JP2012085089A - 携帯端末及び携帯端末の表示制御方法 - Google Patents

携帯端末及び携帯端末の表示制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示輝度及び画面表示内容の適正化、そして消費電力の削減を図ることができる携帯端末及び携帯端末の表示制御方法を提供すること
【解決手段】本発明にかかる携帯端末10は、所定の情報を表示する表示手段11と、表示手段11を制御する表示制御手段12と、所定の情報を入力する入力手段13と、表示手段11を低輝度で表示する状態である第1の低輝度表示状態に設定する設定手段14を備えている。表示制御手段12は、設定手段14が表示手段11の表示状態を前記第1の低輝度表示状態に設定している場合、表示手段11に前記所定の情報を表示させる際に、表示手段11の背景画面を第1の低輝度である最低輝度または最低輝度近傍の輝度で表示させると共に、表示手段11に所定の表示すべき情報のみを表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯端末及び携帯端末の表示制御方法に関する。
携帯電話等の携帯端末には、各種の情報を表示する表示画面が設けられている。この表示画面の視認性は、周囲の明るさに大きく依存するため、その制御が課題となっている。また、携帯端末の機能の向上に伴い、携帯端末で節電を行うことも課題となっている。以上を背景にして、携帯端末における表示画面の制御技術が、近年進歩している。
表示画面の制御技術の一例として、表示画面の輝度を使用者が調整する技術がある。また、表示画面の輝度調整を携帯端末が行う技術として、特許文献1乃至5では、携帯端末に設けられた照度センサが周囲の環境の照度を測定し、それに基づいて、携帯端末が表示画面の輝度を自動で調整する技術が開示されている。また、特許文献6においては、携帯端末のイベント毎に、使用者が有効と設定している表示のみを画面に表示させることで、使用者に必ずしも有用でない表示を画面上から削除する技術が開示されている。
また、携帯端末は、緊急連絡等の対応にも備えるため、就寝時に枕元に置いて使用されるケースが多い。例えば、特許文献7においては、目覚まし設定時間に着信があった電話あるいはメールを、光によって使用者に通知を行う技術が開示されている。このように、緊急の電話又はメール着信への対応のために、使用者が深夜に携帯端末を起動させ画面表示を見るケースがしばしば生ずる。さらに、携帯電話等の携帯端末にはタイマー機能が装備されているため、このタイマー機能を用いて、携帯端末を目覚まし代わりに使用するケースも多い。そのような場合、就寝中の目覚めた直後に時刻を知るため、携帯端末を起動させ、画面表示を見るケースがしばしば生ずる。
特開2005−286738号公報 特開2006−146030号公報 特開2008−219659号公報 特開2009−124266号公報 特開2009−300515号公報 特開2008−148054号公報 特開2008−022406号公報
以上のように、就寝中の目覚めた直後等において携帯端末を使用する場合、携帯端末の画面表示の輝度は、使用者が通常状態で使用する上で支障が出ないレベルに調整されていることが多い。その場合、使用者が通常状態で使用する輝度に調整された表示画面を見ると、まぶしさによる不快感が生じる。また、携帯端末を起動する毎に、輝度が高い画面表示が行われることで、無駄な電流が消費されることになる。
しかし、表示画面の輝度を使用者が手動で調整する方式では、表示輝度の適正化や端末の省電力化を行うために、輝度調整を毎回使用者が行う必要があり、不便が生ずる。また、一度、使用者が高輝度に表示画面を設定したままにすると、使用者は設定を高輝度のままにしてしまうことが多い。その場合、表示輝度の適正化や端末の省電力化を行うことができなくなる。
上述の特許文献1乃至5のように、照度センサに基づいて表示画面の輝度を調整する技術においては、照度センサの検出動作によって、余分な電気が消費される問題が発生する。また、特許文献7の技術は着信に対応して表示画面を光らせる制御であり、画面表示の輝度を下げるものではない。
さらに、携帯端末の表示画面には数々のアイコンと言われるマーク類が表示されるため、例えば使用者が必要とする時刻情報等が一目では判らず、使用者が携帯端末の表示を長時間探し続ける事になるという、使用上における問題があった。特許文献6の技術は、設定された情報以外の表示を画面上から削除する技術ではあるが、表示画面全体の輝度設定を行う技術ではない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、表示輝度及び画面表示内容の適正化、そして消費電力の削減を図ることができる携帯端末及び携帯端末の表示制御方法を提供することを目的とする。
本発明にかかる携帯端末は、所定の情報を表示する表示手段と、前記表示手段を制御する表示制御手段と、所定の情報を入力する入力手段と、前記表示手段を低輝度で表示する状態である第1の低輝度表示状態に設定する設定手段を備えている。前記表示制御手段は、前記設定手段が前記表示手段の表示状態を前記第1の低輝度表示状態に設定している場合、前記表示手段に前記所定の情報を表示させる際に、前記表示手段の背景画面を第1の低輝度である最低輝度または最低輝度近傍の輝度で表示させると共に、前記表示手段に所定の表示すべき情報のみを表示させる。
