JP5036351B2 - パターン露光方法及び装置 - Google Patents

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本発明は、パターン露光方法及び装置、及びフォトマスクに関し、更に詳しくは、支持体の表裏面に形成された感光層に同時に露光を行なうパターン露光方法及び装置、及びフォトマスクに関する。
薄型で大画面の画像表示装置として、前側ガラス板と後側ガラス板との間での放電によって発光するプラズマディスプレイパネル(以下、PDPと略称する)が普及している。このPDPの前面ガラス板では、斜め方向からの光の映り込みを防止してコントラストを向上させるルーバー機能が求められている。
ルーバーフイルムは、透明フイルムと、この透明フイルムの表裏面に設けられる複数の平行な直線状のルーバーラインからなり、この表裏面のルーバーラインは、表裏面に直交する方向から見たときに重なり合うように、すなわち表裏面で同位置に形成されている。表裏面のルーバーラインの位置がずれていると、ルーバーフイルムの透過性が低下してPDPの画質が悪化するため、ずれが小さくなるように表裏面のルーバーラインを形成する必要がある。
支持体の表裏面にパターンを形成する方法として、黒色インキを印刷により形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法は片面のパターンを描画する際にアライメントマークを作成し、これを位置合せに使用して、裏面の同じ位置にパターンを作成する。また、ハロゲン化銀材料を利用した方法としては、支持体の両面に乳剤を塗布した感光材料において、両面からフォトマスクを介して露光する方法がある(例えば、特許文献2参照)。更に、印刷と写真法を組みあわせた方法がある。すなわち片側のパターンを印刷によるインキで形成した後、裏面に直接反転型ハロゲン化銀感光材料を塗布する。その後インキ画像側から露光、現像処理することにより支持体の反対側に、インキ画像と同位置に画像を形成する。
特開2001−237588号公報 特開平05−249621号公報
しかし、従来のパターン形成方法では、支持体の表裏面のそれぞれに印刷、または印刷及び露光を行なう必要があるため、工数が多くかかりコストが高くなるという問題がある。また、表裏面のパターンを正確に位置合せすることが難しいという問題もある。
本発明は、上記課題を解決するために、支持体の表裏面に対し、簡単、ローコストに位置ズレの少ないパターンを露光することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のパターン露光方法は、光透過性を有する支持体の表裏面に、第1波長帯の光に分光感度を有する第1感光層と、第2波長帯の光に分光感度を有する第2感光層がそれぞれ設けられた感光材料に、第1波長帯の光を透過させ、かつ第2波長帯の光を遮断する透過特性を有し、第2感光層に露光される第1パターンが形成された第1フィルタ層と、第2波長帯の光を透過させ、かつ第1波長帯の光を遮断する透過特性を有し、第1感光層に露光される第2パターンが形成された第2フィルタ層とを有するフォトマスクを介して、一方の面側から第1波長帯の光と第2波長帯の光を照射し、第1感光層及び第2感光層に第1パターン及び第2パターンを同時に露光するものである。これによれば、第1感光層及び第2感光層に同時に精度よく露光を行うことができる。
また、第1波長帯の第1レーザ光と、第2波長帯の第2レーザ光をフォトマスク上で走査してもよい。あるいは、第1波長帯の第1レーザ光と、第2波長帯の第2レーザ光を合波して合波レーザ光を生成し、この合波レーザ光をフォトマスク上で走査してもよい。これによれば、第1感光層及び第2感光層に対し、エッジまで鮮明に露光することができる。
また、第2フィルタ層から第1感光層までの距離をD、フォトマスクに対する第1レーザ光または合波レーザ光の入射角度をθとしたときに、第2パターンは、第1感光層に形成される潜像の形成予定位置に対し、第1レーザ光または合波レーザ光の走査方向に沿う方向でD/tanθだけずれた位置に形成するようにしたので、第1感光層に対する露光ずれを解消することができる。
