JP7244666B2 - 画面制御方法、電子デバイス、および記憶媒体 - Google Patents

Description

本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる、2019年2月22日に中国国家知識産権局に出願された、「SCREEN CONTROL METHOD，ELECTRONIC DEVICE，AND STORAGE MEDIUM」という名称の中国特許出願第201910135444．9号の優先権を主張するものである。

本出願の実施形態は、電子デバイス技術の分野に関し、特に、画面制御方法、電子デバイス、および記憶媒体に関する。

現在、折り畳み式電子デバイスが市場に登場している。折り畳み式電子デバイスは、通常、内部画面と外部画面とを有し、電子デバイスは、内部画面を使用して電子デバイスを折り畳むかまたは開くことができる。

既存の画面ロックボタンは、内部画面のオン／オフのみを制御することができる。電子デバイスが折り畳まれた状態にあるとき、言い換えると、内部画面が閉じられているとき、ユーザが画面ロックボタンを使用して画面のオン／オフを制御することはほとんど意味がない。あるいは、既存の音量ボタンは、内部画面上の音量表示バーを制御するためにのみ使用される。電子デバイスが折り畳まれた状態にあるとき、音量表示バーは内部画面にのみ表示され、外部画面には表示することができず、ゆえに、ユーザは音量表示バーを見ることができない。あるいは、既存のスクリーンショットボタンの組み合わせは、内部画面のスクリーンショットを撮るためにのみ使用される。電子デバイスが折り畳まれた状態にあるとき、ユーザが外部画面のスクリーンショットを撮りたい場合、ユーザは、スクリーンショットボタンの組み合わせを押すことによって内部画面のスクリーンショットを取得する。結論として、既存の画面制御方法は多くの誤操作を引き起こし、電子デバイスの信頼性を損なうことになる。

本出願は、画面制御方法、電子デバイス、および記憶媒体を提供する。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。

第1の態様によれば、本出願の実施形態は、画面制御方法を提供する。電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とを含む。第1の画面は、折り畳み式画面である。電子デバイスは、第1の画面を使用することによって電子デバイスを折り畳むかまたは開くことができる。方法は以下のステップを含む：電子デバイスが、機能ボタンに対する操作を検出するステップ。電子デバイスが、検出された操作に応答して電子デバイスの物理的形状を判定するステップ。電子デバイスが、操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて第1の画面または第2の画面を制御するステップ。したがって、電子デバイスの異なる物理的形状において、電子デバイスの異なる画面を、機能ボタンを使用することによって制御することができる。例えば、電子デバイスが第1の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第2の画面を制御することができ、または、電子デバイスが第2の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第1の画面を制御することができる。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

本出願の一実施形態では、電子デバイスが電子デバイスの物理的形状を判定するステップは、以下のステップを含む：電子デバイスが、折り畳み位置での第1の画面の挟角を取得するステップ。電子デバイスが、折り畳み位置での第1の画面の挟角に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定するステップ。折り畳み位置での第1の画面の挟角が予め設定された角度以下である場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定するステップ。折り畳み位置での第1の画面の挟角が予め設定された角度よりも大きい場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定するステップ。電子デバイスが挟角を決定するための方法は、以下のステップを含む：電子デバイスが、第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルおよび第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルを決定するステップ。電子デバイスが、第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルと第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルとの間の挟角を決定するステップ。電子デバイスが、折り畳み位置での第1の画面の挟角を取得するために、180度と、第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルと第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルとの間の挟角との差を計算するステップ。予め設定された角度は0度である。

本出願の別の実施形態では、電子デバイスが電子デバイスの物理的形状を判定するステップは、以下のステップを含む：電子デバイスが、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作を取得するステップ。電子デバイスが、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定するステップ。電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第1の操作である場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定するステップ。電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第2の操作である場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定するステップ。

本出願のさらに別の実施形態では、電子デバイスが電子デバイスの物理的形状を判定するステップは、以下のステップを含む：電子デバイスが、ユーザの視線情報を収集するステップ。電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定するステップ。電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいてユーザの視線が第2の画面に当たっていると判定した場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定するステップ。電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいてユーザの視線が第1の画面に当たっていると判定した場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定するステップ。

前述の実施形態で提供された技術的解決策によれば、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状を正確に判定することができる。

任意選択で、電子デバイスが、操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて第1の画面または第2の画面を制御するステップは、以下のステップを含む：電子デバイスが操作に応答し、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状である場合、電子デバイスの第2の画面を制御するステップ、または電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状である場合、電子デバイスの第1の画面を制御するステップ。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

任意選択で、機能ボタンは、画面ロックボタン、音量ボタン、またはスクリーンショットボタンの組み合わせである。

以下で電子デバイスを提供する。電子デバイスは、前述の画面制御方法を実行することができ、その効果については、以下では詳細に説明しない。

第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、電子デバイスを提供する。電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とを含む。第1の画面は、折り畳み式画面である。電子デバイスは、機能ボタンとプロセッサとをさらに含む。プロセッサは、機能ボタンに対する操作を検出し、検出された操作に応答して電子デバイスの物理的形状を判定し、操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて第1の画面または第2の画面を制御する、ように構成される。

任意選択で、プロセッサは、折り畳み位置での第1の画面の挟角を取得し、折り畳み位置での第1の画面の挟角に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサは、折り畳み位置での第1の画面の挟角が予め設定された角度以下である場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定し、折り畳み位置での第1の画面の挟角が予め設定された角度よりも大きい場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、ように特に構成される。

任意選択で、第1の画面および第2の画面の各々に1つのジャイロセンサが構成される。プロセッサは、第1の画面上のジャイロセンサを使用して第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルを決定し、第1の画面上のジャイロセンサを使用して第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルを決定し、第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルと第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルとの間の挟角を決定し、折り畳み位置での第1の画面の挟角を取得するために、180度と、第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルと第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルとの間の挟角との差を計算する、ように特に構成される。

任意選択で、予め設定された角度は0度である。

任意選択で、電子デバイスは、ターゲットボタンをさらに含む。プロセッサは、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作を取得し、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサは、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第1の操作である場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定し、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第2の操作である場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサは、ユーザの視線情報を収集し、ユーザの視線情報に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサは、電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいてユーザの視線が第2の画面に当たっていると判定した場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定し、電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいてユーザの視線が第1の画面に当たっていると判定した場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサは、操作に応答し、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状である場合、電子デバイスの第2の画面を制御し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状である場合、電子デバイスの第1の画面を制御する、ように特に構成される。

第3の態様によれば、本出願の一実施形態はコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ記憶媒体はコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令は、第1の態様または第1の態様の任意選択の方法による画面制御方法を実施するために使用される。その効果については、第1の態様または第1の態様の任意選択の方法に対応する効果を参照されたい。

第4の態様によれば、本出願の一実施形態はコンピュータプログラム製品を提供する。プログラム製品は、コンピュータ命令を含む。コンピュータ命令は、第1の態様または第1の態様の任意選択の方法による画面制御方法を実施するために使用される。その効果については、第1の態様または第1の態様の任意選択の方法に対応する効果を参照されたい。

本出願は、画面制御方法、電子デバイス、および記憶媒体を提供する。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。

本出願の実施形態は、画面制御方法、電子デバイス、および記憶媒体を提供する。電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とを含む。第1の画面は、折り畳み式画面である。方法は以下のステップを含む：電子デバイスが、機能ボタンに対する操作を検出するステップ。電子デバイスが、検出された操作に応答して電子デバイスの物理的形状を判定するステップ。電子デバイスが、操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて第1の画面または第2の画面を制御するステップ。したがって、電子デバイスの異なる物理的形状において、電子デバイスの異なる画面を、機能ボタンを使用することによって制御することができる。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

電子デバイス101（例えば、携帯電話）の概略構造図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 方法が前述の電子デバイスによって行われ得る、本出願の一実施形態による画面制御方法のフローチャートである。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の別の実施形態による画面制御方法の概略フローチャートである。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。 本出願の一実施形態によるジャイロセンサに基づいて確立された地理座標系の概略図である。 本出願のさらに別の実施形態による画面制御方法のフローチャートである。 本出願のさらに別の実施形態による画面制御方法のフローチャートである。 本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。

