JP5045565B2 - 携帯端末 - Google Patents
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Description
そこで、携帯電話の姿勢が予め定めた基準角度でない状態から、基準角度の状態に変化したことを検出し、バックライトを点灯させる携帯電話が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
歩行判断手段4は、歩数情報取得手段3からの歩数情報によって、ユーザが歩行しているか否か判断する。
バックライト点灯手段6は、歩行判断手段4によってユーザが歩行していないと判断された後、傾き検出手段5によって携帯端末1の所定以上の傾きの変化が検出された場合、表示装置2のバックライトを点灯する。
図2は、第1の実施の形態に係る携帯端末の外観を示した図である。図に示す携帯端末10は、折り畳み型の携帯電話である。図2の携帯端末10は、折り畳んだ状態を示している。
CPU21aは、携帯端末10の全体を制御する。CPU21aは、メモリ21bに格納されるアプリケーションプログラムに基づいて、携帯端末10の全体を制御する。
タイマ21cは、所定時間を計測するためのタイマである。
サブ表示部23は、図2で説明したサブ表示部13である。サブ表示部23は、バックライト23aを有している。サブ表示部23は、例えば、LCDである。
加速度センサ25は、携帯端末10の加速度を検出する。CPU21aは、加速度センサ25の出力(加速度)により、携帯端末10に生じる力および携帯端末10の傾きを得ることができる。
通信部27は、アンテナによって受信した信号を増幅および復調等の処理を行って受信データを得る。通信部27は、受信データを制御部21に出力する。また、通信部27は、制御部21から出力される送信データを変調および増幅等の処理を行ってアンテナに出力する。
図4は、携帯端末の動作の一例を示したフローチャートである。
ステップS1において、CPU21aは、歩数計26からユーザの歩数(歩数計26のカウント値)を読み取る。CPU21aは、読み取ったカウント値を変数A0に格納する。
ステップS5において、CPU21aは、加速度センサ25の出力を監視し、携帯端末10の保持状態が解除されたか否か判断する。すなわち、CPU21aは、加速度センサ25の出力により、携帯端末10に力が加わったか否か判断する(ユーザがサブ表示部23を見るために携帯端末10を動かしたか否か判断する)。CPU21aは、保持状態が解除された場合、ステップS6へ進む。
このように、携帯端末10は、一定時間ユーザが歩行していない場合、自身を保持状態に設定する。そして、携帯端末10は、ユーザによる自身の動きを検知して保持状態を解除し、所定時間内に所定の傾き以上にされた場合、サブ表示部23のバックライト23aを点灯する。
第2の実施の形態では、CPU21aは、携帯端末10を保持状態に設定する前に、加速度センサ25の出力値から、携帯端末10の傾きを取得する。CPU21aは、所定時間内に携帯端末10の保持状態設定前の傾きと保持状態解除後の傾きの変化が所定以上になった場合、バックライト23aを点灯する。その他の機能は、図3で説明したのと同様である。
ステップS11−S13は、図4で示したフローチャートのステップS1−S3と同様であり、その詳細な説明は省略する。
ステップS16において、CPU21aは、加速度センサ25の出力を監視し、携帯端末10の保持状態が解除されたか否か判断する。すなわち、CPU21aは、加速度センサ25の出力により、携帯端末10に力が加わったか否か判断する(ユーザがサブ表示部23を見るために携帯端末10を動かしたか否か判断する)。CPU21aは、保持状態が解除された場合、ステップS17へ進む。
このように、携帯端末10は、一定時間ユーザが歩行していない場合、自身を保持状態に設定する。そして、携帯端末10は、ユーザによる自身の動きを検知して保持状態を解除し、保持状態の設定前と解除後の傾きの変化が所定時間内に所定以上変化した場合に、サブ表示部13のバックライトを点灯する。
第3の実施の形態では、CPU21aの機能は、第2の実施の形態と同様であるが、携帯端末10の傾きの変化を検出する際、その傾きの変化が所定時間維持(例えば、100ms)されているか判断する。CPU21aは、所定時間内に携帯端末10の保持状態解除前と保持状態解除後の傾きの変化が所定以上となり、さらに、その傾きの変化が所定時間維持された場合にバックライト23aを点灯する。その他の機能は、第2の実施の形態で説明したのと同様である。
ステップS31−S37は、図5で示したフローチャートのステップS11−S17と同様であり、その詳細な説明は省略する。
このように、携帯端末10は、所定時間内に所定以上の傾きの変化を検出し、その傾きの変化が所定時間維持された場合に、バックライト23aを点灯する。
なお、上記では、第2の実施の形態に、所定以上の傾きが所定時間維持されたか否かの判断を適用するようにしたが、もちろん、第1の実施の形態にも適用することができる。
(付記1) 表示装置と、
ユーザの歩数情報を取得する歩数情報取得手段と、
前記歩数情報取得手段からの歩数情報によって前記ユーザが歩行しているか否か判断する歩行判断手段と、
携帯端末の傾きを検出する傾き検出手段と、
前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行していないと判断された後、前記傾き検出手段によって所定以上の傾きの変化が検出された場合、前記表示装置を点灯する表示制御手段と、
を有することを特徴とする携帯端末。
(付記3) 前記表示制御手段は、当該携帯端末に所定以上の力が働いた場合には、前記表示装置を点灯しないことを特徴とする付記1記載の携帯端末。
当該携帯端末に力が働いた場合、前記保持状態を解除する保持状態解除手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記保持状態の解除後、前記傾き検出手段によって前記所定以上の傾きの変化が検出された場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記6) 前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行してないと判断された場合、当該携帯端末を保持状態に設定する保持状態設定手段と、
当該携帯端末に力が働いた場合、前記保持状態を解除する保持状態解除手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記傾き検出手段によって検出された前記保持状態の設定前の傾きと前記保持状態の解除後の傾きとの変化が所定以上の場合、前記表示装置を点灯することを特徴とする付記1記載の携帯端末。
2 表示装置
3 歩数情報取得手段
4 歩行判断手段
5 傾き検出手段
6 バックライト点灯手段
Claims (5)
- 表示装置と、
ユーザの歩数情報を取得する歩数情報取得手段と、
前記歩数情報取得手段からの歩数情報によって前記ユーザが歩行しているか否か判断する歩行判断手段と、
携帯端末の傾きを検出する傾き検出手段と、
前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行していないと判断された後、前記傾き検出手段によって所定以上の傾きの変化が検出された場合、前記表示装置を点灯する表示制御手段と、
を有することを特徴とする携帯端末。 - 前記表示制御手段は、前記所定以上の傾きの変化が所定時間内に検出された場合、前記表示装置を点灯することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記表示制御手段は、当該携帯端末に所定以上の力が働いた場合には、前記表示装置を点灯しないことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行してないと判断された場合、当該携帯端末を保持状態に設定する保持状態設定手段と、
当該携帯端末に力が働いた場合、前記保持状態を解除する保持状態解除手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記保持状態の解除後、前記傾き検出手段によって前記所定以上の傾きの変化が検出された場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記表示制御手段は、所定時間当該携帯端末が前記所定以上の傾きの変化を維持していた場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする請求項4記載の携帯端末。
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