JP5048018B2 - 眼科用レンズを選択または設計する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、眼科用レンズを選択または設計する方法に関するものである。詳細には、本発明は、着用者のために、着用者によって提供されたレンズ使用情報に基づいて、眼科用レンズを選択または設計する方法を提供する。
本発明方法は、個人着用者のために適する累進付加レンズ・デザインの選択を含む調製のために使用されるとき、特別な利点があると考えられる。しかし、本発明はこの態様の調製のみにも、調製自体のみにも限定されないことを理解されたい。実際に、以下でより詳細に説明するように、本発明の方法およびシステムは又、他の調製態様において(および処方態様においても);有利な用途を見い出すことができ、例えば、個人着用者の必要性に適するような累進付加レンズ(progressive addition lens)の顧客形成のために、または、非累進レンズ(例えば、単焦点レンズ、多焦点レンズ、およびラップ・レンズなどのラップ・オプティックス)の調製において有用であろう。
着用者の個人的要件を満たす眼科用レンズの調製は、着用者の満足感の決定において重要な要素である。
レンズ調製者が着用者の非常に基本的な要件(例えば、処方)を考慮すること、および、これらのタイプの要件に従ってレンズを調製することは比較的に一般的であるが、このような手法は非常に制限されている。
したがって、このような手法を使用することによって、適切な処方を有するレンズ・デザインを調製することができるが、このレンズは、レンズを着用者の個人的必要性に不適当にする他の特徴を有する可能性がある。
又、近年、多数の異なるレンズ・デザインが使用可能であるために、調製方法が複雑になっており、したがって、調製方法がより困難になっている。実際に、複雑なデザインを有するレンズを調製することによって直面する問題点の適切な例は、累進付加レンズである。
従来の累進付加レンズは単体レンズであり、これは上方の遠見部分(遠見ゾーン)、下方の近見部分(近見ゾーン)、および累進帯(中間ゾーン)を有し、それらの間に、遠見ゾーンから近見ゾーンまで、いかなる分割線またはプリズムのジャンプもない、漸進的な度数進行を提供する。
早期の累進レンズは多少デザインにおいて粗野であったが、これらは一貫して、過去数十年にわたって性能が改善されてきている。性能における改善は、調製者およびメーカーが今日、多数の異なる累進レンズ・デザインを提供する程度まで、これらのカテゴリのレンズについての根気よい需要が著しく増大することにおいて、原因となる要素であった。したがって、調製者にとって使用可能である、着用者に調製することができる多数のレンズ・デザインがあり、その各々が、その着用者の処方要件を満たすために適するようになる。
各種累進レンズ・デザインの提供は、レンズ調製者にジレンマのようなものを与える。このジレンマは、特定の着用者に調製するために使用可能である異なるレンズ・デザインの数が増大することにおいて、着用者の個人的必要性に最適であるレンズ・デザインの選択に関係する意志決定方法の複雑さにおける関連した増大があるという事実にある。
多数の使用可能なレンズ・デザインから個人着用者のために特定のレンズ・デザインを選択すること、および、その後に、選択されたレンズ・デザインをフレームに適合させて、着用者による使用のための眼鏡を形成することは、結果として生じる眼鏡の有効性、および、したがって着用者の満足感にとって決定的に重要なものである。
理想的には、個人着用者のための累進レンズ・デザインを選択する方法は、個人着用者の必要性に「マッチ」される度数分散を有するレンズ・デザインを選択することを含む。この点で、累進付加レンズの度数分散を、いくつかのデザインパラメータに関して記述することができる。関連する可能性のあるデザインパラメータの例には、以下が含まれる。
(a)度数進行の長さ、
(b)累進帯の形状、
(c)近見、中間、および遠見ゾーンのサイズ、形状および位置、
(d)周辺ゾーンの境界にわたるブラーの傾斜、
(e)近見および遠見ゾーンの特定の非球面化、および
(f)周辺ゾーンのデザイン。
変えることができるデザインパラメータの数に照らして、着用者の個人的必要性に適した累進付加レンズを選択することは、トレードオフを行う問題である。例えば、近見ゾーンのサイズを増すことは、近くを見る性能を改善することができるが、ぼやけおよび歪みのレベルをレンズ内の他の箇所で増すことによって、遠くを見る性能および能動視覚性能において対応して低下する効果を有する可能性がある。
残念ながら、市場における非常に多数のPAL製品、並びに、デザインパラメータのほぼ無限の組み合わせおよび順列、並びに、それについてレンズが使用される可能性のある様々なタスクが与えられると、個人着用者の必要性に適したレンズ・デザインの選択(調製者の立場から)またはレンズの設計(デザイナーの立場から)は、多少困難であることが判明している。したがって、累進レンズを着用者のために選択するとき、多数の調製者が、着用者の必要性に基づいて選択されているレンズを適合させる機会を逃し、これは、調製者がその代わりに好ましい、信頼されたレンズ・デザインを適合させるからである。
調製者が累進レンズ・デザインを顧客に適合させようと試みる場合、調製者はしばしば自分の経験、自分が個人的に発展させてきたデザインの知識、および/またはレンズ・メーカーによって供給されたデータによって制限される。このような制限は、異なる小売場所の間、あるいは、数人の調製者が働いている可能性のある小売場所内で、調製方法の一貫性についてマイナスの結果を有する可能性がある。したがって、同じ着用者に、非常に異なるレンズ・デザイン・ソリューションが提供される可能性がある。このシナリオでは、次いで、顧客に提供されるレンズ・デザインは以下によって決まる可能性がある。
(a)どの調製者に顧客が相談するか、
(b)調製者の経験および先入観、
(c)店の売上目標、
(d)調製者が記憶に保持することができるデザインの数、および
(e)それにおいて調製の意志決定を行うための、メーカーが供給している情報のタイプ。
異なる着用者は通常、異なるレンズ使用要件を有するが、そのうちのいくつかは、着用者のライフスタイル(例えば、着用者の職業および副業の行動)に関係する可能性がある。異なる職業および副業の行動は、例えば、行動の作動距離要件における変化、並びに、この行動に関連付けられた視覚目標の性質および相対運動による、異なる範囲の適応的な需要を包含する可能性がある。したがって、異なる行動は、適切なレンズ・デザインの選択において異なる検討事項を保証することができる。
このような変化に対処するため、いくつかのレンズ・デザインは、特に特定の行動(例えば、高い中間視力の需要を高い近見視力の需要と組み合わせて有するコンピュータ・ユーザ用)について開発されている。しかし、特定の行動(例えば、読書用)に合わせて最適化されるレンズ・デザインを提供することは、しばしば、着用者が実行する他のタスクのための視覚性能に不利益である。
結果として、多数の調製者は、ゴルフまたはテニスのような行動用に、累進付加レンズよりはむしろ単焦点レンズを処方する。このような手法は、特定の行動に適したレンズ・デザインを提供することができるが、着用者に強制的に、異なる作動距離を有する行動のために異なる眼鏡を着用させる可能性がある(例えば、読書用の1セットの眼鏡、および、ゴルフをするための別のセット)。
本発明の一目的は、現場で調製者によって、累進付加レンズ・デザインなどの適切なレンズ・デザインを、ライフスタイルおよび/または着用者によって提供された他の情報に基づいて、好ましくは合理的に短い期間で、少なくとも選択または設計するために使用することのできる方法およびシステムを提供することである。
本発明の第一の観点によれば、以下の眼科用レンズを選択または設計する方法が提供される。
コンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される、眼科用レンズを選択または設計する方法において、
(a)着用者についてのレンズ使用情報を得る段階であって、前記レンズ使用情報は、前記着用者が前記眼科用レンズを着用する傾向のある行動を識別するための情報と、各識別された行動につき、前記着用者が前記レンズを使用する傾向のある時間の割合を示すレンズ使用係数とを含む前記段階と、
(b)加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数のライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について計算するべく、前記レンズ使用情報を処理する段階と、
(c)前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を用いて、前記着用者による使用のために適した前記眼科用レンズを選択または設計する段階とを含む、眼科用レンズを選択または設計する方法。
本発明の第二の観点によれば、以下の眼科用レンズを選択または設計する方法が提供される。
眼科用レンズを選択または設計する方法において、
(a)レンズ使用情報を前記着用者から得る段階であって、前記レンズ使用情報が、(i)前記着用者が前記眼科用レンズを着用する傾向のある行動に関するリストと、(ii)各識別された行動について、前記着用者が前記レンズを、リストされた前記行動の各々について前記眼科用レンズを使用する傾向のある時間の割合を示すレンズ使用係数とを含む前記段階と、
(b)前記レンズ使用情報を、プログラムされたコンピュータに入力する段階と、
(c)前記プログラムされたコンピュータが前記レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供する段階であって、各加重されたライフスタイル・スコアは、前記各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴との間の所定の関係の関数である段階と、
(d)前記プログラムされたコンピュータが眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計する段階とを含み、
前記選択または設計された眼科用レンズは、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を用いて注文品として特製化された少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有する、眼科用レンズを選択または設計する方法。
本明細書の全体にわたる「レンズ使用情報」という用語への参照は、眼科用レンズを有する眼鏡の使用を必要とすると着用者が予測する、着用者のライフスタイル・パターン(職業または副業のもの)を記述する情報への参照であると理解されたい。
本発明の特に好ましい形態では、レンズ使用情報を着用者から、質問を使用して、あるいは面接方法中に得ることができる。
理想的には、着用者から得られたレンズ使用情報は、その間に着用者が眼科用レンズを着用する傾向のある行動のリスト(例えば、ゴルフ、読書)を、着用者がレンズを各行動について使用する傾向のある時間の割合を示す情報(本明細書では、「レンズ使用係数」と称する)と共に含む。
レンズ使用係数を、比率に関して記述することができる。例えば、レンズ使用係数を、レンズ使用のパーセンテージ、または、着用者が1日でレンズを特定の行動について使用する傾向のある時間の数として表現することができる(例えば、ゴルフは、着用者がそれらのプレイ中の時間の5%を費やす行動である可能性がある)。理想的には、レンズ使用情報は又、着用者にとっての各行動の重要性を示す情報も含むことができる。
本発明の一形態では、着用者がグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)と対話できるようにする、ビデオ・ディスプレイおよびアプリケーション・プログラムを有するプログラムされたコンピュータを使用して、質問を提供することができる。理想的には、GUIは、着用者または他の人に、必要情報を得るように構築されたいくつかの質問への応答について、指示することができる。得られたレンズ使用情報をコンピュータ可読ファイルに、後の処理のために格納できるので有利である。
