JP5038225B2 - 笠木の取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、積雪しても笠木の変形による脱落を起さない笠木の取付構造に関する。
従来、パラペットに取り付けて笠木を支持させるブラケットが、中央部の固定ホルダと、この固定ホルダの両端に接合して笠木の側板を支持させる左右の係止ホルダとに分割形成されるものは、例えば特許文献1及び特許文献2により知られている。
実開昭59−47037号公報 実開昭63−12545号公報
しかしながら、上記ブラケットは、中央部の固定ホルダの両端に左右の係止ホルダを接合した構造であるため、中央の固定ホルダの長さを変えるだけで、パラペットの幅の変化に自在に対応できる特徴を有するが、中央の固定ホルダと笠木との間には空間ができて、この空間は笠木に積雪等の荷重が加わると、笠木の中央部をホルダに当たるまで下降させて、笠木を図15の説明図に示す通りに変形させることになるので、笠木の側板が広がって係止ホルダから外れ、笠木の脱落を起させる問題点があった。
本発明は前記問題点を解消し、ブラケットに形成した切起し、又はブラケットに取り付けた笠木受板で笠木の裏面を受けさせることで、笠木に積雪等の荷重が加わっても笠木の変形による脱落を生じない笠木の取付構造を提供することが課題である。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、中央の取付部の両端に係止部を接合してブラケットを形成し、このブラケットを取付部により立上り躯体の頂部に取り付けて
、上記係止部に立上り躯体の上側に被せ付けた笠木の係合縁を係合させる笠木の取付構造において、上記ブラケットにおける中央の取付部が、内側に上記係止部に付設した接合片を嵌着する嵌合溝を形成され、両外側には張出縁を有して、この張出縁に笠木の裏面を受ける切起しを形成されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、上記中央の取付部が両外側に有する張出縁に、笠木の裏面を受ける切起しを1個又は複数個設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2のいずれかにおいて、上記中央の取付部が両外側に有する張出縁に、笠木の裏面を受ける切起しを複数個設ける場合、これら切起しの高さを笠木の傾きに合わせて変化させてあることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれかにおいて、上記中央の取付部に設けた嵌合溝の壁面と、該嵌合溝に嵌着する接合片の外面に、直交するように凹凸条が形成されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜4のいずれかにおいて、上記中央の取付部に設けた嵌合溝に嵌着する係止部の接合片に、上記取付部にあけた取付孔に対応する切込を形成してあることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、中央の取付部の両端に係止部を接合してブラケットを形成し、このブラケットを取付部により立上り躯体の頂部に取り付けて、上記係止部に立上り躯体の上側に被せ付けた笠木の係合縁を係合させる笠木の取付構造において、上記ブラケットにおける中央の取付部が、内側に上記係止部に付設した接合片を嵌着する嵌合溝を形成され、両外側には張出縁を有して、この張出縁に一対の取付片で上記嵌合溝の開口部に取り付けられる笠木受板が両端に有する折曲部を支持させたことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6において、上記中央の取付部が両側に有する張出縁の外側にそれぞれ切欠を設け、これら切欠に一対の取付片で上記嵌合溝の開口部に取り付けられる笠木受板が両端に有する折曲部を収まらせたことを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項6において、上記中央の取付部が両側に有する張出縁の上面に、一対の取付片で上記嵌合溝の開口部に取り付けられる笠木受板が両端に有する折曲部の下端を当接させたことを特徴とする。
請求項1に係る発明の効果
(1)ブラケットが中央の取付部とその両側に接合される係止部の3部材で構成されるため、中央の取付部の長さを変えるだけで、幅が様々に異なる立上り躯体へ自在に対応するブラケットを得ることがきる。
