JP5039281B2 - 滑りリング固定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軸線方向の回転管継手の、滑りリング封隙部の滑りリングを固定するための装置であって、この装置が、以下の特徴:
a) 滑り封隙面、およびこの滑り封隙面と反対側の接触面を有し、それら両方のそれぞれの滑りリングがこれら滑りリングの滑り封隙面によって、当接状態で相互に滑動する、該滑りリング、
b) この滑りリングの第1の接触面との封隙的な結合のための、第2の接触面を有する滑りリング担持体、
c) その保持装置が、第1および第2の接触面を封隙的な係合状態で互いに保持する、この滑りリングのための保持装置を有し、その際、
d) この滑りリングが、外套面を有し、
この外套面が、第1の接触面への移行部において始まり、円錐形に先細りの状態で、この滑り封隙面への移行部の方向に指向しており、および、
e) この保持装置が、保持部分を有し、この保持部分が、円錐形に指向する内側面を有し、
この内側面が、この滑りリングの円錐形の外套面に対して相補的に形成されている上記装置に関する。
通常、この様式の装置は、簡単な接着結合部から成っている。即ち、滑りリングは、この滑りリングの第1の接触面でもって、滑りリング担持体の適合して形成された第2の接触面に対して接着される。
このような様式の装置は、ドイツ連邦共和国特許公開第32 39 855号明細書(特許文献1)、ドイツ連邦共和国特許公開第32 06 080号明細書(特許文献2)、および、ドイツ連邦共和国特許公開第19 29 312号明細書(特許文献3)から公知である。
軸線方向の回転管継手は、一般的に、静止している機械部材、および回転する機械部材から成り、これら機械部材が、それぞれに、穿孔、即ち貫通部を、回転する機械部材の回転軸線に対して平行、且つ、特に同心的に有しており、その際、この静止している機械部材、および回転する機械部材との間の貫通部が、互いに接触する滑りリングによって封隙され、これら滑りリングが、一般的に、この回転軸線に対して同心的に、またはほぼ同心的に設けられている。これら滑りリングは、一般的に、平坦な滑り封隙面を有しており、これら滑り封隙面が、それぞれにこれら滑りリング端面内の一方の端面によって形成されており、且つ、これら滑り封隙面が、滑りリング担持体の規定通りの整向状態において、この静止している機械部材、および回転する機械部材に沿って、封隙的に、且つ同一平面上に互いに向かい合って位置している。この回転する機械部材の回転の間じゅう、同様にこの回転する機械部材の封隙リング担持体に固定された滑りリングも、この滑りリング担持体と共に回転し、これに対して、この静止している機械部材に固定された滑りリングは、如何なる回転も行わない。従って、互いに接触状態にある封隙面は、相互に滑動し、且つ、この理由から、同様に「滑り封隙面」と称される。摩擦は、その際、可能な限り僅かであるべきである。何故ならば、もしもそうでなければ、特に、高い回転数の場合、極めて多く、摩擦熱が発生し、この摩擦熱は、これら滑りリングの破壊、または、同様に他の機械部材の食い込み、および破壊をも誘起するからである。
回転管継手を通って供給される液体のためのある程度の漏洩は、滑りリング封隙部の領域内において、回避することは出来ず、特に、滑りリング担持体が振動に曝されている場合、このことは、これら滑りリング担持体内の1つの滑りリング担持体の迅速な回転の際に、回避することが出来ない。このことは、液体が、この様式の回転管継手を通って、しばしば、数百バールに至るまでの高い圧力のもとで貫通案内されねばならないので、同様にそれ故に、とりわけ言えることである。
このような漏洩は、しかしながら、ある程度の分量において、同様に是が非でも得たいと望まれている。何故ならば、即ち、多くの液体が、潤滑特性を有し、且つ従って、両方の滑りリングの、相互に滑動する封隙面の間の摩擦を低減するからであり、および、液体が、特に同様に冷却作用も有し、且つ、漏洩部を通る、即ちこれら滑りリングの両方の封隙面の間を通り抜ける液体が、これら滑りリングの間の摩擦熱を少なくとも部分的に導出するからである。
この理由から、適当な回転管継手は、通常は、同様に封隙領域を囲繞する漏洩室も備えており、この漏洩室内において、この漏洩部を通って流出する液体、例えば切断工具を潤滑するための水/油エマルジョンが、コントロールされた状態で捕捉され、且つ導出され、もしくは、適当な貯蔵槽内へと導き戻される。
既に述べたように、この様式の、いわゆる「軸線方向の回転管継手」の場合、滑りリングは、典型的に(少なくとも回転する機械部材の側に)中空円筒形の構造部材である、適当な滑りリング担持体の上に、詳しく言うとつまり、これら滑りリング担持体のリング状の端面の上に接着される。このことは、それ故に必ずしも問題が無いわけではない。何故ならば、滑りリング封隙面が、同様に正確に、且つ片側での過負荷無しに相互に載置し、且つ滑動可能であるために、当該の構造部材、即ち滑りリング担持体および滑りリング自体が、極めて精密に製造されていなければならず、且つ、特に、極めて正確に面平行な端面を有していなければならないからである。
接着層は、それ故、どんなことがあっても、決して不均等に厚くてはならず、且つ、有利には、極めて薄い。
更に、特にある種の液体の使用の際に、従来公知であり且つ使用された接着剤が、遅かれ早かれ溶解される(aufgeloest)ことが、しかしながら判明した。このことは、ある程度の摩擦熱が回避され得ず、且つ、滑りリングが、および同様に滑りリング担持体も相応して加熱し、その際、同様に供給された液体が、事情によっては、全く、増大された温度でもって供給されることとも、部分的に関連するかもしれない。いくつかの使用分野において、従って、接着結合部は、相応する諸負荷に永久的に耐えられず、このことは、滑りリングが所属する滑りリング担持体から解離し、且つ、極めて容易に、回転管継手の全て、および隣接する機械部材の激しい損傷または破損へと導くことを誘起する。
他方では、しかしながら、この接着結合部は、この接着結合部が極めて場所を取らないことの重要な利点を有している。何故ならば、このスペースがいずれにしても、この滑りリング、および滑りリング担持体自体によって、要求される以外の、この接着結合部が、封隙リング担持体において滑りリングを固定するための、どんな種類の付加的なスペースも必要でないからである。
