JP5045565B2 - 携帯端末 - Google Patents

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Description

本発明は携帯端末に関し、例えばバックライトを備えた表示装置を有する携帯端末に関する。
従来、携帯電話などの携帯端末では、省電力化のため、LCD(Liquid Crystal Display)のバックライトを一定時間経過後にオフしていた。そのため、ユーザは、LCDに表示される時刻等を見る場合、例えば、携帯端末のサイドキーなどを押下してバックライトをオンしていた。
しかし、暗闇などでは、バックライトをオンするボタンがどこにあるのか見つけるのが困難な場合があり、LCDに表示される時刻等を見るのが困難な場合があった。
そこで、携帯電話の姿勢が予め定めた基準角度でない状態から、基準角度の状態に変化したことを検出し、バックライトを点灯させる携帯電話が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、所定の傾きを検知し、その状態が一定時間静止している場合、バックライトを点灯させる携帯通信端末が提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−14056号公報 特開2007−201787号公報
しかし、特許文献1の携帯電話では、ユーザは、バックライトを点灯するために携帯電話を予め定めた基準角度でない状態にして基準角度の状態にしなければならず手間がかかるという問題点があった。
また、特許文献2の携帯通信端末では、ユーザは、LCDのバックライトを点灯するために一定時間所定の傾きを維持しなければならず、LCDの表示を直ちに見ることができないという問題点があった。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、容易かつユーザが表示装置の表示を見たいときに直ちに表示装置を点灯することができる携帯端末を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、表示装置と、ユーザの歩数情報を取得する歩数情報取得手段と、前記歩数情報取得手段からの歩数情報によって前記ユーザが歩行しているか否か判断する歩行判断手段と、携帯端末の傾きを検出する傾き検出手段と、前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行していないと判断された後、前記傾き検出手段によって所定以上の傾きの変化が検出された場合、前記表示装置を点灯する表示制御手段と、を有することを特徴とする携帯端末が提供される。
開示の端末では、容易かつユーザが表示装置の表示を確認したいときに直ちに表示装置を点灯することができる。
図1は、携帯端末の概要を説明する図である。図1に示すように携帯端末1は、表示装置2、歩数情報取得手段3、歩行判断手段4、傾き検出手段5、およびバックライト点灯手段6を有している。なお、バックライト点灯手段6は、特許請求の範囲の表示制御手段に相当する。
表示装置2は、バックライトを有する。携帯端末1は、バックライトを消灯して低消費電力化を図ることができる。開示の携帯端末1における表示装置2は、例えば、LCDの他、有機EL(electroluminescence)等を含む。
歩数情報取得手段3は、携帯端末1を所持するユーザの歩数情報を取得する。
歩行判断手段4は、歩数情報取得手段3からの歩数情報によって、ユーザが歩行しているか否か判断する。
傾き検出手段5は、携帯端末1の傾きを検出する。
バックライト点灯手段6は、歩行判断手段4によってユーザが歩行していないと判断された後、傾き検出手段5によって携帯端末1の所定以上の傾きの変化が検出された場合、表示装置2のバックライトを点灯する。
ここで、携帯端末1は、例えば、外部からのキー操作等がないため低消費電力モードに移行し、表示装置2のバックライトを消灯しているとする。携帯端末1のバックライト点灯手段6は、歩行判断手段4によってユーザが歩行していないと判断された後、傾き検出手段5によって所定以上の傾きの変化が検出された場合に、表示装置2のバックライトを点灯する。すなわち、バックライト点灯手段6は、携帯端末1が置かれた状態にあり、その後、例えば、ユーザが表示装置2を見るために携帯端末1を持ち上げたなど、静止状態が解除された場合に、表示装置2のバックライトを点灯する。
このように、携帯端末1は、歩行判断手段4によってユーザが歩行していないと判断された後、傾き検出手段5によって携帯端末1の所定以上の傾きの変化が検出された場合、表示装置2のバックライトを点灯するようにした。