レンズ使用情報を、プログラムされたコンピュータに入力した後に、レンズ使用情報が、プログラムされたコンピュータによって処理されて、加重されたライフスタイル・スコアが各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供される。この点で、本明細書の全体にわたる「加重されたライフスタイル・スコア」という用語への参照は、ライフスタイル・スコア・カテゴリと眼科用レンズ・デザイン特徴の間に存在する所定の関係の関数である、指標への参照であるように理解されたい。
本発明の特に好ましい実施例では、レンズ使用情報を処理して、加重されたライフスタイル・スコアを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供する段階は、
(a)別々の行動スコアを行動のリストにおける各行動について得る段階と、
(b)別々の割合スコアを各行動について計算する段階であって、割合スコアは行動スコアおよび各使用係数の積を使用して計算される段階と、
(c)加重されたライフスタイル・スコアを、行動のリストについて計算する段階であって、加重されたライフスタイル・スコアは、別々の割合スコアの和を使用して計算される段階とを含む。
この点で、本明細書の全体にわたる「行動スコア」という用語への参照は、行動に関連付けられた視覚タスクが結合して、各ライフスタイル・スコア・カテゴリとの所定の関係を有する眼科用レンズ・デザイン特徴の特性に影響を与える程度を示す、指標への参照であるように理解されたい。
本発明の好ましい形態では、各ライフスタイル・スコア・カテゴリは少なくとも1つのタスク・カテゴリを含み、各タスク・カテゴリはさらにある範囲のタスク・サブカテゴリを含み、各々はタスク・スコアを有する。
別々の行動スコアを特定の行動および行動カテゴリについて得る方法は、好ましくは、
(a)行動を、少なくとも1つのタスク・サブカテゴリを使用して、行動の視覚要件に従ってカテゴリ化する段階と、
(b)タスク・スコアを、行動をカテゴリ化するために使用された各タスク・サブカテゴリについて得る段階と、
(c)タスク・サブカテゴリ割合スコアを各タスク・サブカテゴリについて、タスク・スコアおよび割合係数の積を使用して計算する段階と、
(d)行動スコアを各行動について計算する段階であって、行動スコアは、サブカテゴリ割合スコアの和である段階とを含む。
眼科用レンズが累進付加レンズである場合、ライフスタイル・スコア・カテゴリを、近見視力使用の頻度(本明細書では、「近見視力ライフスタイル・スコア・カテゴリ」と称する)について提供することができる。ここでは、別々の行動スコアを、行動に関連付けられた近見視力の使用要件の査定から導出することができる。
近見視力ライフスタイル・スコア・カテゴリに対応する行動スコアは好ましくは、0%近見優勢(すなわち、遠見優勢)から100%近見優勢までに達する連続における位置に関して表現されるようになる。例えば、10の行動スコアが100%近見優勢に等しく、0の行動スコアが0%近見優勢に等しい本発明の一形態では、描画などの行動は10の行動スコアを有する可能性があるのに対して、テレビを見るなどの行動は2の行動スコアを有する可能性がある。
本発明のさらにもう1つの形態では、ライフスタイル・スコア・カテゴリは又、動体視力の使用の頻度(本明細書では、「動体視力ライフスタイル・スコア・カテゴリ」と称する)についても提供される。ここでは、行動スコアは、着用者と各行動についての目標の間の相対運動の査定から導出される。
本発明のこの形態では、相対運動の特性の査定が好ましくは、0%(すなわち、見る目標および着用者が互いに対して静止している場合)から100%(すなわち、見る目標および着用者が互いに対して速く移動中である場合)までの連続における位置に関して表現されるようになる。例えば、10の行動スコアが100%動体視力要件と同じであり、0(ゼロ)の行動スコアが0%動体視力要件と同じである本発明の一形態では、ジョギングなどの行動は8の行動スコアを有する可能性があるのに対して、テレビを見るなどの行動は2の行動スコアを有する可能性がある。
本発明の好ましい実施例では、特定のライフスタイル・スコア・カテゴリについて、別々の行動スコアを、行動のリストにおける各行動について得る段階は、ある範囲の行動についての事前に計算された行動スコアを含むデータベースにアクセスすることによって実行される。
データベースは、プログラムされたコンピュータ上、あるいは、プログラムされたコンピュータにとってネットワークを介してアクセス可能であるデータベース・サーバ上に存在することができる。本発明の一形態では、データベースがデータベース・サーバ上に存在する場合、データベース・サーバはサーバ側スクリプティングを使用することができる(例えば、Active Server Pagesを使用する)。したがって、本発明は又、眼科用レンズを着用者のために処方または調製するために適したコンピュータ・ネットワークも提供し、このネットワークは、
(a)顧客コンピューターであって、
i.ユーザに、着用者についてのレンズ使用情報を顧客コンピューターに入力するように指示すること、
ii.レンズ使用情報を受け入れること、
iii.レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供することであって、各加重されたライフスタイル・スコアは、各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴の間の所定の関係の関数であること、
iv.データベース・クエリ(質問データベース)を、別々の加重されたライフスタイル・スコアを使用して組み立てること、および
v.データベース・クエリを、サーバ・コンピュータ上に位置するデータベースに通信することであって、前記通信は通信リンクを介して行われることを、顧客コンピューターに実行するように命令するためのコンピュータ・ソフトウェアを含む、顧客コンピューターと、
(b)1つまたは複数のサーバ・コンピュータであって、各サーバは、
i.データベース・クエリを受信すること、
ii.データベース・クエリを処理することであって、前記処理はデータベースを索引付けして、眼科用レンズ・デザインを、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計することを含むこと、および
iii.選択または設計された眼科用レンズ・デザインを、顧客コンピューターに通信することを、各サーバ・コンピュータに実行するように命令するためのコンピュータ・ソフトウェアを含む、サーバ・コンピュータとを含む。
理想的には、データベースは、別々のテーブル(本明細書では、ライフスタイル・カテゴリ・テーブルと称する)を各ライフスタイル・カテゴリについて含む。好ましくは、各ライフスタイル・カテゴリ・テーブルは、行動についての複数の記録(本明細書では、行動記録と称する)を含み、各行動記録は、行動スコア値を有するフィールドを有する。
したがって、本発明のこの形態では、別々の行動スコアを特定の行動およびライフスタイル・カテゴリについて、データベースに問い合わせること、および、行動スコアをライフスタイル・カテゴリ・テーブルからの対応する行動記録から検索することによって、得ることができる。したがって、本発明のこの形態では、レンズ使用情報を処理して、加重されたライフスタイル・スコアを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供する段階は、好ましくは、
(a)データベースにアクセスする段階であって、データベースは複数の行動についての事前に計算された行動スコアを含む段階と、
(b)事前に計算された行動スコアをデータベースから、各行動について検索する段階と、
(c)1つまたは複数の割合行動スコアを各行動について、検索された行動スコアおよび各割合係数の積を使用して計算する段階と、
(d)1つまたは複数の加重されたライフスタイル・スコアを計算する段階であって、各加重されたライフスタイル・スコアは、割合行動スコアの合計を使用して計算される段階とを含む。
本発明の一形態では、データベースは特定の行動についての行動スコアを含まない場合、オペレータは、データベース内に含まれていない行動についてのデータをデータベースに入力することができる。本発明のこの形態では、行動についてのデータをデータベースに追加する方法は、
(a)行動についての記述子をデータベースへ、記述子フィールドを使用して入力すること、
(b)行動記述子にリンクするための少なくとも1つのタスク・カテゴリを入力および/または選択することであって、少なくとも1つのタスク・カテゴリはライフスタイル・スコア・カテゴリに関連付けられること、
(c)各タスク・カテゴリについて、各タスク・カテゴリについての1つまたは複数のタスク・サブカテゴリの割合についての推定値を入力すること、
(d)プログラムされたコンピュータが、行動記述子に関連付けられた各行動スコア・カテゴリについての行動スコアを、タスク・サブカテゴリの割合推定値および各タスク・スコアを使用して計算すること、および
(e)各行動スコアを行動記述子と共にデータベース内に格納することを含む。
理想的には、データベースがプログラム・コンピュータ上に存在する場合、データベースに追加されたデータを、ネットワークを介して通信して、入力されたデータが、異なる施設にある本発明の他のシステムの間で標準化または共有できるようにすることができる。
眼科用レンズ・デザインを既存のレンズ・デザインの範囲から選択する本発明の好ましい形態では、レンズ・デザインの範囲を、プログラムされたコンピュータにとってアクセス可能であるデータベース・テーブルを使用して提供することができる。好ましくは、テーブルは複数のレンズ・レコードを含み、各レンズ・レコードは、使用可能なレンズ・デザインについての情報を含む。
理想的には、レンズ記録は複数のフィールドを使用して配列され、その1つまたは複数は、ライフスタイル・スコア値(単一の数またはある範囲の数の形態における)を各ライフスタイル・スコア・カテゴリ(本明細書では、ライフスタイル・スコア・カテゴリ・フィールドと称する)について含むようになる。好ましくは、追加のフィールドが他の情報のために提供されるようになる(例えば、製品名)。
各レンズ記録は又、使用可能なレンズ・デザインの特定のデザイン特徴についての所定のレンズ・スコアも含むことができる。この点で、レンズ記録は又、各使用可能なレンズの近見視力性能、中間視力性能、遠見視力性能、累進帯の長さ、屈折率、比重、適応スコア、衝撃強度、偏光性能、マージンおよびコストについての所定のスコアも含むことができ、実際のスコア種類はレンズの種類に依存する。
好ましくは、眼科用レンズ・デザインを、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択する段階は、データベースに問い合わせて、1つまたは複数の加重されたライフスタイル・スコアにマッチするライフスタイル・スコア値を含む、1つまたは複数のライフスタイル・スコア・カテゴリ・フィールドを有する、少なくとも1つの使用可能な眼科用レンズ・デザインを探し出して検索することによって、実施される。
眼科用レンズを、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して設計することに関して、プログラムされたコンピュータが、1つまたは複数の加重されたライフスタイル・スコアにマッチする眼科用レンズ・デザインを探し出すことができない状況では、プログラムされたコンピュータは、特製化された眼科用レンズ・デザインを製作するために使用することができるデータ・ファイルを作成することができる。
