JP5490437B2 - クランプセンサ - Google Patents

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本発明は、開閉可能に形成されたセンサ部がその閉止時に囲繞形成する空間部内に活線状態にある被測定導体を導入して電流を測定する際に、該被測定導体を強制的に位置規制して正確な測定値を得ることができるようにしたクランプセンサに関する技術である。
は、従来からあるクランプセンサの一例を模式的に示す説明図であり、そのうちの(a)は、非測定時における全体正面図を、(b)は、測定時における全体正面図をそれぞれ示す。この場合、クランプセンサ1は、把持用のホルダ部2と、該ホルダ部2が備える図示しない操作レバーを操作することにより開閉され、その閉止時に略円環状を呈するセンサ部3とから構成されている。
この例において、センサ部3は、その閉止時に空間部Sを囲繞形成する一対の開閉アーム4,5により構成されており、これにより、測定時には活線状態にある被測定導体Lを空間部S内へと導入することができるようになっている。
この場合、被測定導体Lは、空間部S内においてセンサ部3からの磁束が均一化される所定の校正位置Cに位置させておくことができるならば、高い精度のもとで測定を行うことができることになる。
しかしながら、被測定導体Lは、測定場所やその配線箇所のスペース上の制約などもあって、校正位置Cに正確に位置固定しておくことは困難であり、実際には図(b)に示すように校正位置Cから外れた位置で測定されることになりがちである。したがって、当初の校正作業においては、校正位置Cとの関係で定まる校正値を得て補正できるように配慮されているにも拘わらず、実測時には、校正位置Cから外れた空間部S内に位置して測定される結果、校正値と実測値との間に誤差が生じ、測定精度を低下させて信頼性を損なうといった問題も生じていた。
従来技術にみられた上記問題点を解決するものとしては、例えば下記特許文献1に開示されているように、一対の開閉アームからなるセンサ部により囲繞形成される空間部内に該センサ部側への着脱を可能にアダプタを配置し、該アダプタが備える位置決め孔内に被測定導体を位置決めしてクランプできるようにしたクランプセンサのための被測定導体位置決めアダプタを、既に本出願人が提案している。
特開2005−191399号公報
上記特許文献1の開示技術は、センサ部により囲繞形成される空間部内に着脱可能に配置されるアダプタを、被測定導体の導入が可能に形成された位置決め孔を具備させて形成し、該位置決め孔内に被測定導体が位置するように位置規制することで、高い精度のもとで測定作業を行うことができるようになっている。
しかしながら、特許文献1の開示技術による場合には、クランプセンサとは別体となって形成されているアダプタを用いる必要があることから、外径を異にする被測定導体の別に対応し得るアダプタを用意しなければならず、その持ち運びや交換のために要する作業が煩雑化して作業効率を低下させてしまうという不都合があった。
本発明は、従来技術にみられた上記課題に鑑み、クランプセンサを構成する一対のセンサ部内に外径を異にする被測定導体であっても正確に位置決めすることができる位置規制機構を一体的に具備させることで、活線状態にある被測定導体の電流を常に正確に測定することができるようにしたクランプセンサを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、操作レバーを有する各ホルダ内にその基端側を常閉方向に付勢して軸支させて先端側の開閉を可能に組み合わされる一対のセンサ部を備え、その強制開時に被測定導体を導入して閉時に画成される囲繞空間内にて前記被測定導体を位置決めして電流を測定すべく、前記ホルダ側には、導入された前記被測定導体をその閉時に前記囲繞空間内の所定位置へと強制的に位置規制する位置決め体を備える位置規制機構を、前記操作レバーの動きとの連動を可能に設けたクランプセンサにおいて、前記位置規制機構は、前記被測定導体の導入側に切断部を有して該被測定導体を囲繞する伸縮性部材からなる前記位置決め体と、該位置決め体と各ホルダとの間に介在させて開時には前記位置決め体を拡径させ、閉時には縮径させる複数本の支持体とで形成したことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、開閉操作レバーを介して常閉付勢力に抗して開操作をすることで、一対のセンサ部の先端側相互を開状態にして被測定導体を導入することができ、導入後に閉操作をすることで被測定導体を囲繞空間内にて囲い込むことができる。
しかも、該囲繞空間内に被測定導体を囲い込もうとする際には、開閉操作レバーの動きに連動する位置規制機構が備える位置決め体により強制的に位置規制しながら囲繞空間内の所定位置へと活線状態にある被測定導体を配置することで、常に電流を正確に測定することができるだけでなく、外径を異にする被測定導体に対しても柔軟に対応させながら円滑に測定作業を行うことができる。
