JP4787361B2 - 携帯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機等の携帯装置を携行するユーザ(携行者)を発光によって他人に認識させる携帯装置の発光制御に関し、特に、日没や携行者の動向等を発光条件に用いる携帯装置に関する。
夜間における歩行者の存在を例えば、自動車や自転車等の運転手や他の歩行者に認識させる発光機能にはいわゆるポジションライトがある。
このようなライト機能の発光制御に関し、特許文献1には、携帯電話機の操作部からユーザが発光開始指示又は発光終了指示をすると、着信通知部、表示部、操作部を発光させ、また、入力された発光時間が経過すると、その発光を終了させることが開示されている。
特開2000−224287号公報(要約、図3、図4等)
ところで、ポジションライトは、自分の存在を他人に認識させるためのものであって、自分が利用するためのペンライト等の発光とは目的を異にするものである。ポジションライトをバッテリで点灯させる場合には、発光又は消灯を手動で切り替えるスイッチ等を備えれば、不要な電力消費を回避することができる。
発光制御に対してタイマー設定を行い、入力時間に応じてライトを点灯する場合(特許文献1)には、点灯させるための時間入力がなければ、夜間の外出時等の点灯必要時にあってもポジションライトは点灯させることができない。その場合、自分の存在を他人に認識させるというポジションライトの機能が損なわれることになる。
入力時間に応じて発光させるタイマー設定では、発光不要になった場合でも、設定時間が経過するまで発光させることとなり、その消灯操作が必要となるし、その消灯操作を忘れれば、無駄な電力消費を生じ、バッテリ駆動ではバッテリが消耗するという不都合がある。
このような課題について、特許文献1には課題や示唆はなく、それを解決する構成についての示唆はない。
そこで、本発明の目的は、他人に携帯装置の携行者の存在を認識させる発光手段を備える携帯装置の発光制御について、発光条件の充足又は不足に応じて発光又は消灯を自動化することにある。
その目的を具体的に述べれば、ユーザ操作を条件とすることなく、発光又は消灯を自動化させることにある。
また、本発明の他の目的は、発光の自動化により、携帯装置の携行者の安全性を図ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、日時情報等の計時情報とともに、携帯装置の位置や状態を表す情報を利用して発光条件を充足するか否かを判断し、発光手段を発光又は消灯させる構成である。即ち、携帯装置等の計時手段から計時情報を取得するとともに、情報取得手段から歩行情報、携行者が携行する携帯装置の位置及び/又は状態を表す情報を取得することにより、発光条件を充足するか否かを判断し、発光条件を充足している場合に発光手段を発光させる。
斯かる構成によれば、日時や、位置及び/又は状態に応じて発光手段を自動的に発光させ又は消灯させることができ、発光手段の消し忘れを防止し、無駄な電力消費を抑制できる。また、携帯装置の携行者が日没後に歩行している場合や、日没後以外でも、暗く危険箇所を歩行している場合等にも、発光手段の自動発光により、携行者を防護することができる。
そこで、上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、携帯装置であって、筐体上で発光させる発光手段と、計時する計時手段と、前記発光手段を発光させるに必要な位置を表す情報を取得する位置情報取得手段と、前記発行手段を発光させるに必要な状態を表す情報を取得する状態情報取得手段と、日没時刻を表す情報である日没情報を格納した日没情報記憶部と、前記計時手段から取得した計時情報と前記日没情報とから日没時刻を経過したか否かを判断し、前記日没時刻を経過している場合に、前記位置情報取得手段から取得した位置情報及び/又は前記状態情報取得手段から取得した状態報を用いて、前記発光手段を発光させるべきか否かを判断し、その判断結果から前記発光手段を発光状態又は消灯状態に制御する制御手段とを備えることである。
斯かる構成により、計時手段から取得した計時情報と日没情報とから日没時刻を経過したか否かを判断し、日没時刻を経過している場合に、位置情報取得手段から取得した位置情報及び/又は状態情報取得手段から取得した状態報が用いられ、発光手段を発光させるべきか否か、即ち、発光条件に合致するか否かが判断される。この発光条件の判断に参照される位置情報及び/又は状態情報について、位置は、携帯装置の位置であるが、それは携帯装置を携行する携行者の位置を表しており、また、状態は、携行者が例えば、屋外を歩行しているか否か等の携行者の動向状態を表すものである。
発光条件の充足又は不足に応じて、発光手段が消灯中であれば、発光条件の充足により発光手段を自動発光させ、また、発光手段が発光中であれば、発光条件の不足により自動消灯させる。従って、上記構成により、上記目的を達成することが可能となる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記状態情報取得手段は、前記携帯装置の携行者が歩行しているか否かを表す歩行情報を出力する歩行検出手段である構成としてもよい。即ち、歩行情報を取得すれば、携行者が散歩等、屋外を歩行していることが推測できる。携帯装置が歩数計機能を備えていれば、それを利用することができる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記情報取得手段は、前記携帯装置の位置を検出する測位手段である構成としてもよい。即ち、測位情報を取得すれば、携帯装置の位置を知ることができ、それは携行者が散歩等、屋外か屋内かを知ることができる。