本発明のさらにもう1つの実施例では、本発明の方法は最初にレンズ・デザインを、前から存在する範囲の眼科用レンズ・デザインから、ライフスタイル・スコアに従って選択し、次いで、選択された設計を他の着用者パラメータに従って修正して、修正された設計が着用者の視覚的必要性に従って特製化されるようにすることができる。
選択または設計された眼科用レンズ・デザインは、特定のライフスタイル・スコア・カテゴリについての加重されたライフスタイル・スコアを使用して特製化されている、少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有するようになる。例えば、着用者に適した累進付加レンズを選択または設計することに関して、ライフスタイル・スコア・カテゴリが近見視力ライフスタイル・スコア・カテゴリである本発明の一形態では、高い近見視力使用の加重されたライフスタイル・スコアを有する着用者は、より大きい近見エリアを有する累進レンズ・デザインを受けるようになるのに対して、低い近見視力使用の加重されたライフスタイル・スコアを有する着用者は、より大きい明瞭な遠見ゾーンを有する累進レンズ・デザインを受けるようになる。
同様に、ライフスタイル・スコア・カテゴリが動体視力ライフスタイル・スコア・カテゴリである場合、低い動体視力の加重されたライフスタイル・スコアを有する着用者は、最小のブラーに合わせて最適化された周辺を有する大きい視力の明瞭ゾーンを有する累進レンズ・デザインを受けるようになるのに対して、高い動体視力の加重されたライフスタイル・スコアを有する着用者は、より小さい視力の明瞭ゾーン、および、周辺または変化円周プリズムのレートにおける矢状の追加度数を低減するために最適化された周辺を有する、累進レンズ・デザインを受けるようになる。
さらに、このとき、着用者のための累進レンズを製造するために使用される材料に関連して、高い動体視力の加重されたライフスタイル・スコアを有する着用者は、ポリカーボネートまたは他の耐衝撃材料を使用して製造されたレンズ・デザインを受ける可能性があるのに対して、低い動体視力の加重されたライフスタイル・スコアを有する着用者は、表面的な改良の方に偏った材料を使用して製造されたレンズ(例えば、低クロム収差、または、より厚いレンズについてより高い指標)を受ける可能性がある。高い度数(正または負)の処方を有する着用者は、端の厚さおよび/または重量を減らすためにより高い指標の材料を受ける可能性がある。材料を又、より高い色収差数に対してすべての他の要素をトレードするその色収差量に基づいて選択して(より低い色収差)、オプティックスを改良することができ、逆も又同様である。
本発明の代替実施例によれば、レンズ使用情報を着用者から得る段階は又、他のデータ(本明細書では、「補足データ」と称する)を着用者から得ることも含むことができる。
理想的には、本発明の方法において使用することができる他のタイプのデータには、適合データ、レンズ処方データ、個人データおよびサンプリングされた挙動データが含まれる。この点で、本明細書の全体にわたる「適合データ」という用語への参照は、着用者の顔に対するレンズの位置決めに影響を及ぼす、幾何学的パラメータ(瞳孔間距離、頂点距離(VD)、広角チルト(PT)、レンズ・ラップおよびフレーム・ジオメトリなど)への参照であるように理解されたい。さらに、本明細書の全体にわたる「レンズ処方データ」という用語への参照は、球面(Rx)、円柱(Cyl)、追加(Add)およびベース・カーブへの参照であるように理解されたい。本発明の目的では、本明細書の全体にわたる「個人データ」という用語への参照は、着用者の年齢および性別情報への参照であるように理解されたい。
最後に、サンプリングされた挙動データは、特定の視覚運動中の、あるいはそれから得られた、着用者の目の回転、目のずれ、調節および文字読み距離のうちの1つまたは複数を記述する測定データを含むことができる。
本発明のこの形態では、補足データをプログラムされたコンピュータに入力し、レンズ使用情報と共に処理することもできる。理想的には、この処理は、加重されたライフスタイル・スコアの1つまたは複数を補足データと共に使用する、レンズ・デザイン選択を提供することができる。したがって、本発明のこの形態では、選択された眼科用レンズが、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して特製化されている、少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有することに加えて、選択されたレンズ・デザインも又、補足データを使用して特製化されている少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有することができる。
特製化の範囲は多少、選択されたレンズ・デザインを特製化するために使用されるデータ・セット(すなわち、レンズ使用および補足データから使用されたデータのセット)によって決まるようになる。
適合データが使用されて累進付加レンズ・デザインが特製化される本発明の一実施例では、このデータに基づいて特製化することができるレンズ・デザイン特徴は、以下を含む。
(a)近見および遠見インセット(PDを使用)、
(b)Rx度数補正(VDおよび/またはPTを使用)、
(c)PAL累進帯の長さ、レンズ材料および周辺設計(フレーム・サイズおよび形状を使用)、
(d)ベース・カーブ(ラッシュ・クラッシュを回避するため、または、美的または表面的な要件を満たすためのベース・カーブの選択に基づく)、および
(e)ゾーン幅およびアイ・パス・インセット・プロファイル(サンプリングされた挙動データを使用)。
着用者の瞳孔間距離(PD)を使用した累進付加レンズ・デザインの特製化に関して、ここでは、着用者のPDが増すにつれて、無限よりも小さな物体距離にある目標を凝視するために必要とされた収斂の量が増す(例えば、狭いPDはより少ない収斂を必要とする)。したがって、着用者のPDを測定することによって、近見および遠見ゾーンの位置を特製化することができる。
本発明の好ましい形態に従って、累進レンズ・デザインの選択はさらに、レンズ・デザインを、処方データを使用して特製化することを含むことができる。この点で、「処方データ」という用語への参照は、球面、円柱および追加への参照であるように理解されたい。特製化されたレンズ・デザインの選択は、処方データ(すなわち、Rx、CylおよびAdd)のすべてまたはいくつかを利用することができる。
Rxを使用して、累進付加レンズ・デザインを選択または設計することに関して、従来の半仕上げのPALは少数のベース・カーブにおいて製造され、その各々を、ただ1つの特定のRx(通常は球面のもの)について非球面化することができるが、これは、球面のものおよび円柱のものを含む、幅広いRxを実現させるために使用される。従来のレンズがそれについて最適化されているRxからのいかなる逸脱も、明瞭な領域のサイズを低減することによって、周辺オプティックスを低下させる可能性がある。明瞭な領域のサイズの低減は、最適なRxからの逸脱に比例して増す。本発明の好ましい形態に従って、次いで、逸脱の効果の低下を、レンズの前および/または背面を個別に非球面化することによって補正することができる。
Cylを使用して、累進付加レンズ・デザインを選択または設計することに関して、累進付加レンズ・デザインを、2つの主経線に沿って異なるように非球面化して、特定の円柱の処方のために最適化されたオフ・アクシス(off-axis)性能を提供することができる。
最後に、Addを使用して、特製化された累進付加レンズ・デザインを選択または設計することに関して、より高いAddは、ぼやけレベルの増大に通じるので、より大きな累進帯の長さおよびより高い残余Addを、これらの設計における周辺ぼやけのわずかな低下のために、適合クロス(FC)でトレードすることが有益である可能性がある。
本発明の特に好ましい形態では、プログラムされたコンピュータは又、調製後情報を受け入れ、処理可能にすることもできる。この点で、本明細書の全体にわたる「調製後情報」という用語への参照は、調製者または着用者によって、レンズが着用者に調製された後のあるときに提供されている情報への参照であるように理解されたい。
好ましくは、次いで、調製後情報は、別々の質問を使用して収集され、これは、着用者によって調製方法中に提供されたライフスタイル情報を使用して公式化されている。
調製後情報の収集を、本発明のこの形態の理想的な実施例では、調製後情報をプログラムされたコンピュータに直接入力することによって実行することができ、あるいは、実際に、プログラムされたコンピュータにとってネットワーク(例えば、インターネット)を介してアクセス可能であるコンピュータに入力することができる。
調製後情報の質問は、調製方法中に着用者によって指定された行動について選択されたレンズの、着用者によって認められた適合性について、着用者に問い合わせる質問を含むことができる。好ましくは、質問は着用者に、選択されたレンズ・デザインの特定の問題または欠陥を識別するように求めることができる。
プログラムされたコンピュータに入力された後、調製後情報を、プログラムされたコンピュータによって処理して、選択されたレンズへの着用者の満足感を査定することができる。
「調製後情報」の処理により、プログラムされたコンピュータが、レンズ・デザインを選択または設計するために使用された調製アルゴリズムを修正可能にすることができるので有利である。したがって、調製後情報の処理は、累進付加レンズ・デザインを選択または設計するために使用された調製アルゴリズムを精緻化または改良可能にすることができる。
本発明の方法を、プログラムされたデバイス上で実行することができ、したがって、本発明は又、眼科用レンズを着用者のために処方または調製するためのプログラムされたデバイスも提供し、このデバイスは、
(a)レンズ使用情報を着用者から得るデータ入力手段と、
(b)処理手段であって、
i.レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供することであって、各加重されたライフスタイル・スコアは、各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴の間の所定の関係の関数であること、および
ii.眼科用レンズ・デザインを、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計することを行う処理手段とを含み、
選択または設計された眼科用レンズは、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して特製化されている少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有する。
また、本発明は、コンピュータ・プログラム・コード手段を含むコンピュータ・プログラムも提供し、このコンピュータ・プログラム・コード手段はプログラム可能なデバイスに、
(a)ユーザに、着用者についてのレンズ使用情報をプログラム可能なデバイスに入力するように指示すること、
(b)レンズ使用情報を受け入れること、
(c)レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供することであって、各加重されたライフスタイル・スコアは、各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴の間の所定の関係の関数であること、および
(d)眼科用レンズ・デザインを、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計することを実行させ、
選択された、あるいは眼科用レンズは、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して特製化されている少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有する。
本発明は又、コンピュータ・プログラムを表すデータにより符号化されたコンピュータ可読メモリも提供し、このコンピュータ・プログラムを使用してプログラム可能なデバイスに、