また、第1感光層と第2感光層の距離をT、フォトマスクに対する第2レーザ光または合波レーザ光の入射角度をθとしたときに第1パターンは、第2パターンに対し、第2レーザ光または合波レーザ光の走査方向に沿う方向でT/tanθだけずれた位置に形成するようにしたので、第1感光層と第2感光層の間の露光ずれを解消することができる。これにより、レーザ走査による露光を用いても、支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う位置に露光することができる。
また、第1パターン及び第2パターンを第1レーザ光及び第2レーザ光、または合波レーザ光の走査方向に沿って配置される直線としたので、第1感光層及び第2感光層に形成される潜像は、支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合うように形成することができる。
また、支持体が帯状に形成されてなる帯状感光材料を連続搬送し、帯状ワークの搬送速度に同期された露光周期及び露光時間でフォトマスクに光を照射させて、第1パターン及び第2パターンを搬送方向に周期的なパターンとして第1感光層及び第2感光層に露光させるようにしたので、効率よく露光を行うことができる。
また、第1の感光層と前2の感光層に、支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光することで、ルーバー材料を作成することができる。
また、第1の感光層に格子状のパターンを露光し、第2の感光層に格子状のパターンの縦線または横線のいずれか一方に対し、支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光して、ルーバー機能と電磁波シールド機能とを有するシート材料を作成することもできる。
また、本発明のパターン露光装置は、光透過性を有する支持体の表裏面に、第1波長帯の光に分光感度を有する第1感光層と、第2波長帯の光に分光感度を有する第2感光層がそれぞれ設けられた感光材料に対面して配置され、第1波長帯の光を透過させかつ第2波長帯の光を遮断する透過特性を有し第2感光層に露光される第1パターンが形成された第1フィルタ層と、第2波長帯の光を透過させかつ第1波長帯の光を遮断する透過特性を有し第1感光層に露光される第2パターンが形成された第2フィルタ層とを有するフォトマスクと、このフォトマスクを介して、第1波長帯の光と第2波長帯の光とを第1感光層と第2感光層とに照射する照明手段から構成したものである。これによれば、第1感光層及び第2感光層に同時に精度よく露光を行うことができる。
また、照明手段として、第1波長帯の第1レーザ光を出力する第1レーザ出力器と、第2波長帯の第2レーザ光を出力する第2レーザ出力器と、第レーザ光及び第2レーザ光をフォトマスク上で走査する走査機構から構成したものである。あるいは、第1レーザ光と第2レーザ光とを合波して合波レーザ光を生成し、この合波レーザ光を走査機構に入射するようにしたものである。これによれば、第1感光層及び第2感光層に対し、エッジまで鮮明に露光することができる。
また、第2フィルタ層から第1感光層までの距離をD、フォトマスクに対する第1レーザ光または合波レーザ光の入射角度をθとしたときに、第2パターンは、第1感光層に形成される潜像の形成予定位置に対し、第1レーザ光または合波レーザ光の走査方向に沿う方向でD/tanθだけずれた位置に形成するようにしたので、第1感光層に対する露光ずれを解消することができる。
また、第1感光層と第2感光層の距離をT、フォトマスクに対する第2レーザ光または合波レーザ光の入射角度をθとしたときに第1パターンは、第2パターンに対し、第2レーザ光または合波レーザ光の走査方向に沿う方向でT/tanθだけずれた位置に形成するようにしたので、第1感光層と第2感光層の間の露光ずれを解消することができる。これにより、レーザ走査による露光を用いても、支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う位置に露光することができる。
また、第1パターン及び第2パターンを第1レーザ光及び第2レーザ、または光合波レーザ光の走査方向に沿って配置される直線としたので、第1感光層及び第2感光層に形成される潜像は、感光材料の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合うように形成することができる。
さらに、第1レーザ出力器及び第2レーザ出力器として、赤色〜近赤外及び青〜紫色のレーザ光を出力する半導体レーザ出力器を用いたものである。
