JP5036142B2 - 遊技機検査システム - Google Patents

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本発明は、外部との通信機能を有すると共に検査信号による適正検査が可能な遊技機用コンピュータを備える遊技制御装置により制御される遊技機と、該遊技機の遊技機用コンピュータと通信を行って遊技機用コンピュータの適否を検査する検査装置と、からなる遊技機検査システムに関する。
パチンコ機やスロットマシンなどの遊技機は、通常、遊技制御用プログラム等が格納されたROMを内蔵するワンチップ・マイクロコンピュータ(以下、遊技機用ワンチップCPUという)を主要部品とする遊技機制御基板を収納ケースに収めた制御装置により制御されている。
上述した遊技機用ワンチップCPUは、大当りの確率等遊技機の重要な特性に直接関与しているので、偽造された遊技機用ワンチップCPUと不正に交換されたり、あるいは偽造された遊技機用ワンチップCPUが装着された遊技機制御基板をケースごと不正に交換されたりすると、試験機関による試験に適合した適正な遊技機とは異なる遊技機になってしまい、遊技店や遊技客に不測の損害を与えることとなる。
そこで、遊技機用ワンチップCPUの偽造を防止する、或いは、偽造されたことを容易に発見できるような技術として、各々個別のID(固有の識別情報)を遊技機用ワンチップCPUに設定しておくと共に、特別な装置(例えば、ID読取装置などの検査装置)を用いなければ遊技機用ワンチップCPUに設定されたIDを読み出せないように構成することでIDの秘匿性を高め、偽造された遊技機用ワンチップCPUの発見を容易にし、且つ遊技機用ワンチップCPUの偽造を困難にする技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2000−262710号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、検査装置が検査する遊技機用ワンチップCPUが適正である否かの検査を行うことはできるものの、その検査対象である遊技機用ワンチップCPUが遊技制御を適正に行っているかどうかまでは判定できないという問題点がある。
例えば、遊技機制御基板に正規の遊技機用ワンチップCPUとは別に不正な遊技機用ワンチップCPUを設け、実際の遊技制御は不正な遊技機用ワンチップCPUが行うように改竄された不正な遊技制御装置が遊技機に取り付けられた場合、検査装置によるCPU検査においては、当然ながら正規の遊技機用ワンチップCPUから正規のIDが読み出されるために、遊技機用ワンチップCPUが適正と判定されてしまい、遊技制御装置自体に不正改竄が行われていることを検出できないのである。
なお、不正な遊技機用ワンチップCPUを取り付ける不正において、遊技機制御基板上にある各種電気・電子部品の数や配置が異なっていると不正改竄が容易に露見してしまうので、遊技機制御基板の外観を正規品と同じ外観に保持するよう、遊技機用ワンチップCPU以外の電気・電子部品と不正な遊技機用ワンチップCPUを一体化してしまう不正手法が採られており、例えば、比較的大きなICチップ構造のI/Oポートが改竄部品として使われることがある。このような不正改竄に際しては、正規の遊技機用ワンチップCPUからI/Oポートへの配線を切断し、I/Oポート機能と不正な遊技機用ワンチップCPUとを一体に樹脂モールドした改竄チップを正規のI/Oポートチップと交換するのである。かくすれば、不正な遊技機用ワンチップCPUは遊技制御に必要な各種センサ情報をI/Oポートから取得できると共に、I/Oポートを介して各種遊技機器へ動作制御信号を出力できるので、不正な遊技機用ワンチップCPUによる遊技制御が容易に実現されることとなる。
このように、不正な遊技機用ワンチップCPUを一体化した不正な電気・電子部品に換装する不正改竄が遊技制御装置に対して行われた場合、従来の如く、正規の遊技機用ワンチップCPUと検査装置とで行うCPU検査の結果のみでは、遊技制御装置が適正であると判定できないという問題があった。
