JP5036830B2 - 単一の電力段による複数のプラグコイルの制御 - Google Patents

単一の電力段による複数のプラグコイルの制御 Download PDF

Info

Publication number
JP5036830B2
JP5036830B2 JP2009551244A JP2009551244A JP5036830B2 JP 5036830 B2 JP5036830 B2 JP 5036830B2 JP 2009551244 A JP2009551244 A JP 2009551244A JP 2009551244 A JP2009551244 A JP 2009551244A JP 5036830 B2 JP5036830 B2 JP 5036830B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
plasma generation
power supply
circuit
supply circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009551244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010520399A (ja
Inventor
パウロ バロゾ,
クレマン ヌーヴェル,
ナビル メズィチ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renault SAS
Original Assignee
Renault SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renault SAS filed Critical Renault SAS
Publication of JP2010520399A publication Critical patent/JP2010520399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036830B2 publication Critical patent/JP5036830B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P9/00Electric spark ignition control, not otherwise provided for
    • F02P9/002Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression
    • F02P9/007Control of spark intensity, intensifying, lengthening, suppression by supplementary electrical discharge in the pre-ionised electrode interspace of the sparking plug, e.g. plasma jet ignition
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P9/00Electric spark ignition control, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P23/00Other ignition
    • F02P23/04Other physical ignition means, e.g. using laser rays
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/02Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P23/00Other ignition
    • F02P23/04Other physical ignition means, e.g. using laser rays
    • F02P23/045Other physical ignition means, e.g. using laser rays using electromagnetic microwaves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/01Electric spark ignition installations without subsequent energy storage, i.e. energy supplied by an electrical oscillator

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は概して、プラグの2つの電極の間にプラズマを発生させるシステムに関するものであり、このシステムは特に、内燃機関の燃焼室におけるガス混合気の高周波点火を制御するために使用される。
このようなプラズマ生成を利用した自動車のイグニションへの適用においては、プラグコイルを組み込んだプラズマ生成回路を使用して、当該回路の電極の間にマルチフィラメント状放電を発生させることにより、エンジンの燃焼室中の混合気に点火することができる。マルチスパークプラグは、本出願人による特許出願である、FR03−10766、FR03−10767、及びFR03−10768号に詳細に記載されている。
このようなプラグコイルは従来、共振周波数Fcが1MHzより大きく、典型的には5MHzに近い共振器1によってモデル化される。当該共振器は、直列に、抵抗体Rと、インダクタLと、コンデンサCとを含む。プラグコイルの点火電極10及び12は、コンデンサCの両端に接続される。
共振器に、当該共振器の共振周波数fc
Figure 0005036830

