JP5038466B2 - 折り畳み容器 - Google Patents

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Description

本発明は、折畳みが可能な容器、特に側壁として厚さが薄い板部材を用いて形成された折り畳み容器に関する。
一般に、複数の物資を同じ場所に運搬する際には、容器の内部に物資を収納している。このようにすることで、複数の物資をまとめて同じ場所に運搬でき、物資の運搬が容易となる。その一方で、物資の運搬に用いられた容器は、廃棄されずに物資の発送元に戻され、再び物資の運搬に用いられる場合がある。特に、樹脂などの耐久性を有する材料で容器が形成されている場合には、容器を繰り返し使用する場合が多い。
このように容器を繰り返し使用する場合、容器を物資の発送先から発送元に戻すとき、容器は空の状態なのが通常である。空の容器は、重量は軽くても、かさばる(体積が大きい)ため、発送元に戻す際の効率が悪くなるという問題があった。
この問題を解決するために、物資を収納していないときに、折畳みできる構成の容器が提案されている(例えば、特許文献1および2参照。)。
特許文献1には、プラスチック等の樹脂を材料として形成された1枚の段ボール(プラスチック段ボール、以下「プラ段」と表記する。)シートを折って形成した容器について、容器を構成する側壁に折畳み線を設け、折畳み線に沿って当該容器を平らに折り畳む構成が開示されている。
ここで、プラ段を用いた容器は、ボール紙製の段ボールを用いた容器と比較して、強度、耐久性および耐水性等に優れている。さらに、単に樹脂を中実な板状に形成し、これを用いて形成された容器と比較して、強度の低下を抑えつつ重量を軽くすることができる。
その一方で、側壁の途中に折り畳み線を設けることなく折り畳み可能な容器が特許文献2に開示されている。特許文献2には、断熱材と当該断熱材を支持する板状の枠材とを一体化した底板部材および側板部材から構成された容器であって、側板部材を構成するそれぞれの枠材が、底板部材を構成する枠材に対して、側板部材と底板部材とのつなぎ目に沿って延びる軸を中心として個別に回動可能に取り付けられ、側板部材は断熱材の板厚によって自立する構成が開示されている。
特開2000−025773号公報 特開2001−010635号公報
特許文献1に記載された容器では、容器を繰り返し使用することによって、容器の強度や耐久性が低下しやすいという問題があった。つまり、容器が繰り返し使用されると、容器の折畳み線において側壁の折畳みや展開が繰り返されるため、プラ段からなる側壁の折畳み線における強度が低下するという問題があった。
その一方で、特許文献2に記載された容器では、断熱材の板厚を利用して側板部材を自立させているため、側板部材の板厚が側板部材を自立させるのに十分ではない容器には適用できない問題があった。例えば、プラ段から形成された容器では、側板の厚さが側板を自立させるには十分でない場合が多く、側壁が底板に対して自立しない、言い換えると容器の体をなさないという問題があった。さらに、側壁と底板との接続部、つまり側板が底板に対して回動可能に取り付けられる部分に力が集中しやすく、容器としての耐久性が低くなる問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、容器としての強度や耐久性の低下を抑制しつつ繰り返し使用することができる折り畳み容器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の折り畳み容器は、有底四角筒を構成する底面である底板部と、前記有底四角筒の側面を構成する一の対向して配置された一対の第1の側板部、および、他の対向して配置された一対の第2の側板部と、を備える折り畳み容器であって、長方形状に形成された第1の側底板部および第2の側底板部が交差して配置され、前記第1の側底板部および前記第2の側底板部が重なる部分が前記底板部とされ、前記第1の側底板部における前記底板部の部分から両側に延びる部分が、前記一対の第1の側板部とされて、前記一対の第1の側板部は、前記底板部との境目となる辺を軸線として回動可能に配置され、前記第2の側底板部における前記底板部の部分から両側に延びる部分が、前記一対の第2の側板部とさて、前記一対の第2の側板部は、前記底板部との境目となる辺を軸線として回動可能に配置され、前記一対の第1の側板部および前記一対の第2の側板部の回動範囲を規制する一対の規制部をさらに備えることを特徴とする。