携帯装置が測位機能を備えていれば、それを利用することができる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記発光手段は、前記筐体外部に発光部を備える構成としてもよい。発光部を筐体外部に備えれば、外部から発光を認識させることができる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記発光手段は、アンテナに発光部を備える構成としてもよい。アンテナが筐体外部に設置されていれば、そのアンテナに発光部を備えることにより、その発光を容易に認識させることができる。携帯装置がアンテナ機能に発光機能を備えていれば、それを利用することができる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記発光手段は、情報表示手段で兼用させた構成としてもよい。携帯装置の外面部にLCD(Liquid Crystal Display)等が設置されていれば、それを発光手段に利用することができる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記計時手段は、外部から計時情報を取得する構成としてもよい。計時手段は携帯装置の内部情報としての計時情報だけでなく、外部から取得した計時情報を用いることができる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するため、本発明の第2の側面は、携帯装置であって、筐体上で発光させる発光手段と、計時する計時手段と、前記発光手段を発光させるに必要な位置を表す情報を取得する位置情報取得手段と、地図情報を格納している記憶部と、前位置情報取得手段が取得した位置情報と、前記記憶部から読み出された前記地図情報とを参照し、地図上の位置から前記携帯装置が道路上にあるか否かを判断し、その判断結果と前記計時手段から取得した計時情報とを用いて、前記発光手段を発光させるべきか否かを判断し、その判断結果から前記発光手段を発光状態又は消灯状態に制御する制御手段とを備えることである。斯かる構成によれば、第1の側面と同様に、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記地図情報とともに前記携帯装置の位置を表示する表示部を備える構成としてもよい。携帯装置の位置は、携行者の位置を表す。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記制御手段は、前記計時情報、位置及び/又は状態を表す前記情報を参照し、前記発光手段の発光状態を制御する構成としてもよい。ここで、発光状態とは、発光光度や発光色等の状態である。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記発光状態は、前記発光手段の点滅、点滅周期、光量、発色のいずれか又は2以上である構成としてもよい。発光状態のバリエーションにより、携行者の被視認性が高められる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置において、好ましくは、前記位置又は前記状態を報知する報知手段を備え、前記制御手段は、携帯装置が前記位置又は前記状態に移行したか否かを判断し、その判断結果に基づいて前記報知手段を動作させる構成としてもよい。発光機能に加え、報知手段の併用により、他人に対する被認識性が高められる。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するため、本発明の第の側面は、コンピュータによって実行され、筐体上で発光する発光手段を備える携帯装置の発光制御プログラムであって、計時する計時ステップと、前記発光手段を発光させるに必要な位置を表す情報を取得する位置情報取得ステップと、前記発行手段を発光させるに必要な状態を表す情報を取得する状態情報取得ステップと、取得した計時情報と日没情報記憶部に格納された日没情報とから日没時刻を経過したか否かを判断し、前記日没時刻を経過している場合に、取得した位置情報及び/又は取得した態情報を用いて、前記発光手段を発光させるべきか否かを判断し、その判断結果から前記発光手段を発光状態又は消灯状態に制御する制御ステップとを前記コンピュータに実行させる構成である。斯かる構成によれば、第1の側面と同様に、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御プログラムにおいて、好ましくは、前記携帯装置の携行者が歩行しているか否かを表す歩行情報を歩行検出手段に出力させるステップを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御プログラムにおいて、好ましくは、前記携帯装置の位置を測位手段に検出させるステップを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御プログラムにおいて、好ましくは、記憶部から地図情報を読み出すステップと、取得した位置情報と、前記記憶部から読み出された地図情報とを参照するステップと、地図上の位置から前記携帯装置が道路上にあるか否かを判断するステップとを含み、その判断結果を前記発光手段の発光制御に用いる構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記携帯装置の発光制御プログラムにおいて、好ましくは、前記携帯装置が前記位置又は前記状態に移行したか否かを判断するステップと、その判断結果に基づいて報知手段を動作させる指示を出すステップとを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するため、本発明の第の側面は、筐体上で発光させる発光手段を備える携帯装置の発光制御方法であって、計時する計時工程と、前記発光手段を発光させるに必要な位置を表す情報を取得する位置情報取得工程と、前記発行手段を発光させるに必要な状態を表す情報を取得する状態情報取得工程と、取得した計時情報と日没情報記憶部に格納された日没情報とから日没時刻を経過したか否かを判断し、前記日没時刻を経過している場合に、取得した位置情報及び/又は取得した態情報を用いて、前記発光手段を発光させるべきか否かを判断し、その判断結果から前記発光手段を発光状態又は消灯状態に制御する工程とを含む構成である。