JP5046240B2 - 加速度センサの製造方法 - Google Patents

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本発明は、加速度センサ、特にピエゾ抵抗効果を示す抵抗素子を用いて、二次元又は三次元方向の加速度を検出する加速度センサの製造方法に関する。
図5は、従来のピエゾ抵抗検出型の加速度センサを示す斜視図であり、図中3はマイクロ構造体である(例えば特許文献1参照)。マイクロ構造体とは、微細加工プロセスにより製造される半導体基板又はマイクロマシン等をいう。
マイクロ構造体3は、矩形の枠部31を有し、枠部31の中心部には円柱状の重錘体32が設けられている。この重錘体32は枠部31の各辺の中央部と、ビーム33,33,33,33により接続されている。一直線状をなすビーム33,33には、X軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Rx1〜Rx4が、これと直交するビーム33,33には、Y軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Ry1〜Ry4が、さらに、X軸と平行で、その近傍にある軸上にZ軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Rz1〜Rz4が配されている。
図6及び図7は、加速度センサ内の抵抗素子によって形成されるブリッジ回路を示す回路図であり、図6はRx1〜Rx4及びRy1〜Ry4についての回路図、図7はRz1〜Rz4についての回路図である。加速度が加わった場合、加速度に起因して重錘体32に外力が作用し、重錘体32は定位置から変位し、この変位によって生じた機械的歪みはビーム33,33,33,33の機械的変形によって吸収され、この上に形成された抵抗素子Rの電気抵抗が変化する。その結果、図6に示すブリッジ回路の平衡がくずれて電圧Voutが検出される。ここで、X(Y)軸方向の加速度に対して重錘体32はモーメントを受け、X(Y)軸方向についてのピエゾ抵抗変化分は加算されて出力されるが、Z軸方向については、変化分が相殺されて出力されない。一方、Z軸方向の加速度に対して重錘体32は垂直方向に変位し、ピエゾ抵抗変化分は、Z軸方向については加算されて出力され、X(Y)軸方向については相殺されて出力されない。
特開平11−214705号公報
上述した図5のピエゾ抵抗検出型の加速度センサの場合、慣性力を増加させるために重錘体32を大きくすると、ビーム33が短くなり、ビーム33の歪みが相対的に小さくなって、ピエゾ抵抗による検出感度が相対的に小さくなるという問題があった。このことは、加速度センサを小型化する障害となっていた。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、補助重錘体を有することにより、重錘体と併せた重量を大きくすることができるとともに、ビームの長さを長くして検出感度を従来の加速度センサより向上させることができ、周波数特性及び耐衝撃性が良好であり、小型化が可能である加速度センサの製造方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、補助重錘体と枠部の内周面との間隔、及び補助重錘体とビームとの間隔を略同じにすることにより、X軸及びY軸方向において精度よく加速度を検出することができるとともに、補助重錘体の大きさを効果的に大きくすることができる加速度センサの製造方法を提供することを目的とする。
そして、本発明は、ビームを、重錘体と枠部の各辺の略中央部とをそれぞれ接続すべく構成し、補助重錘体を四角柱状にすることにより、さらにX軸及びY軸方向において精度よく加速度を検出することができ、重量を大きくすることができる加速度センサの製造方法を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、枠部の角部にビーム幅より長い斜辺と角部を挟む二辺とからなる三角部を設け、三角部の斜辺の略中央部においてビームを接続し、補助重錘体を三角柱状にすることにより、ビーム長を長くとることができ、検出感度が向上し、応力集中が生じず、耐久性が向上するとともに、ピエゾ抵抗のビーム幅方向にかかる歪みが均一となり、感度特性が向上する加速度センサの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の加速度センサの製造方法は、断面視で矩形状をなす枠状のストッパ、前記ストッパの中心部に設けられた重錘体、前記重錘体と前記ストッパとを接続するものであり、交叉する二直線状をなす4本のビーム、及び前記ビームのうちの2本と前記ストッパの内周面とにより包