本発明に係る折り畳み容器が折り畳まれる場合には、一対の第2の側板部が順に回動されて底板部または第1の側板部に重ね合わせられ、その後、一対の第1の側板部が、底板部に対して順に回動されて底板部に重ね合わせられる。これにより、折り畳み容器は、底板部、第2の側板部、第1の側板部の順に積み重ねられた状態となる。このとき、規制部は、第1の側板部の回動を許容している。さらに、第2の側板部の回動は、規制部から離れる方向への動きであるため、規制部によって規制されることがない。
その一方で、折り畳まれた折り畳み容器を展開して内部に物資を収納できる状態にする場合には、底板部、第2の側板部、第1の側板部の順に積み重ねられた状態から、一対の第1の側板部のそれぞれが、底板部から離れる方向に順に回動されることにより立ち上げられる。第1の側板部が回動範囲の制限値まで移動すると、第1の側板部の回動は、規制部によって規制されるとともに、立ち上げられた状態で支持される。次に、底板部または第1の側板部に重なる状態に配置された一対の第2の側板部のそれぞれが、底板部または第1の側板部から離れる方向に順に回動されることにより、一対の第1の側板部の間に展開される。第2の側板部は、規制部と対向する面である外側の面が規制部と接触することにより、底板部または第1の側板部から離れる方向への回動が制限されるとともに、接触した規制部によって支持される。これにより折り畳まれた折り畳み容器が展開され、内部に物資を収納する空間が形成される。
このようにすることで、特許文献1に記載の容器のように、第1の側板部や第2の側板部に折畳み線を設けることなく容器の折畳みを行うことができる。そのため、容器の折畳み、および展開を繰り返しても各側板部の強度が低下しにくく、容器自体の強度や耐久性も低下しにくい。
その一方で、規制部によって第1の側板部や第2の側板部が立ち上がった状態で支持されるため、特許文献2に記載の容器のように、側板部の板厚が厚くなくても各側板部を立ち上げた状態で保つことができ、容器の状態を保つことができる。
上記の発明において、長方形状に形成された第1の側底板部および第2の側底板部が交差して配置され、前記第1の側底板部および前記第2の側底板部が重なる部分が前記底板部とされ、前記第1の側底板部における前記底板部の部分から両側に延びる部分が、前記一対の第1の側板部とされ、前記第2の側底板部における前記底板部の部分から両側に延びる部分が、前記一対の第2の側板部とされていることが望ましい。
このように第1の側底板部および第2の側底板部が重なる部分を底板部とすることで、例えば底板部を一枚の板状部材から構成する場合と比較して、底板部を二枚の板状部材から構成するため、底板部の強度が向上する。そのため、折り畳み容器の内部により重い物資を収納することができる。
さらに、前記第1の側底板部および前記第2の側底板部は、中芯をライナーで挟んで構成された段ボールシート状の部材であり、前記中芯における前記ライナーと接触する接触部が、前記第1の側底板部では、前記底板部の部分から前記第1の側板部の部分に向かう方向に延び、前記第2の側底板部では、前記底板部の部分から前記第2の側板部の部分に向かう方向に延び、前記底板部では、前記第1の側底板部の前記接触部と、前記第2の側底板部の前記接触部とが交差して配置されていることがさらに望ましい。
このようにすることで、第1の側底板部および第2の側底板部の重なり部分である底板部において、中芯とライナーとが接触する接触部、言い換えると、段ボールシート状の部材の筋目、が交差して延びて配置される。筋目が交差して延びて配置された底板部は、筋目が一方向にのみ延びて配置された底板部と比較して強度が高くなる。そのため、折り畳み容器の内部にさらに重い物資を収納することができる。
上記発明において、前記規制部は矩形状に形成された柔軟性を有する膜状部材であり、前記規制部における隣接する三辺のうち、中央の辺は前記底板部における一の前記第2の側板部と隣接する辺に取り付けられ、両側の二辺は、前記一対の第1の側板部における一の前記第2の側板部と隣接する辺に取り付けられ、前記一対の第2の側板部は、前記底板部、前記一対の第1の側板部、および、前記規制部に囲まれる空間を回動可能に配置されていることが望ましい。