以下の実施形態で使用される用語は、単に特定の実施形態を説明するためのものであり、本出願を限定するためのものではない。本明細書および本出願の添付の特許請求の範囲で使用される単数形の「one」、「a」、「the foregoing」、「this」、および「the one」という用語は、文脈において明確に特に指定されない限り、「one or more（1つまたは複数）」などの表現も含むことが意図されている。本出願の以下の実施形態では、「少なくとも1つ」または「1つまたは複数」は、1つ、2つ、またはそれ以上を意味することをさらに理解されたい。「および／または」という用語は、関連付けられる対象間の関連付け関係を記述するために使用され、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、Aおよび／またはBは、Aのみが存在する場合、AとBの両方が存在する場合、およびBのみが存在する場合を表し得る。AおよびBは、単数または複数であり得る。文字「／」は、通常、関連付けられる対象間の「または」の関係を表す。

本明細書で説明される「一実施形態」、「いくつかの実施形態」などへの言及は、本出願の1つまたは複数の実施形態が、該実施形態を参照して説明される特定の特徴、構造、または特性を含むことを示す。したがって、本明細書において、異なる箇所に現れる「一実施形態では」、「いくつかの実施形態では」、「いくつかの他の実施形態では」、および「他の実施形態では」などの記述は、特に強調されない限り、必ずしも同じ実施形態を指すことを意味するものではなく、「すべてではないが1つまたは複数の実施形態」を意味する。「include（含む）」、「comprise（含む）」、「have（有する）」という用語、およびそれらの変形はすべて、特に強調されない限り、「（～を）含むがそれ（ら）に限定されない」を意味する。

上述のように、先行技術で提供される折り畳み式電子デバイスでは、画面ロックボタンは、内部画面のオン／オフのみを制御することができる。電子デバイスが折り畳まれた状態にあるとき、言い換えると、内部画面が閉じられているとき、ユーザが画面ロックボタンを使用して画面のオン／オフを制御することはほとんど意味がない。あるいは、音量ボタンは、内部画面上の音量表示バーを制御するためにのみ使用される。電子デバイスが折り畳まれた状態にあるとき、音量表示バーは内部画面にのみ表示され、外部画面には表示することができず、ゆえに、ユーザは音量表示バーを見ることができない。あるいは、スクリーンショットボタンの組み合わせは、内部画面のスクリーンショットを撮るためにのみ使用される。電子デバイスが折り畳まれた状態にあるとき、ユーザが外部画面のスクリーンショットを撮りたい場合、ユーザは、スクリーンショットボタンの組み合わせを押すことによって内部画面のスクリーンショットを取得する。結論として、既存の画面制御方法は多くの誤操作を引き起こし、電子デバイスの信頼性を損なうことになる。

既存の画面制御方法は多くの誤操作を引き起こし、電子デバイスの信頼性を損なう。この技術的問題を解決するために、本出願の実施形態は、画面制御方法、装置、電子デバイス、および記憶媒体を提供する。

本出願の実施形態における電子デバイスは、別の機能、例えば、パーソナルデジタルアシスタント機能および／または音楽プレーヤ機能をさらに含む、携帯電話、タブレットコンピュータ、または無線通信機能を有するウェアラブル電子デバイス（例えば、スマートウォッチ）などの携帯用電子デバイスであり得る。携帯用電子デバイスの一例示的実施形態は、IOS、Android、Microsoft、または別のオペレーティングシステムを使用する携帯用電子デバイスを含むが、これに限定されない。携帯用電子デバイスは、代替として、ラップトップコンピュータ（Laptop）などの別の携帯用電子デバイスであってもよい。いくつかの他の実施形態では、電子デバイスは、携帯用電子デバイスではなく、デスクトップコンピュータであり得ることをさらに理解されたい。

例えば、図1は、電子デバイス101（例えば、携帯電話）の概略構造図である。図1に示されるように、電子デバイス101は、プロセッサ110、外部メモリインターフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス（Universal Serial Bus、USB）インターフェース130、充電管理モジュール140、電源管理モジュール141、バッテリー142、アンテナ1、アンテナ2、移動通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、レシーバ170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットインターフェース170D、センサ180、ボタン190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、加入者識別モジュール（Subscriber Identification Module、SIM）カードインターフェース195などを含み得る。この実施形態で示される構造は、電子デバイス101に対する特定の限定を構成するものではないことが理解されよう。本出願の実施形態のいくつかの他の実施形態では、電子デバイス101は、図示された構成要素よりも多いか、または少ない構成要素を含む場合もあり、またはいくつかの構成要素を組み合わせている場合もあり、またはいくつかの構成要素を分割している場合もあり、または異なる構成要素配置を有する場合もある。図示されている構成要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって実装され得る。

プロセッサ110は、1つまたは複数のプロセッシングユニットを含み得る。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ（Application Processor、AP）、モデムプロセッサ、グラフィックスプロセッシングユニット（Graphics Processing Unit、GPU）、画像信号プロセッサ（Image Signal Processor、ISP）、コントローラ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ（Digital Signal Processor、DSP）、ベースバンドプロセッサ、ニューラルネットワークプロセッシングユニット（Neural－network Processing Unit、NPU）などを含み得る。異なるプロセッシングユニットは、別々のデバイスであり得るか、または1つもしくは複数のプロセッサに統合され得る。いくつかの実施形態では、電子デバイス101は、代替として、1つまたは複数のプロセッサ110を含んでいてもよい。コントローラは、電子デバイス101の神経中枢および指令センタであり得る。コントローラは、命令読み取りおよび命令実行の制御を完了するために、命令オペレーションコードおよび時系列信号に基づいて動作制御信号を生成し得る。メモリは、プロセッサ110にさらに配置され得、命令およびデータを格納するように構成される。いくつかの実施形態では、プロセッサ110内のメモリはキャッシュメモリである。このメモリは、プロセッサ110によって使用されたばかりの、またはプロセッサ110によって周期的に使用される命令またはデータを格納し得る。プロセッサ110が命令またはデータを再度使用する必要がある場合、プロセッサ110は、その命令またはデータをメモリから直接呼び出し得る。これにより、アクセスの繰り返しが回避され、プロセッサ110の待ち時間が短縮され、これにより電子デバイス101の効率が向上する。

いくつかの実施形態では、プロセッサ110は、1つまたは複数のインターフェースを含み得る。インターフェースは、集積回路間（Inter－Integrated Circuit、I2C）インターフェース、集積回路間サウンド（Inter－Integrated Circuit Sound、I2S）インターフェース、パルス符号変調（Pulse Code Modulation、PCM）インターフェース、汎用非同期送受信回路（Universal Asynchronous Receiver／Transmitter、UART）インターフェース、モバイルインダストリープロセッサインターフェース（Mobile Industry Processor Interface、MIPI）、汎用入出力（General－Purpose Input／Output、GPIO）インターフェース、加入者識別モジュール（Subscriber Identity Module、SIM）インターフェース、ユニバーサルシリアルバス（Universal Serial Bus、USB）インターフェースなどを含み得る。USBインターフェース130は、USB標準仕様に準拠したインターフェースであり、具体的には、Mini USBインターフェース、Micro USBインターフェース、USB Type Cインターフェースなどであり得る。USBインターフェース130は、電子デバイス101に充電するために充電器に接続するように構成され得るか、または電子デバイス101と周辺デバイスとの間でデータを伝送するように構成され得るか、またはヘッドセットに接続し、ヘッドセットを使用してオーディオを再生するように構成され得る。

本発明のこの実施形態に示されているモジュール間のインターフェース接続関係は、説明のための例にすぎず、電子デバイス101の構造に対する限定を構成するものではないことが理解されよう。本出願のいくつかの他の実施形態では、電子デバイス101は、代替として、前述の実施形態における方法とは異なるインターフェース接続方法を使用するか、または複数のインターフェース接続方法の組み合わせを使用してもよい。

充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受け取るように構成される。充電器は、無線充電器であり得るか、または有線充電器であり得る。有線充電のいくつかの実施形態では、充電管理モジュール140は、USBインターフェース130を介して有線充電器から充電入力を受け取り得る。無線充電のいくつかの実施形態では、充電管理モジュール140は、電子デバイス101の無線充電コイルを使用して無線充電入力を受け取り得る。充電管理モジュール140は、バッテリー142に充電している間、電源管理モジュール141を使用して電子デバイス101にさらに電力を供給し得る。

電源管理モジュール141は、バッテリー142、充電管理モジュール140、およびプロセッサ110に接続するように構成される。電源管理モジュール141は、バッテリー142の入力および／または充電管理モジュール140の入力を受け取り、プロセッサ110、内部メモリ121、ディスプレイ194、カメラ193、無線通信モジュール160などに電力を供給する。電源管理モジュール141は、バッテリー容量、バッテリーサイクル数、およびバッテリーの健康状態（漏電およびインピーダンス）などのパラメータを監視するようにさらに構成され得る。いくつかの他の実施形態では、電源管理モジュール141は、代替として、プロセッサ110内に配置されてもよい。いくつかの他の実施形態では、電源管理モジュール141と充電管理モジュール140とは、代替として、同じデバイス内に配置されてもよい。

