JP5048870B2 - 燃料電池システム及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池装置から排出される排ガスに含まれる水分を貯えるタンクを備える燃料電池システム及びその運転方法に関するものである。
燃料電池は水素を含む燃料ガスと酸素を含む酸化剤ガスとの電気化学的反応により発電して水と熱を発生する装置である。燃料電池は燃料の持つ化学エネルギーを力学的エネルギーに変換することなく直接電気エネルギーとして取り出せるので発電効率が高い。
そして、燃料電池を備える燃料電池システムでは、発電時の燃料として用いられる燃料ガス(水素ガス)は一般的なインフラとして整備がされていないため、通常、水素生成装置を備えている。水素生成装置では、天然ガス等の原料ガスと水とが用いられる水蒸気改質反応により、水素を豊富に含む燃料ガスが生成される。水蒸気改質反応は、水素生成装置に内蔵されたバーナーにより加熱されて進行する。このバーナーでは、原料ガスや、燃料電池から排出される発電に用いられなかった燃料ガス(以下、オフガス)が供給されることで、燃焼が行われる。
そして、燃料電池本体から排出されるオフガスやバーナーから排出される燃焼排ガスから生成水を回収する回収水タンクを備える燃料電池発電装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。ここで、図18は、特許文献1に開示されている燃料電池発電装置の概略構成を示す模式図である。
図18に示すように、特許文献1に開示されている燃料電池発電装置201は、燃料電池本体202、バーナー203aを有する改質装置(水素生成器)203、反応空気ブロワ204、燃料予熱器205、排熱回収器206、生成水回収装置210を備えている。特許文献1に開示されている燃料電池発電装置201では、生成水回収装置210は、上部に排気口207aを有する排気塔207とその下部に連結された回収水タンク209から構成され、かつ、生成水回収装置210のオフガス配管接続部及び燃焼排ガス配管接続部より下方に、排気口207aから侵入する塵埃、異物を捕捉する略円筒状のフィルター208を着脱可能に配設する。
このような構成により、特許文献1に開示されている燃料電池発電装置201では、排気口207aより侵入した塵埃、異物がフィルター208により捕捉され、回収水中への混入を抑制することができる。
特開2008−176999号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている燃料電池発電装置201では、排気口207aが閉塞したような場合に、フィルター208の目詰まりの程度によっては、オフガスや燃焼排ガスを燃料電池発電装置201外に排出することができなくなる。そして、オフガス等を大気中に排出することができないため、バーナー203aでの燃焼の安定性が損なわれるおそれがある。最悪の場合には、燃料電池本体202や改質装置203の内圧が上昇により、これらの機器が破損するおそれがある。
そこで本発明は、前記従来の課題を解決するもので、排ガス流路の水タンクよりも下流側で排ガスの通流が阻害されたような場合(例えば、排ガス流路の排気口が閉塞された場合)に、水タンクの排水口から排ガスを排出することで、水素生成器または燃料電池の内圧上昇を抑制して、水素生成器や燃料電池の破損を抑制することができる燃料電池システム及びその運転方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を達成するために、本発明に係る燃料電池システムは、原料と酸素を含む酸化剤ガスとが供給されて発電が行われる燃料電池装置と、前記燃料電池装置から排気される排ガスを大気中に排出する排ガス流路と、前記排ガス中の水を貯えるように構成された水タンクと、を備える燃料電池システムであって、前記水タンクは、第1貯水部と、第2貯水部と、該水タンクの下部で前記第1貯水部と前記第2貯水部とを連通するように構成された連通部と、を有し、前記水タンクの第2貯水部には、前記連通部より上方に排水口が設けられ、前記排ガス流路は、前記水タンクの前記第1貯水部に接続され、前記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側が閉塞されていない場合には、前記排ガスは前記排ガス流路から大気中に排出され、前記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側が閉塞されている場合には、前記排ガスは前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出されるように構成されている。
これにより、例えば、排ガス流路の排気口が閉塞して、排ガスの通流が排ガス流路の水タンクよりも下流側で阻害されている場合であっても、排ガスは水タンクの排水口を介して大気中に排出することができる。このため、燃料電池装置の内圧上昇を抑制することができ、燃料電池装置の破損を抑制することができる。
また、本発明の燃料電池システムの運転方法は、原料と酸素を含む酸化剤ガスとが供給されて発電が行われる燃料電池装置と、前記燃料電池装置から排気される排ガスを大気中に排出する排ガス流路と、前記排ガス中の水を貯えるように構成された水タンクと、を備える燃料電池システムの運転方法であって、前記燃料電池システムは、前記水タンクの前記第1貯水部に設けられ、該第1貯水部の水位を検知する水位検知器と、をさらに備え、前記水タンクは、第1貯水部と、第2貯水部と、該水タンクの下部で前記第1貯水部と前記第2貯水部とを連通するように構成された連通部と、を有し、前記水タンクの第2貯水部には、前記連通部より上方に排水口が設けられ、前記排ガス流路は、前記水タンクの前記第1貯水部に接続され、前記排ガスの通流が前記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側で阻害されていない場合には、前記排ガスは前記排ガス流路から大気中に排出され、前記排ガスの通流が前記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側で阻害されている場合には、前記排ガスは前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出されるように構成され、前記排ガスが前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出される場合の水位である第1水位を前記水位検知器が検知した場合に、前記燃料電池装置の運転を停止する。
これにより、例えば、排ガス流路の排気口が閉塞して、排ガスの通流が排ガス流路の水タンクよりも下流側で阻害されている場合であっても、排ガスは水タンクの排水口を介して大気中に排出することができる。また、排ガスを水タンクの排水口を介して大気中に排出されると、燃料電池システムの運転を停止するため、燃料電池装置から排ガスの排出が停止される。このため、燃料電池装置の内圧上昇を抑制することができ、燃料電池装置の破損を抑制することができる。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の燃料電池システム及びその運転方法によれば、排気口が閉塞しても、排ガスは水タンクの排水口から排出できるため、水素生成器や燃料電池の内圧がその耐圧以上に加圧されることを抑制することが可能となる。このため、本発明の燃料電池システム及びその運転方法によれば、水素生成器や燃料電池の破損を抑制することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、図1に示す燃料電池システムにおける燃料電池の概略構成を示す模式図である。 図3は、図2に示す燃料電池におけるセルの概略構成を模式的に示す断面図である。 図4は、図1に示す燃料電池システムにおける水タンク周辺の概略構成を示す模式図である。 図5は、本実施の形態1における変形例1の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図6は、本実施の形態1における変形例2の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図7は、本実施の形態1における変形例3の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図8は、本実施の形態1における変形例4の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図9は、本発明の実施の形態2に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図10は、本発明の実施の形態3に係る燃料電池システムの水位判定動作を模式的に示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施の形態4に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図12は、本発明の実施の形態5に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図13は、本発明の実施の形態5に係る燃料電池システムにおける発電電力と原料流量の関係及び発電電力と第1原料流量の関係を示すグラフである。 図14は、本発明の実施の形態6に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図15は、本発明の実施の形態7に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図16は、本発明の実施の形態7に係る燃料電池システムにおける発電電力と酸化剤ガス流量の関係及び発電電力と第1酸化剤ガス流量の関係を示すグラフである。 図17は、本発明の実施の形態8に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。 図18は、特許文献1に開示されている燃料電池発電装置の概略構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一または相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するために必要となる構成要素のみを抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムは、原料と酸素を含む酸化剤ガスとが供給されて発電が行われる燃料電池装置と、燃料電池装置から排気される排ガスを大気中に排出する排ガス流路と、排ガス中の水を貯えるように構成された水タンクと、を備える燃料電池システムであって、水タンクは、第1貯水部と、第2貯水部と、該水タンクの下部で第1貯水部と第2貯水部とを連通するように構成された連通部と、を有し、水タンクの第2貯水部には、連通部より上方に排水口が設けられ、排ガス流路は、水タンクの第1貯水部に接続され、排ガスの通流が排ガス流路の水タンクよりも下流側で阻害されていない場合には、排ガスは排ガス流路から大気中に排出され、排ガスの通流が排ガス流路の水タンクよりも下流側で阻害されている場合には、排ガスは水タンクの排水口を介して大気中に排出されるように構成されている態様を例示するものである。