このようにすることにより、一対の第1の側板部は、底板部から立ち上げられた際に、規制部を介して底板部によって支えられるとともに、第1の側板部同士でお互いに支え合うことができる。例えば、一対の第1の側板部の両者に容器の内側から外側に向かう力が加えられた場合には、一方の第1の側板部は、規制部を介して底板部によって支えられ、かつ、他方の第1の側板部によっても支えられる。その一方で、一対の第1の側板部の一方にのみ容器の内側から外側に向かう力が加えられた場合には、当該一方の第1の側板部は、規制部を介して底板部によって支えられる。
さらに、規制部を帯状や三角状に形成した場合と比較して、矩形状に形成された規制部は第2の側板部と広い面積で接するため、第2の側板部をより確実に支持することができる。
上記発明においては、前記一対の第1の側板部が、前記規制部によって規制される位置まで、前記底板から離れる方向に回動し、かつ、前記第2の側板部が回動されて、前記一対の第1の側板部の間に、前記一対の第1の側板部と交差する位置に配置された際に、前記第2の側板部は前記一対の第1の側板部の両者と接触することが望ましい。
このようにすることにより、第2の側板部は、底板部または第1の側板部に重ねられた状態から一対の第1の側板部の間に展開されて、一対の第1の側板部の両者と接触した状態となる。すると、第2の側板部が支えとなり、第1の側板部は底板部に近づく方向に回動しない。その一方で、第2の側板部は一対の第1の側板部によって挟まれているため、底板部に近づく方向に回動しづらい。そのため、折り畳み容器を展開して容器とした場合に、容器が自らの自重等により折り畳まれにくく、容器の状態を保ち易い。
本発明の折り畳み容器によれば、底板部に対して回動可能に取り付けられた第1の側板部の回動範囲を規制する規制部を設け、第1の側板、底板部および規制部の間を回動可能に配置された第2の側板部の回動範囲も規制部で規制することにより、折り畳み、および展開を繰り返しても折り畳み容器としての強度や耐久性の低下を抑制できるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る折り畳み容器の構成を説明する斜視図である。 図1の折り畳み容器の構成を説明する展開図である。 図1の折り畳み容器における第2の側板部の一方が折り畳まれた状態を説明する斜視図である。 図1の折り畳み容器における一対の第2の側板部が折り畳まれた状態を説明する斜視図である。 図1の折り畳み容器における一対の第2の側板部、および、第1の側板部の一方が折り畳まれた状態を説明する斜視図である。 図1の折り畳み容器における一対の第2の側板部、および、一対の第1の側板部が折り畳まれた状態を説明する斜視図である。 図1の折り畳み容器における規制部の変形例を説明する斜視図である。 図8は、図1の折り畳み容器における規制部の別の変形例を説明する斜視図である。 図9は、図1の折り畳み容器における規制部の更に別の変形例を説明する斜視図である。 図1の折り畳み容器の参考例を説明する展開図である。 図10の折り畳み容器における折り畳み方法を説明する斜視図である。 図10の折り畳み容器における折り畳み方法を説明する斜視図である。 図1の折り畳み容器の別の参考例を説明する展開図である。 図13の折り畳み容器における折り畳み方法を説明する斜視図である。
この発明の一実施形態に係る折り畳み容器について、図1から図6を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る折り畳み容器の構成を説明する斜視図である。図2は、図1の折り畳み容器の構成を説明する展開図である。
<全体構成>
本実施形態に係る折り畳み容器10は、物資を運搬する際には、内部に当該物資を収納する収納空間を形成し、物資を収納する必要がない場合には折り畳まれる容器である。特に、樹脂を材料として形成された段ボールであるプラ段を用いて形成された折り畳みが可能な容器である。
折り畳み容器10は、図1および図2に示すように、容器の底面を形成する底板部11および容器の側面を形成する一対の第1の側板部12,12を有する第1の側底板部21と、底板部11および容器の側面を形成する一対の第2の側板部13,13を有する第2の側底板部22と、第1の側板部12および第2の側板部13を支持する一対の規制部14,14と、を主に備えている。
