aと案内軸受2との摺動部より外径側に設けられているので、軸受油槽4における内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油5の流れの方向を変えて、ランナ1aと案内軸受2との間の隙間に流入する潤滑油5の量を多くでき、案内軸受2の上方の摺動面への十分な潤滑油5の供給を可能にする。
本実施の形態の回転機の軸受装置100は、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを抑制できるとともに、ランナ1aと案内軸受2との隙間に流入する潤滑油5の量を多くできるので、案内軸受2の摺動部における油膜切れを防止でき、ランナ1aと案内軸受2との間に安定した油膜が形成され、主軸1のスムーズな回転が可能となる。
本実施の形態の回転機の軸受装置100は、潤滑剤に油が用いられた場合について説明したが、潤滑剤が他の流体であっても同様な効果を有する。
なお、潤滑剤が油でない場合も、潤滑剤が潤滑すべき箇所に行き渡らないことを油膜切れと呼ぶ。主遮蔽板は、環状ではなく多角形状でもよく、主軸の周囲を囲むように設けられていればよい。主遮蔽板は1個の部材でもよいし、複数の部材に分割されていてもよい。以上のことは、他の実施の形態にもあてはまる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。
図2に示すように、本実施の形態の回転機の軸受装置200は、案内軸受2の下面側に周方向に配置された主遮蔽板7が内径側に傾けて設けられている以外、実施の形態1の回転機の軸受装置100と同様である。
本実施の形態の回転機の軸受装置200は、内径側に傾けて設けられた主遮蔽板7の内壁面が、軸受油槽4における内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油の流れ5cを受けるように立っている。そして、主遮蔽板7は、その口径の大きい側が案内軸受2の下面側に接合され、口径の小さい側が軸受油槽4底面側に向いている。すなわち、図2に示される主遮蔽板7の断面から明らかなように、内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油の流れ5cを受ける主遮蔽板7の内壁面が、内径側に傾斜している。
そのため、本実施の形態の回転機の軸受装置200では、主遮蔽板7が、半径方向の潤滑油の流れ5cの角度を変え、図2に示すように、主遮蔽板7の内壁面の傾斜に沿った潤滑油の流れ5dを発生させる。この主遮蔽板7の内壁面の傾斜に沿った潤滑油の流れ5dにより、ランナ1aと案内軸受2との隙間方向への潤滑油5の流れをさらに増やし、ランナ1aと案内軸受2との隙間に流入する潤滑油5の量を多くできる。
本実施の形態の回転機の軸受装置200は、主遮蔽板7により、半径方向の潤滑油の流れ5cを妨げ、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを抑制できる。それと、主遮蔽板6の下部方向に潤滑油5漏れ流れが発生する実施の形態1の回転機の軸受装置100より、ランナ1aと案内軸受2との隙間に流入させる潤滑油5の量を多くでき、案内軸受2の上方の摺動面への潤滑油5の供給がさらに多くなり、案内軸受2の摺動部における油膜切れを防止する効果がさらに向上する。
実施の形態3.
図3は本発明の実施の形態3に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。
図4は本発明の実施の形態3に係わる回転機の軸受装置の、図3に示す断面模式図におけるA―A断面の模式図である。
図3と図4とに示すように、本実施の形態の回転機の軸受装置300は、主遮蔽板6の内側に、周方向に均等間隔で軸の中心に向かうように設けられた複数枚の副遮蔽板8を備えた以外、実施の形態1の回転機の軸受装置100と同様である。
本実施の形態の回転機の軸受装置300では、主遮蔽板6により半径方向の潤滑油の流れ5cを妨げるとともに、図4に示すように、副遮蔽板8が設けられたことにより、主軸1の回転により生じる潤滑油5の渦状の流れにおける、軸受油槽4の円周方向の潤滑油の流れ5eも妨げ、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを抑制する効果がいっそう向上する。
本実施の形態の回転機の軸受装置300では、ランナ1aと案内軸受2との隙間に流入する潤滑油5の量を多くできるとともに、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを抑制する効果が大きく、案内軸受2の上方の摺動面への潤滑油5の供給がさらに多くなり、案内軸受2の摺動部における油膜切れを防止する効果がさらに向上する。
本実施の形態では、副遮蔽板8を複数枚用いたが、その枚数は1枚でも良く、また、隣接する副遮蔽板8間に所定の間隔を確保できるなら、その枚数は限定されない。
また、本実施の形態では、副遮蔽板8は環状の主遮蔽板6に設けられているが、実施の形態2の回転機の軸受装置200に用いられた、内径側に傾けて設けられた主遮蔽板7に適用しても同様な効果が得られる。
実施の形態4.