ここで、「燃料電池装置」とは、1以上のセルを有する燃料電池を有している機器をいう。「燃料電池装置」は、例えば、燃料電池が高分子電解質形燃料電池や間接内部改質型固体酸化物形燃料電池等である場合には、水素生成器をさらに有していてもよく、燃料電池が直接内部改質型固体酸化物形燃料電池である場合には、水素生成器を有していなくてもよい。
また、「排ガスの通流が排ガス流路の水タンクよりも下流側で阻害されている場合」とは、排ガス流路の流路抵抗が増加している場合をいい、排ガス流路の水タンクよりも下流側の流路(以下、下流側流路という)が完全に閉塞されている場合だけでなく、下流側流路の一部が閉塞されている場合も含む。したがって、「排ガスの通流が排ガス流路の水タンクよりも下流側で阻害されている場合」には、排ガスは水タンクの排水口を介して大気中に排出されるだけでなく、その一部が排ガス流路の下流端(排気口)から大気中に排出されてもよい。
「排ガスの通流が排ガス流路の水タンクよりも下流側で阻害されている場合」としては、例えば、排ガス流路の下流端や下流側流路が異物等により閉塞された場合や下流側流路で結露が生じて、水滴で流路が閉塞された場合が挙げられる。
また、本実施の形態1に係る燃料電池システムでは、排ガス流路は、一端が燃料電池装置に接続され、他端が水タンクの第1貯水部に接続されている第1流路と、一端が水タンクの第1貯水部に接続され、他端が大気に開放されている第2流路と、を有し、第2流路で排ガスの通流が阻害されている場合には、排ガスは水タンクの排水口を介して大気中に排出されるように構成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る燃料電池システムでは、第1貯水部と第2貯水部は、水タンクの内部空間を分けるように設けられた隔壁によって形成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る燃料電池システムでは、燃料電池装置は、燃料電池を有し、連通部の上端から排水口の下端までの高さに対応する水圧差が燃料電池の耐圧より小さくなるように、連通部及び排水口が水タンクに設けられていてもよい。
ここで、「燃料電池の耐圧」とは、燃料電池の破損を防止することが保証できる最大の圧力をいい、各マニホールドの内圧上昇により、ガスケットのシール性が損なわれる圧力及びセパレータが破損する圧力のうち、小さい方の圧力をいう。
また、本実施の形態1に係る燃料電池システムでは、燃料電池装置は、原料を改質して燃料ガスを生成する水素生成器を有し、連通部の上端から排水口の下端までの高さに対応する水圧差が水素生成器の耐圧より小さくなるように、連通部及び排水口が水タンクに設けられていてもよい。
ここで、「水素生成器の耐圧」とは、水素生成器の破損を防止することが保証できる最大の圧力をいう。
さらに、本実施の形態1に係る燃料電池システムでは、燃料電池装置に原料を供給する原料供給器と、燃料電池装置に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器と、を備え、連通部の上端から排水口の下端までの高さに対応する水圧差が原料供給器及び酸化剤ガス供給器の少なくとも一方の供給器の締切圧より小さくなるように、連通部及び排水口が水タンクに設けられていてもよい。
ここで、「締切圧」とは、原料供給器又は酸化剤ガス供給器の吐出する側を閉めた状態での最高圧力をいう。
[燃料電池システムの構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係る燃料電池システム1は、原料供給器4、燃料電池2と水素生成器3を有する燃料電池装置24、酸化剤ガス供給器10、燃焼排ガス熱交換器5、酸化剤排ガス熱交換器11、水タンク6、貯湯タンク14、及び筐体23を備えている。筐体23には、排気口7が設けられている。
なお、本実施の形態1においては、燃料電池装置24は、燃料電池2と水素生成器3を有する形態を採用したが、これに限定されない。燃料電池2が直接内部改質型固体酸化物形燃料電池である場合や水素ガスのインフラが整備されたような場合には、燃料電池装置24は水素生成器3を有しない形態を採用してもよい。
水素生成器3は、改質器(図示せず)と燃焼器3aを有している。燃焼器3aには、後述するオフ燃料ガス流路27を介して燃料電池2(正確には、燃料電池2の燃料ガス内部流路2a)が接続されている。これにより、燃焼器3aには、燃料電池2の燃料ガス内部流路2aからオフ燃料ガス等の可燃ガスが供給される。
また、燃焼器3aには、燃焼排ガス流路(排ガス流路;第3流路)8の上流端が接続されている。燃焼排ガス流路8の下流端は、排気口7に接続されている。燃焼排ガス流路8の途中には、燃焼排ガス熱交換器5が設けられている。また、燃焼排ガス流路8の燃焼排ガス熱交換器5よりも下流側の流路には、燃焼排ガス凝縮水流路(第4流路)9の上流端が接続されている。燃焼排ガス凝縮水流路9の下流端は、後述する水タンク6の第1貯水部17に接続されている。
燃焼排ガス熱交換器5は、燃焼排ガス流路8を通流する燃焼排ガスと温水循環経路15を通流する水と熱交換するように構成されている。燃焼排ガス熱交換器5としては、例えば、全熱交換器等の各種の熱交換器を用いることができる。
これにより、燃焼器3aでは、燃料ガス内部流路2aから供給された燃料ガス等の可燃ガスと、別途供給された燃焼用空気を燃焼して、燃焼排ガスが生成される。生成された燃焼排ガスは、改質器等を加熱した後に、燃焼排ガス流路8を通流して、排気口7から燃料電池システム1外に排出される。また、燃焼排ガス中に含まれる水分は、燃焼排ガス熱交換器5で水と熱交換することにより、水に凝縮する。凝縮した水は、燃焼排ガス凝縮水流路9を通流して、水タンク6に貯えられる。
水素生成器3には、原料供給流路25を介して原料供給器4が接続されている。原料供給器4は、水素生成器3に原料をその流量を調整しながら供給することができれば、どのような構成であってもよく、例えば、ブロワで構成されていてもよい。ここで、原料としては、メタンを主成分とする天然ガスやLPガス等を用いることができる。
水素生成器3の改質器は、改質触媒を有している。改質触媒としては、例えば、原料と水蒸気とから水素含有ガスを発生させる水蒸気改質反応を触媒することができれば、どの様な物質を使用してもよく、例えば、アルミナ等の触媒担体にルテニウム(Ru)を担持させたルテニウム系触媒や同様の触媒担体にニッケル(Ni)を担持させたニッケル系触媒等を使用することができる。
そして、改質器では、原料供給器4から供給された原料と別途供給された水蒸気(水)との改質反応により、水素含有ガスが生成される。生成された水素含有ガスは、燃料ガスとして、燃料ガス供給流路26を通流して、燃料電池2の燃料ガス内部流路2aに供給される。
なお、本実施の形態1においては、改質器で生成された水素含有ガスが、燃料ガスとして、燃料電池2に送出される構成としたが、これに限定されない。例えば、水素生成器3内に改質器より送出された水素含有ガス中の一酸化炭素を低減するための変成触媒(例えば、銅−亜鉛系触媒)を有する変成器や、酸化触媒(例えば、ルテニウム系触媒)や、メタン化触媒(例えば、ルテニウム系触媒)を有する一酸化炭素除去器が配置されていて、これらの機器を通過した後の水素含有ガスが燃料電池2に送出される構成であってもよい。
燃料電池2は、アノードとカソード(図3参照)を有していて、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路2aとカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路2bが設けられている。燃料電池2としては、高分子電解質形燃料電池や直接内部改質型固体酸化物形燃料電池や間接内部改質型固体酸化物形燃料電池等の各種の燃料電池を用いることができる。なお、燃料電池2の具体的な構成については、後述する。
燃料電池2の酸化剤ガス内部流路2bの上流端には、酸化剤ガス供給流路28を介して酸化剤ガス供給器10が接続されている。酸化剤ガス供給器10は、燃料電池2の酸化剤ガス内部流路2bに酸化剤ガス(空気)を供給するように構成されていれば、どのような形態であってもよい。酸化剤ガス供給器10としては、例えば、ブロワやシロッコファン等のファン類を用いることができる。
また、酸化剤ガス内部流路2bの下流端には、酸化剤排ガス流路(排ガス流路)12が接続されている。酸化剤排ガス流路12は、第1酸化剤排ガス流路(第1流路)12aと第2酸化剤排ガス流路(第2流路)12bを有している。第1酸化剤排ガス流路12aは、燃料電池2の酸化剤ガス内部流路2bと水タンク6の第1貯水部17を接続している。第2酸化剤排ガス流路12bは、水タンク6の第1貯水部17と排気口7を接続している。また、第1酸化剤排ガス流路12aの途中には、酸化剤排ガス熱交換器11が設けられている。
酸化剤排ガス熱交換器11は、第1酸化剤排ガス流路12aを通流する酸化剤排ガスと温水循環経路15を通流する水と熱交換するように構成されている。酸化剤排ガス熱交換器11としては、例えば、全熱交換器等の各種の熱交換器を用いることができる。
これにより、燃料電池2では、水素生成器3から燃料ガスが燃料ガス内部流路2aに供給され、酸化剤ガス供給器10から酸化剤ガス内部流路2bに酸化剤ガスが供給される。そして、燃料ガス内部流路2aに供給された燃料ガスが、燃料ガス内部流路2aを通流する間に、アノードに供給される。また、酸化剤ガス内部流路2bに供給された酸化剤ガスが、酸化剤ガス内部流路2bを通流する間に、カソードに供給される。アノードに供給された燃料ガスとカソードに供給された酸化剤ガスとが、反応して電気と熱が発生する。
なお、発生した電気は、図示されない電力調整器により、外部電力負荷(例えば、家庭の電気機器)に供給される。また、発生した熱は、図示されない熱媒体流路を通流する熱媒体が回収する。熱媒体が回収した熱は、例えば、温水循環経路15を通流する水を加熱するのに使用することができる。
燃料電池2で使用されなかった燃料ガスは、オフ燃料ガスとして、水素生成器3の燃焼器3aに供給される。また、燃料電池2で使用されなかった酸化剤ガス(以下、酸化剤排ガス)は、酸化剤排ガス流路12を通流して、燃料電池システム1外に排出される。酸化剤排ガス中に含まれる水分は、酸化剤排ガス熱交換器11で水と熱交換することにより、水に凝縮する。凝縮した水は、第1酸化剤排ガス流路12aを通流して、水タンク6に貯えられる。
貯湯タンク14は、ここでは、鉛直方向に延びるように形成されている。貯湯タンク14の下部には、温水循環経路15の上流端が接続されていて、その下流端は、貯湯タンク14の上部に接続されている。温水循環経路15は、その途中で2本に分岐して、その後、2本に分岐した流路が合流するように構成されている。温水循環経路15の2本に分岐した流路には、燃焼排ガス熱交換器5と酸化剤排ガス熱交換器11が、それぞれ設けられている。これにより、貯湯タンク14の下部にある低温の水が、温水循環経路15を通流して、燃焼排ガス熱交換器5等により加熱されて、温水として、貯湯タンク14の上部に供給される。
なお、本実施の形態1においては、温水循環経路15は、その途中で2本に分岐して、その後、2本に分岐した流路が合流するように構成したが、これに限定されない。温水循環経路15は、1本の経路で構成されていてもよい。この場合、温水循環経路15には、燃焼排ガス熱交換器5が酸化剤排ガス熱交換器11よりも上流側に設けられてもよく、酸化剤排ガス熱交換器11が燃焼排ガス熱交換器5よりも上流側に設けられてもよい。
[燃料電池の構成]
次に、図2及び図3を参照しながら、本実施の形態1に係る燃料電池システム1における燃料電池2の構成について説明する。