電子デバイス101の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、移動通信モジュール150、無線通信モジュール160、モデムプロセッサ、ベースバンドプロセッサなどによって実現され得る。アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送受信する、ように構成される。電子デバイス101内の各アンテナは、1つまたは複数の通信周波数帯域をカバーするように構成され得る。アンテナ利用を向上させるために、異なるアンテナがさらに多重化され得る。例えば、アンテナ1は、無線ローカルエリアネットワークにおいてダイバーシティアンテナとして多重化され得る。いくつかの他の実施形態では、アンテナがチューニングスイッチと組み合わせて使用され得る。

移動通信モジュール150は、電子デバイス101に使用される、2G／3G／4G／5Gなどを含む無線通信解決策を提供し得る。移動通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、低雑音増幅器などを含み得る。移動通信モジュール150は、アンテナ1を使用して電磁波を受信し、受信した電磁波に対してフィルタリングや増幅などの処理を行い、処理された電磁波を復調のためにモデムプロセッサに送り得る。移動通信モジュール150は、モデムプロセッサによって変調された信号をさらに増幅し、その信号を、アンテナ1を使用して放射するために電磁波に変換し得る。いくつかの実施形態では、移動通信モジュール150の少なくともいくつかの機能モジュールがプロセッサ110内に配置され得る。いくつかの実施形態では、移動通信モジュール150の少なくともいくつかの機能モジュールとプロセッサ110の少なくともいくつかのモジュールとが、同じデバイス内に配置され得る。

モデムプロセッサは、変調器および復調器を含み得る。変調器は、送信されるべき低周波数ベースバンド信号を中間周波数信号または高周波数信号に変調するように構成される。復調器は、受信した電磁波信号を低周波数ベースバンド信号に復調するように構成される。次いで、復調器は、復調によって得られた低周波数ベースバンド信号を処理のためにベースバンドプロセッサに送る。低周波数ベースバンド信号は、ベースバンドプロセッサによって処理され、次いでアプリケーションプロセッサに転送される。アプリケーションプロセッサは、オーディオデバイス（スピーカ170A、レシーバ170Bなどに限定されない）を使用して音響信号を出力し、またはディスプレイ194を使用して画像もしくはビデオを表示する。いくつかの実施形態では、モデムプロセッサは、独立したデバイスであり得る。いくつかの他の実施形態では、モデムプロセッサは、プロセッサ110から独立していてもよく、移動通信モジュール150または別の機能モジュールと一緒に同じデバイス内に配置される。

無線通信モジュール160は、電子デバイス101に使用され、無線ローカルエリアネットワーク（Wireless Local Area Networks、WLAN）、ブルートゥース(登録商標)、全地球航法衛星システム（Global Navigation Satellite System、GNSS）、周波数変調（Frequency Modulation、FM）、近距離無線通信（Near Field Communication、NFC）、赤外線技術（Infrared、IR）などを含む無線通信解決策を提供し得る。無線通信モジュール160は、少なくとも1つの通信処理モジュールを統合した1つまたは複数のデバイスであり得る。無線通信モジュール160は、アンテナ2を使用して電磁波信号を受信し、電磁波信号に対して周波数変調およびフィルタ処理を行い、処理された信号をプロセッサ110に送る。無線通信モジュール160は、プロセッサ110から送信されるべき信号をさらに受け取り、信号に対して周波数変調および増幅を行い、その信号を、アンテナ2を使用して放射するために電磁波に変換し得る。

いくつかの実施形態では、電子デバイス101のアンテナ1は移動通信モジュール150に結合され、アンテナ2は無線通信モジュール160に結合され、これにより電子デバイス101は、無線通信技術を使用してネットワークおよび他のデバイスと通信し得る。無線通信技術は、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ（Global System of Mobile Communication、GSM）、汎用パケット無線サービス（General Packet Radio Service、GPRS）、符号分割多元接続（Code Division Multiple Access、CDMA）、広帯域符号分割多元接続（Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標)）、時分割同期符号分割多元接続（Time Division－Synchronous Code Division Multiple Access、TD－SCDMA）ロングタームエボリューション（Long Term Evolution、LTE）、全地球航法衛星システム（Global Navigation Satellite System、GNSS）、無線ローカルエリアネットワーク（Wireless Local Area Network、WLAN）システム、NFC、FM、および／またはIR技術を含み得る。GNSSは、全地球測位システム（global positioning system、GPS）、全地球航法衛星システム（global navigation satellite system、GLONASS）、北斗航法衛星システム（beidou navigation satellite system、BDS）、準天頂衛星システム（quasi－zenith satellite system、QZSS）、および／または静止衛星型補強システム（satellite based augmentation systems、SBAS）を含み得る。

電子デバイス101は、グラフィックスプロセッシングユニット（Graphics Processing Unit、GPU）、ディスプレイ194、アプリケーションプロセッサなどを使用して表示機能を実現し得る。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、ディスプレイ194およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的計算および幾何学的計算を行うように構成され、グラフィックスレンダリングに使用される。プロセッサ110は、1つまたは複数のGPUを含み得、表示情報を生成または変更する命令を実行する。

ディスプレイ194は、画像、映像などを表示するように構成される。ディスプレイ194は、表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ（Liquid Crystal Display、LCD）、有機発光ダイオード（Organic Light－Emitting Diode、OLED）、アクティブマトリクス有機発光ダイオードまたはアクティブマトリクス式有機発光ダイオード（Active－Matrix Organic Light Emitting Diode、AMOLED）、フレキシブル発光ダイオード（Flex Light－Emitting Diode、FLED）、Miniled、Microled、Micro－oLed、量子ドット発光ダイオード（Quantum Dot Light Emitting Diodes、QLED）などを使用し得る。いくつかの実施形態では、電子デバイス101は、1つまたは複数のディスプレイ194を含み得る。例えば、電子デバイス101は、第1の画面および第2の画面を含み得る。第1の画面は、折り畳み式画面である。第1の画面および第2の画面は、フレキシブルOLEDディスプレイであり得る。OLED層は、フレキシブルOLEDディスプレイを形成するために、プラスチックや金属箔などの可撓性材料に取り付けられ得る。

電子デバイス101は、ISP、1つまたは複数のカメラ193、ビデオコーデック、GPU、1つまたは複数のディスプレイ194、アプリケーションプロセッサなどを使用して撮影機能を実現し得る。

NPUは、ニューラルネットワーク（neural－network、NN）コンピューティングプロセッサである。NPUは、生物の神経回路網の構造を参照して、例えば、人間の脳神経細胞間の伝達モードを参照して入力情報を迅速に処理し、自己学習をさらに継続的に行い得る。NPUは、画像認識、顔認識、音声認識、およびテキスト理解などの電子デバイス101のインテリジェントな認知などのアプリケーションを実施することができる。

外部メモリインターフェース120は、電子デバイス101の記憶容量を拡張するために、外部ストレージカード、例えばMicro SDカードに接続するように構成され得る。外部ストレージカードは、データ記憶機能を実施するために、外部メモリインターフェース120を介してプロセッサ110と通信する。外部ストレージカードには、例えば、音楽、写真、ビデオなどのデータファイルが格納される。

内部メモリ121は、1つまたは複数のコンピュータプログラムを格納するように構成され得る。1つまたは複数のコンピュータプログラムは命令を含む。プロセッサ110は、内部メモリ121に格納された命令を実行し得、これにより電子デバイス101は、本出願の実施形態のいくつかの実施形態で提供される表示制御方法、様々な機能アプリケーション、データ処理などを行うことができるようになる。内部メモリ121は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステムを格納し得る。プログラム記憶領域は、1つまたは複数のアプリケーション（例えば、ギャラリーや連絡先）などをさらに格納し得る。データ記憶領域は、電子デバイス101の使用中に作成されたデータ（例えば、写真や連絡先）などを格納し得る。加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含み得、不揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュ記憶デバイス、またはユニバーサルフラッシュストレージ（Universal Flash Storage、UFS）などをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ110は、内部メモリ121に格納された命令、および／またはプロセッサ110に配置されたメモリに格納された命令を実行し得、これにより電子デバイス101は、本出願の実施形態で提供される表示制御方法、様々な機能アプリケーション、およびデータ処理を行うことができるようになる。

電子デバイス101は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、レシーバ170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットインターフェース170D、アプリケーションプロセッサなどを使用して、オーディオ機能、例えば、音楽の再生および録音を実現し得る。