図5は本発明の実施の形態4に係わる回転機の軸受装置に用いられる分割された複数の部材からなる主遮蔽板(a)と貫通穴が設けられた主遮蔽板(b)とを示す部分斜視模式図である。
図5(a)と図5(b)とに示すように、本実施の形態の回転機の軸受装置は、潤滑油の半径方向の流れ5cを妨げる主遮蔽板に、環状の主遮蔽板6に替えて、分割された複数の部材からなる主遮蔽板9、または、貫通穴が設けられた主遮蔽板10のいずれかを用いた以外、実施の形態1の回転機の軸受装置100と同様である。
実施の形態4の回転機の軸受装置における主遮蔽板9は、案内軸受2の下面側に周方向に配置され、且つ、周方向で分割された複数の部材を所定の間隔で設けて形成したものである。
また、実施の形態4の回転機の軸受装置における主遮蔽板10は、案内軸受2の下面側に周方向に配置された環状の主遮蔽板6の周壁部に、所定の間隔で所定の径の貫通穴を設けたものである。
一般に、縦軸型の回転機に採用されている軸受装置では、摺動部付近ではランナ1aの回転のエネルギ損失により油温が上昇する。本実施の形態の回転機の軸受装置では、主遮蔽板が、周方向に分割された複数の部材を所定の間隔で設けて形成したもの、あるいは環状の主遮蔽板6の周壁部に所定の間隔で所定の径の貫通穴を設けたものの、いずれかであるので、内周側の温められた潤滑油と外周側の冷たい潤滑油との入れ替わりが容易であり、外周側の冷たい潤滑油による冷却効果が大きく、案内軸受2の受摺動面付近の温められた潤滑油の温度と外周側の潤滑油の温度との差を小さくできる。
すなわち、本実施の形態の回転機の軸受装置は、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを大きく抑制でき、ランナ1aと案内軸受2との隙間に流入する潤滑油5の量を多くできるとともに、案内軸2の受摺動面付近の温められた潤滑油の温度と外周側の潤滑油の温度との差を小さくでき、案内軸受2の受摺動面付近の潤滑油5の粘度が低くなり過ぎるのを防ぎ、案内軸受2の摺動部における油膜切れを防止する効果が大きい。
本実施の形態にける主遮蔽板9は、環状の主遮蔽板6の周壁部を所定の間隔をあけて分割して形成した複数の遮蔽板片9aからなるものでもよく、あらかじめ形成した遮蔽板片9aの複数個を、案内軸受2の下面側に周方向に配置したものでもよい。また、遮蔽板片9aは平板であってもよい。
また、本実施の形態の主遮蔽板9または主遮蔽板10は、実施の形態2および実施の形態3のいずれの回転機の軸受装置の主遮蔽板にも適用でき、同様な効果が得られる。
実施の形態5.