本発明の一例についての要部を模式的に示す説明図であり、そのうちの(a)は開時における被測定導体の導入状態を、(b)は閉時における被測定導体の位置決め状態をそれぞれ示す。 従来からあるクランプセンサの一例を模式的に示す説明図であり、そのうちの(a)は非測定時における全体正面図を、(b)は測定時における全体正面図をそれぞれ示す。
図1よれば、クランプセンサ11は、操作レバー13を有する各ホルダ12内にその基端14a側を常閉方向に付勢して軸支させて先端14b側の開閉を可能に組み合わされる一対のセンサ部14,14を備え、その強制開時に被測定導体Lを導入して閉時に画成される囲繞空間15内にて被測定導体Lの電流を測定することができるようにして形成されている。
この場合、センサ部14のそれぞれは、図示は省略してあるが、高透磁率のパーマロイなどからなる透磁性金属板を積層して形成されている磁気コア体と、該磁気コア体を覆うボビンに巻線を施して形成されるコイル体とで構成されている。
しかも、ホルダ12側の適宜位置には、導入された被測定導体Lをその閉時に囲繞空間15内の所定位置へと強制的に位置規制する位置決め体23を備える位置規制機構22が操作レバー13の動きとの連動を可能にして設けられている。
この場合、位置規制機構22は、図1示すように測定導体Lの導入側に切断部25を有して該被測定導体Lを囲繞するように配置される伸縮性部材24からなる位置決め体23と、該位置決め体23と各ホルダ12との間に介在させて強制開時には位置決め体23を拡径させ、閉時には縮径させる複数本の支持体26とで構成されている。
このうち、位置決め体23として用いられる伸縮性部材24は、非磁性材からなる引張り用コイルバネやゴム材を用いて形成され、被測定導体Lの導入側に一側切断端24aと他側切断端24bとを配置することで切断部25が形成されている。
また、必要とする固定長のもとで個別に配置される各支持体26は、囲繞空間15内の略中央部位に伸縮性部材24が位置するように配置した上で、各ホルダ12側にそれぞれの一端26a側を固定させた各他端26b側を介して伸縮性部材24に各別に連結させることで、伸縮性部材24からなる位置決め体23と各ホルダ12とを一体化させている。
次に、本発明の作用・効果を図1に示す例について説明すれば、位置規制機構22は、被測定導体Lの導入側に切断部25を有して該被測定導体Lを囲繞する伸縮性部材24からなる位置決め体23と、該位置決め体23と各ホルダ12との間に介在させて開時には位置決め体23を拡径させ、閉時には縮径させる複数本の支持体26とで構成されている。
このため、操作レバー13,13を把持して強制的に接近させる図1(a)に示すクランプセンサ11の強制開時には、位置規制機構22を構成している伸縮性部材24からなる位置決め体23が各支持体26を介して拡径され、と、該位置決め体23と各ホルダ12との間に介在させて強制開時には位置決め体23を拡径させ、一側切断端24aと他側切断端24bとが引き離されて被測定導体Lを円滑に導入することができる。
また、被測定導体Lを位置決め体23内に導入して操作レバー13,13への把持力を解消した後の図1(b)に示すクランプセンサ11の閉時には、活線状態にある被測定導体Lを囲繞空間15内の所定位置である縮径した伸縮性部材24からなる位置決め体23内に包み込むようにして配置することで、常に電流を正確に測定することができる。
しかも、位置決め体23は、伸縮性部材24により形成されているので、外径を異にする被測定導体Lに対しても柔軟に対応させながら円滑に測定作業を行うことができる。
11 クランプセンサ
12 ホルダ
13 操作レバー
14 センサ部
14a 基端
14b 先端
15 囲繞空間
22 位置規制機構
23 位置決め体
24 伸縮性部部材
24a 一側切断端
24b 他側切断端
25 切断部
26 支持体
26a 一端
26b 他
L 被測定導体

Claims (1)

  1. 操作レバーを有する各ホルダ内にその基端側を常閉方向に付勢して軸支させて先端側の開閉を可能に組み合わされる一対のセンサ部を備え、その強制開時に被測定導体を導入して閉時に画成される囲繞空間内にて前記被測定導体を位置決めして電流を測定すべく、前記ホルダ側には、導入された前記被測定導体をその閉時に前記囲繞空間内の所定位置へと強制的に位置規制する位置決め体を備える位置規制機構を、前記操作レバーの動きとの連動を可能に設けたクランプセンサにおいて、
    前記位置規制機構は、前記被測定導体の導入側に切断部を有して該被測定導体を囲繞する伸縮性部材からなる前記位置決め体と、該位置決め体と各ホルダとの間に介在させて開時には前記位置決め体を拡径させ、閉時には縮径させる複数本の支持体とで形成したことを特徴とするクランプセンサ。
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