センサ180は、圧力センサ180A、ジャイロセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学式近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周囲光センサ180L、骨伝導センサ180M、赤外線センサなどを含み得る。例えば、電子デバイス101は、2つのジャイロセンサ180Bを含み得る。一方のジャイロセンサ180Bは、第1の画面の一方の画面に配置され、他方のジャイロセンサ180Bは、第1の画面の他方の画面に配置される。

タッチセンサ180Kは、タッチパネルまたはタッチセンシティブ面とも呼ばれ得る。タッチセンサ180Kは、ディスプレイ194上に配置され得る。タッチセンサ180Kおよびディスプレイ194は、タッチパネルとも呼ばれるタッチスクリーンを形成する。タッチセンサ180Kは、タッチセンサ180K上またはその近くで行われたタッチ操作を検出するように構成される。タッチセンサは、タッチイベントのタイプを判定するために、検出されたタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送し得る。タッチ操作に関連した視覚出力は、ディスプレイ194を使用して提供され得る。いくつかの他の実施形態では、タッチセンサ180Kは、代替として、電子デバイス101の表面に配置されてもよく、ディスプレイ194の位置とは異なる位置に位置する。

骨伝導センサ180Mは、振動信号を取得し得る。いくつかの実施形態では、骨伝導センサ180Mは、人間の音声部分の振動骨の振動信号を取得し得る。骨伝導センサ180Mはまた、人間の脈拍に接触し、血圧拍動信号を受け取り得る。いくつかの実施形態では、骨伝導センサ180Mは、代替として、骨伝導ヘッドセットを形成するためにヘッドセット内に配置されてもよい。オーディオモジュール170は、音声機能を実現するために、音声部分の振動骨のものであり、骨伝導センサ180Mによって取得される振動信号に基づくパースを介して音声信号を取得し得る。アプリケーションプロセッサは、心拍数検出機能を実現するために、骨伝導センサ180Mによって取得された血圧拍動信号に基づいて心拍数情報をパースし得る。

ボタン190（機能ボタンとも呼ばれる）は、画面ロックボタン、音量ボタン、スクリーンショットボタンの組み合わせなどを含む。ボタン190は、機械的ボタンであり得るか、またはタッチボタンであり得る。電子デバイス101は、ボタン入力を受け取り、電子デバイス101のユーザ設定および機能制御に関連したボタン信号入力を生成し得る。

SIMカードインターフェース195は、SIMカードに接続するように構成される。SIMカードは、電子デバイス101と接触するか、または電子デバイス101から分離するために、SIMカードインターフェース195に挿入されるか、またはSIMカードインターフェース195から取り外され得る。電子デバイス101は、1つまたは複数のSIMカードインターフェースをサポートし得る。SIMカードインターフェース195は、Nano SIMカード、Micro SIMカード、SIMカードなどをサポートし得る。複数のカードが同じSIMカードインターフェース195に同時に挿入され得る。複数のカードは、同じタイプのものであり得るか、または異なるタイプのものであり得る。SIMカードインターフェース195はまた、様々なタイプのSIMカードとの互換性も有し得る。SIMカードインターフェース195はまた、外部ストレージカードとの互換性も有し得る。電子デバイス101は、通話機能、データ通信機能などを実現するために、SIMカードを使用してネットワークとインタラクトする。いくつかの実施形態では、電子デバイス101は、eSIM、すなわち、組み込みSIMカードを使用する。eSIMカードは、電子デバイス101に組み込まれ得、電子デバイス101から分離することができない。

本出願の実施形態の例示的な適用シナリオは、以下を含むがこれらに限定されない。図2および図3は、本出願の実施形態による電子デバイスの概略図である。図2および図3に示されるように、電子デバイスは、第1の画面（画面B）と第2の画面（画面A）とを含む。画面Bは電子デバイスの内部画面であり得、画面Aは電子デバイスの外部画面であり得る。画面Bは折り畳み式画面であり、電子デバイスは画面Bを使用して電子デバイスを折り畳むか、または開くことができる。電子デバイス上のボタンは既存のボタンであると仮定する。例えば、図2および図3に示されるように、電子デバイスは、1つの画面ロックボタンa、音量ボタン群（音量を上げるために使用される音量ボタンb1および音量を下げるために使用される音量ボタンb2）、ならびにスクリーンショットボタンの組み合わせ（音量を下げるために使用される音量ボタンb2および画面ロックボタンa）のみを含む。既存の折り畳み式電子デバイスに基づいて、ユーザは、第1の画面および第2の画面の少なくとも一方を事前制御する。

電子デバイス上のボタンの位置は、本出願の実施形態では限定されず、スクリーンショットボタンの組み合わせに含まれるボタンの組み合わせも限定されないことに留意されたい。

前述の適用シナリオを参照して、以下で、本出願の実施形態における技術的解決策を詳細に説明する。

図4は、本出願の一実施形態による画面制御方法のフローチャートである。方法は、前述の電子デバイスによって行われ得る。図4に示されるように、方法は、以下のステップを含み得る。
ステップS401：電子デバイスが、機能ボタンに対する操作を検出する。
ステップS402：電子デバイスが、前述の操作に応答して電子デバイスの物理的形状を判定する。
ステップS403：電子デバイスが、操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて第1の画面または第2の画面を制御する。

機能ボタンは、画面ロックボタン、音量ボタン、またはスクリーンショットボタンの組み合わせであり得る。機能ボタンに対する操作は、押し操作であり得る。

別の実施形態では、電子デバイスの物理的形状は第1の物理的形状であり得、第1の物理的形状は、折り畳み位置での電子デバイスの第1の画面の挟角が予め設定された角度以下であることを意味する。予め設定された角度の値範囲は、0度から90度である。折り畳み位置での電子デバイスの第1の画面の挟角が0度に等しいとき、第1の物理的形状は折り畳まれた状態とも呼ばれる。電子デバイスの物理的形状は、代替として、第2の物理的形状であってもよく、第2の物理的形状は、折り畳み位置での電子デバイスの第1の画面の挟角が予め設定された角度よりも大きいことを意味する。折り畳み位置での電子デバイスの第1の画面の挟角が0度より大きいとき、第2の物理的形状は開かれた状態とも呼ばれる。

いくつかの他の実施形態では、この方法において、ステップS401がステップS402の前に行われ得る。具体的には、電子デバイスが機能ボタンに対する操作を検出し、電子デバイスは、操作がトリガされたときに操作に応答するか、または電子デバイスの物理的形状を判定する。あるいは、ステップS402は、ステップS401の前に行われてもよい。具体的には、電子デバイスは、機能ボタンに対する操作を取得する前に、まず電子デバイスの物理的形状を判定する。電子デバイスが機能ボタンに対する操作を取得すると、電子デバイスは、取得した電子デバイスの物理的形状に基づいて、第1の画面または第2の画面を制御する。あるいは、電子デバイスは、ステップS401とステップS402とを同時に行ってもよい。結論として、ステップS401およびステップS402の順序は、本出願のこの実施形態では限定されない。

さらに、電子デバイスが機能ボタンに対する操作および電子デバイスの物理的形状を取得した後、電子デバイスは、機能ボタンに対する操作に応答し、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状である場合、電子デバイスの第2の画面を制御し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状である場合、電子デバイスの第1の画面を制御する。

具体的には、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であり、電子デバイスが画面ロックボタンに対する押し操作を取得した場合、電子デバイスは第2の画面を点灯する。電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であり、電子デバイスが音量ボタンに対する押し操作を取得した場合、電子デバイスは第2の画面に音量表示バーを表示する。電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であり、電子デバイスがスクリーンショットボタンの組み合わせに対する押し操作を取得した場合、電子デバイスは第2の画面のスクリーンショットを撮る。電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であり、電子デバイスが画面ロックボタンに対する押し操作を取得した場合、電子デバイスは第1の画面を点灯する。電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であり、電子デバイスが音量ボタンに対する押し操作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面に音量表示バーを表示する。電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であり、電子デバイスがスクリーンショットボタンの組み合わせに対する押し操作を取得した場合、電子デバイスは第1の画面のスクリーンショットを撮る。

