JP2003095870A - 水中油型凹凸補正化粧料 - Google Patents
水中油型凹凸補正化粧料Info
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Abstract
く、保湿感が良好であり、自然な仕上がりで肌の凹凸を
目立たなくさせる優れた水中油型凹凸補正化粧料を提供
すること。 【解決手段】成分(a)平均分子量が5000〜300
00であるポリエチレングリコ−ルを0.1〜10質量
%、成分(b)屈折率が1.3〜1.5である粉体を5
〜30質量%とを含有することを特徴とする水中油型凹
凸補正化粧料。また更に、成分(c)として水素添加レ
シチンを含有することを特徴とする前記水中油型凹凸補
正化粧料。
Description
00〜30000であるポリエチレングリコ−ル及び屈
折率が1.3〜1.5である粉体をそれぞれ特定量含有
する水中油型凹凸補正化粧料に関し、更に詳細には、適
度な密着感を有するため塗布時にヨレが無く、保湿感が
良好であり、自然な仕上がりで肌の凹凸を目立たなくさ
せる水中油型凹凸補正化粧料に関するものである。
等の女性が気になる肌上の凹凸を目立たなく見せる化粧
料である。従来の凹凸補正化粧料は、酸化チタン等の隠
蔽力の高い粉体で肌の凹凸を埋めるか又は覆い隠すこと
により、擬似的に平滑な肌に見せる技術が用いられてい
た。具体的には、ファンデ−ション、コンシ−ラ−、コ
ントロ−ル等のメーキャップ化粧料に、このような技術
が用いられていた。また近年、消費者の需要の多様化に
伴い、凹凸補正化粧料においても、より自然で素肌感の
ある仕上がりでありながら、肌の凹凸を目立たなくする
ことが求められ、様々な提案がなされてきた。例えば、
特開平11−60445号公報に開示されている、特定
範囲の屈折率を有する粉体と高粘度のシリコ−ン油を併
用して、透明性の高い凹凸補正組成物を得る技術、特開
平9−227332号公報に開示されている、架橋した
固体有機ポリシロキサンエラストマーを用いて肌のツヤ
を消す技術、特開平3−5412号公報に開示されてい
る、固体脂と体質顔料を特定量含有し、肌の凹凸を埋め
て皺を隠す水中油型の皺隠し用化粧料を得る技術等が挙
げられる。
囲の屈折率を有する粉体と高粘度のシリコ−ン油を併用
する技術では、シリコ−ン油が肌との馴染みが悪いた
め、経時的に肌から分泌される汗や皮脂により、化粧膜
が肌上でヨレてしまう場合があった。また、架橋した固
体有機ポリシロキサンエラストマーを用いて肌のツヤを
消す技術でも、長時間使用すると化粧膜が肌上でヨレて
しまう場合があった。また、みずみずしい使用感と保湿
感を付与するために、水中油型の凹凸補正化粧料も提案
されている。更に、固体脂と体質顔料を特定量含有し、
肌の凹凸を埋めて皺を隠す水中油型の皺隠し用化粧料の
技術では、保湿感が失われ、肌が経時的に乾燥する場合
があった。このため、適度な密着感を有するため塗布時
にヨレが無く、保湿感が良好であり、自然な仕上がりで
肌の凹凸を目立たなくさせる水中油型凹凸補正化粧料の
開発が望まれていた。
明者らは鋭意研究を重ねた結果、水中油型化粧料に平均
分子量が5000〜30000であるポリエチレングリ
コ−ルと屈折率が1.3〜1.5の粉体をそれぞれ特定
量含有させると、上記課題を解決する優れた水中油型凹
凸補正化粧料が得られることを見出し、本発明を完成さ
せた。
(b); (a)平均分子量が5000〜30000であるポリエ
チレングリコ−ルを0.1〜10質量% (b)屈折率が1.3〜1.5である粉体を5〜30質
量% を含有することを特徴とする水中油型凹凸補正化粧料を
提供するものである。また更に、成分(c)として水素
添加レシチンを含有することを特徴とする前記水中油型
凹凸補正化粧料を提供するものである。
本発明に用いられる成分(a)のポリエチレングリコ−
ルは、本発明の水中油型凹凸補正化粧料において、成分
(b)と肌との密着性を高めることにより、化粧膜のヨ
レを防止するものであり、更に肌へ保湿感を与えるもの
でもある。成分(a)のポリエチレングリコールの平均
分子量は、5000〜30000であることが必須であ
り、より好ましくは、10000〜25000である。
平均分子量が5000未満のポリエチレングリコールで
は、密着性が低く、化粧膜のヨレを防止する効果が得ら
れず、また平均分子量が30000を超えるポリエチレ
ングリコールでは、塗布時の伸び広がりが悪くなり、保
湿感が得られ難くなるため好ましくない。成分(a)の
ポリエチレングリコールは、単一で平均分子量が500
0〜30000の範囲のものを用いることができるが、
異なる分子量の物を二種以上組み合わせて平均分子量が
5000〜30000の範囲になるように調整したもの
でも良い。
成分(a)の含有量は、0.1〜10質量%(以下、単
に「%」と略す。)であることが必須であり、更に1〜
5%が好ましい。この範囲であれば、化粧膜のヨレがな
く、より保湿感に優れた水中油型凹凸補正化粧料を得る
ことができる。成分(a)の含有量が、0.1%未満の
場合は、化粧膜のヨレを防止する効果が得られ難く、1
0%を超える場合は、塗布時の伸び広がりを悪くするた
め、好ましくない。
発明の水中油型凹凸補正化粧料において、肌の凹凸をぼ
かすものであり、スネルの法則による屈折率が1.3〜
1.5の範囲の粉体である。成分(b)として、屈折率
が1.3未満である粉体は、肌上での透明性が高くな
り、肌の凹凸をぼかす効果が得られ難く、また、屈折率
が1.5を超える粉体は、化粧膜が不自然になったり、
かえって肌の凹凸を目立たせる場合があるため、何れも
好ましく無い。成分(b)の屈折率が1.3〜1.5の
粉体は、具体的には、シリカ、ナイロンパウダ−、ポリ
エチレンパウダ−、ポリスチレンパウダ−、ポリメタク
リル酸アルキルパウダ−、炭酸マグネシウム、硫酸バリ