また、支持体が帯状に形成されてなる帯状感光材料を連続搬送する搬送手段と、照明手段を制御して、帯状ワークの搬送速度に同期された露光周期及び露光時間でフォトマスクに光を照射させ、第1パターン及び第2パターンを搬送方向に周期的なパターンとして第1感光層及び第2感光層に露光させる制御手段とを設けたものである。これによれば、効率よくパターン露光を行うことができる。
また、第1の感光層と前2の感光層に、支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光することで、ルーバー材料を作成することができる。
また、第1の感光層に格子状のパターンを露光し、第2の感光層に格子状のパターンの縦線または横線のいずれか一方に対し、支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光して、ルーバー機能と電磁波シールド機能とを有するシート材料を作成することもできる。
本発明によれば、支持体の一方の面側から光を照射することにより、支持体の表裏面の第1感光層及び第2感光層に同時に露光を行うことができる。また、第1感光層と第2感光層の露光位置を高精度に合わせることができる。更に、複数回の露光、アライメント等を行う必要がないので、工数を削減してローコスト化を図ることができる。
図1及び図2に示すように、プラズマディスプレイパネル(PDP)に前面に接合されてコントラスト向上に用いられるルーバーフイルム2は、帯状の透明フイルム3と、この透明フイルム3の第1面(表面)3aと、第1面3aの反対側の面である第2面(裏面)3bに透明フイルム3の長手方向に沿って形成される複数の平行な直線状のルーバーライン4,5から構成されている。このルーバーフイルム2は、ロール状に巻かれた状態でPDPメーカに供給され、PDPのサイズに合せて切断される。
ルーバーライン4,5は、第1面3a及び第2面3bに堆積された銀によって構成され、第1面3a及び第2面3bに直交する方向から見たときに、重なり合う位置に形成されている。ルーバーライン4,5は、例えば、数μm〜数十μm程度の線を数百μm程度のピッチで平行に配列したもので、ルーバーフイルム2は、PDPの画質に影響を与えない透過性を備えている。
ルーバーライン4,5は、第1面3a及び第2面3b上にハロゲン化銀塩感材によって形成された2つの感光層に直線状のパターンを同時に露光し、この2つの感光層を現像して、第1面3a及び第2面3b上に露光パターンに合致する銀を残すことにより形成されている。
図3に示すように、ルーバーライン4,5のパターン露光に使用されるパターン露光装置10は、前記透明フイルム3の第1面3a及び第2面3b上にハロゲン化銀塩感材による感光層が形成された帯状ワーク11を供給するワーク供給部12と、第1面3a及び第2面3bの感光層にルーバーライン4,5のパターンを露光する露光部13と、露光済みの帯状ワーク11を巻き取るワーク巻取り部14と、複数本の帯状ワーク11を連続して処理する際に、先に処理を終えた帯状ワーク11の後端と、後続の帯状ワーク11の先端とが接合されるワーク接合部15と、これらを統括的に制御する制御部16とを備えている。
図4に示すように、帯状ワーク11は、透明フイルム3と、この透明フイルム3の第1面3a及び第2面3bに形成される第1感光層19及び第2感光層20からなる。透明フイルム3は、例えば、厚さ100μmの透明なPETフイルムであり、100〜1000mの長さのものがロール状に巻かれてワーク供給部12にセットされる。
帯状ワーク11は、第1感光層19が上方を向くようにワーク供給部12にセットされ、引き出された先端部が複数のローラに掛けられて、ワーク巻取り部14の巻取り用リール24に係止される。そして、搬送手段である巻取り用リール24と、露光ローラ28及び複数の駆動ローラがモータ群25によって巻取り方向に回転されることにより、帯状ワーク11は、ワーク供給部12からワーク巻取り部14に向かうワーク搬送方向Fに沿って搬送される。
第1感光層19には、第1波長帯の光に対する分光感度、例えば、650nmの波長帯に中心感度を持ったハロゲン化銀塩感材が用いられている。また、第2感光層20には、第2波長帯の光に対する分光感度、例えば350nmの波長帯に中心感度を持ったハロゲン化銀塩感材が用いられている。感材分光感度特性については上記の設計に限ったものでなく、第1感光層19と第2感光層20との間の分光感度にある程度の差があればよい。また、ハロゲン化銀塩感材の露光量/濃度特性としてγの大きな感材を使用している。露光量に応じて濃度変化が緩やかに変化するのではなく、ある露光量以上になると一気に濃度が変化する、いわゆる硬調な感材である。