そこで、本発明は、遊技機用ワンチップCPU毎に付与された固有の識別情報を読み出して検査できるだけではなく、遊技機用ワンチップCPU以外の電気・電子部品が改竄部品に換装された不正な遊技制御装置が使用されていないかをも検査できる遊技機検査システムの提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明検査システムは、外部との通信機能を有すると共に検査信号による適正検査が可能な遊技機用コンピュータを備える遊技制御装置により制御される遊技機と、該遊技機の遊技機用コンピュータと通信を行って遊技機用コンピュータの適否を検査する検査装置と、からなる遊技機検査システムにおいて、前記遊技機は、検査装置と遊技機用コンピュータとの間で交わされる検査信号を取得可能な検査信号取得手段と、前記検査信号取得手段により取得した検査信号に基づいて、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できるか否かを判定する検査信号判定手段と、前記検査信号判定手段の判定結果を報知する判定結果報知手段と、を備え、前記検査信号判定手段は、遊技制御装置を構成する電気・電子部品であって、遊技機用コンピュータと通信を実行する電気・電子部品と一体に設けることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、前記請求項1に記載の遊技機検査システムにおいて、前記検査信号判定手段は、検査装置から遊技機用コンピュータへ送信される送信信号が予め定めた判定条件を満たすか否かに基づいて信頼できるか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、前記請求項1に記載の遊技機検査システムにおいて、前記検査信号判定手段は、遊技機用コンピュータから検査装置へ送信される送信信号が予め定めた判定条件を満たすか否かに基づいて信頼できるか否かを判定することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、前記請求項1に記載の遊技機検査システムにおいて、前記検査信号判定手段は、検査装置から遊技機用コンピュータへ送信される検査コマンド信号が予め定めた第1判定条件を満たし、該検査コマンドを受信した遊技機用コンピュータから検査装置へ送信される検査レスポンス信号が予め定めた第2判定条件を満たすことで、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できると判定することを特徴とする。
請求項1に係る遊技機検査システムによれば、前記遊技機は、検査装置と遊技機用コンピュータとの間で交わされる検査信号を取得可能な検査信号取得手段と、前記検査信号取得手段により取得した検査信号に基づいて、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できるか否かを判定する検査信号判定手段と、前記検査信号判定手段の判定結果を報知する判定結果報知手段と、を備え、前記検査信号判定手段は、遊技制御装置を構成する電気・電子部品であって、遊技機用コンピュータと通信を実行する電気・電子部品と一体に設けるので、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できるかを検査信号判定手段の機能によって判定できることに加え、この検査信号判定手段が一体に設けられた電気・電子部品が不正な遊技機用コンピュータを含む不正部品に交換された場合には、判定結果報知手段による適正な判定結果の報知が行われないことで、遊技制御装置に対する不正改竄を知ることができる。
請求項2に係る遊技機検査システムによれば、前記検査信号判定手段は、検査装置から遊技機用コンピュータへ送信される送信信号が予め定めた判定条件を満たすか否かに基づいて信頼できるか否かを判定するので、検査装置が不正であることに起因して遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できないことを検査信号判定手段により判定できる。
請求項3に係る遊技機検査システムによれば、前記検査信号判定手段は、遊技機用コンピュータから検査装置へ送信される送信信号が予め定めた判定条件を満たすか否かに基づいて信頼できるか否かを判定するので、遊技機用ワンチップCPUが不正であることに起因して遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できないことを検査信号判定手段により判定できる。
