JP5040164B2 - 画像形成装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
そして、ルックアップテーブルの補正パラメータを最適化する際は、低濃度から高濃度へと段階的に遷移する複数のパッチ画像を並べたラスタデータであるテストパターンを像画像形成エンジンから記録材に形成させてセンサアレイによりその像の主走査方向の濃度を離散的に検出した後、検出結果の各々と濃度の理想値の差を埋め合わせる補正パラメータを生成してルックアップテーブルに収録するようになっている。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、濃度補正用のセンサアレイの一部に不具合が生じても、濃度補正用のルックアップテーブルの内容を常に最適なものに保ち得るような仕組みを提供することを目的とする。
本願発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア概略構成図である。
図に示すように、この画像形成装置を構成する各部は駆動ユニット10と制御ユニット20に大別される。そして、駆動ユニット10は、用紙トレイ11、用紙搬送路12、各画像形成エンジン13、定着部14、画像読取部15を有する一方、制御ユニット20は、濃度補正部21、パラメータ用メモリ22、テストパターン発生部23、選択部24、画像解析部25、パラメータ書換部26を有する。
用紙トレイ11は、A4などの所定サイズにカットされた複数枚の用紙を収容し、収容された用紙は用紙トレイ11から一枚ずつピッキングされ、画像形成エンジン13、定着部14、更には、画像読取部15を経由して排紙口へと繋がる用紙搬送路12上を順次搬送されるようになっている。
画像形成エンジン13は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、及び転写部を備える。これら各部の駆動する様子について概説すると、まず、帯電部が、所定の速度で周回する感光体ドラムの周面を一様に帯電させた後、露光部が、その周面上を走査しながらレーザ光を照射することによって静電潜像を形成する。更に、現像部がトナーを吹付することによってその静電潜像をトナー像として現像し、現像されたトナー像が転写部によって用紙に転写される。
図1において、定着部14は、内部に加熱源を持つ加熱ロールと加圧ロールの周面同士を当接させてニップ部を形成している。画像形成エンジン13により各色のトナー像の形成を経た用紙がニップ部へ搬入されると、それらのトナー像が加熱ロールによる加熱作用と加圧ロールによる加圧作用とを受けて用紙に定着する。
濃度補正部21には、画像処理ジョブを解釈して得たラスタデータの画像信号が図示しないパーソナルコンピュータPCやプリンタコントローラなどから入力される。このラスタデータの画像信号は、シアン、イエロー、マゼンタ、ブラックの各色の画素アドレス毎の濃度値を示す信号である。
パラメータ用メモリ22は、ルックアップテーブル(以下、「LUT」と呼ぶ)を格納する。このLUTは、主走査方向の画素アドレスとその画素アドレスの濃度値とに応じて参照フィールドが一意に特定され得るようなマトリクス構造を成している。そして、このルックアップテーブルをなす各フィールドには、補正パラメータが記憶される。補正パラメータは、濃度補正部21へ供給される画像信号の補正時に作用させる係数を決定付けるパラメータである。
一方で、通常モードでの動作時には、画像処理ジョブを解釈して得た、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のラスタデータを示す画像信号が図示しないパーソナルコンピュータやプリンタコントローラから濃度補正部21へ入力される。画像信号の入力を受けた濃度補正部21は、ルックアップテーブルの各補正パラメータをその画像信号に作用させて濃度補正処理を施した後、補正処理を経た補正済み画像信号を選択部24へ供給する。この濃度補正部21による補正処理のアルゴリズムは周知技術の範疇に属するため、ここでは更なる詳細な説明を割愛する。
画像解析部25とパラメータ書換部26の両部は、補正パラメータ最適化モードでの動作時になると、画像読取部15と共に動作することによってLUTの補正パラメータの内容を書き換える。
上述したように、補正パラメータ最適化モードになると、テストパターン発生部23は、テストパターンの画像信号を3回に渡って連続して発生する。これらの画像信号の供給を受けた画像形成エンジン13は、テストパターン、つまり、低濃度から高濃度へと段階的に遷移する複数のパッチ画像を用紙へ3回に渡って連続して形成することになる。一方、それらの3つの像の主走査ラインの濃度値を検出することになる画像読取部15は、最初のテストパターンの像の主走査ラインの濃度を検出した後、そのセンシング視野を移動させてから次のテストパターンの像の主走査ラインの濃度を検出し、そのセンシング視野を更に移動させてから最後のテストパターンの像の主走査ラインの濃度を検出する。この結果、画像解析部25には、同じテストパターンに応じて用紙に連続して形成される3つの像の主走査ラインの濃度値を異なるセンシング視野から検出して得た、各々画像の主走査ライン幅に相当する3セットの濃度値群が供給されることになる。