露光部13は、例えば、露光ローラ28と、この露光ローラ28の上部にプロキシミティギャップを設けて配置されるフォトマスク29と、フォトマスク29に光を照射する照明手段である照明部30と、フォトマスク29と照明部30との間に配置され、フォトマスク29に対する照明範囲を規制するスリット31aが形成された遮光板31から構成されている。
図5及び図6に示すように、フォトマスク29は、帯状ワーク11の幅方向の全域を覆う長さを有し、透明なソーダガラス等で形成されたマスク基板34と、このマスク基板34の帯状ワーク11に対する面に形成される第1フィルタ層35、第2フィルタ層36から構成されている。なお、図5では、フォトマスク29を表示するため、遮光板31の記載を省略している。
第1フィルタ層35は、第1感光層19の分光感度に対応する第1波長帯の光を透過し、第2感光層20の分光感度に対応する第2波長帯の光を遮断する透過特性を有している。図7に示すように、第1フィルタ層35には、例えば、600nm以上の赤色の波長帯以上の光を透過させるハイパスフィルタが用いられる。また、第2フィルタ層36は、第2波長帯の光を透過し、第1波長帯の光を遮断する透過特性を有している。この第2フィルタ層36には、例えば、450nm以下の青色の波長帯以下の光を透過させるローパスフィルタが用いられる。
第1フィルタ層35は、例えば、マスク基板34にスパッタ、または蒸着によって成膜され、フォトリソ及びエッチングにより、第2感光層20に露光される第1パターン39が形成される。また、第2フィルタ層36は、第1フィルタ層35の上にスパッタまたは蒸着によって成膜され、フォトリソ及びエッチングにより第1感光層19に露光される第2パターン40が形成される。なお、フィルタの製作方法はこの方法に限られず、エッチングが困難な材料に対しては、マスクをした上で成膜する方法を用いることができる。
第1パターン39及び第2パターン40は、各ルーバーライン4,5に相当する直線が、平行に複数本が配列されている。第1パターン39及び第2パターン40の線幅は、プロキシミティ露光によって生ずる線幅太りを見込んで、出来上がり寸法より細めの線幅としておくのが好ましい。また、パターンの角度やピッチ、線幅は限定されるものではないが、帯状ワーク11の送り方向に周期的なパターンであることが必須である。
照明部30は、例えば、第1レーザ光S1を出力する第1レーザ出力器44と、第2レーザ光S2を出力する第2レーザ出力器45と、第1レーザ光S1と第2レーザ光S2とを合波して合波レーザ光Sgを生成するプリズム46と、合波レーザ光Sgをコリメートして平行光にするコリメートレンズ47と、合波レーザ光Sgを反射する反射ミラー48と、走査機構であるポリゴンミラー49と、このポリゴンミラー49を回転させるモータ50から構成されている。
第1レーザ出力器44は、例えば、シングルモード半導体レーザ出力器、第2レーザ出力器45は、例えば、355nmパルスレーザであり、第1感光層19及び第2感光層20の分光感度に合せて、650nmの赤色の第1レーザ光S1と、355nmの青色の第2レーザ光S2を出力する。プリズム46は、第1レーザ光S1を透過し、第2レーザ光S2の光軸を90°屈曲させて第1レーザ光S1に合波し、合波レーザ光Sgを生成する。コリメートレンズ47は、例えば、入力された合波レーザ光Sgを直径数mmの射影形状を有する平行光に変換する。ポリゴンミラー49は、略円板形状の外周面に平板な反射面49aが複数設けられたもので、反射面49aに入射された合波レーザ光Sgをフォトマスク29に向けて反射し、その際にモータ50によって矢印E方向に回転されることにより、合波レーザ光Sgを矢印G方向に沿ってフォトマスク29の幅方向上で走査させる。
図5に示すように、第1パターン39及び第2パターン40は、走査方向Gに直交する搬送方向Fに沿って設けられているため、合波レーザ光Sgは第1パターン39及び第2パターン40対して斜め方向から入射し、第1感光層19と第2感光層20に対する露光位置がずれてしまう。