その上、多くの適当な機械が、既に、軸線方向の滑りリング封隙部を備えており、これら滑りリング封隙部は、適当な接着結合部を有している。
ドイツ連邦共和国特許公開第32 39 855号明細書 ドイツ連邦共和国特許公開第32 06 080号明細書 ドイツ連邦共和国特許公開第19 29 312号明細書
従って、この背景に対して、本発明の根底をなす課題は、
滑りリング担持体に、軸線方向の滑りリング封隙部の滑りリングを固定するための装置であって、
この装置が、比較的に高い度合いを、信頼性および耐久性において有しており、且つ、この装置が、それにも拘らず十分に場所を取らず、
結果として、その回転管継手の場合に滑りリングが、滑りリング担持体に対して接着されている既存の回転管継手を、従来の回転管継手の代わりに相互的な交換状態で組み込まれ得る、改良された回転管継手に置き換え可能である、
上記装置を提案することである。
この課題は、この装置が、更に、以下の特徴を有していること、即ち:
f)保持装置が、キャップナットとして形成され、
このキャップナットが雌ねじを有し、
g)その際、滑りリング担持体が、この滑りリング担持体の、この滑りリングと反対側の端部分において、このキャップナットの雌ねじに対して適合している雄ねじを有しており、
このキャップナットが、この滑りリング担持体の相応する雄ねじの上にねじり固定可能であること、
h)このキャップナットのために、付加的な誤回転防止装置が設けられていること、
によって解決される。
このようにして、耐久性のある、且つ強固な、滑りリングと滑りリング担持体との間の結合が形成されることは明らかとなった。適当なキャップナットが、軸線方向に、極めて短く形成され、従って、このキャップナットは、実際的に、どんな種類の付加的なスペースも必要としない。何故ならば、この滑りリングを半径方向において囲繞する領域が、いずれにしても典型的に漏洩室によって形成され、この漏洩室内において、前述のキャップナットのような付加的な部材が、何の問題も無く、スペースを有しているからである。
円錐形の、互いに係合状態になる、滑りリング、およびキャップナットの面は、その際に、
滑りリング、およびキャップナットが、接し合うようにくさび状に固定され、且つ、この滑りリングが、相対して位置している滑りリングとの滑り係合状態になる場合、この滑りリングが、従って、このキャップナットに対して誤回転されないことの利点を有している。同時に、互いに係合状態になる、円錐形の面、および、封隙リング担持体の雄ねじの上へのこのキャップナットのねじり固定によって、この滑りリングの第1の接触面は、強固に、この滑りリング担持体の第2の接触面に対して押し付けられ、従って、同様にここでも、一方では封隙的な、および他方では同様に機械的に強固な摩擦係合が行われ、従って、滑りリング担持体、滑りリング、および、キャップナットは、総じて、コンパクトに連結した状態で、強固なユニットを形成する。
有利な実施形態において、滑りリングは、セラミックの材料から成っている。
しかしながら、金属の材料から成る、特に金属合金、またはいわゆる硬質合金から成る適当な滑りリングを製造することも、同様に可能である。後者の硬質合金は、セラミックと同様に、極めて大きな耐磨耗性の利点を有しており、且つ、これら硬質合金が、合目的に、僅かの摩擦を顧慮して選択される。もちろん、これら滑りリングの間の摩擦を更に減少させるために、全く同一の滑りリング封隙部に関して、2つの異なる材料から成る滑りリングを使用することも同様に可能である。
第1接触面と第2の接触面との間の結合が封隙的になるように、特に、例えばセラミックの封隙リング、または同様に硬質合金から成る封隙リングのような、脆い材料の使用の場合、過度でない押圧力を形成すべきために、本発明により、これら接触面の間に、Oリングが、封隙材として配設されている。合目的に、滑りリング担持体の第2の接触面は、リング状に周囲に延在する溝部を有しており、この溝部の断面が、適当なOリングの少なくとも部分的な収容のために形成されている。滑りリングの第1の接触面でもっての、第2の接触面に対する、この滑りリングの押圧によって、このOリングとの封隙的な係合が形成され、このOリングは、その際、全体的に、またはおおよそ完全に、この第2の接触面の溝部内へと押し込まれ、しかしながら、両方の面との接触状態に留まっている(その際、この溝部の底は、第2の接触面の一部と見なされる)。
更に、本発明の1つの実施形態が有利であり、この実施形態の場合、封隙リングの円錐形の外套面の、および同様に、キャップナットの保持部分の相応する円錐形の内側面の円錐角度は、それぞれに、このリング、もしくはこのナットの中央の軸線に関連付けられて、3°と15°との間の、有利には5°と10°との間の値を有している。
この範囲の維持が、少なくとも、セラミックの封隙リングの使用の場合において、一方では、更に、良好なくさび状固定の効果が得られ、且つ、
他方では、封隙リングが、従って、過度な負荷に曝されること無く、このキャップナットが、妥当に取扱い可能な回転トルクでもって締付けら得ることが判明した。
それにも拘らず、自体で、このような円錐形の面を介しておよび同様にOリングとの係合をも介しての摩擦係合によって、強固にくさび状に固定された力一体的な、当該の部材の結合は、過激な外部の諸状況のもとで、
振動、および加速、特に、回転運動の減速、及び/または始動によって、キャップナットが、滑りリング担持体に対して回転し、且つ従って、これら両方の部材の間のねじ山の噛み合いを弛緩し、従って同様に、滑りリング、キャップナット、および滑りリング担持体、もしくはOリングの全ての残りの面の間の係合も弛緩されるというやり方で、
それでも尚、解離可能であることが判明した。
このことは、キャップナットが、他の、または比較的に古い回転管継手に比して、回転管継手のスペースの節約、および交換可能性の目的で、軸線方向に相対的に短く保持されねばならず、従って、場合によっては、このキャップナットを滑りリング担持体において固定するために、ただ僅かのねじピッチだけが使用に供せられるので、それだけいっそう多く言えることである。
