JP5043601B2 - 軒樋ユニット及び軒樋 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載されている軒樋は、図9から図11に示すように、隣り合う軒樋ユニット1同士を、連結部材2によって連結することにより構成されている。なお、図9は、従来例の軒樋及び軒樋ユニットを示す斜視図であり、図10は、従来例の軒樋を示す斜視図である。また、図11は、図10のXI−XI線断面図である。
軒樋ユニット側前面部106の下部には、前上方に開口し、軒樋ユニット1の長手方向に沿って延在する凹部26が形成されている。
このような構成の軒樋4であれば、屋根に降った雨水を、ヘアーライン44を乗り越えさせてその速度を減少させることにより、凹部26の中に集水される雨水の割合を増加させることが可能となる。このため、凹部26の中に集水されないまま、凹部26を乗り越えて地表面に直接落下する雨水の割合を減少させることが可能となる。
このため、軒樋ユニット及び連結部材の剛性を確保するためには、金属材料等、剛性の高い材料を用いて、軒樋ユニット及び連結部材を形成する必要があり、軒樋ユニット及び連結部材の製造コストが増加するという問題が生じるおそれがある。
本発明は、上述したような問題点に着目してなされたもので、軒樋ユニット及び連結部材の製造コストを減少させることが可能となるとともに、軒樋の内部における雨水の円滑な移動が可能な、軒樋ユニット及び軒樋を提供することを課題とする。
前記建物の外壁面側に配置される軒樋ユニット側後面部と、当該軒樋ユニット側後面部の上端側に連続する軒樋ユニット側上面部と、前記軒樋ユニット側後面部の下端側に連続する軒樋ユニット側底面部と、前記軒樋ユニット側上面部及び前記軒樋ユニット側底面部に連続し、且つ前記軒樋ユニット側上面部と前記軒樋ユニット側底面部との間に配置される軒樋ユニット側前面部と、を備え、
前記軒樋ユニット側後面部、前記軒樋ユニット側上面部、前記軒樋ユニット側底面部及び前記軒樋ユニット側前面部は、一体成形されて中空閉断面を形成し、
前記軒樋ユニット側前面部は、前記軒樋ユニット側上面部に沿って流れてくる液体が流入する流入部と、前記軒樋ユニット側後面部、前記軒樋ユニット側上面部、前記軒樋ユニット側底面部及び前記軒樋ユニット側前面部によって形成される軒樋ユニット側閉鎖空間へ、前記流入部に流入した液体を導入する導入部と、を備えることを特徴とするものである。
このため、軒樋ユニットの剛性を確保することが容易となり、軒樋ユニットの製造コストを減少させることが可能となる。
また、本発明によると、軒樋ユニット側前面部が、軒樋ユニット側上面部に沿って流れてくる液体が流入する流入部と、軒樋ユニット側後面部、軒樋ユニット側上面部、軒樋ユニット側底面部及び軒樋ユニット側前面部によって形成される軒樋ユニット側閉鎖空間へ、流入部に流入した液体を導入する導入部とを備えている。
このため、軒樋ユニット側上面部に沿って流れてくる液体を、軒樋ユニットの内部へ導入することが可能となり、軒樋ユニット側上面部に沿って流れてくる液体が、軒樋ユニットの外部へ飛び出すことを抑制することが可能となる。
前記導入部は、前記凹部を貫通して前記軒樋ユニット側閉鎖空間に連通する一または二以上の軒樋ユニット側開口部で形成され、
前記上側突出部は、前記軒樋ユニット側上面部と前記凹部の上端側とを滑らかに連続するように形成され、
前記下側突出部は、前記上側突出部よりも前記外壁面から離れる方向へ突出していることを特徴とするものである。
そして、上側突出部が、軒樋ユニット側上面部と凹部の上端側とを滑らかに連続するように形成されており、下側突出部が、上側突出部よりも外壁面から離れる方向へ突出している。
このため、軒樋ユニット側上面部に沿って流れてくる液体が、下側突出部を乗り越えて、凹部の外へ飛び出すことを抑制することが可能となる。