図6は本発明の実施の形態5に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。
図6に示すように、本実施の形態の回転機の軸受装置500は、案内軸受2の下面側に主および副の遮蔽板を設けず、軸受油槽4内における案内軸受2の下面と軸受油槽4の底面との間に配管11を設置した以外、実施の形態1の回転機の軸受装置100と同様である。配管11としては、例えば、潤滑油5を冷却する配管などが挙げられる。
本実施の形態の回転機の軸受装置500では、配管11が、軸受油槽4内における案内軸受2の下面と軸受油槽4の底面との間に複数段で複数列配置されているので、配管11が、主軸1の回転により生じる渦状の流れに起因する半径方向の潤滑油の流れ5cを妨げ、遮蔽板を設けずとも、潤滑油5の内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを抑制できる。
それと、配管11は、ランナ1aと案内軸受2との摺動部より外径側に設けられているので、遮蔽板を設けずとも、軸受油槽4における内径側から外径側へ向かう半径方向の潤滑油5の流れの方向を変えて、ランナ1aと案内軸受2との隙間に流入する潤滑油5の量を多くできる。すなわち、案内軸受2の上方の摺動面へ十分な潤滑油5を供給できるので、案内軸受2の摺動部における油膜切れを防止でき、ランナ1aと案内軸受2との間に安定した油膜が形成され、主軸1のスムーズな回転が可能となる。
本実施の形態の回転機の軸受装置500は、潤滑剤に油が用いられた場合について説明したが、潤滑剤が他の流体であっても同様な効果を有する。
なお、潤滑剤が油でない場合も、潤滑剤が潤滑すべき箇所に行き渡らないことを油膜切れと呼ぶ。
本発明に係わる回転機の軸受装置は、内径側の油面高さが外径側の油面高さより低くなるのを大きく抑制するとともに、ランナと案内軸受との隙間に流入する潤滑油の量が多いので、案内軸受の摺動部における油膜切れが防止でき、高信頼性の縦軸型の回転機に用いることができる。
本発明の実施の形態1に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。 本発明の実施の形態2に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。 本発明の実施の形態3に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。 本発明の実施の形態3に係わる回転機の軸受装置の図3に示す断面模式図におけるA―A断面の模式図である。 本発明の実施の形態4に係わる回転機の軸受装置に用いられる分割された複数の部材からなる主遮蔽板(a)と貫通穴が設けられた主遮蔽板(b)とを示す部分斜視模式図である。 本発明の実施の形態5に係わる回転機の軸受装置の部分断面模式図である。 従来の縦軸型の回転機に採用されている軸受装置の部分断面模式図である。
符号の説明
1 主軸、1a ランナ、2 案内軸受、3 軸受支持部材、4 軸受油槽、
5 潤滑油、5a 水平な油面、5b 偏った油面、5c,5d,5e 潤滑油の流れ、
6 環状の主遮蔽板、7 内径側に傾けて設けられた主遮蔽板、8 副遮蔽板、
9 複数の部材からなる主遮蔽板、9a 遮蔽板片、
10 貫通穴が設けられた主遮蔽板、11 配管、
100,200,300,500,600 回転機の軸受装置。

Claims (8)

  1. 直立した主軸と、上記主軸のランナを径方向の外側から摺動可能に支持する案内軸受と、上記案内軸受を径方向の外側から固定保持する軸受支持部材と、上記案内軸受と上記ランナとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持する上記主軸の周囲に設けられた環状の軸受潤滑剤槽と、上記案内軸受の下面側に周方向に設けられた主遮蔽板とを備え、上記主遮蔽板の径方向内側に、径方向に設けられた複数の副遮蔽板を備えることを特徴とする回転機の軸受装置。
  2. 上記主遮蔽板を、内径側に傾けて設けることを特徴とする請求項1に記載の回転機の軸受装置。
  3. 上記主遮蔽板を、環状の1個の部材として設けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転機の軸受装置。
  4. 上記主遮蔽板に、所定の間隔で所定の径の貫通穴を設けることを特徴とする請求項3に記載の回転機の軸受装置。
  5. 上記主遮蔽板を、周方向に分割された複数の部材を所定の間隔で設けることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転機の軸受装置。
  6. 直立した主軸と、上記主軸のランナを径方向の外側から摺動可能に支持する案内軸受と、上記案内軸受を径方向の外側から固定保持する軸受支持部材と、上記案内軸受と上記ランナとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持する上記主軸の周囲に設けられた環状の軸受潤滑剤槽と、上記案内軸受の下面側に周方向に設けられた主遮蔽板とを備え、上記主遮蔽板を、周方向に分割された複数の部材を所定の間隔で設けることを特徴とする回転機の軸受装置。
  7. 上記主遮蔽板を、内径側に傾けて設けることを特徴とする請求項6に記載の回転機の軸受装置。
  8. 直立した主軸と、上記主軸のランナを径方向の外側から摺動可能に支持する案内軸受と、上記案内軸受を径方向の外側から固定保持する軸受支持部材と、上記案内軸受と上記ランナとの摺動面を潤滑する潤滑剤を保持する上記主軸の周囲に設けられた環状の軸受潤滑剤槽と、環状の1個の部材でなり、且つ上記案内軸受の下面側に周方向に上記軸受潤滑剤槽の底部と所定の間隔をあけて設けられた主遮蔽板とを備え、上記潤滑剤を上記軸受潤滑剤槽における内径側から外径側に流す所定の径の貫通穴を、上記主遮蔽板の周壁部に所定の間隔で設けることを特徴とする回転機の軸受装置。
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