JP2008103819A - 端末装置および省電力制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電流をより低減できる端末装置を提供する。
【解決手段】照度センサ103は照度に比例した電圧値を測定する。そして、省電力モードにおいて制御部107は単位時間当たりの増加量を示す光の増加量を算出する。制御部107は、光の増加量が光変化基準値より大きければ通常モードに切り替わり、光の増加量が光変化基準値以下であれば、省電力モードを維持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、省電力モードを備える端末装置に関する。
ユーザは携帯電話機の性能を待ち受け時間の長さで判断することがある。待ち受け時の消費電流が低減すれば、待ち受け時間は延長する。しかし、携帯電話機の表示部は、大画面化、高輝度化、高精度化しており、消費電流は増加傾向にある。
携帯電話機の中には、消費電力を削減するために省電力モードへ切り替わる機能を備えたものがある。省電力モードとは、携帯電話機を開いた状態で画面を消灯するモードである。折畳み可能な携帯電話機の場合、ユーザが携帯電話機を折畳むと、画面は消灯する。一方、ユーザが携帯電話機を開くと、画面は点灯する。開いた状態でもユーザが所定の時間内にボタンを操作しないと、携帯電話機は省電力モードに切り替わる。
そして、省電力モードになると、携帯電話機は省電力状態表示を行う。省電力状態表示とは、省電力モードであることをユーザに認識させるための表示であり、例えば所定の時間間隔でキーバックライトや着信LED(Light Emitting Diode)を電流により点滅させることである。これにより、ユーザは携帯電話機が省電力モードであることを確認できる。
図7は特許文献1に開示された携帯電話機2の構成を示すブロック図である。携帯電話機2は照度センサ部103、表示部105、制御部107、および記憶部112を有している。
照度センサ部103は携帯電話機の外周面等に配置される。照度センサ部103は、照度を検出し、照度に比例した電圧値を制御部107に出力する。
表示部105はLCD(Liquid Crystal Display)からなるディスプレイである。表示部105は制御部107から点灯させる旨の要求を受けて点灯する。また、表示部105は、制御部から消灯させる旨の要求を受けて消灯する。
記憶部112は、表示部105を点灯させるための電圧の閾値を予め記憶している。記憶部112は制御部107からの要求により読み出される。
制御部107は、照度センサ部103からの照度に比例する電圧値と、記憶部112から読み出した閾値とを比較する。比較した結果、照度センサ部103の電圧値が閾値以上であれば、制御部107は表示部105を点灯させる。一方、比較した結果、照度センサ部103の電圧値が閾値以下であれば、制御部107は表示部105を消灯させる。これにより消費電流は低減される。
特開2004−140472号公報
特許文献1の携帯電話機2は太陽光のように徐々に明るくなる光に反応することがあった。太陽光のように光が徐々に明るくなると、照度センサ部103から出力される電圧値も徐々に増加していく。そして、電圧値が増加し、記憶部112で記憶した閾値を超えると、表示部105は点灯していた。
しかしながら、ユーザが携帯電話機の付近におらず外光が自然と徐々に明るくなった場合でも、上述したように表示部105が点灯し、点灯に必要な電流を無駄に消費してしまう問題点があった。
本発明の目的は、消費電流をより低減できる通信端末装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の端末装置は、
ユーザが通常に利用できる状態で動作する通常モードにおいて、操作の無い状態が一定時間継続すると、前記通常モードよりも電力の消費を低減するための省電力モードに切り替わる端末装置であって、
外光の照度を測定する照度センサ部と、
前記省電力モードにおいて、前記照度センサ部で測定された照度から、該照度の単位時間当たりの増加量を示す照度増加量を算出し、該照度増加量が所定の基準変化量より大きければ前記通常モードに切り替わり、前記照度変化量が前記基準変化量以下であれば前記省電力モードを維持する制御部と、を有している。