また、流入部に流入した液体は、凹部を貫通する軒樋ユニット側開口部を通じて、軒樋ユニット側閉鎖空間内に導入されることとなり、軒樋ユニット側閉鎖空間内への、落ち葉等の異物の侵入を抑制することが可能となる。
本発明によると、凹部の下端側が、下側突出部から離れるにつれて上方へ向かうように傾斜しているため、凹部の下端側と下側突出部との高低差を大きくすることが可能となる。
このため、凹部へ流入した液体が、下側突出部を乗り越えて、凹部の外へ飛び出すことを抑制することが可能となる。
前記連結部材は、前記軒樋ユニットの外形輪郭に倣った形状に形成され、且つ隣り合う前記軒樋ユニットがそれぞれ有する前記軒樋ユニット側閉鎖空間同士を連通させる本体部と、当該本体部と一体成形され、且つ前記軒樋ユニットの端部と係合する係合部と、を備え、
前記係合部は、前記軒樋ユニット側後面部に対向する連結部材側後面部と、前記軒樋ユニット側上面部に対向する連結部材側上面部と、前記軒樋ユニット側底面部に対向する連結部材側底面部と、前記軒樋ユニット側前面部に対向する連結部材側前面部と、を備え、
前記連結部材側後面部、前記連結部材側上面部、前記連結部材側底面部及び前記連結部材側前面部は、一体成形されて中空閉断面を形成していることを特徴とするものである。
また、係合部が備える、連結部材側後面部、連結部材側上面部、連結部材側底面部及び連結部材側前面部が、一体成形されて中空閉断面を形成している。
このため、連結部材の剛性を確保することが容易となり、連結部材の製造コストを減少させることが可能となる。
本発明によると、連結部材が、連結部材側後面部、連結部材側上面部、連結部材側底面部及び連結部材側前面部によって形成される連結部材側閉鎖空間と流入部とを連通する、一または二以上の連結部材側開口部を有している。
このため、流入部に流入した液体が、軒樋ユニット側開口部を通過せずに軒樋ユニットの端部へ移動しても、軒樋ユニットの端部へ移動した液体を、連結部材側開口部を通じて、連結部材側閉鎖空間へ流入させることが可能となる。
まず、図1から図6を用いて、本実施形態の構成を説明する。
図1は、本実施形態の軒樋ユニット1を連結部材2で連結して形成された軒樋4を、建物6の軒端に配置した状態を示す図であり、図2は、図1のII―II線断面図である。また、図3は、図2のIII線矢視図であり、図4は、図1中に円IVで囲んだ範囲の拡大図、図5は、軒樋4を分解した状態を示す斜視図である。
また、軒樋ユニット1aの軒樋ユニット1bと連結される側と反対側の端部は、閉塞部材10aによって閉塞されている。同様に、軒樋ユニット1cの軒樋ユニット1bと連結される側と反対側の端部は、閉塞部材10bによって閉塞されている。閉塞部材10の構成は、後述する。
軒樋ユニット1は、例えば、厚さ1.2mm〜1.4mmの樹脂材料を用いて形成されており、軒樋ユニット側後面部100と、軒樋ユニット側上面部102と、軒樋ユニット側底面部104と、軒樋ユニット側前面部106とを備えている。また、軒樋ユニット1は、例えば、2m〜5m程度の長さに形成されている。なお、本実施形態では、軒樋ユニット1の形成に用いる樹脂材料を、硬質塩化ビニル樹脂とした場合を例にあげて説明する。
軒樋ユニット側上面部102は、軒樋ユニット側後面部100の上端側に連続しており、建物6の屋根8と平行に延在している。
軒樋ユニット側底面部104は、軒樋ユニット側後面部100の下端側に連続しており、その一部に、上下方向へ延在するドレンエルボ20が取り付けられている。ドレンエルボ20の上端は、軒樋ユニット側底面部104と連通しており、ドレンエルボ20の下端は、地表面S付近に開口している。
軒樋ユニット側前面部106は、軒樋ユニット側上面部102及び軒樋ユニット側底面部104に連続し、且つ軒樋ユニット側上面部102と軒樋ユニット側底面部104との間に配置されている。
