JP5040473B2 - 焦点調節装置および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置等に用いられるレンズの駆動装置、レンズの焦点調節装置および撮像装置に関するものである。
従来、フォーカスレンズを間欠駆動させながら、検出される位置に対応付けて像のコントラスト値に基づく焦点評価値を検出し、その最大値が得られるレンズ位置を求めることでフォーカスレンズを合焦位置に駆動するオートフォーカス制御が知られている。
しかしながら、フォーカスレンズの移動範囲の端部にて間欠駆動する場合に、フォーカスレンズが移動範囲の端部に当たると、レンズ駆動モータの駆動軸がバックラッシュ等により反転する場合がある。その反転を正常回転であると誤検出すると、レンズはそれ以上駆動できない状態であるにも拘らず、さらに駆動制御を継続してしまうといった問題があった。
特開2000−152065号公報
本発明が解決しようとする課題は、レンズを適切に駆動制御できるレンズの駆動装置、レンズの焦点調節装置および撮像装置を提供することである。
本発明は、以下の解決手段によって上記課題を解決する。なお、本発明の実施形態を示す図面に対応する符号を付して説明するが、この符号は本発明の理解を容易にするためだけのものであって本発明を限定する趣旨ではない。
[1]本発明の焦点調節装置は、光学系(21)、駆動伝達系(222〜225)を介して、所定方向及び前記所定方向とは反対方向に駆動し、駆動と停止とを繰返す間欠的な駆動が可能な駆動手段(212,214,215,216)を備えた焦点調節装置において、前記駆動手段に駆動指示を与えることにより前記所定方向とは反対方向に前記光学系を駆動する第1駆動制御と、前記第1駆動制御をした後に前記駆動手段に駆動指示を与えることにより前記光学系を前記所定方向へ間欠的に駆動する第2駆動制御とを行う駆動制御手段(14)と、前記駆動制御手段が前記第2駆動制御をしているときに焦点評価値を取得し、コントラスト検出方式により前記光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、前記駆動伝達系が有するガタ量が所定値以上であるか否か判断する判断手段と、を備え、前記駆動制御手段は、前記判断手段により前記ガタ量が所定値未満であると判断された場合は、前記第2駆動制御において所定の第1駆動量で間欠的に駆動を行い、前記判断手段により前記ガタ量が前記所定値以上であると判断された場合は、前記第2駆動制御において前記所定の第1駆動量より大きい第2駆動量で間欠的に駆動を行うことを特徴とする。
上記発明において、駆動制御手段は、所定方向の反対方向に光学系を駆動する状態から所定方向へ反転して光学系を間欠的に駆動する場合の該間欠的な駆動の回数を、駆動伝達系の特性に応じて設定することができる。
また、上記発明において、駆動制御手段は、所定方向の反対方向に光学系を駆動する状態から所定方向へ反転して光学系を駆動する場合の駆動量を、駆動伝達系の特性に応じて設定することができる。
また、上記発明において、駆動源としてモータを用いることができ、この場合の駆動制御手段は、所定方向の反対方向に光学系を駆動する状態から所定方向へ反転して光学系を間欠的に駆動する場合の停止時においてモータを励磁するか否かを、駆動伝達系の特性に応じて設定することができる。
また、上記発明において、駆動指示に応じた駆動源の制御量を、駆動伝達系の少なくとも一部を介して検出する検出する手段を設けることができ、この場合の駆動制御手段は、検出手段の種類に応じて駆動条件を設定することができる。
上記発明において、駆動制御手段は、駆動手段に対して駆動指示を与えたにもかかわらず焦点調節状態が変化しない場合に、光学系の駆動量大きくすることができる。
[3]上記発明に係るレンズ駆動装置および焦点調節装置は撮像装置に適用することができる。
本発明は、駆動伝達系の特性に応じて駆動条件を設定するので、レンズを適切に駆動制御することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る撮像装置を示すブロック図、図2は本発明の実施形態に係るフォーカスレンズの移動機構を模式的に示す断面図である。
本実施形態の撮像装置1は、カメラボディ10とレンズ鏡筒20を有し、レンズ鏡筒20には、光軸2に沿って移動可能なフォーカスレンズ21と、このフォーカスレンズ21を光軸2に沿って移動させるレンズ駆動モータ22と、フォーカスレンズ21の位置を検出するためのレンズ位置検出部23とが設けられている。