本発明にかかる携帯端末の表示制御方法は、表示手段を有する携帯端末の表示制御方法であって、前記表示手段を低輝度で表示する状態である第1の低輝度表示状態で、前記表示手段の表示状態を設定するステップと、前記表示手段に所定の情報を表示させる際に、前記表示手段の背景画面を第1の低輝度である最低輝度または最低輝度近傍の輝度で表示させると共に、前記表示手段に表示すべき情報のみを表示させるステップを備えている。
本発明により、表示輝度及び画面表示内容の適正化、そして消費電力の削減を図ることができる携帯端末及び携帯端末の表示制御方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる、携帯端末の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる、携帯端末の全体構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる、アラーム設定画面例の図である。 実施の形態2にかかる、表示制御を示す制御フローの図である。 実施の形態2にかかる、第1の画面表示例を示す図である。 実施の形態2にかかる、第2の画面表示例を示す図である。 実施の形態2にかかる、第3の画面表示例を示す図である。 実施の形態2にかかる、キーを押した際の制御を示す制御フローの図である。
実施の形態1
以下、図1を参照して本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本実施の形態における携帯端末10の全体構成を示すブロック図である。携帯端末10は、表示手段11、表示制御手段12、入力手段13、設定手段14を備えている。携帯端末10は、例えば携帯電話、PHS(Personal Handy−phone System)、携帯情報端末、スマートフォン等の携帯端末である。
表示手段11は、携帯端末10において所定の情報を使用者に対して表示する部分である。表示手段11は、任意の輝度で所定の情報を、背景画面に表示することができる。この表示手段11は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイといったディスプレイや、LED(Light Emitting Diode)等の光源から構成されている。また「所定の情報」とは、例えば、現在時刻、メール又は電話の着信、携帯端末の電池の残量、電波の強度、マナーモードの設定、アラーム機能の設定等、一般の携帯端末において表示される情報である。
表示制御手段12は、表示手段11を制御し、所定の情報を、任意の輝度の背景画面で表示手段11に表示させる働きをする。この表示制御手段12は、例えば、携帯端末10内のCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等から構成されている。CPUは、ROMに記憶されているプログラムやRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムを読み込むことで、携帯端末10を制御する。ROMには、携帯端末10を制御するための各種プログラムが記憶されている。RAMには、CPUが各種の処理を実行する上で必要なデータが適宜記憶される。なお、ROMではなく、他の不揮発性メモリを用いてもよい。
入力手段13は、使用者が操作可能な部分であり、使用者は入力手段13により、携帯端末10に情報を入力することができる。入力手段13は、例えば携帯端末10におけるキーボタンや、タッチパネル若しくはタッチパッド等のポインティングデバイスで構成されている。
設定手段14は、表示手段11を第1の低輝度表示状態に設定する働きをする。ここで「第1の低輝度表示状態」とは、表示手段の背景画面を第1の低輝度で表示している状態を表す。第1の低輝度表示状態の詳細については後述する。設定手段14は、例えば携帯端末10のアラーム機能、携帯端末10に設けられたキーボタン等から構成されている。
以下、表示制御手段12が行う制御内容について説明する。なお、設定手段14は表示手段11の表示状態を上述の第1の低輝度表示状態に設定している。まず、表示制御手段12は、表示手段11に所定の情報を表示させる処理を行う。この際、表示制御手段12は、第1の低輝度表示状態の設定に基づき、表示手段11の背景画面を最低輝度または最低輝度近傍の輝度で表示すると共に、前記表示手段に所定の表示すべき情報のみを表示する。
ここでいう「最低輝度」とは、深夜等、携帯端末10の周囲の環境が十分に暗い場合における、周囲の環境と同程度の輝度のことをいう。使用者が、この第1の低輝度である最低輝度または最低輝度近傍の輝度に設定された背景画面を見ることで、通常の輝度の背景画面を見ることと比較すると、まぶしさといった不快感は緩和される。