(a.)ユーザに、着用者についてのレンズ使用情報をプログラム可能なデバイスに入力するように指示すること、
(b.)レンズ使用情報を受け入れること、
(c.)レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供することであって、各加重されたライフスタイル・スコアは、各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴の間の所定の関係の関数であること、および
(d.)眼科用レンズ・デザインを、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計することを行うように命令することができ、
選択または設計された眼科用レンズは、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して特製化されている少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有する。
本発明はいくつかの利点を含み、これにおいて、方法を調製者によって使用して、累進レンズなどの適切なレンズを、着用者のライフスタイル査定に基づいて選択することができることは理解されよう。結果として、調製者は着用者のライフスタイルと相関するレンズ・デザインを選択することができる。したがって、本発明は、着用者が、累進付加レンズを有する眼鏡に課すであろう視覚的、人間工学的、および表面的な要求である、視覚的要件を満たす、レンズ使用のパターンを予測することができる。
本発明のこの形態を使用して、オペレータは、データベースに含まれていない行動についての情報を入力することができる(特定の国または場所に特有の、文化に固有の行動など)ので有利である。
次いで本発明を、添付の図面に例示した様々な実施例に関して説明する。しかし、以下の説明は、上記の説明の大多数を限定するものではないことを理解されたい。
本発明の好ましい実施例によるシステムのシステム・ブロック図。 図1の実施例についてのデータ流れ図を示す。 図1の実施例において使用するために適したレンズ使用情報の一実施例を示す。 図3のレンズ使用情報に含まれた行動についての行動スコアのテーブルを示す。
本発明を使用することのできるシステム環境を、図1に示す。システム環境2はコンピュータ4を含み、これを、インターネットなどのネットワーク6に接続する能力を有し、かつ、コンピュータ4に搭載したソフトウェア・プログラム8を実行することができる、従来のデスクトップ・パーソナル・コンピュータまたはワークステーションにすることができる。好ましくは、複数の商業サーバ16およびメーカー・サーバ20もネットワーク6に接続される。
ソフトウェア・プログラム8は、コンピュータ4に、着用者から得られた情報を受け入れて処理するための能力を提供するコンポーネントを含む(図示せず)。この実施例では、得られた情報をコンピュータ4へ、ユーザ(例えば、検眼医)によって着用者に代わってキーボード10を使用して入力することができる。理想的には、ソフトウェア・プログラム8は又、コンピュータ4が商業サーバ16および/またはメーカー・サーバ20と、ネットワーク6を介して通信できるようにするコンポーネントも含む。
情報を着用者から得ることに関して、本発明の好ましい形態では、情報をコンピュータ4へ、グラフィカル・ユーザ・インターフェース12を使用して入力することができ、これはユーザに、特定の着用者情報をコンピュータ4に入力するように指示することができる。
着用者情報をユーザから受け入れることに応答して、コンピュータ4は着用者情報を、行動データベース14から検索されている行動スコアを使用して処理して、累進レンズ・デザイン(本明細書では「レンズ・デザイン」と称する)をレンズ・デザインデータベース15から、着用者情報の処理に従って選択することができる。
図1に示す実施例では、行動データベース14およびレンズ・デザインデータベース15がコンピュータ4を備えるが、これらのデータベースは、ネットワーク6を介してコンピュータ4によってアクセスすることができる代替コンピュータ(図示せず)を備えることができる。
理想的には、レンズ・デザインが選択された後、コンピュータ4は、レンズ・デザインの可用性を、ネットワーク6を介して1つまたは複数の商業サーバ16からのレンズ可用性情報をリクエストすることによって、決定することができる。各商業サーバ16はカタログ・データベース18にアクセスすることができ、これはレンズ・デザインの価格および可用性に関する情報を含む。カタログ・データベースから検索された価格および可用性情報をコンピュータ4へ、ネットワーク6を介して提供することができる。
価格および可用性データを受信することに応答して、コンピュータ4は注文を商業サーバ16に出すことができ、これは、選択されたレンズ・デザインを最良の価格および/または最短のリード・タイムで提供することができる。
別法として、注文を特定の商業サーバ16に出すことは、他の商業的要素に依存する可能性がある。例えば、調製者は、コンピュータ4にとってアクセス可能である好ましいマーチャントのレジスタを有する可能性がある。この場合、次いで、注文を商業サーバ16に出すことは、好ましい業者を、選択されたレンズ・デザインを供給することができるものとして識別する結果となる可能性がある。
選択されたレンズ・デザインが入手可能でない場合、コンピュータ4は代替レンズ・デザイン選択を提供することができ、あるいはその代わりに、メーカー・サーバ20への通信のためのデータ・ファイルを生成して、カスタム・レンズをこのレンズ・デザインに従って製造できるようにすることができる。
このとき図2を参照すると、着用者から得られた情報22(本明細書では、着用者データと称する)は好ましくは、レンズ使用情報24、処方データ26、適合データ28、個人データ30、およびサンプリングされた挙動データ31を含む。本明細書の目的では、処方データ26、適合データ28、個人データ30、およびサンプリングされた挙動データ31を「追加のデータ」と称する。したがって、着用者データ22は、レンズ使用情報24および追加のデータ26、28、30、31を含む。
図3を見ると、レンズ使用情報24は、1つまたは複数の行動に関するリスト32を含むことができ、各行動は各レンズ使用係数34を有する。行動リスト32中の各行動は、累進付加レンズを必要とするであろう着用者の行動累進付加行動である。
レンズ使用係数34は、着用者によって提供されている推定値であり、この推定値は、着用者が累進付加を、累進レンズを必要とする行動について使用する傾向のある、合計時間の割合についてのものである。レンズ使用情報24は又、着用者がコンピュータを使用する程度についての別の測度も提供することができる(例えば、低から高使用の尺度を使用する)。
したがって、図3に例示した実施例では、ゴルフは、着用者が合計予測レンズ使用の1%を必要とすると予測している行動であるのに対して、読書は、合計予測レンズ使用の60%を必要とする。
図2に戻り、このとき適合データ28を参照すると、このようなデータは好ましくは、着用者の物理的データ(瞳孔間距離(ID)など)、および、レンズを取り付けるために選択されているフレームについてのフレーム・データを含む。
理想的には、フレーム・データは、フレーム・ジオメトリ・データ(レンズ・ラップを含む、フレームのサイズおよび形状など)およびフレーム適合データ(頂点および広角チルトなど)を含む。
処方データ26に関して、このようなデータは好ましくは、球面(Sph)、円柱(Cyl)、および追加(Add)を含み、着用者の目の波面収差分析、または目の視覚的質の他の測定によって提供されるものなど、より高い注文データを含むことができる。
個人データ30に関して、このデータは、着用者の年齢および性別を含むことができる。
レンズ使用情報、および、好ましくは着用者から得られる追加のデータを説明したが、本明細書ではこのとき、レンズ使用情報および追加のデータの処理を考える。この点で、着用者データの処理は好ましくは、着用者データを変換して、パラメータのセット(本明細書では「着用者仕様」と称する)を提供することを伴い、このパラメータのセットをレンズ・デザインデータベース15に索引付けして、着用者仕様から導出される特徴を有するレンズ・デザインを検索することができる。
したがって、本発明の好ましい形態では、着用者仕様は好ましくは以下のパラメータを含む。
球面(ジオプトリー)、
円柱(ジオプトリー)、
追加(ジオプトリー)、
波面収差、
瞳孔間距離(mm)、
後頂点距離(mm)、
広角チルト(ラジアン)、
フレーム形状(レンズ・カットアウト形状およびレンズ・カットアウト・サイズを含む)、
フレーム・ブリッジの中心を交差する、垂直面に対するフェース・ラップ角、
加重されたライフスタイル・スコアA(近用カテゴリ)、
加重されたライフスタイル・スコアB(動体視力使用カテゴリ)、
コンピュータ使用指標(低から高)、
年齢(年)、および
性別(M/F)。
加重されたライフスタイル・スコアAおよびBは、レンズ使用情報24を、各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて処理することから導出されているスコアである。より詳細には、加重されたライフスタイル・スコアAは、近見視力使用ライフスタイル・スコア・カテゴリについてのスコアであり、これは、行動のリスト32内の各行動に関連付けられた近見視力使用の頻度の査定から導出される。
さらに、加重されたライフスタイル・スコアBは、動体視力使用ライフスタイル・スコア・カテゴリについてのスコアであり、これは、行動のリスト32内の各行動についての着用者と目標の間の相対運動の査定から導出される。
加重されたライフスタイル・スコアAおよび加重されたライフスタイル・スコアBは好ましくは、コンピュータ4を使用して、別々の行動スコアを行動リスト32内の各行動について、行動データベース14から最初に得ることによって、計算される。
以下でより詳細に説明するように、レンズ使用情報24を処理して加重されたライフスタイル・スコアを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供することは、ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの累進付加レンズ・デザイン特徴の間の所定の関係に依拠する。
所定の関係を、行動に関連付けられた視覚タスクが結合して、各ライフスタイル・スコア・カテゴリとの所定の関係を有する累進レンズ・デザイン特徴の特性に影響を与える程度を示す、行動スコアに関して定義することができる。
行動データベース14は、別々のテーブル(本明細書では、ライフスタイル・カテゴリ・テーブルと称する)を各ライフスタイル・カテゴリについて含み、各テーブルは複数の行動記録を有し、各記録は、少なくとも1つの行動記述子フィールドおよび行動スコア・フィールドを含む。したがって、別々の行動スコアを行動データベース14から、特定の行動およびライフスタイル・カテゴリについて検索することができ、これを、行動データベース14に問い合わせること、および、行動スコアを、ライフスタイル・カテゴリ・テーブルからの対応する行動記録から検索することによって行うことができる。よって、図4を見ると、行動のリスト32について得られている行動スコアのリスト34の一実施例を示す。
レンズ・デザインデータベースが特定の行動についての行動スコアを含まない場合、オペレータは、行動データベース14内に含まれていない行動についてのデータを行動データベース14に入力することができ、これを、行動についての記述子をこのデータベースに、特定のライフスタイル・カテゴリに関連付けられた複数のタスク・カテゴリの各々についての1つまたは複数のタスク・サブカテゴリの割合についての推定値と共に、記述子フィールドを使用して入力することによって行うことができる。行動データベース14に備えられていない行動についてのデータを入力するための能力は、ユーザに、行動データベース14を特定の国または場所について調整する(例えば、文化に固有の行動を含めることによる)ための能力を提供するので、有利である。