フォーカスレンズ21の光軸2に沿う移動機構の一例を図2に示す。本例において、フォーカスレンズ21はレンズ枠211に固定され、このレンズ枠211が回転筒212と称される筒状体の内部に設けられ、さらにこの回転筒212がレンズ鏡筒20の固定筒213に対し回転可能に挿入されている。そして、レンズ枠211の端部に形成された雄ヘリコイド215が、回転筒212の内周面に形成された雌ヘリコイド216にヘリコイド嵌合されている。
回転筒212の内周面に形成された雌ヘリコイド216は、該回転筒212を回転させたときにレンズ枠211が光軸2に沿って移動する螺旋状溝で構成され、一方、図示は省略するが、回転筒212の回転に追従してレンズ枠211が連れ廻りしないように、該レンズ枠211を光軸方向に案内する直進ガイドが固定筒213とレンズ枠211との間に設けられている。
これらレンズ枠211、回転筒212および固定筒213と、レンズ枠211の雄ヘリコイド215、回転筒212の雌ヘリコイド216および固定筒213の直進ガイドの機構によって、回転筒212を何れかの周方向に回転させると、レンズ枠211に固定されたフォーカスレンズ21が被写体側又はカメラボディ側の何れか一方へ、光軸2に沿って直進移動する。また、回転筒212を逆方向へ回転させると、フォーカスレンズ21は被写体側又はカメラボディ側の何れか他方へ光軸2に沿って直進移動することになる。
なお、レンズ鏡筒20にはフォーカスレンズ21以外のレンズ群が設けられているが、ここではフォーカスレンズ21を例に挙げて本実施形態を説明する。
上述したように回転筒212を回転させることによりレンズ枠211に固定されたフォーカスレンズ21は光軸方向に直進移動するが、その駆動源としてのレンズ駆動モータ22(アクチュエータ)がレンズ鏡筒20に設けられている。なお、図2では便宜的に固定筒212の右側にレンズ駆動モータ22を示したが、実際にはレンズ鏡筒20の内部の適宜箇所に配置されている。
このレンズ駆動モータ22の駆動軸221には、変速機を構成する複数の歯車222,223,224が連結され、最終段の歯車224は回転筒212の内周面(外周面でもよい)に形成された歯車214に連結されている。この複数の歯車222〜224からなる変速機によってレンズ駆動モータ22の駆動軸221の回転は所定のギヤ比で回転筒212に伝達され、そして、回転筒212が何れかの周方向へ回転することで、レンズ枠211に固定されたフォーカスレンズ21が光軸2の何れかの方向へ移動することになる。なお、レンズ駆動モータ22の駆動軸221が逆方向に回転駆動すると、複数の歯車222〜224も逆方向に回転し、フォーカスレンズ21は光軸2の逆方向へ移動することになる。
フォーカスレンズ21の位置はレンズ位置検出部23であるエンコーダによって検出される。既述したとおり、フォーカスレンズ21の光軸方向の位置は回転筒212の回転角に相関するので、たとえばレンズ鏡筒20の固定筒213に対する回転筒212の相対的な回転角を検出すれば求めることができる。
本例のエンコーダ23としては、回転筒212の歯車214、実際には歯車224を介して歯車214に連結された歯車223、に連結され、変速機を構成する複数の歯車232,233,234と、最終段の歯車234と共に回転する、スリットなどの透光部を有する回転円板235と、該回転円板235の透光部により受光パルスを発生するフォトインタラプタ231とを有し、回転円板235の回転数をフォトインタラプタ231で検出することで、固定筒213に対する回転筒212の相対的回転角を検出するものを例示することができる。
なお、フォトインタラプタ231は発光素子と受光素子が対向して設けられ、受光信号を出力するセンサであって、一箇所に透光部が形成された回転円板235を、発光素子からの光を遮光するように配置することで、回転円板235が1回転すると、非透光部による非受光信号と、透光部による受光信号とで構成されるパルス信号を出力する。このパルス信号を検出すれば、回転円板231の回転数になるので、変速機232〜234,223,224,214のギヤ比を乗じれば、回転筒212の回転数、すなわち回転角が算出される。
なお、フォトインタラプタ231および回転円板235による分解能を高めるために、変速機232〜234は増速機として構成することが望ましい。これにより、回転筒212の回転角が小さくても回転円板235の回転数は大きくなるのでフォトインタラプタ231による分解能が高くなる。