また、上述の「所定の表示すべき情報」とは、上述の「所定の情報」の中で、使用者にとって必要度又は優先度の高い情報を意味する。例えば、携帯端末10に電話若しくはメールの着信がある際には、「表示すべき情報」は当該着信に関する情報を示す。あるいは、携帯端末10に着信がない場合には、「表示すべき情報」は現在時刻に関する情報を示す。なお、着信があった場合には、「表示すべき情報」に現在時刻の情報を加えるようにしてもよい。
以上から、使用者は低輝度表示に制御され、かつ表示すべき情報のみが表示された画面を見ることができる。これにより、携帯端末における表示輝度の適正化を達成することができる。また、背景画面が低輝度に制御されることで、消費電力の削減を図ることもできる。以上から、本実施の形態により、表示輝度及び画面表示内容の適正化、そして消費電力の削減を図ることができる携帯端末を提供することができる。
実施の形態2
以下、図面を参照して本発明の実施の形態2について説明する。図2は、本実施形態における、携帯端末の全体構成を示したブロック図である。図3は、本実施形態における、携帯端末の画面でのアラーム設定画面例を示している。図4は、本実施形態における、画面の表示制御を示す制御フローである。図5は、本実施形態における第1の画面表示例を示す図であり、画面に時刻情報及び日付情報のみが文字情報として表示されている。図6は、本実施形態における第2の画面表示例を示す図であり、画面に時刻及び日付と、着信番号のみが文字情報として表示されている。図7は、本実施形態における第3の画面表示例を示す図であり、画面に時刻及び日付と、メール着信のみが文字情報として表示されている。図8は、本実施形態のキー押下時の、画面の表示制御を示す制御フローである。
まず、図2から、本実施形態における携帯端末10の全体構成を説明する。本実施形態における携帯端末10は、携帯端末10の機能を制御する制御部1と、画像や情報を表示する表示部2と、時刻をカウントする時計回路3と、携帯端末の開閉状態を検出する開閉検出部4と、情報データを保存する記憶部5と、ボタンを押すことで情報が入力される操作部6と、無線通信を行う送受信部7とを備えている。携帯端末10は、ここでは折り畳むことが可能な、携帯電話やPHS等の携帯端末である。なお、実施の形態1の表示手段11、表示制御手段12、入力手段13、設定手段14はそれぞれ、図2の表示部2、制御部1、操作部6、時計回路3及び記憶部5に対応する。
制御部1は、携帯端末10の機能制御をつかさどる制御回路であり、表示部2、時計回路3、開閉検出部4、記憶部5、操作部6、送受信部7から送られる情報データの受信及び受信した情報データの処理、また制御データの各部への送出を行っている。ここでは図示しないが、制御部1は、携帯端末10内のCPU、RAM等から構成されている。
表示部2は、携帯端末10において、画像や情報の表示を行う。表示部2は、情報等の表示を行うディスプレイ2−1と、表示画面バックライト2−2を備えている。ディスプレイ2−1は携帯端末10の表示画面であり、ここでは液晶ディスプレイである。また、表示画面バックライト2−2は、小型化できる光源から構成されており、ここではLEDとする。表示画面バックライト2−2は、ディスプレイ2−1の背面から光を点灯し、ディスプレイ2−1の輝度を可変させる機能を有する。
表示部2が行う画像制御は、以下の通りになる。表示部2は、制御部1から送出される画像表示情報のデータに基づき、ディスプレイ2−1に画像を表示させる。具体的には、表示部2は表示画像に応じた電圧を、液晶ディスプレイであるディスプレイ2−1に加えることで、表示画面バックライト2−2が放出する光の透過及び遮光を決定する。以上のようなディスプレイ2−1に対する制御と共に、表示部2は、制御部1から送出される輝度調整データに基づき、表示画面バックライト2−2の輝度を調節する制御を行う。以上の構成により、表示部2は、ディスプレイ2−1から使用者に対して透過する光、つまり画面表示の明るさを可変制御することができる。
時計回路3は、時刻のカウントを行う時計の回路であり、制御部1から要求された時点の時刻データを制御部1に送出する機能を有する。時計回路3は、CPU、ROM、RAM等を備えた、IC(Integrated Circuit)等で構成される。なお、時刻データには、現在の時刻の他、現在の日付・月・年が含まれるものとする。
開閉検出部4は、携帯端末10が折り畳まれた状態(以下、閉じた状態という)か、携帯端末10が折り畳まれずに、表示部2が使用者に見えている状態(以下、開いた状態という)かを検出する機能を有する。開閉検出部4は、検出した携帯端末10の開閉状態を、開閉情報として制御部1に送出する。例えば、携帯端末10の電源がオンの状態で、使用者が携帯端末10の筐体を開いたことを開閉検出部4が検知した際には、開閉検出部4は、携帯端末10が開状態になった情報を制御部1に送出する。制御部1は携帯端末10が開状態になった情報に応じて、表示部2に画面を表示させ、操作部6中のキー操作部6−1を入力可能な状態にさせる等の制御をする制御データを、携帯端末10の各部に送出することで、携帯端末10を起動状態にする。開閉検出部4は、CPU、ROM、RAM等を備えた、IC等で構成される。