上記の露光ずれを防止するには、合波レーザ光Sgの入射角度による露光位置のずれ分を見越して第1パターン39及び第2パターン40を形成すればよい。図8に示すように、第2フィルタ層36から第1感光層19までの距離をD、合波レーザ光Sgの入射角度をθとしたときに、第2パターン40は、第1感光層19上に形成される潜像の予定形成位置Yに対して、合波レーザ光Sgの走査方向に沿う方向でD/tanθだけずれた位置に形成する。同様に、第1感光層19と第2感光層20の距離をTとしたときに、第1パターン39は、第2パターン40に対して、前記合波レーザ光Sgの走査方向に沿う方向でT/tanθだけずれた位置に形成する。これにより、第1感光層19に対する第2パターン40の露光位置を補正し、かつ第2パターン40と重なるように第2感光層20に第1パターン39を露光することができる。
次に、上記実施形態の作用について説明する。図9に示すように、パターン露光装置10に帯状ワーク11がセットされて動作が開始されると(S1)、モータ50によりポリゴンミラー49の回転が開始される(S2)。ポリゴンミラー49の回転速度が、予め設定されている設定回転速度に達すると(S3)、モータ群25が動作して帯状ワーク11の搬送が開始される(S4)。帯状ワーク11の搬送速度が、予め設定されている設定速度に達すると(S5)、第1レーザ出力器44及び第2レーザ出力器45がオンされる(S6)。
第1レーザ出力器44及び第2レーザ出力器45から照射された第1レーザ光S1及び第2レーザ光S2は、プリズム46で合波される。合波レーザ光Sgは、コリメータレンズ47により平行光に変換され、ポリゴンミラー49によってフォトマスク29上を矢印G方向に走査される。
第1レーザ出力器44及び第2レーザ出力器45のオン/オフのタイミング、及びポリゴンミラー49の回転速度が制御部16によって制御され、帯状ワーク11の搬送速度に同期した露光周期及び露光時間で合波レーザ光Sgが走査されることにより、第1感光層19及び第2感光層20には、搬送方向に周期的なパターンとして、第2パターン40及び第1パターン39が露光される。
パターン露光装置10内に設けられている光学センサによって、帯状ワーク11の後端を表すマークが検出されると、そのエンド信号が制御部16に入力され(S7)、帯状ワーク11の搬送が停止される(S8)。そして、新たな帯状ワーク11のロールがセットされ、その先端がワーク接合部15によって古い帯状ワーク11の後端に接合される(S9)。
露光が終了した帯状ワーク11は、ハロゲン化銀塩感材が現像されて透明フイルム3の第1面3a及び第2面3bに銀でルーバーライン4,5が形成される。このように、指向性の強いレーザ光を用いて露光することにより、鮮明なエッジを有するルーバーライン4,5を形成することができる。
また、第2パターン40を潜像の予定形成位置Yに対してD/tanθだけずらして形成し、第1パターン39を第2パターン40に対してT/tanθだけずらして形成したので、第1感光層19に対する第2パターン40の露光位置を補正し、かつ第2パターン40と重なるように第2感光層20に第1パターン39を露光することができる。
上記実施形態では、第1パターン39及び第2パターン40の形成方向と、合波レーザ光Sgの走査方向とが異なるため露光位置にずれが生じるが、第1パターン39及び第2パターン40が、合波レーザ光Sgの走査方向に沿って直線状のパターンである場合には、露光位置にずれは生じないので、第1パターン39と第2パターン40の位置をずらして設ける必要はない。
上記実施形態のフォトマスク29では、第1フィルタ層35と第2フィルタ層36を積層して形成したが、例えば図10に示す露光部60のように、フォトマスク29の下面に対し、帯状ワーク11の幅方向に沿って形成された第1フィルタ層61及び第2フィルタ層62をワーク搬送方向Fに沿って並べて配置してもよい。
上記フォトマスク29の第1フィルタ層61及び第2フィルタ層62を用いて露光を行なう場合、例えば、第1レーザ出力器44と第2レーザ出力器45をワーク搬送方向で並列に配置し、第レーザ光S1及び第2レーザ光S2を並行にコリメータレンズ47、反射ミラー48、ポリゴンミラー49に入射させ、このポリゴンミラー49の回転により、第1フィルタ層61及び第2フィルタ層62に並列に照射させる。
露光部60のように、並列に第1レーザ光S1及び第2レーザ光S2を走査する場合にも入射角度による露光位置のずれが発生するので、同様に露光位置のずれ分を見越して第1フィルタ層61及び第2フィルタ層62のパターンを形成すればよい。