第1の側底板部21は、図2に示すように、プラ段シートを矩形状に形成した板部材であり、一方の端部から他方の端部に向かって、第1の側板部12,底板部11、第1の側板部12が順に並んで配置されたものである。さらに、第1の側底板部21を構成するプラ段の筋目(接触部)21Lは、第1の側板部12,底板部11、第1の側板部12が並ぶ方向に沿って延びている。
第2の側底板部22は、プラ段シートを矩形状に形成した板部材であり、一方の端部から他方の端部に向かって、第2の側板部13,底板部11、第2の側板部13が順に並んで配置されたものである。さらに、第2の側底板部を構成するプラ段の筋目(接触部)22Lは、第2の側板部13,底板部11、第2の側板部13が並ぶ方向に沿って延びている。
ここで、筋目21L,22Lは、例えば断面が波型に形成された中芯、および、当該中芯を挟むライナーからなるプラ段シートにおいて、中芯とライナーとの接触部分である。また、図2では図面に理解を容易にするために、第1の側底板部21における筋目21Lの一部、第2の側底板部22における筋目22Lの一部のみを示し、残りの部分の図示を省略している。
第1の側底板部21および第2の側底板部22は、筋目21Lおよび筋目22Lが交差するように、より好ましくは直交するように重ねて配置されている。本実施形態では、第1の側底板部21が上側(図2の上側)、第2の側底板部22が下側(図2の下側)に配置された例に適用して説明するが、第1の側底板部21が下側に、第2の側底板部22が上側に配置されていてもよく、特に限定するものではない。
底板部11は、第1の側底板部21および第2の側底板部22が重なる部分であり、矩形板状に形成された部分である。さらに底板部11は、第1の側板部12および第2の側板部13よりも面積が広く形成されている。
第1の側板部12は、第1の側底板部21における底板部11との境目となる辺、つまり、第1の側板部12と底板部11とをつなぐ辺を軸線として、底板部11に対して回動可能に配置されているものである。そのため、第1の側板部12は、底板部11に重なった位置から、規制部14により回動範囲が規制される位置まで回動することができる。ここで、当該軸線となる辺は、第1の側底板部21の筋目21Lと約直交して延びる辺である。
第2の側板部13は、第2の側底板部22における底板部11との境目となる辺、つまり、第2の側板部13と底板部11とをつなぐ辺を軸線として、底板部11に対して回動可能に配置されているものである。そのため、第2の側板部13は、底板部11に重なった位置から、規制部14により回動範囲が規制される位置まで回動することができる。ここで、当該軸線となる辺は、第2の側底板部22の筋目22Lと約直交して延びる辺である。
第1の側底板部21および第2の側底板部22の少なくとも一方は、一枚のプラ段シートから構成されていてもよいし、底板部11と、第1の側板部12や第2の側板部13とが別々のプラ段シートから構成され、これらがテープなどの接続部によりつながれていてもよく、特に限定するものではない。第1の側底板部21や第2の側底板部22が一枚のプラ段シートから構成されている場合には、底板部11と第1の側板部12との境目(辺)や、底板部11と第2の側板部13との境目(辺)が折り曲げ線とされている。その一方、底板部11と、第1の側板部12や第2の側板部13とが別々のプラ段シートから構成されている場合には、底板部11と第1の側板部12とをつなぐ接続部や、底板部11と第2の側板部13とをつなぐ接続部が折り曲げ線となる。
第1の側板部12および第2の側板部13には、作業者が折り畳み容器10を運搬する際に把持する部分である把持部15が形成されている。把持部15は、第1の側板部12および第2の側板部13における作業者がつかみやすい位置、つまり、図1における第1の側板部12および第2の側板部13の上端近傍に形成された矩形状の貫通孔である。本実施形態では、第1の側板部12および第2の側板部13に把持部15を形成した例に適用して説明するが、一対の第1の側板部12,12および一対の第2の側板部13,13の一方にのみ把持部15を設けてもよく、特に限定するものではない。また、把持部15の形状も、本実施形態のように貫通孔であってもよいし、紐状の部材からなる取っ手であってもよく、特に限定するものではない。