ただし、レンズ位置検出部23の具体的構成は特に限定されることはなく、固定筒213に対する回転筒212の絶対的回転角を検出するものや、レンズ枠211の光軸方向の相対的移動量又は絶対的位置を検出するものも用いても良い。
フォーカスレンズ21は、上述した回転筒212の回転によってカメラボディ側の端部から被写体側の端部までの間を光軸方向に移動することができ(この範囲をレンズの移動範囲Lともいう。)、この移動はカメラボディ10のレンズ駆動制御部14からの指令によって制御される。
図1に戻り、カメラボディ10には、光軸2上に撮像素子11が設けられている。撮像素子11は、フォーカスレンズ21等によって結像された像を電気信号に変換するCCDなどから構成され、光電変換された電気信号を図示しないモニタ等に出力する。また、撮像素子11は、オートフォーカススイッチ13をON状態にして自動合焦探索を行う際、フォーカスレンズ21を通過した像の所定エリアにおけるコントラスト値を焦点検出部12へ出力する。
焦点検出部12は、撮像素子11から送出された画像出力から焦点評価値を演算する。この焦点評価値は、たとえば撮像素子11からの画像出力の高周波成分を、高周波透過フィルタを用いて抽出し、これを積算して焦点電圧を検出することで求めることができる。また、遮断周波数が異なる2つの高周波透過フィルタを用いて高周波成分を抽出し、それぞれを積算して焦点電圧を検出することでも求めることができる。
また、焦点検出部12は、レンズ駆動制御部14に制御信号を送出してフォーカスレンズを所定のサンプリング間隔で駆動させ、それぞれの位置における焦点評価値を求め、該焦点評価値が最大となるフォーカスレンズ21の位置を、たとえば内挿法などの演算方式を用いて求める。
こうして求められた焦点評価値の最大値に対応するフォーカスレンズ21の位置が合焦位置となるので、その位置を焦点検出部12からレンズ駆動制御部14に送出し、レンズ駆動モータ22を制御してフォーカスレンズ21を合焦位置に移動させる。
なお、オートフォーカススイッチ13をOFF状態にした場合は、操作者が回転筒212を回転させることにより手動による合焦操作を行うことができる。
ところで、レンズ駆動モータ22の駆動軸221から回転筒212に至る複数の歯車222〜224等には加工工程で回避できない光軸方向のガタが生じる。こうしたガタは、加工精度を高めることで、ある程度抑制することはできるものの、歯車の噛み合わせ部の円滑な動作の観点からは、ある程度のガタは必要である。
そこで、本実施形態では以下のように駆動伝達系の特性に応じて駆動条件を設定した上で、合焦探索を実行する。なお、以下の実施形態では、フォーカスレンズ21の移動範囲Lの全域を探索するのではなく、フォーカスレンズ21の現在位置Pnの近傍範囲を探索する方法について説明する。
図4は本実施形態に係る撮像装置1の合焦探索ルーチンを示すフローチャート、図7および図8は本実施形態に係る撮像装置1の合焦探索におけるレンズ位置と焦点評価値の一例を示すタイムチャートである。
まず、オートフォーカススイッチ13がON状態のとき、図4に示す合焦探索ルーチンのステップS401において、フォーカスレンズ21の現在位置Pnが移動範囲Lの端部近傍にあるか、それ以外、すなわち中央にあるかをレンズ位置検出部23からの検出情報により判断する。移動範囲Lの端部近傍とは、移動範囲Lのカメラボディ側(至近側)の所定範囲または被写体側(無限側)の所定範囲であって、所定量は予め設定しておく。
フォーカスレンズ21の現在位置Pnが移動範囲Lの端部近傍にない場合には、ステップS402〜S408のルーチンへ進む。図7はこのルーチンにおけるタイムチャートである。
すなわち、まず間欠駆動回数をm回に設定し(ステップS402)、被写体方向(無限方向)へフォーカスレンズ21を400μm(移動量D1)だけ初期駆動する(ステップS403)。この初期駆動とは、フォーカスレンズ21の合焦位置を探索する操作における、フォーカスレンズ21を移動させる最初の動作をいう。また、フォーカスレンズ21を光軸方向に移動する場合は、レンズ位置検出部23、具体的には図2に示すフォトインタラプタ231の出力パルスを取り込んで、フォーカスレンズ21の移動量を確認しながら駆動する。
フォーカスレンズ21を初期駆動して現在位置Pnから探索開始位置Pに移動させたら、ステップS404にてカウンタを初期化する(i=0)。
