JP5043355B2 - 凹凸補正用化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、凹凸補正用化粧料に関し、更に詳細には、特定のエステル化合物と特定の球状粉体を配合することにより、肌への密着性が良好で、毛穴や小じわ等の肌の好ましくない欠点を目立たなくする凹凸補正効果に優れ、かつ素肌感や透明感が損なわれることなくツヤ感を付与することができ、凹凸補正効果の持続性にも優れた凹凸補正用化粧料に関するものである。
近年の高齢化社会において、いつまでも若々しい肌でいたいというニーズにより、種々の凹凸補正効果を有する化粧料が開発されている。凹凸補正用化粧料とは、メーキャップ化粧料の前後に、肌上の小じわや毛穴等の好ましくない微小な凹凸を目立たなくする特殊用途の化粧料や、好ましくない微小な凹凸を目立たなくする機能を付加したファンデーション、コンシーラー、下地化粧料、アイクリーム等の化粧料のことであり、多数の商品が発売され、市場で好評を得ている。
これら従来の凹凸補正用化粧料として、特定のシリコーンと粉体の組み合わせでたれ落ちないことを特徴とする凹凸補正用化粧料(例えば、特許文献1〜4参照)や、高い透過率と拡散透過性を有する薄片状金属酸化物を高配合してシワ隠し効果を付与させた凹凸補正用化粧料(例えば、特許文献5、6参照)や、隠蔽性の少ない半透明球状粉体と、シリコーンと水を含有することにより不自然さのなさを特徴とする凹凸補正用化粧料(例えば、特許文献7、8参照)等が開発されている。
特開平11−60445号公報 特開平9−315936号公報 特開2005−336161号公報 特開2005−41795号公報 特公平7−29902号公報 特開平8−73316号公報 特開平11−349442号公報 特開2000−7551号公報
しかしながら、前記特許文献1〜4の技術では、シリコーンの中でも分子量の高い特定のシリコーンを配合しているため、毛穴や小じわ等の肌の好ましくない欠点を目立たなくする凹凸補正効果はあるものの塗布後のツヤ感に欠け、生き生きとした化粧膜が得にくく、また、特許文献5〜8の技術では粉体を高配合する必要があるために、塗布後のツヤ感に欠け、化粧膜の仕上りの自然さが損なわれてしまう場合があった。
このため、肌への密着性が良好で、毛穴や小じわ等の肌の好ましくない欠点を目立たなくする凹凸補正効果に優れ、かつ素肌感や透明感が損なわれることなくツヤ感を付与することができ、凹凸補正効果の持続性にも優れた凹凸補正用化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情に鑑み、本発明者らは鋭意検討した結果、塗布膜における凹凸補正効果を発揮する油剤と粉体の屈折率に着目し、特定のエステル化合物であるダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物と特定屈折率の球状粉体を組み合わせて用いることで、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、次の成分(a)および(b);
(a)下記化学式(1)に示すダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物
R3OCO−R1−(−COO−R2−OCO−R1−)n−COOR3 ・・・(1)
(式中、Rはダイマー酸残基を、Rはダイマージオール残基を、Rはイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
、(b)屈折率1.35〜1.5の球状粉体
を配合することを特徴とする凹凸補正用化粧料を提供するものである。
そして、成分(a)の配合量が1〜60質量%である凹凸補正用化粧料を提供するものであり、また、成分(a)と成分(b)の配合質量比が1:0.2〜1:10である凹凸補正用化粧料を提供するものである。
本発明の凹凸補正用化粧料は、特定のエステル化合物と特定の球状粉体を配合することにより、肌への密着性が良好で、毛穴や小じわ等の肌の好ましくない欠点を目立たなくする凹凸補正効果に優れ、かつ素肌感や透明感が損なわれることなくツヤ感を付与することができ、凹凸補正効果の持続性にも優れるものである。
以下、本発明について詳しく説明を記載する。
本発明に用いられる成分(a)のダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物(以下、単に「エステル化合物」と表す場合がある)は、下記一般式(1)で表すことができる。
R3OCO−R1−(−COO−R2−OCO−R1−)n−COOR3 ・・・(1)
(式中、Rはダイマー酸残基を、Rはダイマージオール残基を、Rはイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
本発明に用いられる成分(a)のエステル化合物は、ダイマー酸とダイマージオールから得られるオリゴマーエステルの両末端に存在するカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物である。
出発物質である、ダイマー酸は、不飽和脂肪酸の分子間重合反応によって得られるが、炭素数が11〜22の不飽和脂肪酸を2量化して得られ、炭素数36程度の二塩基酸が主成分である。CAS番号で、61788−89−4が該当する。また、ダイマー化反応において、二重結合を水素化した、水素添加ダイマー酸が好ましい。市販品としては、例えばPRIPOL1006、同1009、同1015、同1025等(ユニケマ社製)が挙げられる。
ダイマージオールは、前記ダイマー酸及び/又はその低級アルコールエステルを触媒存在下で水素添加して、ダイマー酸のカルボン酸部分をアルコールとした炭素数36程度のジオールを主成分としたものである。市販品としては、例えばPRIPOL2033等(ユニケマ社製)が挙げられる。
イソステアリルアルコールは、ダイマー酸の副産物から得られた脂肪酸を還元して得られるものや、ガーベット法により得られるもの、アルドール縮合法により得られるもの等が挙げられるが、特に限定されず、いずれのものを使用することもできる。市販品としては、例えばSpeziol C18 ISOC(コグニス社製)等が挙げられる。
成分(a)のエステル化合物の製造方法は、特に限定されないが、例えば、ダイマー酸とダイマージオールをエステル化してオリゴマーエステルを得た後、更にイソステアリルアルコールで、カルボキシル基をエステル化することにより得ることができる。また、ダイマー酸とダイマージオール及びイソステアリルアルコールを一度にエステル化させることにより得ることができる。
成分(a)の製造において、中間体としてオリゴマーエステルを得る場合、中間体であるダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルは、それぞれの仕込み比を変えることにより、得られるエステルの平均エステル化度や平均分子量を調整することができる。その仕込み比の範囲は、ダイマー酸1モル当量に対してダイマージオールを0.4〜0.9モル当量であることが好ましい。更に、イソステアリルアルコールでエステル化する場合、残存するカルボキシル基に対し0.8〜1.5モルであることが好ましい。
成分(a)のエステル化合物を得る場合の、エステル化反応の条件は特に限定されず、通常用いられる方法で行われる。例えば、触媒としてパラトルエンスルホン酸、硫酸、塩酸、メタンスルホン酸、三フッ化硼素ジエチルエーテル錯体等を用い、溶媒としてヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン等を用いて、50〜260℃で行うことができる。あるいは無溶剤、無触媒でも100〜260℃でエステル化を行うことができる。
成分(a)のエステル化合物は、25℃における粘度が10,000〜20,000mPa・sであることが好ましい。このようなエステル化合物としては、LUSPLAN DA−DD−IS(日本精化社製)が挙げられる。尚、粘度は、コーンプレート型粘度計(Haake社製ROTO visco1)を用い、条件は、ずり速度100(1/s)、コーン直径35mm、角度2°で測定した。
本発明の凹凸補正用化粧料における成分(a)の配合量は、特に限定されないが、1〜60質量%(以下、単に「%」と省略する)が好ましく、2〜20%がより好ましい。この範囲であれば、肌への密着性が良好で、毛穴や小じわ等の肌の好ましくない部分の陰影を目立たなくする凹凸補正効果に優れ、ツヤ感の付与にも優れた良好なものが得られる。
本発明に用いられる成分(b)は、屈折率1.35〜1.5の素材からなるもので、形状としては、真球状のものだけでなく楕球状等略球状も含む球状の粉体である。屈折率が1.35〜1.5の範囲であることにより、肌の凹凸部の陰影を明るく見せる効果に優れ、自然な仕上がりとなり、形状が球状であることにより、肌上でののび広がりを良好なものとし、肌の毛穴や小じわ等の凹部にスムーズに入り込み、肌の凹凸を目立たなくする。
成分(b)としては、一般に化粧料に配合されるものであれば、無機粉体、有機粉体、それらの複合物、或いはシリコーン油や金属石鹸、エステル、ワックス等で表面処理したもの等、いずれのものも用いることができ、一種又は二種以上が選択され用いられる。
無機粉体としては、例えば、無水ケイ酸、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、酸化ジルコニウム、酸化セリウム等が挙げられ、有機粉体としては、例えば、アクリル系高分子、ナイロン、スチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、セルロース、オルガノポリシロキサンエラストマー等のシリコーンまたはそれらの共重合体、シルク等が挙げられるが、使用感触、肌の凹凸補正効果において有機粉体の方がより好ましく、更に、アクリル系高分子、ナイロン、スチレン、シリコーン、またはそれらの共重合体からなる球状粉末が特に好ましい。特に好ましいアクリル系高分子においては、アクリル酸メチル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸メチル等のメタクリル酸エステル等が、また共重合体としては、アクリル酸エステル・メタクリル酸エステル共重合体、これらとアクリル酸、メタクリル酸等との共重合体、メタクリル酸メチル・スチレン共重合体等が挙げられる。
市販品としては、トレフィルE−505C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製、屈折率:1.39)、KSP−100(信越化学工業社製、屈折率:1.43)、トスパール145A(東芝シリコーン社製、屈折率:1.39)、マツモトマイクロスフェアーM101(松本油脂製薬社製、屈折率:1.49)等が挙げられる。
成分(b)の球状粉体の平均粒径は特に限定されないが、1〜40μm(レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(LA−910、HORIBA製))が好ましい。この範囲であれば、肌上でののび広がりが良好で、毛穴や小じわ等の肌の好ましくない部分の凹部にスムーズに入り込み、凹凸を目立たなくする凹凸補正効果に優れたものが得られる。
本発明の凹凸補正用化粧料への成分(b)の配合量は、特に限定はされないが、0.5〜15%が好ましく、更に好ましくは1〜10%である。この範囲であれば、肌上でののび広がりが良好で、毛穴や小じわ等の肌の好ましくない欠点を目立たなくする凹凸補正効果に優れ、素肌感や透明感に優れたものが得られる。
成分(a)のエステル化合物と成分(b)の屈折率1.35〜1.5の球状粉体の配合質量比は、特に限定されないが、好ましくは1:0.2〜1:10である。この範囲であれば、塗布時ののび広がりに優れ、素肌感や透明感に優れ、自然な仕上がりの化粧膜となり、肌の毛穴や小じわ等の凹凸を目立たなくする効果に非常に優れたものが得られる。
本発明の凹凸補正用化粧料には、上記必須成分の他に、通常、化粧料に使用される成分、例えば、上記成分(a)のエステル化合物以外の油剤、成分(b)の球状粉体以外の粉体、界面活性剤、油ゲル化剤、水性成分、紫外線吸収剤、水溶性高分子、トリメチルシロキシケイ酸等の油溶性被膜形成剤、パラオキシ安息香酸誘導体、フェノキシエタノール等の防腐剤、ビタミン類、美容成分、香料等を本発明の効果を損なわない量的質的範囲で適宜配合することができる。
本発明の凹凸補正用化粧料の剤型は、粉体型、水中油型や油中水型等の乳化型、油性型、水性型等の各種化粧料剤型に適用可能であり、常法により製造される。また、その形態は、粉末状、ケーキ状、スティック状、球状、液状、乳液状、クリーム状、ジェル状等の何れでも良い。
そして、本発明の凹凸補正用化粧料は、ファンデーション、白粉、頬紅、コンシーラー、下地料等のメーキャップ化粧料や美容液、デイクリーム、日焼け止め料等のスキンケア化粧料等の凹凸補正効果を付与した化粧料等として用いることが出来る。
以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
(合成例1)
ダイマー酸ダイマージオールオリゴマーエステルイソステアリルアルコールエステル
水素添加ダイマー酸(PRIPOL1006:ユニケマ社製)200g(0.348モル)及びダイマージオール(PRIPOL2033:ユニケマ社製)132g(0.243モル)を反応器に仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら5時間エステル化反応を行い、中間体であるダイマー酸ダイマージオールオリゴマーエステル(ダイマー酸:ダイマージオール=1:0.7)323gを得た。さらに、当該オリゴマーエステル307gとイソステアリルアルコール(Speziol C18 ISOC:コグニス社製)59g(0.217モル)を反応器に仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら10時間エステル化反応を行い、目的のエステル351gを得た。得られたエステルは、色相ガードナー2、酸価5.2、ケン化価111、粘度15,000mPa・s、屈折率1.48であった。
実施例1(本発明品1〜5及び比較品1〜6):クリーム状水中油型美容液
表1に示す組成のクリーム状水中油型美容液を下記製造方法により調製し、「肌への密着性」、「凹凸補正効果」、「凹凸補正効果の持続性」、「塗布後のツヤ感」の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定し、結果を併せて表1に示した。
(製造方法)
A:成分1〜6を均一に混合分散させる。
B:成分7〜13を均一に混合分散させる。
C:成分14を成分22の一部に均一に混合分散させる。
D:成分15を成分22のさらに一部と均一に混合溶解させる。
E:成分16〜21均一に混合し、成分22の残部に分散させる。
F:A、Bを70℃に加熱し、BにAを添加・混合する。
G:Fを50℃に冷却し、C〜Eを添加・混合する。
〔評価方法〕
化粧品評価専門パネル20名に、前記発明品及び比較品のクリーム状水中油型美容液を毛穴や小じわの目立つ小鼻および唇周辺に、適量取って塗布してもらい、「肌への密着性」、「凹凸補正効果」、「凹凸補正効果の持続性」「塗布後のツヤ感」の其々の項目について、各自が以下の評価基準に従って5段階評価し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。尚、「凹凸補正効果の持続性」については、塗布直後の状態と塗布後3時間の状態を比較し、評価してもらった。
評価基準:
[評価結果] :[評 点]
非常に良好 : 5点
良好 : 4点
普通 : 3点
やや不良 : 2点
不良 : 1点
判定基準:
[評点の平均点] :[判 定]
4.5以上 : ◎
3.5以上〜4.5未満 : ○
1.5以上〜3.5未満 : △
1.5未満 : ×