本発明によれば、光の増加量が光変化基準値以下であれば省電力モードから通常モードに切り替わらないので、徐々に自然と明るくなるような外光の小さな変化で通常モードに戻ってしまうことを防止できる。これにより、例えばユーザが端末装置の付近にいないような場合に外光の小さな変化で不必要に通常モード戻って電流が無駄に消費されるということがなくなり、消費電流をより低減できる。
また、前記制御部は、前記省電力モードにおいて、前記照度センサ部で測定された前記照度が所定の照度閾値より高ければ、前記省電力モードであることを前記ユーザに認識させるための省電力状態表示を実行し、前記照度が前記照度閾値以下であれば前記省電力状態表示を実行しないようにしてもよい。
これによれば、端末装置の周囲が明るければ省電力状態表示がされ、周囲が暗ければ省電力状態表示がされないこととなる。周囲が明るくユーザが省電力モードか否かを確認する可能性のあるときには省電力状態表示によりユーザに確実に認識させることができ、かつ周囲が暗くユーザが省電力モードか否かを確認する可能性が低いときには省電力状態表示を行わないことで電流の無駄を抑えることができる。
また、前記照度閾値には上限閾値と下限閾値があり、前記制御部は、前記省電力モードにおいて、前記省電力状態表示を実行していないとき、前記照度センサ部で測定された前記照度と前記上限閾値とを比較し、前記照度が前記上限閾値より高ければ、前記省電力状態表示を実行するように切り替え、前記省電力状態表示を実行しているとき、前記照度センサ部で測定された前記照度と前記下限閾値とを比較し、前記照度が前記下限閾値以下であれば、前記省電力状態表示を実行しないように切り替えるようにしてもよい。
これによれば、閾値付近で頻繁に電圧値が変動しても、制御部は省電力状態表示の実行の切り替えを行わない。そのため、制御部の処理負荷が軽減される。
前記省電力状態表示は、点灯部を、輝度を調整可能に点灯させることによる表示であり、前記端末装置は、前記省電力状態表示における前記点灯部の輝度を調整するために複数の閾値を記憶する記憶部を更に有しており、前記制御部は、前記照度センサ部で測定された照度と前記記憶部で記憶した複数の前記閾値とを比較し、比較結果に応じた輝度で省電力状態表示を実行するようにしてもよい。
これによれば、周囲の明るさに応じて輝度を調整できる。そのため、ユーザは認識しやすい輝度で省電力状態表示を確認できる。
本発明によれば、消費電力をより低減できる。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本実施形態の携帯電話機1の構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、アンテナ101、無線部102、照度センサ部103、キーバックライト部104、表示部105、操作部106、制御部107、音声処理部108、スピーカ109、マイク110、折畳み判定部111、記憶部112、およびタイマ部113を有している。
携帯電話機1は折畳み型の携帯電話機である。折畳み型の携帯電話機1では、液晶ディスプレイなどの表示部105を含む第1の筐体(不図示)とボタンなどの操作部106を含む第2の筐体(不図示)とがヒンジ部(不図示)で回転可能に連結されており、ヒンジ部を軸として回転させることにより、携帯電話機1の開閉が行われる。
アンテナ101は、無線によって、無線基地局(不図示)から到来した受信波を受信するとともに、無線基地局に送信波を送信する。
無線部102は、アンテナ101からの受信波を復調し、受信情報として制御部107に送るとともに、制御部107からの送信情報を変調し、送信波としてアンテナ101に送る。
照度センサ103はスピーカ109やマイク110の近傍など携帯電話機1を開いたときに外光が受光可能な位置に設置されている。照度センサ部103は、外光を受光すると、受光した光の照度を検出する。そして、照度センサ部103は検出した照度に比例した電圧値を制御部107に送る。
キーバックライト部104は、操作部104の背面に配置されており、制御部107から省電力状態表示を実行させる旨の要求を受けると所定の時間間隔で点滅する。
表示部105は、制御部107から送られてきた画像情報を表示する。表示部105は、例えば液晶ディスプレイである。表示部105は、制御部107から点灯する旨の要求を受けると点灯し、制御部107から消灯する旨の要求を受けると消灯する。また、開いた状態で所定の時間が経過すると、表示部105は消灯する。