本発明の有利な実施形態により、従って、キャップナットのための付加的な誤回転防止装置が設けられている。その際に、このような誤回転防止装置が、同様に、滑り封隙リングが、円錐形の面の係合を介してではなくて、むしろ、なにかある他の構造およびやり方で、ナットによって、この滑りリング担持体に、例示的に、例えば回転軸線に対して垂直方向に指向する平坦な面のクランプを介して、固定されている場合にも、有意義、且つ有利であることは自明のことである。このことは、同様に、以下で更に詳細に言及される、誤回転防止装置のバリエーションにも当てはまることである。
本発明の有利な実施形態により、誤回転防止装置は、リング状の、キャップナットを囲繞する保持ディスクとして形成されており、この保持ディスクが、滑りリング担持体を囲繞する、更にこの滑りリング担持体と結合されている部材に固定されており、且つ、このキャップナットと固着係合状態にある。
その際、保持ディスクが、例えば、合成物質材料から製造されているというやり方で、保持ディスクは、容易に、キャップナットの外側との摩擦係合状態にあり、この合成物質材料が、内側へ突出する係合唇状部を有し、これら係合唇状部が、この保持ディスクの、明確にこのキャップナットの外径よりもより小さい内径を定義している。このような保持ディスクは、更に同様に形状一体的に、このキャップナットの外側と、この外側面が円形の断面を有していない限り、係合状態にある。
誤回転防止装置の特に有利な実施形態は、本発明により、キャップナットが、このキャップナットの外側に、少なくとも1つの平坦部、または切欠き部を有しており、これに対して、保持ディスクが、少なくとも1つの突出部、または突起部を有しており、この突起部が、半径方向に内方へと突出し、且つ、キャップナットの外側における切欠き部及び/または平坦部と係合可能であり、その際、この保持ディスクが、それ自体、この保持ディスクの側で、滑りリング担持体と強固に結合し、且つこの滑りリング担持体の端部領域を囲繞する部分に固定されていることにある。
合目的に、保持ディスクは、この保持ディスクの、回転する機械部材の回転軸線と一致する軸線を中心とする回転に関して均衡が保たれている。このことは、もちろん、ただ、この保持ディスクが回転する機械部材の滑りリング担持体に固定されている限りだけ必要である。適当に均衡が保たれている保持ディスクの構成は、もちろん、キャップナットが、一方の静止している機械部材の滑りリング担持体に取付けられている限りは必要ではない。
更に、本発明の1つの実施形態が特に有利であり、この実施形態の場合、保持ディスクは、均質の、板状または薄板状の材料から製造されており、且つ、少なくとも2回回転対称性を持つ(2個の部分から成る)1つの対称軸線を有しており、この対称軸線が、この板状の材料の面に対して垂直方向に延在し、その際、それぞれにただ保持ディスクの互いに対応する部分だけがこのような対称性を有している場合にはそれで十分である。このことは、保持ディスクまたは個別の部材、または1つの保持ディスクの対応する部分が、少なくとも、この保持ディスクの軸線180°だけの回転に関して、対称的に形成されていることを意味しており、適当に多数回回転対称性を持つ(多数個の部分から成る(n個の部分から成る))対称軸線の場合、この保持ディスクが、相応する360°の1/nの微小部分だけの回転に関して、対称的に形成されており、その際、nが、対称の数に相応する。
均質の材料から成る封隙リングの場合の、このような対称的な構成によって、自動的に、同時に保持ディスクの対称軸線であるこの保持ディスクの軸線を中心とする回転に関して均衡が保たれている、保持ディスクが与えられる。
均衡を保たれた保持ディスクは、しかしながら同様に、このディスクが総じて多数回回転対称性を持つ(多数個の部分から成る)対称軸線を有すること無く、それぞれにただこの保持ディスクの個別の部材が、多数回回転対称性を持つ(多数個の部分から成る)(n≧2)対称軸線を有するだけの場合にも与えられる。
キャップナットの保持の更に有利なバリエーションは、セットスクリューの使用によって実現可能であり、これらセットスクリューが、軸に平行の、または同様に半径方向の、キャップナットの外套部内におけるねじ孔内へとねじ込まれる。最も簡単なバリエーションは、1つのセットスクリューであり、このセットスクリューが、このキャップナットの外套部を通る半径方向の穿孔を通ってねじ込まれ、且つ従って、滑りリング担持体の雄ねじと強固に係合される。他のバリエーションは、合成物質部材にあり、この合成物質部材が、このキャップナットの外套部内における適当な半径方向の穿孔を通って挿入されるか、それとも、このキャップナットの内側面内において(ねじ山領域内において)設けられた切欠き部内へと挿入され、その際、1つの軸に平行なねじ孔が、このキャップナットの外套部を通って延在し、且つ、相応する切欠き部、または半径方向穿孔と交差しており、従って、このキャップナットを誤回転に対して保護するために、このねじ孔内へとねじ込まれたセットスクリューが、横方向穿孔、または切欠き部内へと挿入された部材を、半径方向に、内方へと、この滑りリング担持体のねじ山に対して押圧する。
他のバリエーションは、回り止めナットの使用にあり、その際、このキャップナットが、雄ねじを備えており、且つ、この回り止めナットが相応する雌ねじを有しており、この回り止めナットが、
この滑りリング担持体に固定されており且つこの滑りリング担持体の端部部分を囲繞する部材に支持されるまで、
この雌ねじが、滑りリング担持体の雄ねじの上へのこのキャップナットのねじ固定の後、このキャップナットの上へとねじ固定される。
要するに、それにまた、更に別のバリエーションが可能であり、このバリエーションの場合、先の尖った留め具が、直接的に、キャップナットの下側で、滑りリング担持体の雄ねじと係合状態にあり、その際、
この留め具が、この留め具に対して横方向に延在する軸線方向の引張りねじと結合されており、
この引張りねじが、キャップナットの外套部内における軸線方向の穿孔を通って延在し、且つ、ナットによって、その内において、この留め具が滑りリング担持体の雄ねじとの係合状態において回転されている、位置内において固定される。
次に、本発明の更に有利な特徴、および使用の可能性を、有利な実施形態の以下の説明、および、それら実施形態に所属する図に基づいて明確にする。