図2は、図1に示す燃料電池システムにおける燃料電池の概略構成を示す模式図である。なお、本実施の形態1においては、燃料電池2として、高分子電解質形燃料電池(以下、PEFC)を使用しており、以下の説明では、PEFCの構成を説明する。
図2に示すように、燃料電池2は、複数のセル61がその厚み方向に積層されたセル積層体60と、該セル積層体60の両端に配置された端板62、63と、セル積層体60と端板62、63をセル61の積層方向において締結する締結具(図示せず)と、を有する。また、端板62とセル積層体60の間には、絶縁板及び集電板(いずれも図示せず)が配置されていて、端板63とセル積層体60との間には、絶縁板及び集電板(いずれも図示せず)が配置されている。
セル積層体60には、セル61の積層方向に延びるように、燃料ガス供給マニホールド64、酸化剤ガス供給マニホールド66、燃料ガス排出マニホールド65、及び酸化剤ガス排出マニホールド67が設けられている。なお、燃料ガス供給マニホールド64には、燃料ガス供給流路26が接続されていて、燃料ガス排出マニホールド65には、オフ燃料ガス流路27が接続されている(図1参照)。また、酸化剤ガス供給マニホールド66には、酸化剤ガス供給流路28が接続されていて、酸化剤ガス排出マニホールド67には、酸化剤排ガス流路12が接続されている(図1参照)。
[セルの構成]
図3は、図2に示す燃料電池におけるセルの概略構成を模式的に示す断面図である。なお、図3においては、一部を省略している。
図3に示すように、セル61は、MEA(Membrane−Electrode−Assembly:膜−電極接合体)73と、ガスケット74と、アノードセパレータ75Aと、カソードセパレータ75Bと、を備えている。
MEA73は、水素イオンを選択的に輸送する高分子電解質膜71と、アノード72Aと、カソード72Bと、を有している。なお、高分子電解質膜71の周縁部には、燃料ガス供給マニホールド孔(図示せず)等の各マニホールド孔が厚み方向に貫通するように設けられている。アノード72Aは、高分子電解質膜71の一方の主面上に設けられ、カソード72Bは、高分子電解質膜71の他方の主面上に設けられている。
また、MEA73のアノード72A及びカソード72Bの周囲には、高分子電解質膜71を挟んで一対のフッ素ゴム製でドーナツ状のガスケット74が配設されている。これにより、燃料ガスや酸化剤ガスが電池外にリークされることが防止され、また、セル61内でこれらのガスが互いに混合されることが防止される。なお、ガスケット74の周縁部には、厚み方向の貫通孔からなる燃料ガス供給マニホールド孔(図示せず)等の各マニホールド孔が設けられている。
また、MEA73とガスケット74を挟むように、導電性のアノードセパレータ75Aとカソードセパレータ75Bが配設されている。これにより、MEA73が機械的に固定され、複数のセル61をその厚み方向に積層したときには、MEA73が電気的に接続される。なお、これらのセパレータ75A、75Bは、熱伝導性及び導電性に優れた金属、黒鉛、又は、黒鉛と樹脂を混合したものを使用することができ、例えば、カーボン粉末とバインダー(溶剤)との混合物を射出成形により作製したものやチタンやステンレス鋼製の板の表面に金メッキを施したものを使用することができる。
アノードセパレータ75Aのアノード72Aと接触する一方の主面(以下、内面という)には、燃料ガスが通流するための溝状の燃料ガス流路77が設けられている。同様に、カソードセパレータ75Bのカソード72Bと接触する一方の主面(以下、内面という)には、酸化剤ガスが通流するための溝状の酸化剤ガス流路78が設けられている。なお、アノードセパレータ75A及びカソードセパレータ75Bのそれぞれの周縁部には、燃料ガス供給マニホールド孔(図示せず)等の各マニホールド孔が厚み方向に貫通するように設けられている。また、燃料ガス流路77及び酸化剤ガス流路78の形状は任意であり、例えば、セル61の厚み方向から見て、サーペンタイン状に形成されていてもよく、ストレート形状に形成されていてもよい。
そして、このように形成されたセル61がその厚み方向に積層されることにより、セル積層体60が形成される。このとき、高分子電解質膜71等に設けられた燃料ガス供給マニホールド孔(図示せず)等の各マニホールド孔がつながって、燃料ガス供給マニホールド64等の各マニホールドが形成される(図2参照)。なお、燃料ガス供給マニホールド64、燃料ガス流路77、及び燃料ガス排出マニホールド65から燃料ガス内部流路2aが構成される。また、酸化剤ガス供給マニホールド66、酸化剤ガス流路78、酸化剤ガス排出マニホールド67から酸化剤ガス内部流路2bが構成される。
[水タンクの構成]
次に、本実施の形態1に係る燃料電池システム1における水タンク6の構成について、図1及び図4を参照しながら詳細に説明する。
図4は、図1に示す燃料電池システムにおける水タンク周辺の概略構成を示す模式図である。図4(a)は、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路(燃焼排ガス流路8の燃焼排ガス凝縮水流路9が接続されている部分よりも下流側の流路)及び酸化剤排ガス流路12の第2酸化剤排ガス流路12bが、閉塞されていない状態を示し、図4(b)〜(d)は、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が、閉塞されている状態を示す。
図4に示すように、本実施の形態1に係る燃料電池システム1の水タンク6は、第1貯水部17と、第2貯水部18と、該水タンク6の下部で第1貯水部17と第2貯水部18とを連通するように構成された連通部29を有している。具体的には、水タンク6には、その内部空間を分けるように隔壁16が設けられている。隔壁16は、水タンク6の天井面から下方に延びるように、かつ、水タンク6の底面と隙間を有するように、形成されている。そして、隔壁16と水タンク6の底面との間の空間が、連通部29を構成する。
また、水タンク6の第1貯水部17には、水供給流路30が接続されている。水供給流路30は、市水が通流するように構成されていて、その途中には、給水弁(水供給器)21が設けられている。給水弁21は、水供給流路30内の市水の通流を許可/阻止するように構成されている。給水弁21としては、開閉弁等の各種の弁を使用することができる。
さらに、水タンク6の第2貯水部18には、連通部29よりも上方に排水口20が設けられている。排水口20には、排水流路31の上流端が接続されていて、その下流端は、ホッパーにおいて、燃料電池システム1外(大気)に開放されており、かつ、一端が下水道につながっている下水管に接続されている。
水タンク6の第2貯水部18における排水口20が設けられる位置(高さ)は、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞された場合に、第1貯水部17内のガスが排水口20より大気中に排出されるときの第1貯水部17内の圧力が、燃料電池2の耐圧以下となるように設定されている。換言すると、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さH(図4(a)参照)に対応する水圧差が燃料電池2の耐圧よりも小さくなるように、排水口20及び隔壁16が水タンク6に設けられている。
ここで、「燃料電池2の耐圧」とは、燃料電池2の破損を防止することが保証できる最大の圧力をいい、各マニホールド(マニホールド孔)内に存在するガスの圧力により、ガスケット74のシール性が損なわれる圧力及びセパレータ75A、75Bが破損する圧力のうち、小さい方の圧力をいう。そして、高さH(mm)は、燃料電池2の耐圧をAkPaとした場合、1kPa=102mmHOであるため、A×102mmとなる。したがって、排水口20及び隔壁16は、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さHが、A×102mmよりも小さくなるように、水タンク6に配設されていることが好ましい。
なお、本実施の形態1においては、排水口20及び隔壁16は、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さHに対応する水圧差が燃料電池2の耐圧よりも小さくなるように水タンク6に配設されている形態を採用したが、これに限定されない。例えば、排水口20及び隔壁16は、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さHに対応する水圧差が水素生成器3の耐圧よりも小さくなるように水タンク6に配設されている形態を採用してもよい。また、例えば、排水口20及び隔壁16は、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さHに対応する水圧差が、燃料電池2の耐圧及び水素生成器3の耐圧のうち、小さい方の圧力よりも小さくなるように水タンク6に配設されている形態を採用してもよい。
さらに、例えば、排水口20及び隔壁16は、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さHに対応する水圧差が、原料供給器4及び酸化剤ガス供給器10の少なくとも一方の締結圧よりも小さくなるように、水タンク6に配設されている形態を採用してもよい。この場合、排水口20及び隔壁16は、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さHに対応する水圧差が、原料供給器4の締結圧及び酸化剤ガス供給器10の締結圧のうち、小さい方の圧力よりも小さくなるように水タンク6に配設されている形態を採用することが好ましく、燃料電池2の耐圧、水素生成器3の耐圧、原料供給器4の締結圧、及び酸化剤ガス供給器10の締結圧のうち、最も小さい圧力よりも小さくなるように水タンク6に配設されている形態を採用することがより好ましい。なお、本実施の形態1においては、排水口20及び隔壁16は、隔壁16の上端から排水口20の下端までの高さHに対応する水圧差が、燃料電池2の耐圧、水素生成器3の耐圧、原料供給器4の締結圧、及び酸化剤ガス供給器10の締結圧のうち、最も小さい圧力よりも小さくなるように水タンク6に配設されている形態を採用している。
これにより、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞された場合に、酸化剤排ガス流路12の第1酸化剤排ガス流路12aを通流する酸化剤排ガス及び燃焼排ガス流路8を通流する燃焼排ガスは、水タンク6の排水口20を介して、大気中に排出される。なお、燃焼排ガス流路8、第1酸化剤排ガス流路12a及び第2酸化剤排ガス流路12bは、圧力損失が大きくならないように、内径が充分に大きい配管が用いられている。
[燃料電池システムの動作]
次に、本実施の形態1に係る燃料電池システム1の動作について、図1を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されていない場合について説明する。
まず、水素生成器3に天然ガス、LPG等の原料が原料供給器4により供給される。水素生成器3では、供給された原料が水蒸気雰囲気化で水蒸気改質され、水素を多く含む燃料ガスが生成される。生成された燃料ガスは、燃料電池2のアノード72Aに供給される。また、燃料電池2のカソード72Bには、酸化剤ガス供給器10によって、空気が酸化剤ガスとして供給される。