操作部106はユーザから操作入力を受け付ける。操作部106は、例えば電話番号を入力するボタン、マナーモードに切り替えるボタン、および通話開始又は終了のボタンなどである。
音声処理部108は、制御部107からの音声信号をアナログ信号に変換し、音声としてスピーカ109から出力させる。また、音声処理部108は、マイク110からの音声をデジタル信号に変換し、音声信号として制御部107に送る。
折畳み検出部111は第1の筐体と第2の筐体との角度を検出する。
記憶部112は、制御部107からの電圧値を記憶するとともに、光の変化量を算出するための電圧値を光変化基準値として記憶する。また、記憶部112は、省電力状態表示の時間間隔を記憶するとともに、光の変化量を算出するための時間間隔を記憶する。さらに、記憶部112は電圧値の上限閾値と電圧値の下限閾値を記憶する。上限閾値401とは、周辺が明るいと判定するための閾値であり、下限閾値402とは、周辺が暗いと判定するための閾値である。
なお、ユーザが光変化基準値を任意に設定できるようにしてもよい。この場合、表示部105に光変化基準値を設定させる画面を表示させ、ユーザはその表示部105を確認しながら光変化基準値を設定する。これによればユーザの環境に応じて最適な光変化基準値を設定できる。同様な方法で、上限閾値及び下限閾値を任意に設定できるようにしてもよい。
タイマ部113は、周囲の明るさを判定するための時間間隔をカウントする。携帯電話機1が省電力モードに切り替わると、タイマ部113は起動し時々刻々とタイマをカウントする。
制御部107は、折畳み状態と、所定時間内の操作入力の有無とに基づいて、表示部105を点灯させる通常モードと、表示部105を消灯させる省電力モードとの切り替えを制御する。
制御部107は、折畳み検出部111で検出した角度が所定の角度以上であれば、開いている状態と判定して表示部105を表示させる。同様に、制御部107は、折畳み検出部111で検出した角度が所定の角度未満ならば、折畳まれている状態と判定して表示部105を点灯させる。
また、制御部107は、外光の変化量に基づいて、省電力モードから通常モードへ切り替えるか否かを判断する。制御部107は、省電力モードにおいて照度センサ103からの照度を示す電圧値から光の変化量を算出し、光の増加量が光変化基準値より大きければ、通常モードに切り替える。これに対し、光が増加していてもその増加量が光変化基準値以下であれば、制御部107は省電力モードを維持する。
また、制御部107は、省電力モードであることをユーザに認識させるための表示である省電力状態表示を実行するか否かを判定する。制御部107は、タイマ部113のタイマと記憶部112で記憶した省電力状態表示の時間間隔とを比較し、タイマが省電力状態表示の時間間隔を超えていれば、周辺の明るさを判定する。制御部107は、暗いと判定すれば省電力状態表示を実行させず、明るいと判定すれば省電力状態表示を実行させる。
制御部107は、操作部106を監視し、ユーザから操作入力を受け付けると、表示部105を点灯させる。また、制御部107は、無線部102からの受信情報を音声信号に変換して音声処理部108に出力するとともに、音声処理部108からの音声信号を送信情報に変換して無線部102に出力する。
図2は本実施形態の携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。まず、折畳み判定部111は携帯電話機1の折畳み状態を検出する(ステップ200)。制御部107は、折畳み検出部111を監視しており、折畳み検出部111で検出した折畳み状態を判定する(ステップ201)。折畳まれた状態と判定すれば、制御部107は表示部105を消灯させて処理を終了させる(ステップ202)。
開いた状態と判定すれば、制御部107は表示部105に点灯させる(ステップ203)。次に、制御部107はユーザの操作入力を監視する(ステップ204)。所定の時間内にユーザの操作入力が行われると、ステップ204に戻る(ステップ205)。
所定の時間内にユーザの操作入力が行われないと、省電力モードに切り替わり、制御部107は表示部105を消灯させる(ステップ206)。照度センサ部103は制御部107に電圧値を送る(ステップ207)。制御部107は、記憶部112で記憶した前回の電圧値と今回の電圧値とを比較して光の変化量を算出する(ステップ208)。光の増加量が光変化基準値より大きければ、制御部107は省電力モードから通常のモードに切り替えて表示部105を点灯させる(ステップ209)。制御部107は記憶部112に電圧値を更新させる(ステップ210)。