ウム等が挙げられ、これらを一種又は二種以上用いるこ
とができる。成分(b)の粉体は、肌の凹凸をぼかす観
点より、平均粒径が1〜30μmであることが好まし
い。また、成分(b)の粉体の形状は、不定形、球状、
針状、板状等の何れでも良い。尚、成分(b)の粉体
は、フッ素化合物、シリコーン系油剤、金属石ケン、ロ
ウ、界面活性剤、油脂、炭化水素等を用いて公知の方法
により表面処理を施して用いても良い。
成分(b)の含有量は、5〜30%であることが必須で
あり、更に8〜20%が好ましい。この範囲であれば、
肌の凹凸をぼかす効果に優れた水中油型凹凸補正化粧料
を得ることができる。成分(b)の含有量が、5%未満
の場合は、肌の凹凸をぼかす効果が得られ難く、30%
を超える場合は、塗布時の伸び広がりを悪くするため、
好ましくない。
ては、エモリエント効果をより高めるために、成分
(c)として水素添加レシチンを含有させることができ
る。本発明の水中油型凹凸補正化粧料において、成分
(c)は乳化剤として用いられることも可能である。こ
のような成分(c)は、具体的には、大豆、卵黄等から
抽出した天然レシチンを常法に従って水素添加したも
の、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノール
アミン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジル
セリン、中性リン脂質等を水素添加したもの等が挙げら
れ、これらを一種又は二種以上用いることができる。
(c)を含有する場合の含有量は、0.1〜5%である
ことが好ましい。この範囲であれば、使用性が良好で、
より優れたエモリエント感を有する水中油型凹凸補正化
粧料を得ることができる。
水の含有量は、40〜95%が好ましい。
リコーン油以外の通常化粧料に用いられる油剤を含有す
ることができる。このような油剤は、動物油、植物油、
合成油等の起源及び、固形油、半固形油、液体油、揮発
性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、ロウ類、
硬化油類、エステル油類、高級アルコール類、フッ素系
油類、ラノリン誘導体類等の油剤が挙げられる。具体的
には、流動パラフィン、α−オレフィンオリゴマー、ス
クワラン、ワセリン等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマ
シ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の
油脂類、ミツロウ、カルナウバワックス、キャンデリラ
ワックス等のロウ類、アジピン酸ジイソブチル、アジピ
ン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチル
ウンデシル、モノイソステアリン酸アルキルグリコー
ル、イソステアリン酸イソセチル、トリイソステアリン
酸トリメチロールプロパン、ジ−2−エチルヘキサン酸
エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、ジ
−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、トリ
−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テト
ラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール、オク
タン酸セチル、オクチルドデシルガムエステル、オレイ
ン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、オレイン
酸デシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、クエ
ン酸トリエチル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸ア
ミル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ステアリン酸イソセチ
ル、ステアリン酸ブチル、セバシン酸ジイソプロピル、
セバシン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、乳酸
ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸
2−エチルヘキシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシ
ル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、12−ヒド
ロキシステアリル酸コレステリル、ジペンタエリスリト
ール脂肪酸エステル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリ
スチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキ
シルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ジメチルオクタ
ン酸ヘキシルデシル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸ヘ
キシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オク
チルドデシルエステル、リンゴ酸ジイソステアリル、ロ
ジン酸ペンタエリトリットエステル、アセトグリセリ
ル、トリイソオクタン酸グリセリル、トリイソステアリ
ン酸グリセリル、トリイソパルミチン酸グリセリル、ト
リ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、モノステアリン