で高電圧が供給されると、コンデンサCの両端の振幅が増幅されて、プラグの電極の間に、センチメートルのオーダーの距離に亘って、高圧且つ30kV未満のピーク電圧でマルチフィラメント状放電を発生させることができる。
この時、火花が飛んで少なくとも複数のイオン化線又はイオン化経路が所定の容積内に同時に発生し、その枝分かれが更に全方向に出る場合、火花は「分枝火花」と表現される。
このようなプラグコイルへの電源供給を制御するためには電源回路を使用する必要があり、この電源回路は、通常立ち上がり時間が約100nsであって約1kVの振幅に達することができ、且つプラグコイルの高周波共振器の共振周波数に極めて近くなるように設計された周波数の電圧パルスを発生させることができる。共振器の共振周波数と高電圧発生器の動作周波数との差が小さい程、共振器の過電圧係数(共振器の出力電圧の振幅と共振器の入力電圧の振幅との比)が大きくなる。
FR03−10767号に更に詳細に記載されているこのような電源回路を図2に模式的に示す。当該電源回路には従来から、「Eクラスパワーアンプ」構成が採用されている。この種のDC/ACコンバータによって、前述の特徴を持つ電圧パルスの生成が可能になる。
図2の実施形態によれば、アンプ2は、本実施例ではMOSFETパワートランジスタの形態で実施される、共振器1の端子における切り替えを制御するスイッチMを含む。
このように、制御装置5は、制御周波数の制御信号V1を生成し、模式的に示される制御段3を介してパワーMOSFET Mのゲートに印加する。共振器1が制御信号V1によって励起されるとき、アンプの出力に接続されるプラグコイルの電極間における火花の生成を制御するために、前記信号は、異なる点火命令によって作動され、制御周波数の制御パルス列の形式を採る。
特許出願EP−A−1515594に記載されているように、並列共振回路4が中間電圧源VinterとトランジスタMのドレインの間に接続される。この回路4は、コンデンサCpと並列接続されるインダクタLpを含む。
共振器の共振周波数に近い周波数で、並列共振器は中間電圧Vinterを増幅電圧Va(図5に示す)に変換する。この増幅電圧Vaは、中間電圧と並列共振器の過電圧係数との積に相当する。この増幅電圧は、共振器1の入力に接続されたトランジスタMのドレインに供給される。
従って、トランジスタMはスイッチとして機能し、制御信号V1の論理状態がハイ(又はロー)であるとき、共振器1の入力に電圧Vaを印加する(又は、共振器1の入力への電圧Vaの印加を遮断する)。このようにして、トランジスタMは、制御信号V1に応じて、出力に接続されるプラグコイルの共振周波数(通常、5MHz)に出来る限り近くなるように設定されるスイッチング周波数を印加することにより、並列共振器4とプラグコイルを形成する直列共振器1の間のエネルギー伝達を維持及び最大化する。
すると、プラグコイルの共振周波数において、上述の出力電圧Vaと直列共振器1の過電圧係数との積が、直列共振器1のコンデンサCの両端、つまりプラグの電極の端子に現われる。
アンプにより形成される電力段からプラグコイルの共振器へエネルギーを伝達するこの過程は、高い効率を確保するために、共振器の共振周波数で行われなくてはならない。具体的には、トランジスタMが、プラグコイルの共振周波数とは異なるスイッチング周波数を印加する場合、エネルギー伝達効率は、プラグコイルに使用される直列共振器の通過帯域が狭いことに起因して低下する。
プラズマ生成による自動車点火装置の用途では、コマンドに応じて燃焼を開始するために、各燃焼室に上述のプラグコイルが配設される。
従って、例えば4気筒エンジンの場合、図2を参照して上に説明したように、4つのプラグコイルの電源供給及び個別制御を行なうためには、Eクラスアンプ型の4つの電源回路が利用可能でなければならない。
従って、制御されるプラグコイルの数と同数の増幅経路に基づくこのような構成は、エンジンフードの下方に設置されることにより必要となる容積だけでなく、大量生産車両へのこの種の点火装置の設置を考慮するには法外であろう設置費用により、プラズマ生成を用いるこの種の自動車点火装置の開発可能性を制限する。
本発明は、同一の増幅経路を介した複数のプラグコイルの制御を可能にすることにより、上述の欠点を解決することを目的とする。
この目的を考慮して、本発明の主題は高周波プラズマ生成装置に関し、本プラズマ生成装置は、
−制御信号により制御されるスイッチを含む電源回路であって、当該スイッチが、制御信号によって定義される周波数で電源回路の出力に中間電圧を印加する電源回路と、
−電源回路の出力に並列に接続された少なくとも2つのプラズマ生成回路であって、各プラズマ生成回路が、固有の共振周波数を有し、且つプラズマ生成回路の共振周波数に概ね等しい周波数で電源回路の出力に高レベルの電圧が印加されるとプラズマを生成することができる、プラズマ生成プラグコイルと、
−プラズマ生成回路の共振周波数うちの1つに基づいて制御信号の周波数を決定する電源回路の制御装置であって、使用する制御周波数に従って各プラズマ生成回路を選択的に制御する制御回路と
