JP5042565B2 - クランプセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、被測定導体に流れる電流を、被測定導体の切断および電気的接触を行うことなく検出することのできるクランプセンサに関するものである。
電力関連の現場では、電線等の漏れ電流、負荷電流等を検出するためにクランプセンサが広く使用されている。クランプセンサは、被測定導体を切断することなく電気的絶縁を保ちながら流れる電流を検出することができる。
従来のクランプセンサは、図4に示すように、可動センサアーム1と固定センサアーム2とからなり、操作レバー8を操作することで可動センサアーム1をリンクにより開き、被測定導体4を測定領域である空間部Sに導入し、可動センサアーム1を閉じる。そして被測定導体4に流れる電流をセンサアーム1・2にくみ込まれたセンサにより測定する。
このようなクランプセンサで、被測定導体が測定領域のどの位置にあるかによって、同一の被測定導体であっても測定値が変化してしまう。そこで特許文献1には、一対の開閉アームからなるセンサ部により形成される空間部内へ被測定導体を導入する際、測定導体が測定領域の中心に位置するとランプ等によりそれを認知させる位置決めアダプタが開示されている。しかし、このアダプタによる位置決めは、中心位置を認知させるものであって、被測定導体を定位置に取り付けるものではない。そのため、測定毎で被測定導体とクランプセンサのセンサ部との距離が異なり、測定値に誤差が生じてしまうという問題は依然として解消されない。
特開2005−191399号公報
本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、センサに対して被測定導体を常に一定の位置に取り付け、再現性のある測定を正確かつ安全に、手間をかけずに行うことのできるクランプセンサを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載されたクランプセンサは、固定センサアームに繋がる本体に対して、可動センサアームが第1のバネにより閉方向に付勢されて開閉可能に軸支持され、固定センサアームと可動センサアームとは互いの先端部が突き当たる閉状態で略円弧状を形成し、その円弧の内側を通る被測定導体を電気測定するクランプセンサにおいて、前記した開閉軸に、該閉方向と同一方向に第2のバネにより付勢された抑えアームとこれに連結する操作レバーが支持され、抑えアームが該可動センサアームの閉方向の回動軌跡上にあって前記先端部が突き当たるまで該可動センサアームの回動を抑制し、さらに閉方向に回動して該固定センサアームの一部に該被測定導体を抑えつけることを特徴とする。
請求項2に記載のクランプセンサは、請求項1に記載されたもので、前記第1のバネが、該本体と該可動センサアームとの間に掛け渡された捩りバネであることを特徴とする。
請求項3に記載のクランプセンサは、請求項1に記載されたもので、前記第2のバネが、該本体と該操作レバーとの間に掛け渡された圧縮バネであることを特徴とする。
本発明のクランプセンサは、同一径を有する被測定導体を、常に同一箇所に取り付けることができるため、被測定導体とセンサとの距離は常に一定であり、安定した電気測定ができる。
また、クランプセンサを人手により粘着テープ等で固定する必要が無く、安全に作業ができる。
以下、本発明の実施例を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
まず、本発明を適用する導体取り付け型クランプセンサの構造を、図1を参照して説明する。図1は本体カバーを一部切り欠いて省略して描いてある。
本発明の導体取り付け型クランプセンサは、二つのセンサアーム1,2及び抑えアーム3を備えている。二つのセンサアームである可動センサアーム1と固定センサアーム2は、互いの先端部が突き当たり略円弧状となって配置される。抑えアーム3は可動センサアーム1よりも短く、同一方向に湾曲した略円弧の形状を有する。可動センサアーム1は可動レバー9に連結しており、抑えアーム3は操作レバー8に連結している。これらは、固定センサアーム2と連結した本体17の軸受に挿通されて開閉軸13を介して軸支持されている。同じく軸受に介装された第1のバネとして構成される捩りバネ7は、その開放一端を可動レバー9に、開放他端を本体17にそれぞれ掛止されている。また、第2のバネとして構成される圧縮バネ6は、その一端を操作レバー8に、他端を可動レバー9にそれぞれ支承されている。可動センサアーム1及び固定センサアーム2の内部には電流センサ5がくみ込まれており、電流センサ5は本体17及びリード線10を介して解析機器と導通されている。
次に、本発明を適用する導体取り付け型クランプセンサの測定動作を、図1,2及び3を参照して説明する。図2は、開閉途中のクランプセンサを示しており、図1と同様に本体カバーを一部切り欠いて省略して描いてある。また、図3は、開止状態のクランプセンサを示している。
まず、図1に示すように、操作レバー8を矢印Aの方向に押し、抑えアーム3を開く。さらに矢印Aの方向に押し続けて、図2に示すように、操作レバー8内の圧縮バネ6を圧縮させ、操作レバー8を可動レバー9に接触させる。さらに押し続けて、捩りバネ7を曲げて、図3に示すように、可動センサアーム1及び抑えアーム3を開く。そして、被測定導体4を空間部S内へ導入し、操作レバー8に対して押す力を緩やかに弱める。圧縮バネ6及び捩りバネ7の復帰力が矢印Aと逆方向に作用し、可動センサアーム1および抑えアーム3を閉じる。このとき、図1に示すように、被測定導体4を抑えアーム3と固定センサアーム2との間に抑えつける。そして、被測定導体4に流れる電流を電流センサ5で検知し、本体17及びリード線10を介して解析機器に導通し、測定を行う。
被測定導体4が細いものであっても、圧縮バネ6の復帰力により、確実に抑えつけ及び測定を行うことができる。
被測定導体4は、固定センサアーム2及び抑えアーム3の形状が湾曲しているため、同一径を有する被測定導体に対して、必然的に同一箇所に抑えつけることができる。そのため、被測定導体と電流センサとの距離は常に一定であり、安定した電流値の測定が可能である。
本発明を適用するクランプセンサの閉止状態を示す説明図である。
本発明を適用するクランプセンサの開閉途中を示す説明図である。
本発明を適用するクランプセンサの開止状態を示す説明図である。
従来のクランプセンサの閉止状態を示す説明図である。
符号の説明
1は可動センサアーム、2は固定センサアーム、3は抑えアーム、4は被測定導体、5は電流センサ、6は圧縮バネ、7は捩りバネ、8は操作レバー、9は可動レバー、10はリード線、13は開閉軸、17は本体、Sは空間部である。

Claims (3)

  1. 固定センサアームに繋がる本体に対して、可動センサアームが第1のバネにより閉方向に付勢されて開閉可能に軸支持され、固定センサアームと可動センサアームとは互いの先端部が突き当たる閉状態で略円弧状を形成し、その円弧の内側を通る被測定導体を電気測定するクランプセンサにおいて、前記した開閉軸に、該閉方向と同一方向に第2のバネにより付勢された抑えアームとこれに連結する操作レバーが支持され、抑えアームが該可動センサアームの閉方向の回動軌跡上にあって前記先端部が突き当たるまで該可動センサアームの回動を抑制し、さらに閉方向に回動して該固定センサアームの一部に該被測定導体を抑えつけることを特徴とするクランプセンサ。
  2. 前記第1のバネが、該本体と該可動センサアームとの間に掛け渡された捩りバネであることを特徴とする請求項1に記載のクランプセンサ。
  3. 前記第2のバネが、該本体と該操作レバーとの間に掛け渡された圧縮バネであることを特徴とする請求項1に記載のクランプセンサ。
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