燃料電池2では、このようにして供給された燃料ガスと酸化剤ガスとを用いて反応が行われ、電気と熱が発生する。発生した熱は、燃料電池2を通流する冷却水に回収される(図示せず)。
反応に利用されずに燃料電池2から排出された未反応の燃料ガスは、水素生成器3の燃焼器3aに供給され、燃焼に用いられる。燃焼器3aで生じる燃焼熱により水素生成器3の改質器等(図示せず)が加熱される。これにより、改質器を所定の温度に保った状態で水蒸気改質反応を行うことができる。
そして、燃焼器3aで生成された燃焼排ガスは、燃焼排ガス流路8に排出される。燃焼排ガス流路8に排出された燃焼排ガスは、燃焼排ガス熱交換器5で温水循環経路15を通流する水によって、燃焼排ガスの熱が回収される。これにより、燃焼排ガスが露点温度以下にまで冷却され、燃焼排ガス中の水分が凝縮される。凝縮された水は、燃焼排ガス凝縮水流路9を通流して、水タンク6に貯えられる。なお、燃焼排ガスの気体成分は、燃焼排ガス流路8を通流して、排気口7から燃料電池システム1外に放出される。
また、反応に利用されずに燃料電池2から排出された未反応の酸化剤排ガスは、酸化剤排ガス流路12(正確には、第1酸化剤排ガス流路12a)を通流して、酸化剤排ガス熱交換器11に送られる。酸化剤排ガス熱交換器11では、温水循環経路15を通流する水によって、酸化剤排ガスの熱が回収される。これにより、酸化剤排ガスが露点温度以下まで冷却され、それにより、酸化剤排ガス中の水分が凝縮される。凝縮された水は、第1酸化剤排ガス流路12aを通流して、水タンク6に貯えられる。また、酸化剤排ガスの気体成分は、第2酸化剤排ガス流路12bを通流して、排気口7から燃料電池システム1外に放出される。
[燃料電池システムの作用効果]
次に、本実施の形態1に係る燃料電池システム1の作用効果について、図1及び図4(b)〜(d)を参照しながら説明する。
図4(b)〜(d)に示すように、燃料電池システム1の運転中等に、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されたとする(図4(b)〜(d)では、排気口7が閉塞されている状態を示している)。排気口7が次第に閉塞すると、排気口7での燃焼排ガスと酸化剤排ガスの圧力損失が増加する。これに伴い、燃焼排ガス流路8及び第2酸化剤排ガス流路12b内の圧力が増加し、ひいては、水タンク6の第1貯水部17内の圧力が増加する。
図4(b)に示すように、第1貯水部17内の圧力増加に伴い、水タンク6の第1貯水部17の水位が低下する。一方、第2貯水部18の水位は、第1貯水部17の水位が低下した分だけ上昇する。図4(c)に示すように、第2貯水部18の水位が排水口20より高くなると、水タンク6内の水は、排水口20から排水流路31を通流して、燃料電池システム1外に排水される。
そして、図4(d)に示すように、排気口7がさらに閉塞すると、排気口7での燃焼排ガスと酸化剤排ガスの圧力損失はさらに増加する。このため、第1貯水部17の圧力がさらに増加し、水タンク6の第1貯水部17の水位はさらに低くなる。第1貯水部17の水位が隔壁16より低くなると、第1貯水部17内のガス(空気、酸化剤排ガス及び燃焼排ガスを含む)は、第2貯水部18に進入する。第2貯水部18に進入したガスは、第2貯水部18から排水口20を介して、排水流路31を通流して、燃料電池システム1外(大気中)に排出される。したがって、水タンク6の第1貯水部17内の圧力が、燃料電池2及び水素生成器3の耐圧のうち、小さい方の圧力以上になることが抑制される。
このように、本実施の形態1に係る燃料電池システム1では、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されても、第1貯水部17内の圧力が、燃料電池2の耐圧、水素生成器3の耐圧、原料供給器4の締結圧、及び酸化剤ガス供給器10の締結圧のうち、最も小さい圧力以上になることが抑制されるため、燃料電池2、水素生成器3、原料供給器4、及び酸化剤ガス供給器10の破損を抑制することができる。
なお、本実施の形態1においては、排ガス流路を酸化剤排ガス流路12と燃焼排ガス流路8及び燃焼排ガス凝縮水流路9で構成される形態を採用したが、これに限定されない。排ガス流路は、例えば、酸化剤排ガス流路12で構成されてもよく、燃焼排ガス流路8及び燃焼排ガス凝縮水流路9で構成されてもよい。
また、本実施の形態1においては、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞された場合に、燃料電池システム1の運転を継続してもよく、後述する実施の形態2のように、燃料電池システム1の運転を停止させてもよい。
[変形例1]
次に、本実施の形態1に係る燃料電池システム1の変形例について説明する。
図5は、本実施の形態1における変形例1の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図5に示すように、本実施の形態1における変形例1の燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、排ガス流路(燃焼排ガス流路8及び酸化剤排ガス流路12)の構成が異なる。具体的には、燃焼排ガス流路8は、第1燃焼排ガス流路(第1流路)8aと第2燃焼排ガス流路(第2流路)8bを有している。第1燃焼排ガス流路8aは、水素生成器3の燃焼器3aと水タンク6の第1貯水部17を接続している。第2燃焼排ガス流路8bは、水タンク6の第1貯水部17と排気口7を接続している。
また、酸化剤排ガス流路(第3流路)12は、燃料電池2の酸化剤ガス内部流路2bと排気口7を接続している。また、酸化剤排ガス流路12の酸化剤排ガス熱交換器11よりも下流側の流路には、酸化剤排ガス凝縮水流路(第4流路)13の上流端が接続されている。酸化剤排ガス凝縮水流路13の下流端は、水タンク6の第1貯水部17に接続されている。
このように構成された本変形例1の燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。
[変形例2]
図6は、本実施の形態1における変形例2の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図6に示すように、本実施の形態1における変形例2の燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、燃焼排ガス流路8の構成が異なる。具体的には、燃焼排ガス流路8は、第1燃焼排ガス流路(第1流路)8aと第2燃焼排ガス流路(第2流路)8bを有している。第1燃焼排ガス流路8aは、水素生成器3の燃焼器3aと水タンク6の第1貯水部17を接続している。第2燃焼排ガス流路8bは、水タンク6の第1貯水部17と排気口7を接続している。そして、本変形例2においては、第2燃焼排ガス流路8bを構成する配管が、第2酸化剤排ガス流路12bを兼用している。
このように構成された本変形例2の燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。なお、本変形例2においては、第2燃焼排ガス流路8bと第2酸化剤排ガス流路12bとを兼用する形態を採用したが、これに限定されず、第2燃焼排ガス流路8bと第2酸化剤排ガス流路12bを別々に設ける形態を採用してもよい。
[変形例3]
図7は、本実施の形態1における変形例3の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図7に示すように、本実施の形態1における変形例3の燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、酸化剤排ガス流路12の構成が異なる。具体的には、酸化剤排ガス流路(第3流路)12は、燃料電池2の酸化剤ガス内部流路2bと排気口7を接続している。また、酸化剤排ガス流路12の酸化剤排ガス熱交換器11よりも下流側の流路には、酸化剤排ガス凝縮水流路(第4流路)13の上流端が接続されている。酸化剤排ガス凝縮水流路13の下流端は、水タンク6の第1貯水部17に接続されている。
このように構成された本変形例3の燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。
[変形例4]
図8は、本実施の形態1における変形例4の燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図8に示すように、本実施の形態1における変形例4の燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、水タンク6の構成が異なる。具体的には、第1貯水部17と第2貯水部18が、それぞれ、独立したタンク(筐体)で構成されている。そして、第1貯水部17の下部と第2貯水部18の下部を連通するように、連通部29が設けられている。
このように構成された本変形例4の燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る燃料電池システムは、制御器と、水タンクの第1貯水部に設けられ、該第1貯水部の水位を検知する水位検知器と、をさらに備え、排ガスが水タンクの排水口を介して大気中に排出される場合の水位である第1水位を水位検知器が検知した場合に、制御器が燃料電池装置の運転を停止するように構成されている態様を例示するものである。
[燃料電池システムの構成]
図9は、本発明の実施の形態2に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図9に示すように、本発明の実施の形態2に係る燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、水位検知器19及び制御器22が設けられている点が異なる。具体的には、水位検知器19は、水タンク6の第1貯水部17内に設けられている。
水位検知器19は、第1貯水部17内部の水位を検知し、その検知した水位を制御器22に出力することができればどの様な形態であってもよい。水位検知器19としては、例えば、例えば、フロート式水位センサ、光学界面式水位センサ、超音波式水位センサ、電極式水位センサ、及び圧力式水位センサ等を用いることができる。
制御器22は、燃料電池システム1を構成する各機器を制御する機器であれば、どのような形態であってもよく、例えば、マイクロプロセッサ、CPU等に例示される演算処理部と、各制御動作を実行するためのプログラムを格納した、メモリ等から構成される記憶部を備えている。そして、制御器22は、演算処理部が、記憶部に格納された所定の制御プログラムを読み出し、これを実行することにより、これらの情報を処理し、かつ、これらの制御を含む燃料電池システム1に関する各種の制御を行う。
なお、制御器22は、単独の制御器で構成される形態だけでなく、複数の制御器が協働して、燃料電池システム1の制御を実行する制御器群で構成される形態であっても構わない。また、制御器22は、マイクロコントローラで構成されていてもよく、MPU、PLC(Programmable Logic Controller)、論理回路等によって構成されていてもよい。
そして、制御器22は、水位検知器19が検知する第1貯水部17の水位に基づいて、燃料電池システム1の制御を行う。具体的には、制御器22は、水位検知器19が第1水位を検知すると、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止させる。ここで、第1水位は、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞され、排ガスが水タンク6の排水口20を介して大気中に排出されるときの水位である。