また、軒樋ユニット側前面部106は、流入部22と、導入部24とを備えている。
流入部22は、凹部26と、上側突出部28と、下側突出部30とを備えている。
凹部26は、外壁面12の幅方向に沿って延在しており、その下端側は、下側突出部30から離れるにつれて、上方へ向かうように傾斜している。
上側突出部28は、軒樋ユニット側上面部102及び凹部26の上端側と連続しており、軒樋ユニット側上面部102と凹部26の上端側とを滑らかに連続するように形成されている。
上側突出部28と下側突出部30との間に形成される最小隙間は、例えば、10mm程度となっており、軒樋ユニット側上面部102に沿って流れてくる液体や、上側突出部28及び下側突出部30の凹部26側に沿って流れてくる液体が流入可能であり、且つ落ち葉等の異物が侵入しにくい隙間となっている。
導入部24は、複数の軒樋ユニット側開口部32を有している。
軒樋ユニット側開口部32は、凹部26を貫通する開口部であり、軒樋ユニット側後面部100、軒樋ユニット側上面部102、軒樋ユニット側底面部104及び軒樋ユニット側前面部106によって形成される軒樋ユニット側閉鎖空間108に連通している。
以上により、導入部24は、軒樋ユニット側閉鎖空間108へ、流入部22に流入した液体を導入する構成となっている。
連結部材2は、軒樋ユニット1と同様、樹脂材料を用いて形成されており、本体部34と、係合部36とを備えている。なお、本実施形態では、連結部材2の形成に用いる樹脂材料を、軒樋ユニット1と同様、硬質塩化ビニル樹脂とした場合を例にあげて説明する。
本体部34は、軒樋ユニット1の外形輪郭に倣った形状に形成されており、本体部側後面部34aと、本体部側上面部34bと、本体部側底面部34cと、本体部側前面部34dとを備えている。
本体部側上面部34bは、軒樋ユニット側上面部102に倣った形状に形成されており、軒樋ユニット側上面部102よりも軒樋ユニット1の外側に配置されて、軒樋ユニット側上面部102と接触している。
本体部側底面部34cは、軒樋ユニット側底面部104に倣った形状に形成されており、軒樋ユニット側底面部104よりも軒樋ユニット1の外側に配置されて、軒樋ユニット側底面部104と接触している。
そして、本体部側後面部34a、本体部側上面部34b、本体部側底面部34c及び本体部側前面部34dは、一体成形されて中空閉断面を形成している。
以上により、本体部34は、隣り合う軒樋ユニット1がそれぞれ有する、軒樋ユニット側閉鎖空間108同士を連通させる構成となっている。
また、以上により、本体部34は、軒樋ユニット側後面部100、軒樋ユニット側上面部102、軒樋ユニット側底面部104及び軒樋ユニット側前面部106を、軒樋ユニット1の外側から覆っている。
連結部材側後面部36aは、軒樋ユニット側後面部100に対向しており、軒樋ユニット1の内部に配置されて、軒樋ユニット側後面部100と接触している。
連結部材側上面部36bは、軒樋ユニット側上面部102に対向しており、軒樋ユニット1の内部に配置されて、軒樋ユニット側上面部102と接触している。
連結部材側底面部36cは、軒樋ユニット側底面部104に対向しており、軒樋ユニット1の内部に配置されて、軒樋ユニット側底面部104と接触している。
そして、連結部材側後面部36a、連結部材側上面部36b、連結部材側底面部36c及び連結部材側前面部36dは、一体成形されて中空閉断面を形成している。
以上により、係合部36は、軒樋ユニット1の内部に配置されて、軒樋ユニット1の端部と係合する構成となっている。
二つの連結部材側開口部38は、連結部材側前面部36dのうち、隣り合う軒樋ユニット1が備える凹部26とそれぞれ対応する部分を切り欠いて形成されており、連結部材側後面部36a、連結部材側上面部36b、連結部材側底面部36c及び連結部材側前面部36dによって形成される連結部材側閉鎖空間110と、凹部26とを連通している。
