JP2005006260A - 携帯端末,バックライトの制御方法およびプログラム - Google Patents

携帯端末,バックライトの制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】操作時に誤って光センサーを一時的に手で覆ってしまったような場合のバックライト制御と、バックライト制御を行うか否かの選択とを可能にする。
【解決手段】バックライト点灯制御を行うか否かをユーザに選択させて記憶部15に登録し、点灯制御を行うと登録されている場合、キー操作がある度に、周囲の明るさとバックライトの点灯中,消灯中とを検出するとともに、現在時刻と記憶部15に登録された昼間時間,夜間時間データとを照合して昼間時間か夜間時間かを判別し、昼間時間のバックライト点灯時または夜間時間においては、周囲の明るさが閾値未満のとき、昼間時間のバックライト消灯時においては、閾値未満の周囲の明るさが連続して所定回数続いたとき、に点灯条件を満たしていると判断し、周囲の明るさが暗いほどバックライト13A,13Bが暗くなるように点灯させ、点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときには消灯する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯端末,バックライトの制御方法およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯端末のバックライト制御としては、キーが操作されると光センサーにより周囲の明るさを検出し、周囲が明るければバックライトを暗く制御し、周囲が暗いときにはバックライトを明るく制御するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、LEDを各キーに内蔵した発光ボタン式電話機において、キー操作があったときに昼間時間かを判断し、昼間時間であればLEDをオフ(OFF:消灯状態)にし、昼間時間でない場合にはLEDをオン(ON:点灯状態)にする、または、昼間時間の場合、昼間時間でない場合のそれぞれにおいて、周囲の明るさが所定値未満であればLEDをオンにし、周囲の明るさが所定値以上であればLEDをオフとする、ように制御している例がある(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−164972号公報(段落「0005」、図2)
【特許文献2】
特開平11−74957号公報(段落「0006」、「0007」、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した特許文献1,2に記載の発明においては、ユーザが携帯端末操作時に一時的に誤って光センサーを手で覆ってしまったり、周囲にある物で光センサーが覆われたような場合、昼間の明るい時間であってもバックライトが点灯してしまい、余分な電力消費を発生させてしまうという問題がある。
【0006】
また、上述した特許文献1,2に記載の発明においては、バックライトの制御はキーが操作されると自動的に必ず行われるようになっており、「キー操作に関わらずバックライトを連続点灯させておきたい」、「バックライトを常時消灯の状態にしておきたい」、「キー操作により昼間時間,夜間時間を問わずバックライトの点灯・消灯制御を行わせたい」、「キー操作により夜間時間のみバックライトの点灯・消灯制御を行わせたい」、等のユーザの使用環境や使用状態に適した選択をユーザが行えないという問題がある。
【0007】
また、上述した特許文献1に記載の発明は、周囲が明るければバックライトを暗く制御し、周囲が暗いときにはバックライトを明るく制御しているが、実際には暗くなればなる程わずかな明かりでも明るく感じることから、薄闇の中で丁度よいバックライトの明るさが暗闇の中では明るすぎて見づらいというような事態に対応できていないという問題がある。
【0008】
また、上述した特許文献2に記載の発明においては、昼間時間か否か、または周囲の明るさに応じたバックライト(該当キー内蔵のLED)の点灯または消灯の制御は行っているものの、点灯時のバックライトの輝度制御は行っていない。従って、周囲の明るさが暗いほど眩しさを防止するためにバックライトを暗くしていくという、人間の目を考慮した見易さに対する対策がとられていないという問題がある。
【0009】
本発明は、以上の問題を解決する携帯端末,バックライトの制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の携帯端末は、周囲の明るさを検出する光センサーと、
バックライトの点灯条件と、周囲の明るさに対応したバックライトの輝度データとが登録された記憶部と、