以下の実施例は、行動スコアがすでに使用可能でない場合について、行動スコアを行動データベース14に入力するために適する可能性のある手法の、限定されていない実施例を提供するように意図される。
実施例1:
近見視力使用カテゴリについての行動スコアの入力。
1.行動記述子の名前をデータベースに入力する(例えば、「ゴルフ」)。
2.行動が必要とするいくつか(例えば、3つ)の視覚タスクの作動距離を入力し、各タスクを実行して費やされた時間の割合(P)を割り当てる(例えば、視覚タスク1:30.48cm(1フィート)付近のボールを見ること(10%)、視覚タスク2:スコア・カードを読むこと(5%)、視覚タスク3:フェアウェイを見下ろすこと(85%))。
3.作動距離についての重み(W)を割り当てる(例えば、0cmから49cm=10(例えば、スコア・カードを読むこと)、50cmから64cm=9、65cmから75cm=8、76cmから90cm=7、91cmから105cm=6、106cmから125cm=5、126cmから200cm=4(例えば、30.48cm(1フィート)付近のボールを見ること)、201cmから300cm=3、301cmから400cm=2、401cm以上=1(例えば、フェアウェイを見下ろすこと))。
4.各重み(W)を時間の割合(P)によって乗算して、以下のように行動スコア(S)を得る。
S=W1.P1+W2.P2+W3.P3+...+Wn.Pn
ただし、
W1およびP1は、視覚タスク1(例えば、30.48cm(1フィート)付近のボールを見ること)についての作動距離および時間の部分であり、
W2およびP2は、視覚タスク2(例えば、スコア・カードを読むこと)についての作動距離および時間の部分であり、
W3およびP3は、視覚タスク3(例えば、フェアウェイを見下ろすこと)についての作動距離および時間の部分であり、
WnおよびPnは、視覚タスクnについての作動距離および時間の部分であり、
例えば、以下の通りである。
S=(4×0.1)+(10×0.05)+(1×0.85)
S=1.75
5.結果として生じる近見視力使用カテゴリの行動スコア(A)を行動データベースに格納する。
実施例2:
動体視力使用カテゴリについての行動スコアの入力。
1.行動記述子の名前をデータベースに入力する(例えば、「ゴルフ」)。
2.行動が必要とするいくつか(例えば、2つ)の視覚サブタスクの割合を入力し、各サブタスクを、以下のようにスコアと共に以下の基準に従ってカテゴリ化する。
対象の姿勢:座る/静止=1、歩く=5、走る=10。
対象の運動:静止=1、歩くペースで移動=5、走るペースで移動=7、走るペースより速く移動=10、
ヘッドの回転:必要=5.視覚目標の運動、および
不要=1.視覚目標の運動
3.行動スコア(S)をすべてのカテゴリについてのスコアの和として、あるいは、複数のサブタスクが入力される場合、n個のタスクの割合の和として計算する。
4.結果として生じる動体視力使用カテゴリの行動スコア(S)を行動データベースに格納する。
行動スコアを行動データベースから検索した後、プログラムされたコンピュータ4は次いで、加重されたライフスタイル・スコアを各行動スコア・カテゴリについて、行動スコアおよび各行動についてのレンズ使用係数の積の和を使用して計算することができる。結果として生じる加重されたライフスタイル・スコアは次いで、着用者仕様に含められる。
次いで、コンピュータ4は着用者仕様を使用してデータベース・クエリを生成し、これを使用してレンズ・デザインデータベース15を、クエリ・方法を使用して問い合わせることができる。
生成されるデータベース・クエリを、着用者仕様に含まれたパラメータのいくつかまたはすべてを使用するように構築することができる。実際に、生成されるクエリを、ユーザが特定のパラメータをクエリにおける使用のために指定することに応答して、生成することができる。別法として、ユーザはレンズ・デザインの特定の態様を最適化のために指定することができる。
このように、このシステムを使用して、単焦点および多焦点レンズ、並びに、累進付加レンズを調製することができる。例として、調製者が単焦点レンズを着用者のために調製することを望む場合、着用者仕様は、加重されたライフスタイル・スコアを着用者仕様から除外することができる。
データベース・クエリに応答して、レンズ・デザインデータベースが、データベース・クエリ内のこれらのパラメータにマッチするパラメータを有するレンズ・デザイン記録を有する場合、レンズ製品データがレンズ・デザイン記録から検索される。レンズ製品データを使用して、特定の累進レンズ製品を識別することができる。
別法として、クエリ・方法は半仕上げの累進レンズ製品を選択することができ、これを特製化して、着用者仕様に適合するデザイン特徴を有するレンズを提供することができる。
したがって、選択または特製化された累進レンズ・デザイン製品は、着用者仕様パラメータにおける依存性を有するデザイン特徴を有するようになる。
表1は、累進付加レンズ・デザイン特徴と、着用者の仕様に含めることができるパラメータの間の関係を示す。この点で、各パラメータを使用して、1つまたは複数のレンズ・デザイン特徴を操作することができる。したがって、グループ化は通信のために提供され、いかなるレベルでのいかなるクロス・ペアリングをも実行するように意味されない。
クエリ・方法が、着用者の仕様にマッチするか、あるいはそれにマッチするように特製化することができるレンズ・デザインを識別することができない場合、コンピュータ4はレンズ製造ファイルを生成することができ、これを使用して、完全に特製化されたレンズを製造することができる。この場合、コンピュータ4はレンズ製造ファイルを、サーバ20(図1を参照)を有するレンズ・メーカーに、ネットワーク6(図1を参照)を介して通信することができる。
したがって、本発明は、着用者から得られたデータに応答してレンズを選択または設計して、着用者のライフスタイルの必要性にマッチするレンズ・デザインが着用者に調製されるようにするための方法を提供する。特に、本発明は累進付加レンズの調製に適するようになることが考えられる。
最後に、同じく本明細書の範囲内である、本明細書で説明した構成への他の変形形態および修正が存在する可能性があることは理解されよう。
Figure 0005048018
以下、本発明に関連する実施形態を示す。
(1)コンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法において、
(a)着用者についてのレンズ使用情報を得る段階と、
(b)加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数のライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について計算するべく、前記レンズ使用情報を処理する段階と、
(c)前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を用いて、前記着用者による使用のために適した眼科用レンズを選択または設計する段階とを含む、コンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(2)選択または設計することができる眼科用レンズの種類が、
(a)累進付加レンズ、
(b)単焦点レンズ、および
(c)多焦点レンズ、のうちの少なくとも1つを含む項目1に記載されたコンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(3)前記レンズ使用情報は、
(a)それについて前記着用者が前記眼科用レンズを着用する傾向のある行動を識別する情報と、
(b)各識別された行動につき、リストされた前記行動の各々に対して、前記着用者が前記レンズを使用する傾向のある時間の割合を示すレンズ使用係数とを含む項目1または2に記載されたコンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(4)前記レンズ使用情報は、前記着用者にとっての前記識別された行動の各々の重要性を示す情報をさらに含む項目3に記載されたコンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(5)レンズ使用情報を得る前記段階は、他のデータを得る段階をさらに含み、前記他のデータは、
(a)前記着用者についての処方データ、
(b)前記着用者についてのレンズ適合データ、
(c)眼の回転に関する測定データ、
(d)眼の傾斜に関する測定データ、
(e)眼の調節に関する測定データ、
(f)文字読み距離に関する測定データ、
(g)前記着用者についての個人データが、
i.前記着用者の性別、および
ii.前記着用者の年齢を含む個人データ、および
(h)コンピュータ使用指数、のうちの1つまたは複数を含み、
前記レンズ使用情報を処理する前記段階が、前記他のデータを処理する段階をさらに含む項目4に記載されたコンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(6)前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、近見視力使用の頻度のカテゴリを含む項目1に記載されたコンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(7)前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、動体視力使用の頻度のカテゴリを含む項目1または6に記載されたコンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(8)前記着用者による使用のために適した眼科用レンズ・デザインを選択または設計する前記段階がデザイン特徴を選択することを含み、このデザイン特徴が加重された前記ライフスタイル・スコアのうちの前記1つまたは複数にマッチすることを特徴とする項目6または7に記載されたコンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される方法。
(9)眼科用レンズを着用者のために処方および/または調製するためのプログラム可能なデバイスにおいて、
(a)着用者についてのレンズ使用情報を前記プログラム可能なデバイスに入力する入力手段と、
(b)処理手段であって、
i. 1つまたは複数のライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について、加重されたライフスタイル・スコアを計算すべく、前記レンズ使用情報を処理すること、および
ii.前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を用いて、前記着用者による使用のために適した眼科用レンズ・デザインを選択または設計することを実行するための処理手段とを含むデバイス。
(10)選択または設計することができる眼科用レンズの種類は、
(a)累進付加レンズ、
(b)単焦点レンズ、および
(c)多焦点レンズ、のうちの少なくとも1つを含む項目9に記載されたデバイス。
(11)前記レンズ使用情報は、
(a)それについて前記着用者が前記眼科用レンズを着用する傾向のある行動を識別する情報と、
(b)各識別された行動について、前記着用者が前記レンズを、リストされた前記行動の各々について使用する傾向のある時間の割合を示すレンズ使用係数とを含む、項目9または10に記載されたデバイス。
(12)前記レンズ使用情報は、前記着用者にとっての前記識別された行動の各々の重要性を示す情報をさらに含む項目11に記載されたデバイス。
(13)前記レンズ使用情報を入力することは、他のデータを入力することをさらに含み、前記他のデータは、
(a)前記着用者についての処方データ、
(b)前記着用者についてのレンズ適合データ、
(c)眼の回転に関する測定データ、