囲される空間内に遊挿する状態で前記重錘体に連設されており、側面が垂直柱状をなす4つの補助重錘体を有するマイクロ構造体の加速度の作用に基づく機械的変形を、前記マイクロ構造体に形成した抵抗素子の電気抵抗の変化により検出して、加速度の向き及び大きさを検出すべくなしてある加速度センサの製造方法であって、ビームに対応する所定位置に抵抗素子を形成し、第1層乃至第3層を有するSOI基板を、前記ストッパ表面を含む第1主面に対して前記マイクロ構造体中心の垂直上方から見たときに、前記4本のビームのそれぞれの長さが同じであり、前記マイクロ構造体の第1主面中心を軸として90度回転させたときの前記垂直上方から見た前記ストッパ、前記重錘体、前記補助重錘体及び前記4本のビームの写像が、元の写像と同じとなるよう第1層から第2層に向けて前記第1層を反応性イオンエッチングして前記重錘体、前記ビーム、及び、前記補助重錘体を途中まで形成し、前記基板を、前記マイクロ構造体の第1主面の反対側の主面を第2主面としたとき、第1主面と第2主面とは、前記マイクロ構造体中心の垂直上方から見たときに、前記重錘体、前記補助重錘体、及び前記ストッパにおける平面視が同じであり、さらに、前記重錘体及び前記補助重錘体が同一の厚みを有し、前記補助重錘体が揺動した場合に、該補助重錘体が前記ストッパの内周面に抑止されるよう第3層から第2層に向けて前記第3層を反応性イオンエッチングして前記重錘体、及び、前記補助重錘体を途中まで形成し、前記第2層をエッチングして前記重錘体、前記ビーム、及び、前記補助重錘体をリリースすることを特徴とする。
本発明においては、補助重錘体を有しており、重錘体と併せた重量を大きくすることができるので、加速度の検出感度が従来の加速度センサより向上する。そして、補助重錘体との合計重量を大きくすることで重錘体を小さくすることができ、その結果、ビームの長さを長くしてピエゾ抵抗による検出感度を向上させることができる。従って、加速度センサを小型化することが可能になる。また、補助重錘体はダンピング機能を有するので、周波数特性を改善することもできる。さらに、補助重錘体は変位しても枠部がストッパとして機能するので、耐衝撃性が良好である。そして、後述するRIEによるエッチングにより、重錘体、補助重錘体及び枠部の内周面は略垂直な側面を得ることができるので、効果的に重量を大きくすることができる。これによりマイクロ構造体の重錘体及び補助重錘体の第1主面及び第2主面の平面視は略同じになる。加えて、重錘体、補助重錘体は枠部と略同じ厚みであるが、パッケージとの間に隙間を設けるべくなしてあるので、パッケージによって性能が悪くなることもない。
本発明においては、補助重錘体を有しており、重錘体と併せた重量を大きくすることができるので、加速度の検出感度が従来の加速度センサより向上する。そして、補助重錘体との合計重量を大きくすることで重錘体の大きさを小さくすることができ、その結果、ビームの長さを長くしてピエゾ抵抗による検出感度を向上させることができる。従って、加速度センサを小型化することが可能になる。また、補助重錘体はダンピング機能を有するので、周波数特性を改善させることもできる。さらに、補助重錘体は変位しても枠部がストッパとして機能するので、耐衝撃性が良好である。
また、本発明においては、補助重錘体と枠部の内周面との間隔、及び補助重錘体とビームとの間隔を略同じに構成するので、X軸及びY軸方向において精度よく加速度を検出することができるとともに、スペースを有効利用して補助重錘体の大きさを効果的に大きくすることができる。その結果、製造歩留が向上し、製造原価を低減させることができる。
さらに、本発明においては、補助重錘体がX軸及びY軸と平行に配置されており、X軸及びY軸方向においてさらに精度よく加速度を検出することができ、補助重錘体が四角柱状をなすので、その重量を大きくすることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係るピエゾ抵抗検出型の加速度センサのセンサ部を表面(第1主面)側から見た斜視図であり、図2は裏面(第2主面)側から見た斜視図であり、図中、1はマイクロ構造体としてのSOI(Silicon On Insulator)基板からなるセンサ部である。
センサ部1は、矩形の枠部11を有し、枠部11の中心部には円柱状の重錘体12が設けられている。この重錘体12は枠部11の各辺の中央部と、ビーム13,13,13,13とにより接続されている。一直線状をなすビーム13,13には、X軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Rx1〜Rx4が、これと直交するビーム13,13には、Y軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Ry1〜Ry4が、X軸と平行で、その近傍にある軸上にZ軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Rz1〜Rz4が配されている。そして、四角柱状の補助重錘体14,14,14,14が、ビーム13,13と枠部11の内周面とにより包囲される空間内に遊挿する状態で、重錘体12に連設してある。