斯かる構成によれば、第1の側面と同様に、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御方法において、好ましくは、前記携帯装置の携行者が歩行しているか否かを表す歩行情報を出力する工程を含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御方法において、好ましくは、前記携帯装置の位置を検出する工程を含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御方法において、好ましくは、外部から計時情報を取得する工程を含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御方法において、好ましくは、記憶部から地図情報を読み出す工程と、取得した位置情報と、前記記憶部から読み出された地図情報とを参照する工程と、地図上の位置から前記携帯装置が道路上にあるか否かを判断する工程とを含み、その判断結果を前記発光手段の発光制御に用いる構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御方法において、好ましくは、前記地図情報とともに前記携帯装置の位置を表示部に表示する工程を含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御方法において、好ましくは、前記計時情報、位置及び/又は状態を表す前記情報を参照する工程と、前記発光手段の発光状態を制御する工程とを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するためには、上記の携帯装置の発光制御方法において、好ましくは、前記携帯装置が前記位置又は前記状態に移行したか否かを判断する工程と、その判断結果に基づいて、前記位置又は前記状態を報知手段により報知する工程とを含む構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
本発明によれば、次の効果が得られる。
a 携帯装置の筐体外部で発光させる発光手段を備えるとともに、計時情報と、位置又は状態を表す情報とを参照して発光条件の充足又は不足を監視し、発光手段の発光又は消灯を自動化したので、ユーザに発光又は消灯の判断を強いることなく、必要な時間や場所により発光手段を発光させることができ、ユーザの光による被視認性を高めることができる。
b 不必要な時間や場所での発光を避けることができ、無駄な電力消費を防止できるとともに、消灯のための操作が不要となる。
c ユーザ操作を条件としていないので、発光手段の消し忘れを防止でき、電力消費の無駄を無くすことができる。
d 発光手段を必要な場合に発光させ、不必要な場合に消灯させることができ、これらの自動化により、発光又は消灯の適正化が図られ、無駄な電力消費を抑制できる。
e 発光手段の発光レベルを必要に応じて加減すれば、そのレベルに応じて安全性を高めることができる。
f 発光手段の発光条件にエリア情報を設定すれば、ユーザがそのエリア等に入った場合に、警告発光させることができ、ユーザの被視認性を向上させることができ、又は、ユーザ自身がそのエリアへの進入を認識でき、特定エリア進入の注意を喚起でき、ユーザの安全性が高められる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る携帯装置の構成例を示すブロック図である。 携帯装置の外観構成例を示す斜視図である。 携帯装置を開いた状態の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る発光制御の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る発光制御の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る発光制御の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る発光制御の処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る発光制御の処理手順の変形例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係る携帯装置の構成例を示すブロック図である。 子機の構成例を示す図である。 携帯装置と子機との接続状態を示す図である。 子機の構成例を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯装置を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯装置を示す図である。 他の実施の形態に係るPDAを示す図である。
符号の説明
2、100 携帯装置
4 プロセッサ
6、104 ライト
8 発光制御部
12 記憶部
16 地図記憶部
18 日没情報記憶部
22 カレンダ時計機能部