キー操作がある度に、前記光センサーの検出結果が前記点灯条件を満たしているかを判断し、前記点灯条件を満たしていた場合は、前記輝度データに基づきバックライトの輝度制御を行って点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯する制御部と、を有する。
【0011】
本発明の第2の携帯端末は、本発明の第1の携帯端末において、時刻と昼間時間,夜間時間とを対応付けたデータと、昼間時間,夜間時間でそれぞれ異なるバックライトの点灯条件とが前記記憶部に登録され、前記制御部はキー操作がある度に、現在時刻と前記記憶部に登録された昼間時間,夜間時間データとを照合することにより昼間時間か夜間時間かを判別し、該当する点灯条件を満たしているかを判断することを特徴とする。
【0012】
本発明の第3の携帯端末は、周囲の明るさを検出する光センサーと、
時刻と昼間時間,夜間時間とを対応付けたデータと、昼間時間のバックライト点灯時または夜間時間においては、周囲の明るさが予め定めた閾値未満のときに点灯、昼間時間のバックライト消灯時においては、前記閾値未満の周囲の明るさが連続して所定回数続いたときに点灯、とするバックライトの点灯条件と、周囲の明るさに対応したバックライトの輝度データとが登録された記憶部と、
キー操作がある度に、現在時刻と前記記憶部に登録された昼間時間,夜間時間データとを照合することにより昼間時間か夜間時間かを判別するとともに、バックライトの点灯中,消灯中を検出して該当する昼間時間または夜間時間の点灯条件を満たしているかを判断し、点灯条件を満たしていた場合は、前記輝度データに基づきバックライトの輝度制御を行って点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯する制御部と、を有する。
【0013】
本発明の第4の携帯端末は、本発明の第1,第2または第3の携帯端末において、前記輝度データは、周囲の明るさが暗いほど暗くなるように対応付けられたものであることを特徴とする。
【0014】
本発明の第5の携帯端末は、本発明の第1〜第4のいずれかの携帯端末において、バックライトの点灯制御を行うか否かをユーザに選択させて前記記憶部に登録し、前記制御部はユーザの選択内容に応じてバックライトの点灯制御を行うか否かを決定することを特徴とする。
【0015】
本発明の第6の携帯端末は、本発明の第2,第3または第4の携帯端末において、バックライトの点灯制御を行う、夜間時間のみバックライトの点灯制御を行う、連続点灯、常時消灯、の少なくとも二つ以上の組み合わせの中から希望するバックライトの制御内容をユーザに選択させて前記記憶部に登録し、前記制御部はユーザの選択内容に応じてバックライトの制御を行うことを特徴とする。
【0016】
本発明の第1のバックライトの制御方法は、キー操作がある度に、周囲の明るさが予め設定された点灯条件を満たしているかを判断し、点灯条件を満たしていた場合は、周囲の明るさが暗いほどバックライトが暗くなるよう制御して点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯することを特徴とする。
【0017】
本発明の第2のバックライトの制御方法は、キー操作がある度に昼間時間か夜間時間かとバックライトの点灯中,消灯中とを判断し、昼間時間のバックライト点灯時または夜間時間においては、周囲の明るさが予め定めた閾値未満のとき、昼間時間のバックライト消灯時においては、前記閾値未満の周囲の明るさが連続して所定回数続いたとき、に点灯条件を満たしていると判断し、点灯条件を満たしていたときに、周囲の明るさが暗いほどバックライトが暗くなるように制御して点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯することを特徴とする。
【0018】
本発明の第3のバックライトの制御方法は、バックライトの点灯制御を行うか否かをユーザに選択させて記憶部に登録するステップと、点灯制御を行うと登録されている場合、キー操作がある度に、周囲の明るさとバックライトの点灯中,消灯中とを検出するとともに、現在時刻と予め前記記憶部に登録された昼間時間,夜間時間データとを照合することにより現在が昼間時間か夜間時間かを判別するステップと、昼間時間のバックライト点灯時または夜間時間においては、周囲の明るさが予め定めた閾値未満のとき、昼間時間のバックライト消灯時においては、前記閾値未満の周囲の明るさが連続して所定回数続いたとき、に点灯条件を満たしていると判断するステップと、点灯条件を満たしていたときに、周囲の明るさが暗いほどバックライトが暗くなるように制御して点灯させるステップと、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯するステップと、を有する。
【0019】