図11(A)に示すように、第2フィルタ層62から第1感光層19までの距離をD、第1レーザ光S1の入射角度をθとしたときに、第2パターン65は、第1感光層19上に形成される潜像の予定形成位置Yに対して、第1レーザ光S1の走査方向に沿う方向でD/tanθだけずれた位置に形成する。また、同図(B)に示すように、第1感光層19と第2感光層20の距離をTとしたときに、第1フィルタ層61の第1パターン66は、第2パターン65に対して、第2レーザ光S2の走査方向に沿う方向でT/tanθだけずれた位置に形成する。これにより、第1感光層19に対する第2パターン65の露光位置を補正し、かつ第2パターン65と重なるように第2感光層20に第1パターン66を露光することができる。
また、上記各実施形態では、透明フイルム3の第1面3aと第2面3bのパターンが重なり合うように形成したが、図12に示すように、第1パターン70と第2パターン71を全く違う形状にして露光を行なうこともできる。この場合にも合波レーザ光Sgの入射角度による露光位置のずれ分を見越して、第1パターン70及び第2パターン71を形成すればよい。
また、第1感光層35と第2感光層36に異なるパターンを露光する場合には、図13に示す露光部80のように、照明部30に平行光源81を用いてもよい。この平行光源81としては、例えば、プロキシミティ露光機に使用されている紫外域の水銀ランプやメタルハライドランプ等を凹面鏡とコリメートレンズを用いて平行光化したものを用い、第1波長帯及び第2波長帯の光、すなわち600nm以上、及び450nm以下の波長帯の光が含まれるようにする。
また、平行光源81は、所定発光強度になるまで時間がかかり、オフしてもすぐに暗くならないので、ワーク搬送速度に同期した露光周期及び露光時間でプロキシミティ露光を行なうことができない。そこで、平行光源80と遮光板31との間にシャッタ機構84を配置するのが好ましい。このシャッタ機構84としては、メカニカルシャッターや液晶シャッタ等を用いることができる。シャッタ機構84は、制御部16に制御されて帯状ワーク11の搬送速度に同期された露光周期及び露光時間で開閉し、平行光源81の光はフォトマスク29に対して垂直に照射されるので、フォトマスク29のパターンに対し、露光位置にずれは生じない。
上記各実施形態では、ルーバーフイルムのルーバーラインの露光を例に説明したが、PDPの電磁波シールドフイルムのパターン露光等、様々な製品のパターン露光に用いることができる。図14に示すように、例えば、電磁波シールド及びルーバー機能を有する複合フイルムへの応用も可能である。この複合フイルム90は、一方の面90aに所定のバイアス角を持った斜め線を組み合わせた格子状のパターンからなる電磁波シールドパターン91を有し、他方の面90bには、電磁波シールドパターン91の一方の斜め線91aと重なる位置に設けられる複数の直線パターン92が設けられる。電磁波シールドパターン91は、メッキ等の追加工で導電性が付与されて電磁波シールド機能を得る。また、直線パターン92は、斜め線81aとともにルーバー機能を発揮する。この場合、ルーバーラインがバイアス角を持った斜め線となるが、機能的に問題はない。
また、帯状ワークを連続搬送してプロキシミティ露光を行なうパターン露光装置を例に説明したが、本発明は、停止状態のワークにコンタクト露光、またはプロキシミティ露光を行なうパターン露光装置にも適用することができる。
上記実施形態において、合波光源の第1のレーザ波長及び第2のレーザ波長、マスクの透過波長帯、感光層1,2の感光波長の取り方はすべて逆の場合でも成り立つことはいうまでもない。
また、本発明は、フォトリソグラフィにも適用することができる。例えば、基板上に分光感度の異なるフォトレジストを積層し、各フォトレジストに対応する波長帯の光で異なる形状のパターンを露光すれば、図15に示すように、1回の露光で基板100上に2層〜多層の形状の異なるレジスト構造101,102を精度よく形成することができる。また、図16の基板105に示すように、1層のレジスト構造に比べてアスペクト比の高いレジスト構造106,107を形成することができる。