これにより、ユーザは、静止した状態の携帯端末1を持ち上げるなどをして携帯端末1を所定以上傾けることにより、容易にバックライトを点灯することができる。また、携帯端末1は、歩行判断手段4によって、ユーザが歩行しているか否か自動で判断するので、ユーザは、表示装置の表示を確認したいときに、携帯端末1を所定時間静止させる必要はなく、携帯端末1を持ち上げるなどをして、携帯端末1を所定以上傾けることにより、直ちに表示装置2のバックライトを点灯することができる。
次に、第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る携帯端末の外観を示した図である。図に示す携帯端末10は、折り畳み型の携帯電話である。図2の携帯端末10は、折り畳んだ状態を示している。
携帯端末10は、本体部11と蓋部12とから構成されている。携帯端末10の蓋部12を開くと、本体部11に操作部(例えばキー)が現れ、また、蓋部12にメイン表示部が現れる。メイン表示部は、例えば、ユーザの操作によって、通話者情報が表示されたり、メール本文などが表示されたりする。
蓋部12の背面には、図2に示すように、サブ表示部13が設けられている。サブ表示部13には、例えば、日付や時刻などの簡単な情報が表示される。これにより、ユーザは、携帯端末10を開かなくても、日付や時刻などの簡単な情報を得ることができる。
サブ表示部13は、バックライト機能を有している。携帯端末10は、例えば、ユーザから一定時間キー操作などがない場合、低消費電力モードに移行し、バックライトを消灯して消費電力の低減を図る。
携帯端末10は、歩数計および加速度センサを有している。携帯端末10は、歩数計のカウント値を参照し、ユーザが歩行しているか否か判断する。携帯端末10は、ユーザが一定時間歩行していないと判断すると、自身を保持状態(置かれた状態、静止状態を保持した状態)に設定する。
携帯端末10は、加速度センサの出力を監視し、保持状態が維持されているか否か判断する。携帯端末10は、加速度センサの出力より、例えば、ユーザがサブ表示部13を見るために携帯端末10を持ち上げたなどを検出すると、保持状態を解除する。そして、携帯端末10は、加速度センサの出力から、自身の傾きを検出し、ユーザがサブ表示部13を見るために自身が動かされたことを判断すると、サブ表示部13のバックライトを点灯する。
このように、携帯端末10は、一定時間ユーザが歩行していない場合、自身を保持状態に設定する。その後、携帯端末10は、ユーザによる自身の動きを検知し、サブ表示部13のバックライトを点灯する。
これにより、ユーザは、静止した携帯端末10を持ち上げることなどによって容易にバックライトを点灯させることができる。また、携帯端末10は、自動でユーザが歩行していないことを検知し、保持状態を設定するので、ユーザは、サブ表示部13を見るために携帯端末10を所定の傾きに一定時間維持させるなどの時間を要することなく、直ちにバックライトを点灯させることができる。
図3は、図2の携帯端末のブロック構成図である。図に示すように携帯端末10は、制御部21、メイン表示部22、サブ表示部23、操作部24、加速度センサ25、歩数計26、通信部27および音声処理部28を有している。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)21a、メモリ21b、およびタイマ21cを有している。
CPU21aは、携帯端末10の全体を制御する。CPU21aは、メモリ21bに格納されるアプリケーションプログラムに基づいて、携帯端末10の全体を制御する。
メモリ21bは、CPU21aの実行するアプリケーションプログラムやCPU21aの処理に必要な各種データが保存される。
タイマ21cは、所定時間を計測するためのタイマである。
メイン表示部22は、図2で説明した携帯端末10の蓋部12のメイン表示部である。メイン表示部22は、例えば、LCDである。
サブ表示部23は、図2で説明したサブ表示部13である。サブ表示部23は、バックライト23aを有している。サブ表示部23は、例えば、LCDである。
なお、メイン表示部22も図示していないがバックライトを有し、携帯端末10が低消費電力モードに移行した場合、バックライトを消灯する。例えば、ユーザが一定時間キー操作をしなかった場合、低消費電力モードに移行し、バックライトを消灯する。メイン表示部22のバックライトは、例えば、蓋部12が開かれたときに、低消費電力モードから通常モード(通常電力で動作するモード)に移行し、点灯する。
操作部24は、図2で説明した携帯端末10の本体部11の操作部である。また、携帯端末10の本体部11の横に設けられるサイドキーである。
加速度センサ25は、携帯端末10の加速度を検出する。CPU21aは、加速度センサ25の出力(加速度)により、携帯端末10に生じる力および携帯端末10の傾きを得ることができる。
歩数計26は、携帯端末10を所持するユーザの歩数をカウントする。歩数計26は、加速度センサから出力される加速度に基づいて、ユーザの歩数をカウントする。