例えば、燃料電池2の耐圧をAkPaとした場合、第1貯水部17の水位が排水口20からA×102mm下方に位置するときに、排水口20から排ガスが排出されると、燃料電池2の破損を抑制することができる。このため、制御器22は、水位検知器19が排水口20からA×102mm以下の水位を検知した場合に、燃料電池システム1を停止させることが好ましい。したがって、第1水位は、排水口20からA×102mm下方の位置以下、かつ、水タンク6の底面以上の間で任意に設定することができる。
このように構成された、本実施の形態2に係る燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態2に係る燃料電池システム1では、水位検知器19が第1水位を検知すると、制御器22が燃料電池システム1の運転を停止するように構成されているため、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されても、燃料電池2に耐圧以上の圧力がかかることが抑制される。このため、本実施の形態2に係る燃料電池システム1では、燃料電池2の破損を充分に抑制することができる。
なお、本実施の形態2においては、第1水位を燃料電池2の耐圧に基づいて規定したが、これに限定されない。例えば、第1水位は、水素生成器3の耐圧に基づいて規定してもよく、原料供給器4の締結圧に基づいて規定してもよく、酸化剤ガス供給器10の締結圧に基づいて規定してもよい。また、第1水位は、燃料電池2の耐圧、水素生成器3の耐圧、原料供給器4の締結圧、及び酸化剤ガス供給器10の締結圧のうち、最も小さい圧力に基づいて規定してもよい。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る燃料電池システムは、制御器と、水タンクの第1貯水部に設けられ、該第1貯水部の水位を検知する水位検知器と、水タンクの第1貯水部に水を供給するように構成された水供給器と、をさらに備え、制御器が、排ガスが水タンクの排水口を介して大気中に排出される場合の水位である第1水位よりも高く、かつ、第1貯水部の満水位よりも低い水位である第2水位を水位検知器が検知した場合に、水タンクの第1貯水部に水を供給するように水供給器を制御し、水供給器が第1貯水部に水を供給してから所定時間経過後に、水位検知器が第1水位を検知した場合に、燃料電池装置の運転を停止するように構成されている態様を例示するものである。
[燃料電池システムの動作]
本発明の実施の形態3に係る燃料電池システム1は、実施の形態2に係る燃料電池システム1の構成と同じであるため、その詳細な説明は省略する。また、本実施の形態3に係る燃料電池システム1の発電運転は、公知の燃料電池システム1の一般的な発電運転と同様に行われるため、その詳細な説明は省略する。
ところで、燃料電池システム1において、例えば、燃焼排ガス熱交換器5や酸化剤排ガス熱交換器11で充分な水が凝縮されず、水タンク6内に貯えられた水の一部を別のタンクに供給するような場合には、水タンク6に貯えられている水が減少し、第1貯水部17の水位が低下する。すなわち、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞の有無にかかわらず、第1貯水部17の水位が低下する場合がある。
そこで、本実施の形態3においては、制御器22が、第1貯水部17の水位の低下が、流路の閉塞によるものであるのか、又は水タンク6の水を使用すること等の流路の閉塞以外によるものであるのかを判断して、流路の閉塞により第1貯水部17の水位が低下している場合には、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するように構成されている。以下には、水位検知器19が検知した第1貯水部17の水位に基づく、制御器22の制御について説明する。
図10は、本発明の実施の形態3に係る燃料電池システムの水位判定動作を模式的に示すフローチャートである。なお、以下の動作は、原則として、燃料電池システム1の発電運転中に行われる。
図10に示すように、まず、制御器22は、水位検知器19より、第1貯水部17の水位Lを取得する(ステップS101)。ついで、制御器22は、ステップS101で取得した水位Lが第2水位以下であるか否かを判断する(ステップS102)。ここで、第2水位は、第1水位よりも高く、かつ、水タンク6の満水位よりも低い水位をいう。第2水位としては、第1水位より高く、かつ、水タンク6の満水位よりも低い水位の間で任意に設定することができる。
制御器22は、ステップS101で取得した水位Lが第2水位より高い場合(ステップS102でNo)には、ステップS101に戻り、第2水位以下になるまで、ステップS101及びステップS102を繰り返す。一方、制御器22は、ステップS101で取得した水位Lが第2水位以下である場合(ステップS102でYes)には、ステップS103に進む。
ステップS103では、制御器22は、給水弁21を作動させて、水タンク6内に市水を供給させる。なお、水タンク6への市水の供給は、第1貯水部17の水位が第2水位より高く、かつ、水タンク6の満水位以下となるように行われる。
次に、制御器22は、給水弁21を作動させてからの時間Tを取得し(ステップS104)、ステップS104で取得した時間Tが、所定時間T1以上であるか否かを判断する(ステップS105)。ここで、所定時間T1は、予め実験等で求められた時間である。
例えば、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路を閉塞させ、燃料電池2の耐圧と同じ圧力を第1貯水部17にかけたときに、第1酸化剤排ガス流路12aや燃焼排ガス流路8に存在するガスが、排水口20から排出されるまでの時間を所定時間T1としてもよい。
また、例えば、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路を閉塞させ、燃料電池2の耐圧、水素生成器3の耐圧、原料供給器4の締結圧、及び酸化剤ガス供給器10の締結圧のうち、最も小さい圧力を第1貯水部17にかけたときに、第1酸化剤排ガス流路12aや燃焼排ガス流路8に存在するガスが、排水口20から排出されるまでの時間を所定時間T1としてもよい。
制御器22は、ステップS104で取得した時間Tが、所定時間T1未満である場合(ステップS105でNo)には、ステップS104に戻り、ステップS104で取得した時間Tが所定時間T1になるまで、ステップS104及びステップS105を繰り返す。一方、制御器22は、ステップS104で取得した時間Tが、所定時間T1以上である場合(ステップS105でYes)には、ステップS106に進む。
ステップS106では、制御器22は、再び水位検知器19から第1貯水部17の水位を取得する。そして、制御器22は、ステップS106で取得した水位Lが第1水位以下であるか否かを判断する(ステップS107)。
ここで、ステップS106で取得した水位Lが第1水位より高い場合には、水タンク6内の水が消費(供給)されたために、第1貯水部17の水位が低下したと判断することができる。一方、ステップS106で取得した水位Lが第1水位以下である場合には、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞したために、排水口20から第1貯水部17内の水が排出され、第1貯水部17の水位が低下したと判断することができる。
このため、制御器22は、ステップS106で取得した水位Lが第1水位より高い場合(ステップS107でNo)には、ステップS101に戻り、本プログラムを繰り返す。一方、制御器22は、ステップS106で取得した水位Lが第1水位以下である場合(ステップS107でYes)には、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止させ(ステップS108)、本プログラムを終了する。
このように構成された本実施の形態3に係る燃料電池システム1であっても、実施の形態2に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。また、本実施の形態3に係る燃料電池システム1では、第1貯水部17の水位の低下が、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路の閉塞によるものか否かを制御器22が判断することにより、より適切に燃料電池装置24の停止を行うことができる。このため、本実施の形態3に係る燃料電池システム1は、より利便性を高めることができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る燃料電池システムは、制御器と、燃料電池装置に原料を供給する原料供給器と、を備え、燃料電池装置は、燃料電池を有し、燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、燃料ガス内部流路の下流端に、排ガス流路が接続されており、制御器が、燃料電池の発電量に応じた規定流量の原料を供給するように原料供給器をフィードバック制御しており、原料供給器の供給能力が予め設定された第1供給能力よりも高くなる場合には、燃料電池装置の運転を停止するように構成されている態様を例示するものである。
ここで、「第1供給能力」は、水素生成器の耐圧及び燃料電池の耐圧のうち、小さい方の圧力よりも小さい圧力となる原料供給器の供給能力をいう。
[燃料電池システムの構成]
図11は、本発明の実施の形態4に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図11に示すように、本発明の実施の形態4に係る燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、制御器22が設けられている点が異なる。また、本実施の形態4に係る燃料電池システム1では、排ガス流路として、燃焼排ガス流路8及び燃焼排ガス凝縮水流路9を規定している点が、実施の形態1に係る燃料電池システム1と異なる。なお、制御器22は、実施の形態2で説明した制御器22と同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
[燃料電池システムの作用効果]
次に、本実施の形態4に係る燃料電池システム1の作用効果について説明する。
上述したように、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞された場合には、水タンク6の第1貯水部17内の圧力が増加する。第1貯水部17内の圧力の増加に伴い、燃焼排ガス流路8等内の圧力が増加するため、原料供給流路25内の圧力も増加する。
ここで、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の原料を供給するように原料供給器4をフィードバック制御しているとする。燃料電池2の発電量が一定である場合であっても、原料供給流路25内の圧力が増加すると、原料供給器4の供給能力が一定であると、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の原料を供給することができなくなる。
このため、制御器22は、その供給能力を増加するように、原料供給器4を制御する。したがって、燃料電池2の発電量によっては、制御器22は、燃料電池2や水素生成器3の耐圧以上の圧力がかかるまで、原料供給器4の供給能力を増加させるおそれがある。