(2)中央の取付部は立上り躯体の頂部に平行するように取り付ければよいので、確実な取り付けが簡単にできる。
(3)中央の取付部の両外側に張出縁を設け、この張出縁に笠木の裏面を受ける切起しを形成するから、笠木に積雪等の荷重が加わっても、この荷重を切起しが笠木の裏面で受け止めて笠木を変形させないため、変形による笠木の脱落防止に有効であって、しかも、取付部の外側に張出縁を設け、この張出縁に切起しを形成する方法では切起し形成のための材料のコストアップが無い。さらに、切起し上部を面取り状態にしておくと、笠木を傷つけない。
請求項2に係る発明の効果
(1)張出縁に形成して笠木の裏面を受けさせる切起しを中央部に1個形成する場合は、中央の取付部が左右対称形となるため、どちら向きにも組み付けすることができて作業性がよい。
(2)張出縁に形成して笠木の裏面を受けさせる切起しを間隔を置いて複数形成する場合は、積雪等の荷重が複数個所に分散されて笠木の変形防止に一層効果がある。
請求項3に係る発明の効果
張出縁に形成して笠木の裏面を受けさせる複数の切起しの高さを笠木の傾きに合わせて変えると、積雪等の荷重が加わる場合も笠木は排水勾配の付いた原型を保持できる。
請求項4に係る発明の効果
中央の取付部に形成した嵌合溝の壁面に形成される凹凸と、係止部に付設した接合片の外面に形成される凹凸が直交するため、接合片を嵌合溝へ嵌合して嵌合部のかしめを行うと、両方の凹凸の効果により強固に接合を行い、嵌合のずれや外れを生じさせることがない。
請求項5に係る発明の効果
取付部の嵌合溝に嵌合した係止部の接合片に、取付部にあけた取付孔に対応する切込を形成しておくと、取付孔を切込に達するまで拡大してこの部分での取り付けも可能とすることで、取り付けの多様化が図れる。
請求項6に係る発明の効果
取付部の長さを変えると、厚さが異なる多種類の立上り躯体に対応することができて、躯体への確実な取り付けが容易にできるブラケットに、別体に形成した笠木受板を中央の下部に設けた一対の取付片で取付部に設けた嵌合溝の開口部に取り付け、この笠木受板の両端に設けた折曲部を取付部が両側に有する張出縁に支持させるから、この状態で笠木受板に笠木を被せ付ければ、笠木受板は笠木の裏面に面接触して、接触面に積雪等で負荷される荷重を分散させることにより、単位面積当りの負荷を低減させて笠木の変形防止の機能を高め得る。
請求項7に係る発明の効果
笠木受板を中間の下部に設けた一対の取付片で取付部における嵌合溝の開口部に取り付けるとき、取付部の両側に設けた張出縁に形成した切欠へ笠木受板の両端に設けられる折曲部を収まらせれば、笠木受板を定位置に正しく取り付けることができて、取付後の位置ずれも防止される。
請求項8に係る発明の効果
笠木受板が中間の下部に嵌合溝の開口部に取り付ける一対の取付片を備え、両端には下端を張出縁の上面に当接する折曲部を備えるため、笠木受板は中央部と両端でブラケットに支持させて、積雪等で大きな荷重が負荷される場合も原型を保持させるから、笠木の変形を防止するのに有効である。
以下に本発明に係る笠木の取付構造の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は請求項1に係る笠木の取付構造を示す。この取付構造は、中央の取付部1の両端へ係止部2と係止部3を接合してブラケット4を形成し、このブラケット4を取付部1により立上り躯体5の頂部に取り付けて、上記係止部2と係止部3に立上り躯体5の頂部に被せ付けた笠木6の両側に設けた係合縁7と係合縁8を係合させることで、笠木6を立上り躯体5の頂部に取り付けたものである。
上記中央の取付部1は、その両端に係止部2と係止部3を接合してブラケット4を形成するため、図2及び図3に示す通り、断面が長方形状であって、内部に係止部2及び係止部3に付設した接合片9と接合片10を嵌着する嵌合溝11を有し、この嵌合溝11は上方への開口部12を有し、しかも、溝底13の両側には嵌合溝11と平行する複数の凹凸条14を形成され、更に、取付部1の両外側には笠木6の裏面を受ける切起し15を形成するための張出縁16を有するようにアルミニウム合金を押出成形して形成する。そして、成形品を必要な寸法に切断した後、溝底13の中心部の両端側には、図1に示すねじ17によって取り付けを行う軸方向に長い2つの取付孔18を離隔して形成する加工と、上記一対の張出縁16の長さ方向の中央付近に1個ずつ切起し15を形成する加工とを行なうだけであるから、切起し15を備えない従来の取付部1と比べても僅差の価格で製作することができる。
