JP5045412B2 - 車両用駆動制御装置 - Google Patents
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Description
ハイブリッド型車両においては、モータ走行モードのときに、エンジンが停止中であるため、車両の走行に連動してエンジンが引き摺られながら従動回転する所謂「引き摺り現象」が発生し、大きな駆動抵抗となることが知られている。
第1走行モードから第2走行モードに切換えて何れかの変速段に切換える際には、前記何れか1つの摩擦締結要素を締結させればよいので、高い応答性でもって第2走行モードに切換えることができる。
請求項3の車両用駆動制御装置は、請求項2の発明において、車両の運転状態が低速且つ低アクセル開度の領域にあるときに第1走行モードとされ、加速時に第1走行モードから第2へ切換えられることを特徴としている。
請求項5の車両用駆動制御装置は、請求項4の発明において、1速、2速、3速に対応する疑似変速段では、低速段摩擦締結要素であるフォワードクラッチが締結状態にされることを特徴としている。
請求項6の車両用駆動制御装置は、請求項1の発明において、前記複数の変速段は夫々3つの摩擦締結要素を締結することで達成されることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、1速、2速、3速に対応する疑似変速段においては、低速段摩擦締結要素であるフォワードクラッチが締結状態にされるため、1速、2速、3速に対応する疑似変速段から1速、2速、3速の何れかに切換える際に、フォワードクラッチを締結状態に保持することができるから、第1走行モードから第2走行モードへ切換える際の自動変速機の制御を簡単化することができる。
図3に示すように、ECU11は、CPUとROMとRAMとI/O(入出力インターフェース)を有し、ROMには、図6の駆動制御の制御プログラムを含む種々の制御プログラムと、図4の変速マップや図5の締結表が予め格納されている。尚、RAMには必要な種々のワークメモリが設けられる。
図4に示す変速マップは、車速Vとアクセル開度APO (又は、吸入空気量又はスロットル開度)をパラメータとして、1速〜4速の変速段と、1速〜4速の変速段に対応する1速〜4速の疑似変速段1a〜4aと、第1走行モード領域Aを設定したものである。
尚、実際には、通常の変速マップと同様に、ダウンシフトの変速ラインはアップシフトの変速ラインよりも幾分低速側にシフトして設定されているが、それらの変速ラインが共通のラインであるとして説明する。
図4の第1走行モード領域Aには、1速(1st)に対応する疑似1速1aと、2速(2nd )に対応する疑似2速2aと、3速(3rd )に対応する疑似3速3aと、4速(4th)に対応する疑似4速4aの領域が設定されている。
上記の疑似変速段であるときには、自動変速機6が遊転状態(疑似ニュートラル)になっており、第1走行モードにおいて前輪2の回転がエンジン4に伝達されることはないので、エンジン4の引き摺り現象は発生しない。
自動車1の運転開始と共にこの制御が開始されると、最初にS1においてフラグFが0に初期設定され、S2ではセンサ類から車速V、アクセル開度APO を含む各種信号が読み込まれ、S3では図4変速マップから走行モード、変速段が読み込まれる。
電動モータ7により駆動し且つエンジン4を停止状態にする第1走行モードのとき、複数の変速段(1速〜4速)を達成する為に夫々締結される複数の摩擦締結要素のうちの何れか1つ(図5に●印で示した摩擦締結要素)を除く全部を締結状態にした複数の疑似変速段1a〜4aとするように自動変速機6を制御するため、第1走行モードのとき、自動変速機6は、遊転状態で疑似ニュートラル状態になるため、エンジン4の引き摺り現象は発生しない。それ故、電動モータ7で消費する消費電力を低減することができる。
図8に示す自動変速機6Aは、図2の自動変速機6とほぼ同様ものであるが、図示のようなワンウェイクラッチOWCを設けた点で相違している。そこで、図2の自動変速機6と同様の構成要素に同一の参照符号を付して説明を省略する。
図10に示すこの自動変速機6Bは、前進5段と後退段の6通りの変速段を達成可能なものであり、2組の遊星歯車減速機構41,42と、4つのクラッチC1〜C4と、2つのブレーキB1、B2が図示のように設けられている。図11は、この自動変速機6Bの複数の摩擦締結要素を選択的に締結することで、上記の複数の変速段を達成する締結表を示す。1速、3速〜5速では、3つの摩擦締結要素を締結するようになっている。
図5と同様に、第1走行モードにおいて、1速〜5速、後退に対応する複数の疑似変速段を達成する際には、○印の摩擦締結要素のみが締結状態とされ、●印で示した摩擦締結要素は開放状態に保持される。
図12に示すこの自動変速機6Cは、前進6段と後退段の7通りの変速段を達成可能なものであり、3組の遊星歯車減速機構43〜45と、2つのクラッチC1、C2と、3つのブレーキB1〜B3が図示のように設けられている。図13は、この自動変速機6Cの複数の摩擦締結要素を選択的に締結することで、上記の複数の変速段を達成する締結表を示す。1速〜6速では、2つの摩擦締結要素を締結するようになっている。
図5と同様に、第1走行モードにおいて、1速〜6速、後退に対応する複数の疑似変速段を達成する際には、○印の摩擦締結要素のみが締結状態とされ、●印で示した摩擦締結要素は開放状態に保持される。
[1]前記実施例1では、第2走行モードのときエンジン4により駆動し且つ電動モータ7を停止状態する場合を例にして説明したが、第2走行モードのときエンジン4と電動モータ7により駆動するように構成してもよいことは勿論である。
2 前輪
3 後輪
4 エンジン
6,6A,6B,6C 自動変速機
7,7B,7C,7D,7E,7G,7M,7N 電動モータ
1a〜4a 1速〜4速に対応する疑似変速段
Claims (6)
- 前輪及び後輪と、エンジンと、このエンジンに連動連結されて前輪又は後輪を駆動する自動変速機と、この自動変速機を介さずに前輪又は後輪を駆動する電動モータとを備えた車両の駆動制御装置において、
前記電動モータにより駆動し且つエンジンを停止状態にする第1走行モードと、前記エンジンにより駆動し且つ電動モータを駆動又は停止状態にする第2走行モードとを設け、 第2走行モードにおける複数の変速段は、夫々、自動変速機の複数の摩擦締結要素を締結することで達成され、
第1走行モードにおいて、前記複数の変速段に対応する複数の疑似変速段であって、前記複数の変速段を達成する為に夫々締結される複数の摩擦締結要素のうちの何れか1つを除く全部を締結状態にした複数の疑似変速段とするように自動変速機を制御することを特徴とする車両用駆動制御装置。 - 前記第1走行モードから第2走行モードへの移行時に、前記何れか1つの摩擦締結要素を締結することを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動制御装置。
- 車両の運転状態が低速且つ低アクセル開度の領域にあるときに第1走行モードとされ、加速時に第1走行モードから第2走行モードへ切換えられることを特徴とする請求項2に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記複数の変速段は夫々2つの摩擦締結要素を締結することで達成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動制御装置。
- 1速、2速、3速に対応する疑似変速段では、低速段摩擦締結要素であるフォワードクラッチが締結状態にされることを特徴とする請求項4に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記複数の変速段は夫々3つの摩擦締結要素を締結することで達成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動制御装置。
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