光の増加量が光変化基準値以下であれば、制御部107はタイマ部113のタイマが記憶部112で記憶した省電力状態表示の時間を超えているか否かを判定する(ステップ211)。判定した結果、タイマ部113の経過時間が省電力状態表示の時間を超えていなければ、制御部107は記憶部112に電圧値を記憶させて、ステップ207に戻る(ステップ212)。判定した結果、タイマ部113の経過時間が省電力状態表示の時間を超えていれば、制御部107は携帯電話機1の周囲の明るさを測定する(ステップ213)。
測定した結果、明るいと判定すると制御部107は省電力状態表示を行ってステップ212に戻る(ステップ214)。測定した結果、暗いと判定すると制御部107は省電力状態表示を行わず、ステップ212に戻る。
図3は本実施形態の光の変化量を検出するためのタイムチャートである。図3では、横軸が「時間」であり、縦軸が「照度センサ部103で検出された電圧値」である。光変化量算出時刻(A、B、C、およびD)は光の変化量を算出するための時刻である。
光変化量算出時刻Aは室内が暗い状態での光の変化量を算出するための時刻を示している。光変化量算出時刻Aでは電圧値が低い。
光変化量算出時刻Bは電圧値が上昇を開始した状態での光の変化量を算出するための時刻を示している。光変化量算出時刻Bの付近では電圧値が急激に増加している。
光変化量算出時刻Cは電圧値の上昇が終了した状態での光の変化量を算出するための時刻を示している。
光変化量算出時刻Dは、室内が明るい状態の時刻を示している。光変化量算出時刻Dでは電圧値が高い。
光の変化量は今回の光変化量算出時刻の電圧値と前回の光変化量算出時刻の電圧値との差で算出される。例えば、光変化量算出時刻Bの光の増加量(光変化量算出時刻Bの電圧値と光変化量算出時刻Aの電圧値との差)が光変化基準値以下であると、表示部105は点灯しない。光変化量算出時刻Cの光の増加量(光変化量算出時刻Cの電圧値と光変化量算出時刻Bの電圧値との差)が光変化基準値より大きければ、表示部105は点灯する。これにより、徐々に明るくなるような外光を照度センサ103が受光しても、表示部105は点灯しない。
また、暗い部屋に放置された携帯電話機1の表示部105は消灯しているが、部屋が急に明るくなると、表示部105は自動的に点灯する。これにより、ユーザが操作部106を操作しなくとも即座に携帯電話機1の表示部105を確認できる。
図4は本実施形態の明るさを判定するためのタイムチャートである。図4では、横軸が「時間」であり、縦軸が「照度センサ部103で検出された電圧値」である。
記憶部112は上限閾値401と下限閾値402を予め記憶しておく。また、記憶部112は明るさの判定結果をフラグとして記憶する。例えば、制御部107は、明るいと判定すれば、記憶部112にフラグとして「0」を記憶させる。制御部107は、暗いと判定すれば、記憶部112にフラグとして「1」を記憶させる。
図4では、携帯電話機1が暗い部屋に放置され、フラグの初期値は「1」である。照度センサ103で検出された電圧値が上限閾値401より大きければ、制御部107は室内が明るいと判定しフラグを「0」にする。照度センサ103で検出された電圧値が下限閾値以下であれば、制御部107は室内が暗いと判定しフラグを「1」にする。
本実施形態のように上限閾値と下限閾値との2つの閾値を用いて明るさを判定すると、閾値付近で頻繁に電圧値が変動しても、制御部107はフラグの更新を行わない。これにより、制御部107の処理負荷が軽減される。
また、本実施形態では2つの閾値を用いて明るさを判定したが、本発明はこれに限定されない。例えば、1つの閾値を用いて明るさの判定を行ってもよい。蛍光灯が設置された部屋では、点灯又は消灯のみが行われることが多い。点灯したときの照度と消灯したときの照度との平均値を閾値する。
これによれば、携帯電話機1の周囲が明るければ省電力状態表示がされ、周囲が暗ければ省電力状態表示がされないこととなる。周囲が明るくユーザが省電力モードか否かを確認する可能性のあるときには省電力状態表示によりユーザに確実に認識させることができ、かつ周囲が暗くユーザが省電力モードか否かを確認する可能性が低いときには省電力状態表示を行わないことで電流の無駄を抑えることができる。