を備えることを特徴とする。
一実施形態によれば、各プラズマ生成回路は1つの共振器を備え、各共振器は個別の共振周波数を有する。
別の実施形態によれば、各プラズマ生成回路は1つの共振器を備え、各共振器は同一の共振周波数を有し、プラズマ生成回路の少なくとも1つは、その共振器の共振周波数をずらす手段も備える。
有利には、周波数をずらす手段は電源回路と共振器の間に直列に配置されたインピーダンスマッチング回路を含む。
好適には、インピーダンスマッチング回路はインダクタンスを含む。
一変形例によれば、インピーダンスマッチング回路は、電源回路の出力と各共振器の間を接続する妨害リンクケーブルを備え、ケーブルの、共振器間の部分の長さが共振器の周波数のずれを定義する。
有利には、各プラズマ生成回路は、燃焼機関のシリンダ内における点火制御、粒子フィルタにおける点火、及び空調システムにおける汚染物質燃焼といった実施形態のうちの1つにおける点火を行うように設計される。
本発明はまた、プラズマ生成装置の電源供給を制御する方法に関する。当該プラズマ生成装置は、制御信号によって制御されるスイッチを有する電源回路を備え、当該スイッチが、制御信号によって定義される周波数で中間電圧を電源回路の出力に印加し、当該電源回路には、少なくとも2つのプラズマ生成回路が並列接続され、各プラズマ生成回路はそれ自体に固有の共振周波数で選択的に制御されるように設計されている。本方法は、
−制御周波数を決定するようにとのリクエストを受け取るステップ、
−制御されるプラズマ生成回路を決定するステップ、
−制御されるプラズマ生成回路の共振周波数に概ね相当する制御周波数を決定するステップ、及び
−決定された制御周波数で制御信号を生成するステップ
を含む。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面を参照しながら非制限的な例示を目的とする後述の説明を読むことによりさらに明らかになる。
共振器に使用される、プラズマ生成プラグコイルをモデル化する電気モデルを示す。 プラグコイルの電源供給及び制御に使用される、アンプを備えた高電圧生成装置を示す。 本発明によるプラグコイルの共振周波数の分配の第1の実施形態を示す。 本発明によるプラグコイルの共振周波数の分配の第2の実施形態を示す。 本発明による、N個のプラグコイルを含む高周波点火の全体を示す図である。 本発明による点火制御の一実施例のフロー図である。
従って、本発明は、単一の増幅経路の使用により、即ち、図2に関して上に説明したEクラスパワーアンプ型の単一の電源回路の使用により、複数のプラグコイル式プラズマ生成回路を制御して、この単一の電源回路の出力に並列接続される複数のプラズマ生成回路に選択的に電源供給することを目的とする。
この特定のアセンブリの基礎となる原理は、電源回路により生成される高電圧及び高周波数の制御レベルで、電源回路の出力に接続された各プラズマ生成回路の自己共振周波数を利用することにある。
実際には、プラズマ生成回路の共振周波数を慎重に分配することにより、電源回路からプラズマ生成回路の一方又は他方への電力の望ましい伝送を、自然に決定できると思われる。よって、電源回路の出力において、当該電源回路に接続される複数のプラズマ生成回路の端子に同時に同一の高電圧を印加することにより、電源回路のレベルで使用される制御周波数と概ね一致する自己共振周波数を有するプラズマ生成回路に応じて、これらプラズマ生成回路の1つを選択的に制御することができる。
従って、単一の電源回路を介して複数のプラズマ生成回路を個別に制御することを可能にする条件は、これらのプラズマ生成回路の各々が、他と有意に異なる共振周波数を持つことである。この目的は、各プラズマ生成回路を形成する共振器の共振周波数領域が重なり合うことを防ぎ、よって複数が同時点火される問題を排除することである。
単一の電源回路の出力に並列接続された複数のプラズマ生成回路間の共振周波数の差は、好適には、各共振器の通過帯域の少なくとも数倍に相当する。例えば、各プラズマ生成回路の共振周波数を、他の回路から、各回路の通過帯域の2又は3倍に等しい値だけずらすことができる。
このような各プラズマ生成回路の共振周波数の間の周波数のずれを生成するために、複数の実施形態を考案することができる。
第1の方法は、各プラズマ生成回路に1つの、図1にモデル化したような、構造がそれぞれ異なるプラグコイルを使用することにより、使用されるプラグコイルの共振周波数を、上述の原理に従って他から十分に区別可能にすることである。
しかしながら、各プラズマ生成回路が図1に示されるような共振器を有し、各共振器が個別の共振周波数を有するこのような実施形態は、工業プロセスへの統合という観点からは最良のものではない。
実際には、複数の個別のプラグコイルの製造に工業プロセスを適用する必要があるので、制御される経路と同数のプラグコイル基準が必要となる。