請求項4に係る遊技機検査システムによれば、 前記検査信号判定手段は、検査装置から遊技機用コンピュータへ送信される検査コマンド信号が予め定めた第1判定条件を満たし、該検査コマンドを受信した遊技機用コンピュータから検査装置へ送信される検査レスポンス信号が予め定めた第2判定条件を満たすことで、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できると判定するので、検査装置もしくは遊技機用ワンチップCPUの一方が不正である場合も、検査装置および遊技機用ワンチップCPUの両方が不正である場合も、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できないことを検査信号判定手段により厳格に判定できる。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、遊技機検査システムの全体構成を示すもので、遊技機1の遊技機制御基板2に検査装置3を接続して、遊技機制御基板2の主たる制御を司る遊技機用コンピュータ(ROM,RAM,CPUを集約してワンチップIC化した遊技機用ワンチップCPU)に付与されたID(固有識別情報)による検査を行う。なお、検査結果の報知に際しては、検査装置3の表示画面にて文字等を表示したり、青ランプや赤ランプの点灯・点滅で表示したり、スピーカから音声出力したり、その他、公知既存の如何様な報知手法を用いても構わない。
図2は、遊技機1が備える遊技機制御装置20の分解斜視図で、透明樹脂を成型した第1収納部材2aと第2収納部材2bとにより形成される収納ケース内に遊技機制御基板2を収納することで、遊技機制御装置20が構成される。なお、第1,第2収納部材2a,2bから視認できる遊技機制御基板2には、各種の電気・電子部品が実装されているが、図2においては、遊技の主たる制御を司る遊技機用ワンチップCPU21、該遊技機用ワンチップCPU21と検査装置3との通信を中継する検査端子22、複数の入出力用チャンネルを備える集積回路構成のI/Oポート23、各種センサや各種装置等の信号線を接続するコネクタ部24のみを示した。
また、第1,第2収納部材2a,2bにより遊技機制御基板2が収納された際には、少なくとも、検査端子22とコネクタ部24がケース外に露出することで、遊技制御装置20の外部と結線できるようになる。更に、第1収納部材2aと第2収納部材2bとを固定する際には、容易に再分離出来ない固定構造を採用することが望ましく、再分離した場合には、第1収納部材2aと第2収納部材2bとを分離した痕跡を残すことで、遊技機制御基板2に対する改竄の有無の目安となるようにしても良い。
図3は、遊技機1の内部構成を示すもので、遊技機制御基板2に実装された遊技機用ワンチップCPU21は、検査端子22を介して上記検査装置3との通信を行うと共に、I/Oポート23が備えるAチャンネル23a,Bチャンネル23b,Cチャンネル23c,Dチャンネル23d…等の複数の入出力チャンネルと接続されており、これらA〜Dチャンネル23a〜23dは、遊技機1に設けられたセンサ4(ON/OFFの2状態を信号レベルにより表す各種スイッチや検出器など)、表示装置に対する制御を行う表示制御装置5、遊技媒体(パチンコ球やメダル)を排出する遊技媒体排出装置を制御する排出制御装置6、スピーカからの効果音出力や各種表示ランプの発光制御等による演出制御を行う演出制御装置7などに接続されている。
遊技機用ワンチップCPU21と検査端子22を介して接続される検査装置3は、非公開の通信プロトコルにより遊技機用ワンチップCPU21と通信を行い、この遊技機用ワンチップCPU21に付与されたID(固有の識別情報)を手掛かりに真贋を判定する。本実施形態における遊技機用ワンチップCPU21の適正判定は、検査装置3から所定の検査コマンドが遊技機用ワンチップCPU21に送信され、この検査コマンドを受けた遊技機用ワンチップCPU21が該コマンドに対する所定の検査レスポンスを検査装置3へ送信し、この検査レスポンスを受信した検査装置3が検査レスポンスに基づいて遊技機用ワンチップCPU21の適否を判定するものとした。なお、検査装置3の取り扱いは、警察官のように不正を行わないことが明らかな者にしか認めないものとし、検査装置3が分解、解析されたり、検査装置3と遊技機用ワンチップCPU21との通信が解析されたりすることを防止し、検査コマンドと検査レスポンスの秘匿性が保たれるようにする。
しかして、前記I/Oポート23の内部には、複数のチャンネル23a〜23dとは独立した検査信号判定手段25を設け、遊技機用ワンチップCPU21と検査端子22とを接続する信号線を分岐させることで検査装置3と遊技機用ワンチップCPU21との間で交わされる検査信号を取得可能な検査信号取得手段としての検査信号取得ラインL1を形成し、この検査信号取得ラインL1を介して検査信号が検査信号判定手段25へ供給されるものとした。この検査信号判定手段25は、検査信号に基づいて遊技機用ワンチップCPU21の適正検査が信頼できるか否かを判定するもので、その結果は、判定結果出力ラインL2を介して判定結果報知用のLED26へ出力され、該LED26の点灯状態から検査信号判定手段25の判定結果を視認できるようにした。