24 歩数計機能部
28 歩数計機能制御部
30 GPS機能制御部
36A 外部表示部
62、126 発光部
102 子機
106 子機通信制御部
114 通信制御/ライト制御部
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は、第1の実施の形態に係る携帯装置の構成例を示すブロック図である。
この携帯装置2は例えば、携帯電話機であって、電話機能、データ通信機能、発光機能、その制御機能、計時機能、歩数計機能、測位機能を備えている。電話機能は基地局を通して無線によって他の電話機との通話を行う機能であり、データ通信機能はパケット通信によってメールの他、データ送受を行う機能である。発光機能は携帯装置2上で発光させ、携帯装置2を携行するユーザ即ち、携行者の位置を他人に光によって知らしめるために用いられる。その制御機能は、発光条件の充足により発光機能を動作させ、発光条件の不足により発光機能を不動作状態に移行させる機能である。
計時機能は日や時刻(日時)を計時する機能であり、歩数計機能は携帯装置2又はその携行者の状態を表す歩行及びその歩数の計数機能であり、また、測位機能は携帯装置2の位置を検出する機能である。そこで、発光機能の発光条件に関し、計時機能により、日没等の発光の必要な計時情報として日時情報を取得し、歩数計機能により、携帯装置2の携行者の状態を表す情報として、携帯装置2の携行者が屋外に居ることを表す歩行情報を取得し、また、測位機能により、携帯装置2の位置例えば、携帯装置2が路上等の屋外にあること、即ち、携行者が屋外にいることを表す位置情報を取得する。従って、発光条件に日没時間、携行者の位置及び/又は状態を用いることにより、発光条件の成立により発光させれば、他人からの被視認性を向上させることができるとともに、発光条件の充足又は不足により、その発光を最適化できるので、電力消費の無駄を省くことができ、利便性の高い携帯装置を実現することができる。
斯かる機能を実現する構成として、プロセッサ4は、既述の電話機能、データ通信機能、発光機能、その制御機能、計時機能、歩数計機能、測位機能等を実現するための制御を行う制御手段であって、CPU(Central Processing Unit )やMPU(Micro Processor Unit)で構成され、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムを実行する。即ち、このプロセッサ4は、計時情報と、位置及び/又は状態を表す情報とを発光条件に用いて、発光手段を発光させるべきか否かを判断し、その判断結果から発光手段を発光状態又は消灯状態に制御する制御手段を構成する。
発光手段の一例としてライト6は、発光素子として例えば、LED(Light Emitting Diode) で構成され、プロセッサ4によって制御される発光制御部8を通して電源部10に接続され、既述の発光条件の充足により給電して発光させ、発光条件の不足により給電を解除して消灯させる。この場合、発光制御部8を備えているが、プロセッサ4によって電源部10を直接制御する構成としてもよい。
記憶部12はプログラム等を記録する記録媒体で構成され、プログラム記憶部14、地図情報記憶部16、日没情報記憶部18及びRAM(Random access memory) 20を備えている。プログラム記憶部14には、OSやアプリケーションプログラムが格納されている。このプログラム記憶部14には、発光条件の充足又は不足を判断し、その判断に基づいて発光及び消灯を制御するプログラムも格納されている。地図情報記憶部16には、地図情報、地図情報に付随する危険エリア等の特定エリアを表す情報が格納される。地図情報は測位情報に基づき位置特定や危険エリア等の特定に用いられる。特定エリアは、予めユーザが設定してもよいし、又はサービス提供業者からの地図情報にリンクして設定されてもよい。日没情報記憶部18には日没時刻を表す情報が格納されており、この格納情報から地域や季節によって異なる日没情報を取得する。日没情報記憶部18には、例えば、日没情報等のデータテーブル等が設定されており、日時情報に対応して日没か即ち、夜間か否かを判断する。この場合、地図情報や日没情報は、発光制御の判断毎にネットワーク上のデータベースからダウンロードしてもよい。
RAM20は、OSやアプリケーションプログラムを展開し、各種機能や制御を実現するためのワークエリアを構成し、発光制御では、発光条件が充足しているか否かの判断処理が行われる。
カレンダ時計機能部22は計時手段であって、時刻、日、月、季節等の計時情報を出力する。このカレンダ時計機能部22は、ネットワーク上から計時情報を取得する構成としてもよい。
歩数計機能部24は、携帯装置2の携行者の位置や状態を検出する検出手段ないしその情報を取得する情報取得手段の一例であって、この場合、携行者の歩行によって生起する加速度を加速度センサ26によって検出し、その加速度の変化から歩行者の歩数を計数する歩数計機能制御部28を備えている。歩数計機能制御部28には携行者が歩行している状態を表す出力が得られ、歩行状態からすれば、携行者が屋外に居ることも知ることができる。これらの情報は、発光条件に利用できる。
GPS(Global Positioning System)機能制御部30は、測位手段であって、携帯装置2の位置の検出ないしその位置情報を取得する情報取得手段の一例であり、GPSアンテナ32を備え、GPS衛星から送信されるGPS電波を受信することにより、携帯装置2を測位することができる。