(d)眼の傾斜に関する測定データ、
(e)眼の調節に関する測定データ、
(f)文字読み距離に関する測定データ、
(g)前記着用者についての個人データが、
i.前記着用者の性別、および
ii.前記着用者の年齢を含む個人データ、および
(h)コンピュータ使用指数、のうちの1つまたは複数を含み、
前記処理手段が、前記他のデータを処理する手段をさらに含む項目12に記載されたデバイス。
(14)前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、近見視力使用の頻度のカテゴリを含む項目9に記載されたデバイス。
(15)前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、動体視力使用の頻度のカテゴリを含む項目9または14に記載されたデバイス。
(16)前記着用者による使用のために適した眼科用レンズ・デザインを選択または設計する前記段階がデザイン特徴を選択し、このデザイン特徴が加重された前記ライフスタイル・スコアのうちの前記1つまたは複数にマッチされることを含む項目14または15に記載されたデバイス。
(17)眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法であって、
(a)レンズ使用情報を前記着用者から得る段階と、
(b)前記レンズ使用情報を、プログラムされたコンピュータに入力する段階と、
(c)前記プログラムされたコンピュータが前記レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供する段階であって、各加重されたライフスタイル・スコアは、前記各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴との間の所定の関係の関数である段階と、
(d)前記プログラムされたコンピュータが眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計する段階とを含み、
前記選択または設計された眼科用レンズは、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を用いて注文品として特製化された少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有する、眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(18)選択または設計することができるレンズの種類が、
(a)累進付加レンズ、
(b)単焦点レンズ、および
(c)多焦点レンズ、のうちの少なくとも1つを含む項目17に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(19)前記レンズ使用情報は、
(a)それについて前記着用者が前記眼科用レンズを着用する傾向のある行動のリストと、
(b)各リストされた行動について、前記着用者が前記眼科用レンズを、前記リストされた行動の各々について使用する傾向のある時間の割合を示す、レンズ使用係数とを含む項目17または18に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(20)前記レンズ使用情報は、前記着用者にとっての前記リストされた行動の各々の重要性を示す情報をさらに含む項目17から19までに記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(21)前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、近見視力使用カテゴリの頻度を含む項目17から20までに記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(22)前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、動体視力使用の頻度を含む項目17から21までに記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(23)前記動体視力使用カテゴリの頻度の行動スコアが、前記着用者と各行動についての目標の間の相対運動の査定から導出される項目22に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(24)前記レンズ使用情報を処理して、加重された前記ライフスタイル・スコアを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供する前記段階は、
(a)別々の行動スコアを前記行動のリストにおける各行動について得る段階と、
(b)別々の割合スコアを各行動について計算する段階であって、各割合スコアは前記行動スコアおよび前記各レンズ使用係数の積を使用して計算される段階と、
(c)前記加重されたライフスタイル・スコアを、行動のリストについて計算する段階であって、前記加重されたライフスタイル・スコアは、前記別々の割合スコアの和を使用して計算される段階とを含む項目17から23までのいずれか一項に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(25)各ライフスタイル・スコア・カテゴリは少なくとも1つのタスク・カテゴリを含み、少なくとも1つの各タスク・カテゴリはさらにある範囲のタスク・サブカテゴリを含み、各タスク・サブカテゴリはタスク・スコアを有する項目24に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(26)別々の行動スコアを特定の行動および行動カテゴリについて得る前記方法は、好ましくは、
(a)前記行動を、少なくとも1つのタスク・サブカテゴリを使用して、前記行動の前記視覚要件に従ってカテゴリ化する段階と、
(b)サブカテゴリ割合スコアを各タスク・サブカテゴリについて、前記タスク・スコアおよび割合係数の積を使用して計算する段階と、
(c)行動スコアを各行動について計算する段階であって、前記行動スコアは、前記サブカテゴリ割合スコアの和である段階とを含む項目25に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(27)特定のライフスタイル・スコア・カテゴリについて、別々の行動スコアを前記行動のリストにおける各行動について得る前記段階は、ある範囲の行動についての事前に計算された行動スコアを含むデータベースにアクセスすることによって実行される項目24に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(28)前記データベースは、前記プログラムされたコンピュータ上に存在する項目27に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(29)前記データベースは、前記プログラムされたコンピュータに対しネットワークを介してアクセス可能であるサーバ上に存在する項目27に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(30)前記データベースは、別々のテーブルを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて含む項目27から29までのいずれか一項に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(31)各ライフスタイル・スコア・カテゴリ・テーブルは、複数の行動レコードを含み、各行動レコードは、特定の行動についてのものであり、行動スコア値を有する項目30に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(32)別々の行動スコアは、特定の行動およびライフスタイル・カテゴリについて、前記データベースに問い合わせること、および、前記行動スコアをライフスタイル・カテゴリ・テーブルからの対応する行動レコードから検索することによって得られる項目31に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(33)前記レンズ使用情報を処理して、加重された前記ライフスタイル・スコアを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供する前記段階は、好ましくは、
(a)データベースにアクセスする段階であって、前記データベースは複数の行動についての事前に計算された行動スコアを含む段階と、
(b)事前に計算された行動スコアを前記データベースから、各行動について検索する段階と、
(c)1つまたは複数の割合行動スコアを各行動について、前記検索された行動スコアおよび前記各割合係数を使用して計算する段階と、
(d)1つまたは複数の加重されたライフスタイル・スコアを計算する段階であって、各加重されたライフスタイル・スコアは、前記割合行動スコアを使用して計算される段階とを含む項目17または18に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(34)前記データベースが特定の行動についての行動スコアを含まない場合、オペレータは、前記データベース内に含まれていない行動についてのデータを前記データベースに入力することができ、行動についてのデータを前記データベースに追加する前記段階は、
(a)前記行動についての記述子を前記データベースへ、記述子フィールドを使用して入力する段階と、
(b)前記行動記述子にリンクするための少なくとも1つのタスク・カテゴリを入力および/または選択する段階であって、前記少なくとも1つのタスク・カテゴリはライフスタイル・スコア・カテゴリに関連付けられる段階と、
(c)各タスク・カテゴリについて、各タスク・カテゴリについての1つまたは複数のタスク・サブカテゴリの割合についての推定値を入力する段階と、
(d)前記プログラムされたコンピュータが、前記行動記述子に関連付けられた各行動スコア・カテゴリについての行動スコアを、前記タスク・サブカテゴリの割合推定値および各タスク・スコアを使用して計算する段階と、
(e)各行動スコアを前記行動記述子と共に前記データベース内に格納する段階とを含む項目33に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(35)眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択する前記段階は、レンズ・デザインを既存のレンズ・デザインの範囲から選択する段階を含む項目17または18に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(36)眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計する前記段階は、
(a)レンズ・デザインを、前から存在する範囲のレンズ・デザインから、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数に従って選択する段階と、
(b)前記選択されたレンズ・デザインを、前記着用者について得られた他のデータに従って修正する段階とを含み、
前記他の着用者データは、
適合データ、
レンズ処方データ、
個人データ、
眼の回転に関する測定データ、
眼の傾斜に関する測定データ、および