本実施形態では、第1の側板部12の面積は、第2の側板部13の面積よりも広く形成されている。なお、第1の側板部12の面積は、第2の側板部13の面積よりも狭くてもよく、特に限定するものではない。
規制部14は、第1の側板部12および第2の側板部13の回動範囲を規制するとともに、折り畳み容器10の内部に収納空間が形成された際に、第1の側板部12および第2の側板部13を支持するものである。規制部14は、矩形状に形成された柔軟性を有する膜状の部材であり、本実施形態では、不織布を用いた例に適用して説明する。
一つの規制部14における対向する二辺は、一対の第1の側板部12における側辺であって、折り畳み容器10の内部に収納空間を形成した際に同一の第2の側板部13と隣接する側辺に取り付けられている。また、規制部14における底板部11と隣接する辺は、底板部11に取り付けられていてもよいし、取り付けられていなくてもよく、特に限定するものではない。
規制部14における第2の側板部13の把持部15と対向する位置には、第2の側板部13と同様に、貫通孔である把持部15が形成されている。第2の側板部13の把持部15と、規制部14の把持部15とは、折り畳み容器10の内部に収納空間が形成された際に、言い換えると、第2の側板部13が底板部11から立ち上げられて規制部14と接触した際に、重なり合う。
なお、規制部14としては、不織布以外にも、面に沿った方向への伸びが小さく、面と交差する方向への変形が容易な膜状の部材を用いることができ、特に限定するものではない。さらに言えば、膜状の部材に限るものではなく、第1の側板部12および第2の側板部13の回動範囲を規制するとともに、第1の側板部12および第2の側板部13が底板部11に重ね合わせる際に容易に変形するもの、例えば紐状の部材であってもよく、特に限定するものではない。
<容器の折り畳み>
次に、本実施形態に係る折り畳み容器10の折り畳み方法について図3から図6を参照しながら説明する。図3から図6は、図1の折り畳み容器10における折り畳み方法を説明する模式図である。なお、図3から図6において説明を容易にするために、折り畳みと直接関係のない構成要素については図示を省略してある。
本実施形態に係る折り畳み容器10は、内部に物資を収納する収納空間を形成する際には、図1に示すように、底板部11、一対の第1の側板部12,12および一対の第2の側板部13,13により有底四角筒の形状をなしている。この状態から折り畳み容器10を折り畳む場合には、次の手順によって行われる。
つまり、図3に示すように、一対の第2の側板部13,13の一方(図3の手前側の第2の側板部13)が、底板部11に対して約直角に立ち上がった状態から、底板部11と約平行に重なる状態に回動される。言い換えると、第2の側板部13は、底板部11、一対の第1の側板部12,12および一対の規制部14,14により形成される空間(収納空間)を回動し、底板部11に重ね合わされる。このとき、規制部14は、第2の側板部13よりも外側に配置されているため、第2の側板部13の動きを規制することがない。
次に、図4に示すように、一対の第2の側板部13,13の他方(図4の奥側の第2の側板部13)が、同様に底板部11と約平行に重なる状態に回動される。このとき、底板部11との間に、先に回動された第2の側板部13が挟まれ、底板部11、先に回動された第2の側板部13、後に回動された第2の側板部13の順に重ねられている。その一方で、第2の側板部13が立ち上がっていた位置、つまり、一対の第1の側板部12,12における対向する側辺の間には、規制部14が残っている。
その後、図5に示すように、一対の第1の側板部12,12の一方(図5の手前側の第1の側板部12)が、底板部11に対して約直角に立ち上がった状態から、底板部11と約平行に重なる状態に回動される。このとき規制部14は、一対の第1の側板部12の一方の下端(底板部11側の端部)から、他方の先端に向かって延びる線(規制部14の対角線)に沿って折れ曲がり、側面視において三角状に折り畳まれる。言い換えると、規制部14は一対の第1の側板部12の一方の回動を規制することがない。