そこで、本実施の形態4に係る燃料電池システム1では、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の原料を供給するように、原料供給器4をフィードバック制御している場合に、原料供給器4の供給能力が予め設定された第1供給能力よりも高くなる場合には、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するように構成されている。
具体的には、例えば、原料供給器4の供給能力が80%以上では、燃料電池2や水素生成器3の耐圧以上になり、燃料電池2や水素生成器3が破損するおそれがあるとする。このとき、第1供給能力を80%から10ポイント低い70%と規定したとする。制御器22は、原料供給器4の供給能力が70%よりも高くなるように、原料供給器4を制御したとき、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されていると判断し、燃料電池装置24の運転を停止する。このため、燃料電池2や水素生成器3が破損されることを抑制することができる。
このように構成された本実施の形態4に係る燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。また、本実施の形態4に係る燃料電池システム1では、原料供給器4の供給能力が予め設定された第1供給能力よりも高くなると、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するため、燃料電池2や水素生成器3の破損をより抑制することができる。
なお、本実施の形態4においては、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の原料を供給するように原料供給器4をフィードバック制御しているとしたが、これに限定されない。例えば、制御器22は、原料の流量を測定する原料流量計で原料の流量が規定流量になるようにフィードバック制御してもよい。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る燃料電池システムは、制御器と、燃料電池装置に原料を供給する原料供給器と、記原料供給器から燃料電池装置に供給される原料の流量を検知する原料流量検知器と、を備え、燃料電池装置は、燃料電池を有し、燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、燃料ガス内部流路の下流端に、排ガス流路が接続されており、制御器は、燃料電池の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように原料供給器を制御しており、原料流量検知器が予め設定された第1原料流量より低い流量を検知した場合には、燃料電池装置の運転を停止するように構成されている態様を例示するものである。
[燃料電池システムの構成]
図12は、本発明の実施の形態5に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図12に示すように、本発明の実施の形態5に係る燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、制御器22と原料流量計(原料流量検知器)32が設けられている点が異なる。また、本実施の形態5係る燃料電池システム1では、排ガス流路として、燃焼排ガス流路8及び燃焼排ガス凝縮水流路9を規定している点が、実施の形態1に係る燃料電池システム1と異なる。
原料流量計32は、原料供給流路25を通流する原料の流量を検知することができれば、どのような形態であってもよい。原料流量計32としては、例えば、ベンチュリ計やオリフィス流量計等を用いることができる。なお、制御器22は、実施の形態2で説明した制御器22と同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
[燃料電池システムの作用効果]
次に、本実施の形態5に係る燃料電池システム1の作用効果について説明する。
図13は、本発明の実施の形態5に係る燃料電池システムにおける発電電力と原料流量の関係及び発電電力と第1原料流量の関係を示すグラフである。
制御器22は、図13に示すように、燃料電池2の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように原料供給器4を制御しているとする。すなわち、本実施の形態5においては、制御器22は、燃料電池装置24の最低発電電力である200Wで発電する場合に、燃料電池装置24(正確には、水素生成器3)に供給される原料の流量が1NLMとなるように、原料供給器4の供給能力を制御している。また、制御器22は、燃料電池装置24の最高発電電力である1000Wで発電する場合に、燃料電池装置24(正確には、水素生成器3)に供給される原料の流量が4NLMとなるように、原料供給器4の供給能力を制御している。そして、制御器22は、発電電力に対して、燃料電池装置24(正確には、水素生成器3)に供給される原料の流量が、一次直線となるように、原料供給器4の供給能力を制御している。
ところで、上述したように、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞された場合には、水タンク6の第1貯水部17内の圧力が増加する。第1貯水部17内の圧力の増加に伴い、燃焼排ガス流路8等内の圧力が増加するため、原料供給流路25内の圧力も増加する。このため、制御器22が、例えば、原料の流量が1NLMとなるように、原料供給器4の供給能力を制御していても、原料流量計32で検知される原料の流量は、1NLMより小さいものとなる。
そこで、本実施の形態5に係る燃料電池システム1では、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように原料供給器4を制御している場合に、原料流量計32が予め設定された第1原料流量より低い流量を検知した場合には、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するように構成されている。ここで、第1原料流量は、燃料電池システム1の構成等により、予め設定されたものである。
具体的には、例えば、図13に示すように、第1原料流量は、燃料利用率の増加に伴う燃料電池2の劣化を抑制するために、以下のように設定されている。すなわち、第1原料流量は、燃料電池装置24の最低発電電力である200Wで発電する場合には、燃料利用率が90%となる0.8NLMと設定されている。また、第1原料流量は、燃料電池装置24の最高発電電力である1000Wで発電する場合には、燃料利用率が90%となる3.2NLMと設定されている。そして、第1原料流量は、発電電力に対して、一次直線となるように設定されている。
制御器22は、例えば、燃料電池装置24を200Wで発電するように制御している場合に、原料流量計32が検知する原料流量が、第1原料流量である0.8NLMより低い流量を検知した場合に、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されていると判断し、燃料電池装置24の運転を停止する。このため、燃料電池2や水素生成器3が破損されることを抑制することができる。
このように構成された本実施の形態5に係る燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。また、本実施の形態5に係る燃料電池システム1では、原料流量計32で検知される原料の流量が第1原料流量より低い流量を検知すると、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するため、燃料電池2や水素生成器3の破損をより抑制することができる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6に係る燃料電池システムは、制御器と、燃料電池装置に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器と、を備え、燃料電池装置は、燃料電池を有し、燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、酸化剤ガス内部流路の下流端に、排ガス流路が接続されており、制御器は、燃料電池の発電量に応じた規定流量の酸化剤ガスを供給するように酸化剤ガス供給器をフィードバック制御しており、酸化剤ガス供給器の供給能力が予め設定された第2供給能力よりも高くなる場合には、燃料電池装置の運転を停止するように構成されている態様を例示するものである。
ここで、「第2供給能力」は、水素生成器の耐圧及び燃料電池の耐圧のうち、小さい方の圧力よりも小さい圧力となる酸化剤ガス供給器の供給能力をいう。
[燃料電池システムの構成]
図14は、本発明の実施の形態6に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図14に示すように、本発明の実施の形態46係る燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、制御器22が設けられている点が異なる。また、本実施の形態6に係る燃料電池システム1では、排ガス流路として、酸化剤排ガス流路12を規定している点が、実施の形態1に係る燃料電池システム1と異なる。なお、制御器22は、実施の形態2で説明した制御器22と同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
[燃料電池システムの作用効果]
次に、本実施の形態6に係る燃料電池システム1の作用効果について説明する。
上述したように、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞された場合には、水タンク6の第1貯水部17内の圧力が増加する。第1貯水部17内の圧力の増加に伴い、燃焼排ガス流路8等内の圧力が増加するため、酸化剤ガス供給流路28内の圧力も増加する。
ここで、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の酸化剤ガスを供給するように酸化剤ガス供給器10をフィードバック制御しているとする。燃料電池2の発電量が一定である場合であっても、酸化剤ガス供給流路28内の圧力が増加すると、酸化剤ガス供給器10の供給能力が一定であると、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の酸化剤ガスを供給することができなくなる。
このため、制御器22は、その供給能力を増加するように、酸化剤ガス供給器10を制御する。したがって、燃料電池2の発電量によっては、制御器22は、燃料電池2や水素生成器3の耐圧以上の圧力がかかるまで、酸化剤ガス供給器10の供給能力を増加させるおそれがある。
そこで、本実施の形態6に係る燃料電池システム1では、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の酸化剤ガスを供給するように、酸化剤ガス供給器10をフィードバック制御している場合に、酸化剤ガス供給器10の供給能力が予め設定された第2供給能力よりも高くなる場合には、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するように構成されている。