次いで、ステップS405にて、フォーカスレンズ21を探索開始位置Pからカメラボディ方向(至近方向)へ100μmの移動量D2だけ移動させ、この位置Pにおいて焦点評価値を算出する(ステップS406)。この間欠駆動においても、フォーカスレンズ21を光軸方向に移動する場合は、レンズ位置検出部23、具体的には図2に示すフォトインタラプタ231の出力パルスを取り込んで、フォーカスレンズ21の移動量を確認しながら駆動する。
そして、この100μmの移動量D2によるフォーカスレンズ21の間欠駆動をmステップ実行する(ステップS407〜S408)。なお、省電力のため、ステップS405のそれぞれの間欠駆動を終了するたびにレンズ駆動モータ22への励磁をOFFする。
ステップS405およびS406に示すフォーカスレンズ21の間欠駆動及び焦点評価値の算出を繰り返したのち、ステップS424にて合焦判定を行う。合焦判定は、ステップS406で算出された焦点評価値に基づいて、直線内挿法などの手法を用いてその最大値を求める処理である。
ステップS424の合焦判定処理にて焦点評価値の最大値が求められたら、ステップS425からステップS426へ進み、求められた最大値に対応するフォーカスレンズ21の位置Pxを算出する。そして、ステップS427にてフォーカスレンズ21をその合焦位置Pxに移動させて合焦位置の探索操作を終了する。この合焦位置Pxへの移動に際しても、レンズ位置検出部23、具体的には図2に示すフォトインタラプタ231の出力パルスを取り込んで、フォーカスレンズ21の移動量を確認しながら駆動する。
なお、ステップS425において焦点評価値の最大値が求められなかった場合は、ステップS426およびS427をジャンプして合焦位置の探索を終了する。ちなみに、焦点評価値が求められない場合とは、たとえばステップS405〜S408のmステップの間欠駆動範囲に合焦位置Pxが存在しない場合などが該当するが、このような合焦位置Pxが存在しない場合は、たとえば次の探索操作にてフォーカスレンズ21の移動範囲Lの全てを探索すればよい。
図7に示すように、合焦位置Pxがフォーカスレンズ21の現在位置Pnの近傍に存在する場合には、こうした部分的な探索を最初に行うことで合焦位置の探索時間を短縮することができる。
ステップS401に戻り、フォーカスレンズ21の現在位置Pnが移動範囲Lの端部近傍にある場合には、ステップS409に進み、フォーカスレンズ21のガタ量は所定値より大きいか否かを判断する。このガタ量はフォーカスレンズ21の駆動伝達系の構成等によって相違することから、たとえばレンズ鏡筒の機種をレンズ鏡筒のメモリに格納しておき、これをレンズ駆動制御部14へ読み出したり、具体的なガタ量を操作者がマニュアル入力などでレンズ駆動制御部14へ取り込んだりする。
ステップS409にて、そのフォーカスレンズ21のガタ量が所定値より小さい場合には、ステップS410〜S416のルーチンへ進む。図8はこのルーチンにおけるタイムチャートである。
このルーチンでは、上述したステップS402〜S408のルーチンに比べ、初期駆動量と間欠駆動量が微小とされている。また、間欠駆動回数も多く設定されている。
すなわち、まず間欠駆動回数をn回に設定し(ステップS410)、被写体方向(無限方向)へフォーカスレンズ21を200μm(移動量D3)だけ初期駆動する(ステップS411)。このフォーカスレンズ21を光軸方向に移動する場合は、レンズ位置検出部23、具体的には図2に示すフォトインタラプタ231の出力パルスを取り込んで、フォーカスレンズ21の移動量を確認しながら駆動する。
フォーカスレンズ21を初期駆動して現在位置Pnから探索開始位置Pに移動させたら、ステップS412にてカウンタを初期化する(i=0)。
次いで、ステップS413にて、フォーカスレンズ21を探索開始位置Pからカメラボディ方向(至近方向)へ50μmの移動量D4だけ移動させ、この位置Pにおいて焦点評価値を算出する(ステップS414)。この間欠駆動においても、フォーカスレンズ21を光軸方向に移動する場合は、レンズ位置検出部23、具体的には図2に示すフォトインタラプタ231の出力パルスを取り込んで、フォーカスレンズ21の移動量を確認しながら駆動する。
そして、この50μmの移動量D4によるフォーカスレンズ21の間欠駆動をnステップ実行する(ステップS413〜S416)。なお、省電力のため、ステップS413のそれぞれの間欠駆動を終了するたびにレンズ駆動モータ22への励磁をOFFする。
ステップS413およびS414に示すフォーカスレンズ21の間欠駆動及び焦点評価値の算出を繰り返したのち、ステップS424にて合焦判定を行う。これ以降のステップS424〜S427の処理は上述したので省略する。