例えば、図5A～図5Fは、本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。図5Aに示されるように、電子デバイスは現在、第1の物理的形状にある。この場合、ユーザが画面ロックボタン（ボタンa）を押すと、図5Aの右側の付随する図に示されるように、第2の画面（画面A）が点灯される。図5Bに示されるように、電子デバイスは現在、第1の物理的形状にある。この場合、ユーザが音量を下げるために使用される音量ボタン（ボタンb2）を押すと、図5Bの右側の付随する図に示されるように、第2の画面（画面A）が音量表示バーを表示する。図5Cに示されるように、電子デバイスは現在、第1の物理的形状にある。この場合、ユーザがスクリーンショットボタンの組み合わせ（音量を下げるために使用される音量ボタンb2および画面ロックボタンa）を押すと、図5Cの右側の付随する図に示されるように、第2の画面（画面A）が取り込まれる。明確にするために、破線でスクリーンショット結果を指し示している。

図5Dに示されるように、電子デバイスは現在、第2の物理的形状にある。この場合、ユーザが画面ロックボタン（ボタンa）を押すと、図5Dの右側の付随する図に示されるように、第1の画面（画面B）が点灯される。図5Eに示されるように、電子デバイスは現在第2の物理的形状にある。この場合、ユーザが音量を下げるために使用される音量ボタン（ボタンb2）を押すと、図5Eの右側の付随する図に示されるように、第1の画面（画面B）が音量表示バーを表示する。図5Fに示されるように、電子デバイスは現在、第2の物理的形状にある。この場合、ユーザがスクリーンショットボタンの組み合わせ（音量を下げるために使用される音量ボタンb2および画面ロックボタンa）を押すと、図5Fの右側の付随する図に示されるように、第1の画面（画面B）が取り込まれる。明確にするために、破線でスクリーンショット結果を指し示している。

結論として、本出願の実施形態は、画面制御方法を提供する。電子デバイスは、機能ボタンに対する操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて、第1の画面または第2の画面を制御し得る。したがって、電子デバイスの異なる物理的形状において、電子デバイスの異なる画面を、機能ボタンを使用することによって制御することができる。例えば、電子デバイスが第1の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第2の画面を制御することができる。電子デバイスが第2の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第1の画面を制御することができる。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

図6は、本出願の別の実施形態による画面制御方法の概略フローチャートである。方法は、前述の電子デバイスによって行われ得る。図6に示されているように、ステップS402は、以下のステップを含み得る。
ステップS601：電子デバイスが、折り畳み位置での第1の画面の挟角を取得する。
ステップS602：電子デバイスが、折り畳み位置での第1の画面の挟角に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する。

具体的には、図7は、本出願の一実施形態による電子デバイスの概略図である。図7に示されるように、第1の画面は、2つの画面、画面B1および画面B2を含む。第1の画面の折り畳み位置は、画面B1と画面B2との間に形成される（図7の破線の囲みでマークされた位置が、第1の画面の折り畳み位置である）。電子デバイスは、画面B1の法線ベクトルおよび画面B2の法線ベクトルを決定する。電子デバイスは、画面B1の法線ベクトルと画面B2の法線ベクトルとの間の挟角を決定する。電子デバイスは、折り畳み位置での第1の画面の挟角を取得するために、180度と、画面B1の法線ベクトルと画面B2の法線ベクトルとの間の挟角との差を計算する。

上述のように、画面B1および画面B2の各々に1つジャイロセンサが構成される。電子デバイスは、画面B1および画面B2の各々のジャイロセンサを使用して、画面B1の法線ベクトルおよび画面B2の法線ベクトルを別々に計算し得る。詳細は以下の通りである：図8は、本出願の一実施形態によるジャイロセンサに基づいて確立された地理座標系の概略図である。地理座標系の原点ox_ty_tz_tは、ジャイロセンサの中心点に位置し、x_t軸は、局所緯度線に沿って東を指し、y_t軸は、局所経度線に沿って北を指し、z_t軸は、局所地理的鉛直線に沿って上を指し、x_t、y_tとの右手直交座標系を形成する。x_t軸とy_t軸とがなす平面が局所水平面であり、y_t軸とz_t軸とがなす平面が局所子午面である。画面B1の法線ベクトルがz1で表され、画面B2の法線ベクトルがz2で表されると仮定する。画面B1上のジャイロセンサと画面B2上のジャイロセンサとは同じ場所にはない、言い換えると、画面B1に基づくジャイロセンサの地理座標系の原点は、画面B2に基づくジャイロセンサの地理座標系の原点と重ならないが、2つの地理座標系のx_t軸、y_t軸、およびz_t軸はそれぞれ平行であり、すなわち、画面B1および画面B2の地理座標系は平行であるとみなされ得る。これに基づいて、図7に示されるように、画面B1と画面B2との間の挟角がθであると仮定する。θは、式z1・z2＝｜z1｜｜z2｜cosθに従って得られ、式中、「・」はベクトル間の点乗算を表す。さらに、第1の画面の折り畳み位置での電子デバイスの挟角がφであると仮定する。φは、式φ＝π－θに従って得られる。

電子デバイスが折り畳み位置での第1の画面の挟角φを取得した後、折り畳み位置での第1の画面の挟角φが予め設定された角度以下である場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定すること、折り畳み位置での第1の画面の挟角φが予め設定された角度よりも大きい場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定すること。

電子デバイスが通常は傾けられている場合が比較的一般的であることを考慮して、電子デバイスのθの計算精度を向上させるために、画面B1および画面B2の各々に加速度センサがさらに構成されることに留意されたい。加速度センサは、電子デバイスの傾き補正を実現するために使用される。加速度センサは、従来技術を使用して傾き補正を実現し得る。これについては本出願では限定されない。

本出願の実施形態では、電子デバイスは、折り畳み位置での第1の画面の挟角に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定し得る。これに基づき、電子デバイスの異なる物理的形状において、電子デバイスの異なる画面が、前述の機能ボタンを使用することによって制御され得る。例えば、電子デバイスが第1の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第2の画面を制御することができる。電子デバイスが第2の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第1の画面を制御することができる。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

図9は、本出願のさらに別の実施形態による画面制御方法のフローチャートである。方法は、前述の電子デバイスによって行われ得る。図9に示されるように、ステップS402は、以下のステップを含み得る。
ステップS901：電子デバイスが、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作を取得する。
ステップS902：電子デバイスが、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作に基づいて、電子デバイスの物理的形状を判定する。

電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作は、電子デバイスの物理的形状を制御するために使用される。例えば、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第1の操作である場合、電子デバイスの物理的形状は第1の物理的形状である。電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第2の操作である場合、電子デバイスの物理的形状は第2の物理的形状である。上述のように、第1の物理的形状は、折り畳み位置での電子デバイスの第1の画面の挟角が予め設定された角度以下であることを意味する。第2の物理的形状は、折り畳み位置での電子デバイスの第1の画面の挟角が予め設定された角度よりも大きいことを意味する。

ターゲットボタンは、携帯電話上にある、携帯電話の音声モードを制御するために使用されるボタンと同様である。携帯電話の音声モードを制御するために使用されるボタンが第1の操作にあるとき、携帯電話はミュートモードにある。携帯電話の音声モードを制御するために使用されるボタンが第2の操作にあるとき、携帯電話は非ミュートモードにある。同様に、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第1の操作であるとき、電子デバイス内のプロセッサは、制御構成要素を使用して、電子デバイスを第1の物理的形状になるよう制御する。電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第2の操作であるとき、電子デバイス内のプロセッサは、制御構成要素を使用して、電子デバイスを第2の物理的形状になるよう制御する。ターゲットボタンに対する第1の操作は電子デバイスの第1の物理的形状に対応し、ターゲットボタンに対する第2の操作は電子デバイスの第2の物理的形状に対応することが分かる。したがって、電子デバイスが、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第1の操作であることを取得すると、電子デバイスは、電子デバイスの物理的状態が第1の物理的状態であると判定する。電子デバイスが、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作が第2の操作であることを取得すると、電子デバイスは、電子デバイスの物理的状態が第2の物理的状態であると判定する。

本出願の実施形態では、電子デバイスは、電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定することができる。これに基づき、電子デバイスの異なる物理的形状において、電子デバイスの異なる画面が、前述の機能ボタンを使用することによって制御され得る。例えば、電子デバイスが第1の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第2の画面を制御することができる。電子デバイスが第2の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第1の画面を制御することができる。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、本出願の実施形態では、既存の電子デバイスと比較して、電子デバイスに1つのターゲットボタンのみが付加される。したがって、ユーザは複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験が向上する。

図10は、本出願のさらに別の実施形態による画面制御方法のフローチャートである。方法は、前述の電子デバイスによって行われ得る。図10に示されるように、ステップS402は、以下のステップを含み得る。
ステップS1001：電子デバイスが、ユーザの視線情報を収集する。
ステップS1002：電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する。

ユーザの視線情報は、ユーザの視線と電子デバイスとの交点に関する情報、またはユーザの視線を収集するために使用されるカメラに関する情報（例えば、前面カメラの識別子または背面カメラの識別子）、のうちの少なくとも1つを含む。