ここで、先ず第一に、当該の実施形態に関する図1、2、および9並びに10が、関連して説明され、その際、先ず始めに、図9が引き合いに出され、この図9内において、異なる、互いに係合状態にある面が、最も良く認識され得る。
図9において、2つの滑りリング担持体4、14が認識され、その際、この滑りリング担持体4が、この場合には、回転可能に軸受けされた軸の端部分であり、即ち回転する機械部材の一部であり、これに対して、この滑りリング担持体14が、確かに同様に中空円筒形の構造部材であるが、しかしながらこの構造部材が、静止している機械部材内において、強固に、場合によっては同様に軸線方向に摺動可能に、且つ回転する機械部材の方向において予負荷された状態で組み付けられている。
両方の中空円筒形の滑りリング担持体4、14のそれぞれの上に、滑りリング1、もしくは11が固定されている。この滑りリング1、もしくは11は、それぞれ1つのキャップナット7、もしくは17によって、この滑りリング担持体4、14のリング状の、端面側の接触面5、もしくは15に、押し付けられている。この目的で、これらキャップナット7、もしくは17が、これら滑りリング担持体4、14の相応する雄ねじの上にねじり固定された場合、両方のキャップナット7、もしくは17の円錐形の内側面8、もしくは18は、これら滑りリング1、もしくは11の相応して円錐形に形成された、外側の外套面6、もしくは16と接触する。
接触面5、もしくは15は、それぞれ1つの溝部を有しており、これら溝部の深さが、これら溝部がそれぞれ1つのOリング9、19を部分的に収容するように寸法を設定されており、従って、この溝部内へと挿入されたOリングが、まだ少し更に、これら接触面5、もしくは15の隣接する部分を越えて突出している。キャップナット7、もしくは17の締め付けの際に、それに応じて、滑りリング1、11が、これら滑りリングの第1の接触面3、13でもって、先ず第一に、これらOリング9、19の突出する面との接触状態となり、これらOリング9、19を、キャップナット7、もしくは17の更なる締め付けの際に、要するに第1の接触面3、13が、それぞれに、相対して位置している滑りリング担持体4、14の第2の接触面5、もしくは15と係合状態になるまで、互いに押圧する。一方では確実な封隙係合を達成するため、および、他方ではこれら滑りリングに過度に負荷をかけないために、これらキャップナット7、もしくは17は、所定の回転トルクでもって締め付けられる。このようにして、接触面3、5、もしくは13、15が、それらの間にあるOリング9、もしくは19でもって、密に互いに閉鎖することが保障され、従って、滑りリングとそれぞれに所属して設けられた滑りリング担持体との間で、時として破損し易い材料から製造される滑りリング1、11が、生起される締付け力によって損傷を与えられること、または過度に強度に荷重されること、または過度に付勢されること無しに、それぞれの第1および第2の接触面に沿って、密な、且つ強固な結合が形成する。
両方の滑りリング担持体4、14は、共通の軸線に沿って、正確に整向されており、且つ、これら部材の内の少なくとも一方の部材が、他方の部材に対して、軽度の軸線方向の予負荷を有しているべきであり、これに伴って、滑り封隙面2、12が、可能な限り均等な、平面状の当接状態に互いに成り、結果として、可能な限り僅かの摩擦でもって、しかしながら同時にそれにも拘らず可能な限り密に閉鎖した状態で、滑りリング1と11との間の相対的な運動が許容される。
一般的に回転する軸として形成されている、回転する機械部材、即ち滑りリング担持体4は、この機械部材の軸線30を中心として回転し、その際、滑り封隙面2、12は、相互に滑動し、且つそれにも拘らず、静止している機械部材と回転する機械部材との間のある程度密な閉鎖を提供する。中央の貫通する穿孔31を通って、静止している機械部材から回転する機械部材へ、または同様に逆に回転する機械部材から静止している機械部材へと輸送される、流動物のある程度の量は、両方の滑り封隙面2と12との間の漏洩として貫通し、しかしながら、囲繞する漏洩室25内において捕捉され、且つ、漏洩室開口部26を通って導出される。回転管継手を通って案内される流動物が液体の場合には、流出する漏洩量は、これら滑り封隙面の間の潤滑剤として、及び/または、これら滑り封隙面の間で発生する摩擦熱を部分的に搬出する冷却剤として使用される。圧力のもとでの流動物の供給の際に、これら滑り封隙面の間の漏洩間隙に沿って、圧力が、内側から外側へと連続的に低下し、しかしながら、両方の滑り封隙面を離反する方向に付勢し、且つ従って摩擦係合の負荷の開放を引き起こし、従って、これら滑り封隙面の間の摩擦が、このことによって付加的に低減される。場合によっては有り得る予負荷は、如何なる場合でも、この予負荷が、封隙面に対して作用するこの流動物の圧力に耐えるように、十分に量定されていなければならない。
回転管継手の永続的に良好な機能のために、両方の滑りリングが、これら滑りリングのそれぞれの滑りリング担持体に対して、正確に位置決めされており、且つ永続的にこの位置内において固持されることは特に重要である。
この目的で、既に述べられているように、両方のキャップナット7、もしくは17が設けられており、これらキャップナットが、所定の回転トルクでもって、この滑りリング担持体の雄ねじの上で締め付けられ、且つ、その際に、円錐形の面6、8、もしくは、16、18の係合を介して、それぞれの滑りリング1、もしくは11を、滑りリング担持体4、14に押し付ける。
以下に、静止している機械部材の側に明確に関連付けられない限りは、滑りリング、キャップナット、および、全てのこれらと連結する部材が、僅かに回転する機械部材との関連においてだけ説明される。このことによって、全ての二重に設けられている部材、およびそれぞれに二重に与えられた参照数字に対する指示は行う必要が無い。もちろん、しかしながら回転する機械部材に関して説明された全ての要素は、これら要素が、そこで、常に同じ程度に必要ではないにもかかわらず、同様に静止している機械部材においても設けられていることは可能である。