また、図3及び4に示すように、制御される複数のプラズマ生成回路の共振周波数にずれを生じさせる好適な実施形態では、同一のプラグコイルを使用し、それらを形成するその共振器が同一の共振周波数を有し、各共振器にその共振周波数をずらす手段を接続する。
図3に示すように、プラズマ生成回路の共振周波数をずらす手段は、電源回路2の出力と共振器1の間に直列に配置される、インピーダンスマッチング回路14を備える。このように、プラズマ生成回路を形成するインピーダンスと共振器の組の共振周波数は、分離されたプラグコイルの共振器1の共振周波数からずらされている。
上述の原理によれば、図5に示すように、単一の電源回路の出力と、各プラグコイル、即ちBB1、BB2、BB3及びBB4との間に、それぞれ値の異なる、即ち値Z1、Z2、Z3及びZ4を有するそのようなインピーダンス回路を直列に挿入することにより、単一の電源回路の出力に並列に接続されたプラズマ生成回路の共振周波数を思い通りに分配することができる。
従って、回路14のインピーダンス値は、各々がインピーダンス−共振器の組を備える各プラズマ生成回路の間の共振周波数の差が、各共振器の通過帯域の少なくとも数倍に相当するように選択される。
例えば、追加されたインピーダンス回路に、各プラズマ生成回路の共振周波数が所望の値だけシフトされるようなインダクタンスを使用することができる。
電源回路の効率を最適化し、プラグコイルの動作を最適化するために、プラグコイルの制御に望ましい共振周波数より高い共振周波数を有する同一のプラグコイルを使用することができる。この場合、追加されるインピーダンス回路がインダクタンスである場合、この追加の効果は、各インダクタンス/プラグコイルの組の共振周波数全体の値を低下させることに相当する。
一変形例として、制御される経路の1つに、インダクタンスなどの、プラグコイルに直列な、余分な受動素子を追加する必要のない単純な接続を使用することができる。
図4に示す別の実施形態によれば、プラズマ生成回路の共振周波数を他からずらす手段は、直列インピーダンスとして電源回路の出力と各プラグコイルの間の接続部となるリンクケーブルを使用し、この場合プラグコイルも同一であり、つまりそれらの共振器は同一の共振周波数を有する。この場合、インピーダンス、具体的にはインダクタンスとなり、よってプラグコイルの共振器間に共振周波数のずれを定義するのは、ケーブルの、プラグコイル間に位置する部分の長さ、即ち、BB1とBB2の間のL1、BB2とBB3の間のL2、及びBB3とBB4の間のL3である。
プラグコイル間に妨害ケーブルを使用することにより、有利には、図3の実施形態により必要とされるような、プラグコイルの周波数をずらすための余分な構成部品の使用を排除することが可能になる。
上述の原理によれば、異なる経路の共振周波数が個別に分配されるので、単一の電源回路に基づいた本制御方法では、点火の度に、制御される経路に一致する周波数を考慮する必要がある。
このために、一実施形態によれば、電源回路の制御装置5は、制御される経路の各々に対応する周波数の等級付けの順序を保持できるメモリを有することができる。
よって、4気筒燃焼機関用の自動車の点火装置に使用される基準となる図6の実施例によれば、点火要求を受信すると、制御装置はまず、例えばエンジンに配置される順番に番号1〜4が付された、制御すべき気筒を決定することができる。従って、各気筒番号には、制御対象のプラズマ生成回路に特有の共振周波数F1、F2、F3、及びF4がそれぞれ割り当てられる。
この場合、制御装置は、点火する気筒の番号及び予め保存されている周波数の等級付けの順番に従って、これらの周波数F1、F2、F3、及びF4の中から、生成すべき制御信号の周波数を決定するモジュールを備える。
制御周波数が決定されると、制御装置は、前記周波数の制御信号を、スイッチMを制御するために用いられる出力インターフェースに印加する。
この場合、点火装置に対応して制御されるプラズマ生成回路への電力の選択的供給は、当然ながらこの点火装置に使用される制御周波数によって管理される。
特定の一実施形態によれば、単一の電源回路の出力において得られる共振周波数は、本出願人による仏国特許出願FR05−127669及び同FR05−12770に記載されている表形式化法又は自動制御方法により制御することができる。
例えば、制御装置には、エンジン動作パラメータ(エンジンオイル温度、エンジントルク、エンジン速度、点火角度、吸気温度、燃焼室の圧力など)の測定信号、及び/又は電源動作パラメータの測定信号を受信するインターフェースと、測定信号と生成される制御信号の周波数との関係を記憶する特定のメモリモジュールとを取り付けることができる。このようにして、制御装置は、受信インターフェースで受信される測定信号及びメモリモジュールに記憶された関係に従って、生成される制御信号の周波数を決定する。
本発明の範囲から何ら逸脱することなく、微粒子フィルタの点火、又は空調システムの汚染物質燃焼装置の点火など、燃焼機関の点火制御の実施以外の用途が考慮可能である。