他のカテゴリについての1つまたは複数のライフスタイル・スコア、のうちの1つまたは複数を含む項目17または18に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(37)眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうち1つまたは複数を使用して選択する前記段階は、データベースに問い合わせて、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数にマッチするライフスタイル・スコア値を有する、少なくとも1つの使用可能な眼科用レンズ・デザインを探し出して検索する段階を含む項目17または18に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(38)前記眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計する前記段階は、特製化されたレンズ・デザインを製作するために使用することができるデータ・ファイルを作成する段階を含む項目17または18に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(39)レンズ使用情報を着用者から得る前記段階は、他のデータを着用者から得る段階も含み、前記他のデータは、
(a)適合データ、
(b)レンズ処方データ、
(c)個人データ、
(d)眼の回転に関する測定データ、
(e)眼の傾斜に関する測定データ、
(f)眼の調節に関する測定データ、
(g)文字読み距離に関する測定データ、のうちの1つまたは複数を含む項目17または18に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(40)前記適合データは、
(a)瞳孔間距離、
(b)頂点距離(VD)、および
(c)フレーム・ジオメトリのうちの1つまたは複数を含む項目36または39に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(41)前記レンズ処方データは、
(a)球面(Rx)、
(b)円柱(Cyl)、および
(c)追加(Add)のうちの1つまたは複数を含む項目36または39に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(42)前記個人データは、
(a)前記着用者の年齢、および
(b)前記着用者の性別情報のうちの1つまたは複数を含む項目36または39に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(43)前記フレーム・ジオメトリ・データは、
(a)フレーム形状であって、
i.レンズ・カットアウト形状と、
ii.レンズ・カットアウト・サイズとを含むフレーム形状、
(b)広角チルト、および
(c)前記フレーム・ブリッジの中心を交差する、垂直面に対するフェース・ラップ角のうちの1つまたは複数を含み、前記フレーム・ジオメトリ・データは、前記レンズが取り付けられるフレームについてのデータである項目40に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(44)レンズ使用情報を入力する前記段階は、前記他のデータを入力する段階をさらに含み、前記他のデータは、前記レンズ使用情報と共に処理され、前記レンズ使用情報を処理する前記段階は、前記他のデータを処理して、それによりレンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの前記1つまたは複数、並びに前記他のデータに従って、選択または設計する段階を含む項目39に記載された眼科用レンズを着用者のために処方または調製する方法。
(45)眼科用レンズを着用者のために処方または調製するためのプログラムされたデバイスであって、
(a)前記着用者から得られたレンズ使用情報を入力するデータ入力手段と、
(b)処理手段であって、
i.前記レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供することであって、各加重されたライフスタイル・スコアは、前記各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴の間の所定の関係の関数であること、および
ii.眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計することを行う処理手段とを含み、
前記選択または設計された眼科用レンズは、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して特製化されている少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有するプログラムされたデバイス。
(46)眼科用レンズを着用者のために処方または調製するために適するコンピュータ・ネットワークにおいて、
(a)顧客コンピューターであって、
i.ユーザに、着用者についてのレンズ使用情報を前記顧客コンピューターに入力するように指示すること、
ii.前記レンズ使用情報を受け入れること、
iii.前記レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供することであって、各加重されたライフスタイル・スコアは、前記各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴の間の所定の関係の関数であること、
iv.データベース・クエリを、前記別々の加重されたライフスタイル・スコアを使用して組み立てること、
v.前記クエリを、サーバ・コンピュータ上に位置するデータベースに通信することであって、前記通信は通信リンクを介して行われることを、前記顧客コンピューターに実行するように命令するためのコンピュータ・ソフトウェアを含む、顧客コンピューターと、
(b)1つまたは複数のサーバ・コンピュータであって、各サーバ・コンピュータは、
i.前記データベース・クエリを受信すること、
ii.前記データベース・クエリを処理することであって、前記処理は、データベースを索引付けして、眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計することを含むこと、および
iii.前記選択または設計された眼科用レンズ・デザインを、前記顧客コンピューターに通信することを、前記サーバ・コンピュータに実行するように命令するためのコンピュータ・ソフトウェアを含む、サーバ・コンピュータとを含む、コンピュータ・ネットワーク。

Claims (34)

  1. コンピュータで実行されるか又はコンピュータの支援で実行される、眼科用レンズを選択または設計する方法において、
    (a)着用者についてのレンズ使用情報を得る段階であって、前記レンズ使用情報は、前記着用者が前記眼科用レンズを着用する傾向のある行動を識別するための情報と、各識別された行動につき、前記着用者が前記レンズを使用する傾向のある時間の割合を示すレンズ使用係数とを含む前記段階と、
    (b)加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数のライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について計算するべく、前記レンズ使用情報を処理する段階と、
    (c)前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を用いて、前記着用者による使用のために適した前記眼科用レンズを選択または設計する段階とを含む、眼科用レンズを選択または設計する方法。
  2. 選択または設計することができる眼科用レンズの種類が、
    (a)累進付加レンズ、
    (b)単焦点レンズ、および
    (c)多焦点レンズ、のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  3. 前記レンズ使用情報は、前記着用者にとっての前記識別された行動の各々の重要性を示す情報をさらに含む請求項2に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  4. レンズ使用情報を得る前記段階は、他のデータを得る段階をさらに含み、前記他のデータは、
    (a)前記着用者についてのレンズ適合データ、
    (b)眼の回転に関する測定データ、
    (c)眼の傾斜に関する測定データ、
    (d)眼の調節に関する測定データ、
    (e)文字読み距離に関する測定データ、
    (f)前記着用者についての個人データが、
    i.前記着用者の性別、および
    ii.前記着用者の年齢を含む個人データ、および
    (g)コンピュータ使用指数、のうちの1つまたは複数を含み、
    前記レンズ使用情報を処理する前記段階が、前記他のデータを処理する段階をさらに含む請求項3に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  5. 前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、近見視力使用の頻度のカテゴリを含む請求項1に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  6. 前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、動体視力使用の頻度のカテゴリを含む請求項1または請求項5に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  7. 前記着用者による使用のために適した眼科用レンズ・デザインを選択または設計する前記段階がデザイン特徴を選択することを含み、このデザイン特徴が加重された前記ライフスタイル・スコアのうちの前記1つまたは複数にマッチすることを特徴とする請求項5または請求項6に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  8. 眼科用レンズを選択または設計する方法において、
    (a)レンズ使用情報を着用者から得る段階であって、前記レンズ使用情報が、(i)前記着用者が前記眼科用レンズを着用する傾向のある行動に関するリストと、(ii)各識別された行動について、前記着用者が前記レンズを、リストされた前記行動の各々について前記眼科用レンズを使用する傾向のある時間の割合を示すレンズ使用係数とを含む前記段階と、
    (b)前記レンズ使用情報を、プログラムされたコンピュータに入力する段階と、
    (c)前記プログラムされたコンピュータが前記レンズ使用情報を処理して、別々の加重されたライフスタイル・スコアを1つまたは複数の各ライフスタイル・スコア・カテゴリの各々について提供する段階であって、各加重されたライフスタイル・スコアは、前記各ライフスタイル・スコア・カテゴリと、少なくとも1つの眼科用レンズ・デザイン特徴との間の所定の関係の関数である段階と、
    (d)前記プログラムされたコンピュータが眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計する段階とを含み、
    前記選択または設計された眼科用レンズは、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を用いて注文品として特製化された少なくとも1つのレンズ・デザイン特徴を有する、眼科用レンズを選択または設計する方法。
  9. 選択または設計することができるレンズの種類が、
    (a)累進付加レンズ、
    (b)単焦点レンズ、および