滑りリング担持体4として使用される、回転する機械部材の軸は、いわゆる「ラビリンスリング」22を有しており、このラビリンスリングが、キャップナットと同じように、しかしながら、このキャップナットの装着の前に、この軸4の雄ねじの上にねじって締められ、且つ固定されている。このラビリンスリング22は、更に同時に、軸の軸受部のための軸線方向の支持部材として使用され、且つ、このラビリンスリングが、この軸4に関しての回転に対して動かないように固定されており、即ち、この軸4と共に、回転するユニットを形成している。漏洩室25のこのラビリンスリングの方を向く側面上で、このラビリンスリング22は、フランジ形に、いわゆる遠心飛散ディスク(Schleuderscheibe)20として拡大されており、このことは、特に、
この液体が、可能な限り漏洩室25の外側壁へと達し、且つそこから開口部26を通って流出、即ち排出されるために、および、軸線方向に、遠心分離ディスク20とこの遠心分離ディスクの外側の(定置の)囲繞部との間の間隙を通って、且つ、この軸4の軸受部の方向に流出可能でないために、
滑り封隙面2と12との間で流出する液体を捕捉すること、および、外方へと遠心飛散することの目的に使用される。
図1、および同様に二三の更に別の実施形態により、この遠心飛散ディスク20は、付加的に、保持部材10の固定のために使用され、この保持ディスクが、図1において具体的に、保持ディスク10の形状を有している。
図2および図10において、遠心飛散ディスク20の上に組み付けられている保持ディスク10の、図1における断面A−Aに相応する平面図が認識され、その際しかしながら、静止している、回転しない機械部材50の、この遠心飛散ディスクを囲繞する部分は図示されていない。
中央において、滑りリング1によって囲繞された中央の貫通開口部31が認識され、その際、断面A−Aは、ちょうど、この断面が、両方の滑り封隙面2、12の間の移行部と一致するように配置されており、従って、図2において、実際的に、この滑りリング1の滑り封隙面の上が目視されている。キャップナット7は、このキャップナットの円錐形の内側面でもって、封隙リング1の円錐形の外套部分を囲繞しており、且つ、このキャップナット7が、それ自体、保持ディスク10によって囲繞されている。このキャップナット7は、2つの直径方向に相対して位置している側面において、更に2つの平坦部24を有しており、これら平坦部が、しかしながら同様に良く、溝形状の切欠き部としても形成され得、これら平坦部内に、半径方向に内側に突出する、この保持ディスク10の突起部(Nocken)27が係合可能であり、図10において、この突起部が両側に設けられている。
保持ディスク10は、それ自体、有利には一定の厚さを有するリング形状のディスクから成っており、且つ、均等に、この保持ディスクの外周に沿って、分配された状態で、3つの、それぞれに約60°以上のセグメントにわたって延在する長手孔33を有しており、その際、それぞれ1つの保持ねじ23が、1つのこの様式の長手孔33を貫通係合し、且つ、遠心飛散ディスク20内へとねじ込まれている。
既に述べられているように、
この保持ディスク10は、半径方向に内側に突出する突起部を有しており、この突起部が、キャップナット7の相応する切欠き部、または平坦部24内へと係合している。合目的に、この保持ディスクは、図2において図示されているように、2つの同一の、互いに直径方向に相対して位置している突起部27を有しており、これら突起部が、同時に、相応する相対して位置している、このキャップナット7の切欠き部、または平坦部24内へと係合している。図10に従う、この2つの直径方向に相対して位置している突起部27を有する構成は、この保持ディスクが均衡を保たれていること、即ち、回転の際に、不都合な振動を、または同様に損傷をも結果として招く、どんな種類の不均衡も有していないことを誘起する。同様に3つの長手孔33も対称的に形成されており、従って、これら3つの長手孔のこの配置によって、この保持ディスクの均衡を保たれた状態は、維持された状態に留まっている。この保持ディスクの対称的な構成が、この保持ディスクの個別の部材が本実施例において、(突起部に関して)2回回転対称性を持つ(2個の部分から成る)(zweizaehlige)か、それとも(長手孔に関して)3回回転対称性を持つ(3個の部分から成る)対称軸線を有しており、ただ、この保持ディスクが、更に均等な厚さを有しており且つその際に均質の材料から成っている場合にだけ、総じて均衡を保たれた保持ディスク10を誘起することは、自明のことである。それにも拘らず、このように構成された(図10)保持ディスク10は、全体として、如何なる多数回回転対称性を持つ(多数個の部分から成る)対称軸線も有してない。何故ならば、この保持ディスクが、少なくとも360°だけの回転の後に初めて、同一に自身の上に自体で投影され、これに対して、このことは、この保持ディスク(突起部、もしくは長手孔)の個別の幾何学的な特徴に、それぞれに180°もしくは120°だけの回転の後、該当するからである。
同様に全ての残りの回転する部材も、完全に回転対称的であるか、それとも、2回、3回、または多数回回転対称性を持つ(2個、3個、または多数個の部分から成る)対称軸線を有しており、従って、全ての回転する部材は、総じて均衡を保たれている。このことは、特に、3つのねじ孔を3つの固定ねじ23のために有する保持ディスクに当てはまり、これら全てのねじ孔が、正確に、一様な半径を有する1つの円の上に位置しており、且つ、120°の相対的な角度間隔を互いに有している。
この保持ディスクの長手孔33と結合状態にある、遠心飛散ディスク20の構成は、この保持ディスク10を、キャップナット7のそれぞれの適宜の角度位置に適合させることを可能にし、従って、両方の相対して位置している突起部27(これら突起部から、図2内においてはただ1つだけが図示されている)が、相応する切欠き部、または平坦部24内へと、このキャップナット7の相対して位置している側面の上で、係合している。
図3から8までを、以下で、既に図1、2、または9との関連において説明された部材に比して異なっている、わずかそれら部材に関してだけ説明する。その他の全ての部材は、同様に、これら部材が、もはや明確に参照符号によって記号を付けられていない場合でも、図1の部材と同一である。