記憶部5は、制御部1から送出された情報データを保存する領域を有しており、制御部1の制御により情報データの読み出し、書き込みを行う。また、携帯端末10に予め記憶されている画面情報等も、記憶部5に保存されている。保存されている情報データは、例えば、ディスプレイ2−1に表示される画面データ、その画面データを表示する際の表示画面バックライト2−2の輝度のデータ、使用者が登録する時間設定、電話番号やメールアドレスといったものであり、携帯端末10の使用の際に用いるデータである。なお、記憶部5は、携帯端末10内のROM、RAM、あるいは補助記憶装置から構成される。
操作部6は、使用者が押すボタンであるキー操作部6−1と、キー操作部6−1を照光するキーバックライト6−2を備えている。使用者がボタンを押してキー操作部6−1を操作することで、使用者の入力した情報はキー操作部6−1から制御部1に送出される。制御部1は使用者が入力した情報を記憶部5内に送出することで、入力情報は携帯端末10内に記憶される。また、キーバックライト6−2は、制御部1の制御データに対応した点灯及び消灯の動作を行うことで、操作部6全体を照光する。使用者が通常使用する状態では、制御部1は携帯端末10の筐体を開くことによる携帯端末の起動や、キー操作部6−1からの入力情報等を検出して、キーバックライト6−2を点灯させる。それにより、制御部1は、操作部6を使用者にとって見やすい状態に制御する。なお、キー操作部6−1は、携帯端末10に設けられた、数字や文字を入力するためのキー、電話、メール、カメラ、インターネット接続等の諸アプリケーション機能を実施するためのキーボタンである。また、キーバックライト6−2の光源は、LED等の、輝度を可変させることができる回路で構成されている。
送受信部7は無線回路から構成されており、基地局への無線接続及び基地局との無線情報の送受信を行う機能を有している。送受信部7の制御は制御部1により行われ、通話の着信番号やメールメッセージの取り込み制御も行われる。例えば、使用者がキー操作部6−1で電話番号の情報を入力する際には、制御部1に入力した番号の情報が送出される。制御部1は、その入力された番号情報に応じて、送受信部7に対し、入力された番号を有する携帯端末への接続要求を基地局に対して行うよう、制御データを送出する。
次に、本実施形態の、表示部2の表示制御方法について説明する。図3は、アラーム設定画面の一例である。図3のアラーム設定画面においては、通常のアラーム設定メニューである「アラーム1」から「アラーム5」の入力画面とは別に、「目覚まし時刻」を設定する入力画面を設けている。図3の実施例では、「目覚まし時刻」を6:00(午前6時)に設定している。なお、図3の例においては、この「目覚まし時刻」とは別に、「開始時刻」として、就寝時の時刻を設定する入力画面も設けている。図3においては、「開始時刻」は23:00(午後11時)に設定されている。「開始時刻」と「目覚まし時刻」とは別々に使用者が入力することが可能であり、どちらも一度、使用者がキー操作部6−1にて入力を行うことで、制御部1を通じて記憶部5に記憶される。また、「開始時刻」と「目覚まし時刻」は使用者が再入力を行わない限り、そのままの情報が記憶部5に記憶され続ける。なお、「目覚まし時刻」は、「アラーム1」から「アラーム5」のアラーム機能と同様に、その機能を有効、無効とする「ON」、「OFF」の設定が可能である。図3の例では「目覚まし時刻」を有効、即ち、「ON」設定とした状態を示している。本実施形態では、「目覚まし時刻」は表示制御を行うにあたり、画面表示を通常時の画面から黒背景の画面に変える際のトリガーの働きをする。
なお、本実施形態においては、「開始時刻」から「目覚まし時刻」までに該当する時間帯を「有効時間帯」(制限時間帯)とし、それ以外の時間帯を「無効時間帯」と定義する。例えば、図3に示した設定例では、23:00から6:00の間の時間帯は「有効時間帯」と定義され、それ以外の時間帯は「無効時間帯」と定義される。
次に、本実施形態の具体的な表示制御について説明する。図4は、本実施形態において、図3に示した目覚まし機能が設定されている状態で、制御部1が行う画面の表示制御を示す制御フローである。まず、制御部1は、携帯端末10が起動状態にあるか否かを判定する(ステップS1)。使用者が筐体を開く動作を行なわず、携帯端末10が起動状態になっていないと制御部1が判定した場合(ステップS1のNo)、制御部1は表示部2の表示を行う制御をせず、表示制御の処理を終了する。
使用者が携帯端末10の筐体を開いた場合、制御部1は開閉検出部4が送出した開閉情報から筐体を開いた動作を検出し、携帯端末10を起動状態にする(ステップS1のYes)。この場合に、制御部1は表示部2を表示させる制御を以下の通り行う。まず、制御部1は記憶部5に登録されている「目覚まし時刻」の機能が、有効にされているか否かを判定する(ステップS2)。「目覚まし時刻」の設定が「OFF」、つまり「目覚まし時刻」の機能が無効であると判定する場合(ステップS2のNo)には、制御部1は表示部2に対し、使用者が通常設定している画面を表示させる制御を行う。通常設定している画面表示を行うとき、画面表示の輝度は、使用者が通常の状態で使用するレベルの輝度である。また、制御部1はキーバックライト6−2を点灯させる。以上の処理を行った後、制御部1は表示制御の処理を終了する。