すなわち、連結部材側開口部38は、連結部材側閉鎖空間110と、流入部22とを連通している。
図6中に示すように、閉塞部材10は、軒樋ユニット1の外形輪郭に倣った形状に形成されており、閉塞部材側後面部112と、閉塞部材側上面部114と、閉塞部材側底面部116と、閉塞部材側前面部118と、閉塞部40とを備えている。
閉塞部材側後面部112は、軒樋ユニット側後面部100に倣った形状に形成されており、軒樋ユニット側後面部100よりも軒樋ユニット1の外側に配置されて、軒樋ユニット側後面部100と接触している。
閉塞部材側上面部114は、軒樋ユニット側上面部102に倣った形状に形成されており、軒樋ユニット側上面部102よりも軒樋ユニット1の外側に配置されて、軒樋ユニット側上面部102と接触している。
閉塞部材側前面部118は、軒樋ユニット側前面部106に倣った形状に形成されており、軒樋ユニット側前面部106よりも軒樋ユニット1の外側に配置されて、軒樋ユニット側前面部106と接触している。
そして、閉塞部材側後面部112、閉塞部材側上面部114、閉塞部材側底面部116及び閉塞部材側前面部118は、一体成形されて中空閉断面を形成している。
閉塞部40は、閉塞部材側後面部112、閉塞部材側上面部114、閉塞部材側底面部116及び閉塞部材側前面部118と一体成形されており、これらによって形成される中空閉断面を、軒樋ユニット1と連結される側と反対側の端部から閉塞している。
軒樋4が軒端に配置されている建物6の所在地において降雨が生じると、屋根8を流れる雨水が軒樋ユニット側上面部102へ流れる。そして、軒樋ユニット側上面部102に沿って流れてくる雨水が、上側突出部28に沿って流れて凹部26へ流入する。
また、軒樋4が軒端に配置されている建物6の所在地において降雨が生じると、下側突出部30の凹部26側に沿って流れてくる雨水が、凹部26へ流入する。
また、下側突出部30は、上側突出部28よりも外壁面から離れる方向へ突出している。さらに、凹部26の下端側は、下側突出部30から離れるにつれて、上方へ向かうように傾斜している。
このため、上側突出部28に沿って流れて凹部26へ流入した雨水や、下側突出部30の凹部26側に沿って流れて凹部26へ流入した雨水が、下側突出部30を乗り越えて、凹部26の外へ飛び出すことが抑制されている。
ここで、軒樋ユニット1cにおいて、凹部26へ流入し、軒樋ユニット側開口部32を通過して、軒樋ユニット側閉鎖空間108へ導入された雨水は、軒樋ユニット側底面部104を流れ、連結部材2bへ流れる。同様に、軒樋ユニット1bにおいて、軒樋ユニット側底面部104を流れた雨水は、連結部材2aへ流れる。
このとき、連結部材2bは、隣り合う軒樋ユニット1a,1bがそれぞれ有する、軒樋ユニット側閉鎖空間108を連通させているため、連結部材2bへ流れた雨水は、軒樋ユニット1bが備える軒樋ユニット側底面部104へ流れる。同様に、連結部材2aへ流れた雨水は、軒樋ユニット1aが備える軒樋ユニット側底面部104へ流れる。
このとき、連結部材2が有する連結部材側開口部38は、連結部材側閉鎖空間110と、凹部26とを連通している。
凹部26へ流入し、連結部材側閉鎖空間110へ導入され、軒樋ユニット1aが備える軒樋ユニット側底面部104を流れた雨水は、ドレンエルボ20を通じて、地表面Sへ落下する。
このため、金属材料等、剛性の高い材料を用いることなく、成形の容易な樹脂材料を用いた場合であっても、軒樋ユニット1の剛性を確保することが容易となるとともに、軒樋ユニット1の成形が容易となる。
その結果、軒樋ユニット1の製造コストを減少させることが可能となるため、軒樋4の製造コストを減少させることが可能となる。