入力手段34は各種情報を入力するための手段であって、キーボード等を備えている。また、表示部36は情報の提示手段であって例えば、LCD(Liquid Crystal Display)表示装置で構成される。この表示部36は、警告報知等に用いることができる。地図上に設定される特定エリアに関し、ユーザが危険エリア等の特定エリアを設定する場合、表示部36に表示された地図を確認しながら、入力手段34から地図上に任意に設定することができる。
通信制御部38は電話機能手段であって、通信アンテナ40を備え、所定の周波数を利用して、基地局との無線による電話通信やデータ通信を行う。レシーバ出力部42は通話等の音声信号を出力し、その信号をレシーバ44から音声として再生させる。また、スピーカ出力部46は通話等の音声信号を出力し、その信号をスピーカ48から音声として再生させる。この場合、警告報知はスピーカ出力部46を通してスピーカ48に出力する構成としてもよい。また、マイクロフォン入力部52は、音声入力手段であって、マイクロフォン54から入力される音声を電気信号に変換し、その電気信号がディジタル信号に変換されてプロセッサ4に取り込まれる。
次に、携帯装置の構成例について、図2及び図3を参照する。図2は、ライトが搭載された携帯装置の一例を示す斜視図、図3は、携帯装置の開状態を示す図である。図2及び図3において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この携帯装置2は、第1の筐体部56と第2の筐体部58とがヒンジ部60で連結され、ヒンジ部60により開閉可能に構成されている。所謂、折り畳み可能な携帯電話機である。
この携帯装置2の筐体部58の背面部には、図2に示すように、筐体上で発光する発光手段として発光部62や、既述の表示部36の外部表示部36Aが設置され、発光部62にはライト6が内蔵されている。即ち、発光部62は、携帯装置2の筐体部56、58が閉じられた状態の筐体上で発光し、携行者を認識させる構成である。従って、発光部62は携帯装置2を閉じても筐体部58の外面部に露出させることができ、携行者が把持して携行する場合、鞄に吊下げて携行する場合、携行者がベルト等に固定して携行する場合等により、発光部62に発光させた光が携帯装置2の存在や携行者を認識させ、その被視認性が高められる。
携帯装置2の筐体部56には、図3に示すように、入力手段34として複数の入力キー64、カーソルキー66、実行キー68が備えられるとともに、マイクロフォン54等が備えられ、文字入力、数字入力、カーソル入力等の入力、音声入力が可能である。また、筐体部58側には、内部表示部36B、レシーバ44、スピーカ48等が備えられている。
次に、ライト6の発光制御について、図4を参照する。図4は、第1の実施の形態に係る発光制御の処理手順を示すフローチャートである。
この処理手順は、発光制御方法及び発光制御プログラムの一例であって、この実施の形態では、日時情報と携帯装置2の携行者の状態情報とを取得して発光させるべきか否か(発光条件の充足)を判断し、即ち、日没後(夜間)、携行者が歩行していれば、ライト6を発光させている。日没(夜間)であるか否かは日時情報によって判断し、歩行状態であるか否かは歩数情報によって判断する。
そこで、動作開始により、プロセッサ4は、カレンダ時計機能部22から計時情報として日時情報を取得する(ステップS1)。この日時情報は、月日及び時刻を表す情報である。この日時情報を取得した後、日没情報記憶部18の日時情報対日没情報テーブル72を使用し、日時情報が表している日時に対応する日没情報を取得する(ステップS2)。日没は地球の公転周期によって異なるので、カレンダ情報即ち、日時を参照して正確な日没情報を把握する。この結果、発光に必要な時刻又は時間を知ることができる。また、深夜から早朝の場合には、日没時刻と同様に夜明け時刻を知ることでき、消灯に必要な時刻を知ることができる。
取得した日没情報により、日没(夜間)か否かの判断を行い(ステップS3)、日没であれば(ステップS3のYES)、歩数計機能制御部28から直前の所定時間としての設定時間Tの例えば、1分間にカウントした歩数を表す歩数情報を取得する(ステップS4)。設定時間Tは例えば、日時情報を取得した時点から遡る所定時間でよい。
歩数情報から歩数をカウントしたか否かを判断し(ステップS5)、歩数をカウントしていれば(ステップS5のYES)、日没後に携行者が歩行している状態であるから、発光条件を充足するので、ライト6に対して給電を行い、ライト6を発光させ(ステップS6)、ステップS1に戻る。
ステップS3において、日没(夜間)でなければ(ステップS3のNO)、ライト6の給電を解除し、ライト6を消灯させ(ステップS7)、ステップS1に戻る。また、日没後であっても、歩数をカウントしていなければ(ステップS5のNO)、発光条件を充足しないので、この場合もライト6を消灯させ(ステップS7)、ステップS1に戻る。
このように発光条件を充足していれば、ライト6を継続的に発光させ、発光条件が充足していなければ、ライト6を消灯させることができる。
この場合、日没(夜間)であることを発光条件としているが、日没(夜間)のみに限られるものではなく、ユーザが任意に発光制御の時間条件を設定、変更できる構成であってもよい。任意の発光制御時間の条件を設定した場合、発光制御を行う時刻か否かの判断(ステップS2、S3に対応する処理)は、日時情報対日没情報テーブル72に代わる発光条件を設定すればよい。
また、この処理手順では、ステップS4において、直前の設定時間T内で歩数情報を取得しているが、設定時間Tの長短によってライト6の発光又は消灯の判断時間、それに対応する発光開始又は消灯開始に遅延が生じることになるので、ユーザが設定時間Tを任意に変更する構成としてもよい。任意に変更することにより、最適な時間が設定できる。