上記中央の取付部1の両端に接合する係止部2と係止部3は、笠木6の係合縁7と係合縁8を被せ付け易くするため先開きの傾斜を有して、各々の上端にはクッション材19を介して笠木6の端部を受ける受部20及び受部21を笠木6の傾きに応じた高低差で備え、内側の下端から等距離の位置にそれぞれ上記嵌合溝11に嵌合する接合片9と接合片10とを有し、これら接合片9と接合片10の表面には、上記取付部の嵌合溝11に形成した凹凸条14と直交するように凹凸条22が形成されるようにアルミニウム合金を押出成形して形成する。そして、成形品を必要な寸法に切断した後、接合片9及び接合片10に取付部1にあけた取付孔18に対応する切込23と切込24を形成する加工を行うようにするか、あるいは、成形金型を利用することによって寸法切断と、切込みの形成を要しないように加工してもよい。
上記立上り躯体5は、建物の屋上や廊下などに設けられるパラペットやこれに類した部材であって、コンクリート、金属、木材、その他の材料で形成して、頂部及び側面には防水層25を施し、必要に応じて化粧層(図面省略)をも施すようにする。
上記笠木6は、立上り躯体5の頂部に排水勾配を有するように設置するから、笠木6の両側下部に係合縁7と係合縁8が垂設され、係合縁7と係合縁8の下端には上記係止部2及び係止部3の下端へ係合する鉤部26と鉤部27が存在するようにアルミニウム合金を押出成形して形成するか、鋼材のプレス加工によって形成する。
上記実施形態に示す笠木の取付構造は、ブラケット4が図2に示す通り中央の取付部1と、両側の係止部2及び係止部3とに分割形成されるため、中央の取付部1に設けた嵌合溝11に一方から係止部2に設けた接合片9を嵌合し、他方から係止部3に設けた接合片10を嵌合すれば、取付部1と係止部2及び係止部3は図3に示す通り接合一体化されるので、この状態において取付部1と係止部2及び係止部3が重合する部分に図3に示す通りかしめ29を施す。すると、嵌合溝11の壁に嵌合溝11と平行状に設けた凹凸条14と、接合片9及び接合片10の表面に嵌合溝11と直交するように設けた凹凸条22が一体と同様のブラケット4を構成するので、このブラケット4の取付部1を、図4に示す通りの間隔で立上り躯体5の頂部へ乗せ、取付孔18にねじ17を通して図1に示す通り立上り躯体5へ締め付ければ、ブラケット4が立上り躯体5に固定される。そこで、ブラケット4に笠木6を被せ付けて、係合縁7の下端に設けた鉤部26を係止部2の下端に係合させ、係合縁8の下端に設けた鉤部27を係止部3の下端に係合させれば、笠木6はブラケット4に支持されて安定し、しかも、中央の取付部1は外側の張出縁16には切起し15を形成されて、この切起し15で笠木6の裏面を受けるから、笠木6に図1に鎖線で示すように積雪28があり、その荷重が笠木6に加わっても、笠木6の中央部が降下する変形を起さないため、笠木6は原型を保持して変形による脱落を生ずることはない。
又、上記笠木の取付構造は、図5〜図7に示す通り、ブラケット4の中央の取付部1から両側へ突出する張出縁16及び張出縁16に、それぞれ笠木6の裏面を受ける切起し15を複数個ずつ設けることで笠木6を支持する箇所を増加させることができるものであって、この実施形態は切起し15の数が相違する以外、図1〜図4に示す実施形態と構造は同一であるので、構造の同一部分については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構造の部分のみについて以下に説明を行う。
この実施形態に用いるブラケット4における中央の取付部1は、両外側に有する張出縁16及び張出縁16に笠木6の裏面を受ける切起し15を3個ずつ設けたものであって、これら3個の切起し15は、笠木6と取付部1との間隔が笠木に付けられた排水勾配のため位置によって相違するので、この間隔の相違に合わせて切起し15の高さを変化させることで、何れの切起し15も笠木6の裏面へ当接して、笠木6の裏面を3箇所において受け止めるようにしてある。
上記構成の笠木の取付構造は、図6、図7に示す通り3つに分割形成されている中央の取付部1と、両側の係止部2と係止部3を、嵌合溝11へ両側から接合片9及び接合片10を嵌着して図7の通りに接合し、取付部1と接合片9及び接合片10が重合する部分にかしめ29を施すと一体と同様のブラケット4が構成されるので、このブラケット4を取付部1により立上り躯体5へ取り付けて、係止部2及び係止部3に笠木6の係合縁7及び係合縁8を係合させれば、笠木6はブラケット4に支持されて立上り躯体5の頂部に安定し、図5に鎖線で示すように積雪28の荷重が加わるときは、3個の切起し15が3箇所で笠木6の裏面を受け止めて荷重による笠木6の降下を阻止するので、笠木6は原型を保持して係合縁7及び係合縁8を係止部2及び係止部3から外れさせないため、笠木6の変形による脱落は確実に防止されるものである。
次に、請求項6に係る笠木の取付構造は、図8〜図14に示す通り、笠木6の裏面をブラケット4を構成する中央の取付部1とは別体に形成した笠木受板30に支持させる構造において、中央の取付部1が両側に有する張出縁16及び張出縁16に切起し15及び切起し15を設けて、これら切起し15及び切起し15で笠木6の裏面を支持させた請求項1に係る取付構造とは相違する。しかし、ブラケット4の構造は、中央の取付部1が両側に有する張出縁16及び張出縁16に切起し15及び切起し15を形成しない以外は、図1〜図4の示す実施形態と同一であるので、構造の同一部分については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構造の部分のみについて以下に説明を行う。
上記笠木受板30は、図10、図11に示す通り笠木6の裏面に当接する狭い板状に形成して、その両端に下方への折曲部31及び折曲部31を形成し、中央部の下側には取付部1に形成される嵌合溝11の開口部12及び開口部12に対応する取付片32及び取付片32を設けて、これら取付片32及び取付片32の下部には、上記開口部12及び開口縁12への止着手段33及び止着手段33を有するようにアルミニウム合金を押出成形して形成する。
上記止着手段33及び止着手段33は、先端ほど内側に向うように傾く斜面aと、この斜面aの後側に位置する段落部bとを有する逆止爪34と、段落部bの上側にこの段落部bとで嵌合溝11の開口部12を挟む間隔で設けた制止片35とで構成し、止着手段33及び止着手段33を嵌合溝11の開口部12と開口部12との間へ押し込むと、上記逆止爪34と制止片35とで開口部12の挟持が行われるため、笠木受板30の離脱しない取り付けが簡単に行なえる。
図9〜図11において符号36は、中央の取付部1が両側に有する張出縁16及び張出縁16に設けた切欠を示す。この切欠36及び切欠36は、一般的には中央の取付部1の長さ方向の中央に上記笠木受板30の折曲部31及び折曲部31が収まる位置と幅で形成して置き、笠木受板30を取付片32及び取付片32で嵌合溝11の開口部12及び開口部12に取り付けるとき、両端の折曲部31及び折曲部31が切欠36及び切欠36に収まるようにして、笠木受板30が定位置に正しく取り付けられて位置ずれを起こさないようにしてある。
上記構成の笠木の取付構造は、図9に示す通り中央の取付部1と、両側の係止部2と係止部3とを、嵌合溝11に両側から接合片9及び接合片10を嵌着することで結合してブラケット4を構成し、このブラケット4における中央の取付部1を、図10、図11に示す通り立上り躯体5に取り付けて、嵌合溝11の開口部12及び開口部12の間に、笠木受板30に設けた一対の取付片32及び取付片32が下部に有する止着手段33及び止着手段33を押し込めば、止着手段33及び止着手段33が図11に示す通り逆止爪34と制止片35とで開口部12を挟持して笠木受板30を取付部1に固定するとともに、笠木受板30の両端に設けられる折曲部31及び折曲部31は、張出縁16及び張出縁16に設けられた切欠36及び切欠36に収まって、笠木受板30を正しい位置に位置ずれを生じないように取り付けられるようにする。また、板状の笠木受板30は図11に示す通り笠木6の裏面へ面接触して、積雪等の荷重を分散させるため笠木6が局所への集中荷重を受けて変形を起こすことが防止される。
図12〜図14は、上記取付構造では笠木受板30の両端に形成される折曲部31及び折曲部31を、張出縁16及び張出縁16に設けた切欠36及び切欠36に収まらせたのに対し、張出縁16及び張出縁16を切欠36及び切欠36を有しない形状にするとともに、笠木受板30の両端に設けた折曲部31及び折曲部31を、笠木受板30を取付片32及び取付片32で取付部1に取り付けたとき、その下端が張出縁16及び張出縁16の上面へ当接する長さに形成したものである。