制御部1が、「目覚まし時刻」の設定が「ON」、つまり「目覚まし時刻」の機能が有効であると判定する場合(ステップS2のYes)、制御部1は時計回路3から現在時刻のデータを取得する。その現在時刻のデータから、制御部1は現在時刻と、「目覚まし時刻」及び「開始時刻」に基づいた有効時間帯との比較を行い、現在時刻が有効時間帯に含まれるか否かの判定処理を行う(ステップS3)。例えば、使用者が携帯端末10の筐体を開いた時刻が午前2時30分であった場合、制御部1は、現在時刻が設定された「開始時刻」23:00と「目覚まし時刻」6:00の間にある有効時間帯に含まれると判定し(ステップS3のYes)、次の判定処理に移行する。なお、使用者が筐体を開いた時刻が無効時間帯(例えば午前9時00分)の場合(ステップS3のNo)、制御部1は表示部2に対し、使用者が通常設定している画面を表示させる制御を行い、キーバックライト6−2を点灯させる制御を行った後、表示制御の処理を終了する。
現在時刻が有効時間帯にあると判定された場合、制御部1は、送受信部7から電話若しくはメールの着信に関する情報の検索を行い、着信情報の有無の判定を行う(ステップS4)。着信情報が無い場合には(ステップS4のNo)、制御部1は時計回路3から時刻データの情報を読み出し、表示部2に、第1の低輝度表示状態にある時刻表示を行わせる制御を行う(ステップS5)。このとき、制御部1はキーバックライト6−2を点灯させる制御を行わず、消灯させたままにした上で、表示制御の処理を終了する。
図5は、ステップS5にて、表示部2が、第1の低輝度表示状態で時刻表示を行った際の画面表示例(第1の画面表示例)である。図5にかかる画面表示には、背景表示が黒画面で、時刻データのみが白抜き文字で表示されている。制御部1は、記憶部5に登録された黒画面を背景にした表示データを取得し、ディスプレイ2−1にその黒画面を背景にした表示データを表示させる制御データを送出することで、背景画面を表示させている。制御部1はそれと共に、時計回路3から時刻データを取得し、同様の制御により、時刻データをディスプレイ2−1に白抜き文字で表示させている。なお、ここでいう「黒」とは、完全な黒色だけを意味するのではなく、紫黒色、墨色など、明度が低い色のことも含む。また、文字表示の色である「白」も完全な白色だけではなく、パールグレー、乳白色、灰白色といった、明度が高い色のことも含む。
また制御部1は、図5にかかる画面表示を行う際、表示部2における背景画面の輝度を、通常設定される輝度より更に暗い微灯状態(第1の低輝度表示状態)に設定する。第1の低輝度とは、実施の形態1と同様、深夜等、携帯端末10の周囲の環境が十分に暗い場合における、周囲の環境と同程度の輝度のことをいう。制御部1は、この第1の低輝度に表示部2の背景画面の輝度を設定するように、ディスプレイ2−1及び表示画面バックライト2−2の制御を行う。具体的には、制御部1は表示画面バックライト2−2の輝度を低下させて、表示画面に表示される文字が深夜等の暗い環境でもまぶしくないようにする。つまり、表示画面の文字表示の部分(光の透過率が高い部分)から放出される光を低減する。この時、表示画面の背景画面では光の透過率が低いため、バックライトから放出される光の輝度は十分低いレベルとなっている。以上のようにして、制御部1は、表示部2に対して、黒画面を背景とし、まぶしさを感じないように輝度が設定された白抜き文字での文字情報を表示させる。
なお、上述のような輝度制御に関しては、既存技術であるPWM(Pulse Width Modulation)方式による電源制御や、LEDの印加電圧を低下させることによる微灯制御等が広く知られている。例えばPWM方式を本実施形態にて用いる場合は、表示画面バックライト2−2を点灯させる周期を長くすることにより、第1の低輝度表示状態を容易に実現することが可能である。以上の制御により、表示部2には、第1の低輝度表示状態に設定され、黒の背景画面に白抜き文字で時刻情報が表示された画面が表示される。また、この際に、キーバックライト6−2は消灯状態になっている。
次に、制御部1が送受信部7から着信情報の検索を行った際に(ステップS4)、制御部1が着信情報を検出した場合について説明する(ステップS4のYes)。まず、制御部1は、検出した着信が他の電話からの着信であるかどうかを判定する(ステップS6)。着信が他の電話からの着信であると制御部1が判定した場合(ステップS6のYes)、制御部1は送受信部7から取得した相手の電話番号の情報と共に、時計回路3から取得した時刻データを、第1の低輝度表示状態で表示部2に表示させる(ステップS7)。ステップS5と同様、制御部1はキーバックライト6−2を点灯させる制御を行わず、消灯させたままにする。
図5は、ステップS7にて、表示部2が、第1の低輝度表示状態で電話番号及び時刻データの表示を行った際の画面表示例(第2の画面表示例)である。なお、ディスプレイ2−1及び表示画面バックライト2−2に対する制御部1の制御方法は、前述のステップS5の画面表示の制御方法と同様である。以上の制御により、表示部2には図6の通り、第1の低輝度表示状態に設定され、黒の背景において、白抜き文字で時刻データ及び相手先の電話番号が表示された画面が表示される。制御部1は以上の処理を行った上で、表示制御の処理を終了する。