例えば、電子デバイスがユーザの視線情報を収集した後、電子デバイスは、ユーザの視線が前面カメラを使用して取得されると判定する。この場合、電子デバイスは、ユーザの視線が第1の画面に当たっていると判定し、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定する。電子デバイスがユーザの視線情報を収集した後、電子デバイスは、ユーザの視線が背面カメラを使用して取得されると判定する。この場合、電子デバイスは、ユーザの視線が第2の画面に当たっていると判定し、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。

例えば、電子デバイスの第1の画面と第2の画面とは、異なる座標系に位置する。電子デバイスが、ユーザの視線と電子デバイスとの交点が第1の画面の座標系に属することを収集する、言い換えると、電子デバイスが、ユーザの視線が第1の画面に当たっていると判定する場合。この場合、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定する。ユーザの視線と電子デバイスとの交点が第2の画面の座標系に属することを電子デバイスが収集する、言い換えると、電子デバイスが、ユーザの視線が第2の画面に当たっていると判定する場合。この場合、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。

電子デバイスは、電子デバイス上の赤外線センサを使用して、ユーザの視線と電子デバイスとの間の距離および挟角を決定し得る。赤外線センサは、距離および挟角を電子デバイス内のプロセッサに送る。プロセッサは、第1の画面の座標系および第2の画面の座標系を予め取得している。プロセッサは、距離および挟角に基づいて、電子デバイスと電子デバイスとの交点が第1の画面の座標系または第2の画面の座標系に属すると判断し得る。

本出願の実施形態では、電子デバイスは、ユーザの視線情報に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定し得る。これに基づき、電子デバイスの異なる物理的形状において、電子デバイスの異なる画面が、前述の機能ボタンを使用することによって制御され得る。例えば、電子デバイスが第1の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第2の画面を制御することができる。電子デバイスが第2の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第1の画面を制御することができる。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

本出願の実施形態では、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状を以下の方法でさらに判定し得る。

本出願の一実施形態では、電子デバイスの第1の画面および第2の画面の各々に周囲光センサが構成される。第1の画面上の周囲光センサが、受光パワーが第1の予め設定されたパワー未満であると判定した場合、および／または第2の画面上の周囲光センサが、受光パワーが第2の予め設定されたパワー以上であると判定した場合、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定する。逆に、第1の画面上の周囲光センサが、受光パワーが第1の予め設定されたパワー以上であると判定した場合、および／または第2の画面上の周囲光センサが、受光パワーが第2の予め設定されたパワー未満であると判定した場合、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。

本出願の一実施形態では、電子デバイスの第1の画面および第2の画面の各々に赤外線センサが構成される。第1の画面上の赤外線センサが、受け取った赤外光パワーが第3の予め設定されたパワー未満であると判定した場合、および／または第2の画面上の赤外線センサが、受け取った赤外光パワーが第4の予め設定されたパワー以上であると判定した場合、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定する。逆に、第1の画面上の赤外線センサが、受け取った赤外光パワーが第3の予め設定されたパワー以上であると判定した場合、および／または第2の画面上の赤外線センサが、受け取った赤外光パワーが第4の予め設定されたパワー未満であると判定した場合、電子デバイスは、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。

本出願の実施形態では、電子デバイスは、周囲光センサまたは赤外線センサを使用して電子デバイスの物理的形状を判定し得る。これに基づき、電子デバイスの異なる物理的形状において、電子デバイスの異なる画面が、前述の機能ボタンを使用することによって制御され得る。例えば、電子デバイスが第1の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第2の画面を制御することができる。電子デバイスが第2の物理的形状にあるとき、電子デバイスは、機能ボタンを使用することによって第1の画面を制御することができる。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

前述の実施形態では、まず、電子デバイスが、機能ボタンに対する操作を検出し、電子デバイスの物理的形状を判定することに留意されたい。次いで、電子デバイスは、操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて第1の画面または第2の画面を制御する。実際には、電子デバイスは、機能ボタンに対する操作を検出する必要はなく、ユーザ動作を取得する。電子デバイスは、取得されたユーザ動作および電子デバイスの物理的形状に基づいて、第1の画面または第2の画面を制御する。

具体的には、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であるとき、電子デバイスがユーザ動作を取得した場合、電子デバイスは第2の画面を制御する。電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であるとき、電子デバイスがユーザ動作を取得した場合、電子デバイスは第1の画面を制御する。

例えば、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であるとき、電子デバイスが手を持ち上げる動作を取得した場合、電子デバイスは第2の画面を点灯する。電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であるとき、電子デバイスが手を持ち上げる動作を取得した場合、電子デバイスは第1の画面を点灯する。

例えば、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であるとき、電子デバイスがOKジェスチャを取得した場合、電子デバイスは第2の画面を取り込む。電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であるとき、電子デバイスがOKジェスチャを取得した場合、電子デバイスは第1の画面を取り込む。

例えば、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であるとき、電子デバイスがいいねの動作を取得した場合、電子デバイスは第2の画面に音量表示バーを表示する。電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であるとき、電子デバイスがいいねの動作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面に音量表示バーを表示する。

ユーザ動作の機能は、電子デバイスの納品前に設定され得るか、またはユーザの実際の要件に基づいて設定され得ることに留意されたい。これについては本出願の実施形態では限定されない。

本出願の実施形態では、電子デバイスは、取得されたユーザ動作および電子デバイスの物理的形状に基づいて、第1の画面または第2の画面を制御する。したがって、誤操作の可能性を低減させることができ、それによって電子デバイスの信頼性が向上する。加えて、電子デバイスは、追加のボタンを付加せずに電子デバイスの画面を制御する。したがって、電子デバイスのコストが削減される。加えて、ユーザが複雑なボタン設定を覚える必要がないため、ユーザ体験を向上させることができる。

前述の実施形態のいずれにおいても、電子デバイスは、第1の画面および第2の画面の一方のみを制御する。これに基づき、電子デバイスは、第1の画面および第2の画面の他方をさらに制御し得る。

具体的には、電子デバイスの物理的状態が第2の物理的状態であるとき、上述のように、電子デバイスは第1の画面を制御する。ユーザが第2の画面をさらに制御する必要があるとき、ユーザは第2の画面をタップまたはタッチする。電子デバイスが第2の画面上でタップ動作またはタッチ動作を取得した後、電子デバイスは、第1の画面および第2の画面を制御し得る。

例えば、電子デバイスが第1の画面を点灯することを決定し、第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面および第2の画面を点灯する。電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とを同時に点灯し得るか、または、まず第1の画面を点灯し、次いで第2の画面を点灯し得るか、または、まず第2の画面を点灯し、次いで第1の画面を点灯し得る。これについては本出願の実施形態では限定されない。

電子デバイスは、以下の方法で、第1の画面を点灯することを決定し得る：電子デバイスが、画面ロックボタンに対する操作を取得し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。あるいは、電子デバイスが、ユーザ動作を判定し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。さらに、電子デバイスが画面ロックボタンに対する操作を取得する時刻が第1の時刻であり、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定することが第2の時刻であると仮定する。第1の時刻および第2の時刻のうちの大きい方が開始時刻として使用される。電子デバイスが第1の予め設定された時間内に第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とを同時に点灯する。第1の時刻および第2の時刻のうちの大きい方が開始時刻として使用される。電子デバイスが第1の予め設定された時間を超えて第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、まず第1の画面を点灯し、次いで第2の画面を点灯する。電子デバイスが画面ロックボタンに対する操作を取得する前に、第1の時刻が終了時刻として使用される。電子デバイスが第1の予め設定された時間内に第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスはまず第2の画面を点灯し、次いで第1の画面を点灯する。第1の予め設定された時間は、実際の状況に基づいて設定され得る。これについては本出願の実施形態では限定されない。

例えば、電子デバイスが第1の画面に音量表示バーを表示することを決定し、第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面および第2の画面に音量表示バーを表示する。電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とに音量表示バーを同時に表示し得るか、またはまず第1の画面に音量表示バーを表示し、次いで第2の画面に音量表示バーを表示し得るか、またはまず第2の画面に音量表示バーを表示し、次いで第1の画面に音量表示バーを表示し得る。これについては本出願の実施形態では限定されない。