図3において、1つのバリエーションが図示されており、このバリエーションの場合、キャップナット7は、このキャップナットを囲繞する回り止めナット34によって保持されている。この目的で、このキャップナット7は、雄ねじを有しており、且つ、この回り止めナット34が、相応する雌ねじを有している。このキャップナットが、滑りリング担持体4のねじ山の上にねじで固定された(適当な回転トルクを付与するために、例えば、このキャップナット7の端面は、トルクレンチのピンのための適当な係合孔を有している)後に、この回り止めナット34は、このキャップナット7の雄ねじの上に、この回り止めナットが、遠心飛散ディスク20内における切欠き部の底部との係合状態になり、且つ、同様に軸4の上で強固にねじ止めされた遠心飛散ディスク20に対して支持するまで、ねじで固定される。このキャップナット7の雄ねじと、この回り止めナット34の雌ねじとの間で、所望の回り止め効果が得られる。
図4、および4aは、図1に図示されているバリエーションに極めて類似した1つのバリエーションを示しており、その際、保持ディスクが、この具体的なケースにおいて、ただ、この保持ディスクが、如何なる突起部27もキャップナット7との係合のために有するものでもなければ、このキャップナット7が、同様に如何なる切欠き部、または平坦部24も有するものでもなく、むしろ上記の代わりに、このキャップナット7の外径に相応するよりもより小さな内径を定義する、2つの内側に突出する唇状部を有する保持リング10′が、このキャップナット7の外側との係合状態にあり、且つ、このキャップナットが、適当な摩擦係合によって、滑りリング担持体4のねじ山からの誤回転、もしくは解離に対して保護する、ことによってだけ、図1および2に従う保持ディスクとは異なっている。
同様にこの場合においても、保持リング10′が、他方また、3つの、均等に外周にわたって分配されたねじ23によって、遠心飛散ディスク20に沿って固定されており、その際、この場合に、この遠心飛散ディスク20が、しかしながら、どんな種類の長手孔33も有する必要がないことは、自明のことである。何故ならば、この保持リング10′は、このキャップナット7に対して相対的に適宜な角度位置において、組み付けされ得るからである。
図5は、キャップナット7の保持の、更に別のバリエーションを示している。この場合には、このキャップナット7の内側面が、このキャップナットのねじ山領域の近傍において、切欠き部を有しており、この切欠き部内へと、例えば合成物質から成る押し退け部材35が挿入されている。同時に、同様に軸線方向のねじ孔36がこのキャップナット7内において設けられており、このねじ孔は、この押し退け部材35のために設けられた切欠き部と交差し、もしくは重ね合わせされており、且つ、このねじ孔内へと、セットスクリュー37がねじ込まれている。このねじ孔36内へのこのセットスクリュー37のねじ込みによって、この押し退け部材35は、キャップナット7のねじ固定の後、封隙リング担持体4のねじ山の上に、半径方向に内側へ、且つ、この滑りリング担持体(封隙リング担持体)のねじ山との係合状態において押圧され、従って、このキャップナット7が、このようにして、このねじ山に保持される。
図6は、1つのバリエーションを示しており、このバリエーションの場合、キャップナット7が、このキャップナットのねじ山領域内における壁部において、半径方向のねじ孔を有しており、且つ、適当な半径方向のセットスクリュー38によって、滑りリング担持体4のねじ山に保持される。
図7が、1つの実施形態を示しており、この実施形態は、図5および6によるバリエーションの混合実施形態として顧慮されている。この場合において、押し退け部材35′を収容するための半径方向孔は、軸線方向のねじ孔と同様にキャップナット7の壁部、即ち外套部内において設けられており、このねじ孔内へとセットスクリュー37がかみ合い、且つこのねじ孔が、この押し退け部材35′の収容のための半径方向の穿孔と交差している。同様にここでも、セットスクリュー37の軸線方向のねじ込みによって、部材35′は、少なくとも部分的に、半径方向に内方へと、且つ、この滑りリング担持体4のねじ山との係合状態に押し退けられる。
図8は、要するに、先の尖った留め具39を有する1つのバリエーションを示しており、この留め具が、この留め具に対して横方向に延在する引張りねじ(ねじボルト)41に固定されている。
この先の尖った留め具39は、十分に幅が狭く、従って、この先の尖った留め具が、この図8内における眺望に対して90°だけ(このねじボルト41の軸線を中心にして)回転された位置内において、この滑りリング担持体4の雄ねじと係合状態には無い。滑りリング担持体4のねじ山の上での所定の回転トルクでもってのキャップナット7の締め付けの後、このねじボルト41は、このねじボルトに固定された留め具39でもって、このキャップナット7の壁部、即ち外套部内における軸線方向孔内へと挿入され、且つ、このねじボルト41の、キャップナット内における軸線方向の穿孔から幾分突出する自由な端部が、適合しているナットを備えている。次いで、この先の尖った留め具39が、この先の尖った留め具の、図8内において図示された係合位置内へと、この滑りリング担持体4のねじ山でもって回転され、且つ引き続いて、このねじボルトの端部におけるナットが、このねじ山と係合状態にある留め具39をこのねじ山において堅固に締め付けるため、即ち、回り止めナットと同じような作用を得るために、堅固に締め付けられる。
特に、それら内において付加的な半径方向、または軸線方向の穿孔、または切欠き部が、キャップナット7の壁部内において設けられている、図5、6、7、および8の実施形態において、回転軸線30に関して均衡が保たれたキャップナット7を得るために、相応する調節孔または切欠き部が、対称的に分配された状態で、このキャップナット7の外周に沿って、このキャップナットの壁部内において設けられることは自明のことである。
定置の機械部材50の滑りリング担持体14におけるキャップナット17(図1を参照)は、原理的には、回転する機械部材におけるキャップナット7と同じやり方で保持されるが、しかしながら、例えば、有利には、多数の、キャップナット17の外周にわたって分配された切欠き部の内の1つの切欠き部内へと係合する、個別の保持ピン、または保持ねじ29を使用することは、静止している機械部材の場合、同様に可能である。このキャップナット17は、特に必然的に、均衡が保たれている必要はない。何故ならば、このキャップナットは、静止している機械部材50に固定されており、且つ回転しないからである。図1に図示された、1つの保持ねじ29を有する、ナット17の保持のバリエーションが、多くの種々の、誤回転防止装置の可能性内のただ1つ可能性だけであり、且つ、更に、同様に図1から8までに関して、回転する部材において記載された誤回転防止装置の多くが設けられ得ることは、自明のことである。