本発明によって形成されるルーバーフイルムの平面図である。 ルーバーフイルムの断面図である。 パターン露光装置の構成示す概略図である。 帯状ワークの構成を示す断面図である。 合波レーザ光を用いる露光部の構成を示す斜視図である。 フォトマスクの構成を示す断面図である。 第1フィルタ層と第2フィルタ層の波長に対する透過率を示すグラフである。 合波レーザ光による露光状態を示す断面図である。 合波レーザ光による露光手順を示すフローチャートである。 並列レーザ光を用いる露光部の構成を示す斜視図である。 並列レーザ光による露光状態を示す断面図である。 形状の異なる第1パターンと第2パターンを露光する状態を示す断面図である。 平行光源を使用する露光部の構成を示す斜視図である。 第1感光層と第2感光層に異なるパターンを露光する状態を示す断面図である。 本発明により形成されるレジスト構造を示す断面図である。 本発明により形成される高アスペクト比のレジスト構造を示す断面図である。
符号の説明
2 ルーバーフイルム
3 透明フイルム
4,5 ルーバーライン
10 パターン露光装置
11 帯状ワーク
13,60,80 露光部
16 制御部
19 第1感光層
20 第2感光層
28 露光ローラ
29 フォトマスク
30 照明部
35,61 第1フィルタ層
36,62 第2フィルタ層
39,66,70 第1パターン
40,65,71 第2パターン
44 第1レーザ出力器
45 第2レーザ出力器
46 プリズム
49 ポリゴンミラー
81 平行光源
90 複合フイルム
91 電磁波シールドパターン
92 直線パターン

Claims (15)

  1. 光透過性を有する支持体の表裏面に、第1波長帯の光に分光感度を有する第1感光層と、第2波長帯の光に分光感度を有する第2感光層がそれぞれ設けられた感光材料に、
    前記第1波長帯の光を透過させ、かつ前記第2波長帯の光を遮断する透過特性を有し、前記第2感光層に露光される第1パターンが形成された第1フィルタ層と、前記第2波長帯の光を透過させ、かつ前記第1波長帯の光を遮断する透過特性を有し、前記第1感光層に露光される第2パターンが形成された第2フィルタ層とを有するフォトマスクを対面させ、
    前記フォトマスクを介して一方の面側から、前記第1波長帯の第1レーザ光と前記第2波長帯の第2レーザ光とを走査し、あるいは前記第1レーザ光と前記第2レーザ光を合波した合波レーザ光を走査して、前記第1感光層及び前記第2感光層に前記第1パターン及び前記第2パターンを同時に露光するパターン露光方法であり、
    前記第2フィルタ層から前記第1感光層までの距離をD、前記フォトマスクに対する前記第1レーザ光または前記合波レーザ光の入射角度をθとしたときに、前記第2パターンは、前記第1感光層に形成される潜像の形成予定位置に対し、前記第1レーザ光または前記合波レーザ光の走査方向に沿う方向でD/tanθだけずれた位置に形成されることを特徴とするパターン露光方法。
  2. 前記第1感光層と第2感光層の距離をT、前記フォトマスクに対する前記第2レーザ光または合波レーザ光の入射角度をθとしたときに前記第1パターンは、前記第2パターンに対し、前記第2レーザ光または前記合波レーザ光の走査方向に沿う方向でT/tanθだけずれた位置に形成されることを特徴とする請求項記載のパターン露光方法。
  3. 前記第1感光層及び前記第2感光層に形成される潜像は、前記支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合うことを特徴とする請求項記載のパターン露光方法。
  4. 前記第1パターン及び第2パターンは、前記第1レーザ光及び第2レーザ光、または前記合波レーザ光の走査方向に沿って配置される直線であり、前記第1感光層及び前記第2感光層に形成される潜像は、前記支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合うことを特徴とする請求項記載のパターン露光方法。
  5. 前記支持体が帯状に形成されてなる帯状感光材料を連続搬送し、
    前記帯状ワークの搬送速度に同期された露光周期及び露光時間で前記フォトマスクに光を照射させて、前記第1パターン及び前記第2パターンを搬送方向に周期的なパターンとして前記第1感光層及び第2感光層に露光させることを特徴とする請求項1〜いずれか記載のパターン露光方法。
  6. 前記第1の感光層と前記第2の感光層に、前記支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光して、ルーバー材料の作成に用いることを特徴とする請求項1〜いずれか記載のパターン露光方法。