電子デバイスは、以下の方法で、第1の画面に音量表示バーを表示することを決定し得る：電子デバイスが、音量ボタンに対する操作を取得し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。あるいは、実施形態5に示されているように、電子デバイスが、対応するユーザ動作を取得し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。さらに、電子デバイスが音量ボタンに対する操作を取得する時刻が第1の時刻であり、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定することが第2の時刻であると仮定する。第1の時刻および第2の時刻のうちの大きい方が開始時刻として使用される。電子デバイスが第2の予め設定された時間内に第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とに音量表示バーを同時に表示する。第1の時刻および第2の時刻のうちの大きい方が開始時刻として使用される。電子デバイスが第2の予め設定された時間を超えて第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、まず第1の画面に音量表示バーを表示し、次いで第2の画面に音量表示バーを表示する。電子デバイスが音量ボタンに対する操作を取得する前に、第1の時刻が終了時刻として使用される。電子デバイスが第2の予め設定された時間内に第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、まず第2の画面に音量表示バーを表示し、次いで第1の画面に音量表示バーを表示する。第2の予め設定された時間は、実際の状況に基づいて設定され得る。これについては本出願の実施形態では限定されない。

例えば、電子デバイスが第1の画面を取り込むことを決定し、第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とを同時に取り込み得るか、またはまず第1の画面を取り込み、次いで第2の画面を取り込み得るか、またはまず第2の画面を取り込み、次いで第1の画面を取り込み得る。

電子デバイスは、以下の方法で、第1の画面を取り込むことを決定し得る：電子デバイスが、スクリーンショットボタンの組み合わせに対する操作を取得し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。あるいは、実施形態5に示されているように、電子デバイスが、対応するユーザ動作を取得し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する。さらに、電子デバイスがスクリーンショットボタンの組み合わせに対する操作を取得する時刻が第1の時刻であり、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定することが第2の時刻であると仮定する。第1の時刻および第2の時刻のうちの大きい方が開始時刻として使用される。電子デバイスが第3の予め設定された時間内に第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、第1の画面と第2の画面とを同時に取り込む。第1の時刻および第2の時刻のうちの大きい方が開始時刻として使用される。電子デバイスが第3の予め設定された時間を超えて第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、まず第1の画面を取り込み、次いで第2の画面を取り込む。電子デバイスがスクリーンショットボタンの組み合わせに対する操作を取得する前に、第1の時刻が終了時刻として使用される。電子デバイスが第3の予め設定された時間内に第2の画面に対するタッチ操作を取得した場合、電子デバイスは、まず第2の画面を取り込み、次いで第1の画面を取り込む。第3の予め設定された時間は、実際の状況に基づいて設定され得る。これについては本出願の実施形態では限定されない。

本出願の実施形態では、電子デバイスは、第1の画面および第2の画面を制御し得る。例えば、第1の画面および第2の画面を点灯し、または第1の画面および第2の画面に音量表示バーを表示し、または第1の画面および第2の画面を取り込む。したがって、電子デバイスの機能が強化され、これによりユーザ体験が向上する。

図11は、本出願の一実施形態による電子デバイス1100の概略図である。図11に示されるように、電子デバイスは、第1の画面1101と第2の画面1102とを含む。第1の画面1101は、折り畳み式画面である。電子デバイスは、機能ボタン1103とプロセッサ1104とをさらに含む。

プロセッサ1104は、機能ボタン1103に対する操作を検出し、検出された操作に応答して電子デバイスの物理的形状を判定し、操作および電子デバイスの物理的形状に基づいて第1の画面1101または第2の画面1102を制御する、ように構成される。

任意選択で、プロセッサ1104は、折り畳み位置での第1の画面1101の挟角を取得し、折り畳み位置での第1の画面1101の挟角に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサ1104は、折り畳み位置での第1の画面1101の挟角が予め設定された角度以下である場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定し、折り畳み位置での第1の画面1101の挟角が予め設定された角度よりも大きい場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、ように特に構成される。

任意選択で、第1の画面1101および第2の画面1102の各々に1つのジャイロセンサ1105が構成される。プロセッサ1104は、第1の画面1101上のジャイロセンサ1105を使用して第1の画面1101内の一方の画面の法線ベクトルを決定し、第1の画面1101上のジャイロセンサ1105を使用して第1の画面1101内の他方の画面の法線ベクトルを決定し、第1の画面1101内の一方の画面の法線ベクトルと第1の画面1101内の他方の画面の法線ベクトルとの間の挟角を決定し、折り畳み位置での第1の画面1101の挟角を取得するために、180度と、第1の画面1101内の一方の画面の法線ベクトルと第1の画面1101内の他方の画面の法線ベクトルとの間の挟角との差を計算する、ように特に構成される。

任意選択で、予め設定された角度は0度である。

任意選択で、電子デバイスは、ターゲットボタン1106をさらに含む。プロセッサ1104は、電子デバイス上のターゲットボタン1106に対する操作を取得し、電子デバイス上のターゲットボタン1106に対する操作に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサ1104は、電子デバイス上のターゲットボタン1106対する操作が第1の操作である場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定し、電子デバイス上のターゲットボタン1106に対する操作が第2の操作である場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサ1104は、ユーザの視線情報を収集し、ユーザの視線情報に基づいて電子デバイスの物理的形状を判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサ1104は、電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいてユーザの視線が第2の画面1102に当たっていると判定した場合、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状であると判定し、電子デバイスが、ユーザの視線情報に基づいてユーザの視線が第1の画面1101に当たっていると判定した場合、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、ように特に構成される。

任意選択で、プロセッサ1104は、操作に応答し、電子デバイスの物理的形状が第1の物理的形状である場合、電子デバイスの第2の画面1102を制御し、電子デバイスの物理的形状が第2の物理的形状である場合、電子デバイスの第1の画面1101を制御する、ように特に構成される。

任意選択で、機能ボタン1103は、画面ロックボタン、音量ボタン、またはスクリーンショットボタンの組み合わせである。

図1に示されるように、電子デバイスは、移動通信モジュール、無線通信モジュール、スピーカ、レシーバ、オーディオモジュール、マイクロフォン、加速度センサ、指紋センサ、周囲光センサ、充電管理モジュール、電源管理モジュールなど、をさらに含み得ることに留意されたい。詳細については、図1に対応する実施形態を参照されたい。

結論として、本出願は電子デバイスを提供する。電子デバイスは、前述の画面制御方法を行い得る。画面制御方法の内容および効果については、方法実施形態を参照されたい。ここでは詳細を繰り返し説明しない。

本出願の実施形態は、コンピュータ記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ記憶媒体はコンピュータ命令を含み、コンピュータ命令は前述の画面制御方法を実施するために使用される。画面制御方法の内容および効果については、方法実施形態を参照されたい。ここでは詳細を繰り返し説明しない。

本出願の実施形態は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。プログラム製品はコンピュータ命令を含み、コンピュータ命令は前述の画面制御方法を実施するために使用される。画面制御方法の内容および効果については、方法実施形態を参照されたい。ここでは詳細を繰り返し説明しない。

前述の実施形態の全部または一部が、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実施されてもよい。実施形態を実施するためにソフトウェアが使用される場合、実施形態の全部または一部が、コンピュータプログラム製品の形態で実施され得る。コンピュータプログラム製品は1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータにロードされ実行されると、本発明の実施形態による手順または機能の全部または一部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納され得るか、またはあるコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送され得る。例えば、コンピュータ命令は、あるウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンタに有線（例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、もしくはデジタル加入者線（DSL））または無線（例えば、赤外線、電波、もしくはマイクロ波）方式で伝送され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能な任意の使用可能な媒体、または1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合した、サーバやデータセンタなどのデータ記憶デバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体（例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、または磁気テープ）、光媒体（例えばDVD）、半導体媒体（例えば、ソリッドステートドライブSolid State Disk（SSD））などであり得る。

本特許出願書類の一部は、著作権法で保護された内容を含むことに留意されたい。著作権者は、特許庁の特許書類または記録された特許書類の内容の複製を作成することを除いて、著作権を留保する。

A 第2の画面
B 第1の画面
B1 画面
B2 画面
a 画面ロックボタン
b1 音量ボタン
b2 音量ボタン
Φ 挟角
1 アンテナ
2 アンテナ
101 電子デバイス
110 プロセッサ
120 外部メモリインターフェース
121 内部メモリ
130 USBインターフェース
140 充電管理モジュール
141 電源管理モジュール
142 バッテリー
150 移動通信モジュール2G／3G／4G／5G
160 無線通信モジュールBT／WLAN／GNSS／NFC／IR／FM
170 オーディオモジュール
170A スピーカ
170B レシーバ
170C マイクロフォン
170D ヘッドセットインターフェース
180 センサモジュール
180A 圧力センサ
180B ジャイロセンサ
180C 気圧センサ
180D 磁気センサ
180E 加速度センサ
180F 距離センサ
180G 光学式近接センサ
180H 指紋センサ
180J 温度センサ
180K タッチセンサ
180L 周囲光センサ
180M 骨伝導センサ
190 ボタン
191 モータ
192 インジケータ
193 カメラ1～N
194 ディスプレイ1～N
195 SIMカードインターフェース
1100 電子デバイス
1101 第1の画面
1102 第2の画面
1103 機能ボタン
1104 プロセッサ
1105 ジャイロセンサ
1106 ターゲットボタン