以上の手順に従って補正パラメータの書き換えを行うようにすることで、センサアレイを成す一部の光センサの不具合による影響を受けることなく、補正パラメータの最適な書き換えを確実に行うことができる。
このような状態で、画像形成エンジン13にテストパターンに応じた3つの像を形成させ画像読取部15に濃度を検出させた場合、当然ながら、汚れが付着している光センサの真下に位置することとなったセンシング領域の検出結果は、最高濃度値(図5では縦軸に明度値を示しており、ほぼ最低明度値の0)の縦スジとなって現れてしまう。ところが、上記手順に従い、画像読取部15のセンシング視野を移動させながら3回にわたって検出を行った場合、その移動が成されるたびに、汚れが付着している光センサの真下に位置することになる主走査ラインの画素アドレスの位置にもずれが生じることになる(読取位置♯1乃至3を参照)。そして、これら3回の検出を経た後、同じ画素アドレスと対応付けられることになる3つの画素値のうちの最高濃度値は中間値として採用され得ないことになるため(中央値計算結果を参照)、汚れの付着した光センサの検出値と理想値との差分から誤った補正パラメータが生成されてしまう事態を防ぐことができる。
本願発明は、種々の変形実施が可能である。
上記実施形態にかかる画像処理装置の画像読取部15は、最初のテストパターンの像の主走査ラインの濃度を検出した後、そのセンシング視野を移動させてから次のテストパターンの像の主走査ラインの濃度を検出し、そのセンシング視野を更に移動させてから最後のテストパターンの像の主走査ラインの濃度を検出するようになっていた。つまり、上記実施形態では、あるテストパターンの像の主走査ラインの濃度の検出を終えてから次のテストパターンの像の主走査ラインの濃度の検出を始めるまでの間に画像読取部15の視野を変化させるようになっていた。
Claims (5)
- 画像信号を補正する補正パラメータを記憶するメモリと、
自身へ供給される画像信号に応じた像を形成する画像形成エンジンと、
入力手段を介して入力される画像信号を前記メモリの補正パラメータに応じて補正する補正手段と、
濃度が一定である領域を有するテストパターンの画像信号を生成する生成手段と、
前記画像形成エンジンが記録材へ形成する像の濃度を検出するための複数のセンシング素子をその記録材の搬送方向と交差する方向に並べてなる濃度検出手段と、
前記濃度検出手段が前記テストパターンの画像信号に応じて形成された像の主走査ラインの濃度の検出を行っている間に、前記濃度検出手段を成す各センシング素子の視野を前記主走査ラインに平行な方向へ移動させる視野制御手段と、
前記生成手段によって生成された画像信号に基づいて前記画像形成エンジンで形成された像の濃度を前記濃度検出手段が前記視野制御手段によってその視野を移動させられながら検出していくことによって順次得られる、各々画像の主走査ライン幅に相当する複数の濃度値群のうち、前記領域内において主走査方向におけるアドレスが等しい濃度値群の中間値を当該アドレス毎に計算し、当該中間値を基に前記メモリの補正パラメータの内容を書き換える書換制御手段と
を備えた画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記視野制御手段は、
前記濃度検出手段として並べられた複数のセンシング素子を前記主走査ラインに平行な方向へ移動させることによってそのセンシング視野を移動させる
画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記視野制御手段は、
前記搬送路を搬送される記録材が前記濃度検出手段として並べられた複数のセンシング素子のセンシング領域を通過する際の通過位置を前記主走査ラインと平行な方向へ移動させることによってそのセンシング視野を移動させる
画像形成装置。 - 請求項1乃至3に記載の画像形成装置において、
前記テストパターンは、
低濃度から高濃度へと段階的に遷移する複数のパッチ画像を並べたラスタデータである
画像形成装置。 - 画像信号を補正する補正パラメータを記憶するメモリと、自身へ供給される画像信号に応じた像を形成する画像形成エンジンと、前記画像形成エンジンが記録材へ形成する像の濃度を検出するための複数のセンシング素子をその記録材の搬送方向と交差する方向に並べてなる濃度検出手段とを備えたコンピュータ装置に、
入力手段を介して入力される画像信号を前記メモリの補正パラメータに応じて補正する補正機能と、
濃度が一定である領域を有するテストパターンの画像信号を生成する生成機能と、
前記濃度検出手段が前記テストパターンの画像信号に応じて形成された像の主走査ラインの濃度の検出を行っている間に、前記濃度検出手段を成す各センシング素子の視野を前記主走査ラインに平行な方向へ移動させる視野制御機能と、
前記生成機能によって生成された画像信号に基づいて前記画像形成エンジンで形成された像の濃度を前記濃度検出手段が前記視野制御機能によってその視野を移動させられながら検出していくことによって順次得られる、各々画像の主走査ライン幅に相当する複数の濃度値群のうち、前記領域内において主走査方向におけるアドレスが等しい濃度値群の中間値を当該アドレス毎に計算し、当該中間値を基に前記メモリの補正パラメータの内容を書き換える書換制御機能と
を実現させるプログラム。
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