酸グリセリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリ
ル、トリミリスチン酸グリセリル、ミリスチン酸イソス
テアリン酸ジグリセリル等のエステル類、N−ラウロイ
ル−L−グルタミン酸ジ(フィトステアリル・2−オク
チルドデシル)、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ
(コレステリル・ベヘニル・オクチルドデシル)、N−
ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オク
チルドデシル)等のアミノ酸系油剤、ステアリルアルコ
ール、セチルアルコール、ベヘニルアルコール、ラウリ
ルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルア
ルコール等の高級アルコール類、パーフルオロポリエー
テル等のフッ素系油類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノ
リン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノ
リン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸
エステル、デンプン脂肪酸エステル、ステアリン酸カル
シウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられ、これらを一種
又は二種以上用いることができる。本発明の水中油型凹
凸補正化粧料における油剤の含有量は、1〜50%が好
ましい。尚、本発明の水中油型凹凸補正化粧料には、シ
リコーン油を含有させると肌馴染みが悪くなるため好ま
しくないので、実質的にシリコーン油を含有しないもの
である。
散剤、湿潤剤、化粧持続性向上等の目的で、界面活性剤
を含有することができる。このような界面活性剤として
は、通常化粧料に一般に用いられている界面活性剤であ
れば何れでも良く、非イオン性界面活性剤、アニオン性
界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等
が挙げられる。非イオン界面活性剤としては、例えば、
グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコー
ル付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアル
キレングリコール付加物、プロピレングリコール脂肪酸
エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビ
タン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加
物、ソルビトールの脂肪酸エステル及びそのアルキレン
グリコール付加物、ポリアルキレングリコール脂肪酸エ
ステル、蔗糖脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンア
ルキルエーテル、グリセリンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエ
チレン硬化ヒマシ油、ラノリンのアルキレングリコール
付加物、ポリオキシアルキレンアルキル共変性シリコー
ン、ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられ、これら
を一種又は二種以上組み合わせて用いることができる。
アニオン界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼ
ン硫酸塩、アルキルスルホン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、α−スルホン
化脂肪酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−メチル−N
−アルキルタウリン塩、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエ
ーテル硫酸塩、アルキル燐酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル燐酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテル燐酸塩、N−アシルアミノ酸塩、N−ア
シル−N−アルキルアミノ酸塩、ο−アルキル置換リン
ゴ酸塩、アルキルスルホコハク酸塩等が挙げられ、これ
らを一種又は二種以上組み合わせて用いることができ
る。カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルア
ミン塩、ポリアミン及びアルカノールアミン脂肪酸誘導
体、アルキル四級アンモニウム塩、環式四級アンモニウ
ム塩等が挙げられ、これらを一種又は二種以上組み合わ
せて用いることができる。両性界面活性剤としては、ア
ミノ酸タイプやベタインタイプのカルボン酸型、硫酸エ
ステル型、スルホン酸型、リン酸エステル型のものがあ
り、人体に対して安全とされるものが使用できる。例え
ば、N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシ
ルメチルアンモニウムベタイン、N,N−ジアルキルア
ミノアルキレンカルボン酸、N,N,N−トリアルキル
−N−スルフォアルキレンアンモニウムベタイン、N,
N−ジアルキル−N,N−ビス(ポリオキシエチレン硫
酸)アンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロ
キシエチル−1−カルボキシメチルイミダゾリニウムベ
タイン等が挙げられ、これらを一種又は二種以上組み合