そして、図6に示すように、一対の第1の側板部12,12の他方(図6の奥側の第1の側板部12)が、同様にして底板部11と約平行に重なる状態に回動される。そのため、底板部11、一対の第2の側板部13,13の上に、先に回動された第1の側板部12、後に回動された第1の側板部12が順に積み重ねられる。第1の側板部12,12および第2の側板部13,13は、弾性を有するプラ段から形成されているため、底板部11との間に他の側板部を挟んで積み重ねられても、積み重ねによる厚み分はプラ段の変形により吸収される。
規制部14は、一対の第1の側板部12,12の間に折り曲げられて畳み込まれるか、外部に飛び出した状態に折り曲げられる。図6では、一対の第1の側板部12,12の間に畳み込まれた状態が示されている。このようにして、折り畳み容器10の折り畳みが完了する。
<容器の形成>
その一方で、図6に示すように折り畳まれた状態の折り畳み容器10を展開して、内部に物資を収納する収納空間を形成する(容器を形成する)場合には、上述の手順を、順序を逆にして行うことにより実行される。
まず、図5および図4に示すように、底板部11に重ね合わされた状態から、一対の第1の側板部12,12が順に回動され、底板部11に対して立ち上げられた状態とされる。このとき、規制部14は折り曲げられて折り畳まれた状態から、一対の第1の側板部12,12の間に展開された状態となる。これにより、第1の側板部12は、規制部14に引っ張られて底板部11に対して立ち上がった状態から、さらに外側への回動が規制される。
そして、図3および図2に示すように、底板部11に重ね合わされた状態から、一対の第2の側板部13,13が順に回動され、底板部11に対して立ち上げられた状態とされる。このとき、第2の側板部13の外側の面と、規制部14の内側の面とが接触し、第2の側板部13が、底板部11に対して立ち上がった状態から、さらに外側への回動が規制される。言い換えると、規制部14は、第1の側板部12および第2の側板部13の回動範囲を規制する。
さらに、第2の側板部13は、一対の第1の側板部12,12の間に立ち上げられと、第1の側板部12と対向する側辺が、それぞれ第1の側板部12と接触する。言い換えると、第2の側板部13が一対の第1の側板部12,12の突っ張り棒の様に働き、第1の側板部12が自重などによって倒れて底板部11に重なりにくくなる。その一方で、第2の側板部13は、一対の第1の側板部12,12に間に挟まれるため、自重などによって倒れて底板部11に重なりにくくなる。
このようにして形成された折り畳み容器10の内部に物資が収納されると、第1の側板部12および第2の側板部13に対して、容器の内側から外側に向かう力が働く。第2の側板部13に対して外側に向かう力が働くと、第2の側板部13を介して規制部14に外側に向かう力が伝達される。規制部14が外側に向かってたわむと、規制部14が取り付けられた一対の第1の側板部12に対して互いに近づく力が働く。この力は、一対の第1の側板部12の間に突っ張り棒のように配置された第2の側板部13により受け止められる。
一対の第1の側板部12,12に対して同じ大きさの外側に向かう力が働くと、第1の側板部12は、規制部14を介して互いに当該力を伝え合い、互いに互いを差さえ合う。その一方で、外側に向かう力の大きさが異なる場合には、相殺されずに残った力は、一対の第1の側板部12の間に突っ張り棒のように配置された第2の側板部13、および、規制部14が取り付けられた底板部11により受け止められる。
そのため、第1の側板部12および第2の側板部13の板厚を厚くすることなく、折り畳み容器10の強度を向上させることができる。言い換えると、折り畳み容器10の折り畳み性確保と、強度の確保とを両立させることができる。
<効果>
上記本実施形態に係る折り畳み容器10では、特許文献1に記載の容器のように、第1の側板部12や第2の側板部13の途中に折畳み線を設けることなく折り畳み容器10の折畳みを行うことができる。そのため、折り畳み容器10の折畳み、および展開を繰り返しても各側板部の強度が低下しにくく、容器自体の強度や耐久性も低下しにくい。その一方で、規制部14によって第1の側板部12や第2の側板部13が立ち上がった状態で支持されるため、特許文献2に記載の容器のように、側板部の板厚が厚くなくても各側板部を立ち上げた状態で保つことができ、容器の状態を保つことができる。