具体的には、例えば、酸化剤ガス供給器10の供給能力が70%以上では、燃料電池2や水素生成器3の耐圧以上になり、燃料電池2や水素生成器3が破損するおそれがあるとする。このとき、第2供給能力を70%から5ポイント低い65%と規定したとする。制御器22は、酸化剤ガス供給器10の供給能力が65%よりも高くなるように、酸化剤ガス供給器10を制御したとき、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されていると判断し、燃料電池装置24の運転を停止する。このため、燃料電池2や水素生成器3が破損されることを抑制することができる。
このように構成された本実施の形態6に係る燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。また、本実施の形態6に係る燃料電池システム1では、酸化剤ガス供給器10の供給能力が予め設定された第2供給能力よりも高くなると、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するため、燃料電池2や水素生成器3の破損をより抑制することができる。
なお、本実施の形態6においては、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じた規定流量の酸化剤ガスを供給するように酸化剤ガス供給器10をフィードバック制御しているとしたが、これに限定されない。例えば、制御器22は、酸化剤ガスの流量を測定する酸化剤ガス流量計で酸化剤ガスの流量が規定流量になるようにフィードバック制御してもよい。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7に係る燃料電池システムは、制御器と、燃料電池装置に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器と、酸化剤ガス供給器から燃料電池装置に供給される酸化剤ガスの流量を検知する酸化剤ガス流量検知器と、を備え、燃料電池装置は、燃料電池を有し、燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、酸化剤ガス内部流路の下流端に、排ガス流路が接続されており、制御器は、燃料電池の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように酸化剤ガス供給器を制御しており、酸化剤ガス流量検知器が予め設定された第1酸化剤ガス流量より低い流量を検知した場合には、燃料電池装置の運転を停止するように構成されている態様を例示するものである。
[燃料電池システムの構成]
図15は、本発明の実施の形態7に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図15に示すように、本発明の実施の形態7に係る燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、制御器22と空気流量計(酸化剤ガス流量検知器)42が設けられている点が異なる。また、本実施の形態7係る燃料電池システム1では、排ガス流路として、酸化剤排ガス流路12を規定している点が、実施の形態1に係る燃料電池システム1と異なる。
空気流量計42は、酸化剤ガス供給流路28を通流する酸化剤ガスの流量を検知することができれば、どのような形態であってもよい。空気流量計42としては、例えば、ベンチュリ計やオリフィス流量計等を用いることができる。なお、制御器22は、実施の形態2で説明した制御器22と同様に構成されているため、その詳細な説明は省略する。
[燃料電池システムの作用効果]
次に、本実施の形態7に係る燃料電池システム1の作用効果について説明する。
図16は、本発明の実施の形態7に係る燃料電池システムにおける発電電力と酸化剤ガス流量の関係及び発電電力と第1酸化剤ガス流量の関係を示すグラフである。
制御器22は、図16に示すように、燃料電池2の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように酸化剤ガス供給器10を制御しているとする。すなわち、本実施の形態7においては、制御器22は、燃料電池装置24の最低発電電力である200Wで発電する場合に、燃料電池装置24(正確には、燃料電池2)に供給される酸化剤ガスの流量が10NLMとなるように、酸化剤ガス供給器10の供給能力を制御している。また、制御器22は、燃料電池装置24の最高発電電力である1000Wで発電する場合に、燃料電池装置24(正確には、燃料電池2)に供給される酸化剤ガスの流量が40NLMとなるように、酸化剤ガス供給器10の供給能力を制御している。そして、制御器22は、発電電力に対して、燃料電池装置24(正確には、燃料電池2)に供給される酸化剤ガスの流量が、一次直線となるように、酸化剤ガス供給器10の供給能力を制御している。
ところで、上述したように、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞された場合には、水タンク6の第1貯水部17内の圧力が増加する。第1貯水部17内の圧力の増加に伴い、燃焼排ガス流路8等内の圧力が増加するため、酸化剤ガス供給流路28内の圧力も増加する。このため、制御器22が、例えば、酸化剤ガスの流量が4NLMとなるように、酸化剤ガス供給器10の供給能力を制御していても、空気流量計42で検知される原料の流量は、4NLMより小さいものとなる。
そこで、本実施の形態7に係る燃料電池システム1では、制御器22が、燃料電池2の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように酸化剤ガス供給器10を制御している場合に、42が予め設定された第1酸化剤ガス流量より低い流量を検知した場合には、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するように構成されている。ここで、第1酸化剤ガス流量は、燃料電池システム1の構成等により、予め設定されたものである。
具体的には、例えば、図16に示すように、第1酸化剤ガス流量は、酸化剤利用率の増加に伴う燃料電池2の劣化を抑制するために、以下のように設定されている。すなわち、第1酸化剤ガス流量は、燃料電池装置24の最低発電電力である200Wで発電する場合には、酸化剤利用率が80%となる6NLMと設定されている。また、第1酸化剤ガス流量は、燃料電池装置24の最高発電電力である1000Wで発電する場合には、酸化剤利用率が80%となる24NLMと設定されている。そして、第1酸化剤ガス流量は、発電電力に対して、一次直線となるように設定されている。
制御器22は、例えば、燃料電池装置24を200Wで発電するように制御している場合に、空気流量計42が検知する酸化剤ガス流量が、第1酸化剤ガス流量である6NLMより低い流量を検知した場合に、燃焼排ガス流路8の水タンク6よりも下流側の流路及び第2酸化剤排ガス流路12bの少なくとも一方の流路が閉塞されていると判断し、燃料電池装置24の運転を停止する。このため、燃料電池2や水素生成器3が破損されることを抑制することができる。
このように構成された本実施の形態7に係る燃料電池システム1であっても、実施の形態1に係る燃料電池システム1と同様の作用効果を奏する。また、本実施の形態7に係る燃料電池システム1では、空気流量計42で検知される酸化剤ガスの流量が第1酸化剤ガス流量より低い流量を検知すると、燃料電池装置24(燃料電池システム1)の運転を停止するため、燃料電池2や水素生成器3の破損をより抑制することができる。
(実施の形態8)
[燃料電池システムの構成]
図17は、本発明の実施の形態8に係る燃料電池システムの概略構成を示す模式図である。
図17に示すように、本発明の実施の形態8に係る燃料電池システム1は、実施の形態1に係る燃料電池システム1と基本的構成は同じであるが、排ガス流路が第1燃焼排ガス流路8aと第2燃焼排ガス流路8bで構成されている点と、排気口7が燃焼排ガスを排出する第1排気口7aと酸化剤排ガスを排出する第2排気口7bで構成されている点が異なる。
また、本実施の形態8に係る燃料電池システム1では、酸化剤排ガス流路12を通流する酸化剤排ガス内の水分を水タンク6に貯えられず、第2排気口7bから排出されるように構成されている。
このように構成された本実施の形態8に係る燃料電池システム1では、第1燃焼排ガス流路8a及び第1排気口7aのいずれかが閉塞したような場合であっても、第1貯水部17の水位が隔壁16より低くなると、第1貯水部17内のガス(燃焼排ガスを含む)は、第2貯水部18から排水口20を介して、燃料電池システム1外(大気中)に排出される。
このため、本実施の形態8に係る燃料電池システム1では、第1燃焼排ガス流路8a及び第1排気口7aのいずれかが閉塞されても、第1貯水部17内の圧力が、燃料電池2の耐圧、水素生成器3の耐圧、原料供給器4の締結圧、及び酸化剤ガス供給器10の締結圧のうち、最も小さい圧力以上になることが抑制されるため、燃料電池2、水素生成器3、原料供給器4、及び酸化剤ガス供給器10の破損を抑制することができる。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の要旨を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。
本発明の燃料電池システム及びその運転方法は、水素生成器や燃料電池の破損を抑制することができるため、燃料電池の分野で有用である。
1 燃料電池システム
2 燃料電池
2a 燃料ガス内部流路
2b 酸化剤ガス内部流路
3 水素生成器
3a 燃焼器
4 原料供給器
5 燃焼排ガス熱交換器
6 水タンク
7 排気口
7a 第1排気口
7b 第2排気口
8 燃焼排ガス流路
8a 第1燃焼排ガス流路
8b 第2燃焼排ガス流路
9 燃焼排ガス凝縮水流路
10 酸化剤ガス供給器
11 酸化剤排ガス熱交換器
12 酸化剤排ガス流路
12a 第1酸化剤排ガス流路
12b 第2酸化剤排ガス流路
13 酸化剤排ガス凝縮水流路
14 貯湯タンク
15 温水循環経路
16 隔壁
17 第1貯水部
18 第2貯水部
19 水位検知器
20 排水口
21 給水弁
22 制御器
23 筐体
24 燃料電池装置
25 原料供給流路
26 燃料ガス供給流路
27 オフ燃料ガス流路
28 酸化剤ガス供給流路
29 連通部
30 水供給流路
31 排水流路
32 原料流量計
42 空気流量計
60 セル積層体
61 セル
62 端板
63 端板
64 燃料ガス供給マニホールド
65 燃料ガス排出マニホールド
66 酸化剤ガス供給マニホールド
67 酸化剤ガス排出マニホールド
71 高分子電解質膜
72A アノード
72B カソード
73 MEA(Membrane−Electrode−Assembly:膜−電極接合体)
74 ガスケット
75A アノードセパレータ
75B カソードセパレータ
77 燃料ガス流路
78 酸化剤ガス流路
201 燃料電池発電装置
202 燃料電池本体
203 改質装置
203a バーナー
204 反応空気ブロワ
205 燃料予熱器
206 排熱回収器
207 排気塔
207a 排気口
208 フィルター
209 回収水タンク
210 生成水回収装置

Claims (16)

  1. 原料と酸素を含む酸化剤ガスとが供給されて発電が行われる燃料電池装置と、前記燃料電池装置から排気される排ガスを大気中に排出する排ガス流路と、前記排ガス中の水を貯えるように構成された水タンクと、を備える燃料電池システムであって、