通信部27は、アンテナによって受信した信号を増幅および復調等の処理を行って受信データを得る。通信部27は、受信データを制御部21に出力する。また、通信部27は、制御部21から出力される送信データを変調および増幅等の処理を行ってアンテナに出力する。
音声処理部28は、ユーザの音声信号をデジタル信号に変換し、制御部21に出力する。また、音声処理部28は、制御部21から出力されるデータを音声信号に変換し、音声を出力する。
サブ表示部23のバックライト23aの点灯について説明する。CPU21aは、例えば、ユーザから操作部24のキー操作を一定時間受け付けなかった場合、低消費電力モードに移行し、バックライト23aを消灯する。
CPU21aは、歩数計26から歩数を読み取り、さらに、所定時間経過後に歩数計26から歩数を読み取る。CPU21aは、所定時間経過後の歩数(歩数計26のカウント値)が前回読み取った歩数(歩数計26のカウント値)に対して変化している場合、ユーザは歩行していると判断する。また、歩数計26の歩数が変化していなければ、ユーザは歩行していないと判断する。なお、所定時間は、タイマ21cによって計測することができる。
CPU21aは、ユーザが一定時間歩行していないと判断すると、携帯端末10を保持状態に設定する。例えば、CPU21aは、メモリ21bに保持状態フラグの領域を設け、保持状態フラグを‘1’にすることにより、携帯端末10を保持状態に設定する。
CPU21aは、携帯端末10を保持状態にした後、加速度センサ25の加速度を監視し、携帯端末10に力が加わったか否か判断する。例えば、ユーザがサブ表示部23を見るために携帯端末10を持ち上げた場合、携帯端末10に力が加わり、加速度が生じる。CPU21aは、加速度センサ25の出力に基づき、携帯端末10に力が加わったと判断すると、携帯端末10の保持状態を解除する。
CPU21aは、保持状態を解除すると、加速度センサ25のセンサ値(加速度)を取得する。CPU21aは、加速度センサ25のセンサ値から携帯端末10の傾きを取得する。
CPU21aは、保持状態解除後、所定時間内に携帯端末10の傾きが所定以上変化したか否か判断する。CPU21aは、保持状態解除後、所定時間内に携帯端末10の傾きが所定以上変化したと判断した場合、サブ表示部23のバックライト23aを点灯する。CPU21aは、所定時間内に携帯端末10の傾きが所定以上変化しなかった場合、歩数の取得処理に戻る。
なお、所定時間は、タイマ21cによって計測することができる。また、所定時間内に限って携帯端末10の傾きの変化を検出するのは、傾きの変化を検出する時間を長くすると、その処理に電力を消費するからである。
携帯端末10の処理の一例を、フローチャートを用いて説明する。
図4は、携帯端末の動作の一例を示したフローチャートである。
ステップS1において、CPU21aは、歩数計26からユーザの歩数(歩数計26のカウント値)を読み取る。CPU21aは、読み取ったカウント値を変数A0に格納する。
ステップS2において、CPU21aは、歩数計26から15秒経過後のユーザの歩数(歩数計26のカウント値)を読み取る。CPU21aは、読み取ったカウント値を変数A1に格納する。なお、CPU21aは、15秒の経過をタイマ21cによって認識することができる。
ステップS3において、CPU21aは、変数A0と変数A1とを比較し、同じ値ならば、ステップS4へ進む。異なる値ならば、ステップS1へ進む。すなわち、CPU21aは、ユーザが歩行していなければ、携帯端末10を保持状態にすべく、ステップS4へ進み、ユーザが歩行していれば、再度ユーザが歩行しているか否か判断するため、ステップS1へ進む。
ステップS4において、CPU21aは、携帯端末10を保持状態に設定する。
ステップS5において、CPU21aは、加速度センサ25の出力を監視し、携帯端末10の保持状態が解除されたか否か判断する。すなわち、CPU21aは、加速度センサ25の出力により、携帯端末10に力が加わったか否か判断する(ユーザがサブ表示部23を見るために携帯端末10を動かしたか否か判断する)。CPU21aは、保持状態が解除された場合、ステップS6へ進む。
ステップS6において、CPU21aは、加速度センサ25から出力される加速度に基づき、携帯端末10の傾きを取得する。CPU21aは、携帯端末10の傾きを変数B1に格納する。
ステップS7において、CPU21aは、保持状態の解除後において、携帯端末10の傾きの変化が30度より大きく、かつ、500ms経過しているか否か判断する。CPU21aは、500ms経過前に、携帯端末10の傾きが30度より大きく変化した場合、ステップS8へ進む。CPU21aは、500ms経過していないが、携帯端末10の傾きが30度より大きく変化していない場合は、ステップS6へ進む。CPU21aは、携帯端末10の傾きが30度より大きく変化することなく、500ms経過した場合は、ステップS1へ進む。