第2の側板部13は、底板部11または第1の側板部12に重ねられた状態から一対の第1の側板部12,12の間に立ち上げられて、一対の第1の側板部12,12の両者と接触した状態となる。すると、第2の側板部13が支えとなり、第1の側板部12は底板部11に近づく方向に回動しない。その一方で、第2の側板部13は一対の第1の側板部12,12によって挟まれているため、底板部11に近づく方向に回動しづらい。そのため、折り畳み容器10を展開して容器とした場合に、折り畳み容器10が自らの自重等により折り畳まれにくく、容器の状態を保ち易い。
第1の側底板部21および第2の側底板部22が重なる部分を底板部11とすることで、例えば底板部11を一枚の板状部材から構成する場合と比較して、底板部11を二枚の板状部材から構成するため、底板部11の強度が高くなる。さらに、底板部11において筋目21L,22Lが交差しているため、筋目が一方向にのみ延びている場合と比較して、底板部11の強度がさらに高くなる。そのため、折り畳み容器10の内部に重い物資を収納することができる。
<規制部の第1変形例>
図7は、図1の折り畳み容器10における規制部14の変形例を説明する斜視図である。
なお、規制部14は、上述の実施形態のように一対の第1の側板部12,12および底板部11に取り付けられていてもよいし、図7に示すように、帯状に形成した規制部14Aを、一対の第1の側板部12,12にのみ取り付けてもよく、特に限定するものではない。
<規制部の第2変形例>
図8は、図1の折り畳み容器10における規制部14の別の変形例を説明する斜視図である。
さらに規制部14Bを、図8に示すように、三角状に形成し、一対の第1の側板部12,12の一方、および、底板部11に取り付けてもよく特に限定するものではない。このような構成とした場合、一つの規制部14Bは一つの第1の側板部12の回動範囲を規制するとともに、一つの第1の側板部12を支持する。
<規制部の第3変形例>
図9は、図1の折り畳み容器10における規制部14の更に別の変形例を説明する斜視図である。
さらに規制部14Cを、図9に示すように、帯状に形成し、一対の第1の側板部12,12の一方、および、底板部11に取り付けてもよく特に限定するものではない。この構成においても、一つの規制部14Cは一つの第1の側板部12の回動範囲を規制するとともに、一つの第1の側板部12を支持する。
<折り畳み容器の第1参考例
図10は、図1の折り畳み容器10Aの参考例を説明する展開図である。図11および図12は、図10の折り畳み容器10Aにおける折り畳み方法を説明する斜視図である。
なお、第2の側板部13が配置される位置は、上述の実施形態のように、底板部11および一対の第1の側板部12,12から構成される長方形板における第1の側板部12の回動軸線と交差して延びる一対の辺(以下、「交差辺」と表記する。)における底板部11の部分であってもよいし、図10に示すように、一つの第1の側板部12の部分であってもよく、特に限定するものではない。言い換えると、一つの第1の側板部12を挟んで一対の第2の側板部13A,13Aが配置されてもよい。
このような構成の場合、図10から図12に示すように、第2の側板部13Aは、第1の側板部12との境目となる辺、つまり、第2の側板部13Aと第1の側板部12とをつなぐ辺を軸線として、第1の側板部12に対して回動可能に取り付けられている。そのため、折り畳み容器10Aを折り畳む場合、一対の第2の側板部13A,13Aが順に第1の側板部12に重ね合わせられ、その後、一対の第1の側板部12,12が底板部11に重ね合わせられる。
<折り畳み容器の第2参考例
図13は、図1の折り畳み容器10Bの別の参考例を説明する展開図である。図14は、図13の折り畳み容器10Bにおける折り畳み方法を説明する斜視図である。
さらに一対の第2の側板部13B,13Bのそれぞれを、図13に示すように、底板部11および一対の第1の側板部12,12から構成される長方形板における一対の交差辺における異なる第1の側板部12,12の部分に、当該長方形板を挟んで配置してもよく、特に限定するものではない。言い換えると、底板部11、一対の第1の側板部12,12および一対の第2の側板部13B,13Bが約Z字状に並ぶように配置してもよい。