ステップS6において、制御部1が、着信は他の電話からの着信ではないと判定した場合(ステップS6のNo)、制御部1は、検出した着信がメールの着信であると判定する(ステップS8)。制御部1は送受信部7から取得したメールの情報と共に、時計回路3から取得した時刻データを、第1の低輝度表示状態で表示部2に表示させる(ステップS9)。また、ステップS5と同様、キーバックライト6−2は消灯されたままである。
図6は、ステップS9にて、表示部2が、第1の低輝度表示状態でメールの受信情報及び時刻データの表示を行った際の画面表示例(第3の画面表示例)である。ディスプレイ2−1、及び表示画面バックライト2−2に対する制御部1の制御方法は、ステップS5及びステップS7の画面表示の制御方法と同様である。なお、図6の画面表示例においては、メールの着信にあたり、制御部1は記憶部5中に保管されたメールアドレスのデータを参照し、着信メールが誰から送信されたかを判定して、表示部2に表示させている。以上の制御により、表示部2には図7の通り、第1の低輝度表示状態に設定され、黒の背景において、白抜き文字で時刻データ及び相手電話番号が表示された画面が表示される。制御部1は以上の処理を行った上で、表示制御の処理を終了する。
以上の制御により、使用者は、有効時間帯として設定した時間帯(例えば深夜)の睡眠から目覚めた直後において、時刻や着信情報を得るために携帯端末10の筐体を開いた場合、最適化された輝度及び情報内容の画面を見ることができる。つまり、有効時間帯においては、最低輝度または最低輝度近傍の状態に設定された背景画面を使用者が見るように設定できるため、画面を見た際のまぶしさといった不快感が軽減される。更に、時刻データ、着信にかかる電話番号及びメール着信の情報といった、使用者にとって重要度が高い表示すべき情報のみを、白文字という目立つ形式で表示させているので、使用者は一目で重要な情報を把握することができる。また、背景画面の輝度が最低輝度または最低輝度近傍であり、キーバックライト6−2は消灯の状態であるため、携帯端末10の消費電力を削減することができる。
なお、着信情報が電話とメールの両方ある場合には、両方の情報とも同様に、黒背景に白文字で表示するようにしてもよい。
次に、目覚まし設定が有効であり、かつ設定された有効時間帯において、使用者が携帯端末10の筐体を開けた状態で、携帯端末10のキー操作部6−1のいずれかのキーを押した場合の制御部1の制御について、図8を用いて説明する。まず、制御部1は、キー操作部6−1が押されたかどうかを、キー操作部6−1の送出した情報を検知することによって判定する(ステップS11)。
ステップS11にて、使用者がボタンを押す操作をしていないと判定された場合(ステップS11のNo)、制御部1は表示部2を、第1の低輝度表示状態で、黒背景の画面に白抜き文字で情報が表示される前述の画面状態をそのまま継続して表示させる制御を行う(ステップS12)。
ステップS12の処理の後、制御部1は、開閉検出部4からの情報に基づいて、携帯端末10の開閉状態の判定を行う(ステップS13)。もし携帯端末10が開いた状態のままであると判定されれば(ステップS13のNo)、制御部1は、ステップS11に戻って処理を行う。
ステップS13にて、携帯端末10が閉じられた状態になったと判定されれば(ステップS13のYes)、制御部1は表示部2に表示された表示情報の消去及び表示画面バックライト2−2を消灯する制御を行う(ステップS14)。つまり、制御部1は表示部2の表示を消す。制御部1は携帯端末10を、元の状態に戻して、本制御を終了させる。本制御の終了後、設定された有効時間帯に使用者が再び携帯端末10を開いた場合、使用者は前述の第1の低輝度表示状態の画面を再び見ることになる。
ステップS11にて、使用者がキー操作部6−1のいずれかのキーを押したと判定された場合(ステップS11のYes)、制御部1ではキー操作部6が検出した入力情報に基づき、第1の低輝度表示状態を中断させ、通常の表示状態に移行するように、表示部2を制御する(ステップS15)。また、制御部1はキーバックライト6−2の制御を行い、点灯させる(ステップS16)。以上の制御により、携帯端末10は通常の起動状態に復帰し、目覚まし設定の有効時間帯であっても、使用者は画面の表示及びキーバックライト6−2の照光動作を元に戻すことが可能となる。つまり、使用者が携帯端末10を使用するためにキーを押すことで、携帯端末10は通常の起動状態に入り、使用者は通常通り携帯端末10を使用することが可能になる。
ステップS16の処理の後、制御部1は、開閉検出部4からの情報に基づいて、携帯端末10の開閉状態の判定を行う(ステップS17)。もし携帯端末10が開いた状態のままであると判定されれば(ステップS17のNo)、制御部1は、ステップS17に戻って処理を行う。
ステップS17にて、携帯端末10が閉じられた状態になったと判定されれば(ステップS17のYes)、制御部1はキーバックライト6−2を消灯させる制御を行い(ステップS18)、表示部2に表示された表示情報の消去及び表示画面バックライト2−2を消灯する制御を行う(ステップS14)。以上のようにして、制御部1は携帯端末10を元の状態に戻し、本制御を終了させる。本制御の終了後、設定された有効時間帯に使用者が再び携帯端末10を開いた場合、使用者は前述の第1の低輝度表示状態の画面を再び見ることになる。