また、本実施形態では、2つの閾値を用いて明るさを判定する例を示したが、本発明はこれに限られない。予め3つ以上の閾値を用いて明るさを判定してもよい。例えば、制御部107が3つの閾値を用いて明るさを判定すると、電圧値が第1の閾値より小さい場合には、制御部107は暗いと判定する。電圧値が第1の閾値と第2の閾値との間に含まれる場合には、制御部107は薄暗いと判定する。電圧値が第2の閾値と第3の閾値との間に含まれる場合には、制御部107は薄明るいと判定する。電圧値が第3の閾値より大きい場合には、制御部107は明るいと判定する。制御部107は判定結果の応じた輝度でキーバックライト部104を点灯させる。
これによれば、周囲の明るさに応じて輝度を調整できる。そのため、ユーザは認識しやすい輝度で省電力状態表示を確認できる。
図5は本実施形態の明るさを判定する方法を示すフローチャートである。制御部107は、記憶部112で記憶したフラグを読み出す(ステップ500)。制御部107は読み出したフラグを判定する(ステップ501)。判定した結果、フラグが「1」であれば、制御部107は電圧値と上限閾値401とを比較する(ステップ502)。比較した結果、電圧値が上限閾値401より大きければ、制御部107は記憶部112のフラグを「0」に更新する(ステップ503)。比較した結果、電圧値が上限閾値以下であれば、制御部107はフラグを更新せず、処理を終了させる(ステップ504)。
ステップ501の処理で、判定した結果、フラグが「0」であれば、制御部107は電圧値と下限閾値402とを比較する(ステップ505)。比較した結果、電圧値が下限閾値402以下であれば、制御部107は記憶部112のフラグを「1」を更新する(ステップ506)。比較した結果、電圧値が下限閾値より大きければ、制御部107はフラグを更新せず、処理を終了させる(ステップ507)。
図6は本実施形態において明るさが判定されたときの省電力状態表示の動作を示す図である。図6(a)は明るさの判定結果を示している。図6(a)では、部屋は、明るい状態から暗い状態なり、再び明るい状態に戻っている。
図6(b)では、キーバックライトの点灯の有無を示している。制御部107は、室内が明るいと判定すると、所定の時間間隔でキーバックライト部104を点滅させる。制御部107は、室内が暗いと判定すると、キーバックライト部104の点滅を停止させる。
以上説明したように本実施形態によれば、照度センサ103は照度に比例した電圧値を測定する。そして、省電力モードにおいて制御部107は単位時間当たりの増加量を示す光の増加量を算出する。制御部107は、光の増加量が光変化基準値より大きければ通常モードに切り替わり、光の増加量が光変化基準値以下であれば、省電力モードを維持する。光の増加量が光変化基準値以下であれば省電力モードから通常モードに切り替わらないので、徐々に自然と明るくなるような外光の小さな変化で通常モードに戻ってしまうことを防止できる。これにより、例えばユーザが携帯電話機の付近にいないような場合に外光の小さな変化で不必要に通常モード戻って電流が無駄に消費されるということがなくなり、消費電流をより低減できる。
また、本実施形態では、省電力モードに切り替わると照度センサ113が起動する例を示したが、本発明はこれに限られない。省電力モードに切り替わっても、照度センサ113が起動しないようにしてもよい。その場合、照度センサ113の起動を開始又は停止するようなボタンを配置する。これによれば、ユーザの使用条件に応じてより適切に利用できる。
また、本実施形態では、折畳み型の携帯電話機の例を示したが、本発明はこれに限られない。ストレート型の携帯電話機でもよいし、省電力モードを備えている端末装置であれば適用できる。
本実施形態の携帯電話機1の構成を示すブロック図である。 本実施形態の携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。 本実施形態の光の変化量を検出するためのタイムチャートである。 本実施形態の明るさを判定するためのタイムチャートである。 本実施形態の明るさを判定する方法を示すフローチャートである。 本実施形態において明るさが判定されたときの省電力状態表示の動作を示す図である。 従来の携帯電話機2の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 従来の携帯電話機
101 アンテナ
102 無線部
103 照度センサ部
104 キーバックライト部
105 表示部
106 操作部
107 制御部
108 音声処理部
109 スピーカ
110 マイク
111 折畳み検出部
112 記憶部
113 タイマ部
200〜214 ステップ
500〜507 ステップ

Claims (8)

  1. ユーザが通常に利用できる状態で動作する通常モードにおいて、操作の無い状態が一定時間継続すると、前記通常モードよりも電力の消費を低減するための省電力モードに切り替わる端末装置であって、
    外光の照度を測定する照度センサ部と、
    前記省電力モードにおいて、前記照度センサ部で測定された照度から、該照度の単位時間当たりの増加量を示す照度増加量を算出し、該照度増加量が所定の基準変化量より大きければ前記通常モードに切り替わり、前記照度増加量が前記基準変化量以下であれば前記省電力モードを維持する制御部と、を有する端末装置。
  2. 前記制御部は、前記省電力モードにおいて、前記照度センサ部で測定された前記照度が所定の照度閾値より高ければ、前記省電力モードであることを前記ユーザに認識させるための省電力状態表示を実行し、前記照度が前記照度閾値以下であれば前記省電力状態表示を実行しない、請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記照度閾値には上限閾値と下限閾値があり、
    前記制御部は、前記省電力モードにおいて、省電力状態表示を実行していないとき、前記照度センサ部で測定された前記照度と前記上限閾値とを比較し、前記照度が前記上限閾値より高ければ、前記省電力状態表示を実行するように切り替え、前記省電力状態表示を実行しているとき、前記照度センサ部で測定された前記照度と前記下限閾値とを比較し、前記照度が前記下限閾値以下であれば、前記省電力状態表示を実行しないように切り替える、請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記省電力状態表示は、点灯部を、輝度を調整可能に点灯させることによる表示であり、
    前記端末装置は、前記省電力状態表示における前記点灯部の輝度を調整するために複数の閾値を記憶する記憶部を更に有しており、
    前記制御部は、前記照度センサ部で測定された照度と前記記憶部で記憶した複数の前記閾値とを比較し、比較結果に応じた輝度で省電力状態表示を実行する、請求項2または3に記載の端末装置。
  5. ユーザが通常に利用できる状態で動作する通常モードにおいて、操作の無い状態が一定時間継続すると、前記通常モードよりも電力の消費を低減するための省電力モードに切り替わる端末装置の省電力制御方法であって、
    前記省電力モードにおいて、外光の照度を測定し、
    測定した前記照度から、該照度の単位時間当たりの増加量を示す照度増加量を算出し、
    前記照度増加量が所定の基準変化量より大きければ前記通常モードに切り替え、
    前記照度変化量が前記基準変化量以下であれば前記省電力モードを維持する、省電力制御方法。
  6. 前記省電力モードにおいて、測定した前記照度が所定の照度閾値より高ければ、前記省電力モードであることを前記ユーザに認識させるための省電力状態表示を実行し、前記照度が前記照度閾値以下であれば前記省電力状態表示を実行しない、請求項5に記載の省電力制御方法。
  7. 前記照度閾値には上限閾値と下限閾値があり、
    前記省電力モードにおいて、前記省電力状態表示を実行していないとき、前記照度と前記上限閾値とを比較し、前記照度が前記上限閾値より高ければ、前記省電力状態表示を実行するように切り替え、前記省電力状態表示を実行しているとき、前記照度と前記下限閾値とを比較し、前記照度が前記下限閾値以下であれば、前記省電力状態表示を実行しないように切り替える、請求項6に記載の省電力制御方法。
  8. 前記省電力状態表示は、前記端末装置の点灯部を、輝度を調整可能に点灯させることによる表示であり、
    前記省電力状態表示における前記点灯部の輝度を調整するために複数の閾値を記憶しておき、
    測定された照度と複数の前記閾値とを比較し、比較結果に応じた輝度で省電力状態表示を実行する、請求項6または7に記載の省電力制御方法。
JP2006282542A 2006-10-17 2006-10-17 端末装置および省電力制御方法 Withdrawn JP2008103819A (ja)

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