なお、I/Oポート23の内部に設けた検査信号判定手段25は、検査装置3から遊技機用ワンチップCPU21への検査コマンドと、遊技機用ワンチップCPU21から検査装置3への検査レスポンスとを読み込むだけであり、検査装置3や遊技機用ワンチップCPU21へ何ら信号出力するものではないので、検査装置3と遊技機用ワンチップCPU21との間で交わされる信号に何ら影響を与えることはなく、検査装置3を用いた従来の遊技機用ワンチップCPU21の検査方法を変更する必要はないという利点がある。しかも、検査信号判定手段25は、I/Oポート23内部の何れのチャンネルからも独立しているので、この検査信号判定手段25の動作が遊技制御動作に影響を与えることはなく、遊技中であっても検査信号判定手段25による適否判定を行うことが可能である。
また、本実施形態においては、検査信号判定手段25の判定結果を報知する判定結果報知手段として、判定結果出力ラインL2とLED26を用いて視覚的報知を行うものとしたが、これに限らず、公知既存の報知手法を適宜採用して構わない。例えば、遊技機制御基板2上に設けたスピーカや電子ブザーを鳴らして聴覚的に報知しても良い。
次に、検査信号判定手段25による判定動作の具体例を説明する。図4のフローチャートは、検査信号判定手段25が行う判定動作処理の第1構成例を示す。
遊技機の電源投入やリセット操作等に基づいて、検査信号判定手段25による判定動作が開始されると、先ず、LED26の表示出力をクリアし(ステップS11)、検査信号取得ラインL1の信号を監視し、検査装置3から遊技機用ワンチップCPU21への検査コマンドを受信したか否かを判定する(ステップS12)。検査コマンドを受信したと判定されると、受信した検査コマンドが適正コマンドを意味する“01h”であるか否かを判定する(ステップS13)。
なお、検査装置3による遊技機用ワンチップCPU21の検査に際しては、図5に示すように、最初に検査装置3から遊技機用ワンチップCPU21へ適正な検査コマンド01hが送信される第1判定条件が達成され、この適正な検査コマンド01hを受信した遊技機用ワンチップCPU21から検査装置3へ適正な検査レスポンス02hが所定時間以内に返信される第2判定条件が達成されれば、遊技機検査の結果は正常となる(図5(a)を参照)。これに対して、検査装置3から適正な検査コマンド01hが遊技機用ワンチップCPU21へ送信されない場合は元より、遊技機用ワンチップCPU21から検査装置3へ異常な検査レスポンス03hが送信された場合(図5(b)を参照)も、遊技機検査の結果は異常となる。そして、検査信号判定手段25による判定動作も、検査装置3と遊技機用ワンチップCPU21との検査条件に沿って行う。
上記ステップS13において、受信した検査コマンドが“01h”に該当していなければ、再びステップS12へ戻り、検査コマンドの受信を監視する。このように、検査装置3が適正な検査コマンドを送信しない不正な装置である場合には、LED26の表示がクリアされたままであることから、検査装置3による遊技機用ワンチップCPU21の適正検査が信頼できないと判定したことになる。
一方、上記ステップS13において、受信したコマンドが“01h”に該当していると判定された場合には、適正な検査コマンド01hを受信した遊技機用ワンチップCPU21から検査装置3へ検査レスポンスが返信されるのに必要十分な時間を計時するレスポンス監視タイマをセットし(ステップS14)、遊技機用ワンチップCPU21から検査装置3へ送信された検査レスポンスを受信したか否かを判定する(ステップS15)。
上記ステップS15において、検査レスポンスを受信していないと判定された場合には、ステップS14にてセットしたレスポンス監視タイマがタイムアップしたか否かを判定し(ステップS16)、未だレスポンス監視タイマがタイムアップしていなければ、ステップS15に戻って検査レスポンスの受信監視を続ける。
そして、上記ステップS16にて、検査レスポンスの受信を確認できないままレスポンス監視タイマがタイムアップしたと判定された場合には、再びステップS12へ戻り、検査コマンドの受信を監視する。このように、遊技機用ワンチップCPU21から所定時間以内に検査レスポンス信号が検査装置3へ送信されない場合には、LED26の表示がクリアされたままであることから、検査装置3による遊技機用ワンチップCPU21の適正検査が信頼できないと判定したことになる。
また、上記ステップS15において検査レスポンスを受信したと判定された場合には、その検査レスポンスが適正なレスポンスを意味する“02h”であるか否かを判定し(ステップS17)、検査レスポンスが“02h”に該当していないと判定した場合には、再びステップS12へ戻り、検査コマンドの受信を監視する。このように、遊技機用ワンチップCPU21から適正な検査レスポンス信号02hが検査装置3へ送信されない場合には、LED26の表示がクリアされたままであることから、検査装置3による遊技機用ワンチップCPU21の適正検査が信頼できないと判定したことになる。