このような構成の場合も同様に、図13および図14に示すように、第2の側板部13Bは、第1の側板部12との境目となる辺、つまり、第2の側板部13Bと第1の側板部12とをつなぐ辺を軸線として、第1の側板部12に対して回動可能に取り付けられている。そのため、折り畳み容器10Bを折り畳む場合、一対の第2の側板部13B,13Bが、それぞれ取り付けられた第1の側板部12に重ね合わせられ、その後、一対の第1の側板部12,12が底板部11に重ね合わせられる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記の実施の形態に係る折り畳み容器は、プラ段を用いて構成されているものに適用して説明したが、プラ段を用いて構成されているものに限られることなく、その他各種の材料を用いて構成されているものに適用することができるものである。
10,10A,10B 折り畳み容器
11 底板部
12 第1の側板部
13,13A,13B 第2の側板部
14,14A,14B,14C 規制部
21 第1の側底板部
22 第2の側底板部
21L,22L 筋目(接触部)

Claims (6)

  1. 有底四角筒を構成する底面である底板部と、
    前記有底四角筒の側面を構成する一の対向して配置された一対の第1の側板部、および、他の対向して配置された一対の第2の側板部と、
    を備える折り畳み容器であって、
    長方形状に形成された第1の側底板部および第2の側底板部が交差して配置され、
    前記第1の側底板部および前記第2の側底板部が重なる部分が前記底板部とされ、
    前記第1の側底板部における前記底板部の部分から両側に延びる部分が、前記一対の第1の側板部とされて、前記一対の第1の側板部は、前記底板部との境目となる辺を軸線として回動可能に配置され、
    前記第2の側底板部における前記底板部の部分から両側に延びる部分が、前記一対の第2の側板部とさて、前記一対の第2の側板部は、前記底板部との境目となる辺を軸線として回動可能に配置され、
    前記一対の第1の側板部および前記一対の第2の側板部の回動範囲を規制する一対の規制部をさらに備えることを特徴とする折り畳み容器。
  2. 前記第1の側底板部および前記第2の側底板部は、中芯をライナーで挟んで構成された段ボールシート状の部材であり、
    前記中芯における前記ライナーと接触する接触部が、前記第1の側底板部では、前記底板部の部分から前記第1の側板部の部分に向かう方向に延び、前記第2の側底板部では、前記底板部の部分から前記第2の側板部の部分に向かう方向に延び、
    前記底板部では、前記第1の側底板部の前記接触部と、前記第2の側底板部の前記接触部とが交差して配置されていることを特徴とする請求項記載の折り畳み容器。
  3. 前記規制部は、前記一対の第1の側板部における一の前記第2の側板部と隣接する側辺をつなぐ柔軟性を有する膜状部材であり、
    前記一対の第2の側板部は、前記底板部、前記一対の第1の側板部、および、前記規制部に囲まれる空間を回動可能に配置されていること特徴とする請求項1または2に記載の折り畳み容器。
  4. 前記規制部は、一の前記第2の側板部と隣接する前記底板部の側辺および前記第1の側板部の側辺をつなぐ柔軟性を有する膜状部材であり、
    前記一対の第2の側板部は、前記底板部、前記一対の第1の側板部、および、前記規制部に囲まれる空間を回動可能に配置されていること特徴とする請求項1または2に記載の折り畳み容器。
  5. 前記規制部は矩形状に形成された柔軟性を有する膜状部材であり、前記規制部における隣接する三辺のうち、中央の辺は前記底板部における一の前記第2の側板部と隣接する辺に取り付けられ、両側の二辺は、前記一対の第1の側板部における一の前記第2の側板部と隣接する辺に取り付けられ、
    前記一対の第2の側板部は、前記底板部、前記一対の第1の側板部、および、前記規制部に囲まれる空間を回動可能に配置されていること特徴とする請求項1または2に記載の折り畳み容器。
  6. 前記一対の第1の側板部が、前記規制部によって規制される位置まで、前記底板から離れる方向に回動し、かつ、前記第2の側板部が回動されて、前記一対の第1の側板部の間に、前記一対の第1の側板部と交差する位置に配置された際に、前記第2の側板部は前記一対の第1の側板部の両者と接触することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の折り畳み容器。
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