また、カウントした歩数情報だけでなく、振動検知によって発光条件を判断してもよい。これにより、携行者が歩行していない場合にも発光させることができる。また、日時を先行判断した後、状態を表す歩数条件を判断しているが、歩数条件を先行判断する処理としてもよい。
斯かる構成によれば、日没(夜間)の外出等において、携帯装置2のライト6を自動発光させることができ、手動で切り替える発光や消灯の操作が不要であるとともに、必要時のライト6の点灯忘れや、不要時の消し忘れを防止できるとともに、電力消費の無駄を省くことができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について、図5を参照する。図5は、第2の実施の形態に係る発光制御処理手順を示すフローチャートである。
この処理手順は、発光制御方法及びプログラムの一例であって、この実施の形態では、日時情報と携帯装置2の位置情報とを取得して発光させるべきか否かを判断し、日没後、携行者が地図上の特定位置として発光が必要な例えば、屋外(道路上)にいれば、ライト6を発光させている。
そこで、この処理手順では、第1の実施の形態と同様に、カレンダ時計機能部22から日時情報の取得(ステップS11)、日時情報を用いて日時情報対日没情報テーブル72からの日没情報の取得(ステップS12)、日没情報から日没(夜間)か否かの判断(ステップS13)を行う。
この実施の形態では、日没後であれば(ステップS13のYES)、GPS機能により位置情報を取得し(ステップS14)、地図情報記憶部16にある地図テーブル74を使用し、位置情報と地図テーブル74にある地図情報とを対比し(ステップS15)、携帯装置2が存在する地図上の位置を特定する。
特定された地図上の位置から携帯装置2が屋外(道路上)にるか否か(即ち携行者が屋外にいるか否か)の判断を行い(ステップS16)、屋外に携行者がいれば(ステップS16のYES)、給電を行い、ライト6を発光させ(ステップS17)、ステップS11に戻る。
ステップS13において、日没(夜間)でなければ(ステップS13のNO)、ライト6に対する給電を停止し、ライト6を消灯させ(ステップS18)、ステップS11に戻る。また、日没後であっても、携行者が屋外にいなければ(ステップS16のNO)、ライト6に対する給電を停止し、ライト6を消灯させ(ステップS18)、ステップS11に戻る。
このような処理手順によれば、日没後、携行者が屋外にいる限り、ライト6を継続的且つ自動的に発光させ、日没後であっても屋内に携行者が移動したり、屋外を移動中であっても日没後でなければ、ライト6の発光を自動的に解除することができる。
斯かる構成により、携帯装置2を携行したユーザが、夜間等の特定時間に屋外(道路上)にいる場合にライト6の発光制御が行われるので、ライト機能の発光又は消灯を手動で切り替える必要が無く、ライト6の付け忘れや不要時の消し忘れを防止でき、ユーザの光による被視認性を高めることで安全性が高められ、さらに電力の無駄を防止することができる。
この実施の形態においても、日没(夜間)のみに限られるものではなく、ユーザが任意に発光制御の時間条件を設定、変更できる構成であってもよい。また、ライト6の発光条件判断について、日没か否かを先行判断しているが、GPS機能による屋外(道路上)か否かの判断を先行させてもよい。
また、GPS機能により得られた位置情報と地図情報とを対比する処理(ステップS15)において、地図情報記憶部16に記憶されている地図情報を利用しているが、他の構成例として例えば、ネットワーク上に設けられた地図管理サーバ等から、必要な分の地図情報を地図情報記憶部16にダウンロードする構成としてもよく、また、得られた位置情報をネットワーク上の専用の管理サーバ等に送信して、位置情報と地図情報との対比結果を携帯装置2が受け取る構成としてもよい。
〔第3の実施の形態〕
次に、第3の実施の形態について、図6及び図7を参照する。図6及び図7は、第3の実施の形態に係る発光制御処理手順を示すフローチャートである。図6及び図7において、A、Bはフローチャート間の連結子である。
この処理手順は、発光制御方法及びプログラムの一例であって、この実施の形態では、日時情報と携帯装置2の位置情報とを取得して発光させるべきか否かを判断し、携行者の位置(エリア)に応じて通常発光、警告音を伴う警告発光、又は消灯に切り替えている。警告発光では、通常発光と異なる発光パターンによる発光として例えば、点滅発光を行う。
そこで、この処理手順では、第2の実施の形態と同様に、カレンダ時計機能部22から日時情報の取得(ステップS21)、日時情報を用いて日時情報対日没情報テーブル72からの日没情報の取得(ステップS22)、日没情報から日没(夜間)か否かの判断(ステップS23)、日没後であれば(ステップS23のYES)、GPS機能により位置情報の取得(ステップS24)、地図テーブル74からの地図情報と位置情報との対比(ステップS25)により、携帯装置2の地図上の位置を特定する。
この実施の形態では、特定された地図上の位置から携帯装置2が屋外(例えば、道路上)にるか否か、即ち、携行者が屋外にいるか否かの判断を行い(ステップS26)、屋外に携行者がいれば(ステップS26のYES)、ライト6の発光制御プログラムにおいて、ライト通常発光フラグをONにする(ステップS27)。ステップS23において、日没後でなければ(ステップS23のNO)、また、日没後であっても、屋外に携行者がいなければ(ステップS26のNO)、ライト通常発光フラグをOFFにする(ステップS28)。
このような処理の後、図7に示すように、携帯装置2が特定エリア内にあるか否か、即ち、携行者が特定エリアにいるか否かの判断を行う(ステップS29)。ここで、特定エリアは、照明が乏しい等、発光が必要な場所であり、地図上の位置や範囲で特定される。この特定エリアは、サービス提供業者により予め指定された特定エリアであってもよいし、ユーザが地図を見ながら設定したエリアであってもよい。