このため、軒樋ユニット側上面部102に沿って流れてくる雨水、及び上側突出部28及び下側突出部30の凹部26側に沿って流れてくる雨水を、軒樋ユニット1の内部へ導入することが可能となる。
さらに、本実施形態の軒樋4であれば、流入部22を、少なくとも一部が軒樋ユニット側後面部100側へ突出しているとともに、外壁面12の幅方向に沿って延在する凹部26と、軒樋ユニット側上面部102及び凹部26の上端側と連続する上側突出部28と、凹部26の下端側及び軒樋ユニット側底面部104と連続し、且つ上側突出部28よりも外壁面12から離れる方向へ突出している下側突出部30とを備えた構成としている。
その結果、軒樋ユニット1を流れた後に、地表面Sに直接落下する雨水の割合を減少させることが可能となる。
また、本実施形態の軒樋4であれば、導入部24が、凹部26を貫通して、軒樋ユニット側閉鎖空間108に連通する軒樋ユニット側開口部32を有している。
このため、流入部22に流入した雨水が、軒樋ユニット側開口部32を通じて、軒樋ユニット側閉鎖空間108内に導入されることとなる。
その結果、軒樋ユニット側閉鎖空間108内に、落ち葉等の異物が侵入することが抑制され、軒樋ユニット1の内部において、雨水を円滑に流すことが可能となる。
このため、凹部26の下端側と下側突出部30との高低差を大きくすることが可能となり、軒樋ユニット側上面部102に沿って流れて凹部26へ流入した雨水、及び上側突出部28及び下側突出部30の凹部26側に沿って流れて凹部26へ流入した雨水が、下側突出部30を乗り越えて、凹部26の外へ飛び出すことが抑制されている。
また、本実施形態の軒樋4であれば、連結部材2を、本体部34と、係合部36とを備えた構成としており、係合部36が備える、連結部材側後面部36a、連結部材側上面部36b、連結部材側底面部36c及び連結部材側前面部36dが、一体成形されて中空閉断面を形成している。
このため、金属材料等、剛性の高い材料を用いることなく、成形の容易な樹脂材料を用いた場合であっても、連結部材2の剛性を確保することが容易となるとともに、連結部材2の成形が容易となる。
その結果、連結部材2の製造コストを減少させることが可能となるため、軒樋4の製造コストを減少させることが可能となる。
このため、凹部26に流入した雨水が、軒樋ユニット側開口部32を通過せずに軒樋ユニット1の端部へ移動しても、この雨水が、連結部材側開口部38を通じて、連結部材側閉鎖空間110へ流入する。
その結果、凹部26に流入した雨水を、軒樋ユニット1の内部へ導入することが可能となり、凹部26に流入した雨水が、軒樋ユニット1の外部へ飛び出すことを抑制することが可能となるため、軒樋ユニット1を流れた後に、地表面Sに直接落下する雨水の割合を減少させることが可能となる。
さらに、本実施形態の軒樋4では、凹部26の下端側が、下側突出部30から離れるにつれて、上方へ向かうように傾斜している構成としたが、これに限定されるものではなく、凹部26の下端側が、例えば、下側突出部30から離れるにつれて、下方へ向かうように傾斜していてもよい。もっとも、本実施形態の軒樋4のように、凹部26の下端側が、下側突出部30から離れるにつれて、上方へ向かうように傾斜している構成とすることが、凹部26の下端側と下側突出部30との高低差を大きくすることが可能となるため、好適である。
また、本実施形態の軒樋4では、連結部材2が、連結部材側開口部38を有している構成としたが、これに限定されるものではなく、連結部材2が、連結部材側開口部38を有していない構成としてもよい。もっとも、本実施形態の軒樋4のように、連結部材2が、連結部材側開口部38を有している構成とすることが、凹部26に流入した雨水を、軒樋ユニット1の内部へ導入することが可能となるため、好適である。
2 連結部材
4 軒樋
6 建物
8 屋根