本来の開示の目的のために、本明細書、図面、および請求項から、当業者のために開示されている全ての特徴が、同様にこれら特徴が、具体的に、ただ所定の更に別の特徴との関連においてだけ説明される場合にも、そのことが、明確に排除され、または、技術的な所与の要件がこの様式の組み合わせを不可能にし、または無意味にしない限りは、個別に、および、ここで開示された特徴、または特徴のグループの他のものとの適宜の組み合わせにおいて、組み合わせ可能であることを指摘する。全ての可能な特徴の組み合わせの、包括的で明確な図示は、ここで、ただ説明の短さ、および読み易さだけのために放棄される。
キャップナットのための保持ディスクを有する回転管継手の、封隙領域の軸線方向の縦断面図である。 図1において、断面で図示された保持ディスクの平面図である。 1つのバリエーションの図であり、このバリエーションの場合、回り止めナットが、キャップナットの雄ねじの上にねじで固定されている。 1つのバリエーションの図であり、このバリエーションの場合、保持ディスクが、キャップナットの外側面との係合状態にある。 図4における部分IVの部分拡大図である。 1つのバリエーションの図であり、このバリエーションの場合、押し退け部材が、キャップナットの内側面の切欠き部内において位置しており、且つ、軸線方向のセットスクリューによって、滑りリング担持体のねじ山と係合される。 半径方向のセットスクリューを有する、1つのバリエーションの図である。 図5における実施例と類似の1つのバリエーションの図であり、その際、しかしながら、押し退け部材が、半径方向の穿孔を通って収納されている。 軸線方向にキャップナットの外側での先の尖った留め具、および、ナットの外套部を通って延在する軸線方向の引張りねじを有する、1つのバリエーションの図である。 図1における、封隙部、および保持ディスクの拡大された部分領域の図である。 再度、図2と類似の、しかしながら対称的に設けられた突起部を有する、保持ディスクの平面図である。
1、11 滑りリング、封隙リング
2、12 滑り封隙面
3、13 第1の接触面
4、14 滑りリング担持体、封隙リング担持体
5、15 接触面
6、16 外套面
7、17 キャップナット
8、18 内側面
9、19 Oリング
10 保持ディスク
10′ 保持リング
20 遠心飛散ディスク
21 ねじ部分
22 ラビリンスリング
23 保持ねじ、固定ねじ
24 平坦部
25 漏洩室
26 漏洩室開口部
27 突起部
29 保持ねじ
30 軸線、回転軸線
31 穿孔、貫通開口部
34 回り止めナット
35、35′ 押し退け部材
36 ねじ孔
37 セットスクリュー
38 セットスクリュー
39 先の尖った留め具
41 引張りねじ、ねじボルト
50 静止している、回転しない機械部材、定置の機械部材

Claims (20)

  1. 軸線方向の回転管継手の、滑りリング封隙部の滑りリング(1、11)を固定するための装置であって、この装置が、以下の特徴:
    a) 滑り封隙面(2、12)、およびこの滑り封隙面(2、12)と反対側の接触面(3、13)を有し、それら両方のそれぞれの滑りリング(1、11)がこれら滑りリングの滑り封隙面(2、12)によって、当接状態で相互に滑動する、該滑りリング(1、11)、
    b) この滑りリング(1、11)の第1の接触面(3、13)との封隙的な結合のための、第2の接触面(5、15)を有する滑りリング担持体(4、14)、
    c) その保持装置が、第1および第2の接触面(3、5;13、15)を封隙的な係合状態で互いに保持する、この滑りリング(1、11)のための保持装置を有し、その際、d) この滑りリング(1、11)が、外套面(6、16)を有し、
    この外套面が、第1の接触面(3、13)への移行部において始まり、円錐形に先細りの状態で、この滑り封隙面(2、12)への移行部の方向に指向しており、および、
    e) この保持装置が、保持部分を有し、この保持部分が、円錐形に指向する内側面(8、18)を有し、
    この内側面が、この滑りリング(1、11)の円錐形の外套面(6、16)に対して相補的に形成されている、上記装置において、
    f)保持装置が、キャップナット(7、17)として形成され、
    このキャップナットが雌ねじを有し、
    g)その際、滑りリング担持体(4、14)が、この滑りリング担持体の、この滑りリング(1、11)と反対側の端部分において、このキャップナット(7、17)の雌ねじに対して適合している雄ねじ(21)を有しており、
    このキャップナット(7、17)が、この滑りリング担持体(4、14)の相応する雄ねじ(21)の上にねじり固定可能であること、
    h)このキャップナット(7、17)のために、付加的な誤回転防止装置が設けられていること、
    を特徴とする装置。
  2. 滑りリング(1、11)は、セラミックの材料から製造されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 滑りリング(1、11)は、金属の材料から製造されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 滑りリング(1、11)は、硬質合金の材料から製造されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 滑りリング(1、11)は、炭素/グラファイトベースの材料から製造されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 滑りリング(1、11)の外套面(6、16)、およびキャップナット(7、17)の保持部分の内側面(8、18)の円錐角度は、
    それぞれに、これらリング状の部材の中央の軸線に関連付けられて、3°と15°との間の値であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の装置。