Claims (6)

  1. −制御信号(V1)により制御されるスイッチ(M)を備える電源回路(2)であって、当該スイッチが、制御信号によって定義される周波数で中間電圧(Vinter)を電源回路の出力に印加する電源回路と、
    −電源回路の出力に並列に接続される少なくとも2つのプラズマ生成回路(BB1、BB2、BB3、BB4)であって、各プラズマ生成回路が、固有の共振周波数を有し、且つプラズマ生成回路の共振周波数に概ね相当する周波数で電源回路の出力に高レベルの電圧が印加されるとプラズマを生成することができる、プラズマ生成回路と、
    −プラズマ生成回路の共振周波数(F1、F2、F3、F4)の1つに基づいて制御信号の周波数を決定する電源回路用の制御装置(5)であって、使用する制御周波数に従って各プラズマ生成回路を選択的に制御する制御装置と
    −各プラズマ生成回路に設けられた同一の共振周波数を有する共振器(1)と、
    を備え
    プラズマ生成回路の少なくとも1つがその共振器の共振周波数をずらす手段も備えることを特徴とする高周波プラズマ生成装置。
  2. 周波数をずらす手段が、電源回路の出力と共振器の間に直列に配置されたインピーダンスマッチング回路(14)を含むことを特徴とする、請求項に記載の装置。
  3. インピーダンスマッチング回路がインダクタンスを含むことを特徴とする、請求項記載の装置。
  4. インピーダンスマッチング回路が、電源回路の出力と各共振器の間の接続部となる妨害リンクケーブルを含み、共振器間にあるケーブルの部分の長さ(L1、L2、L3)が、共振器間の周波数のずれを定義することを特徴とする、請求項記載の装置。
  5. 各プラズマ生成回路が、燃焼機関のシリンダ内の点火制御、粒子フィルタにおける点火、及び空調システムの汚染物質燃焼の点火のうちの1つを行うように設計される、請求項1ないしのいずれか1項に記載の装置。
  6. 電源回路(2)を備えたプラズマ生成装置の電力供給制御方法であって、電源回路(2)が、制御信号(V1)により制御されて制御信号により定義される周波数で電源回路の出力に中間電圧(Vinter)を印加するスイッチ(M)を有し、且つ電源回路の出力には、少なくとも2つのプラズマ生成回路が並列に接続されており、各プラズマ生成回路がそれ自体の共振周波数で選択的に制御され、かつ、同一の共振周波数を有する共振器(1)を備えるように構成され、プラズマ生成回路の少なくとも1つがその共振器の共振周波数をずらすように構成され、
    前記方法が、
    −制御周波数を決定するようにとのリクエストを受信するステップ、
    −制御されるプラズマ生成回路を決定するステップ、
    −制御されるプラズマ生成回路の共振周波数に概ね相当する制御周波数を決定するステップ、及び
    −決定された制御周波数で制御信号を生成するステップ
    を含む方法。
JP2009551244A 2007-03-01 2008-02-25 単一の電力段による複数のプラグコイルの制御 Expired - Fee Related JP5036830B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR07/01499 2007-03-01
FR0701499A FR2913298B1 (fr) 2007-03-01 2007-03-01 Pilotage d'une pluralite de bobines bougies via un unique etage de puissance
PCT/FR2008/050310 WO2008113955A1 (fr) 2007-03-01 2008-02-25 Pilotage d'une pluralite de bobines bougies via un unique etage de puissance