Claims (19)

1. 画面制御方法であって、電子デバイスが第1の画面と第2の画面とを含み、前記第1の画面が折り畳み式画面であり、前記第2の画面は外部画面であり、前記電子デバイスが、前記第1の画面を使用することによって前記電子デバイスを折り畳むかまたは開くことができ、前記方法が、
   前記電子デバイスが、スクリーンショットボタンに対する操作を検出するステップであって、前記スクリーンショットボタンは、前記電子デバイスの側方に配置された機械的なボタンである、ステップと、
   前記電子デバイスが、前記操作の検出に応答して前記電子デバイスの物理的形状を判定するステップと、
   前記電子デバイスが、前記操作および前記電子デバイスの前記物理的形状に基づいて前記第1の画面または前記第2の画面を制御するステップであって、
   前記電子デバイスが、前記操作および前記電子デバイスの前記物理的形状に基づいて前記第1の画面または前記第2の画面を制御する前記ステップが、
   前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状である場合、前記操作に基づいて前記電子デバイスの前記第2の画面の第１のスクリーンショットを撮るステップであって、前記第1の物理的形状が折り畳まれている、ステップと、
   前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状である場合、前記操作に基づいて前記電子デバイスの前記第1の画面の第２のスクリーンショットを撮るステップであって、前記第2の物理的形状が開かれている、ステップと
   を含む、ステップと
   を含む、画面制御方法。
2. 前記電子デバイスが、前記操作の検出に応答して前記電子デバイスの物理的形状を判定する前記ステップが、
   前記電子デバイスが、折り畳み位置での前記第1の画面の挟角を取得するステップと、
   前記電子デバイスが、前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定するステップと
   を含む、請求項1に記載の方法。
3. 前記電子デバイスが、前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定する前記ステップが、
   前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角が予め設定された角度以下である場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状であると判定するステップ、または
   前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角が前記予め設定された角度よりも大きい場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状であると判定するステップ
   を含む、請求項2に記載の方法。
4. 前記電子デバイスが、折り畳み位置での前記第1の画面の挟角を取得する前記ステップが、
   前記電子デバイスが、前記第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルおよび前記第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルを決定するステップと、
   前記電子デバイスが、前記第1の画面内の一方の画面の前記法線ベクトルと前記第1の画面内の他方の画面の前記法線ベクトルとの間の挟角を決定するステップと、
   前記電子デバイスが、前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角を取得するために、180度と、前記第1の画面内の一方の画面の前記法線ベクトルと前記第1の画面内の他方の画面の前記法線ベクトルとの間の前記挟角との差を計算するステップと
   を含む、請求項2または3に記載の方法。
5. 前記予め設定された角度が0度である、請求項3に記載の方法。
6. 前記電子デバイスが、前記操作の検出に応答して前記電子デバイスの物理的形状を判定する前記ステップが、
   前記電子デバイスが、前記電子デバイス上のターゲットボタンに対する操作を取得するステップと、
   前記電子デバイスが、前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する前記操作に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定するステップと
   を含む、請求項1に記載の方法。
7. 前記電子デバイスが、前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する前記操作に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定する前記ステップが、
   前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する前記操作が第1の操作である場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状であると判定するステップ、または
   前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する前記操作が第2の操作である場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状であると判定するステップ
   を含む、請求項6に記載の方法。
8. 前記電子デバイスが、前記操作の検出に応答して前記電子デバイスの物理的形状を判定する前記ステップが、
   前記電子デバイスが、ユーザの視線情報を収集するステップと、
   前記電子デバイスが、前記ユーザの前記視線情報に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定するステップと
   を含む、請求項1に記載の方法。
9. 前記電子デバイスが、前記ユーザの前記視線情報に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定する前記ステップが、
   前記電子デバイスが、前記ユーザの前記視線情報に基づいて前記ユーザの視線が前記第2の画面に当たっていると判定した場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状であると判定するステップ、または
   前記電子デバイスが、前記ユーザの前記視線情報に基づいて前記ユーザの前記視線が前記第1の画面に当たっていると判定した場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状であると判定するステップ
   を含む、請求項8に記載の方法。
10. 電子デバイスであって、前記電子デバイスが、第1の画面と第2の画面とを含み、前記第1の画面が折り畳み式画面であり、前記第2の画面は外部画面であり、前記電子デバイスが、スクリーンショットボタンとプロセッサとをさらに含み、
    前記プロセッサが、
    前記スクリーンショットボタンに対する操作を検出し、前記スクリーンショットボタンは、前記電子デバイスの側方に配置された機械的なボタンであり、
    前記操作の検出に応答して前記電子デバイスの物理的形状を判定し、
    前記操作および前記電子デバイスの前記物理的形状に基づいて前記第1の画面または前記第2の画面を制御し、
    前記電子デバイスが、前記操作および前記電子デバイスの前記物理的形状に基づいて前記第1の画面または前記第2の画面を制御することが、
    前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状である場合、前記操作に基づいて前記電子デバイスの前記第2の画面の第１のスクリーンショットを撮ることであって、前記第1の物理的形状が折り畳まれている、ことと、
    前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状である場合、前記操作に基づいて前記電子デバイスの前記第1の画面の第２のスクリーンショットを撮ることであって、前記第2の物理的形状が開かれている、ことと
    を含む、
    ように構成される、
    電子デバイス。
11. 前記プロセッサが、
    折り畳み位置での前記第1の画面の挟角を取得し、
    前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定する、
    ように特に構成される、請求項10に記載の電子デバイス。
12. 前記プロセッサが、
    前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角が予め設定された角度以下である場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状であると判定するか、または
    前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角が前記予め設定された角度よりも大きい場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、
    ように特に構成される、請求項11に記載の電子デバイス。
13. 前記第1の画面および前記第2の画面の各々に1つのジャイロセンサが構成され、
    前記プロセッサが、
    前記第1の画面上の前記ジャイロセンサを使用して前記第1の画面内の一方の画面の法線ベクトルを決定し、前記第1の画面上の前記ジャイロセンサを使用して前記第1の画面内の他方の画面の法線ベクトルを決定し、
    前記第1の画面内の一方の画面の前記法線ベクトルと前記第1の画面内の他方の画面の前記法線ベクトルとの間の挟角を決定し、
    前記折り畳み位置での前記第1の画面の前記挟角を取得するために、180度と、前記第1の画面内の一方の画面の前記法線ベクトルと前記第1の画面内の他方の画面の前記法線ベクトルとの間の前記挟角との差を計算する、
    ように特に構成される、請求項11または12に記載の電子デバイス。
14. 前記予め設定された角度が0度である、請求項12に記載の電子デバイス。
15. 前記電子デバイスがターゲットボタンをさらに含み、
    前記プロセッサが、
    前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する操作を取得し、
    前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する前記操作に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定する、
    ように特に構成される、請求項10に記載の電子デバイス。
16. 前記プロセッサが、
    前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する前記操作が第1の操作である場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状であると判定するか、または
    前記電子デバイス上の前記ターゲットボタンに対する前記操作が第2の操作である場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、
    ように特に構成される、請求項15に記載の電子デバイス。
17. 前記プロセッサが、
    ユーザの視線情報を収集し、
    前記ユーザの前記視線情報に基づいて前記電子デバイスの前記物理的形状を判定する、
    ように特に構成される、請求項10に記載の電子デバイス。
18. 前記プロセッサが、
    前記電子デバイスが、前記ユーザの前記視線情報に基づいて前記ユーザの視線が前記第2の画面に当たっていると判定した場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第1の物理的形状であると判定するか、または
    前記電子デバイスが、前記ユーザの前記視線情報に基づいて前記ユーザの前記視線が前記第1の画面に当たっていると判定した場合、前記電子デバイスの前記物理的形状が第2の物理的形状であると判定する、
    ように特に構成される、請求項17に記載の電子デバイス。
19. コンピュータ記憶媒体であって、前記コンピュータ記憶媒体がコンピュータ命令を含み、前記コンピュータ命令が、請求項1から9のいずれか一項に記載の画面制御方法を実施するために使用される、コンピュータ記憶媒体。

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