センサ部1の寸法は、縦及び横の長さがそれぞれ2.5mm、厚みが566μmであり、枠部11の幅が500μmである。そして、重錘体12の直径が400μm、ビーム13の長さが550μm、幅が70μm、補助重錘体14の縦及び横の長さが615μm、補助重錘体14と、ビーム13及び枠部11の内周面との間隔が夫々50μmである。
加速度センサ内の抵抗素子によって形成されるブリッジ回路は上述した図5及び図6と同一であり、Rx1〜Rx4及びRy1〜Ry4についての回路図は図5と同一、Rz1〜Rz4についての回路図は図6と同一である。加速度が加わった場合、加速度に起因して重錘体12及び補助重錘体14に外力が作用し、重錘体12及び補助重錘体14は定位置から変位し、この変位によって生じた機械的歪みがビーム13,13,13,13の機械的変形によって吸収され、この上に形成された抵抗素子Rの電気抵抗が変化する。その結果、図5及び図6に示すブリッジ回路の平衡がくずれて電圧Voutが検出される。ここで、X(Y)軸方向の加速度に対して重錘体12及び補助重錘体14はモーメントを受け、X(Y)軸のピエゾ抵抗変化分は加算されて出力されるが、Z軸方向については、変化分が相殺されて出力されない。一方、Z軸方向の加速度に対しては重錘体12及び補助重錘体14は垂直方向に変化し、このためピエゾ抵抗変化分は、Z軸方向については加算されて出力され、X(Y)軸方向については、相殺されて出力されない。
次に、センサ部1の製造方法について説明する。図3は、センサ部1を構成するSOI基板を示す断面図である。このSOI基板は、厚み560μmのSi層15、埋め込み酸化膜としての厚み1μmのSiO2 層16、及び厚み5μmのSi層15の三層からなる。まず、後ほど形成される一直線上のビーム13,13に対応する所定位置にX軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Rx1〜Rx4を形成し、これと直交するビーム13,13に対応する所定位置に、Y軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Ry1〜Ry4を、X軸と平行で、その近傍にある軸上にZ軸方向の加速度成分を検出するための抵抗素子Rz1〜Rz4を形成する。次に、SOI基板の表面からSiO2 層16までSiディープRIE(反応性イオンエッチング)によりエッチングを行い、重錘体12、ビーム13,13,13,13、及び補助重錘体14,14,14,14を形成する。そして、裏面からSiO2 層16までSiディープRIEにより深堀りエッチングを行い、重錘体12及び補助重錘体14,14,14,14を形成する。最後に、SiO2 層16をエッチングすることにより重錘体12、ビーム13,13,13,13、及び補助重錘体14,14,14,14をリリースして、可動構造とする。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る加速度センサは、補助重錘体14を有しており、重錘体12と併せた重量を大きくすることができるので、加速度の検出感度が従来の加速度センサと比較して向上する。そして、補助重錘体14との合計重量を重くすることで重錘体12の大きさを小さくすることができ、その結果、ビーム13の長さを長くしてピエゾ抵抗による検出感度を向上させることができる。従って、加速度センサの小型化が可能になる。従来の加速度センサは、センサ部としてのチップのサイズが5.0×5.0(mm)、外形寸法が14.0×11.4×5.5(mm)であったのに対し、本発明の加速度センサはチップのサイズが2.5×2.5(mm)、外形寸法が5.0×5.0×5.0(mm)と小型化されている。
また、補助重錘体14はダンピング機能を有するので、周波数特性を改善することもできる。さらに、補助重錘体14は枠部11と接近しており、大きく変位しても枠部11の内周面で止まるので、耐衝撃性が良好である。そして、製造の歩留も向上し、製造原価が大幅に低減したのが確認されている。
なお、前記実施の形態においては、4本のビーム13が重錘体12と枠部11の各辺の中央部とを接続すべくなしてあり、重錘体12が円柱状をなし、補助重錘体14が四角柱状をなす場合につき説明しているがこれに限定されるものではない。4本のビーム13は重錘体12と枠部11とを対角線状に接続すべく構成してもよく、重錘体12及び補助重錘体14の形状も円柱、底面が楕円形である柱状体、三角柱及び四角柱等の多角柱等、種々の形状から選択することができる。