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010520399A JP2010520399A (ja) 2010-06-10
JP5036830B2 true JP5036830B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=38566150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009551244A Expired - Fee Related JP5036830B2 (ja) 2007-03-01 2008-02-25 単一の電力段による複数のプラグコイルの制御

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8547020B2 (ja)
EP (1) EP2115296B1 (ja)
JP (1) JP5036830B2 (ja)
KR (1) KR20090115947A (ja)
CN (1) CN101622442B (ja)
BR (1) BRPI0807707A2 (ja)
FR (1) FR2913298B1 (ja)
RU (1) RU2009136346A (ja)
WO (1) WO2008113955A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031945A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 三菱電機株式会社 内燃機関点火装置

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2934942B1 (fr) * 2008-08-05 2010-09-10 Renault Sas Controle de la frequence d'excitation d'une bougie radiofrequence.
DE102010015344B4 (de) * 2010-04-17 2013-07-25 Borgwarner Beru Systems Gmbh Verfahren zum Zünden eines Brennstoff-Luft-Gemisches einer Verbrennungskammer, insbesondere in einem Verbrennungsmotor durch Erzeugen einer Korona-Entladung
DE102011052096B4 (de) * 2010-09-04 2019-11-28 Borgwarner Ludwigsburg Gmbh Verfahren zum Erregen eines HF-Schwingkreises, welcher als Bestandteil einen Zünder zum Zünden eines Brennstoff-Luft-Gemisches in einer Verbrennungskammer hat
JP2012159033A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Imagineering Inc エンジン
WO2012161231A1 (ja) * 2011-05-24 2012-11-29 イマジニアリング株式会社 電磁波放射装置
DE202012004602U1 (de) * 2012-05-08 2013-08-12 Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg Hochfrequenz-Plasmazündvorrichtung
CN104426411B (zh) * 2013-08-28 2018-02-23 贵阳帕斯玛环保技术有限公司 一种单谐振高频高压电源
US9716371B2 (en) 2013-12-12 2017-07-25 Federal-Mogul Ignition Company Non-invasive method for resonant frequency detection in corona ignition systems
US9525274B2 (en) 2014-04-29 2016-12-20 Federal-Mogul Ignition Company Distribution of corona igniter power signal
US9531167B2 (en) 2014-06-02 2016-12-27 Nxp Usa, Inc. Device and method for connecting an RF generator to a coaxial conductor
JP6190793B2 (ja) * 2014-11-13 2017-08-30 三菱電機株式会社 内燃機関用点火装置
US9518555B2 (en) * 2014-12-04 2016-12-13 Freescale Semiconductor, Inc. Radiation devices
WO2016108283A1 (ja) * 2014-12-29 2016-07-07 イマジニアリング株式会社 点火システム、及び内燃機関
AT518968B1 (de) 2016-07-08 2019-05-15 Ge Jenbacher Gmbh & Co Og Steuervorrichtung für eine Vielzahl von Aktuatoren einer Brennkraftmaschine
JP2018025190A (ja) * 2016-08-09 2018-02-15 サンケン電気株式会社 点火装置
JPWO2018225169A1 (ja) * 2017-06-07 2020-04-09 イマジニアリング株式会社 点火装置
NL2022938B1 (en) * 2019-04-12 2020-10-20 Vitalfluid B V Plasma activated fluid processing system
US20240162006A1 (en) * 2021-12-31 2024-05-16 En2Core Technology, Inc. Plasma process system for multi-station