  7. 前記第1の感光層に格子状のパターンを露光し、前記第2の感光層に、前記格子状のパターンの縦線または横線のいずれか一方に対し、前記支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光して、ルーバー機能と電磁波シールド機能とを有するシート材料の作成に用いることを特徴とする請求項1〜いずれか記載のパターン露光方法。
  8. 光透過性を有する支持体の表裏面に、第1波長帯の光に分光感度を有する第1感光層と、第2波長帯の光に分光感度を有する第2感光層がそれぞれ設けられた感光材料に対面して配置され、前記第1波長帯の光を透過させかつ前記第2波長帯の光を遮断する透過特性を有し前記第2感光層に露光される第1パターンが形成された第1フィルタ層と、前記第2波長帯の光を透過させかつ前記第1波長帯の光を遮断する透過特性を有し前記第1感光層に露光される第2パターンが形成された第2フィルタ層とを有するフォトマスクと、
    前記第1波長帯の第1レーザ光を出力する第1レーザ出力器と、前記第2波長帯の第2レーザ光を出力する第2レーザ出力器とを有し、前記第1レーザ光及び第2レーザ光、あるいは前記第1レーザ光と前記第2レーザ光とを合波した合波レーザ光を走査機構によって前記フォトマスク上で走査する照明手段を備えており、
    前記第2フィルタ層から前記第1感光層までの距離をD、前記フォトマスクに対する前記第1レーザ光または前記合波レーザ光の入射角度をθとしたときに、前記第2パターンは、前記第1感光層に形成される潜像の形成予定位置に対し、前記第1レーザ光または前記合波レーザ光の走査方向に沿う方向でD/tanθだけずれた位置に形成されることを特徴とするパターン露光装置。
  9. 前記第1感光層と第2感光層の距離をT、前記フォトマスクに対する前記第2レーザ光または前記合波レーザ光の入射角度をθとしたときに前記第1パターンは、前記第2パターンに対し、前記第2レーザ光または前記合波レーザ光の走査方向に沿う方向でT/tanθだけずれた位置に形成されることを特徴とする請求項記載のパターン露光装置。
  10. 前記第1感光層及び前記第2感光層に形成される潜像は、前記感光材料の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合うことを特徴とする請求項記載のパターン露光装置。
  11. 前記第1パターン及び第2パターンは、前記第1レーザ光及び第2レーザ光、または前記合波レーザ光の走査方向に沿って配置される直線であり、前記第1感光層及び前記第2感光層に形成される潜像は、前記感光材料の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合うことを特徴とする請求項記載のパターン露光装置。
  12. 前記第1レーザ出力器及び第2レーザ出力器は、赤色〜近赤外及び青〜紫色のレーザ光を出力するレーザ出力器であることを特徴とする請求項8〜11いずれか記載のパターン露光装置。
  13. 前記支持体が帯状に形成されてなる帯状感光材料を連続搬送する搬送手段と、
    前記照明手段を制御して、前記帯状ワークの搬送速度に同期された露光周期及び露光時間で前記フォトマスクに光を照射させ、前記第1パターン及び前記第2パターンを搬送方向に周期的なパターンとして前記第1感光層及び第2感光層に露光させる制御手段とを備えることを特徴とする請求項8〜12いずれか記載のパターン露光装置。
  14. 前記第1の感光層と前記第2の感光層に、前記支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光して、ルーバー材料の作成に用いることを特徴とする請求項8〜13いずれか記載のパターン露光装置。
  15. 前記第1の感光層に格子状のパターンを露光し、前記第2の感光層に、前記格子状のパターンの縦線または横線のいずれか一方に対し、前記支持体の表裏面に直交する方向から見たときに重なり合う複数の平行な直線状パターンを露光して、ルーバー機能と電磁波シールド機能とを有するシート材料の作成に用いることを特徴とする請求項8〜13いずれか記載のパターン露光装置。
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