  7. 第1の接触面(3、13)は、第2の接触面(5、15)に対して、Oリング(9、19)によって、封隙されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の装置。
  8. 第2の接触面(5、15)に沿って、リング状に周囲に延在する溝部が、Oリング(9、19)の少なくとも部分的な収容のために設けられていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記誤回転防止装置は、リング状の、キャップナット(7、17)を囲繞する保持ディスク(10)として形成されており、
    この保持ディスクが、滑りリング担持体(4、14)と強固に結合され且つこの滑りリング担持体(4、14)の端部をリング状に囲繞する部材(20)に固定されており、且つ、キャップナット(7、17)と固着係合状態にあることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
  10. キャップナット(7、17)は、このキャップナットの外側に、平坦部、または切欠き部を有しており、この内において、半径方向に内側へと突出する、保持ディスク(10)の突起部(27)が係合していることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 保持ディスク(10)は、リング状に形成されており、且つ、この保持ディスクのリングの軸線を中心とする回転に関して、均衡が保たれているように構成されていることを特徴とする請求項9または10に記載の装置。
  12. 保持ディスク(10)が、均質の、板状の材料から製造されていること、および、
    この保持ディスク(10)の、完全な回転対称性から外れる幾何学的な全ての部材が、
    少なくとも2回回転対称性を持つ1つの対称軸線を有しており、この対称軸線が、リングの軸線と一致することを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記誤回転防止装置は、
    キャップナット(7、17)を保持するために、付加的な回り止めナット(34)が設けられており、
    その際、このキャップナット(7、17)が雄ねじを有しており、且つ、この回り止めナット(34)が、相応する雌ねじを有しており、
    この回り止めナットが、この回り止めナットの雌ねじでもって、このキャップナット(7、17)の雄ねじ(21)の上にねじ固定されており、且つ、滑りリング担持体(4、14)を囲繞する部材(20)に対して支持していることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
  14. 保持ディスク(10)は、キャップナット(7、17)の外側面との摩擦係合状態にあることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  15. 前記誤回転防止装置は、
    キャップナット(7、17)の雌ねじが、切欠き部を有しており、この切欠き部内へと、合成物質部材が挿入されており、その際、
    このキャップナット(7、17)の壁部が、軸線方向穿孔を有しており、この軸線方向穿孔が、この切欠き部と交差し、且つ、その際、
    この軸線方向穿孔が、雌ねじを備えており、この雌ねじ内へと、セットスクリューがねじ込み可能であり、このセットスクリューが、このキャップナット(7、17)の保持のために、この切欠き部内へと挿入された合成物質部材を、半径方向に内側へと押圧するように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
  16. 前記誤回転防止装置は、
    キャップナット(7、17)の壁部が、雌ねじを有する横方向穿孔を備えており、
    この横方向穿孔内方へと、セットスクリューがねじ込み可能であり、このセットスクリューが、このキャップナット(7、17)を保持するために、滑りリング担持体(4、14)の雄ねじ(21)との係合状態においてねじ留めされるように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
  17. 前記誤回転防止装置は、
    キャップナット(7、17)の壁部が、横方向穿孔、および軸に平行なねじ孔を有しており、その際、クランプ部材が、この横方向穿孔内において収容されており、このクランプ部材が、軸に平行な穿孔内へとねじ留めされたセットスクリューによって、半径方向に内側へと、滑りリング担持体(4、14)の雄ねじ(21)に対して押圧されるように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
  18. クランプ部材は、合成物質から成ることを特徴とする請求項17に記載の装置。
  19. 前記誤回転防止装置は、
    軸線方向の引張りねじ(41)が、この引張りねじ(41)の一方の端部から、横方向に延在する先の尖った留め具(39)を備えており、
    その際、この引張りねじ(41)は、キャップナット(7、17)の壁部内における軸線方向の穿孔を通って延在しており、この留め具(39)が、滑りリング担持体(4、14)の雄ねじ(21)と係合可能であり、その際、この引張りねじ(41)の、キャップナット内における軸線方向の穿孔から幾分突出する自由な端部が、適合しているナットを備えており、
    且つこの引張りねじ(41)が、この回り止めナットを介して、この位置内において固定可能であるように構成されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の装置。
  20. 滑りリング(1、11)の外套面(6、16)とキャップナット(7、17)の保持部分の内側面(8、18)との円錐角度は、
    それぞれに、これらリング状の部材の中央の軸線に関連付けられて、5°と10°との間の値であることを特徴とする請求項6、または請求項6に従属する請求項7から19のいずれか一つに記載の装置。
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