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4317068A (en) * 1979-10-01 1982-02-23 Combustion Electromagnetics, Inc. Plasma jet ignition system
JPS5859376A (ja) * 1981-10-05 1983-04-08 Nissan Motor Co Ltd プラズマ点火装置
EP0228840B1 (en) * 1986-01-07 1991-07-17 LUCAS INDUSTRIES public limited company Pulse generating circuit for an ignition system
US5587630A (en) * 1993-10-28 1996-12-24 Pratt & Whitney Canada Inc. Continuous plasma ignition system
US5549795A (en) * 1994-08-25 1996-08-27 Hughes Aircraft Company Corona source for producing corona discharge and fluid waste treatment with corona discharge
DE19953710B4 (de) * 1999-11-08 2010-06-17 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Meßfenster-Positionierung für die Ionenstrommessung
DE10331418A1 (de) * 2003-07-10 2005-01-27 Bayerische Motoren Werke Ag Plasmastrahl-Zündkerze
FR2859869B1 (fr) * 2003-09-12 2006-01-20 Renault Sa Systeme de generation de plasma.
US7663555B2 (en) * 2004-10-15 2010-02-16 Sky Cross Inc. Method and apparatus for adaptively controlling antenna parameters to enhance efficiency and maintain antenna size compactness
DE102005036968A1 (de) * 2005-08-05 2007-02-15 Siemens Ag Plasma-Zündsystem und Verfahren zu dessen Betrieb
JP2007221252A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 General Res Of Electronics Inc 受信機入力回路
FR2913297B1 (fr) * 2007-03-01 2014-06-20 Renault Sas Optimisation de la generation d'une etincelle d'allumage radio-frequence
FR2913299B1 (fr) * 2007-03-01 2009-04-17 Renault Sas Pilotage d'une pluralite de bobines bougies via un unique etage de puissance.
US8104444B2 (en) * 2007-10-31 2012-01-31 Caterpillar Inc. Pre-chamber igniter having RF-aided spark initiation

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031945A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 三菱電機株式会社 内燃機関点火装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101622442B (zh) 2011-12-28
RU2009136346A (ru) 2011-04-10
FR2913298B1 (fr) 2009-04-17
CN101622442A (zh) 2010-01-06
US8547020B2 (en) 2013-10-01
US20100194279A1 (en) 2010-08-05
EP2115296B1 (fr) 2017-09-06
BRPI0807707A2 (pt) 2014-05-27
EP2115296A1 (fr) 2009-11-11
FR2913298A1 (fr) 2008-09-05
KR20090115947A (ko) 2009-11-10
JP2010520399A (ja) 2010-06-10
WO2008113955A1 (fr) 2008-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5036830B2 (ja) 単一の電力段による複数のプラグコイルの制御
JP2010520400A (ja) 単一の電力段による複数のプラグコイルの制御
JP5208194B2 (ja) 給電デバイス及び高周波式点火デバイス
US5596974A (en) Corona generator system for fuel engines
JP2014105681A (ja) 点火システム
JP2005510660A (ja) 内燃機関のための高周波点火装置
JPS5936110B2 (ja) 二重点火式点火装置
US7254938B2 (en) Power supply and transformer
JP2017160879A (ja) 高周波放電点火装置
KR102468570B1 (ko) 자동차용 듀얼 점화코일 및 이의 제어방법
CN100575696C (zh) 用于内燃发动机的点火系统
JP6462322B2 (ja) 内燃機関用の点火装置
RU2339839C2 (ru) Способ искрового зажигания горючей смеси
JP2024002124A (ja) 内燃機関用点火装置
JPS61268872A (ja) 沿面放電プラグの点火装置
US7240670B2 (en) Extended duration high-energy ignition circuit
US10895241B2 (en) Ignition device and method for igniting an air/fuel mixture
JP2023181784A (ja) 点火装置
KR20240082593A (ko) 양방향 제어 점화코일 및 이의 제어방법
JP2007032548A (ja) 電圧安定装置
WO1994017302A1 (en) Ignition circuit having device to shorten inductive discharge phase of a spark event

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111213

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120313

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5036830

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees