JP6224821B2 - 精度良く位置決めされたバンデージを有するメカニカルシール - Google Patents

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Description

本発明は、精度良く位置決め配置されたバンデージを有する摺動リングを有するメカニカルシール装置に関する。
様々な形態のメカニカルシール装置が先行技術より知られている。高荷重がかけられる摺動リングでは、その摺動リングの外周を囲繞するバンデージが設けられることがある。バンデージは、例えば、収縮等によって摺動リングに貼着される。しかしながら、収縮加工では、バンデージを摺動リング上に精度良く位置決め配置することができない場合がある。この結果、動作中、特にバンデージが回転摺動リング上に配置されている場合、不均衡又は不均一な熱変形等による問題が生じうる。
これは、メカニカルシール装置の過剰な摩耗や高い漏出、早期破壊に繋がる。
従って、本発明の目的は、簡単な構造で製造が容易且つ廉価でありながら、バンデージを摺動リング上に正確に位置決めすることが可能なメカニカルシール装置を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の特徴を有するメカニカルシール装置によって達成される。従属項は、本発明の好ましい発展形態を開示する。
請求項1の特徴を有する本発明に係るメカニカルシール装置は、それらの間にシールギャップを画成する回転摺動リング及び固定摺動リングを備える。少なくとも1つのバンデージが更に設けられ、摺動リングの少なくとも一方の外周面に配置される。これにより、バンデージは、摺動リングに対して径方向内方に向かう力を加える。バンデージがその上に配置された摺動リングは、段部を更に備える。段部は、周方向において外周面上に完全に延在し、接触面を有する。これにより、バンデージは、そのバンデージの端面が摺動リングの段部の接触面に対して載置されるように、外周面上に配置される。この結果、バンデージは、バンデージの組み付けプロセスの間、接触面がストップとして働くようにして常に簡単に接触面に貼着させることができ、バンデージを常に理想的に位置決めすることができる。また、摺動リングの外周面における段部は、収縮加工の間、バンデージが不用意に移動するのを防止して、バンデージが摺動リングの外周面に極めて高い位置決め精度で配置されるようになっている。
バンデージが、摺動リングにおける段部の接触面に対して載置される端面の径方向内側縁部に、斜面(ベベル)を備えると更に好ましい。これにより、バンデージの内側縁部が、組み付け時、摺動リングに対して押圧されてそれを破損する恐れが防止される。
好ましくは、バンデージは、回転摺動リング上に配置される。この結果、当該技術分野においてバンデージの不正確な位置決めにより生じうる回転摺動リングの不均衡又は不均一な熱変形を防止できる。
ホルダが、バンデージの周囲と少なくとも部分的に係合していると更に好ましい。特に好ましくは、ホルダは、バンデージ及び摺動リングの両方の周囲と係合する。この文脈において、ホルダは、バンデージの外周面と、且つ、摺動リングの露出した外周面と接触している。この文脈において、ホルダは、特に、軸の回転及びそのトルクの伝達に対して働く。
本発明の更に好ましい実施形態によれば、メカニカルシール装置の軸方向におけるバンデージの幅は、軸方向における摺動リングの幅の少なくとも半分の大きさである。特に好ましくは、バンデージは、軸方向における摺動リングの幅の約0.5〜0.8倍の幅を有する。
バンデージの領域における摺動リングの厚さが、バンデージの厚さの少なくとも5倍であると更に好ましい。
摺動リングにおける段部の接触面が、メカニカルシール装置の長手方向軸線に対して垂直に延在していると、特に廉価な製造が可能となる。
この場合特に好ましくは、バンデージの厚さは、摺動リングにおける段部の深さ以上である。等しい厚さ及び深さにより、バンデージの外周面と、摺動リングの露出した外周面とは略円筒状面を形成する。バンデージが深さよりも厚いと、バンデージは、摺動リングから径方向に突出する。この結果、ホルダは、バンデージに対しては働くが、摺動リングには接触しない。
特に好ましくは、摺動リングは、その外周領域に単一の段部を有する。この結果、特に簡単な構造の摺動リング及びバンデージが実現する。
メカニカルシール装置は、第1及び第2バンデージを更に備えると更に好ましい。この場合、第2バンデージは、第1バンデージの外側表面上に配置される。この結果、異なる特性を有する2つのバンデージを設けることが可能である。例えば、外側のバンデージが、シールされる媒体に対して高い耐化学性を有するようにして、内側のバンデージを保護するようにしてもよい。逆に、内側のバンデージが、例えば、高い機械的強度を有するようにしてもよい。特に好ましくは、ただ2つのバンデージが設けられ、それらが径方向において直接重ねられて配置される。
特に好ましくは、第1バンデージのための第1接触面と、第2バンデージのための第2接触面とが摺動リングに設けられる。この結果、両方のバンデージを、摺動リング上で正確に位置決めできる。
2つのバンデージが1つの段部上に設けられると更に好ましい。
第2バンデージが、第1バンデージをその外側表面において完全に覆うと更に好ましい。この結果、第2バンデージは、例えば、化学的腐食性を有する媒体に対する保護を提供する。
ホルダは、第2バンデージの周囲と少なくとも部分的に係合していると更に好ましい。この結果、2つのバンデージを有する摺動リングを確実に位置決めすることができ、更にホルダを用いて、トルクを、バンデージを介して摺動リングに導入できる。
バンデージは、摺動リングの面積の中心上に配置されると更に好ましい。この面積の中心は、摺動リングの長手方向軸線方向に沿う断面から決められる。
本メカニカルシール装置は、ポンプとの関連で特に好ましく使用される。
以下、本発明の好ましい例示的実施形態を、添付の図面を参照して詳細に説明する。図面において、同様の又は機能的に均等な部分が同様の参照符号で示される。
図1は、本発明の第1の例示的実施形態に係るメカニカルシール装置の概略的な一部断面斜視図である。 図2は、図1のバンデージを有する回転摺動リングの概略的な拡大断面図である。 図3は、本発明の第2の例示的実施形態に係る回転摺動リングの概略的な拡大断面図である。 図4は、本発明の第3の例示的実施形態に係る回転摺動リングの概略的な拡大断面図である。
以下、本発明の第1の好ましい例示的実施形態に係るメカニカルシール装置1を、図1及び2を参照して詳細に説明する。
図1から分かるように、本発明に係るメカニカルシール装置1は、それらの間に既知の形態でシールギャップ4を画成する回転摺動リング2及び固定摺動リング3を備える。回転摺動リング2は、その外周上にバンデージ15を有し、軸(不図示)の回転が、その軸から軸スリーブ13に、そして軸スリーブ13からホルダ12に伝達される。ホルダ12は、接続ねじ14により軸スリーブ13に接続されている。ホルダ12は、バンデージ15の外面と係合しており、トルクを回転摺動リング2に伝達する。また、ホルダ12は、バンデージの周囲と、軸方向X−Xにおいて部分的に係合している。
固定摺動リング3は、単体のハウジング6に、保持リング5を介して接続されている。図1から分かるように、保持リング5は、メカニカルシール装置の軸方向X−Xにおいて固定摺動リング3の周囲と係合している。
保持リング5とハウジング6との間には、クランプ接続部7が形成されている。この例示的実施形態において、クランプ接続部7は、クランプ部品8により形成される。クランプ部品8は、この例示的実施形態では、皿ボルトである。複数のクランプ部品8が、ハウジング6の直径上に設けられている。クランプのために、クランプ部品8は、頭部80と、その頭部の下側に配置された円錐部81とを備える。更に、ハウジング6は第1円錐状領域71を備え、保持リング5は第2円錐状領域72を備える。クランプ部品8の円錐部81は、第1及び第2円錐状領域71,72と接触して、それらに加えられるクランプ力によって、ハウジング6を保持リング5に接続している。
図1から分かるように、クランプ接続部7は、ハウジング6の端面61に配置されている。これにより、クランプ接続部が容易にアクセス可能となり、クランプ接続を迅速且つ容易に設定したり再び解除したりできるようになっている。
図1から更に分かるように、保持リング5は、第2円錐状領域72が形成された凸部51を備える。この結果、クランプ接続部7は、径方向外方にオフセットして、アクセスの容易性がさらに向上している。
図1から分かるように、ハウジング6は単体として形成されており、クランプ部品8を受容する軸方向孔以外に、ハウジング部等を互いに接続するための孔を設ける必要がない。この結果、媒体ライン11のようなラインをハウジング6内において任意に位置決めすることができる。この例示的実施形態の媒体ライン11は、矢印A及びBで示すように、メカニカルシールの内部にシール媒体を供給するために使用される。これにより、メカニカルシール装置1は、製品領域20を環境からシールする。
更に、ハウジング6は接触面60を備え、その接触面60に対して保持リング5が載置される。保持リング5に設けられた凸部51によって、周方向流体ダクト9を、保持リング5とハウジング6との間に形成できる。この例示的実施形態において、流体ダクト9は、矩形状の断面を有し、保持リング5の外側表面上に環状に設けられる。第1及び第2のOリング22,23が、流体ダクト9をシールするために使用される。更に、少なくとも1つの接続ダクト10が、保持リング5内に形成され、流体ダクト9を製品領域20に接続している。接続ダクト10の開口10aは、メカニカルシール装置のシールギャップ4に近接している。この結果、特に、2つの摺動リング2,3の径方向外側領域において、メカニカルシール装置を洗浄することが可能となる。
図2から特に分かるように、回転摺動リング2は、外周面に単一の段部25を有する。段部25は、軸方向X−Xに対して垂直に配置された接触面26を形成している。段部25は深さTを有する。段部25が設けられていることによって、回転摺動リングの外周表面は、最大直径D1及び最小直径D2を有する。本発明によれば、バンデージ15はここで最小直径の部分に配置されており、バンデージ15が回転摺動リング2の最小直径D2部分に配置されることによって、バンデージの端面17が、段部25の接触面26に対して載置される。
バンデージ15は、内周縁部に、段部25の領域に位置決めされた幅広斜面(ワイド・ベベル)16を更に有する。これにより、バンデージ15の鋭利な内側縁部により摺動リングが破損するのを防止する。
バンデージ15は、収縮加工によって回転摺動リング2に貼着される。段部25の領域にある接触面26によって、その収縮加工中、確実に、バンデージ15が、回転摺動リングの外周上のその所定の位置を正確に維持することができる。このようにして、収縮加工中に軸方向において摺動するバンデージの技術に生じる問題を防止できる。また、バンデージ15を単に接触面26まで摺動させるだけでよいため、回転摺動リング2の外周上で収縮加工を行う前のバンデージ15の組み付けを迅速且つ簡単に行うことができる。この場合、摺動リングの外周上におけるバンデージの所定の位置を維持するために、その後の測定や遡及的修正等は必要ない。
更に、バンデージ15は径方向において厚さEを有する。バンデージ15の厚さEは、バンデージ15により覆われる摺動リングの領域Yにおいて、回転摺動リング2の最小厚さFと少なくとも同じ大きさである。
図2から分かるように、バンデージ15は、回転摺動リング2上に配置されて、軸方向における摺動リングの断面積の重心を形成する摺動リングの面積中心Sが、バンデージ15により覆われている。好ましくは、バンデージは、面積中心Sを中心として配置される。
更に、バンデージ15は、軸方向X−Xにおけるその幅(図2において領域Yで示される)が、軸方向における回転摺動リング2の幅の少なくとも半分の大きさである。
ホルダ12が、バンデージ15の幅Yの少なくとも3分の1を覆うと更に好ましい。これにより、ホルダ12は、バンデージ15と、回転摺動リングの大きい方の直径D1との両方に接触することになり、確実なトルク伝達が可能となる。
従って、本発明によれば、非常に簡単且つ迅速な組み付け工程を用いて、確実に、バンデージ15を摺動リングの外周上に常に精度良く位置決め配置することができる。また、収縮加工後でも、バンデージ15が確実に所定の位置で摺動リング上に収縮したかどうかを簡単に確認できる。これは、接触面26の領域において、バンデージ15と摺動リング2との間に隙間が形成されていないはずだからである。隙間が存在すると、バンデージ15が正確に位置決めされていないことが直ちにわかるので、摺動リングを不合格とすることができる。