本発明のプログラムは、第1,第2または第3のバックライトの制御方法をコンピュータに実行させる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図であり、本発明の携帯端末10は、ユーザが情報を入力するためのキー入力部11と、各種情報を表示するためのLCD等の表示部12と、キー入力部11を照らすLED等のバックライト13Aと、表示部12を照らすLED等のバックライト13Bと、周囲の明るさ(照度)を検出する光センサー14と、RAM等の記憶部15と、カレンダー情報(年月日),時刻情報を生成する時計部16と、プログラムにより動作を制御されるCPU等の制御部17とを備えている。
【0022】
携帯端末10は、ユーザが携帯する携帯電話機,PHS(Personal Handyphone System),PDA(Personal Digital Assistance)等の電話端末や情報処理端末である。表示部12は、携帯端末に一般的に用いられている半透過型LCDを想定している。光センサー14は、バックライト13A,13Bに照射されるキー入力部11や表示部12が備えられている携帯端末10の操作面側ではなく、携帯端末10の背面のユーザ操作時に手で覆われにくい場所に備えられている。
【0023】
記憶部15には、昼間/夜間時間データと、バックライト点灯条件データと、バックライト輝度データと、制御内容データとが予め登録されている。
【0024】
昼間/夜間時間データとしては、1月〜12月の月別に昼間時間と夜間時間が予め設定されている。例えば、その土地の日の出や日の入り時刻を参考にして、5月は午前6時〜午後7時が昼間時間、午後7時〜午前6時が夜間時間というように予め設定されている。
【0025】
また、バックライト点灯条件データとしては、昼間時間における点灯条件データおよび夜間時間における点灯条件データが予め登録されている。昼間時間における点灯条件データは、バックライト13A,13Bの消灯時にキー操作があった場合と、バックライト13A,13Bの点灯時にキー操作があった場合とで異なる。消灯時にキー操作があった場合に対する点灯条件データとしては、光センサー14が検出した周囲の明るさの値が、その値未満の場合はバックライト13A,13Bを点灯させ、その値以上の場合は消灯させる周囲の明るさの閾値と、閾値未満の周囲の明るさが何回連続したときにバックライト13A,13Bを点灯させるかを規定する基準回数とが登録されている。点灯時にキー操作があった場合に対する点灯条件データとしては、閾値だけが登録されている。また、夜間時間における点灯条件データとしては、閾値だけが登録されている。ここで、昼間時間の点灯条件について補足説明を行う。通常、昼間はバックライトを点灯させるほど暗くなる場面は少なく、例えば、ユーザの手や周囲の物等が誤って光センサー14を一時的に覆ってしまった場合等、光センサー14への光がたまたま遮られたような一過的な場面で点灯する可能性が高いと考えられる。このような場合は、光センサー14の検出値は暗くても、携帯端末10の操作面の周囲の明るさはあるため点灯する必要性はなく、この一過性の暗さによる点灯を防止することが望ましい。閾値未満の周囲の明るさが所定回数連続したときにバックライト13A,13Bを点灯するように制御するのは、以上のような理由による。
【0026】
バックライト輝度データとしては、バックライト13A,13Bの点灯時に照射される明るさ(輝度)を決定する輝度データが予め登録されている。このデータは、図2(周囲の明るさとバックライト輝度との関係を示す図)に示すように、周囲の明るさが暗いほどバックライト13A,13Bを暗くするように、周囲の明るさとバックライトの輝度とが対応付けて登録されている。これにより、暗闇における明るすぎるバックライト照明を防止するとともに、周囲が明るくなるほどバックライト証明が明るくなることから、半透過型の表示部12における人間の目を考慮した見易さを実現可能としている。
【0027】
制御内容データとしては、図3(バックライト制御内容登録画面の一例を示す図)に示す、「自動点灯・消灯制御」、「夜間のみ自動点灯・消灯制御」、「連続点灯」、「常時消灯」の4種類の制御内容が登録されており、これらの内のいずれがユーザにより選択されているかが併せて登録されている。この選択制御内容はユーザから選択される度に更新される。ユーザ選択前の初期設定は、例えば、「自動点灯・消灯制御」に設定されている。なお、「自動点灯・消灯制御」とは、キー操作により昼間時間,夜間時間を問わずバックライト13A,13Bの点灯・消灯制御を行うことを意味し、「夜間のみ自動点灯・消灯制御」とは、キー操作により夜間時間のみバックライト13A,13Bの点灯・消灯制御を行うことを、「連続点灯」とは、キー操作に関わらずバックライト13A,13Bを連続点灯させておくことを、また、「常時消灯」とは、バックライト13A,13Bを常時消灯させておくことを、それぞれ意味している。なお、「連続点灯」は、自動点灯・消灯制御では点灯しない程度の暗さではあるが、ユーザが目の疲れ等の何らかの理由で点灯状態で操作したい場合に選択し、「常時消灯」は、携帯端末10を使用せずにバッグの中などの暗い場所に入れておく場合等に選択する。