ステップS8において、CPU21aは、サブ表示部23のバックライト23aを一定時間点灯する。
このように、携帯端末10は、一定時間ユーザが歩行していない場合、自身を保持状態に設定する。そして、携帯端末10は、ユーザによる自身の動きを検知して保持状態を解除し、所定時間内に所定の傾き以上にされた場合、サブ表示部23のバックライト23aを点灯する。
これにより、ユーザは、静止した携帯端末10を持ち上げることなどによって容易にバックライト23aを点灯させることができる。また、携帯端末10は、自動でユーザが歩行していないことを検知し、保持状態を設定するので、ユーザは、サブ表示部13を見るために携帯端末10を所定の傾きに一定時間維持させるなどの時間を要することなく、直ちにバックライトを点灯させることができる。
なお、携帯端末10は、所定時間内に傾きを検出する際、加速度センサ25の出力をモニタし、携帯端末10に所定以上の力が働いた場合は、バックライト23aを点灯しないようにすることもできる。これは、ユーザが携帯端末10を振ったり、強い衝撃や振動が加わったりしただけでバックライト23aが点灯しないようにするためである。
例えば、図4のステップS7において、CPU21aは、ステップS7の条件に加え、加速度センサ25の出力より、携帯端末10に働く力をモニタする。CPU21aは、例えば、携帯端末10に1400mG以上の力が働いた場合、他の条件を満たしていても、ステップS1に進む。
また、上記説明では、サブ表示部23のバックライト23aについて説明したが、メイン表示部22についてもバックライト機能を有する場合は、同様の処理を行うことができる。
次に、第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態では、保持状態の解除後を起点とした携帯端末の状態から、所定時間内における所定の傾きの変化を検出して、バックライトを点灯させた。第2の実施の形態では、保持状態に設定する前の携帯端末の状態から、所定時間内における所定の傾きの変化を検出して、バックライトを点灯させる。
第2の実施の形態に係る携帯端末のブロック構成は、図3と同様である。ただし、CPU21aの機能が一部異なる。
第2の実施の形態では、CPU21aは、携帯端末10を保持状態に設定する前に、加速度センサ25の出力値から、携帯端末10の傾きを取得する。CPU21aは、所定時間内に携帯端末10の保持状態設定前の傾きと保持状態解除後の傾きの変化が所定以上になった場合、バックライト23aを点灯する。その他の機能は、図3で説明したのと同様である。
図5は、第2の実施の形態に係る携帯端末の動作の一例を示したフローチャートである。
ステップS11−S13は、図4で示したフローチャートのステップS1−S3と同様であり、その詳細な説明は省略する。
ステップS14において、CPU21aは、加速度センサ25から出力される加速度に基づき、携帯端末10の傾きを取得する。CPU21aは、携帯端末10の傾きを変数B1に格納する。
ステップS15において、CPU21aは、携帯端末10を保持状態に設定する。
ステップS16において、CPU21aは、加速度センサ25の出力を監視し、携帯端末10の保持状態が解除されたか否か判断する。すなわち、CPU21aは、加速度センサ25の出力により、携帯端末10に力が加わったか否か判断する(ユーザがサブ表示部23を見るために携帯端末10を動かしたか否か判断する)。CPU21aは、保持状態が解除された場合、ステップS17へ進む。
ステップS17において、CPU21aは、加速度センサ25から出力される加速度に基づき、携帯端末10の傾きを取得する。CPU21aは、携帯端末10の傾きを変数B2に格納する。
ステップS18において、CPU21aは、携帯端末10の保持状態の設定前と設定解除後の傾きの変化が30度より大きく、かつ、500ms経過しているか否か判断する。すなわち、CPU21aは、B2−B1が30度より大きいか否か判断する。CPU21aは、500ms経過前に、携帯端末10の傾きが30度より大きく変化した場合、ステップS19へ進む。CPU21aは、500ms経過していないが、携帯端末10の傾きが30度より大きく変化していない場合は、ステップS17へ進む。CPU21aは、携帯端末10の傾きが30度より大きく変化することなく、500ms経過した場合は、ステップS11へ進む。
ステップS19において、CPU21aは、サブ表示部23のバックライト23aを一定時間点灯する。
このように、携帯端末10は、一定時間ユーザが歩行していない場合、自身を保持状態に設定する。そして、携帯端末10は、ユーザによる自身の動きを検知して保持状態を解除し、保持状態の設定前と解除後の傾きの変化が所定時間内に所定以上変化した場合に、サブ表示部13のバックライトを点灯する。