この取付構造は、図13、図14に示す通り、ブラケット4における中央の取付部1を立上り躯体5へ取り付けて、嵌合溝11の開口部12及び開口部12の間に同図に示す通り、笠木受板30に取り付けられる一対の取付片32及び取付片32が下部に有する止着手段33及び止着手段33のを押し込めば、上記逆止爪34と制止片35とによる開口部12及び開口部12の挟持が行われるため、笠木受板30は図14に示す通り取付部1に固定されて、笠木受板30の両端に設けられる折曲部31及び折曲部31の下端を、張出縁16及び張出縁16の上面に当接させるので、笠木受板30は中間部及び両端部をブラケットに支持されて安定し、積雪等で大きな荷重を受ける場合でも反り等の変形を生ずることがない。
笠木に積雪しても変形による離脱を起さない笠木の取付構造を市場性ある価格で提供することを可能とする。
請求項1に係る笠木の取付構造の実施形態によって笠木を取り付けた断面図 同上取付構造に用いたブラケットの分解斜視図 同上ブラケットの組み立て斜視図 同上ブラケットの立上り躯体への取付例を示す一部分の平面図 請求項1に係る笠木の取付構造の変形例で笠木を取り付けた断面図 同上取付構造に用いたブラケットの分解斜視図 同上ブラケットの組み立て斜視図 請求項6に係る笠木の取付構造の実施形態によって笠木を取り付けた断面図 同上取付構造に用いたブラケットと笠木受板の斜視図 同上ブラケットへ笠木受板を取り付ける説明図 同上ブラケットへ笠木受板を取り付けた説明図 同上取付構造に用いたブラケットと笠木受板の変形例を示す斜視図 同上ブラケットへ笠木受板を取り付ける説明図 同上ブラケットへ笠木受板を取り付けた説明図 従来の笠木取付構造で取り付けた笠木が積雪の荷重で変形し脱落を起す状態となった説明図
符号の説明
1 取付部
2 係止部
3 係止部
4 ブラケット
5 立上り躯体
6 笠木
7 係合縁
8 係合縁
9 接合片
10 接合片
11 嵌合溝

Claims (8)

  1. 中央の取付部の両端に係止部を接合してブラケットを形成し、このブラケットを取付部により立上り躯体の頂部に取り付けて、上記係止部に立上り躯体の上側に被せ付けた笠木の係合縁を係合させる笠木の取付構造において、
    上記ブラケットにおける中央の取付部が、内側に上記係止部に付設した接合片を嵌着する嵌合溝を形成され、両外側には張出縁を有して、この張出縁に笠木の裏面を受ける切起しを形成されている
    ことを特徴とする笠木の取付構造。
  2. 上記中央の取付部が両外側に有する張出縁に、笠木の裏面を受ける切起しを1個又は複数個形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の笠木の取付構造。
  3. 上記中央の取付部が両外側に有する張出縁に、笠木の裏面を受ける切起しを複数個設ける場合、これら切起しの高さを笠木の傾きに合わせて変化させてある
    ことを特徴とする請求項1又請求項2のいずれかに記載の笠木の取付構造。
  4. 上記中央の取付部に設けた嵌合溝の壁面と、該嵌合溝に嵌着する接合片の外面に、直交するように凹凸条が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の笠木の取付構造。
  5. 上記中央の取付部に設けた嵌合溝に嵌着する係止部の接合片に、上記取付部にあけた取付孔に対応する切込を形成してある
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の笠木の取付構造。
  6. 中央の取付部の両端に係止部を接合してブラケットを形成し、このブラケットを取付部により立上り躯体の頂部に取り付けて、上記係止部に立上り躯体の上側に被せ付けた笠木の係合縁を係合させる笠木の取付構造において、
    上記ブラケットにおける中央の取付部が、内側に上記係止部に付設した接合片を嵌着する嵌合溝を形成され、両外側には張出縁を有して、この張出縁に一対の取付片で上記嵌合溝の開口部に取り付けられる笠木受板が両端に有する折曲部を支持させた
    ことを特徴とする笠木の取付構造。
  7. 上記中央の取付部が両側に有する張出縁の外側にそれぞれ切欠を設け、これら切欠に一対の取付片で上記嵌合溝の開口部に取り付けられる笠木受板が両端に有する折曲部を収まらせた
    ことを特徴とする請求項6に記載の笠木の取付構造。
  8. 上記中央の取付部が両側に有する張出縁の上面に、一対の取付片で上記嵌合溝の開口部に取り付けられる笠木受板が両端に有する折曲部の下端を当接させた
    ことを特徴とする請求項6に記載の笠木の取付構造。
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