探索範囲がフォーカスレンズ21の移動範囲Lの端部近傍であると、間欠駆動の途中でフォーカスレンズ21が端部に当たり、それ以上探索できないことが少なくない。このため、得られる焦点評価値の個数が少なく、最大値を算出できる確率も低くなる。
そこで、このステップS410〜S416のルーチンでは、フォーカスレンズ21の現在位置Pnが移動範囲Lの端部近傍にあって、その周囲を部分的に探索する場合には、探索範囲を予め狭く設定するとともに間欠駆動の間隔も狭く設定し、間欠駆動の間隔を狭くしたぶん間欠駆動回数を増加させることとしている。こうした細密探索を行うことで、焦点評価値を充分サンプリングすることができ、またサンプリング数も充分であるため、最大値を求め易くなる。
ステップS409に戻り、そのフォーカスレンズ21のガタ量が所定値より大きい場合には、ステップS417〜S423のルーチンへ進む。図9はこのルーチンにおけるタイムチャートである。
このルーチンでは、上述したステップS402〜S408のルーチンに比べ、初期駆動量と間欠駆動量が微小とされて、間欠駆動回数も多く設定されている。また、上述したステップS410〜S416のルーチンに比べ、間欠駆動回数がα(予め設定された自然数)回多く設定されている。
すなわち、まず間欠駆動回数をn+α回に設定し(ステップS417)、被写体方向(無限方向)へフォーカスレンズ21を200μm(移動量D3)だけ初期駆動する(ステップS418)。このフォーカスレンズ21を光軸方向に移動する場合は、レンズ位置検出部23、具体的には図2に示すフォトインタラプタ231の出力パルスを取り込んで、フォーカスレンズ21の移動量を確認しながら駆動する。
フォーカスレンズ21を初期駆動して現在位置Pnから探索開始位置Pに移動させたら、ステップS419にてカウンタを初期化する(i=0)。
次いで、ステップS420にて、フォーカスレンズ21を探索開始位置Pからカメラボディ方向(至近方向)へ50μmの移動量D4だけ移動させ、この位置Pにおいて焦点評価値を算出する(ステップS421)。この間欠駆動においても、フォーカスレンズ21を光軸方向に移動する場合は、レンズ位置検出部23、具体的には図2に示すフォトインタラプタ231の出力パルスを取り込んで、フォーカスレンズ21の移動量を確認しながら駆動する。
そして、この50μmの移動量D4によるフォーカスレンズ21の間欠駆動をn+αステップ実行する(ステップS422〜S423)。なお、省電力のため、ステップS420のそれぞれの間欠駆動を終了するたびにレンズ駆動モータ22への励磁をOFFする。
ステップS420およびS421に示すフォーカスレンズ21の間欠駆動及び焦点評価値の算出を繰り返したのち、ステップS424にて合焦判定を行う。これ以降のステップS424〜S427の処理は上述したので省略する。
このステップS417〜S423のルーチンでも、フォーカスレンズ21の現在位置Pnが移動範囲Lの端部近傍にあって、その周囲を部分的に探索する場合には、探索範囲を予め狭く設定するとともに間欠駆動の間隔も狭く設定し、間欠駆動の間隔を狭くしたぶん間欠駆動回数を増加させることとしている。こうした細密探索を行うことで、焦点評価値を充分サンプリングすることができ、またサンプリング数も充分であるため、最大値を求め易くなる。
これに加え、駆動伝達系のガタ量が大きい場合には、特にステップS420の間欠駆動を終了したときにレンズ駆動モータ22への励磁をOFFすると、バックラッシュ等によりレンズ駆動モータ22の駆動軸221が逆方向に反転し、次の間欠駆動を行う際に、反転したほぼガタ量ぶんだけフォーカスレンズ21の移動量が短くなるが、ステップS417にて間欠駆動回数をα回だけ増加させているので、この分を補填することができる。これにより、駆動伝達系に多少のガタがあっても充分な範囲の探索を行うことができ、合焦位置へのフォーカスレンズ21の移動時間を短縮することができる。
上述した実施形態では、駆動伝達系のガタ量が大きいときは間欠駆動回数を増加させたが、これ以外にもガタ量の大小に拘らず適切な合焦位置探索を実行する実施形態は種々考えられる。
図5は、本発明の他の実施形態に係る撮像装置の合焦探索ルーチンを示すフローチャートである。なお同図には、図4に示す実施形態の処理と共通する処理には同じステップ番号を付している。