これにより、ユーザは、静止した携帯端末10を持ち上げることなどによって容易にバックライト23aを点灯させることができる。また、携帯端末10は、自動でユーザが歩行していないことを検知し、保持状態を設定するので、ユーザは、サブ表示部13を見るために携帯端末10を所定の傾きに一定時間維持させるなどの時間を要することなく、直ちにバックライトを点灯させることができる。
なお、第1の実施の形態と同様に、携帯端末10は、所定時間内に傾きを検出する際、加速度センサ25の出力をモニタし、携帯端末10に所定以上の力が働いた場合は、バックライト23aを点灯しないようにすることもできる。また、サブ表示部23のバックライト23aについて説明したが、メイン表示部22についてもバックライト機能を有する場合は、同様の処理を行うことができる。
次に、第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。ユーザが携帯端末のサブ表示部を見るとき、携帯端末を振ったり揺らしたりしながら見るということは考えられない。通常、ユーザは、携帯端末をある状態に維持して見る。そこで、第3の実施の形態では、携帯端末は、所定時間内に所定以上の傾きの変化を検出し、その検出した傾きの変化が所定時間維持された場合に、バックライトを点灯する。
第3の実施の形態に係る携帯端末のブロック構成は、図3と同様である。ただし、CPU21aの機能が一部異なる。
第3の実施の形態では、CPU21aの機能は、第2の実施の形態と同様であるが、携帯端末10の傾きの変化を検出する際、その傾きの変化が所定時間維持(例えば、100ms)されているか判断する。CPU21aは、所定時間内に携帯端末10の保持状態解除前と保持状態解除後の傾きの変化が所定以上となり、さらに、その傾きの変化が所定時間維持された場合にバックライト23aを点灯する。その他の機能は、第2の実施の形態で説明したのと同様である。
図6は、第3の実施の形態に係る携帯端末の動作の一例を示したフローチャートである。
ステップS31−S37は、図5で示したフローチャートのステップS11−S17と同様であり、その詳細な説明は省略する。
ステップS38において、CPU21aは、携帯端末10の保持状態の設定前と設定解除後の傾きが30度より大きく変化し、かつ、500ms経過しているか否か判断する。また、CPU21aは、携帯端末10の傾きの変化が30度より大きくなり、その傾きの変化が100ms維持されたか否か判断する。すなわち、CPU21aは、500ms以内に、携帯端末10の傾きが30度より大きく変化し、30度を超えた傾きの変化が100ms維持された場合、ステップS39へ進む。CPU21aは、500ms経過していないが、携帯端末10の傾きの変化が30度より大きくなっていない場合は、ステップS37へ進む。CPU21aは、携帯端末10の傾きの変化が30度より大きくなることなく、500ms経過した場合、または、携帯端末10の傾きの変化が30度より大きくなったが、その傾きが100ms維持されず500msを経過した場合は、ステップS31へ進む。
ステップS39において、CPU21aは、サブ表示部23のバックライト23aを一定時間点灯する。
このように、携帯端末10は、所定時間内に所定以上の傾きの変化を検出し、その傾きの変化が所定時間維持された場合に、バックライト23aを点灯する。
これにより、携帯端末10は、ユーザがサブ表示部23を見ていると判断される場合のみ、バックライト23aを点灯することが可能となる。
なお、上記では、第2の実施の形態に、所定以上の傾きが所定時間維持されたか否かの判断を適用するようにしたが、もちろん、第1の実施の形態にも適用することができる。
また、第1の実施の形態と同様に、携帯端末10は、所定時間内に傾きを検出する際、加速度センサ25の出力をモニタし、携帯端末10に所定以上の力が働いた場合は、バックライト23aを点灯しないようにすることもできる。また、サブ表示部23のバックライト23aについて説明したが、メイン表示部22についてもバックライト機能を有する場合は、同様の処理を行うことができる。
以上説明した実施形態に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 表示装置と、
ユーザの歩数情報を取得する歩数情報取得手段と、
前記歩数情報取得手段からの歩数情報によって前記ユーザが歩行しているか否か判断する歩行判断手段と、
携帯端末の傾きを検出する傾き検出手段と、
前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行していないと判断された後、前記傾き検出手段によって所定以上の傾きの変化が検出された場合、前記表示装置を点灯する表示制御手段と、