わせて用いることができる。本発明の水中油型凹凸補正
化粧料に界面活性剤を含有する場合の含有量は、0.0
1〜5%が好ましい。
記成分の他、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に
応じて、成分(a)以外の水性成分、水溶性高分子、成
分(b)以外の粉体、ベンゾフェノン系,PABA系,
桂皮酸系,サリチル酸系,4−tert−ブチル−4’
−メトキシジベンゾイルメタン,オキシベンゾン等の紫
外線吸収剤、トリメチルシロキシケイ酸,アクリル−シ
リコーングラフト共重合体等の被膜形成性樹脂、タンパ
ク質,ムコ多糖,コラーゲン,エラスチン等の保湿剤、
α−トコフェロール,アスコルビン酸等の酸化防止剤、
ビタミン類,消炎剤,生薬等の美容成分、パラオキシ安
息香酸エステル,フェノキシエタノール等の防腐剤、香
料等を適宜配合することができる。
成分は、感触調整剤、保湿剤、清涼剤、防腐剤等の目的
で用いられるものであり、エタノール,イソプロピルア
ルコール等のアルコール類、プロピレングリコール,
1,3−ブチレングリコール,ジプロピレングリコール
等のグリコール類、グリセリン,ジグリセリン,ポリグ
リセリン等のグリセロール類等が挙げられ、これらを一
種又は二種以上用いることができる。本発明の水中油型
凹凸補正化粧料にこれら水性成分を含有する場合の含有
量は、概ね0.1〜30%が好ましい。
調整剤、感触調整剤等の目的で用いられるものであり、
グアーガム、スクレロチウムガム、ジェランガム、ペク
チン、寒天、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロ
ン酸、アラビアガム、アルギン酸ナトリウム、カラギー
ナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、メチル
セルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、アルキ
ル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリアクリル酸アミド等が挙げられ、これらを一種
又は二種以上用いることができる。本発明の水中油型凹
凸補正化粧料にこれら水溶性高分子を含有する場合の含
有量は、概ね0.01〜5%が好ましい。
は、乳液状、クリ−ム状、ゲル状等の何れでも良い。ま
た、本発明の水中油型凹凸補正化粧料は、凹凸補正効果
を有する下地化粧料や凹凸補正効果を有するコントロ−
ル料等にも適用されるものである。
説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものでは
ない。
ム状凹凸補正料 表1〜3に示す組成のクリーム状凹凸補正料を以下に示
す製造方法により調製し、「化粧膜のヨレの無さ」、
「保湿感」、「エモリエント感」、「肌の凹凸の目立ち
にくさ」、「自然な仕上がり感」の各項目について以下
に示す評価方法及び判定基準により判定し、結果を併せ
て表1〜3に示した。
た。
価パネル20名に、実施例及び比較例のクリ−ム状凹凸
補正料を使用してもらい、「化粧膜のヨレの無さ」、
「保湿感」、「エモリエント感」、「自然な仕上がり
感」の各項目について、下記の5段階評価基準にて評点
を付し、全パネルの評点の平均値を算出し、以下の判定
基準により判定した。
価パネル20名に、実施例及び比較例のクリ−ム状凹凸
補正料を右目尻部に約0.2g指にて塗布してもらい、
左目尻部と鏡にて比較し、肌の凹凸が目立たないと感じ
たパネルの人数により、「肌の凹凸の目立ちにくさ」を
以下の判定基準に従って判定した。 (判定基準) 肌の凹凸が目立たないと感じた人数 : 判定 17人以上 : ◎ 13〜17人未満 : ○ 7〜13人未満 : △ 7人未満 : ×
明品の実施例1〜11のクリ−ム状凹凸補正料は、「化
粧膜のヨレの無さ」、「保湿感」、「エモリエント
感」、「肌の凹凸の目立ちにくさ」、「自然な仕上がり
感」の全ての項目に優れた水中油型凹凸補正化粧料であ
った。一方、成分(a)を含有しない比較例1及び2で
は、化粧膜のヨレの無さにおいて、成分(b)を含有し
ない比較例3及び4は、肌の凹凸を目立たせなくする効
果において、何れも実施例より劣るものであった。
凸補正下地料を得た。 実施例12の乳液状凹凸補正下地料は、「化粧膜のヨレ
の無さ」、「保湿感」、「エモリエント感」、「肌の凹
凸の目立ちにくさ」、「自然な仕上がり感」の全ての項
目に優れた水中油型凹凸補正化粧料であった。
トロールを得た。 実施例13のクリーム状凹凸補正コントロールは、「化
粧膜のヨレの無さ」、「保湿感」、「エモリエント
感」、「肌の凹凸の目立ちにくさ」、「自然な仕上がり
感」の全ての項目に優れた水中油型凹凸補正化粧料であ
った。
凹凸補正化粧料は、適度な密着感を有するため塗布時に
ヨレが無く、保湿感が良好であり、自然な仕上がりで肌
の凹凸を目立たなくさせる優れた水中油型凹凸補正化粧
料であった。
Claims (2)
- 【請求項1】 次の成分(a)及び(b); (a)平均分子量が5000〜30000であるポリエ
チレングリコ−ルを0.1〜10質量% (b)屈折率が1.3〜1.5である粉体を5〜30質
量% を含有することを特徴とする水中油型凹凸補正化粧料。 - 【請求項2】 更に、成分(c)として水素添加レシチ
ンを含有することを特徴とする請求項1記載の水中油型
凹凸補正化粧料。
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JP2001296268A JP2003095870A (ja) | 2001-09-27 | 2001-09-27 | 水中油型凹凸補正化粧料 |
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