一方、上記ステップS17において、受信した検査レスポンスが“02h”であると判定された場合には、判定結果出力ラインL2を介して表示信号を出力し、LED26を正常表示(例えば点灯状態)にする(ステップS18)。このように、本実施形態に係る遊技機1における検査信号判定手段は、検査コマンドと検査レスポンスの適正な組合せを評価し、それが正しい組合せである場合に限って、遊技機検査が信頼できるという判定結果を出力するので、検査装置もしくは遊技機用ワンチップCPUのどちらか一方が不適正な場合でも厳格に信頼性を判定できるのである。
さらに、検査装置3が送信する検査コマンドと遊技機用ワンチップCPU21が送信する検査レスポンスは、上述した如く非公開のプロトコルであるので、そのような特定の組合せの通信に対する信頼性を適切に評価し、その結果をLED26にて表示できる検査信号判定手段25を製造することができるのは、遊技機用ワンチップCPU21の製造メーカーに限られることから、この適正な検査信号判定手段25を一体に備えるI/Oポート23は、遊技機用ワンチップCPU21の製造メーカーと同一メーカーが製造したものと判定できる。
すなわち、検査装置3による遊技機用ワンチップCPU21の検査に対する検査信号判定手段25の判定状況から、検査信号判定手段25自体の適否を判断することも可能なのである。
図6に基づいて、より具体的に説明すると、遊技機制御基板2のI/Oポートを不正I/Oポート23′に換装すると共に、正規の遊技機用ワンチップCPU21から不正I/Oポート23′への接続ラインを断つ改竄が行われた場合、I/Oポート23′内の不正ワンチップCPU21′により実際の遊技機制御が行われる違法な改造機となるが、検査端子22を介して接続した検査装置3によるCPU検査においては、正規品の遊技機用ワンチップCPU21から適正なレスポンスが得られるため、検査装置3での検査結果は正常となってしまうのに対して、不正I/Oポート23′には検査信号判定手段25が設けられていないことから、LED26には適正な判定結果が表示されず、I/Oポートが正規品ではないこと、すなわち、遊技機制御基板2に対して不正改竄が施されていることを知ることができる。
また、不正I/Oポート23′内にダミーの検査信号判定手段を設け、検査信号取得ラインL1から検査信号らしき電位変化を検出した場合にLED26を点灯させるような不正改竄が行われることも予想される。しかしながら、遊技機用ワンチップCPU21の製造メーカーでなければ、検査信号の適否を判定できないので、検査装置3から意図的に異常な検査コマンドを送信した場合に、LED26が点灯表示(正常判定出力)したような場合、検査信号判定手段25自体が改竄されていることを明確に判定できる。
このように、検査信号判定手段25をI/Oポート23に設けておけば、検査信号判定手段25の機能によって、検査装置3を用いた遊技機用ワンチップCPU21の適正検査が信頼できるかを判定できることに加え、この検査信号判定手段25が一体に設けられた電気・電子部品であるI/Oポート23が不正部品に交換された場合には、LED26による適正な判定結果の報知が行われないことで、遊技制御装置20に対する不正改竄を知ることができる。
なお、検査信号判定手段25を設ける電気・電子部品はI/Oポート23に限定されるものではなく、例えば、シリアル通信インターフェースやトランジスタアレイであっても良い。但し、それらの部品の機能と独立して検査信号判定手段が機能するようにしておくことが望ましい。また、検査信号判定手段25は検査信号を監視するのみであって、何ら信号を出力するものではないし、検査信号を取得する検査信号取得線L1の分岐数を増やしても検査装置3と遊技機用ワンチップCPU21との間で交わされる信号に影響はないので、複数の電気・電子部品に夫々検査信号判定手段25を設け、各部品の検査信号判定手段25が個別に判定動作を行う構成としても良い。
なお、上述した検査信号判定手段25が行う判定動作処理の第1構成例においては、検査装置3と遊技機用ワンチップCPU21との間で行われる検査に準じた第1判定条件と第2判定条件の2つが達成されたときに遊技機検査が信頼できると判定するものとしたが、検査信号判定手段25による判定動作は、より簡易なものであっても構わない。
例えば、検査信号判定手段25が判定する検査信号を検査コマンドだけとした処理(検査信号判定手段25が行う判定動作処理の第2構成例)を、図7のフローチャートに基づいて説明する。