を有することを特徴とする携帯端末。
(付記2) 前記制御表示手段は、前記所定以上の傾きの変化が所定時間内に検出された場合、前記表示装置を点灯することを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記3) 前記表示制御手段は、当該携帯端末に所定以上の力が働いた場合には、前記表示装置を点灯しないことを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記4) 前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行してないと判断された場合、当該携帯端末を保持状態に設定する保持状態設定手段と、
当該携帯端末に力が働いた場合、前記保持状態を解除する保持状態解除手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記保持状態の解除後、前記傾き検出手段によって前記所定以上の傾きの変化が検出された場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記5) 前記表示制御手段は、所定時間当該携帯端末が前記所定以上の傾きの変化を維持していた場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする付記4記載の携帯端末。
(付記6) 前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行してないと判断された場合、当該携帯端末を保持状態に設定する保持状態設定手段と、
当該携帯端末に力が働いた場合、前記保持状態を解除する保持状態解除手段と、
を有し、
前記表示制御手段は、前記傾き検出手段によって検出された前記保持状態の設定前の傾きと前記保持状態の解除後の傾きとの変化が所定以上の場合、前記表示装置を点灯することを特徴とする付記1記載の携帯端末。
(付記7) 前記表示制御手段は、所定時間当該携帯端末が前記所定以上の傾きの変化を維持していた場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする付記6記載の携帯端末。
携帯端末の概要を説明する図である。 第1の実施の形態に係る携帯端末の外観を示した図である。 図2の携帯端末のブロック構成図である。 携帯端末の動作の一例を示したフローチャートである。 第2の実施の形態に係る携帯端末の動作の一例を示したフローチャートである。 第3の実施の形態に係る携帯端末の動作の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1 携帯端末
2 表示装置
3 歩数情報取得手段
4 歩行判断手段
5 傾き検出手段
6 バックライト点灯手段

Claims (5)

  1. 表示装置と、
    ユーザの歩数情報を取得する歩数情報取得手段と、
    前記歩数情報取得手段からの歩数情報によって前記ユーザが歩行しているか否か判断する歩行判断手段と、
    携帯端末の傾きを検出する傾き検出手段と、
    前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行していないと判断された後、前記傾き検出手段によって所定以上の傾きの変化が検出された場合、前記表示装置を点灯する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記表示制御手段は、前記所定以上の傾きの変化が所定時間内に検出された場合、前記表示装置を点灯することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記表示制御手段は、当該携帯端末に所定以上の力が働いた場合には、前記表示装置を点灯しないことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記歩行判断手段によって前記ユーザが歩行してないと判断された場合、当該携帯端末を保持状態に設定する保持状態設定手段と、
    当該携帯端末に力が働いた場合、前記保持状態を解除する保持状態解除手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段は、前記保持状態の解除後、前記傾き検出手段によって前記所定以上の傾きの変化が検出された場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 前記表示制御手段は、所定時間当該携帯端末が前記所定以上の傾きの変化を維持していた場合に前記表示装置を点灯することを特徴とする請求項4記載の携帯端末。
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