図3は、本発明の第2の例示的実施形態に係るメカニカルシール装置を示す。第1の例示的実施形態とは異なり、第2の例示的実施形態のメカニカルシール装置は、第1バンデージ15と、第2バンデージ30とを有する。第2バンデージ30は、第1バンデージ15の径方向外側に配置されている。図3から直ちに分かるように、第2バンデージ30は、第1バンデージ15の外側表面18に対して載置されている。回転摺動リングでもある摺動リング2は、第1接触面26を備える第1段部25と、第2接触面27を備える第2段部29とを更に有する。従って、組み付け状態では、第1バンデージ15は第1接触面26に対して載置され、第2バンデージ30は第2接触面27に対して載置される。図3から更に分かるように、第2バンデージ30は、軸方向X−Xにおけるその幅Wが、第1バンデージ15の幅Yよりも大きい。更に、第2バンデージ30は、第1バンデージ15を完全に覆っている。従って、第2バンデージは、第1バンデージを、例えば、シールされる媒体の腐食性による影響から保護する。破損を防止するために、第2バンデージ30は、摺動リング2に対する破損を防止するための幅広斜面31も有する。
更に、ホルダ12は、第2バンデージ30の周囲と部分的に係合している。これにより、トルクを、第2バンデージ30及び第1バンデージ15を介して摺動リング2に伝達できる。好ましくは、ホルダ12は、第2バンデージ30の幅Wの少なくとも半分の周囲と係合している。
このように、摺動リング上に2つのバンデージ15,30を使用することによって、2つのバンデージを、異なる特性に構成することが可能になる。2つの段部に2つの接触面26,27を設けることで、両方のバンデージ15,30を確実に且つ精度良く位置決めすることができる。この文脈において、2つのバンデージ15,30は、同時に又は順番に組み付けることができる。
図4は、本発明の第3の例示的実施形態に係るメカニカルシール装置を示す。第3の例示的実施形態は、第2の例示的実施形態と略対応しており、同様に2つのバンデージ15,30を備える。しかしながら、第2の例示的実施形態とは異なり、第3の例示的実施形態では、溝状凹部28が摺動リング2に形成されている。溝状凹部28は、軸方向X−Xにおいて、固定摺動リング3へ向かう方向に開口している。これにより、溝状凹部28は、第1バンデージ15を少なくとも部分的に受容する。特にホルダ12との関連において、このメカニカルシール装置の構成によって、第1バンデージ15を、回転摺動リング2上に特に確実に保持することが可能になる。第2バンデージ30は、軸方向X−Xにおけるその幅Wが、第1バンデージ15の幅Yよりも小さい。2つのバンデージの厚さは、好ましくは等しい。
図3及び4に開示された例示的実施形態は、ただ2つのバンデージ15,30を備えることによって、各バンデージを、所望の特性に関して正確に構成することが可能になる。例えば、外側の第2バンデージ30は、内側の第1バンデージ15よりも高い耐化学性を有してもよい。この文脈において、第2バンデージ30の材料の選択は、シールされる媒体の化学的腐食性に応じて選択される。
1 メカニカルシール装置
2 回転摺動リング
3 固定摺動リング
4 シールギャップ
5 保持リング
6 ハウジング
7 クランプ接続部
8 クランプ部品
9 流体ダクト
10 接続ダクト
10a 接続ダクト10の開口
11 媒体ダクト
12 ホルダ
13 軸スリーブ
14 接続ねじ
15 バンデージ
16 斜面(ベベル)
17 バンデージの端面
18 第1バンデージの外側表面
20 製品領域
23,23 Oリング
25 段部
26 回転摺動リングの接触面
27 第2接触面
28 溝状凹部
29 第2段部
30 第2バンデージ
31 斜面(ベベル)
51 凸部
60 ハウジングの接触面
61 ハウジングの端面
71 第1円錐状領域
72 第2円錐状領域
80 頭部
81 円錐部
A,B 矢印
D1 回転摺動リングの外側表面における最大直径
D2 回転摺動リングの外側表面における最小直径
E バンデージの厚さ
F バンデージの領域における回転摺動リングの最小厚さ
T 段部の深さ
W 第2バンデージの幅
X−X 軸方向
Y バンデージの幅