遊技機の電源投入やリセット操作等に基づいて、検査信号判定手段25による判定動作が開始されると、先ず、LED26の表示出力をクリアし(ステップS21)、検査信号取得ラインL1の信号を監視しつつ検査装置3から遊技機用ワンチップCPU21への検査コマンドの受信を待つ。検査信号取得ラインL1から検査コマンドを受信すると(ステップS22)、受信した検査コマンドが適正コマンドを意味する“01h”であるか否かを判定する(ステップS23)。
上記ステップS23において検査コマンドが“01h”に該当していないと判定した場合には、再びステップS22へ戻り、検査コマンドの受信を監視する。このように、検査装置3から遊技機用ワンチップCPU21へ適正な検査コマンド信号01hが送信されない場合には、LED26の表示がクリアされたままであることから、検査装置3による遊技機用ワンチップCPU21の適正検査が信頼できないと判定したことになる。
一方、上記ステップS23において、受信した検査コマンドが“01h”であると判定された場合には、判定結果出力ラインL2を介して表示信号を出力し、LED26を正常表示(例えば点灯状態)にする(ステップS24)。このように、本構成例の検査信号判定手段25は、検査信号取得ラインL1を介して受信した検査コマンドを適正な検査コマンドと比較し、適正な検査コマンドと一致した場合に限って、遊技機検査が信頼できるという判定結果を出力する。
なお、遊技機用ワンチップCPU21の検査プロトコルから逸脱した検査コマンドが検査装置3から入力された場合、遊技機用ワンチップCPU21は、異常な検査コマンドの受信に対して、何らレスポンスをしないか、或いは、正常な通信ではない旨のレスポンスをすることになるが、本構成例のような判定動作処理を検査信号判定手段25が行う場合は、検査コマンドのみを判断の根拠としているので、遊技機用ワンチップCPU21のレスポンス動作に影響されることはなく、どちらのレスポンスの場合にも対応できるという利点がある。また、遊技機用ワンチップCPU21の検査プロトコルと検査信号判定手段25が正常判定する検査コマンドには何ら相関のないものとなるため、遊技機用ワンチップCPU21の検査の秘匿性に何ら影響を与えるものではないという利点がある。
次に、検査信号判定手段25が判定する検査信号を検査レスポンスだけとした処理(検査信号判定手段25が行う判定動作処理の第3構成例)を、図8のフローチャートに基づいて説明する。
遊技機の電源投入やリセット操作等に基づいて、検査信号判定手段25による判定動作が開始されると、先ず、LED26の表示出力をクリアし(ステップS31)、検査信号取得ラインL1の信号を監視しつつ遊技機用ワンチップCPU21から検査装置3への検査レスポンスの受信を待つ。検査信号取得ラインL1から検査レスポンスを受信すると(ステップS32)、受信した検査レスポンスが適正なレスポンスを意味する“02h”であるか否かを判定する(ステップS33)。
上記ステップS33において検査レスポンスが“02h”に該当していないと判定した場合には、再びステップS32へ戻り、検査レスポンスの受信を監視する。このように、検査装置3から遊技機用ワンチップCPU21へ適正な検査レスポンス信号02hが送信されない場合には、LED26の表示がクリアされたままであることから、検査装置3による遊技機用ワンチップCPU21の適正検査が信頼できないと判定したことになる。
一方、上記ステップS33において、受信した検査レスポンスが“02h”であると判定された場合には、判定結果出力ラインL2を介して表示信号を出力し、LED26を正常表示(例えば点灯状態)にする(ステップS34)。このように、本構成例の検査信号判定手段25は、検査信号取得ラインL1を介して受信した検査レスポンスを適正な検査レスポンスと比較し、適正な検査レスポンスと一致した場合に限って、遊技機検査が信頼できるという判定結果を出力する。
本構成例のような判定動作処理を検査信号判定手段25が行う場合は、検査レスポンスのみを判断の根拠としているので、検査コマンドにかかわらず、遊技機用ワンチップCPU21が所定の検査レスポンスをしたか否かのみで、CPU検査が信頼できるか否かを判定できる。