以上の制御により、使用者は、携帯端末10が第1の低輝度表示状態の画面表示状態にある場合でも、キー操作部6−1を操作することで、携帯端末10を通常の起動状態に戻すことができる。また、使用者が携帯端末10を閉じた状態にすることで、携帯端末10を、再度、第1の低輝度表示状態の画面表示状態にすることができる。
以上説明したことから、本実施の形態にかかる携帯端末は、以下に記載するような効果を奏する。第1の効果は、睡眠から目覚めた直後、表示を見た際に感じるまぶしさといった不快感が軽減されることである。第2の効果は、必要最低限の情報のみが画面に表示されることで、使用者に一目で情報内容を判断させられることである。第3の効果は、就寝時に、携帯端末を時刻又は着信情報を確認するためのみに起動し、操作を行わない場合において、携帯端末の消費電力を削減できることである。これは、表示画面及びキーバックライトの照光を制御することによって達成できる。第4の効果は、携帯端末に照度センサ等の特別なセンサを用いることなしに、表示画面の輝度を適正化できることである。これにより、照度センサ等による消費電力の発生が生じずにすむ。以上から、表示輝度及び画面表示内容の適正化、そして消費電力の削減を図ることができる携帯端末を提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、携帯端末において目覚まし設定以外に専用ボタンを設け、この専用ボタンを押すことで表示部2の制御を開始、終了させるようにしても、同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態2の制御フローにて、処理を行うステップの順番は適宜変えてもよい。例えば、図4にて、「目覚まし時刻」の機能が有効か否かの判定を行うステップS2と、現在時刻が有効時間帯に含まれるか否かの判定を行うステップS3の処理はどちらを先に行ってもよい。また、ステップS6で、電話着信情報の有無ではなく、メール着信情報の有無の判定を行ってもよい。さらに、図8において、通常の表示状態に表示部2を制御するステップS15とキーバックライト6−2を制御して点灯させるステップS16、また、通常の表示状態から端末を閉じた際に行うキーバックライト6−2を消灯させるステップS18と表示画面バックライト2−2を消灯させるステップS14の処理は、いずれを先に行ってもよい。
また、実施の形態2において、画面に表示させる電話及びメール着信情報は、予め指定した連絡先のみを表示するようにしてもよい。「目覚まし時刻」の設定も、開始時刻と目覚まし時刻のみの設定だけでなく、日付による設定もできるようにしてもよい。また、第1の低輝度表示状態において表示する時刻データは、日付・月・年の情報を含まず、時刻情報のみとしてもよい。
実施の形態2において、第1の低輝度表示状態において表示を行った後、一定時間使用者による操作が行われなければ、制御部1は携帯端末10の起動を停止するとしてもよい。なお、その場合には、使用者のキー操作による入力情報を、制御部1が検知して携帯端末10を再起動させるのが一例である。
実施の形態2において、第1の低輝度表示状態において表示される文字情報も、通常の画面の文字情報表示よりも大きくすることで、使用者が情報をより見やすくするような制御を行ってもよい。さらに、第1の低輝度表示状態において、キーバックライト6−2は完全な消灯を行うように制御せず、低輝度で点灯する状態に制御してもよい。
さらに、実施の形態2において、第1の低輝度表示状態において使用者がキー操作部を押した際、画面は通常の表示状態に制御されるとした(図8のステップS15)。しかし、一度に画面を通常の表示状態にするのではなく、第1の低輝度よりも高い輝度で且つ通常の画面表示状態よりも低い輝度である第2の低輝度に、最初に背景画面を設定してもよい。この画面の表示状態を、第2の低輝度表示状態とする。これは、使用者が、いきなり通常の輝度の背景画面を見ることで、まぶしさといった不快感を覚えるのを防ぐためである。なお、使用者が携帯端末を本格的に使用する状況であることを考慮すると、この際の画面の表示内容は、通常の使用時の表示画面の内容とするのが望ましい。制御部は、画面表示を第2の低輝度表示状態にした後、そのままの輝度で画面表示を行ってもよいし、漸次、背景画面の輝度を上げ、最終的に通常の輝度に設定するようにしてもよい。
また、実施の形態2において、第1の低輝度表示状態において使用者がキー操作部を押した際、制御部は一度に画面を通常の表示状態若しくは第2の低輝度表示状態にするのではなく、漸次、背景画面を通常の輝度に戻すように制御してもよい。
なお、上記の実施形態においては、携帯端末10の筐体を開閉することにより、携帯端末10が起動される形態の場合について説明した。しかし、筐体を横にスライドさせることによって起動される携帯端末、又は、開閉、スライド等の可動部が無い形状で、いずれかのキーを押下すること等で起動を行うストレート型の携帯端末に関しても、上記の説明と同様の制御が可能なことは明白である。例えば、ストレート型の携帯端末で、目覚まし設定の機能が有効になっており、起動を停止している状態の場合、一回携帯端末のボタンを押すと、表示画面は前述の第1の低輝度表示状態になる。次に携帯端末のボタンを押すと、第1の低輝度表示状態は解除され、通常の表示画面になる、といった構成にしてもよい。また、表示部に指を接触させることで操作を行う、タッチパネル型の携帯端末(表示部と操作部が物理的に同じ部分にある)でも、同様の制御が行える。