同図に示す実施形態では、ステップS409によりフォーカスレンズ21のガタ量が所定値より大きいと判断された場合には、ステップS417〜S423のルーチンへ進む。本例では、ステップS417Aにて間欠駆動回数を、ステップS410〜S416のルーチンと同じn回に設定する。その代わりに、ステップS420Aにて、間欠駆動量を、ステップS410〜S416のルーチンにおける50μmに対して70μmに設定する。
これ以外のステップにおける処理は図4に示す実施形態と同じであるため省略する。
駆動伝達系のガタ量が大きい場合には、特にステップS420Aの間欠駆動を終了したときにレンズ駆動モータ22への励磁をOFFすると、バックラッシュ等によりレンズ駆動モータ22の駆動軸221が逆方向に反転し、次の間欠駆動を行う際に、反転したほぼガタ量ぶんだけフォーカスレンズ21の移動量が短くなるが、ステップS420Aにて間欠駆動量を20μmだけ増加させているので、この分を補填することができる。これにより、駆動伝達系に多少のガタがあっても充分な範囲の探索を行うことができ、合焦位置へのフォーカスレンズ21の移動時間を短縮することができる。
図6は、本発明のさらに他の実施形態に係る撮像装置の合焦探索ルーチンを示すフローチャートである。なお同図には、図4に示す実施形態の処理と共通する処理には同じステップ番号を付している。
同図に示す実施形態では、ステップS409によりフォーカスレンズ21のガタ量が所定値より大きいと判断された場合には、ステップS417〜S423のルーチンへ進む。本例では、ステップS417Aにて間欠駆動回数を、ステップS410〜S416のルーチンと同じn回に設定する。また、ステップS420Bの間欠駆動量もステップS410〜S416のルーチンと同じ50μmに設定する。その代わりに、ステップS420Bにて、間欠駆動が終了してもレンズ駆動モータ22への励磁をOFFせず、維持する。
これ以外のステップにおける処理は図4に示す実施形態と同じであるため省略する。
駆動伝達系のガタ量が大きい場合、特にステップS420Bの間欠駆動を終了したときにレンズ駆動モータ22への励磁をOFFすると、バックラッシュ等によりレンズ駆動モータ22の駆動軸221が逆方向に反転し、次の間欠駆動を行う際に、反転したほぼガタ量ぶんだけフォーカスレンズ21の移動量が短くなるが、ステップS420Bにてレンズ駆動モータ22への励磁を維持するので、駆動軸211の反転が発生せず、光軸方向のガタ自体を除去することができる。これにより、駆動伝達系に多少のガタがあっても充分な範囲の探索を行うことができ、合焦位置へのフォーカスレンズ21の移動時間を短縮することができる。
ちなみに、駆動伝達系の特性やガタ量に応じた駆動条件として、間欠駆動回数、間欠駆動量、レンズ駆動モータへの励磁の有無を例に挙げて実施形態を説明したが、レンズ位置検出部23の種類に応じて駆動条件を設定することもできる。
すなわち、上述したフォトインタラプタ231は、回転数をパルス出力するものの回転方向は検出できない形式(1相式)のものであり、この種のレンズ位置検出部を用いるとレンズ駆動モータ22の駆動軸のバックラッシュによる反転を検出できない。
これに対して、レンズ駆動モータ22の駆動軸211の回転数と回転方向が検出できる形式のセンサを用いれば、ガタ量が大きくても駆動軸211の反転量をフィードバック制御することができる。
したがって、回転方向が検出できないレンズ位置検出部23を用いた場合に、間欠駆動回数や間欠駆動量を増加させたり、あるいはレンズ駆動モータへの励磁を維持したりすることができる。
なお、駆動伝達系の特性やガタ量に応じた駆動条件として、間欠駆動回数、間欠駆動量、レンズ駆動モータへの励磁の有無をそれぞれ独立して設定したが、これらを組み合わせて設定することもできる。
本発明の実施形態に係る撮像装置を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るフォーカスレンズの移動機構を模式的に示す断面図である。 本発明の実施形態に係る駆動伝達系の歯車の噛み合わせ部分を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置の合焦探索ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る撮像装置の合焦探索ルーチンを示すフローチャートである。 本発明のさらに他の実施形態に係る撮像装置の合焦探索ルーチンを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る撮像装置の合焦探索におけるレンズ位置と焦点評価値の一例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る撮像装置の合焦探索におけるレンズ位置と焦点評価値の他の例を示すタイムチャートである。 本発明の実施形態に係る撮像装置の合焦探索におけるレンズ位置と焦点評価値の他の例を示すタイムチャートである。
