JP3142636U - クロスヘッド自動停止用治具および材料試験機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クロスヘッドの側方に延設された可動軸21に、クロスヘッドの自動停止位置を設定するためのクロスヘッド自動停止用治具を取り付ける。クロスヘッド自動停止用治具は、ばね33の弾性力によって可動軸21の周面に圧接する圧接部312,322と、クロスヘッドが当接する当接部313,323と、弾性力に抗した操作力により圧接部312,322の圧接力を除去する操作部311,321とを備える。
【選択図】図5
Description
被取付部材を、クロスヘッドの移動方向に延設された軸部材として構成し、圧接部を、軸部材の周面に圧接させるようにしてもよい。
圧接部を、回動軸を介して回動可能に連結された一対の回動部材の一端側に設け、操作部を、一対の回動部材の他端側に設けることもできる。
一対の回動部材を、ばね部材により連結するとともに、一対の回動部材の一端部に、ばね部材の弾性力により閉鎖し、操作部の操作力により開放する開閉部を設けるようにしてもよい。この場合、開閉部の開放時における最大開口量は、少なくとも軸部材の外径より小さいことが好ましい。
圧接部を、軸部材を包囲するように平板を折り曲げて形成し、操作部を、平板の両端部に設けることもできる。
圧接部を、線状部材をコイル状に巻回して軸部材の周囲に設け、操作部を、線状部材の両端部に設けることもできる。
本考案の材料試験機は、上述のクロスヘッド自動停止用治具と、クロスヘッドが当接部に当接すると、クロスヘッドの昇降動作を停止させる自動停止手段とを備えることを特徴とする。
以下、図1〜図8を参照して本考案の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係る材料試験機の概略構成を示す図である。材料試験機本体100は、基台1と、基台1上に立設する左右一対のねじ棹2と、基台1上に設置され、タイミングベルト3を介してねじ棹2を回転させるモータ4と、ねじ棹2に昇降可能に保持されるクロスヘッド5と、ねじ棹2の上端に横架されるヨーク6と、クロスヘッド5とテーブル7との間で試験片SPを把持する上つかみ具8および下つかみ具9と、クロスヘッド5が所定位置に到達したことを検出する位置検出装置20とを備える。
(1)ピン34を介して回動可能に連結された一対の回動部材31,32に、ばね33の弾性力によって可動軸21の周面に圧接する圧接部312,322と、プレート25の端面が当接する当接部313,323と、弾性力に抗した操作力により圧接部312,322の圧接力を除去する操作部311,322とを設けて治具30を構成した。これにより治具30を任意の位置に安定して保持することができ、治具30の位置ずれを防止できる。すなわち例えば治具30をねじで締め付けて可動軸21に固定する場合には、ねじの締め付け力が弱いことがあり、その場合には試験機本体100の振動等により治具30の位置がずれるおそれがある。これに対し本実施の形態では、ばね33の弾性力を用いて治具30を取り付けるので、治具30を一定の力で取り付けることができ、治具30の位置ずれを防止できる。また、ばね力に抗して操作部311,321を操作することで治具30を移動するので、治具30の移動の際に工具を用いる必要がなく、治具30の移動が容易である。
(3)一対の回動部材31,32の先端部に、ばね力により閉鎖し、操作部311,321の操作力により開放する段部314,324を設け、段部314,324の最大開口量を可動軸21の外径より小さくしたので、操作部311,321を操作した際に治具30が可動軸21から外れることを防止できる。
(4)圧接部312,322の表面を、可動軸21の周面形状に合わせて円弧状としたので、圧接部312,322と可動軸21との接触面積が大きく、治具30の安定して保持できる。
(5)回動部材31,32を交差することなく設けるので、治具30の全体の厚さを薄くできる。
図9,10を参照して本考案の第2の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、操作部311,321を閉じ方向に操作して圧接力を除去するようにしたが、第2の実施の形態では、操作部311,321を開き方向に操作して圧接力を除去する。なお、以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
図13,14を参照して本考案の第3の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、ピン34を介して回動可能な一対の回動部材31,32により治具30を構成したが、第2の実施の形態では、板部材を折り曲げた板ばねによって治具30を構成する。なお、以下では第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
5 クロスヘッド
10 制御回路
21 可動軸
28 位置センサ
30 クロスヘッド自動停止用治具
33 コイルばね
34 ピン
36 ねじりばね
300、313,323,376 当接部
311,321、372,373、384,385 操作部
312,322 圧接部
314,324 段部
371 円筒部
381〜383 コイル部
Claims (7)
- クロスヘッドの側方に配設された被取付部材に取り付けられ、クロスヘッドの自動停止位置を設定するためのクロスヘッド自動停止用治具であって、
弾性力によって前記被取付部材に圧接する圧接部と、
前記クロスヘッドが当接する当接部と、
前記弾性力に抗した操作力により前記圧接部の圧接力を除去する操作部とを備えることを特徴とするクロスヘッド自動停止用治具。 - 請求項1に記載のクロスヘッド自動停止用治具において、
前記被取付部材は、前記クロスヘッドの移動方向に延設された軸部材であり、
前記圧接部は、前記軸部材の周面に圧接することを特徴とするクロスヘッド自動停止用治具。 - 請求項2に記載のクロスヘッド自動停止用治具において、
前記圧接部は、回動軸を介して回動可能に連結された一対の回動部材の一端側に設けられ、
前記操作部は、前記一対の回動部材の他端側に設けられることを特徴とするクロスヘッド自動停止用治具。 - 請求項3に記載のクロスヘッド自動停止用治具において、
前記一対の回動部材は、ばね部材により連結されるとともに、一対の回動部材の一端部には、前記ばね部材の弾性力により閉鎖し、前記操作部の操作力により開放する開閉部が設けられ、
前記開閉部の開放時における最大開口量は、少なくとも前記軸部材の外径よりも小さいことを特徴とするクロスヘッド自動停止用治具。 - 請求項2に記載のクロスヘッド自動停止用治具において、
前記圧接部は、前記軸部材を包囲するように平板を折り曲げて形成され、
前記操作部は、前記平板の両端部に設けられることを特徴とするクロスヘッド自動停止用治具。 - 請求項2に記載のクロスヘッド自動停止用治具において、
前記圧接部は、線状部材をコイル状に巻回して前記軸部材の周囲に設けられ、
前記操作部は、前記線状部材の両端部に設けられることを特徴とするクロスヘッド自動停止用治具。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のクロスヘッド自動停止用治具と、
前記クロスヘッドが前記当接部に当接すると、前記クロスヘッドの昇降動作を停止させる自動停止手段とを備えることを特徴とする材料試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002232U JP3142636U (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | クロスヘッド自動停止用治具および材料試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008002232U JP3142636U (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | クロスヘッド自動停止用治具および材料試験機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3142636U true JP3142636U (ja) | 2008-06-19 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008002232U Expired - Fee Related JP3142636U (ja) | 2008-04-09 | 2008-04-09 | クロスヘッド自動停止用治具および材料試験機 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3142636U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010230334A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Shimadzu Corp | クロスヘッド停止位置設定用治具および材料試験機 |
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2008
- 2008-04-09 JP JP2008002232U patent/JP3142636U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010230334A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Shimadzu Corp | クロスヘッド停止位置設定用治具および材料試験機 |
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