また、携帯端末の筐体に、着信情報の受信を検知して点灯するLED等の光源がある場合も考えられる。その際には、第1の低輝度表示状態にある際に、着信情報を受信しても、光源を点灯させない若しくは点灯を抑制するような制御を行うようにしてもよい。
さらに、携帯端末の筐体表面の箇所(例えば表示部の裏)に、上記の実施形態における表示部とは別の液晶ディスプレイ等の表示画面がある場合も考えられる。そのような別の表示画面に対しても、本実施の形態と同様の画面制御を行うことができる。
1 制御部
2 表示部
2−1 ディスプレイ
2−2 表示画面バックライト
3 時計回路
4 開閉検出部
5 記憶部
6 操作部
6−1 キー操作部
6−2 キーバックライト
7 送受信部
10 携帯端末
11 表示手段
12 表示制御手段
13 入力手段
14 設定手段

Claims (10)

  1. 所定の情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段を制御する表示制御手段と、
    所定の情報を入力する入力手段と、
    前記表示手段を低輝度で表示する状態である第1の低輝度表示状態に設定する設定手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記設定手段が前記表示手段の表示状態を前記第1の低輝度表示状態に設定している場合、前記表示手段に前記所定の情報を表示させる際に、前記表示手段の背景画面を第1の低輝度である最低輝度または最低輝度近傍の輝度で表示させると共に、前記表示手段に所定の表示すべき情報のみを表示させる、
    携帯端末。
  2. 前記所定の表示すべき情報は、
    前記携帯端末に電話若しくはメールの着信があった場合には、当該着信に関する情報、若しくは、当該着信に関する情報及び現在時刻に関する情報であり、
    前記電話若しくはメールの着信がない場合には、現在時刻に関する情報である、
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記表示手段の背景画面は黒色で表示され、前記表示手段に表示される情報は白色で表示される、
    請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記携帯端末の前記設定手段は、現在時刻を計時する機能及び制限時間帯を設定する機能を有し、
    前記設定手段は前記現在時刻と前記制限時間帯とを比較して、前記現在時刻が前記制限時間帯に含まれる場合に、前記表示手段の表示状態を前記第1の低輝度表示状態に設定する、
    請求項1乃至3に記載の携帯端末。
  5. 前記携帯端末の前記設定手段は、前記入力手段であり、
    前記設定手段は前記入力手段からの入力に基づいて、前記表示手段の表示状態を前記第1の低輝度表示状態に設定する、
    請求項1乃至4に記載の携帯端末。
  6. 前記表示制御手段は、前記設定手段が前記表示手段の表示状態を前記第1の低輝度表示状態に設定している場合、前記入力手段に入力がされたことを検知すると、前記表示手段の表示状態である前記第1の低輝度表示状態を解除する、
    請求項1乃至5に記載の携帯端末。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示手段の表示状態である前記第1の低輝度表示状態を解除する際に、
    前記表示手段の背景画面の輝度を前記第1の低輝度よりも輝度が高い第2の低輝度に設定し、前記表示手段の表示状態を当該第2の低輝度表示状態に設定する、
    請求項6に記載の携帯端末。
  8. 前記表示制御手段は、前記表示手段の表示状態を前記第2の低輝度表示状態に設定した後に、前記表示手段の背景画面の輝度を漸次高くし、通常使用する状態の輝度にする、
    請求項7に記載の携帯端末。
  9. 前記携帯端末は、前記表示制御手段の制御に基づいて前記入力手段を照光する入力手段バックライトをさらに備え、
    前記設定手段が前記表示手段の表示状態を前記第1の低輝度表示状態に設定している場合、前記表示制御手段は前記入力手段バックライトの照光を抑制する、
    請求項1乃至8に記載の携帯端末。
  10. 表示手段を有する携帯端末の表示制御方法であって、
    前記表示手段を低輝度で表示する状態である第1の低輝度表示状態で、前記表示手段の表示状態を設定するステップと、
    前記表示手段に所定の情報を表示させる際に、前記表示手段の背景画面を第1の低輝度である最低輝度または最低輝度近傍の輝度で表示させると共に、前記表示手段に表示すべき情報のみを表示させるステップとを備えた、
    表示制御方法。
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