Z 摺動リングの幅

Claims (13)

  1. 回転摺動リング(2)及び固定摺動リング(3)と、前記回転摺動リング(2)と前記固定摺動リング(3)の間に画成されるシールギャップ(4)と、前記回転摺動リング(2)又は前記固定摺動リング(3)の少なくとも一方の外側表面上に配置されたバンデージ(15)を備え、
    その上に前記バンデージ(15)が配置された前記回転摺動リング(2)又は前記固定摺動リング(3)が、段部(25)を備え、前記段部(25)が周方向において前記外周面上に完全に延在するとともに接触面(26)を有し、
    前記バンデージ(15)の端面(17)が、前記段部(25)の前記接触面(26)に対して載置されている、メカニカルシール装置。
  2. 前記バンデージ(15)が、前記端面(17)の径方向内側周囲に、斜面(16)を有することを特徴とする、請求項1に記載のメカニカルシール装置。
  3. 前記バンデージ(15)が、前記回転摺動リング(2)上に配置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のメカニカルシール装置。
  4. ホルダ(12)が、前記バンデージ(15)の周囲と少なくとも部分的に係合していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のメカニカルシール装置。
  5. 軸方向(X−X)における前記バンデージ(15)の幅(Y)が、前記軸方向(X−X)における前記バンデージ(15)が配置された前記回転摺動リング(2)又は前記固定摺動リング(3)の幅(Z)の少なくとも半分の大きさであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のメカニカルシール装置。
  6. 前記バンデージ(15)の領域における前記バンデージ(15)が配置された前記回転摺動リング(2)又は前記固定摺動リング(3)の最小厚さ(F)が、前記バンデージの厚さ(E)と少なくとも同じ大きさであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のメカニカルシール装置。
  7. 前記接触面(26)が、前記摺動リング装置の軸方向(X−X)に対して垂直に延在していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載のメカニカルシール装置。
  8. 前記バンデージの厚さ(E)が、前記バンデージ(15)が配置された前記回転摺動リング(2)又は前記固定摺動リング(3)の前記段部(25)の深さ(T)以上であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のメカニカルシール装置。
  9. 前記バンデージ(15)が配置された前記回転摺動リング(2)又は前記固定摺動リング(3)が、その外側表面に単一の段部(25)を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のメカニカルシール装置。
  10. 第1バンデージ(15)と、該第1バンデージ(15)の外側表面(18)上に配置された第2バンデージ(30)とを備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載のメカニカルシール装置。
  11. 前記回転摺動リング(2)が、前記第1バンデージ(15)が載置される第1接触面(26)と、前記第2バンデージ(30)が載置される第2接触面(27)とを有することを特徴とする、請求項10に記載のメカニカルシール装置。
  12. 前記第2バンデージ(30)が、前記第1バンデージ(15)を完全に覆っていることを特徴とする、請求項10又は11に記載のメカニカルシール装置。
  13. 前記バンデージ(15)が配置された前記回転摺動リング(2)又は前記固定摺動リング(3)が溝状凹部(28)を有し、該溝状凹部(28)内に、前記第1バンデージ(15)が少なくとも部分的に配置されることを特徴とする、請求項10又は11に記載のメカニカルシール装置。
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