なお、遊技機用ワンチップCPU21の検査プロトコルから逸脱した検査コマンドが検査装置3から入力された場合に、遊技機用ワンチップCPU21が、異常な検査コマンドの受信に対して、正常な通信ではない旨のレスポンス(例えば、04h)を行うよう設定された遊技機検査システムにおいて、検査信号判定手段25が、検査レスポンスに対して“02h”との一致および“04h”との一致を識別判定できるものとし、検査レスポンスが“02h”と一致した場合には緑色ランプを点灯させ、検査レスポンスが“04h”と一致した場合には黄色ランプを点灯させ、検査レスポンスが“02h”とも“04h”とも一致しなかった場合には赤色ランプを点灯させるように設定しておくと、緑色ランプ点灯により検査装置3と遊技機用ワンチップCPU21の両方が正常であると報知でき、黄色ランプ点灯により遊技機用ワンチップCPU21は適正であるが検査装置3が不正であると報知でき、赤色ランプ点灯により少なくとも遊技機用ワンチップCPU21が不正であることを報知できる。
以上、本発明に係る遊技機検査システムの実施形態を添付図面に基づいて詳述したが、本発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の構成を変更しない限り、種々の等価技術を採用して実現することが可能である。
例えば、上述した検査信号判定手段25は、判定開始に伴ってLED26を一旦クリアすることで、判定結果が適正の場合はLEDを点灯させ、不正の場合はLEDを消灯のままとすることで、2つの判定結果を各々別の表示態様に対応させるものとしたが、これに限らず、検査信号の判定時に点灯状態であったLEDを適正判定に伴って消灯させ、検査信号の判定時に消灯状態であったLEDを適正判定に伴って点灯させるように、判定結果が適正であった場合には表示態様を他方に変更させる表示方式を採用しても良い。
本発明に係る遊技機検査システムの概略構成図である。 遊技機が備える遊技制御装置の分解斜視図である。 遊技機検査に関連する遊技機(適正)の概略構成図である。 検査信号判定手段が行う処理(第1構成例)を示すフローチャートである。 (a)は正常と判定される検査装置とCPU間の通信例であり、(b)は異常と判定される検査装置とCPU間の通信例である。 遊技機検査に関連する遊技機(不正)の概略構成図である。表示制御装置へのコマンド送信による接続状態判定処理を示すフローチャートである。 検査信号判定手段が行う処理(第2構成例)を示すフローチャートである。 検査信号判定手段が行う処理(第3構成例)を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機
2 遊技機制御基板
21 遊技機用ワンチップCPU
22 検査端子
23 I/Oポート
25 検査信号判定手段
26 LED
L1 検査信号取得ライン
L2 判定結果出力ライン
3 検査装置

Claims (4)

  1. 外部との通信機能を有すると共に検査信号による適正検査が可能な遊技機用コンピュータを備える遊技制御装置により制御される遊技機と、該遊技機の遊技機用コンピュータと通信を行って遊技機用コンピュータの適否を検査する検査装置と、からなる遊技機検査システムにおいて、
    前記遊技機は、
    検査装置と遊技機用コンピュータとの間で交わされる検査信号を取得可能な検査信号取得手段と、
    前記検査信号取得手段により取得した検査信号に基づいて、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できるか否かを判定する検査信号判定手段と、
    前記検査信号判定手段の判定結果を報知する判定結果報知手段と、
    を備え、
    前記検査信号判定手段は、遊技制御装置を構成する電気・電子部品であって、遊技機用コンピュータと通信を実行する電気・電子部品と一体に設けることを特徴とする遊技機検査システム。
  2. 前記検査信号判定手段は、検査装置から遊技機用コンピュータへ送信される送信信号が予め定めた判定条件を満たすか否かに基づいて信頼できるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機検査システム。
  3. 前記検査信号判定手段は、遊技機用コンピュータから検査装置へ送信される送信信号が予め定めた判定条件を満たすか否かに基づいて信頼できるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機検査システム。
  4. 前記検査信号判定手段は、検査装置から遊技機用コンピュータへ送信される検査コマンド信号が予め定めた第1判定条件を満たし、該検査コマンドを受信した遊技機用コンピュータから検査装置へ送信される検査レスポンス信号が予め定めた第2判定条件を満たすことで、遊技機用コンピュータの適正検査が信頼できると判定することを特徴とする請求項1に記載の遊技機検査システム。
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