この特定エリアか否かの判断には、既述の位置情報及び地図情報(ステップS24、S25)を利用すればよい。特定エリア内に携帯装置2があれば(ステップS29のYES)、ライト警告発光フラグをONにし(ステップS30)、スピーカ警告音のフラグをONにする(ステップS31)。特定エリア内に携帯装置2がなければ(ステップS29のNO)、ライト警告発光フラグをOFFにし(ステップS32)、スピーカ警告音のフラグをOFFにする(ステップS33)。
そこで、ライト警告発光フラグがONであるか否かを判断し(ステップS34)、ライト警告発光フラグがONであれば(ステップS34のYES)、ライト6を警告発光させ(ステップS35)、ライト警告発光フラグがONでなければ(ステップS34のNO)、ライト通常発光フラグがONか否かを判断し(ステップS36)、ライト通常発光フラグがONであれば(ステップS36のYES)、ライト6を通常発光させ(ステップS37)、また、ライト通常発光フラグがONでなければ(ステップS36のNO)、ライト6を消灯させる(ステップS38)。
通常発光を例えば、連続発光とすれば、警告発光は、通常発光と異なる発光形態とし、例えば、点滅発光を行う他、その点滅周期や光量や発色等を変更する発光であり、これら発光パターンを組み合わせてもよい。
これらライト6の警告発光、通常発光又は消灯を経てスピーカ警告音フラグがONか否かを判断し(ステップS39)、スピーカ警告音フラグがONであれば、スピーカ48から警告音を出力させ(ステップS40)、ステップS21に戻る。また、スピーカ警告音フラグがONでなければ(ステップS39のNO)、ステップS21に戻る。
このような処理手順を実行させれば、夜間等において、屋外(道路上)にいる場合には、ライト6を自動的に通常発光させることができ、また、危険エリア等の特定エリアにいる場合や特定エリアに進入した場合には、通常発光から警告発光に自動的に切り換えられ、また、警告音を発生させ、特定エリアであることを携行者に通告できる。通常発光も警告発光も、日没後であって屋外に居る場合にのみライト6を点灯させ、その他の場合には消灯させるので、発光時間が適正化されるとともに、ライトの付け忘れや不要時の消し忘れを防止でき、電力の無駄を省くことができる。また、夜間に交通量が多い区域等の注意すべきエリア情報を予め特定し、ユーザがそのエリア内に入った場合には、ユーザに警告音や警告発光によって注意を促すことができ、有益である。
この実施の形態では、日没か否かの判断(ステップS23)の後、GPS機能から位置情報の取得(ステップS24)、位置情報と地図情報との対比(ステップS25)を行っているが、図8に示すように、日没か否かの判断(ステップS23)の前段階において、GPS機能から位置情報の取得(ステップS24)、位置情報と地図情報との対比(ステップS25)を行う処理手順としてもよい。図8において、図6と対応部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
斯かる構成としても、同様の発光制御が行えるとともに、例えば、日没(夜間)に限らず交通量が多いエリアを警告エリアとして特定した場合には、日没(夜間)の条件を満たさない場合、通常の発光制御は行わないが、位置情報及び地図情報により、この特定のエリアに携行者が入ったと判断した場合には警告発光を行い、注意を喚起することができる。
〔第4の実施の形態〕
次に、本願発明の第4の実施の形態について、図9、図10、図11及び図12を参照する。図9は、第4の実施の形態に係る携帯装置の構成を示す図、図10は、子機の構成を示す図、図11は、携帯装置と子機との接続状態を示す図、図12は、子機を示す図である。なお、図9において、図1と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
この第4の実施の形態は、親機としての携帯装置100を備えるとともに、この携帯装置100に接続される子機102を備え、子機102に搭載された発光手段としてのライト104の発光制御を行う。この発光制御は、既述した実施の形態におけるライト6の発光制御と同様である。そこで、携帯装置100は上記実施の形態の携帯装置2に対応し、携帯装置2と異なる点は、子機102と無線接続又は有線接続を行うための構成を備えていることである。即ち、無線接続には、Bluetooth 等の近距離無線通信機能や、赤外線通信機能等を用いることができ、有線接続にはケーブルが用いられる。そこで、携帯装置100には、プロセッサ4によって制御される子機通信制御部106が搭載され、この子機通信制御部106には、無線接続のための子機通信アンテナ108、有線接続のための子機インターフェース(I/F)コネクタ110が備えられている。
子機102は、携帯装置100と別個に携行する手段であって、携帯装置100によって発光が制御される構成である。そこで、子機102には、図10に示すように、ライト104に給電するための電源部112とともに、ライト104の発光制御、携帯装置100との通信制御を行うための制御手段として、通信制御/ライト制御部114が設置されている。この場合、赤外線を通信媒体に用いた場合には赤外線の発光部を携帯装置100側に備え、その受光部を子機102側に備えればよい。電源部112は例えば、充電可能な電池で構成すればよい。
通信制御/ライト制御部114には、携帯装置100の子機通信アンテナ108に対応する親機通信アンテナ116、子機I/Fコネクタ110に対応する親機I/Fコネクタ118が接続されている。