【0028】
次に、本発明の一実施の形態の動作について図1〜図4を参照して説明する。図4は、本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【0029】
図4を参照すると、まず携帯端末10の制御部17は、電源がONされると登録されているバックライトの制御内容を記憶部15から取得する。このバックライトの制御内容は、携帯端末10の表示部12に表示されたバックライト制御内容登録画面(図3参照)において、キー入力部11によりユーザに選択される(ステップA1)。
【0030】
まず、制御内容が「自動点灯・消灯制御」で登録されていた場合(ステップA2)の動作について、ステップA3〜ステップA13により説明する。
【0031】
ユーザがキー入力部11からキー操作を行うと、キー操作のあったことが制御部17にキー入力部11から伝達される(ステップA3)。キー操作がない場合、制御部17は内部に一時的に記憶している直前のキー操作時刻から所定時間(例えば、10秒)以上経過しているかを、時計部16を参照して判断し(ステップA4)、経過していればバックライト13A,13Bを消灯状態にする(ステップA5)。
【0032】
ステップA3でキー操作があったときには、制御部17は、時計部16の現在年月日,時刻情報と記憶部15の昼間/夜間時間データとを照合することにより、現在が昼間時間か夜間時間かを判断する(ステップA6)。昼間時間であった場合は、昼間時間のバックライト点灯条件を記憶部15から読み出し(ステップA7)、夜間時間であった場合は、夜間時間のバックライト点灯条件を記憶部15から読み出す(ステップA8)。そして、制御部17は光センサー14に周囲の明るさの検出を指示し、光センサー14の検出値を取得する(ステップA9)。
【0033】
次に、制御部17は、点灯条件を満たしているかを判断する。夜間時間であれば、光センサー14の検出値が記憶部15に登録された閾値未満かを照合し、閾値未満であったときに点灯条件を満たしていると判断する。昼間時間の場合は、バックライト13A,13Bの消灯時にキー操作があった場合と、バックライト13A,13Bの点灯時にキー操作があった場合で異なる。消灯時にキー操作があった場合は、光センサー14の検出値が連続して閾値未満であった回数が、記憶部15に登録された基準回数に達したかにより判断される。点灯時にキー操作があった場合は、夜間時間と同様に、光センサー14の検出値が記憶部15に登録された閾値未満かを照合し、閾値未満であったときに点灯条件を満たしていると判断する。なお、制御部17は、バックライト13A,13Bが現時点で点灯/消灯のいずれであるかの判別手段を備えるとともに、消灯時のキー操作時の光センサー14の検出値が閾値未満であった回数を内部の図示しないメモリに一時的に記憶している。この回数の記録については、消灯時のキー操作時に光センサー14の検出値が閾値未満であったときに、その都度制御部17が1回ずつ加えて更新する。また、閾値未満であった回数の記録は、バックライト13A,13Bが点灯したときに制御部17により0回にリセットされる(ステップA10)。
【0034】
ステップA10において点灯条件を満たしていた場合は、制御部17は、記憶部15のバックライト輝度データを参照し、光センサー14が検出した周囲の明るさに対応する輝度データを読み出し(ステップA11)、バックライト13A,13Bを読み出した輝度で点灯させる。この輝度の制御は、例えば、バックライト13A,13Bに対する電流制御や電圧制御により行う(ステップA12)。なお、バックライト13A,13Bを点灯すると、ステップA3〜ステップA5に示すように、その後所定の時間が経過しても再びキー操作がなかった場合にはバックライト13A,13Bを消灯するように制御する。また、ステップA10において点灯条件を満たしていなかった場合は、制御部17は、バックライト13A,13Bを消灯状態にする(ステップA13)。
【0035】
次に、制御内容が「夜間のみ自動点灯・消灯制御」で登録されていた場合(ステップA14)の動作について、ステップA15〜ステップA18およびステップA8〜ステップA13により説明する。
【0036】
制御部17は、時計部16の現在年月日,時刻情報と記憶部15の昼間/夜間時間データとを照合することにより、現在が昼間時間か夜間時間かを判断する(ステップA15)。夜間時間でなかった場合はステップA1に戻り、夜間時間であった場合は、制御部17はキー入力部11からのキー操作情報の有無を検出する(ステップA16)。キー操作がない場合、制御部17は内部に一時的に記憶している直前のキー操作時刻から所定時間(例えば、10秒)以上経過しているかを、時計部16を参照して判断し(ステップA17)、経過していればバックライト13A,13Bを消灯状態にする(ステップA18)。
【0037】
キー操作があった場合は、制御部17は夜間時間のバックライト点灯条件を記憶部15から読み出す(ステップA8)。そして、制御部17は光センサー14に周囲の明るさの検出を指示し、光センサー14の検出値を取得する(ステップA9)。次に、制御部17は、光センサー14の検出値が記憶部15に登録された閾値未満かを照合し、閾値未満であったときに点灯条件を満たしていると判断する(ステップA10)。ステップA10において点灯条件を満たしていた場合は、制御部17は、記憶部15のバックライト輝度データを参照して、光センサー14が検出した周囲の明るさに対応する輝度データを読み出し(ステップA11)、バックライト13A,13Bを読み出した輝度で点灯させる(ステップA12)。また、ステップA10において点灯条件を満たしていなかった場合は、制御部17は、バックライト13A,13Bを消灯状態にする(ステップA13)。
【0038】
次に、制御内容が「連続点灯」で登録されていた場合(ステップA19)の動作について、ステップA20〜ステップA22により説明する。
【0039】
制御部17は光センサー14に周囲の明るさの検出を指示し、光センサー14の検出値を取得する(ステップA20)。次に、制御部17は、記憶部15のバックライト輝度データを参照して、光センサー14が検出した周囲の明るさに対応する輝度データを読み出し(ステップA21)、バックライト13A,13Bを読み出した輝度で点灯させる(ステップA22)。
【0040】
次に、制御内容が「常時消灯」で登録されていた場合(ステップA23)の動作について、ステップA24〜ステップA25により説明する。
【0041】
制御部17は、バックライト13A,13Bが点灯しているか消灯しているかを判別する。点灯していない場合は、制御部17は何も行わず、バックライトの制御内容がユーザから変更されるのを待つ(ステップA24)。ステップA24において点灯している場合には、制御部17はバックライト13A,13Bを消灯状態にする(ステップA25)。
【0042】
なお、以上の説明においては、バックライトの制御内容は、「自動点灯・消灯制御」、「夜間のみ自動点灯・消灯制御」、「連続点灯」、「常時消灯」の4種類として説明したが、これに限定されず、種々の組み合わせが可能である。例えば、「自動点灯・消灯制御」の1種類とし、「自動点灯・消灯制御をする」/「自動点灯・消灯制御をしない」のいずれかを選択させるようにしてもよいし、「自動点灯・消灯制御」/「夜間のみ自動点灯・消灯制御」の2種類のいずれかを選択させるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】
本発明は、通常は明るい昼間時間において、周囲の明るさがバックライト点灯の閾値未満のキー操作状態が所定回数続いた後にバックライトを点灯させるようにしたため、ユーザが携帯端末操作時に一時的に誤って光センサーを手で覆ってしまったような場合には点灯せず、余分な電力消費を防ぐことができるという効果がある。
【0044】
また、本発明は、バックライトの制御内容を、「自動点灯・消灯制御」、「夜間のみ自動点灯・消灯制御」、「連続点灯」、「常時消灯」の4種類からユーザが選択できるようにしたため、ユーザの使用環境や使用状態に適したバックライトの制御が可能になるという効果がある。
【0045】
また、本発明は、周囲が暗いほどバックライトを暗く制御することで、人間の目を考慮したバックライトの輝度制御を行っているため、暗闇等における眩しさの防止が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】周囲の明るさとバックライト輝度との関係を示す図である。
【図3】バックライト制御内容登録画面の一例を示す図である。
【図4】本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 携帯端末
11 キー入力部
12 表示部
13A,13B バックライト
14 光センサー
15 記憶部
16 時計部
17 制御部

Claims (10)

  1. 周囲の明るさを検出する光センサーと、
    バックライトの点灯条件と、周囲の明るさに対応したバックライトの輝度データとが登録された記憶部と、
    キー操作がある度に、前記光センサーの検出結果が前記点灯条件を満たしているかを判断し、前記点灯条件を満たしていた場合は、前記輝度データに基づきバックライトの輝度制御を行って点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯する制御部と、を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 時刻と昼間時間,夜間時間とを対応付けたデータと、昼間時間,夜間時間でそれぞれ異なるバックライトの点灯条件とが前記記憶部に登録され、前記制御部はキー操作がある度に、現在時刻と前記記憶部に登録された昼間時間,夜間時間データとを照合することにより昼間時間か夜間時間かを判別し、該当する点灯条件を満たしているかを判断することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 周囲の明るさを検出する光センサーと、
    時刻と昼間時間,夜間時間とを対応付けたデータと、昼間時間のバックライト点灯時または夜間時間においては、周囲の明るさが予め定めた閾値未満のときに点灯、昼間時間のバックライト消灯時においては、前記閾値未満の周囲の明るさが連続して所定回数続いたときに点灯、とするバックライトの点灯条件と、周囲の明るさに対応したバックライトの輝度データとが登録された記憶部と、
    キー操作がある度に、現在時刻と前記記憶部に登録された昼間時間,夜間時間データとを照合することにより昼間時間か夜間時間かを判別するとともに、バックライトの点灯中,消灯中を検出して該当する昼間時間または夜間時間の点灯条件を満たしているかを判断し、点灯条件を満たしていた場合は、前記輝度データに基づきバックライトの輝度制御を行って点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯する制御部と、を有することを特徴とする携帯端末。
  4. 前記輝度データは、周囲の明るさが暗いほど暗くなるように対応付けられたものであることを特徴とする請求項1,2または3記載の携帯端末。
  5. バックライトの点灯制御を行うか否かをユーザに選択させて前記記憶部に登録し、前記制御部はユーザの選択内容に応じてバックライトの点灯制御を行うか否かを決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の携帯端末。
  6. バックライトの点灯制御を行う、夜間時間のみバックライトの点灯制御を行う、連続点灯、常時消灯、の少なくとも二つ以上の組み合わせの中から希望するバックライトの制御内容をユーザに選択させて前記記憶部に登録し、前記制御部はユーザの選択内容に応じてバックライトの制御を行うことを特徴とする請求項2,3または4記載の携帯端末。
  7. キー操作がある度に、周囲の明るさが予め設定された点灯条件を満たしているかを判断し、点灯条件を満たしていた場合は、周囲の明るさが暗いほどバックライトが暗くなるよう制御して点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯することを特徴とするバックライトの制御方法。
  8. キー操作がある度に昼間時間か夜間時間かとバックライトの点灯中,消灯中とを判断し、昼間時間のバックライト点灯時または夜間時間においては、周囲の明るさが予め定めた閾値未満のとき、昼間時間のバックライト消灯時においては、前記閾値未満の周囲の明るさが連続して所定回数続いたとき、に点灯条件を満たしていると判断し、点灯条件を満たしていたときに、周囲の明るさが暗いほどバックライトが暗くなるように制御して点灯させるとともに、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯することを特徴とするバックライトの制御方法。
  9. バックライトの点灯制御を行うか否かをユーザに選択させて記憶部に登録するステップと、点灯制御を行うと登録されている場合、キー操作がある度に、周囲の明るさとバックライトの点灯中,消灯中とを検出するとともに、現在時刻と予め前記記憶部に登録された昼間時間,夜間時間データとを照合することにより現在が昼間時間か夜間時間かを判別するステップと、昼間時間のバックライト点灯時または夜間時間においては、周囲の明るさが予め定めた閾値未満のとき、昼間時間のバックライト消灯時においては、前記閾値未満の周囲の明るさが連続して所定回数続いたとき、に点灯条件を満たしていると判断するステップと、点灯条件を満たしていたときに、周囲の明るさが暗いほどバックライトが暗くなるように制御して点灯させるステップと、バックライト点灯後の所定時間内に次のキー操作がなかったときにはバックライトを消灯するステップと、を有することを特徴とするバックライトの制御方法。
  10. 請求項7,8または9記載のバックライトの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2003170529A 2003-06-16 2003-06-16 携帯端末,バックライトの制御方法およびプログラム Pending JP2005006260A (ja)

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