表1の結果から明らかなように、本発明品1〜5のクリーム状水中油型美容液は、「肌への密着性」、「凹凸補正効果」、「凹凸補正効果の持続性」、「塗布後のツヤ感」の全ての項目に優れた凹凸補正用化粧料であった。これに対して、成分(a)のエステル化合物を配合しない比較品1では、「肌への密着性」、「塗布後のツヤ感」の項目において特に良好でなかった。成分(a)の代わりに他の油剤を配合した比較品2、3では全体的に効果が劣っていた。成分(b)の球状粉体(架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体)の代わりに、屈折率が1.5より高い球状粉体を用いた比較品4や屈折率が1.35〜1.5の範囲にある板状粉体を用いた比較品5や屈折率が1.5より高い板状粉体を用いた比較品6では「凹凸補正効果」が良好でなかった。
実施例2:水中油型リキッドファンデーション
(成分) (%)
1.セタノール 2
2.ステアリン酸 10
3.モノステアリン酸グリセリン 0.5
4.流動パラフィン 5
5.パラメトキシケイ皮酸―2−エチルヘキシル 5
6.エステル化合物(注1) 5
7.ベンガラ 0.1
8.黄色酸化鉄(注7) 0.4
9.黒色酸化鉄(注8) 0.05
10.メチルシロキサン網状重合体(注9) 2
11.モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 1
12.カルボキシルビニルポリマー 0.1
13.1,3−ブチレングリコール 10
14.防腐剤 0.2
15.精製水 残量
16.トリエタノールアミン 0.2
注7:タロックスイエローレモン(チタン工業社製)
注8:タロックスブラックBL−100(チタン工業社製)
注9:トレフィルE−505C(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)
(屈折率:1.39)
(製造方法)
A:成分1〜6を70℃で加熱混合する。
B:Aに7〜11を加えて70℃で均一に混合する。
C:12〜15に16を加えて中和したものに、Bを添加して70℃で乳化後、冷却して水中油型リキッドファンデーションを得た。
実施例2の水中油型リキッドファンデーションは、肌への密着性、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、ツヤ感に優れた凹凸補正用化粧料であった。
実施例3:スティック状コンシーラー
(成分) (%)
1.エステル化合物(注1) 5
2.コハク酸ジ−2−エチルヘキシル 10
3.トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル 10
4.ジメチルポリシロキサン(10mPa・s) 10
5.デカメチルシクロペンタシロキサン 5
6.セレシンワックス 6
7.キャンデリラワックス 5
8.イヌリンステアレート(注10) 4
9.雲母チタン(注11) 2
10.酸化チタン(注6) 8
11.架橋型シリコーン・網状型シリコーンブロック共重合体(注3) 5
12.タルク 5
13.ベンガラ(注12) 1
14.黄色酸化鉄(注6) 2.5
15.黒色酸化鉄(注7) 0.5
16.部分架橋型メチルポリシロキサン重合物(注2) 3
17.ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体(注13) 2
18.モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.3
19.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
20.ヘプタオレイン酸デカグリセリン 0.5
21.フェノキシエタノール 0.3
22.エタノール 5
23.精製水 残量
24.カルボキシビニルポリマー 0.1
25.トリエタノールアミン 適量
注10:レオパール ISK(千葉製粉社製)
注11:チミロンスーパーシーン MP−1001(メルク社製)
注12:タロックスレッドR516L(チタン工業社製)
注13:ABIL EM−90(ゴールドシュミット社製)
(製造方法)
A.成分1〜7を70℃で均一に加熱溶解する。
B.Aと成分8〜20を70℃で混合する。
C.成分21〜25を70℃で均一に混合する。
D.Bを攪拌しながら、Cを添加して70℃で乳化する。
E.Dを容器に充填してスティック状コンシーラーを得た。
実施例3のスティック状コンシーラーは、肌への密着性、凹凸補正効果、凹凸補正効果の持続性、ツヤ感に優れた凹凸補正用化粧料であった。

Claims (3)

  1. 次の成分(a)および(b);
    (a)下記一般式(1)に示すダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物
    OCO−R−(−COO−R−OCO−R−)n−COOR・・・(1)
    (式中、Rはダイマー酸残基を、Rはダイマージオール残基を、Rはイソステア
    リルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
    (b)屈折率1.35〜1.5の球状粉体
    、成分(a)と成分(b)の配合質量比1:0.2〜1:0.6で配合することを特徴とする水中油型または油中水型凹凸補正用化粧料。
  2. 成分(a)の配合量が1〜60質量%であることを特徴とする請求項1記載の水中油型または油中水型凹凸補正用化粧料。
  3. 成分(a)の配合量が2〜20質量%であることを特徴とする請求項2記載の水中油型または油中水型凹凸補正用化粧料
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