符号の説明
1…撮像装置;10…カメラボディ;11…撮像素子;12…焦点検出部
13…オートフォーカススイッチ;14…レンズ駆動制御部
20…レンズ鏡筒;21…フォーカスレンズ;22…レンズ駆動モータ
23…レンズ位置検出部

Claims (8)

  1. 光学系、駆動伝達系を介して、所定方向及び前記所定方向とは反対方向に駆動し、駆動と停止とを繰返す間欠的な駆動が可能な駆動手段を備えた焦点調節装置において、
    前記駆動手段に駆動指示を与えることにより前記所定方向とは反対方向に前記光学系を駆動する第1駆動制御と、前記第1駆動制御をした後に前記駆動手段に駆動指示を与えることにより前記光学系を前記所定方向へ間欠的に駆動する第2駆動制御とを行う駆動制御手段と、
    前記駆動制御手段が前記第2駆動制御をしているときに焦点評価値を取得し、コントラスト検出方式により前記光学系の焦点調節状態を検出する焦点検出手段と、
    前記駆動伝達系が有するガタ量が所定値以上であるか否か判断する判断手段と、を備え、
    前記駆動制御手段は、
    前記判断手段により前記ガタ量が所定値未満であると判断された場合は、前記第2駆動制御において所定の第1駆動量で間欠的に駆動を行い、
    前記判断手段により前記ガタ量が前記所定値以上であると判断された場合は、前記第2駆動制御において前記所定の第1駆動量より大きい第2駆動量で間欠的に駆動を行うことを特徴とする焦点調節装置
  2. 請求項1記載の焦点調節装置において、
    前記駆動制御手段は、前記光学系が当該光学系の駆動範囲の端部を含む第1所定範囲にある場合に、前記判断手段により前記ガタ量が所定値未満であると判断されたとき、前記第2駆動制御において前記第1駆動量で間欠的に駆動を行い、前記判断手段により前記ガタ量が前記所定値以上であると判断されたとき、前記第2駆動制御において前記第2駆動量で間欠的に駆動を行うことを特徴とする焦点調節装置
  3. 請求項2記載の焦点調節装置において、
    前記駆動制御手段は、前記光学系が前記第1所定範囲にない場合に、前記第2駆動制御を行う場合の駆動量を、前記第2駆動量より大きい第3駆動量に設定することを特徴とする焦点調節装置
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の焦点調節装置において、
    前記駆動制御手段は、前記第2駆動制御を行う場合の間欠的な駆動の回数を、
    前記判断手段により判断されたガタ量が所定値未満の場合は所定の回数に設定し、
    前記ガタ量が前記所定値以上の場合は前記所定の回数より大きい回数に設定することを特徴とする焦点調節装置
  5. 請求項1〜4の何れか一項に記載の焦点調節装置において、
    前記駆動源はモータであり、
    前記駆動制御手段は、前記第2駆動制御を行う場合における停止時において前記モータを励磁するか否かを、
    前記判断手段により判断されたガタ量が所定値未満の場合は前記モータを非励磁にし、
    前記ガタ量が前記所定値以上の場合は前記モータを励磁することを特徴とする焦点調節装置
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の焦点調節装置において、
    前記駆動指示に応じた前記駆動源の制御量を、前記駆動伝達系の少なくとも一部を介して検出する検出手段を備え、
    前記駆動制御手段は、前記検出手段の種類に応じて前記駆動条件を設定することを特徴とする焦点調節装置
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の焦点調節装置において、
    前記駆動制御手段は、前記駆動手段に対して前記駆動指示を与えたにもかかわらず前記焦点調節状態が変化しない場合に、前記光学系の駆動量大きくすることを特徴とする焦点調節装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の焦点調節装置を備えたことを特徴とする撮像装置。
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