12 建物の外壁面
22 流入部
24 導入部
26 凹部
28 上側突出部
30 下側突出部
32 軒樋ユニット側開口部
34 本体部
36 係合部
36a 連結部材側後面部
36b 連結部材側上面部
36c 連結部材側底面部
36d 連結部材側前面部
38 連結部材側開口部
100 軒樋ユニット側後面部
102 軒樋ユニット側上面部
104 軒樋ユニット側底面部
106 軒樋ユニット側前面部
108 軒樋ユニット側閉鎖空間
110 連結部材側閉鎖空間
112 閉塞部材側後面部
114 閉塞部材側上面部
116 閉塞部材側底面部
118 閉塞部材側前面部
S 地表面
Claims (5)
- 建物の軒端に配置される軒樋を形成する軒樋ユニットであって、
前記建物の外壁面側に配置される軒樋ユニット側後面部と、当該軒樋ユニット側後面部の上端側に連続する軒樋ユニット側上面部と、前記軒樋ユニット側後面部の下端側に連続する軒樋ユニット側底面部と、前記軒樋ユニット側上面部及び前記軒樋ユニット側底面部に連続し、且つ前記軒樋ユニット側上面部と前記軒樋ユニット側底面部との間に配置される軒樋ユニット側前面部と、を備え、
前記軒樋ユニット側後面部、前記軒樋ユニット側上面部、前記軒樋ユニット側底面部及び前記軒樋ユニット側前面部は、一体成形されて中空閉断面を形成し、
前記軒樋ユニット側前面部は、前記軒樋ユニット側上面部に沿って流れてくる液体が流入する流入部と、前記軒樋ユニット側後面部、前記軒樋ユニット側上面部、前記軒樋ユニット側底面部及び前記軒樋ユニット側前面部によって形成される軒樋ユニット側閉鎖空間へ、前記流入部に流入した液体を導入する導入部と、を備えることを特徴とする軒樋ユニット。 - 前記流入部は、少なくとも一部が前記軒樋ユニット側後面部側へ突出しているとともに前記外壁面の幅方向に沿って延在する凹部と、前記軒樋ユニット側上面部及び前記凹部の上端側を連続する上側突出部と、前記凹部の下端側及び前記軒樋ユニット側底面部を連続する下側突出部と、を備え、
前記導入部は、前記凹部を貫通して前記軒樋ユニット側閉鎖空間に連通する一または二以上の軒樋ユニット側開口部で形成され、
前記上側突出部は、前記軒樋ユニット側上面部と前記凹部の上端側とを滑らかに連続するように形成され、
前記下側突出部は、前記上側突出部よりも前記外壁面から離れる方向へ突出していることを特徴とする請求項1に記載した軒樋ユニット。 - 前記凹部の下端側は、前記下側突出部から離れるにつれて上方へ向かうように傾斜していることを特徴とする請求項2に記載した軒樋ユニット。
- 請求項1から3のうちいずれか1項に記載した隣り合う軒樋ユニット同士を連結部材で連結して形成される軒樋であって、
前記連結部材は、前記軒樋ユニットの外形輪郭に倣った形状に形成され、且つ隣り合う前記軒樋ユニットがそれぞれ有する前記軒樋ユニット側閉鎖空間同士を連通させる本体部と、当該本体部と一体成形され、且つ前記軒樋ユニットの端部と係合する係合部と、を備え、
前記係合部は、前記軒樋ユニット側後面部に対向する連結部材側後面部と、前記軒樋ユニット側上面部に対向する連結部材側上面部と、前記軒樋ユニット側底面部に対向する連結部材側底面部と、前記軒樋ユニット側前面部に対向する連結部材側前面部と、を備え、
前記連結部材側後面部、前記連結部材側上面部、前記連結部材側底面部及び前記連結部材側前面部は、一体成形されて中空閉断面を形成していることを特徴とする軒樋。 - 前記連結部材は、前記連結部材側後面部、前記連結部材側上面部、前記連結部材側底面部及び前記連結部材側前面部によって形成される連結部材側閉鎖空間と前記流入部とを連通する一または二以上の連結部材側開口部を有していることを特徴とする請求項4に記載した軒樋。
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