    (c)多焦点レンズ、のうちの少なくとも1つを含む請求項8に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  10. 前記レンズ使用情報は、前記着用者にとっての前記リストされた行動の各々の重要性を示す情報をさらに含む請求項8に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  11. 前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、近見視力使用カテゴリの頻度を含む請求項8から請求項10までに記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  12. 前記ライフスタイル・スコア・カテゴリが、動体視力使用の頻度を含む請求項8から請求項11までに記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  13. 前記動体視力使用カテゴリの頻度の行動スコアが、前記着用者と各行動についての目標の間の相対運動の査定から導出される請求項12に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  14. 前記レンズ使用情報を処理して、加重された前記ライフスタイル・スコアを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供する前記段階は、
    (a)別々の行動スコアを前記行動のリストにおける各行動について得る段階と、
    (b)別々の割合スコアを各行動について計算する段階であって、各割合スコアは前記行動スコアおよび前記各レンズ使用係数の積を使用して計算される段階と、
    (c)前記加重されたライフスタイル・スコアを、行動のリストについて計算する段階であって、前記加重されたライフスタイル・スコアは、前記別々の割合スコアの和を使用して計算される段階とを含む請求項8から請求項13までのいずれか一項に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  15. 各ライフスタイル・スコア・カテゴリは少なくとも1つのタスク・カテゴリを含み、少なくとも1つの各タスク・カテゴリはさらにある範囲のタスク・サブカテゴリを含み、各タスク・サブカテゴリはタスク・スコアを有する請求項14に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  16. 別々の行動スコアを特定の行動および行動カテゴリについて得る前記方法は、好ましくは、
    (a)前記行動を、少なくとも1つのタスク・サブカテゴリを使用して、前記行動の前記視覚要件に従ってカテゴリ化する段階と、
    (b)サブカテゴリ割合スコアを各タスク・サブカテゴリについて、前記タスク・スコアおよび割合係数の積を使用して計算する段階と、
    (c)行動スコアを各行動について計算する段階であって、前記行動スコアは、前記サブカテゴリ割合スコアの和である段階とを含む請求項15に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  17. 特定のライフスタイル・スコア・カテゴリについて、別々の行動スコアを前記行動のリストにおける各行動について得る前記段階は、ある範囲の行動についての事前に計算された行動スコアを含むデータベースにアクセスすることによって実行される請求項14に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  18. 前記データベースは、前記プログラムされたコンピュータ上に存在する請求項17に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  19. 前記データベースは、前記プログラムされたコンピュータに対しネットワークを介してアクセス可能であるサーバ上に存在する請求項17に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  20. 前記データベースは、別々のテーブルを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて含む請求項17から請求項19までのいずれか一項に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  21. 各ライフスタイル・スコア・カテゴリ・テーブルは、複数の行動レコードを含み、各行動レコードは、特定の行動についてのものであり、行動スコア値を有する請求項20に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  22. 別々の行動スコアは、特定の行動およびライフスタイル・カテゴリについて、前記データベースに問い合わせること、および、前記行動スコアをライフスタイル・カテゴリ・テーブルからの対応する行動レコードから検索することによって得られる請求項21に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  23. 前記レンズ使用情報を処理して、加重された前記ライフスタイル・スコアを各ライフスタイル・スコア・カテゴリについて提供する前記段階は、好ましくは、
    (a)データベースにアクセスする段階であって、前記データベースは複数の行動についての事前に計算された行動スコアを含む段階と、
    (b)事前に計算された行動スコアを前記データベースから、各行動について検索する段階と、
    (c)1つまたは複数の割合行動スコアを各行動について、前記検索された行動スコアおよび前記各割合係数を使用して計算する段階と、
    (d)1つまたは複数の加重されたライフスタイル・スコアを計算する段階であって、各加重されたライフスタイル・スコアは、前記割合行動スコアを使用して計算される段階とを含む請求項8または請求項9に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  24. 前記データベースが特定の行動についての行動スコアを含まない場合、オペレータは、前記データベース内に含まれていない行動についてのデータを前記データベースに入力することができ、行動についてのデータを前記データベースに追加する前記段階は、
    (a)前記行動についての記述子を前記データベースへ、記述子フィールドを使用して入力する段階と、
    (b)前記行動記述子にリンクするための少なくとも1つのタスク・カテゴリを入力および/または選択する段階であって、前記少なくとも1つのタスク・カテゴリはライフスタイル・スコア・カテゴリに関連付けられる段階と、
    (c)各タスク・カテゴリについて、各タスク・カテゴリについての1つまたは複数のタスク・サブカテゴリの割合についての推定値を入力する段階と、
    (d)前記プログラムされたコンピュータが、前記行動記述子に関連付けられた各行動スコア・カテゴリについての行動スコアを、前記タスク・サブカテゴリの割合推定値および各タスク・スコアを使用して計算する段階と、
    (e)各行動スコアを前記行動記述子と共に前記データベース内に格納する段階とを含む請求項23に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  25. 眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択する前記段階は、レンズ・デザインを既存のレンズ・デザインの範囲から選択する段階を含む請求項8または請求項9に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  26. 眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計する前記段階は、
    (a)レンズ・デザインを、前から存在する範囲のレンズ・デザインから、加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数に従って選択する段階と、
    (b)前記選択されたレンズ・デザインを、前記着用者について得られた他のデータに従って修正する段階とを含み、
    前記他の着用者データは、
    適合データ、
    レンズ処方データ、
    個人データ、
    眼の回転に関する測定データ、
    眼の傾斜に関する測定データ、および
    他のカテゴリについての1つまたは複数のライフスタイル・スコア、のうちの1つまたは複数を含む請求項8または請求項9に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  27. 眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうち1つまたは複数を使用して選択する前記段階は、データベースに問い合わせて、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数にマッチするライフスタイル・スコア値を有する、少なくとも1つの使用可能な眼科用レンズ・デザインを探し出して検索する段階を含む請求項8または請求項9に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  28. 前記眼科用レンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの1つまたは複数を使用して選択または設計する前記段階は、特製化されたレンズ・デザインを製作するために使用することができるデータ・ファイルを作成する段階を含む請求項8または請求項9に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  29. レンズ使用情報を着用者から得る前記段階は、他のデータを着用者から得る段階も含み、前記他のデータは、
    (a)適合データ、
    (b)レンズ処方データ、
    (c)個人データ、
    (d)眼の回転に関する測定データ、
    (e)眼の傾斜に関する測定データ、
    (f)眼の調節に関する測定データ、
    (g)文字読み距離に関する測定データ、のうちの1つまたは複数を含む請求項8または請求項9に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  30. 前記適合データは、
    (a)瞳孔間距離、
    (b)頂点距離(VD)、および
    (c)フレーム・ジオメトリのうちの1つまたは複数を含む請求項25または請求項29に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  31. 前記レンズ処方データは、
    (a)球面(Rx)、
    (b)円柱(Cyl)、および
    (c)追加(Add)のうちの1つまたは複数を含む請求項25または請求項29に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  32. 前記個人データは、
    (a)前記着用者の年齢、および
    (b)前記着用者の性別情報のうちの1つまたは複数を含む請求項25または請求項29に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  33. 前記フレーム・ジオメトリ・データは、
    (a)フレーム形状であって、
    i.レンズ・カットアウト形状と、
    ii.レンズ・カットアウト・サイズとを含むフレーム形状、
    (b)広角チルト、および
    (c)前記フレーム・ブリッジの中心を交差する、垂直面に対するフェース・ラップ角のうちの1つまたは複数を含み、前記フレーム・ジオメトリ・データは、前記レンズが取り付けられるフレームについてのデータである請求項30に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
  34. レンズ使用情報を入力する前記段階は、前記他のデータを入力する段階をさらに含み、前記他のデータは、前記レンズ使用情報と共に処理され、前記レンズ使用情報を処理する前記段階は、前記他のデータを処理して、それによりレンズ・デザインを、前記加重されたライフスタイル・スコアのうちの前記1つまたは複数、並びに前記他のデータに従って、選択または設計する段階を含む請求項29に記載された眼科用レンズを選択または設計する方法。
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