携帯装置100と子機102とは、図11に示すように、携帯装置100の子機通信アンテナ108と親機通信アンテナ116とを電波120により無線接続し、又は子機I/Fコネクタ110と親機I/Fコネクタ118との間の接続ケーブル122によって有線接続することができる。携帯装置100と子機102とは無線又は有線のいずれかによって接続でき、携帯装置100によって子機102のライト104の発光制御を行うことができる。
子機102は、図12に示すように、筐体部124に発光手段としてライト104により発光する発光部126を備え、筐体部124には、ストラップ128を備えれば、人体、鞄等に容易に取付けることができる。なお、子機102では、人体以外の散歩中の犬等の動物に携行させてもよい。
また、子機102に電源112を搭載しているが、接続ケーブル122を用いて有線接続する構成であれば、親機である携帯装置100から給電される構成としてもよく、その場合、電源部112は不要となる。また、電源部112を備えた場合には、携帯装置100から電源部112の電池が充電される構成としてもよい。
また、この実施の形態では、親機である携帯装置100側にもライト6及び発光制御部8を搭載しているが、このような子機102を備えれば、携帯装置100側のライト6は省略してもよい。
このように、子機102の発光制御を行う制御手段としての携帯装置100と発光光源としての子機102とを分離させた構成とすれば、子機102を外部から見える位置で携行すればよく、携帯装置100の発光部62(図2)が遮られないようにという制約から開放されるとともに、発光部62が遮蔽されることによって被視認性が低下するという不都合もなく、携帯装置100の携行の自由度が高められる。子機102側の発光による被視認性が高められる。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態では、日没後であって屋外を歩行していることをライト6の発光条件とする場合の他、日没後であって携帯装置2の位置やエリアによりライト6を発光させる場合を例示したが、これらの発光条件に限定されるものではなく、日時条件と、携行者の動向と、位置条件とを組み合わせ、又はユーザが希望する発光条件を予め設定する構成とし、発光条件を選択してもよい。
上記実施の形態では、携帯装置2の筐体部58に発光部62(図2)を設置した構成を例示したが、図13に示すように、筐体部58の内部にライト6を内蔵させるとともに、筐体部58の中途部に段差を設けて発光部62を設置してもよい。
また、発光部62として外部表示部36Aを用いてもよい。この外部表示部36Aの発光輝度を増強することにより、発光手段として用いることができる。このような既存の外部表示部36Aを利用し又は発光部62の発光と併用することにより、発光光量を増強でき、遠方からの被視認性を高めることができる。
上記実施の形態では、携帯装置2が折畳み式構造を備えているが、本発明は、図14に示すように、フラット式やスライド式の筐体構造を持つ携帯装置2に適用してもよい。図14において、図2及び図3と同一部分には同一符号を付してある。
この携帯装置2では、単一の筐体200を備えるとともに、筐体200の上部にアンテナ202が設置され、このアンテナ202には発光手段として既述の発光部62が設置されている。この発光部62には、既述のライト6が設置されている。この場合も既述したように、表示部36を発光手段に用いてもよい。
また、上記実施の形態では、携帯装置2として携帯電話機を例示したが、図15に示すように、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistant)300の他、携帯型のPC(Personal Computer )であってもよい。斯かる構成においても、発光手段としての表示部36やアンテナ302の一部に発光部62を設けて、既述の発光条件の充足により発光させれば、携行するユーザの被視認性を向上させることができる。
また、複数の発光手段を有する携帯装置2では、通常発光用の発光手段と警告発光用の発光手段とを別個に設置し、通常発光と警告発光とを個別に行ってもよい。
以上述べたように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、携帯装置、その発光制御プログラム及び発光制御方法に関し、携帯装置を携行しているユーザを他人に認識させる発光手段の制御を、特定の計時情報と状態や位置を表す情報とに応じて制御することにより、必要時に発光が行われるようにし、また、不要時に発光が行われないように制御するので、ユーザの安全を確保するとともに、電力の無駄を防止でき、また、特定エリアに入った場合に、ユーザ自身やその周囲への注意を喚起することができ、携帯装置を携行するユーザの被視認性を高めることができ、散歩中のユーザの安全性を携帯装置の発光により確保でき、有用である。

Claims (1)

  1. 携帯装置であって、
    筐体上で発光させる発光手段と、
    計時する計時手段と、
    前記発光手段を発光させるに必要な位置を表す情報を取得する位置情報取得手段と、
    地図情報を格納している記憶部と、
    前記位置情報取得手段が取得した位置情報と、前記記憶部から読み出された前記地図情報とを参照し、地図上の位置から前記携帯装置が道路上にあるか否かを判断し、その判断結果と前記計時手段から取得した計時情報とを用いて、前記発光手段を発光させるべきか否かを判断し、その判断結果から前記発光手段を発光状態又は消灯状態に制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする携帯装置。
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