    前記水タンクは、第1貯水部と、第2貯水部と、該水タンクの下部で前記第1貯水部と前記第2貯水部とを連通するように構成された連通部と、を有し、
    記水タンクの第2貯水部には、前記連通部より上方に排水口が設けられ、
    前記排ガス流路は、前記水タンクの前記第1貯水部に接続され、
    記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側が閉塞されていない場合には、前記排ガスは前記排ガス流路から大気中に排出され、
    記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側が閉塞されている場合には、前記排ガスは前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出されるように構成されている、燃料電池システム。
  2. 前記排ガス流路は、一端が前記燃料電池装置に接続され、他端が前記水タンクの第1貯水部に接続されている第1流路と、一端が前記水タンクの第1貯水部に接続され、他端が大気に開放されている第2流路と、を有し、
    前記第2流路が閉塞されている場合には、前記排ガスは前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出されるように構成されている、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記排ガス流路は、一端が前記燃料電池装置に接続され、他端が前記水タンクの第1貯水部に接続されている第3流路と、一端が前記第3流路の途中に接続され、他端が大気に開放されている第4流路と、を有し、
    前記第4流路が閉塞されている場合には、前記排ガスは前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出されるように構成されている、請求項1に記載の燃料電池システム。
  4. 前記第1貯水部と前記第2貯水部は、前記水タンクの内部空間を分けるように設けられた隔壁によって形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 制御器と、
    前記水タンクの前記第1貯水部に設けられ、該第1貯水部の水位を検知する水位検知器と、をさらに備え、
    前記制御器は、前記排ガスが前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出される場合の水位である第1水位を前記水位検知器が検知した場合に、前記燃料電池装置の運転を停止するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  6. 制御器と、
    前記水タンクの前記第1貯水部に設けられ、該第1貯水部の水位を検知する水位検知器と、
    前記水タンクの前記第1貯水部に水を供給するように構成された水供給器と、をさらに備え、
    前記制御器は、前記排ガスが前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出される場合の水位である第1水位よりも高く、かつ、前記第1貯水部の満水位よりも低い水位である第2水位を前記水位検知器が検知した場合に、前記水タンクの第1貯水部に水を供給するように水供給器を制御し、
    前記水供給器が前記第1貯水部に水を供給してから所定時間経過後に、前記水位検知器が前記第1水位を検知した場合に、前記燃料電池装置の運転を停止するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記第1水位は、前記連通部の上端より低く、かつ、前記水タンク底面よりも高い位置に設定されている、請求項5又は6に記載の燃料電池システム。
  8. 前記燃料電池装置は、燃料電池を有し、
    前記燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、
    前記排ガス流路は、前記燃料ガス内部流路の下流端にその上流端が接続された燃料ガス排ガス流路と、前記酸化剤ガス内部流路の下流端にその下流端が接続された酸化剤ガス排ガス流路と、を有している、請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  9. 制御器と、
    前記燃料電池装置に前記原料を供給する原料供給器と、
    前記原料供給器から前記燃料電池装置に供給される前記原料の流量を検知する原料流量検知器と、を備え、
    前記燃料電池装置は、燃料電池を有し、
    前記燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、
    前記燃料ガス内部流路の下流端に、前記排ガス流路が接続されており、
    前記制御器は、前記燃料電池の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように前記原料供給器を制御しており、
    前記原料流量検知器が予め設定された第1原料流量より低い流量を検知した場合には、前記燃料電池装置の運転を停止するように構成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  10. 制御器と、
    前記燃料電池装置に前記原料を供給する原料供給器と、を備え、
    前記燃料電池装置は、燃料電池を有し、
    前記燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、
    前記燃料ガス内部流路の下流端に、前記排ガス流路が接続されており、
    前記制御器は、前記燃料電池の発電量に応じた規定流量の前記原料を供給するように前記原料供給器をフィードバック制御しており、
    前記原料供給器の供給能力が予め設定された第1供給能力よりも高くなる場合には、前記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側が閉塞されていると判断し、前記燃料電池装置の運転を停止するように構成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  11. 制御器と、
    前記燃料電池装置に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器と、
    前記酸化剤ガス供給器から前記燃料電池装置に供給される前記酸化剤ガスの流量を検知する酸化剤ガス流量検知器と、を備え、
    前記燃料電池装置は、燃料電池を有し、
    前記燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、
    前記酸化剤ガス内部流路の下流端に、前記排ガス流路が接続されており、
    前記制御器は、前記燃料電池の発電量に応じて予め設定された供給能力になるように前記酸化剤ガス供給器を制御しており、
    前記酸化剤ガス流量検知器が予め設定された第1酸化剤ガス流量より低い流量を検知した場合には、前記燃料電池装置の運転を停止するように構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  12. 制御器と、
    前記燃料電池装置に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器と、を備え、
    前記燃料電池装置は、燃料電池を有し、
    前記燃料電池には、アノードに燃料ガスを供給する燃料ガス内部流路とカソードに前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス内部流路が設けられ、
    前記酸化剤ガス内部流路の下流端に、前記排ガス流路が接続されており、
    前記制御器は、前記燃料電池の発電量に応じた規定流量の前記酸化剤ガスを供給するように前記酸化剤ガス供給器をフィードバック制御しており、
    前記酸化剤ガス供給器の供給能力が予め設定された第2供給能力よりも高くなる場合には、前記排ガスの通流が前記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側で閉塞されていると判断し、前記燃料電池装置の運転を停止するように構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  13. 前記燃料電池装置は、燃料電池を有し、
    前記連通部の上端から前記排水口の下端までの高さに対応する水圧差が前記燃料電池の耐圧より低くなるように、前記連通部及び前記排水口が前記水タンクに設けられている、請求項1〜12のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  14. 前記燃料電池装置は、前記原料を改質して燃料ガスを生成する水素生成器を有し、
    前記連通部の上端から前記排水口の下端までの高さに対応する水圧差が前記水素生成器の耐圧より低くなるように、前記連通部及び前記排水口が前記水タンクに設けられている、請求項1〜13のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  15. 前記燃料電池装置に前記原料を供給する原料供給器と、
    前記燃料電池装置に前記酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給器と、を備え、
    前記連通部の上端から前記排水口の下端までの高さに対応する水圧差が前記原料供給器及び前記酸化剤ガス供給器の少なくとも一方の供給器の締切圧より低くなるように、前記連通部及び前記排水口が前記水タンクに設けられている、請求項1〜14のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  16. 原料と酸素を含む酸化剤ガスとが供給されて発電が行われる燃料電池装置と、前記燃料電池装置から排気される排ガスを大気中に排出する排ガス流路と、前記排ガス中の水を貯えるように構成された水タンクと、を備える燃料電池システムの運転方法であって、
    前記燃料電池システムは、前記水タンクの前記第1貯水部に設けられ、該第1貯水部の水位を検知する水位検知器と、をさらに備え、
    前記水タンクは、第1貯水部と、第2貯水部と、該水タンクの下部で前記第1貯水部と前記第2貯水部とを連通するように構成された連通部と、を有し、
    前記水タンクの第2貯水部には、前記連通部より上方に排水口が設けられ、
    前記排ガス流路は、前記水タンクの前記第1貯水部に接続され、
    記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側が閉塞されていない場合には、前記排ガスは前記排ガス流路から大気中に排出され、
    記排ガス流路の前記水タンクよりも下流側が閉塞されている場合には、前記排ガスは前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出されるように構成され、
    前記排ガスが前記水タンクの前記排水口を介して大気中に排出される場合の水位である第1水位を前記水位検知器が検知した場合に、前記燃料電池装置の運転を停止する、燃料電池システムの運転方法。
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