図4は、その一例としての4本のビームを対角線状に配置した本発明の加速度センサ部を示す平面図である。図中、図1と同一部分は同一符号で示してある。この加速度センサにおいては、枠部11の内周面の各角部にビーム13の幅より長い斜辺と角部を挟む二辺とからなる三角部17,17,17,17が設けられており、この三角部17の斜辺の中央部と四角柱状の重錘体12とがビーム13により接続されている。三角部17により、枠部11は八角形状をなす。この加速度センサにおいては、ビーム長を長くすることができ、よりX軸及びY軸方向において精度よく加速度を検出することができ、補助重錘体14の重量を大きくすることができる。また、前記三角部17を介しており、ビーム13の側面と枠部11の内周面とが鋭角をなさず、応力集中がなくなるので、耐久性が向上するとともに、抵抗素子のビーム13の幅方向の歪みの分布が一様となるので、感度特性がより向上する。
また、前記実施の形態においては、補助重錘体14と枠部11の内周面との間隔、及び補助重錘体14とビーム13,13との間隔を略同じにした場合につき説明しているがこれに限定されない。但し、前記間隔を略同じにした方がX軸及びY軸方向において精度よく加速度を検出することができ、スペースを有効利用して補助重錘体14の大きさを効果的に大きくすることができる。
前記実施の形態においては、補助重錘体14又は24を4つ備えた場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、補助重錘体14又は24を少なくとも1つ備えればよい。但し、補助重錘体14は少なくとも2つを対称に配置した方がバランスが良く、検出感度がより良好である。
本発明の実施の形態に係るピエゾ抵抗検出型の加速度センサのセンサ部を表面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係るピエゾ抵抗検出型の加速度センサのセンサ部を裏面側から見た斜視図である。 センサ部を構成するSOI基板を示す断面図である。 本発明の他のピエゾ抵抗検出型の加速度センサのセンサ部を示す平面図である。 従来のピエゾ抵抗検出型の加速度センサを示す斜視図である。 加速度センサ内の抵抗素子によって形成されるブリッジ回路を示す回路図である。 加速度センサ内の抵抗素子によって形成されるブリッジ回路を示す回路図である。
符号の説明
1 センサ部
11 枠部
12 重錘体
13 ビーム
14 補助重錘体

Claims (1)

  1. 断面視で矩形状をなす枠状のストッパ、前記ストッパの中心部に設けられた重錘体、前記重錘体と前記ストッパとを接続するものであり、交叉する二直線状をなす4本のビーム、及び前記ビームのうちの2本と前記ストッパの内周面とにより包囲される空間内に遊挿する状態で前記重錘体に連設されており、側面が垂直柱状をなす4つの補助重錘体を有するマイクロ構造体の加速度の作用に基づく機械的変形を、前記マイクロ構造体に形成した抵抗素子の電気抵抗の変化により検出して、加速度の向き及び大きさを検出すべくなしてある加速度センサの製造方法であって、
    ビームに対応する所定位置に抵抗素子を形成し、
    第1層乃至第3層を有するSOI基板を、前記ストッパ表面を含む第1主面に対して前記マイクロ構造体中心の垂直上方から見たときに、前記4本のビームのそれぞれの長さが同じであり、前記マイクロ構造体の第1主面中心を軸として90度回転させたときの前記垂直上方から見た前記ストッパ、前記重錘体、前記補助重錘体及び前記4本のビームの写像が、元の写像と同じとなるよう第1層から第2層に向けて前記第1層を反応性イオンエッチングして前記重錘体、前記ビーム、及び、前記補助重錘体を途中まで形成し、
    前記基板を、前記マイクロ構造体の第1主面の反対側の主面を第2主面としたとき、第1主面と第2主面とは、前記マイクロ構造体中心の垂直上方から見たときに、前記重錘体、前記補助重錘体、及び前記ストッパにおける平面視が同じであり、さらに、前記重錘体及び前記補助重錘体が同一の厚みを有し、前記補助重錘体が揺動した場合に、該補助重錘体が前記ストッパの内周面に抑止されるよう第3層から第2層に向けて前記第3層を反応性イオンエッチングして前記重錘体、及び、前記補助重錘体を途中まで形成し、
    前記第2層をエッチングして前記重錘体、前記ビーム、及び、前記補助重錘体をリリースする
    ことを特徴とする加速度センサの製造方法。
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